JP2001015746A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2001015746A JP11186988A JP18698899A JP2001015746A JP 2001015746 A JP2001015746 A JP 2001015746A JP 11186988 A JP11186988 A JP 11186988A JP 18698899 A JP18698899 A JP 18698899A JP 2001015746 A JP2001015746 A JP 2001015746A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】埋め込み型ゲート電極を有するMISFETの
製造方法において、ゲート電極とソース/ドレイン間の
寄生容量を抑制する。 【解決手段】図12(f)に示すように、例えばCVD
法によりアモルファス二酸化セリウム膜(CeO2 )1
12を堆積する。その後、図12(g)に示すように、
例えば450℃の加熱処理により、アモルファスCeO
2 膜112から単結晶CeO2 膜をシリコン基板11に
対してエピタキシャル成長させ、溝部121の底面にの
み単結晶CeO2 膜111を形成する。その後、図12
(h)に示すように、例えば、タングステン膜を成膜
し、さらに、例えばCMP法によって、タングステン膜
及び低誘電率絶縁膜をTEOS系シリコン酸化膜19の
表面が露出するまで平坦化し、溝部121の内部にゲー
ト電極15を埋め込み形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溝内にゲート電極
を埋め込んで形成するMISFETを含む半導体装置の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体デバイスの高集積化及び高
速化に対する要求が高まりつつある。これらの要求を実
現するために、素子間及び素子寸法の縮小化、微細化が
進められる一方、内部配線材料の低抵抗化及び寄生容量
の低減などが検討されている。
【0003】とりわけRC遅延が顕著に現れるゲート電
極では、低抵抗化が大きな課題となっている。そこで、
最近では、ゲート電極の低抵抗化を図るため、ポリシリ
コン膜と金属シリサイド膜との2層構造からなるポリサ
イドゲートが広く採用されている。高融点金属シリサイ
ド膜は、ポリシリコン膜に比べ抵抗が約1桁低いので、
低抵抗配線材料として有望である。なお、シリサイドと
しては、これまでタングステンシリサイド(WSi
が最も広く使われてきている。
【0004】しかしながら、0.15μm以下の微細な
配線に対応するためには、更に配線の低抵抗化を図って
遅延時間を短縮することが求められている。タングステ
ンシリサイドを用いてシート抵抗1Ω/□以下の低い抵
抗を有するゲート電極を実現するためには、シリサイド
層の膜厚を厚くしなければならないので、ゲート電極パ
ターンの加工や電極上の層間絶縁膜の形成が難しくなる
ため、電極のアスペクト比を大きくすることなく、低い
シート抵抗を達成することが要求されている。
【0005】そのような状況下で、ポリシリコン膜を介
さずにゲート絶縁膜に直接金属膜を積層する構造、所謂
メタルゲート電極構造が有望視されている。しかしなが
ら、従来のゲート電極と異なり、ゲート電極の加工が困
難なこと、熱耐性に乏しいなどの問題がある。
【0006】上述した問題を回避すべく、溝埋め込み型
のゲート電極形成方法が提案されている。具体的には、
ダミーゲート電極パターンを形成した後、ダミーゲート
越しに拡散層を形成する。その後に、ダミーゲートの周
囲にゲート側壁絶縁膜及び層間絶縁膜を形成する。そし
て、ダミーゲートを剥離して溝を形成し、この溝にゲー
ト電極を構成する金属材料を埋め込み形成する手法であ
る。この手法を用いることにより、メタルゲート電極形
成後の熱工程の温度を下げることができる。
【0007】しかしながら、堆積によりゲート絶縁膜を
形成する場合、溝の底面と共に側面にも絶縁膜が堆積さ
れる。特に、高誘電体膜をゲート絶縁膜として使用する
場合、ゲート側壁にも高誘電体膜材料が形成される構造
となってしまう。
【0008】ゲート電極側壁の絶縁膜は、隣接するゲー
ト電極/配線間の配線間容量に反映されるだけでなく、
ソース/ドレイン領域と上層の配線を接続するコンタク
トとゲート電極の間、並びにソース/ドレインとゲート
電極の間の容量にも影響する。つまり、ゲート電極側壁
に、誘電率が高い絶縁膜を使用する場合、配線の寄生容
量の増大を招き、回路の動作スピードが低下してしまう
という問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】溝にゲート電極を埋め
込み形成するMISFETの製造方法が提案されている
が、この製造方法を用いると、ゲート電極の側壁にもゲ
ート絶縁膜が形成されてしまう。ゲート電極の側壁に形
成されたゲート絶縁膜は、隣接するゲート電極/配線間
の配線間容量に反映されるだけでなく、ソース/ドレイ
ン領域と上層の配線を接続するコンタクトとゲート電極
の間、並びにソース/ドレインとゲート電極の間の寄生
容量にも影響する。つまり、ゲート電極側壁に、誘電率
が高い絶縁膜が形成されると、配線の寄生容量の増大を
招くという問題がある。
【0010】本発明の目的は、埋め込み型ゲート電極を
有するMISFETに対して、ゲート電極の側壁に自己
整合的にゲート電極より誘電率が低い絶縁膜を形成し
て、寄生容量の低減を図り、回路の動作スピードの低下
を抑制し得る半導体装置の製造方法を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】[構成]本発明は、上記
目的を達成するために以下のように構成されている。
【0012】(1)本発明(請求項1)の半導体装置の
製造方法は、半導体基板上のゲート電極が形成される領
域にダミーゲートを形成する工程と、前記ダミーゲート
の側壁に、側壁スペーサを形成する工程と、前記ダミー
ゲート及び側壁スペーサをマスクに用いて、ソース/ド
レインを形成する工程と、前記半導体基板上に、前記ダ
ミーゲートを覆うように層間絶縁膜を形成する工程と、
前記層間絶縁膜の上面を平坦化して、前記ダミーゲート
及び側壁スペーサの上面を露出させる工程と、前記ダミ
ーゲートを除去し、側面が前記層間絶縁膜,且つ底面が
前記半導体基板からなる溝部を形成する工程と、前記半
導体基板上に、前記溝部の底面及び側面を覆うように、
ゲート絶縁膜を堆積する工程と、前記溝部内にゲート電
極を埋め込み形成する工程と、前記ゲート電極の側面の
前記側壁スペーサ及び前記ゲート絶縁膜を除去する工程
とを含むことを特徴とする。
【0013】本発明は、前記側壁スペーサ及びゲート絶
縁膜が除去されて形成される溝内に、シリコンの熱酸化
膜より誘電率が低い低誘電率絶縁膜を埋め込むことが好
ましい。
【0014】(2)本発明(請求項3)の半導体装置の
製造方法は、半導体基板上のゲート電極が形成される領
域にダミーゲートを形成する工程と、前記ダミーゲート
の側壁に、側壁スペーサを形成する工程と、前記ダミー
ゲート及び側壁スペーサをマスクに用いて、ソース/ド
レインを形成する工程と、前記半導体基板上に、前記ダ
ミーゲートを覆うように層間絶縁膜を形成する工程と、
前記層間絶縁膜の上面を平坦化して、前記ダミーゲート
及び側壁スペーサの上面を露出させる工程と、前記ダミ
ーゲートを除去し、側面が前記層間絶縁膜,且つ底面が
前記半導体基板からなる溝部を形成する工程と、前記半
導体基板上に、前記溝部底面の前記半導体基板を覆うよ
うに、アモルファス構造の絶縁膜を堆積する工程と、前
記溝部の底面の前記アモルファス構造の絶縁膜から単結
晶構造の絶縁膜をエピタキシャル成長させて、該溝の底
面にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記半導体基板上
に、前記溝部内を埋め込むようにゲート電極材を堆積す
る工程と、前記層間絶縁膜上のゲート電極材及びアモル
ファス構造の絶縁膜を除去して、前記溝部内にゲート電
極を埋め込み形成する工程とを含むことを特徴とする。
【0015】本発明の好ましい実施態様を以下に記す。
【0016】前記ゲート電極材の堆積を行う前に、前記
溝部の側面の前記アモルファス構造の絶縁膜をエッチン
グ除去すること。
【0017】前記ゲート電極材の堆積を行う前に、前記
溝部の側面のアモルファス構造の絶縁膜を改質して、導
電体にすること。
【0018】[作用]本発明は、上記構成によって以下
の作用・効果を有する。
【0019】ゲート電極の側壁には、誘電率が高いゲー
ト絶縁膜が形成されていないので、ゲート電極とソース
/ドレインとの間の寄生容量が低減し、回路の動作スピ
ードを向上させることができる。
【0020】また、ゲート電極側壁のゲート絶縁膜を除
去して形成される溝にゲート絶縁膜より誘電率が低い低
誘電率膜を埋め込むことによって、ゲート電極とソース
/ドレインとの間の寄生容量を更に低減させることがで
き、回路の動作スピードの向上を図ることができる。
【0021】また、アモルファス構造の絶縁膜を除去す
ると、ゲート電極とソース/ドレインとの間の寄生容量
を更に低減させることができ、回路の動作スピードの向
上を図ることができる。
【0022】また、前記ゲート電極材の堆積を行う前
に、アモルファス構造の絶縁膜を改質して、導電体にす
る工程とを行うことによって、ゲート電極とソース/ド
レインとの間の寄生容量を更に低減させることができ、
回路の動作スピードの向上を図ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下に図面
を参照して説明する。
【0024】[第1実施形態]図1は、本発明の第1実
施形態に係わるMISFETの構成を示す断面図であ
る。
【0025】図1に示すように、p型のSi基板11の
素子領域の周囲を囲う溝が形成され、この溝内にバッフ
ァ酸化膜12を介して素子分離絶縁膜13が埋め込み形
成されている。
【0026】Si基板11上の素子領域にTa25ゲー
ト絶縁膜14を介して、メタルゲート電極15が形成さ
れている。メタルゲート電極15は、Al電極15
2 と、このAl電極の側壁及び底部に形成されたバリア
層であるTiN(バリアメタル)151 とから構成され
ている。
【0027】メタルゲート電極15を挟むようにSi基
板11上にn- ソース/ドレイン16が形成されてい
る。そして、メタルゲート電極15及びn- ソース/ド
レイン16を挟むようにn+ ソース/ドレイン17が形
成されている。
【0028】素子分離絶縁膜13上,及びn+ ソース/
ドレイン17上にバッファ酸化膜18を介してTEOS
系シリコン酸化膜19が形成されている。TEOS系シ
リコン酸化膜19及びゲート電極15上、且つTEOS
系シリコン酸化膜19が形成されていないSi基板11
上のバッファ酸化膜18を介して、シリコン熱酸化膜よ
り誘電率が低い低誘電率絶縁膜20が形成されている。
TEOS系シリコン酸化膜19膜及び低誘電率絶縁膜2
0にn+ ソース/ドレイン17に接続するコンタクトホ
ールが形成され、コンタクトホールにAl配線21が形
成されている。
【0029】本装置の特徴は、Ta25ゲート絶縁膜1
4がメタルゲート電極15の真下の領域のみに存在する
ことである。さらにまた、メタルゲート電極15の側壁
および上面が低誘電率絶縁膜(Low−k膜)20で覆
われていることも特徴である。
【0030】次に、このMOSFETの製造工程を図2
〜図8を参照して説明する。図2〜図8は、本発明の第
1実施形態に係わるMISFETの製造工程を示す工程
断面図である。
【0031】まず、図2(a)に示すように、例えば面
方位(100)のシリコン基板11の素子分離領域表面
に深さ200nm程度の溝を形成し、その内壁を薄く酸
化してバッファ酸化膜12を形成する。例えばTEOS
シリコン酸化膜系を全面に堆積した後、CMP等を行う
ことによって、溝内に絶縁膜を埋め込み形成し、トレン
チ素子分離(STI:Shallow Trench Isolation)構造
の素子分離絶縁膜13を形成する。ここで必要であれば
ウェルやチャネル形成用のイオン注入を行ない、基板表
面には6nm程度の厚さのバッファ酸化膜18を形成す
る。
【0032】次いで、図2(b)に示すように、ダミー
ゲート材料として、LPCVD法によりポリシリコン膜
31とシリコン窒化膜32をどちらも150nm程度堆
積する。
【0033】次いで、図2(c)に示すように、光リソ
グラフィー又はEB描画により、ゲート形成予定領域に
レジストパターン(図示せず)を形成し、RIE法を用
いてゲート形成予定領域以外のシリコン窒化膜32およ
びポリシリコン膜31をエッチング除去してダミーゲー
ト33を形成した後、レジストパターンを除去する。
【0034】次いで、図3(d)に示すように、熱酸化
により、ポリシリコン膜31の側面に6nm程度の酸化
膜34を形成する。次いで、図3(e)に示すように、
ダミーゲート33をマスクに用いてイオン注入を行って
- ソース/ドレイン16を形成する。イオン注入は、
例えば加速電圧15keV,ドーズ量3×1014cm -2
で例えばAsイオンを打ち込む。CMOSを形成する場
合は、リソグラフィ技術により形成されるマスクを用い
てn+ 拡散層とp+ 拡散層を形成し分ける。
【0035】次いで、図4(f)に示すように、シリコ
ン窒化膜を70nm程度堆積し、全面RIEすることに
よって、ダミーゲート33の側面のみにシリコン窒化膜
を残留させ、側壁スペーサ35を形成する。
【0036】次いで、図4(g)に示すように、イオン
注入によりn- ソース/ドレイン16より高濃度のn+
ソース/ドレイン17を形成する。イオン注入は、例え
ば加速電圧45keV,ドーズ量3×1015cm-2でA
sイオンを打ち込む。なお、CMOSを形成する場合
は、リソグラフィ技術により形成されるマスクを用いて
+ 拡散層とp+ 拡散層とを形成し分ける。ソース/ド
レイン拡散層の活性化アニール(たとえば1000℃、
10秒のRTA)は、イオン注入直後毎回行なっても良
いし、全てのイオン注入が終了したのち、一度で行なっ
ても良い。そして、LPCVDによりTEOS系シリコ
ン酸化膜19を全面に350nm程度堆積する。
【0037】次いで、図5(h)に示すように、CMP
(Chemical Mechanical Polishing)によりTEOS系
シリコン酸化膜19をエッチバック平坦化する。このC
MP工程において、シリコン窒化膜32,35がCMP
のストッパーとなる。
【0038】次いで、図5(i)に示すように、ホット
リン酸によるウエット・エッチングにより、ダミーゲー
ト33のシリコン窒化膜32を除去する。このエッチン
グ工程で、シリコン窒化膜からなる側壁スペーサ35の
上部もエッチングされるため、側壁スペーサ35の高さ
がやや低くなる。
【0039】次いで、図6(j)に示すように、CDE
によってダミーゲート33のポリシリコン膜31を除去
し、HFによるウエットエッチングを行なってバッファ
酸化膜18を除去することにより、ゲート電極の形成予
定領域に溝部26を形成する。ここでリソグラフィ技術
を利用してNMOS,PMOSの各チャネル領域に別々
にチャネルイオンの注入を行なうことも可能である。
【0040】次いで、図6(k)に示すように、全面に
Ta25ゲート絶縁膜14を形成する。Ta25ゲート
絶縁膜14の形成方法を以下に説明する。Si基板11
の表面に酸素ラジカルを照射しSiO2 層を0.2〜
0.3nm程度形成し、引き続きアンモニア、シラン等
を用いてSi34層を酸化膜換算膜厚で0.6nm程度
(実膜厚で1.2nm程度)堆積形成する。その上にC
VD法によりTa25膜を酸化膜換算膜厚で1nm程度
(実膜厚で5nm程度)形成する。このようにすれば、
ゲート絶縁膜厚は酸化膜換算膜厚で2nm以下となる。
【0041】また、Ta25ゲート絶縁膜14の別の形
成方法としては、まず1nm程度のSiO2 層を熱酸化
により形成し、この表面を窒素ラジカルを使って低温
(600℃以下)で窒化(N2プラズマ窒化)してもよ
い。Si34層が酸化膜換算膜厚で0.6nm程度(実
膜厚で1.2nm程度)形成されると、SiO2 層は
0.4nm程度となる。その上にCVDによりTa25
膜を酸化膜換算膜厚で1nm程度(実膜厚で5nm程
度)形成すれば、Ta25ゲート絶縁膜14の厚さは酸
化膜換算膜厚で2nm以下となる。
【0042】そして、ゲート電極としてTiN151
Al電極152 電極をそれぞれ10nm,250nm程
度堆積する。
【0043】次いで、図7(l)に示すように、側壁ス
ペーサ25をストッパにしてCMPによりエッチバック
平坦化を行い、溝部26内にTa25ゲート絶縁膜14
及びゲート電極15を埋め込み形成する。
【0044】すでにソース/ドレイン16,17を(活
性化を含めて)形成してあり、基本的にこの後には45
0℃以上の高温工程がないため、ゲート電極としてメタ
ル材料(Al,W,TiN,Ruなど)を用いることが
可能であり、またゲート絶縁膜として高誘電体膜(hi
gh−k膜:Ta25,TiO2 ,Si34など)や強
誘電体膜((Ba,Sr)TiO3 など)を用いること
が可能である。
【0045】次いで、図7(m)に示すように、CF4
とO2 ガスを用いたCDEにより、CMPで除去されに
くく残留しやすいTEOS系シリコン酸化膜19上のT
25ゲート絶縁膜14を除去すると共に、メタルゲー
ト電極15側面のTa25絶縁膜14及び側壁スペーサ
25を除去する。Ta25ゲート絶縁膜14はメタルゲ
ート電極15の真下のみに残留し、メタルゲート電極1
5の側面やTEOS系シリコン酸化膜19上には存在し
なくなる。
【0046】一般に、高誘電体膜又は強誘電体膜の下に
は界面特性を向上させるため熱酸化膜や窒化酸化膜のバ
ッファレイヤーが存在する。したがって、Ta25絶縁
膜14及び側壁スペーサ25の除去時に、このバッファ
レイヤーがエッチングストッパーの役割を果たし、Si
基板11が削れるのが防止される。
【0047】また、Ta(OC255 をソースガスと
してTa25膜を成膜する場合、成膜プロセス条件を最
適化すると、TEOS上やシリコン窒化膜上ではアイラ
ンド状に成長させて疎な膜質を実現し、シリコン基板上
や薄い熱酸化膜上に成膜した場合は(本実施例ではメタ
ルゲート下の部分のような場所は)密で均一な膜質とす
ることができる。したがって、TEOS系シリコン酸化
膜19上やメタルゲート電極15側壁のTa25絶縁膜
14のみを選択的に除去し、メタルゲート電極15下の
Ta25絶縁膜14を残留させることが比較的容易であ
る。
【0048】次いで、図8(n)に示すように、この
後、メタルゲート電極15の側面と上面を覆うように低
誘電率絶縁膜(たとえば誘電率2.5程度)20を堆積
する。そして、低誘電率絶縁膜20及びTEOS系シリ
コン酸化膜19に、n+ ソース/ドレイン17に接続す
るコンタクトホールを形成した後、n+ ソース/ドレイ
ン17に接続する上層配線のAl配線21を形成する。
【0049】以上のように、本発明により形成したMI
SFETでは、メタルゲート電極15の側壁には、高誘
電率のTa25ゲート絶縁膜が形成されず、且つメタル
ゲート電極の側壁には誘電率が低い膜が形成されている
ので、ゲート電極15とソース/ドレイン16,17間
の配線容量が低減し、素子動作スピードが向上する。ま
た、ゲート電極15の下の領域のみにTa25ゲート絶
縁膜14が存在するので、Ta25がコンタクトRIE
をストップさせることがない。即ち、ソース/ドレイン
領域のコンタクト開孔が容易である。さらにまた、ゲー
ト電極15側壁の高誘電体膜が除去されるので、素子の
微細化、高集積化に向いたトランジスタ構図を実現する
ことができる。
【0050】なお、低誘電率絶縁膜としては、表1に示
すような材料を用いることができる。
【0051】
【表1】
【0052】なお、表1において、kは誘電率、Tg
成長温度を示している。
【0053】[第2実施形態]図9に第2の実施形態の
基本構造断面図を示す。図9は、本発明の第2実施形態
に係わる半導体装置の構成を示す断面図である。なお、
図9において図1と同一な部位には同一符号を付し、そ
の詳細な説明を省略する。
【0054】本装置が、第1実施形態に示した装置と異
なる点は、n+ ソース/ドレイン17にエピタキシャル
Si層91が形成されており、エレペーティッドソース
/ドレイン構造になっている点である。しかもこのエピ
タキシャルSi層91上には図示されないCoSi2
形成されている。
【0055】一般にエレベーティッドソース/ドレイン
構造では、ゲート−ソース/ドレイン間容量が大きくな
りやすく、素子動作スピードに悪影響を及ぼしやすい。
メタルゲートの側面に高誘電体ゲート絶縁膜があればな
おさらである。しかしながら、本実施形態においては、
ゲートとエレベーティッドソース/ドレインの間の高誘
電体ゲート絶縁膜が除去されており、かわりに低誘電率
膜(たとえば誘電率2.5程度の膜)が挿入されている
ため、ゲート−ソース/ドレイン間容量が大幅に低減さ
れている。
【0056】したがって、本発明は、エレベーティッド
ソース/ドレイン構造を採用した場合にさらに威力を発
揮する。
【0057】[第3実施形態]図10に第3の実施形態
の基本構造断面図を示す。図10は、本発明の第3実施
形態に係わる半導体装置の構成を示す断面図である。な
お、図10において図1と同一な部位には同一符号を付
し、その詳細な説明を省略する。
【0058】本装置が、第1実施形態に示した装置と異
なる点は、側壁スペーサ35が除去されていない点であ
る。メタルゲート電極15側面のTa25ゲート絶縁膜
14は除去されており、そこに例えば誘電率2.5程度
の低誘電率絶縁膜20が挿入されているから、素子動作
スピードは向上する。さらに本実施形態では、側壁スペ
ーサ35が残されているので、n+ ソース/ドレイン1
7に接続するコンタクト孔の形成場所が多少合わせずれ
ても、スペーサがコンタクトRIEで消失することなく
残留するため、ゲート電極とコンタクト間のショート不
良が生じにくいというメリットが生じる。
【0059】図10に示すように、コンタクト孔が側壁
スペーサ35の上にのりあげて形成された場合でも、側
壁スペーサ35が残留することによりゲート電極15と
Al配線21の間の絶縁が保たれている。
【0060】[第4実施形態]図11に第4の実施形態
の基本構造断面図を示す。図11は、本発明の第4実施
形態に係わる半導体装置の構成を示す断面図である。な
お、図11において図1と同一な部位には同一符号を付
し、その詳細な説明を省略する。
【0061】本装置の特徴は、メタルゲート電極15の
底部のゲート絶縁膜がエピタキシャル成長した単結晶C
eO2 膜111であり、メタルゲート電極15側面のゲ
ート絶縁膜がアモルファスCeO2 膜112であること
である。
【0062】CeO2 膜の誘電率は、その膜質に大きく
依存し、単結晶自体であれば70〜80程度あるが、ア
モルファス構造では4程度とシリコン酸化膜の3.6と
ほぼ同程度となる。
【0063】そのため、メタルゲート電極15側壁に
は、低い誘電率の膜が形成されているので、隣接するゲ
ート電極/配線間の配線間容量、並びにソース/ドレイ
ン領域と上層の配線を接続するコンタクトとゲート電極
との間の寄生容量の増大を抑制することができる。
【0064】なお、図11において、ゲート電極15の
側面部にはシリコン酸化膜1131とシリコン窒化膜1
132 とからなる側壁スペーサ113が形成されてい
る。TEOS系シリコン酸化膜19上には、層間絶縁膜
114が形成されている。n+ソース/ドレイン17に
接続し、窒化チタン膜(バリアメタル)1151 とタン
グステン膜1152 とからなるコンタクト電極115が
形成されている。
【0065】次に、本装置の製造工程を図12,図13
を参照して説明する。図12,図13は、本発明の第4
実施形態に係わる半導体装置の製造工程を示す工程断面
図である。
【0066】先ず、図12(a)に示すように、前の実
施形態と同様に、Si基板11に素子分離絶縁膜13及
びバッファ酸化膜18を形成した後、ポリシリコン膜3
1及びシリコン窒化膜32を順次堆積する。
【0067】次いで、図12(b)に示すように、所望
のパターンにシリコン窒化膜32及びポリシリコン膜3
1を異方性エッチングし、ダミーゲート33を形成す
る。さらに、例えば、Asイオンをイオン注入し、95
0℃30秒の加熱処理を施すことによって、n- ソース
/ドレイン16を形成する。
【0068】次いで、図12(c)に示すように、シリ
コン酸化膜1131 及びシリコン窒化膜1132 を堆積
した後、シリコン窒化膜1132 及びシリコン酸化膜1
13 1 のエッチングを行い、ダミーゲート33の側壁を
シリコン窒化膜1132 で囲む側壁スペーサ113を形
成する。さらに、例えば、P+ イオンをイオン注入し、
850℃30秒の加熱処理を施すことによって、n+
ース/ドレイン17を形成する。
【0069】次いで、図12(d)に示すように、TE
OS系シリコン酸化膜19を全面に堆積し、例えば、化
学的機械的研磨(CMP)法によって、TEOS系シリ
コン酸化膜19をダミーゲート33の表面が露出するま
で平坦化する。
【0070】次いで、図12(e)に示すように、シリ
コン窒化膜32,ポリシリコン膜31を剥離することに
よって、ダミーゲート33を除去する。ただし、ダミー
ゲート33の側壁のシリコン窒化膜1132 は、シリコ
ン酸化膜1131 が介在するために除去されない。その
後、バッファ酸化膜18,シリコン酸化膜1131 も剥
離し、側壁がシリコン窒化膜1132 からなり、底面が
Si基板11からなる溝部121を形成する。
【0071】さらに、図12(f)に示すように、例え
ばCVD法によりアモルファス二酸化セリウム膜(Ce
2 )112を堆積する。
【0072】その後、図12(g)に示すように、例え
ば450℃の加熱処理により、アモルファスCeO2
112から単結晶CeO2 膜をシリコン基板11に対し
てエピタキシャル成長させ、溝部121の底面にのみ単
結晶CeO2 膜111を形成する。
【0073】シリコンとCeO2 の格子定数はそれぞれ
5.46Å,5.41Åと非常に近く、いわゆる格子不
整合が小さいため、シリコン基板上で単結晶CeO2
111をエピタキシャル成長させることができる。ただ
し、アモルファスCeO2 膜112がシリコン基板11
と直接接している面は溝部121底面のみであるため、
単結晶CeO2 膜111は自己整合的に溝部121の底
面のみにエピタキシャル成長する。
【0074】その後、図12(h)に示すように、例え
ば、タングステン膜を成膜し、さらに、例えばCMP法
によって、タングステン膜及び低誘電率絶縁膜をTEO
S系シリコン酸化膜19の表面が露出するまで平坦化
し、溝部121の内部にゲート電極15を埋め込み形成
する。
【0075】以上の工程により、ゲート電極15の側壁
が低誘電率であるアモルファスCeO2 膜112で覆わ
れ、かつゲート電極15の底部に高誘電率の単結晶Ce
2膜111が形成されたトランジスタを形成すること
ができる。
【0076】そしてさらに、図13(i)に示すよう
に、層間絶縁膜114を堆積した後、n+ ソース/ドレ
イン17上の層間絶縁膜114及びTEOS系シリコン
酸化膜19にコンタクトホール131の開口を行う。そ
の後、図13(j)に示すように、例えば、窒化チタン
膜1151 とタングステン膜1152 を埋め込んだ後、
CMP法により窒化チタン膜1151 、タングステン膜
1152 を層間絶縁膜114の表面が露出するまで平坦
化し、コンタクト電極115を形成する。
【0077】このとき、コンタクト電極115とゲート
電極15間の絶縁膜は低誘電率を有するCeO2 膜11
2であるため、コンタクト−電極間の寄生容量は低く抑
えることができ、しいてはトランジスタの処理速度を向
上させることが可能となる。
【0078】本実施例では、シリコン基板に対しエピタ
キシャル成長する絶縁膜として、CeO2 膜を用いた
が、酸化ジルコニウム膜(ZrO2 )、酸化ハフニウム
膜(HfO2 )、酸化トリウム(ThO2 )、酸化イッ
トリウム膜(Y23)、弗化カルシウム膜(Ca
2 )、弗化すず・カルシウム膜(CaSnF2 )、酸
化チタンバリウム膜(BaTiO3 )を用いることが可
能である。
【0079】なお、エピタキシャル成長は、格子常数が
近い場合に生じるものとは限らない。例えば、堆積膜の
格子常数Aと基板と格子常数Bとの関係が、naA≒nb
B(na,nbは整数)であれば、エピタキシャル成長が
生じる。また、その他、体積膜及び基板の格子常数が一
定の関係にあれば、エピタキシャル成長が生じる。
【0080】また、本実施例では、CeO2 膜のエピタ
キシャル成長を成膜直後に行っているが、CeO2 膜上
の金属膜成膜後、CeO2 膜及び金属膜の平坦化後以降
であっても良い、さらに、本実施形態では、高誘電率絶
縁膜の成膜をCVD法により行っているが、スパッタ法
や真空蒸着法でも良い。
【0081】[第5実施形態]図14に第5の実施形態
の基本構造断面図を示す。図14は、本発明の第4実施
形態に係わる半導体装置の構成を示す断面図である。な
お、図14において図1,図11と同一な部位には同一
符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0082】本装置の特徴は、ゲート電極15の底部に
のみ単結晶ZrO2 ゲート絶縁膜141が形成されてお
り、ゲート電極15の側面部には単結晶ZrO2 膜が形
成されていないことである。
【0083】本装置は、コンタクト電極115とゲート
電極15間には、高い誘電率の単結晶ZrO2 膜が形成
されていないため、コンタクト電極115−ゲート電極
15間の寄生容量は低く抑えることができ、しいてはト
ランジスタの処理速度を向上させることが可能となる。
【0084】次に、本装置の製造工程について説明す
る。図15は、本発明の第5実施形態に係わる半導体装
置の製造工程を示す工程断面図である。
【0085】先ず、第4実施形態の図12(a)〜図1
2(e)を参照して説明した工程と同様なことを行う。
次いで、図15(a)に示すように、例えば異方性スパ
ッタ法によりアモルファス二酸化ジルコニウム膜(Zr
2 )151を堆積する。
【0086】次いで、図15(b)に示すように、例え
ば450℃の加熱処理により、アモルファスZrO2
51から単結晶ZrO2 膜151をSi基板11に対し
てエピタキシャル成長させる。シリコンとZrO2 の格
子定数はそれぞれ5.46Å,5.07Åと非常に近
く、いわゆる格子不整合が小さいため、単結晶ZrO2
膜141はSi基板11上でエピタキシャル成長する。
ただし、アモルファスZrO2 膜151がSi基板11
と直接接している面は溝部121の底面のみであるた
め、自己整合的に溝部121底面のみに単結晶ZrO2
膜141がエピタキシャル成長する。
【0087】ZrO2 膜の誘電率はその膜質に大きく依
存し、単結晶構造ならば70〜80程度あるが、アモル
ファス構造では4程度と低い。よって、本発明によれ
ば、溝底ににのみに高誘電率を有する単結晶ZrO2
141を配置した構造を形成することが可能となる。
【0088】その後、図15(c)に示すように、溝部
121内部に、例えばタングステン膜を成膜し、さらに
例えばCMP法によって、タングステン膜及びアモルフ
ァスZrO2 膜151をTEOS系シリコン酸化膜19
の表面が露出するまで平坦化し、溝部121の内部にゲ
ート電極15を埋め込み形成する。
【0089】以上の工程により、ゲート電極15の側壁
がシリコン窒化膜1132 で覆われ、かつゲート電極1
5の底部に高誘電率の単結晶ZrO2 ゲート絶縁膜14
1が形成されたトランジスタを形成することができる。
【0090】さらに、図15(d)〜図15(e)に示
すように、前の実施形態と同様に、コンタクトホール内
に131内に、n+ ソース/ドレイン17に接続するコ
ンタクト電極115を埋め込み形成する。
【0091】[第6実施形態]図16に第6の実施形態
の基本構造断面図を示す。図16は、本発明の第6実施
形態に係わる半導体装置の構成を示す断面図である。な
お、図16において図1,図11と同一な部位には同一
符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0092】本装置の特徴は、ゲート電極15の底部に
のみ単結晶CeO2 ゲート絶縁膜111が形成されてお
り、ゲート電極15の側面部には単結晶CeO2 膜が形
成されていないことである。
【0093】本装置は、コンタクト電極115とゲート
電極15間には、高い誘電率の単結晶CeO2 膜が形成
されていないため、コンタクト電極115−ゲート電極
15間の寄生容量は低く抑えることができ、しいてはト
ランジスタの処理速度を向上させることが可能となる。
【0094】次に、本装置の製造工程について説明す
る。図17は、本発明の第6実施形態に係わる半導体装
置の製造工程を示す工程断面図である。
【0095】先ず、第4実施形態の図12(a)〜図1
2(e)を参照して説明した工程と同様なことを行う。
次いで、図17(a)に示すように、例えば真空蒸着法
によりアモルファス二酸化セリウム膜(CeO2 )11
2を堆積する。
【0096】次いで、図17(b)に示すように、例え
ば450℃の加熱処理により、アモルファスCeO2
112から単結晶CeO2 膜111をSi基板11に対
してエピタキシャル成長させる。シリコンとCeO2
格子定数はそれぞれ5.46Å,5.41Åと非常に近
く、いわゆる格子不整合が小さいため、単結晶CeO 2
膜がシリコン基板上でエピタキシャル成長する。ただ
し、アモルファスCeO 2 膜112がSi基板11と直
接接している面は溝部121の底面のみであるため、自
己整合的に溝部121の底面にのみ単結晶CeO2 膜1
11がエピタキシャル成長する。
【0097】CeO2 膜の誘電率はその膜質に大きく依
存し、単結晶構造ならば70〜80程度あるが、アモル
ファス構造では4程度と低い。よって、本発明によれ
ば、溝部121の底面は高誘電率の単結晶CeO2 膜1
11で、溝部121の側面は低誘電率のアモルファスC
eO2 膜112からなる構造を形成することが可能とな
る。
【0098】さらに、図17(c)に示すように、例え
ば10%希釈硫酸により、溝部121側面のアモルファ
スCeO2 膜112を剥離する。単結晶CeO2 膜11
1とアモルファスCeO2 膜112のエッチング選択比
は5〜10程度あるため、溝部121の底面の単結晶C
eO2 膜111を残したまま、溝部121の側面のアモ
ルファスCeO2 膜112を剥離することが可能であ
る。
【0099】次いで、図17(d)に示すように、全面
に例えばタングステン膜を成膜し、さらに例えばCMP
法によってタングステン膜をTEOS系シリコン酸化膜
19の表面が露出するまで平垣化し、溝部121の内部
にゲート電極15を埋め込み形成する。
【0100】以上の工程により、ゲート電極15の側壁
に高い誘電率の絶縁膜が形成されず、かつ高誘電率を有
した単結晶CeO2 ゲート絶縁膜111を用いたトラン
ジスタを形成することができる。
【0101】さらに、図17(e)〜図17(f)に示
すように、前の実施形態と同様に、コンタクトホール内
に131内に、n+ ソース/ドレイン17に接続するコ
ンタクト電極115を埋め込み形成する。
【0102】なお、本実施形態では、硫酸を用いて選択
エッチングを行ったが、フッ酸、塩酸、硝酸でも良い。
【0103】[第7実施形態]図18に第7の実施形態
の基本構造断面図を示す。図18は、本発明の第6実施
形態に係わる半導体装置の構成を示す断面図である。な
お、図18において図1,図11と同一な部位には同一
符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0104】本装置の特徴は、ゲート電極15の底部に
のみ単結晶HfO2 ゲート絶縁膜181が形成されてお
り、ゲート電極15の側面部には単結晶HfO2 膜が形
成さずに、HfN膜182が形成されていることであ
る。
【0105】本装置は、コンタクト電極115とゲート
電極15間には、高い誘電率の単結晶HfO2 膜が形成
されていないため、コンタクト電極115−ゲート電極
15間の寄生容量は低く抑えることができ、しいてはト
ランジスタの処理速度を向上させることが可能となる。
【0106】次に、本装置の製造工程について説明す
る。図19は、本発明の第7実施形態に係わる半導体装
置の製造工程を示す工程断面図である。
【0107】先ず、第4実施形態の図12(a)〜図1
2(e)を参照して説明した工程と同様なことを行う。
次いで、図19(a)に示すように、例えばCVD法に
よりアモルファス二酸化ハフニウム膜(HfO2 )19
1を堆積させる。
【0108】次いで、図19(b)に示すように、例え
ば450℃の加熱処理により、アモルファスHfO2
191から単結晶HfO2 膜181をSi基板11に対
してエピタキシャル成長させる。ただし、アモルファス
HfO2 膜191がSi基板11と直接接している面は
溝部121の底面のみであるため、自己整合的に溝部1
21の底面にのみ単結晶HfO2 膜181がエピタキシ
ャル成長する。
【0109】HfO2 膜の誘電率はその膜質に大きく依
存し、単結晶構造ならば70〜80程度あるが、アモル
ファス構造では4程度と低い。よって、本発明によれ
ば、溝部121の底面は高誘電率を有する単結晶HfO
2 膜181で、溝部121の側面は低誘電率を有するア
モルファスHfO2 膜191からなる構造を形成するこ
とが可能となる。
【0110】次いで、図19(c)に示すように、例え
ばNH3 雰囲気で加熱することによりアモルファスHf
2 膜191表面を窒化し、選択的にHfN膜182を
形成する。アモルファスHfO2 膜191は、単結晶H
fO2 膜181に比べ窒化速度が5倍程度速いために、
溝部121の底面の単結晶HfO2 膜181はあまり窒
化されず、溝部121の底面以外のアモルファスHfO
2 膜191をHfN膜182に改質することが可能であ
る。なお、HfN膜182は金属であるため、誘電率の
問題は発生しない。
【0111】その後、図19(d)に示すように、溝部
121の内部に例えばタングステン膜を成膜し、さらに
例えばCMP法によってタングステン膜及びHfN膜1
82をTEOS系シリコン酸化膜19の表面が露出する
まで平坦化し、溝部121の内部にゲート電極15を埋
め込み形成する。
【0112】以上の工程により、ゲート電極の側壁に高
い誘電率を有す絶縁膜が形成されず、かつ高誘電率を有
した単結晶HfO2 膜を用いたトランジスタを形或する
ことができる。
【0113】さらに、図19(e)〜図19(f)に示
すように、前の実施形態と同様に、コンタクトホール内
に131内に、n+ ソース/ドレイン17に接続するコ
ンタクト電極115を埋め込み形成する。
【0114】なお、本実施例では、HfO2 膜の室化を
NH3 を用いた熱窒化により行ったが、プラズマ窒化で
も良い。また、窒化に用いるガスとしてNH3 以外に、
2、NH4 、NO、NO2 、N2O若しくはそれらのガ
スの組み合わせ未市区は窒素を含まないガスとの混合ガ
スでも良い。
【0115】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、第1〜3実施形態に示した製
造方法において、ゲート電極を形成した後ゲート電極側
壁のゲート絶縁膜を除去するのではなく、第4〜7実施
形態に示したように、ゲート電極の底部にエピタキシャ
ル成長させたゲート絶縁膜を形成し、側壁にアモルファ
ス状態の絶縁膜を形成しても良い。
【0116】その他、本発明は、その要旨を逸脱しない
範囲で、種々変形して実施することが可能である。
【0117】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ゲ
ート電極の側壁には、誘電率が高いゲート絶縁膜が形成
されていないので、ゲート電極とソース/ドレインとの
間の寄生容量が低減し、回路の動作スピードを向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係わる半導体装置の構成を示す
断面図。
【図2】図1の半導体装置の製造工程を示す工程断面
図。
【図3】図1の半導体装置の製造工程を示す工程断面
図。
【図4】図1の半導体装置の製造工程を示す工程断面
図。
【図5】図1の半導体装置の製造工程を示す工程断面
図。
【図6】図1の半導体装置の製造工程を示す工程断面
図。
【図7】図1の半導体装置の製造工程を示す工程断面
図。
【図8】図1の半導体装置の製造工程を示す工程断面
図。
【図9】第2実施形態に係わる半導体装置の構成を示す
断面図。
【図10】第3実施形態に係わる半導体装置の構成を示
す断面図。
【図11】第4実施形態に係わる半導体装置の構成を示
す断面図。
【図12】図11の半導体装置の製造工程を示す工程断
面図。
【図13】図11の半導体装置の製造工程を示す工程断
面図。
【図14】第5実施形態に係わる半導体装置の構成を示
す断面図。
【図15】図14の半導体装置の製造工程を示す工程断
面図。
【図16】第6実施形態に係わる半導体装置の構成を示
す断面図。
【図17】図16の半導体装置の製造工程を示す工程断
面図。
【図18】第7実施形態に係わる半導体装置の構成を示
す断面図。
【図19】図18の半導体装置の製造工程を示す工程断
面図。
【符号の説明】
11…Si基板 12…バッファ酸化膜 13…素子分離絶縁膜 14…ゲート絶縁膜 15…メタルゲート電極 151 …TiN 152 …Al電極 16…n- ソース/ドレイン 17…n+ ソース/ドレイン 18…バッファ酸化膜 19…TEOS系シリコン酸化膜 20…低誘電率絶縁膜 21…コンタクト電極 25…側壁スペーサ 26…溝部 31…ポリシリコン膜 32…シリコン窒化膜 33…ダミーゲート 34…酸化膜 35…側壁スペーサ 111…単結晶CeO2 ゲート絶縁膜 112…アモルファスCeO2 膜 113…側壁スペーサ 1131 …シリコン酸化膜 1132 …シリコン窒化膜 114…層間絶縁膜 115…Alコンタクト電極 121…溝部 131…コンタクトホール 141…単結晶ZrO2 ゲート絶縁膜 1151 …窒化チタン膜 1152 …タングステン膜 151…アモルファスZrO2 膜 181…単結晶HfO2 ゲート絶縁膜 182…HfN膜 191…アモルファスHfO2
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M104 AA01 BB02 BB18 BB30 CC05 DD15 EE03 EE09 EE16 EE17 FF06 FF13 FF18 GG09 5F040 DA11 DC01 EC03 EC04 ED02 ED03 ED04 EF01 EF02 EH01 EH02 EH05 EK05 FA02 FA04 FA05 FA07 FA10 FB02 FB05 FC02 FC05 FC10 FC21 FC22 FC28

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上のゲート電極が形成される領
    域にダミーゲートを形成する工程と、 前記ダミーゲートの側壁に、側壁スペーサを形成する工
    程と、 前記ダミーゲート及び側壁スペーサをマスクに用いて、
    ソース/ドレインを形成する工程と、 前記半導体基板上に、前記ダミーゲートを覆うように層
    間絶縁膜を形成する工程と、 前記層間絶縁膜の上面を平坦化して、前記ダミーゲート
    及び側壁スペーサの上面を露出させる工程と、 前記ダミーゲートを除去し、側面が前記層間絶縁膜,且
    つ底面が前記半導体基板からなる溝部を形成する工程
    と、 前記半導体基板上に、前記溝部の底面及び側面を覆うよ
    うに、ゲート絶縁膜を堆積する工程と、 前記溝部内にゲート電極を埋め込み形成する工程と、 前記ゲート電極の側壁の前記側壁スペーサ及び前記ゲー
    ト絶縁膜を除去する工程とを含むことを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】前記側壁スペーサ及びゲート絶縁膜が除去
    されて形成される溝内に、シリコンの熱酸化膜より誘電
    率が低い低誘電率絶縁膜を埋め込むことを特徴とする請
    求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】半導体基板上のゲート電極が形成される領
    域にダミーゲートを形成する工程と、 前記ダミーゲートの側壁に、側壁スペーサを形成する工
    程と、 前記ダミーゲート及び側壁スペーサをマスクに用いて、
    ソース/ドレインを形成する工程と、 前記半導体基板上に、前記ダミーゲートを覆うように層
    間絶縁膜を形成する工程と、 前記層間絶縁膜の上面を平坦化して、前記ダミーゲート
    及び側壁スペーサの上面を露出させる工程と、 前記ダミーゲートを除去し、側面が前記層間絶縁膜,且
    つ底面が前記半導体基板からなる溝部を形成する工程
    と、 前記半導体基板上に、前記溝部底面の前記半導体基板を
    覆うように、アモルファス構造の絶縁膜を堆積する工程
    と、 前記溝部の底面の前記アモルファス構造の絶縁膜から単
    結晶構造の絶縁膜をエピタキシャル成長させて、該溝の
    底面にゲート絶縁膜を形成する工程と、 前記半導体基板上に、前記溝部内を埋め込むようにゲー
    ト電極材を堆積する工程と、 前記層間絶縁膜上のゲート電極材及びアモルファス構造
    の絶縁膜を除去して、前記溝部内にゲート電極を埋め込
    み形成する工程とを含むことを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  4. 【請求項4】前記ゲート電極材の堆積を行う前に、前記
    溝部の側面の前記アモルファス構造の絶縁膜をエッチン
    グ除去することを特徴とする請求項3に記載の半導体装
    置の製造方法。
  5. 【請求項5】前記ゲート電極材の堆積を行う前に、前記
    溝部の側面のアモルファス構造の絶縁膜を改質して、導
    電体にすることを特徴とする請求項4に記載の半導体装
    置の製造方法。
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