JPH0744289Y2 - バケツ - Google Patents

バケツ

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Publication number
JPH0744289Y2
JPH0744289Y2 JP1993011619U JP1161993U JPH0744289Y2 JP H0744289 Y2 JPH0744289 Y2 JP H0744289Y2 JP 1993011619 U JP1993011619 U JP 1993011619U JP 1161993 U JP1161993 U JP 1161993U JP H0744289 Y2 JPH0744289 Y2 JP H0744289Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
handle
bucket
hose holder
holder
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1993011619U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0668652U (ja
Inventor
照夫 朝日
Original Assignee
有限会社アサヒ化成
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Filing date
Publication date
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Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ホースを保持すること
が可能なバケツに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホースの先端をバケツの内側に入
れ、その状態でホースを保持するためのバケツとしては
次のようなバケツが提案されている。すなわち、このバ
ケツはバケツ本体の上端外周のフランジの一部から水平
方向に延びる支持板が設けられ、支持板に対しホースホ
ルダーが水平面上において回動自在に支持されたホース
ホルダーが設けられたものである。そして、ホースホル
ダーをバケツ本体の内側へ往復回動することによりバケ
ツ本体の内側に突出したり、支持板上に復帰できるよう
になっている。このホースホルダーはその先端にはホー
スが挿入可能な径を有するリングが設けられ、ホースホ
ルダーをバケツ本体の内側に突出させた状態でホースホ
ルダーのリングにホースを挿通させ、ホースをリングに
保持させるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来の技術
ではホースホルダーが支持する支持板上に設けられてい
たため、たとえば、不使用時にバケツを上下反転して片
付ける場合にこのホースホルダーの上下方向に設けられ
た回動軸端部が載置した地面等に何度も当たって破損し
てしまうという問題点があった。
【0004】また、従来のバケツを積層するとホースホ
ルダーの厚さが邪魔になり、左右前後に傾かず積層する
ことができないという問題点があった。そこで、本考案
の目的はホースホルダーが破損しにくく左右前後に傾か
ず何層にも積層することができるバケツの提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、バケツ本体と同バケツ本体に対して少な
くともバケツ本体の上部縁に近接した位置まで揺動可能
に設けられた把手を備えたバケツにおいて、前記把手
はホースホルダーをバケツ本体に向かって進退可能に設
ホースホルダーの先端にホース保持部を設けたバケ
ツをその要旨とする。
【0006】
【作用】このように構成された本考案は、使用時には把
手をバケツ本体の上部縁に対して近接配置し、この状態
でホースホルダーを把手からバケツ本体の内側へ進出配
置する。この状態でホースホルダーの先端のホース保持
部にてホースを保持する。不使用時にはホースホルダー
をバケツ本体の内側から退出させる。
【0007】
【実施例】以下、本考案を具体化した第一実施例を図1
〜図9に従って説明する。図1に示すように、バケツJ
はいずれも合成樹脂製のバケツ本体1と把手2と同把手
2に取り付けられたホースホルダー3から構成される。
【0008】前記バケツ本体1はその上端縁に肉薄リン
グ状のフランジ4が設けられている。このフランジ4の
一部にはさらに外周方向へ延びる爪5が設けられてい
る。この爪5はフランジ4より若干肉薄となるように設
けられている。一方、この爪5とは反対の位置にあるバ
ケツ本体1の上端縁寄りに水が流れ出易いように流水口
6が設けられている。
【0009】把手2は半円弧状に形成され、弾性変形可
能となっている。把手2の両端は流水口6と爪5を略2
等分する位置のバケツ本体1上端のフランジ4のすぐ下
に揺動可能に取り付けられている。すなわち、この把手
2の両端内側面には図2に示すように、頭部8が軸部9
より大きい径を有する先割れピン7が設けられている。
また、図3に示すように、バケツ本体1のフランジ4の
下部において前記把手2の両端が取り付けられる位置に
はフランジ4の先端から下に伸びる断面コ字状の軸受壁
10が形成されている。この軸受壁10の正面側には支
持孔11が形成されている。図5に示すように、この支
持孔11に対して先割れピン7が嵌合されることによ
り、把手2は両先割れピン7を軸として揺動可能となっ
ている。
【0010】図1に示すように把手2をフランジ4の下
に位置させた状態においては、図4に示すように爪5の
先端5aは把手2の厚さの略中程まで突出されている。
従って、把手2が爪5の先端5aを容易に越えて上へ回
動することを防止するようになっている。
【0011】そして、有弾性の把手2はその径方向の外
方向(図4の矢印A方向)に引っ張られることにより変
形され前記爪5の先端5aを乗り越えることができるよ
うになっている。
【0012】また、図3に示すように、前記軸受壁10
の両側方には一対の係止側壁19が形成され、その下端
には外方向に延びる係止段部12が設けられている。一
方の係止段部12にて、図1に示すようにフランジ4に
沿わせた把手2の側面が係止され、それ以上把手2が下
方へ回動するのを防ぐようになっている。また、把手2
を図1に示す位置に対して180°回動した状態でも同
様に他方の係止段部12に把手2が当接しそれ以上把手
2が下方向へ回動するのを防ぐようになっている。
【0013】図1に示すように、把手2の一方の先割れ
ピン7寄りの位置にホースホルダー3が設けられてい
る。このホースホルダー3は先端にホースを挿入するこ
とができる径を有するホース保持部としてのリング13
とアーム15から構成される。
【0014】図2に示すように、前記リング13の内周
面には軸芯方向に沿って突条部18が設けられている。
この突条部18はリング13径と略同一径を有するホー
スを挿入すると、ホースの径方向にホースを圧縮し、ホ
ースをリング13に保持するサポートをするようになっ
ている。
【0015】図2に示すように、把手2の一端側内側面
において先割れピン7寄りの位置には嵌合溝14が把手
2の幅方向に設けられている。この嵌合溝14はホース
ホルダー3のアーム15が嵌合するように形成されてい
る。また、この嵌合溝14の折り畳み側端部の両内側面
はリング13の一部が嵌合するように末広がりになって
いる。嵌合溝14の反折り畳み側端部の両内側には軸部
14aが突出され、この軸部14aがホースホルダー3
の基端両側に嵌入されることにより回動可能に支持さて
いる。
【0016】また、図6に示すように、ホースホルダー
3にはそのリング13と反対側の先端頂上にR部16と
基端面17が設けられている。図2の実線で示す位置に
ホースホルダー3を移動した状態では、図6に示すよう
に、基端面17が嵌合溝14の底面に当接されそれ以上
上へは回動不能となる。一方、図2の二点鎖線で示す折
り畳んだ状態では一側面が嵌合溝14の底面と当接され
る。従って、ホースホルダー3は図2の実線と二点鎖線
で示す間において、すなわち、図6に示すホースホルダ
ー3の位置から図8を経て図7に示す位置まで、往復回
動可能となっている。
【0017】また、ホースホルダー3を図2の実線で示
すように突出した状態で図1に示すように把手2をフラ
ンジ4の下に位置させた状態にした場合、図6に示すよ
うにホースホルダー3のアーム15の底面はフランジ4
の上面に当接する位置に来るように設けられている。従
って、ホースホルダー3がフランジ4の上面に当接する
ので把手2はそれ以上下へ回動することはない。
【0018】次に、上記のように設けたバケツJの作用
について説明する。バケツJの把手2は先割れピン7を
軸として回動可能である。すなわち、バケツJを持ち上
げる場合、把手2を回動して垂直にして、把手2を握っ
て持ち上げる。
【0019】また、ホースをホースホルダー3に挿入し
て水をバケツJ内に入れる場合、まず、把手2を回動し
て略垂直に立てる。そして、ホースホルダー3を把手2
の嵌合溝14から回動して取り出し、図2の実線に示す
位置に移動する。この状態ではホースホルダー3の基端
面17が嵌合溝14の底面に当接しそれ以上上へは回動
しない。次に、図1、4に示すように把手2を回動して
フランジ4の爪5の下に位置した状態にする。この状態
では、図4の実線で示すように爪5が把手2の上に位置
することになる。従って、容易に把手2が爪5を乗り越
えることはない。また、前記係止段部12に把手2が係
止され、さらにホースホルダー3のアーム15の底面が
フランジ4の上面に当接するため、把手2が水平位置よ
り下へ回動することはない。なお、ホースホルダー3を
嵌合溝14から引き出す場合、図8に示す途中の位置ま
で出して把手2をフランジ4の下方位置まで移動すれ
ば、ホースホルダー3がフランジ4に当接することによ
り上方へ回動されるため、ホースホルダー3を自動的に
図6の位置まで位置させることができる。
【0020】次に、ホースをホースホルダー3に挿入す
る場合、突条部18がホースをその径方向に押すことに
より、ホースは確実にホースホルダー3に保持される。
そして、水をホースを通した場合、ホースの先端からバ
ケツJ内に水が流れ出る勢いによってホース自身は水の
流れ出る方向とは逆方向に反力が働いて移動しようとす
る。一方、ホースは確実にホースホルダー3に保持され
ているので、ホースホルダー3を介して把手2が水の流
れ出る方向とは逆方向、すなわち、把手2は上方向へ回
動しようとする。しかし、前記爪5により把手2は回動
することはない。
【0021】バケツJを積層する場合は把手2を略垂直
に立てる。そして、ホースホルダー3を把手2に設けた
嵌合溝14内に折り畳む。すなわち、図2の二点鎖線に
示す位置にする。この状態で図1、4に示すように把手
2を回動してフランジ4の爪5の下に入れた状態にして
何層にも積層することができる。
【0022】このように本実施例のバケツJによれば、
ホースをバケツJに固定した状態で水をバケツJ内に流
し入れても、ホースホルダー3のリング13に設けた突
条部18によりホースはしっかりと保持されるので、容
易にホースがバケツJから外れるということはない。
【0023】また、たとえ水の流れ出る勢いが強くて
も、ホースの水の流れ出る方向とは逆方向に移動しよう
という反力は、ホースホルダー3を介して把手2を回動
しようとするが把手2は爪5に係止されているので、ホ
ースはしっかりと保持される。
【0024】また、バケツJを使わない場合には、ホー
スホルダー3を把手2の嵌合溝14に嵌め込んでおける
ので場所を取らずに片づけることができる。また、ホー
スホルダー3を嵌合溝14に嵌め込んだ状態ではホース
ホルダー3が突出していない。従って、たとえバケツJ
を何かにあててしまってもホースホルダー3に直接当た
る可能性が従来とは異なって少ないので容易にホースホ
ルダー3が壊れることはない。
【0025】また、ホースホルダー3を嵌合溝14に嵌
め込んだ状態で何層にも積層できるので、従来例とは異
なりバケツJを何層積んでも左右前後に傾斜することは
ない。
【0026】なお、この考案は前記実施例に限定される
ものではなく、たとえば、ホースホルダー3を反畳み込
み状態、すなわち、図2の実線で示す位置に配置した状
態で、把手2を図1に示す位置に対して180度回動し
た状態でも本考案のバケツJを利用することができる。
すなわち、この場合には、図9に示すように、ホースホ
ルダー3のリング2は上に立った状態となる。この状態
でリング2にホースを挿入保持させることができる。
【0027】また、この本考案の趣旨から逸脱しない範
囲で任意に変更してもよく、例えば、図10に示すよう
に、把手2に雑巾掛け用ブラケット20を設けてもよ
い。
【0028】
【考案の効果】以上詳述したように、この考案のバケツ
によれば、ホースホルダーは破損しにくく、バケツを重
ねた場合、左右前後に傾かず何層にも積層することがで
きる。又、把手をバケツ本体に対してその揺動位置を変
更することにより、ホースホルダーのバケツ本体に対す
る相対位置が変更でき、従って、ホースのバケツ本体に
対する取付け位置を変更することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例のバケツの斜視図である。
【図2】本考案の実施例の把手の部分斜視図である。
【図3】本考案の実施例の保持壁の部分斜視図である。
【図4】本考案の実施例の爪と把手の断面図である。
【図5】本考案の実施例の保持壁の断面図である。
【図6】本考案の実施例のホースホルダーの断面図であ
る。
【図7】本考案の実施例のホースホルダーの断面図であ
る。
【図8】本考案の実施例のホースホルダーの断面図であ
る。
【図9】本考案の実施例のホースホルダーの断面図であ
る。
【図10】本考案の別の実施例のバケツの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…バケツ本体、2…把手、3…ホースホルダー、13
…ホース保持部としてのリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バケツ本体(1)と同バケツ本体(1)
    に対して少なくともバケツ本体(1)の上部縁に近接し
    た位置まで揺動可能に設けられた把手(2)を備えたバ
    ケツにおいて、 前記把手(2)にはホースホルダー(3)をバケツ本体
    (1)に向かって進退可能に設け、ホースホルダー
    (3)の先端にホース保持部(13)を設けたことを特
    徴とするバケツ。
JP1993011619U 1993-03-16 1993-03-16 バケツ Expired - Lifetime JPH0744289Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993011619U JPH0744289Y2 (ja) 1993-03-16 1993-03-16 バケツ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993011619U JPH0744289Y2 (ja) 1993-03-16 1993-03-16 バケツ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0668652U JPH0668652U (ja) 1994-09-27
JPH0744289Y2 true JPH0744289Y2 (ja) 1995-10-11

Family

ID=11782944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993011619U Expired - Lifetime JPH0744289Y2 (ja) 1993-03-16 1993-03-16 バケツ

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0278154U (ja) * 1988-12-07 1990-06-15

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JPH0668652U (ja) 1994-09-27

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