JP2001020147A - 補強用メッシュ織物および材料補強方法 - Google Patents
補強用メッシュ織物および材料補強方法Info
- Publication number
- JP2001020147A JP2001020147A JP11187966A JP18796699A JP2001020147A JP 2001020147 A JP2001020147 A JP 2001020147A JP 11187966 A JP11187966 A JP 11187966A JP 18796699 A JP18796699 A JP 18796699A JP 2001020147 A JP2001020147 A JP 2001020147A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber bundle
- reinforcing
- weft
- alkali
- mesh fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D15/00—Woven fabrics characterised by the material, structure or properties of the fibres, filaments, yarns, threads or other warp or weft elements used
- D03D15/20—Woven fabrics characterised by the material, structure or properties of the fibres, filaments, yarns, threads or other warp or weft elements used characterised by the material of the fibres or filaments constituting the yarns or threads
- D03D15/242—Woven fabrics characterised by the material, structure or properties of the fibres, filaments, yarns, threads or other warp or weft elements used characterised by the material of the fibres or filaments constituting the yarns or threads inorganic, e.g. basalt
- D03D15/247—Mineral
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D1/00—Woven fabrics designed to make specified articles
- D03D1/0035—Protective fabrics
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D15/00—Woven fabrics characterised by the material, structure or properties of the fibres, filaments, yarns, threads or other warp or weft elements used
- D03D15/20—Woven fabrics characterised by the material, structure or properties of the fibres, filaments, yarns, threads or other warp or weft elements used characterised by the material of the fibres or filaments constituting the yarns or threads
- D03D15/242—Woven fabrics characterised by the material, structure or properties of the fibres, filaments, yarns, threads or other warp or weft elements used characterised by the material of the fibres or filaments constituting the yarns or threads inorganic, e.g. basalt
- D03D15/267—Glass
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D15/00—Woven fabrics characterised by the material, structure or properties of the fibres, filaments, yarns, threads or other warp or weft elements used
- D03D15/60—Woven fabrics characterised by the material, structure or properties of the fibres, filaments, yarns, threads or other warp or weft elements used characterised by the warp or weft elements other than yarns or threads
- D03D15/68—Scaffolding threads, i.e. threads removed after weaving
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D9/00—Open-work fabrics
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D10—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B2505/00—Industrial
- D10B2505/02—Reinforcing materials; Prepregs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
したメッシュ織物により、水硬性無機質材料の耐火性と
耐衝撃性を強化する補強用メッシュ織物を提供する。 【解決手段】 縦糸は互いに平行な炭素繊維束および耐
アルカリ性有機繊維束から構成され、横糸は互いに平行
な炭素繊維束および耐アルカリ性有機繊維束から構成さ
れ、縦糸および横糸の交差部が目止めされている補強用
メッシュ織物。
Description
用として優れた特性を発揮する補強用メッシュ織物、お
よびこれを用いた材料補強方法に関し、特に石膏、コン
クリート、モルタルなどの水硬性無機材料の補強に用い
て優れた耐衝撃性と耐火性を発揮する補強用メッシュ織
物に関するものである。具体的には、建築物の壁の補
強、ブロック塀の補強、梁・天井の補強、床の補強等に
用いられる。
強する場合、炭素繊維を一方向に密に配置させた炭素繊
維シートや縦横に密に編み込んだ炭素繊維織物をエポキ
シ樹脂で張り付けることにより高い補強効果が得られ、
実際の耐震補強工事などに用いられている。しかし、コ
ンクリートやモルタルなどの水硬性無機材料の中に埋め
込み、鉄筋の代替として用いる場合には、これらの炭素
繊維シートや織物では繊維が密に配置されているため、
マトリックスである水硬性無機材料がうまく含浸できな
い。
うまく回り込み、繊維を包み込めるように、目の粗いメ
ッシュ状のものとする必要があり、炭素繊維によるメッ
シュ状織物が提案され、曲げ強度や耐火性に優れた水硬
性無機材料の製造法が提案されており、例えば縦糸およ
び横糸が扁平で実質的に撚りがない炭素繊維糸からなる
補強用メッシュ織物が提案されている(特開平7−24
3150号公報)が、炭素繊維は疎水性であり、水硬性
無機材料との接着性が悪いため、繊維単独で埋め込んだ
場合には、繊維の破断よりも剥離が先に起こり、炭素繊
維の持つ高強度、高弾性率を発現させることができなか
った。そこで、炭素繊維のメッシュ織物をエポキシ樹脂
や共重合ラテックスなどで被覆することで、水硬性無機
材料との接着性を改善する方法が提案されている(例え
ば、特公平4−55139号公報、特開昭63−111
045号公報等)。
物と水硬性無機材料との接着性を改善することで、曲げ
強度は改善された。しかし、耐衝撃性について検討した
結果、炭素繊維の剪断強度が低いため衝撃により水硬性
無機質の内部にひび割れが生じた場合、ひび割れ部に高
い剪断力が生じ、炭素繊維を容易に切断し、ひび割れを
伸展させてしまうため高い衝撃強度が得られないという
問題があった。
クリートやモルタルなどの水硬性無機材料を補強するメ
ッシュ織物であり、高い耐衝撃性と耐火性が得られる補
強用メッシュ織物、およびこれを用いた材料補強方法を
提供するものである。
を水硬性無機材料内に埋め込んだり、水硬性無機材料の
表面にエポキシ樹脂などで接着した場合、炭素繊維は剪
断に弱いので、衝撃によりひび割れが生じた際に、ひび
割れに沿って容易に切断されてしまう。そこで、剪断に
強い有機繊維と炭素繊維との混織にすることにより、有
機繊維の部分でひび割れの伸展が押さえられ、メッシュ
織物の強度を維持できることが判明した。よって、上記
の課題は、引張強度と耐火性に優れる炭素繊維束と、剪
断強度が高く、耐衝撃性に優れる有機繊維束とを併用す
ることで解決される。
である。 (1)縦糸は互いに平行な炭素繊維束および耐アルカリ
性有機繊維束から構成され、横糸は互いに平行な炭素繊
維束および耐アルカリ性有機繊維束から構成され、縦糸
および横糸の交差部が目止めされている補強用メッシュ
織物。 (2)横糸を構成する炭素繊維束および耐アルカリ性有
機繊維束はホットメルト繊維を含み、加熱処理によりホ
ットメルト繊維を溶融させ、メッシュの交差部を接着す
ることを特徴とする(1)に記載の補強用メッシュ織
物。 (3)縦糸を構成する炭素繊維束および耐アルカリ性有
機繊維束の比は1:5〜5:1であり、横糸を構成する
炭素繊維束および耐アルカリ性有機繊維束の比は1:5
〜5:1であることを特徴とする(1)または(2)に
記載の補強用メッシュ織物。 (4)耐アルカリ性有機繊維束がビニロン繊維束である
ことを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載の
補強用メッシュ織物。 (5)構造物あるいは構造物材料の表面に樹脂を塗布
し、次いで(1)乃至(4)のいずれかに記載の補強用
メッシュ織物を積層し、該メッシュ織物に前記樹脂を含
浸し、樹脂を硬化させることを特徴とする構造物あるい
は構造物材料の補強方法。 (6)(1)乃至(4)のいずれかに記載の補強用メッ
シュ織物を水硬性無機質材料に埋め込むことを特徴とす
る水硬性無機質材料の補強方法。
発明の補強用メッシュ織物の一例を示す模式図である。
縦糸は互いに平行な炭素繊維束1aおよび耐アルカリ性
有機繊維束1bから交互に構成され、同様に横糸は互い
に平行な炭素繊維束2aおよび耐アルカリ性有機繊維束
2bから交互に構成され、これら縦糸および横糸によっ
てメッシュが作られている。横糸にはホットメルト繊維
2cが織り込まれており、該ホットメルト繊維2cによ
って縦糸および横糸の交差部3が目止めされている。
例を示す模式図である。縦糸は互いに平行な炭素繊維束
1aおよび耐アルカリ性有機繊維束1bから炭素繊維束
・耐アルカリ性有機繊維束・耐アルカリ性有機繊維束の
順で構成され、同様に横糸は互いに平行な炭素繊維束2
aおよび耐アルカリ性有機繊維束2bから炭素繊維束・
耐アルカリ性有機繊維束・耐アルカリ性有機繊維束の順
で構成され、これら縦糸および横糸によってメッシュが
作られている。横糸にはホットメルト繊維2cが織り込
まれており、該ホットメルト繊維2cによって縦糸およ
び横糸の交差部3が目止めされている。
ある炭素繊維束について説明する。本発明の補強用メッ
シュ織物においては、補強繊維として炭素繊維束が用い
られている。炭素繊維は耐熱性、耐火性に優れ、吸水す
ることがなく、またアルカリに対しても侵されることは
ない。したがって、セメントに埋め込んで使用しても、
炭素繊維は劣化することはなく、長年補強効果を発揮す
ることができる。
が200〜800kgf/mm2 、引張弾性率が5〜9
0tf/mm2 のものが好ましい。炭素繊維束のフィラ
メント数が6,000〜48,000本、繊度が2,0
00〜30,000デニールであることが好ましい。炭
素繊維は例えばピッチ系、PAN系等制限されない。
炭素繊維束とともに耐アルカリ性有機繊維束が併用され
ている。耐アルカリ性有機繊維束としてはコンクリート
やモルタルに埋め込んでも長期間目的の性能を発揮し、
高い伸度でかつ高い剪断強度を有する有機繊維であれば
特に制限されず、例えば、ビニロン繊維、アクリル繊
維、ケブラー繊維等が好ましく、特にアクリル繊維、ビ
ニロン繊維は親水性であり、水硬性無機材料とのなじみ
が良く好ましい。耐アルカリ性有機繊維束としてはワリ
フに使用されるような割繊した繊維を使用することもで
きるが、通常はマルチフィラメント糸が用いられる。
織物の接着性を改善し、メッシュ織物自体が有する強度
・剛性を十分発揮することができる。耐アルカリ性有機
繊維束は、フィラメント数が200〜10,000本、
繊度が1,000〜20,000デニールである。
ルチフィラメント糸が使用でき、開繊していない円形断
面の補強繊維マルチフィラメント糸および扁平な補強織
維マルチフィラメント糸を使用することができ、後者が
好ましい。
糸」としては、例えば無撚りの糸を開繊処理することで
得ることができ、織物における補強織維マルチフィラメ
ント糸の糸幅が1〜16mm、糸幅/糸厚み比が30〜
100であるものを用いることができる。
扁平であると、縦糸と横糸の交差部における接着面積を
大きく確保することができ、交差部での接着強さの強い
メッシュ織物を得ることができる。
することにより、剪断強さや剪断剛性の強いメッシュ織
物となる。したがって、面状のセメント材料を補強する
と、面板の剪断剛性が大きくなると同時に、曲げ剛性や
曲げ強度も高くすることができる。
通常縦糸として実質的に撚りがない炭素繊維束および耐
アルカリ性有機繊維束を補強繊維マルチフィラメント糸
として用いることができる。該実質的に撚りがない補強
繊維マルチフィラメント糸としては開繊していない円形
断面の補強繊維マルチフィラメント糸および扁平な補強
繊維マルチフィラメント糸を使用することができ、後者
が好ましい。
は、縦糸として撚りを有する炭素繊維束および耐アルカ
リ性有機繊維束を補強繊維マルチフィラメント糸として
用いることもできる。さらに実質的に撚りのない補強繊
維マルチフィラメント糸および撚りを有する補強繊維マ
ルチフィラメント糸を組み合わせて使用しても良い。
りの炭素繊維束と撚りを有する耐アルカリ性有機繊維束
を縦糸用補強繊維マルチフィラメント糸として用いる方
法、実質無撚りの耐アルカリ性有機繊維束と撚りを有す
る炭素繊維束を縦糸用補強繊維マルチフィラメント糸と
して用いる方法等が挙げられる。
横糸として炭素繊維束および耐アルカリ性有機繊維束を
補強繊維マルチフィラメント糸として用いることができ
る。
通常横糸として実質的に撚りがない炭素繊維束および耐
アルカリ性有機繊維束を補強繊維マルチフィラメント糸
として用いることができる。該実質的に撚りがない補強
繊維マルチフィラメント糸としては開繊していない円形
断面の補強繊維マルチフィラメント糸および扁平な補強
繊維マルチフィラメント糸を使用することができ、後者
が好ましい。
は、横糸として撚りを有する炭素繊維束および耐アルカ
リ性有機繊維束を補強繊維マルチフィラメント糸として
用いることもできる。さらに実質的に撚りのない補強繊
維マルチフィラメント糸および撚りを有する補強繊維マ
ルチフィラメント糸を組み合わせて使用しても良い。
りの炭素繊維束と撚りを有する耐アルカリ性有機繊維束
を横糸用補強繊維マルチフィラメント糸として用いる方
法、実質無撚りの耐アルカリ性有機繊維束と撚りを有す
る炭素繊維束を横糸用補強繊維マルチフィラメント糸と
して用いる方法等が挙げられる。
長1m当たりに1ターン以上の撚りがない状態をいう。
つまり、実質的に無撚の状態をいう。
場合は、糸長1m当たりに10〜100ターン程度が好
ましく、扁平な補強繊維マルチフィラメント糸を用いる
ことが好ましい。織糸に撚りをかけると糸輻が狭く集束
して分厚くなり、製織された織物の表面に凹凸を形成す
ることができ、マトリックスである水硬性物質とのアン
カー効果が期待できる。これ以上撚りをかけると、繊維
の扁平さが失われ円形断面となり、接着面積が減少する
ので好ましくない。また、撚りのかけ方として下撚りし
た糸束を合い撚りしてもよい。
態に製織できるが、一般的には平織りであり、その他、
絡み織りや井桁状に積層した不織布である組布、ワリフ
等でも良い。縦糸と横糸が接着される交差部の数を多く
確保し、表裏の組織差をなくして反り等の発生しない均
一な物性の織物とすること等から、平織りが好ましい。
〜0.4mm、織物目付が30〜200g/m2 である
ことが好ましい。また、本発明に係る補強用メッシュ織
物は、縦糸および横糸が形成する空隙部の大きさが長
さ、幅ともに5〜300mmの範囲にある。このような
目の粗いメッシュ織物に、砂や砂利等の骨材の入ったモ
ルタルやコンクリートを流し込みにより成形しても、メ
ッシュ織物の空隙部で骨材が詰まることはなく、また流
し込み側と反対側にも均一にモルタルやコンクリートが
充填され、ボイドが残ることもなく、均一に複合された
表面が平滑な水硬性無機材料が得られる。
縦糸および横糸として炭素繊維束および耐アルカリ性有
機繊維束が併用されるが、炭素繊維束および耐アルカリ
性有機繊維束の本数の比は縦糸および横糸それぞれ1:
5〜5:1、好ましくは1:3〜3:1であることが好
ましい。炭素繊維束の比率がこれ以下であると十分な強
度や耐火性が発揮されず、耐アルカリ性有機繊維束の比
率がこれ以下であるとコンクリートに生じるひび割れの
伸展を押さえる効果が不十分であり、耐衝撃性が低下す
る。
積当たりの縦糸の炭素繊維束と横糸の炭素繊維束の本数
の比は1:5〜5:1であることが好ましい。この範囲
内であると、メッシュ織物の縦と横の強度がバランスに
優れたものとなる。
縦糸と横糸の交差部において目止めされていることが好
ましい。
に炭素繊維束と有機繊維束に別々に力が加わり、水硬性
無機材料との接着性の悪い炭素繊維束のみが剥離してし
まうおそれがある。目止めをすることにより、衝撃をメ
ッシュ織物全体で受けることが可能となり、剥離の伸展
を押さえ、メッシュ織物本来の強度を発現することが可
能となる。
るが、ホットメルト繊維を縦糸および/または横糸に含
ませるか付着させて、加熱処理によりホットメルト繊維
を溶融し、接着する方法が生産性やコストの面で望まし
い。
の目止めは、例えば製織してメッシュ織物とした後、織
機上でその織物を加熱し、前記ホットメルト繊維を溶融
させて縦糸と横糸を接着することで行うことができる。
は、低融点ポリマー、例えば低融点ナイロンポリマー、
低融点ポリエステルポリマー、ナイロンポリマー、ポリ
エステルポリマー、ポリエチレンポリマー、ポリプロピ
レンポリマー等が使用できる。なかでも、共重合ナイロ
ンによる低融点ナイロンポリマーは接着力が大きいの
で、少量で目的を達成することができる。
は、1〜50g/m2 程度であるが、目止めの目的が適
正に達成される限り、少ないほど良い。
無撚りのマルチフィラメント炭素繊維からなる縦糸とホ
ットメルト繊維を螺旋状に絡ませた横糸とを粗い平織組
織に製織する織機本体に、織機本体からの織布を加熱処
理して横糸に添加する熱融着性のホットメルト繊維を溶
融させ、縦糸、横糸の各交差部を熱融着させる加熱処理
装置とを備えている。横糸に加えて更に縦糸にもホット
メルト繊維を絡めても良い。
用な屈曲や損傷を与えないように、最少の縦糸張力にす
るとともに、縦糸に接触しないようにして横糸を緯入れ
することが好ましい。また、緯入れ方式は、バンドレピ
ア、棒レピア等のレピア方式が特に好適である。
させ、縦糸、横糸の交差部を熱融着させることができれ
ば、任意の加熱方式が使用可能であるが、一般に、ホッ
トエア等による無接触形の間接加熱方式は、加熱ローラ
等による接触形の直接加熱方式よりも劣っている。間接
加熱方式は、織布の温度分布を十分均一にすることが難
しい上、溶融樹脂が交差部から遠くに流れ去ってしまう
ことが少なくないからである。直接加熱方式としては、
例えば、織布の表面、裏面に接触して加熱する一対の加
熱ローラを備え、さらに、加熱ローラは、織布を挟み込
む押圧ローラを形成した方式がある。なお、加熱ローラ
を押圧ローラとすれば、製品の表面を美麗に仕上げ、溶
融樹脂の流失を一層少なくすることができる。
マー)は縦糸、横糸を形成する炭素繊維に対し、螺旋状
に巻き付けるが、補強繊維フィラメント糸に平行に線状
に付着する場合には目止め糸の形で公知の方法により製
織中に供給することができ、点状に付着する場合には、
予め補強繊維マルチフィラメント糸中に点状に配置して
おくことができる。
縦糸、横糸としての一体性に優れ、開口動作や緯入れ動
作を安定にすることができ、平行に点状あるいは線状に
付着させれば縦糸、横糸の各準備工程の生産性を高める
ことができる。一般に後者の合糸工程は前者のカバーリ
ング工程に比して生産性が格段に高いからである。
理を施せば、糊を介して炭素繊維とホットメルト繊維と
を一体に固化することができ、同様に、開口時、緯入れ
時のトラブルを防止することができる。
維束と耐アルカリ性有機繊維束からなる縦糸と横糸の他
に、補助糸を用いることが出来る。補助糸はホットメル
ト繊維と併用しても良いし、ホットメルト繊維を兼用す
るものであっても良い。
構造をなし、かつ、縦糸の周りを一方向に巻回しながら
縦糸方向に延びる補助糸が縦糸と横糸との交差部で横糸
を斜めに横断しながら横糸を縦糸に一体化してなる捩じ
り構造であったり、一方向巻き回し構造等をとることが
出来る。
し対向する位置に2つの糸道孔を有する回転円盤を複数
配列し、各回転円盤の一方の糸道孔に補強繊維糸からな
る縦糸を、他方の糸道孔に補助糸をそれぞれ挿通し、前
記複数の回転円盤を回転させることにより、前記縦糸と
補助糸を上下に揺動させて両者間を開口し、該開口部
に、前記筬の後方にて補強繊維糸からなる横糸を挿通す
ることで製造できる。
でなく、それを構成している縦糸や横糸、補助糸に、ナ
イロン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエーテルエーテル
ケトン樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリフ
ェニレンサルファイド樹脂、ビスマレイミド樹脂等の熱
可塑性樹脂や、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹
脂、ポリイミド樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂
等の固め剤を披覆、含浸して、硬化させた物を用いても
良いし、上記の樹脂を含浸したプリプレグを作製して構
造物に貼り付けても良い。
料を固め剤として、被覆、含浸して、硬化させた物を用
いても良い。硬化すれば繊維が真直な状態で施工できる
ので精度の高い補強が望める。
ッシュ織物に5〜70重量%、より好ましくは5〜45
重量%である。さらに、本発明の補強用メッシュ織物
は、コンクリートとの密着性を向上させるために、炭素
繊維束および/または耐アルカリ性有機繊維束をカバー
リングしたり、毛羽構造とすることが出来る。
るいは構造物材料に貼り付けたりもしくは埋め込んだり
して構造物を補強することができる。特に石膏やコンク
リート、モルタル等の水硬性無機質材料の補強に好適に
用いられる。具体的には、建築物の壁の補強、ブロック
塀の補強、梁・天井の補強、床の補強等に用いられる。
ここで、補強には倒壊防止、ひび割れ拡大防止、曲げ補
強、モルタルの落下防止、耐衝撃性向上等が含まれる。
料、好ましくは水硬性無機質材料に埋め込む場合は、例
えば型枠にセメントを流し込んだ後に表面に補強用メッ
シュ織物を埋設して硬化させても良いし、型枠にセメン
トを流し込み、補強用メッシュ織物を表面に載せた後さ
らにセメントを流し込んでも良いし、補強用メッシュ織
物を型枠に設置してセメントを流し込んで、さらに表面
に補強用メッシュ織物を埋設しても良い。
は以下のように作業することができる。下地処理が必要
な場合には、構造物を研磨、洗浄、パテ塗りなどをした
後に刷毛などでプライマーを塗布しても良い。そして、
熱硬化あるいは常温硬化性のマトリックス樹脂を塗布し
て更に補強用メッシュ織物を貼り付けて、ローラやゴム
ベラ等で樹脂を含浸させるようにしごき、更に必要に応
じてマトリックス樹脂を上塗りして樹脂を硬化させる。
高い補強効果を得るためにマトリックス樹脂の塗布と補
強用メッシュ織物の積層を数回繰り返しても良い。樹脂
が硬化した後はウレタン樹脂あるいはフッ素樹脂等の耐
候性塗料を塗布して保護層を形成することができる。該
マトリックス樹脂としてはチクソトロピック係数が1〜
8かつ、粘度が10〜500ポイズである樹脂が好まし
く用いられ、不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹
脂、エポキシ樹脂等を用いることができるが、通常常温
硬化性のエポキシ樹脂が用いられる。
これらの実施例に限定されるものではない。メッシュ織
物を埋め込んで補強したモルタル板を作製し、衝撃試験
と耐火試験を行った。試験方法は、以下のとおりであ
る。
トと標準砂とを重量比で1:2になるように混ぜ、水/
セメント比が0.65となるように水を添加し、3分間
混錬りした。これを型枠に流し込んだ後、上記のメッシ
ュ織物を表面に埋設し1週間養生して、厚さ15mm、
メッシュ織物が板の底面から0.5〜1mm程度の深さ
に埋め込まれたモルタル板を得た。
32×32cmに切り出し、衝撃試験を行った。試験は
JIS A1408−1995の建築用ボード類の曲げ
及び衝撃試験方法に準拠し、スパン30cmの対辺単純
支持装置に、メッシュ織物で補強した面が下になるよう
に水平に置き、500gの球形おもりを50cmの高さ
から衝突させて破壊状態を観察した。結果は、◎:ひび
割れは発生せず、○:裏面にのみひびが認められる、
×:表面から裏面にかけてひび割れが認められる、の3
段階で示した。
を90×90cmに切り出し、耐火試験を実施した。試
験はJIS A1304−1994の建築構造部分の耐
火試験方法に準拠し加熱等級は1時間加熱(925℃)
とした。加熱中に表面から裏面にかけて貫通するひび割
れ発生の有無を観察し、結果は、○:ひび割れは発生せ
ず、×:ひび割れが発生した、の2段階で示した。
維 (T700S−12K、7200デニール、1200
0フィラメント) と、(株)クラレ製ビニロン繊維(4
000デニール、800フィラメント)とを縦糸および
横糸に使用した。縦糸には撚りはかかっておらず、横糸
にはホットメルト繊維として低融点ナイロン(300デ
ニールを4本)を螺旋状に巻き付けて添加した。図1に
示されるように、縦糸および横糸共に炭素繊維束:ビニ
ロン繊維束の本数の比が1:1となるように炭素繊維・
ビニロン繊維の順で交互に配置させ、繊維ピッチが10
×10mmの炭素繊維とビニロン繊維との平織りの混織
メッシュを作製した。該混織メッシュの横糸には50T
/mの撚りがかかっており、更に加熱処理することでホ
ットメルト繊維を融かして縦糸と横糸の交差部を接着し
た。この織物で補強したモルタル板の試験結果は表1に
示すとおりであった。
炭素繊維(T700−12K)と、クラレ製ビニロン繊
維(4000デニール、800フィラメント)とを縦糸
および横糸に使用し、横糸にホットメルト繊維を巻き付
けて図2に示されるように、炭素繊維束:ビニロン繊維
束の本数比が1:2であるように縦糸および横糸共に炭
素繊維・ビニロン繊維・ビニロン繊維の順で配置させ、
実施例1と同様にして繊維ピッチが10×10mm、横
糸に50T/mの撚りがかかり交差部が接着された炭素
繊維とビニロン繊維との平織り混織メッシュを作製し
た。この織物で補強したモルタル板の試験結果は表1に
示すとおりであった。
T700S−12Kを縦糸および横糸に使用し、粗い平
織組織に製織し、繊維ピッチが10×10mmのメッシ
ュ織物を作製した。なお、横糸にはホットメルト繊維と
して低融点ナイロン(300デニールを4本)を螺旋状
に巻き付けて添加し、製織後、加熱処理することで縦糸
と横糸の交差部を接着した。この織物で補強したモルタ
ル板の試験結果は表1に示すとおりであった。
00デニール、800フィラメント)を縦糸および横糸
に使用し、粗い平織組織に製織し、繊維ピッチが10×
10mmのメッシュ織物を作製した。なお、横糸にはホ
ットメルト繊維としてナイロン(300デニールを4
本)を螺旋状に巻き付けて添加し、製織後、加熱処理す
ることで縦糸と横糸の交差部を接着した。この織物で補
強したモルタル板の試験結果は表1に示すとおりであっ
た。
エポキシ樹脂で接着して補強した場合について衝撃試験
を行った。モルタル板は、前記の実施例1と同様の作り
方で、メッシュ織物を埋め込まずに、厚さ15mmの無
補強板を作製した。
ルタル板を32×32cmに切り出し、メッシュ織物を
エポキシ樹脂で接着した。エポキシ樹脂は、コニシ
(株)製の常温硬化型エポキシ樹脂(E2500)を使
用し、モルタル板に下塗りとして150g/m2 の割合
で樹脂を塗布した後、メッシュ織物を乗せ、上塗りとし
て150g/m2 の割合で樹脂を塗布した。その後、含
浸ローラーにより繊維に樹脂を含浸させ、1週間養生し
た。
IS A1408−1995の建築用ボード類の曲げ及
び衝撃試験方法に準拠し、スパン30cmの対辺単純支
持装置に、メッシュ織物で補強した面が下になるように
水平に置き、500gの球形おもりを100cmの高さ
から衝突させて破壊状態を観察した。結果は、◎:ひび
割れは発生せず、○:裏面にのみひびが認められる、
×:表面から裏面にかけてひび割れが認められる、の3
段階で示した。また、繊維の切断状態も観察した。
物を、モルタル板にエポキシ樹脂で接着し、衝撃試験を
行った結果、表2に示すように、ひび割れ部で炭素繊維
の一部が切断されたものの、ひび割れが伸展せず、モル
タル板は割れなかった。
みのメッシュ織物を作製した。ただし、単位面積あたり
の炭素繊維の使用量を実施例3と同じにするため、繊維
ピッチを20×20mmとした。このメッシュ織物を、
モルタル板にエポキシ樹脂で接着し、衝撃試験を行った
結果、表2に示すように、炭素繊維が、ひび割れ部の剪
断により切断され、ひび割れが伸展したため、モルタル
板は割れた。
炭素繊維(T700−12K)と、クラレ製ビニロン繊
維(4000デニール、800フィラメント)とを縦糸
および横糸に使用し、横糸にホットメルト繊維を巻き付
けて、炭素繊維束:ビニロン繊維束の本数比が2:1で
あるように縦糸および横糸共に炭素繊維・炭素繊維・ビ
ニロン繊維の順で配置させた。すなわち、図2の炭素繊
維と有機繊維の配置を逆にした。そして、実施例1と同
様にして繊維ピッチが10×10mm、横糸に50T/
mの撚りがかかり交差部が接着された炭素繊維とビニロ
ン繊維との平織り混織メッシュを作製した。この織物で
補強したモルタル板の試験結果は表2に示すとおりひび
割れは認められなかった。
と耐アルカリ有機繊維と混織したものであり、炭素繊維
を使用することで耐火性を向上させることができるとと
もに、剪断強度の高い耐アルカリ性有機繊維を使用する
ことにより、水硬性無機材料に発生するひび割れの伸展
を押さえ、耐衝撃強度を向上させることができ、建築構
造物等の倒壊防止、ひび割れ拡大防止、曲げ補強、モル
タルの落下防止、耐衝撃性向上をはかることができる。
また、交差部がホットメルト繊維で固定されているので
補強効果が増大する。
式図である。
模式図である。
a:炭素繊維束、2b:耐アルカリ性有機繊維束、2
c:ホットメルト繊維、3:交差部。
7)
フ)であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
に記載の補強用メッシュ織物。
を塗布し、次いで請求項1乃至5のいずれかに記載の補
強用メッシュ織物を積層し、該メッシュ織物に前記樹脂
を含浸し、樹脂を硬化させることを特徴とする構造物あ
るいは構造物材料の補強方法。
用メッシュ織物を水硬性無機質材料に埋め込むことを特
徴とする水硬性無機質材料の補強方法。
Claims (6)
- 【請求項1】 縦糸は互いに平行な炭素繊維束および耐
アルカリ性有機繊維束から構成され、横糸は互いに平行
な炭素繊維束および耐アルカリ性有機繊維束から構成さ
れ、縦糸および横糸の交差部が目止めされている補強用
メッシュ織物。 - 【請求項2】 横糸を構成する炭素繊維束および耐アル
カリ性有機繊維束はホットメルト繊維を含み、加熱処理
によりホットメルト繊維を溶融し、メッシュの交差部を
目止めすることを特徴とする請求項1に記載の補強用メ
ッシュ織物。 - 【請求項3】 縦糸を構成する炭素繊維束および耐アル
カリ性有機繊維束の比は1:5〜5:1であり、横糸を
構成する炭素繊維束および耐アルカリ性有機繊維束の比
は1:5〜5:1であることを特徴とする請求項1また
は2に記載の補強用メッシュ織物。 - 【請求項4】 耐アルカリ性有機繊維束がビニロン繊維
束であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
記載の補強用メッシュ織物。 - 【請求項5】 構造物あるいは構造物材料の表面に樹脂
を塗布し、次いで請求項1乃至4のいずれかに記載の補
強用メッシュ織物を積層し、該メッシュ織物に前記樹脂
を含浸し、樹脂を硬化させることを特徴とする構造物あ
るいは構造物材料の補強方法。 - 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれかに記載の補強
用メッシュ織物を水硬性無機質材料に埋め込むことを特
徴とする水硬性無機質材料の補強方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18796699A JP3286270B2 (ja) | 1999-07-01 | 1999-07-01 | 補強用メッシュ織物および材料補強方法 |
KR10-2000-0034708A KR100411196B1 (ko) | 1999-07-01 | 2000-06-23 | 보강용 메시직물 및 재료보강방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18796699A JP3286270B2 (ja) | 1999-07-01 | 1999-07-01 | 補強用メッシュ織物および材料補強方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001020147A true JP2001020147A (ja) | 2001-01-23 |
JP3286270B2 JP3286270B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=16215279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18796699A Expired - Fee Related JP3286270B2 (ja) | 1999-07-01 | 1999-07-01 | 補強用メッシュ織物および材料補強方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3286270B2 (ja) |
KR (1) | KR100411196B1 (ja) |
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001226849A (ja) * | 2000-02-09 | 2001-08-21 | Toray Ind Inc | 補強用織物 |
JP2002194640A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-07-10 | Nippon Mitsubishi Oil Corp | 補強用メッシュ織物および材料補強方法 |
JP2003027349A (ja) * | 2001-07-16 | 2003-01-29 | Sakai Composite Kk | 補強用繊維織物 |
JP2003096643A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-03 | Ichinomiya Orimono:Kk | 補強用の繊維構造体と、それを使用する建築物の防水材料、防水工法 |
JP2003293485A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-15 | Takiron Co Ltd | 建築用板 |
JP2004149929A (ja) * | 2001-10-03 | 2004-05-27 | Kurabo Ind Ltd | 補強用不織基布および補強方法 |
JP2004531411A (ja) * | 2001-05-03 | 2004-10-14 | バーデー、 インコーポレイテッド | 防弾用途向け擬似一方向布帛 |
JP2004341209A (ja) * | 2003-05-15 | 2004-12-02 | Hayashi Telempu Co Ltd | 液晶パネル製造用ラビング布材 |
JP2005179845A (ja) * | 2003-12-22 | 2005-07-07 | Nippon Oil Corp | 一方向性炭素繊維織物およびその製造方法 |
JP2006070396A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-03-16 | Nakatoshi Sakai | 不織布及びその製造方法 |
JP2006257669A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Toyobo Co Ltd | 耐爆裂性に優れたコンクリート部材 |
JP2008255549A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-10-23 | Nippon Electric Glass Co Ltd | メッシュ状織物及び建造物用の複合構成体 |
JP2009126731A (ja) * | 2007-11-21 | 2009-06-11 | Taiheiyo Material Kk | セメント硬化体およびセメント硬化体の製造方法 |
JP2009126730A (ja) * | 2007-11-21 | 2009-06-11 | Taiheiyo Material Kk | セメント硬化体のひび割れ抑制材、セメント硬化体、及びセメント硬化体の製造方法 |
JP2010053487A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Ishikawa Prefecture | コンクリート剥落防止用織物、及びそれを用いたコンクリート構造体の剥落防止方法 |
JP2011236641A (ja) * | 2010-05-11 | 2011-11-24 | Ohbayashi Corp | ひび割れ誘発板及びそれを用いたひび割れ誘発構造並びにその構築方法 |
CN105369430A (zh) * | 2014-11-20 | 2016-03-02 | 江苏金太阳纺织科技有限公司 | 具有提花外观透气织物及其加工方法 |
JP2018150452A (ja) * | 2017-03-13 | 2018-09-27 | 旭化成株式会社 | 布及びその製造方法並びに連続繊維強化樹脂複合材料 |
JP6450491B1 (ja) * | 2018-07-06 | 2019-01-09 | 前田工繊株式会社 | 工事用シート |
JP2020117956A (ja) * | 2019-01-25 | 2020-08-06 | ヤヨイ化学工業株式会社 | 壁紙重ね合わせ切断用下敷きテープ |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100601236B1 (ko) * | 2004-12-30 | 2006-07-13 | 주식회사 알인텍 | 내알칼리성 유리섬유 망 및 이의 제조방법 |
KR101160913B1 (ko) * | 2010-11-12 | 2012-06-29 | 위순임 | 탄소섬유망의 제조 방법 및 이에 의해 제조된 탄소섬유망 |
CN103806190A (zh) * | 2014-03-05 | 2014-05-21 | 太仓四新纺织有限公司 | 一种耐化学性混纺面料 |
KR101710491B1 (ko) * | 2015-07-20 | 2017-03-09 | 한국섬유개발연구원 | 장력 밸런싱된 원사가 감긴 싱글 빔을 이용하여 레노 조직과 우븐 조직을 포함하는 복합 직물을 제직하는 방법 |
KR101603311B1 (ko) * | 2015-11-02 | 2016-03-14 | (주)에스엠테크텍스 | 지오그리드 및 그 제조방법 |
WO2020040575A1 (ko) * | 2018-08-22 | 2020-02-27 | 이성만 | 내벽/외벽 콘크리트 양생용 발열원단 및 이를 통한 내벽/외벽 콘크리트 양생방법 |
WO2020040574A1 (ko) * | 2018-08-22 | 2020-02-27 | 이성만 | 콘크리트 유독성 제어용 양생원단 및 이를 통한 유독성 제어 콘크리트 양생방법 |
KR102090192B1 (ko) * | 2018-08-22 | 2020-03-17 | 이성만 | 발열원단 |
WO2020040573A1 (ko) * | 2018-08-22 | 2020-02-27 | 이성만 | 발열원단 |
KR102482719B1 (ko) * | 2019-09-27 | 2022-12-28 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 자동차 내장재용 부직포 복합체 |
KR102104036B1 (ko) * | 2019-12-26 | 2020-04-23 | 이성만 | 내벽 콘크리트 양생용 발열원단 및 이를 통한 내벽 콘크리트 양생방법 |
KR102104035B1 (ko) * | 2019-12-26 | 2020-04-23 | 이성만 | 외벽 콘크리트 양생용 발열원단 및 이를 통한 외벽 콘크리트 양생방법 |
KR102109019B1 (ko) * | 2019-12-26 | 2020-05-12 | 이성만 | 발열원단 |
KR102368052B1 (ko) * | 2021-11-17 | 2022-02-25 | (주)나노섬유 | 망구멍의 크기와 간격이 일정규격으로 유지되고 망지의 섬유탄력성과 견고성이 향상되게 한 합성섬유 방충망 및 그 제조방법 |
-
1999
- 1999-07-01 JP JP18796699A patent/JP3286270B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-06-23 KR KR10-2000-0034708A patent/KR100411196B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001226849A (ja) * | 2000-02-09 | 2001-08-21 | Toray Ind Inc | 補強用織物 |
JP2002194640A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-07-10 | Nippon Mitsubishi Oil Corp | 補強用メッシュ織物および材料補強方法 |
JP2004531411A (ja) * | 2001-05-03 | 2004-10-14 | バーデー、 インコーポレイテッド | 防弾用途向け擬似一方向布帛 |
JP2003027349A (ja) * | 2001-07-16 | 2003-01-29 | Sakai Composite Kk | 補強用繊維織物 |
JP2003096643A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-03 | Ichinomiya Orimono:Kk | 補強用の繊維構造体と、それを使用する建築物の防水材料、防水工法 |
JP2004149929A (ja) * | 2001-10-03 | 2004-05-27 | Kurabo Ind Ltd | 補強用不織基布および補強方法 |
JP2003293485A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-15 | Takiron Co Ltd | 建築用板 |
JP2004341209A (ja) * | 2003-05-15 | 2004-12-02 | Hayashi Telempu Co Ltd | 液晶パネル製造用ラビング布材 |
JP2005179845A (ja) * | 2003-12-22 | 2005-07-07 | Nippon Oil Corp | 一方向性炭素繊維織物およびその製造方法 |
JP2006070396A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-03-16 | Nakatoshi Sakai | 不織布及びその製造方法 |
JP2006257669A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Toyobo Co Ltd | 耐爆裂性に優れたコンクリート部材 |
JP2008255549A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-10-23 | Nippon Electric Glass Co Ltd | メッシュ状織物及び建造物用の複合構成体 |
JP2009126731A (ja) * | 2007-11-21 | 2009-06-11 | Taiheiyo Material Kk | セメント硬化体およびセメント硬化体の製造方法 |
JP2009126730A (ja) * | 2007-11-21 | 2009-06-11 | Taiheiyo Material Kk | セメント硬化体のひび割れ抑制材、セメント硬化体、及びセメント硬化体の製造方法 |
JP2010053487A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Ishikawa Prefecture | コンクリート剥落防止用織物、及びそれを用いたコンクリート構造体の剥落防止方法 |
JP2011236641A (ja) * | 2010-05-11 | 2011-11-24 | Ohbayashi Corp | ひび割れ誘発板及びそれを用いたひび割れ誘発構造並びにその構築方法 |
CN105369430A (zh) * | 2014-11-20 | 2016-03-02 | 江苏金太阳纺织科技有限公司 | 具有提花外观透气织物及其加工方法 |
JP2018150452A (ja) * | 2017-03-13 | 2018-09-27 | 旭化成株式会社 | 布及びその製造方法並びに連続繊維強化樹脂複合材料 |
JP6450491B1 (ja) * | 2018-07-06 | 2019-01-09 | 前田工繊株式会社 | 工事用シート |
JP2020007771A (ja) * | 2018-07-06 | 2020-01-16 | 前田工繊株式会社 | 工事用シート |
JP2020117956A (ja) * | 2019-01-25 | 2020-08-06 | ヤヨイ化学工業株式会社 | 壁紙重ね合わせ切断用下敷きテープ |
JP7215720B2 (ja) | 2019-01-25 | 2023-01-31 | ヤヨイ化学工業株式会社 | 壁紙重ね合わせ切断用下敷きテープ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20010049602A (ko) | 2001-06-15 |
KR100411196B1 (ko) | 2003-12-18 |
JP3286270B2 (ja) | 2002-05-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3286270B2 (ja) | 補強用メッシュ織物および材料補強方法 | |
JP5820435B2 (ja) | 鋼構造物の補強方法及び鋼構造物補強用弾性層形成材 | |
JP2944024B2 (ja) | 鉄筋コンクリート構造物の補強方法 | |
JP5478651B2 (ja) | コンクリート構造物の補強方法及び補強構造体、並びに、コンクリート構造物補強用弾性層形成材 | |
JP5645440B2 (ja) | 構造物の補強方法 | |
JP3415107B2 (ja) | コンクリート構造物の補強方法及び補強構造体 | |
JP4708534B2 (ja) | 繊維強化樹脂成形体からなる補修・補強材およびその製造方法並びに補修・補強材を使用したセメント系構造体 | |
JP3776384B2 (ja) | コンクリート構造物の補修・補強方法 | |
JP4228497B2 (ja) | 補強用織物 | |
JP2002194640A (ja) | 補強用メッシュ織物および材料補強方法 | |
JP3477118B2 (ja) | 版状コンクリート構造体の補強方法 | |
JP2002194855A (ja) | 格子状素材、格子状素材の製造方法および補強方法 | |
JP3846252B2 (ja) | 補強用織物 | |
JP3019004B2 (ja) | 炭素繊維織物およびコンクリート構造物 | |
JP3214648B2 (ja) | 補強用メッシュ織物プリプレグ、メッシュ状繊維強化プラスチックおよび繊維強化セメント系材料 | |
KR102319976B1 (ko) | 그리드형 섬유보강재가 포함된 경량 내진 콘크리트 패널 및 콘크리트 패널의 내진성능 평가 방법 | |
JP3405497B2 (ja) | 構造物補強用強化繊維シート | |
JP3633221B2 (ja) | 一方向性補強織物および補修または補強方法 | |
JP2819333B2 (ja) | 構築物の補強方法 | |
JPH10306596A (ja) | コンクリート既存構造物の補修補強方法 | |
JP2826742B2 (ja) | 繊維強化プラスチック板を用いた構築物の補強方法 | |
JPH08337942A (ja) | 土木・建築用補強部材 | |
JP3553865B2 (ja) | 鋼製構造物の補強方法及び鋼製構造物補強用緩衝材層 | |
JP2571345Y2 (ja) | 強化用メッシュ織物 | |
JP7332771B1 (ja) | コンクリート構造物の補強方法及び構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090308 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100308 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100308 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110308 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130308 Year of fee payment: 11 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130308 Year of fee payment: 11 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130308 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140308 Year of fee payment: 12 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |