JP2003007861A - 不揮発性記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

不揮発性記憶装置及びその製造方法

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JP2003007861A JP2001183506A JP2001183506A JP2003007861A JP 2003007861 A JP2003007861 A JP 2003007861A JP 2001183506 A JP2001183506 A JP 2001183506A JP 2001183506 A JP2001183506 A JP 2001183506A JP 2003007861 A JP2003007861 A JP 2003007861A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高誘電体膜を備えた低電圧動作で、リーク電流
が低い高信頼性の不揮発性記憶装置及びその製造方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】半導体基板10上に、ゲート絶縁膜、フロ
ーティングゲート(FD)材料膜11、ダミー絶縁膜1
2及びダミーゲート(DG)材料膜13を形成し、加工
してDG13aとFG11aを形成し、基板10上に、
DG13aとFG11aを埋め込み、かつDG13aの
上面とほぼ面一の埋め込み絶縁膜17を形成し、DG1
3aのみを除去し、ダミー絶縁膜12上でDG13aが
除去された埋め込み絶縁膜17の側壁にサイドウォール
スペーサ18を形成し、ダミー絶縁膜12を除去し、基
板10上に誘電体膜19及びコントロールゲート(C
G)材料膜20を形成し、加工してCG20aを形成す
る不揮発性記憶装置の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性記憶装置
及びその製造方法に関し、より詳細には高誘電体膜を用
いたフラッシュメモリからなる不揮発性記憶装置及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】不揮発
性メモリは、スイッチオフした後も、データ保持するこ
とができるメモリである。そのうち、フラッシュメモリ
は、通常、シリコンやII−V族半導体(例えばInPと
GaAs等)等からなる基板上に、フローティングゲー
トが形成され、その上にコントロールゲートが積層さ
れ、これらフローティングゲートとコントロールゲート
とに対して自己整合的に、n型チャネルデバイスの場合
にはn型のソース/ドレイン領域が、p型チャネルデバ
イスの場合にはp型のソース/ドレイン領域が形成され
ている。また、両者のゲート間絶縁膜として酸化膜又は
オキシナイトライドが用いられている。
【0003】このようなデバイスにおいては、近年、特
にコントロールゲートの低電圧駆動が求められるように
なり、そのため、フローティングゲートとコントロール
ゲートとの間の絶縁膜、基板とフローティングゲートと
の間のトンネル酸化膜によって形成される容量比率(カ
ップリング・レシオ)を高めることが必要とされてい
る。
【0004】これに対して、例えば、特開平11−26
0938号公報には、フローティングゲートとコントロ
ールゲートとの間の絶縁膜として高誘電体膜を用いるこ
とが記載されている。
【0005】しかし、高誘電体膜をコントロールゲート
とフローティングゲートとの間の誘電体膜として使用し
た場合、半導体装置の製造プロセスにおける熱処理によ
って高誘電体膜に構造変化が生じ、膜質が変化し、高い
誘電率を保持できなくなる。そのため、高誘電体膜を形
成した後には、500℃程度以下でしか熱処理を行うこ
とができないという制約が生じる。また、このような温
度以上での熱処理が必要な場合には、高誘電体膜の形成
までに、そのプロセスを終えておかなければならない。
【0006】そこで、製造プロセスに起因するMOSト
ランジスタにおけるゲート絶縁膜の劣化を防止するため
の置き換えゲート方式を用いたMOSトランジスタの製
造方法(例えば、特開平11−74508号)を、フラ
ッシュメモリの製造プロセス、特に高誘電体膜及びコン
トロールゲートの形成に応用することが考えられる。
【0007】つまり、置き換えゲート方式を用いたMO
Sトランジスタは、まず、図2(a)に示したように、
半導体基板30上に、ダミーゲート絶縁膜31を介して
ポリシリコン膜によるダミーゲート電極32を形成す
る。
【0008】次いで、ダミーゲート電極32をマスクと
して用いてイオン注入してLDD領域33を形成し、そ
の後、得られた基板30上全面にCVD酸化膜を堆積
し、エッチバックすることによりダミーゲート電極32
の側壁にサイドウォールスペーサ34を形成する。ダミ
ーゲート電極32とサイドウォールスペーサ34とをマ
スクとして用いてイオン注入し、ソース/ドレイン領域
35を形成する(図2(b))。
【0009】続いて、得られた基板30上全面にCVD
酸化膜36を堆積し、その表面をダミーゲート電極32
上面が露出するまでCMP法により研磨する(図2
(c))。次いで、ダミーゲート電極32及びダミーゲ
ート絶縁膜31を除去する(図2(d))。得られた基
板30上全面に、酸化膜37、高誘電体膜38及び金属
膜39を形成する(図2(e))。CVD酸化膜36の
表面が露出するまで、金属膜39、高誘電体膜38及び
酸化膜36をCMP法により研磨し、ゲート電極39a
を形成する(図2(f))。
【0010】その後、層間絶縁膜、コンタクトホール、
電極配線等を形成して、MOSトランジスタを完成させ
る。
【0011】しかし、この方法を応用して、図3に示し
たように、半導体基板40上にゲート絶縁膜41、フロ
ーティングゲート42、ダミー絶縁膜43、ダミーコン
トロールゲート44及びソース/ドレイン領域45を形
成した後、得られた基板40上全面にCVD酸化膜46
を形成し、ダミーコントロールゲート44の表面が露出
するまでCVD酸化膜46を平坦化し、ダミーコントロ
ールゲート44を150℃程度のリン酸溶液を用いて、
ダミー絶縁膜43を、フッ化水素を用いて除去する場合
には、フローティングゲート42のエッジ部Aに接する
CVD酸化膜46までエッチングされて、溝が形成され
ることになる。これは、ダミー絶縁膜43を完全に除去
するために、CVD酸化膜46がオーバーエッチングす
ることに起因する。
【0012】このため、その後に形成する高誘電体膜の
周辺で、リーク電流が増大し、膜の耐圧が低下すること
になり、半導体装置の信頼性が確保されなりという問題
を生じる。
【0013】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、高誘電体膜を備えることにより低電圧動作が可能で
あるとともに、耐圧が向上させ、リーク電流を低下させ
て高い信頼性を得ることができる不揮発性記憶装置及び
その製造方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、(a)
半導体基板上に、ゲート絶縁膜、フローティングゲート
材料膜、ダミー絶縁膜及びダミーゲート材料膜を形成
し、(b)前記ダミーゲート材料膜、ダミー絶縁膜、フ
ローティングゲート材料膜及び前記ゲート絶縁膜を加工
することによりダミーゲート及びフローティングゲート
を形成し、(c)得られた半導体基板上に、ダミーゲー
ト及びフローティングゲートを埋め込み、かつダミーゲ
ートの上面とほぼ面一の上面を有する埋め込み絶縁膜を
形成し、(d)ダミーゲートのみをほぼ完全に除去し、
(e)前記ダミー絶縁膜上であって、ダミーゲートが除
去された埋め込み絶縁膜の側壁にサイドウォールスペー
サを形成し、(f)前記ダミー絶縁膜を除去し、(g)
得られた半導体基板上全面に、誘電体膜及びコントロー
ルゲート材料膜を形成し、所望の形状に加工することに
よりコントロールゲートを形成することからなる不揮発
性記憶装置の製造方法が提供される。
【0015】また、本発明によれば、半導体基板表面に
形成されたチャネル領域、ソース/ドレイン領域と、前
記チャネル領域上に形成されたフローティングゲート
と、該フローティングゲート上に形成されたメタルコン
トロールゲートと、前記フローティングゲート上であっ
て、前記メタルコントロールゲートの底面及び側面を被
覆する誘電体膜とから構成される不揮発性記憶装置が提
供される。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の不揮発性記憶装置におい
ては、まず、工程(a)で、半導体基板上に、ゲート絶
縁膜、フローティングゲート材料膜、ダミー絶縁膜及び
ダミーゲート材料膜を形成する。
【0017】半導体基板としては、通常、半導体装置に
使用されるものであれば特に限定されるものではなく、
例えば、シリコン、ゲルマニウム等の元素半導体、Ga
As、InGaAs、ZnSe等の化合物半導体が挙げ
られる。また、SOI基板又は多層SOI基板等の種々
の基板を用いてもよい。さらに、エピタキシャル半導体
層を表面に成長させたいわゆるエピタキシャル基板でも
よい。なかでもシリコン基板が好ましい。この半導体基
板上には、素子分離領域が形成されていることが好まし
く、さらにトランジスタ、キャパシタ、抵抗等の素子、
層間絶縁膜、これらによる回路、半導体装置等が組み合
わせられて、シングル又はマルチレイヤー構造で形成さ
れていてもよい。
【0018】ゲート絶縁膜は、通常トランジスタのゲー
ト絶縁膜として機能し得る絶縁膜、例えば、シリコン酸
化膜(CVD−SiO2膜、熱−SiO2膜)又はシリコ
ン窒化膜等の絶縁膜、Ta25等の高誘電体膜又はこれ
らの積層膜等を用いることができる。膜厚は、特に限定
されるものではなく、例えば、絶縁膜は5〜20nm程
度、高誘電体膜は5〜50nm程度が挙げられる。ゲー
ト絶縁膜は、熱酸化法、CVD法、スパッタ法、蒸着
法、陽極酸化法等又はこれらの組み合わせにより形成す
ることができる。
【0019】フローティングゲート材料膜は、通常電極
又は配線として機能し得る導電膜、例えば、不純物がド
ーピングされたポリシリコン、アモルファスシリコン等
の半導体;アルミニウム、ニッケル、金、銀、銅等の金
属又は合金;タンタル、タングステン等の高融点金属又
は合金;高融点金属のシリサイド又はポリサイド等の単
層膜又は積層膜等が挙げられる。これらは、蒸着法、ス
パッタ法、CVD法、EB法等の種々の方法で形成する
ことができる。フローティングゲート材料膜の膜厚は特
に限定されるものではなく、例えば、50〜500nm
程度が挙げられる。
【0020】なお、この工程においては、ゲート絶縁膜
及びフローティングゲート材料膜を形成した後、ゲート
絶縁膜及び/又はフローティングゲート材料膜を、所望
の形状に予備的に加工しておき、その後、ダミー絶縁膜
及びダミーゲート材料膜を形成することが好ましい。こ
こでの予備的な加工とは、フローティングゲート材料膜
の、フローティングゲートとして機能しうる最終的な形
状には至らない程度の加工を意味し、例えば、行方向又
は列方向の一方向のみの加工が挙げられる。
【0021】ダミー絶縁膜及びダミーゲート材料膜は、
後工程で誘電体膜及びコントロールゲートを形成する領
域に予備的に形成する膜を意味し、それらの膜厚等は、
得ようとするコントロールゲートの機能、このコントロ
ールゲートから構成される不揮発性記憶装置の特性及び
機能等により適宜調整することができる。例えば、ダミ
ー絶縁膜の膜厚としては、1〜50nm程度が挙げら
れ、ダミーゲート材料膜の膜厚としては、5〜500n
m程度が挙げられる。これらの膜は、誘電体膜及びコン
トロールゲートを形成する前に、除去される膜であるた
め、除去する条件等に応じてその材料を適宜選択するこ
とができる。例えば、ポリシリコン、アモルファスシリ
コン等の半導体;アルミニウム、ニッケル等の金属又は
合金;タンタル、タングステン等の高融点金属;シリコ
ン酸化膜(熱酸化膜、低温酸化膜:LTO膜等、高温酸
化膜:HTO膜、TEOS分解によるプラズマ酸化
膜)、シリコン窒化膜(プラズマ放電又は高温熱処理に
よるLPCVDシリコン窒化膜)、SOG膜、PSG
膜、BSG膜、BPSG膜等の絶縁膜の単層膜又は積層
膜等が挙げられる。なかでも、ダミー絶縁膜は、ダミー
ゲート材料膜を除去する際のエッチングストッパーとし
て機能する膜となる材料により形成することが好まし
く、具体的には、ダミー絶縁膜は、シリコン酸化膜が好
ましく、ダミーゲート材料膜は、シリコン窒化膜がより
好ましい。これらの膜は、熱酸化法、CVD法(低温、
高温、プラズマ、低圧、常圧、高圧等)、スパッタ法、
蒸着法、陽極酸化法等又はこれらの組み合わせにより形
成することができる。
【0022】工程(b)において、ダミーゲート材料
膜、ダミー絶縁膜、フローティングゲート材料膜及びゲ
ート絶縁膜を加工する。
【0023】これらの加工は、公知の方法、例えばフォ
トリソグラフィ及びエッチング工程により、所望の形状
のマスクパターンを用いて、一括して行うことができ
る。なお、工程(a)において、ゲート絶縁膜及び/又
はフローティングゲート材料膜を予備的に加工した場合
には、この工程での加工により、フローティングゲート
として機能しうる最終的な形状に加工することができ
る。また、この加工により、ダミーゲート材料膜を、コ
ントロールゲートの形状を決定するダミーゲートに加工
することができる。
【0024】工程(b)の後、工程(c)の前には、ダ
ミーゲートをマスクとして用いてイオン注入を行い、ソ
ース/ドレイン領域を形成することが好ましい。この際
のイオン種、イオン注入の条件等は、得ようとする不揮
発性記憶装置の特性等により適宜設定することができ
る。また、ダミーゲートをマスクとしてイオン注入をし
た後、フローティングゲート材料膜及びダミーゲートの
側壁にサイドウォールスペーサを形成し、これらをマス
クとして用いてイオン注入することにより、LDD構造
又はDDD構造のソース/ドレイン領域を形成してもよ
い。さらに、イオン注入の後には、不純物を活性化する
ための熱処理を行うことが好ましい。この場合の熱処理
の条件は、用いるイオン種、不揮発性装置の特性等によ
り、適宜設定することができる。例えば、大気中、酸素
雰囲気又は窒素雰囲気下、600〜900℃程度の温度
範囲で、1秒間〜5分間程度、炉アニール、ランプアニ
ール、RTA(Rapid Thermal Anneal)法等が挙げられ
る。
【0025】また、サイドウォールスペーサを形成する
かわりに、加工したダミーゲート材料膜、ダミー絶縁
膜、フローティングゲート材料膜及びゲート絶縁膜を熱
酸化し、それらの表面に熱酸化膜を形成してもよい。こ
の場合の熱酸化膜の膜厚は、特に限定されず、例えば、
5〜30nm程度が挙げられる。
【0026】工程(c)において、得られた半導体基板
上に、ダミーゲート及びフローティングゲートを埋め込
み、かつダミーゲートの上面とほぼ面一の上面を有する
埋め込み絶縁膜を形成する。埋め込み絶縁膜の材料は、
特に限定されないが、特に、ダミーゲートを除去する場
合に、ダミーゲートの除去方法で、ダミーゲートよりも
除去されにくい材料であることが好ましくダミーゲート
の材料により、例えば、ダミーゲート材料膜で例示され
た絶縁膜の中から適宜選択することができる。
【0027】まず、埋め込み絶縁膜を構成する絶縁膜
を、例えば、フローティングゲート材料膜と、ダミーゲ
ート絶縁膜と、ダミーゲートとの合計膜厚よりも厚い膜
厚、例えば、1000〜3000nm程度の膜厚で、こ
れらを含む半導体基板上に形成し、ダミーゲートの表面
が露出するため後退させる。ここでの後退は、酸又はア
ルカリの溶液を用いたウェットエッチング、ドライエッ
チング又はCMP法等、種々の方法により行うことがで
きる。なかでも、CMP法が好ましい。
【0028】工程(d)において、ダミーゲートのみを
ほぼ完全に除去する。ダミーゲートの除去は、その材料
により、適宜選択することができ、例えば、ふっ酸、熱
リン酸、硝酸、硫酸等を用いたウェットエッチング、ス
パッタリング法、反応性イオンエッチング法、プラズマ
エッチング法等のドライエッチング法等種々の方法が挙
げられる。具体的には、シリコン窒化膜により形成され
ている場合には、シリコン窒化膜を溶解しえる溶液を用
いたウェットエッチングが好ましい。なお、ここでの除
去は、ダミーゲート絶縁膜をエッチングストッパーとし
て用いて、ダミーゲートのみがほぼ完全に除去するまで
行うことが好ましい。
【0029】工程(e)において、ダミー絶縁膜上であ
って、ダミーゲートが除去された埋め込み絶縁膜の側壁
にサイドウォールスペーサを形成する。サイドウォール
スペーサは、例えば、ダミーゲート材料膜で例示された
絶縁膜の中から適宜選択することができる。なかでも、
ダミー絶縁膜を構成する膜とは異なる膜、特に、後工程
でダミー絶縁膜を除去する際に、ダミー絶縁膜との選択
比が異なる材料を用いることが好ましい。
【0030】サイドウォールスペーサは、公知の方法、
例えば、絶縁膜を、ダミーゲートが除去された凹部を含
む半導体基板上全面に形成し、RIE等の異方性エッチ
ングによってエッチバックして形成することができる。
【0031】なお、サイドウォールスペーサの膜厚は、
工程(f)におけるダミー絶縁膜の除去の際に、サイド
ウォールスペーサの一部の除去される膜厚等を考慮して
決定することが好ましい。
【0032】工程(f)において、ダミー絶縁膜を完全
に除去する。ダミー絶縁膜の除去は、その材料により、
適宜選択することができるが、例えば、シリコン酸化膜
により形成されている場合には、シリコン酸化膜を溶解
しえる溶液を用いたウェットエッチングが好ましい。こ
こでのダミー絶縁膜の除去は、ダミー絶縁膜の端部、す
なわち埋め込み絶縁膜近傍は、サイドウォールスペーサ
に被覆されているために除去されず、凹部内で露出して
いる部分のみがほぼ完全に除去される程度に行う。
【0033】工程(g)において、得られた半導体基板
上全面に、誘電体膜及びコントロールゲート材料膜を形
成する。誘電体膜としては、シリコン窒化膜;Al
23、TiO2、Y23、Ta25、HfO2、Zr
2、La25等の高誘電体膜;PZT、PLZT、強
誘電体膜又は反強誘電体膜等の誘電体膜等の単層膜又は
積層膜等が挙げられる。また、これらの誘電体膜と絶縁
膜、例えば、シリコン酸化膜(熱酸化膜、低温酸化膜:
LTO膜等、高温酸化膜:HTO膜)の積層膜が挙げら
れる。なかでも、高誘電体膜の単層又は積層膜、高誘電
体膜/酸化膜又は酸化膜/高誘電体膜/酸化膜が好まし
い。なお、高誘電体膜/酸化膜の場合には、酸化膜は、
高誘電体膜の一部の下層のみに配置されていても良い
し、不均一な膜厚で形成されていてもよい。誘電体膜の
膜厚は、例えば、5〜50nm程度が挙げられる。
【0034】コントロールゲート材料膜は、フローティ
ングゲート材料膜で例示された導電膜の中から選択する
ことができる。なかでも、金属又は高誘電体金属、これ
らの合金の単層膜、積層膜が好ましい。コントロールゲ
ート材料膜の膜厚は、特に限定されるものではなく、先
の工程で得られた凹部を完全に埋め込むことができる膜
厚、例えば、100〜600nm程度が挙げられる。
【0035】これらの膜は、蒸着法、スパッタ法、CV
D法、EB法等の種々の方法で形成することができる。
なお、誘電体膜を形成した後、コントロールゲート材料
膜を形成する前に、誘電体膜を熱処理することが好まし
い。熱処理の条件は上記と同様であってもよいが、中で
も、酸素雰囲気下、500〜700℃程度の温度範囲で
行うことが好ましい。
【0036】これらの膜を形成した後、所望の形状に加
工して、コントロールゲートを形成する。加工は、これ
らの膜を、埋め込み絶縁膜の表面が露出するまで、ウェ
ットエッチング、ドライエッチング又はCMP法等、種
々の方法により平坦化する方法が挙げられる。なかで
も、CMP法が好ましい。
【0037】なお、本発明の半導体記憶装置の製造方法
においては、所望の工程前、中、後に、半導体装置を形
成するための公知の方法により、任意に、閾値調整のた
めのイオン注入、熱処理、サリサイド工程、絶縁膜の形
成、絶縁膜の緻密化、コンタクトホールの形成及び/又
は配線層の形成等を行うことが好ましい。
【0038】このような工程により、半導体基板表面に
形成されたチャネル領域、ソース/ドレイン領域と、チ
ャネル領域上に形成されたフローティングゲートと、フ
ローティングゲート上に形成されたメタルコントロール
ゲートと、フローティングゲート上であって、メタルコ
ントロールゲートの底面及び側面を被覆する誘電体膜と
から構成される不揮発性記憶装置を得ることができる。
【0039】以下に、本発明の半導体装置及びその製造
方法の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
【0040】まず、前処理により清浄化を行ったシリコ
ン基板10上に、図1(a)に示したように、膜厚5〜
10nm程度のトンネル酸化膜(図示せず)、膜厚50
〜100nm程度のポリシリコン膜11を形成する。こ
のポリシリコン膜11が後にフローティングゲートを構
成した場合に、フローティングゲートに十分電荷が保持
されるように、ポリシリコン膜11に、例えば、砒素又
はBF2をイオン注入する。次いで、ポリシリコン膜1
1を矩形形状にパターニングし、得られたシリコン基板
10上全面に、シリコン酸化膜12及びプラズマ放電又
は高温熱処理によるLPCVDシリコン窒化膜13を形
成する。シリコン酸化膜12は、その上に形成されたダ
ミーゲートとなるシリコン窒化膜13をエッチングする
際のエッチングストッパとしての役割を果たす。
【0041】その後、フォトリソグラフィ工程により、
ポリシリコン膜11に直交する矩形形状のレジストマス
ク14を形成し、このレジストマスク14を用いて、ド
ライエッチングによりシリコン窒化膜13、シリコン酸
化膜12及びポリシリコン膜11を順次パターニング
し、ダミーゲート13a及びフローティングゲート11
aを形成する。
【0042】レジストマスク14を除去した後、図1
(b)に示したように、ダミーゲート13a、シリコン
酸化膜12及びフローティングゲート11aをマスクと
して用いて、例えば、リン又は砒素をイオン注入し、熱
処理を行い、ソース/ドレイン領域15を形成する。そ
の後、フローティングゲート11aからの電荷漏洩防止
のために熱酸化を行い、フローティングゲート11aの
側面を酸化し、膜厚10nm程度の酸化膜16を形成す
る。この際、ダミーゲート13aはほとんど酸化されな
い。
【0043】続いて、図1(c)に示したように、得ら
れたシリコン基板10上全面に、埋め込み酸化膜17と
して、膜厚1500nm程度で、カバレッジ良好なオゾ
ンによるTEOS分解によるプラズマ酸化膜を形成し、
この埋め込み酸化膜17の表面を、CMP法により平坦
化し、ダミーゲート13a表面を露出させる。
【0044】次いで、150℃の熱リン酸に、シリコン
基板10を浸漬することにより、ダミーゲート13aを
除去する。その後、図1(d)に示すように、低圧CV
D法により、膜厚20nm程度の酸化膜18aを形成す
る。
【0045】図1(e)に示したように、この酸化膜1
8aをRIE法によりエッチングし、酸化膜12上であ
って、埋め込み酸化膜17の側壁にサイドウォールスペ
ーサ18を形成する。その後、フッ化水素にシリコン基
板10を浸漬し、酸化膜12をフローティングゲート1
1a上から完全に除去する。この際、サイドウォールス
ペーサ18が存在するため、従来問題となっていたフロ
ーティングゲート横の埋め込み酸化膜に溝が形成される
ことはない。
【0046】次いで、図1(f)に示したように、得ら
れたシリコン基板10上全面に高誘電体膜として、膜厚
30nm程度のAl23膜19を、CVD法により形成
し、500〜700℃程度の温度範囲で、酸素アニール
を行う。さらにAl23膜19上に、コントロールゲー
トとなるTiN膜20を、膜厚100nm程度でスパッ
タ法により形成する。
【0047】その後、図1(g)に示したように、CM
P法により、TiN膜20及びAl 23膜19を、埋め
込み酸化膜17の表面が露出するまで平坦化することに
より、コントロールゲート20aを形成する。
【0048】続いて、得られたシリコン基板10上に層
間絶縁膜を堆積し、ソース/ドレイン領域のコンタクト
ホールを開口し、電極配線を形成することでにより、フ
ラッシュメモリを完成させる。
【0049】これにより、高誘電体膜をフローティング
ゲートとコントロールゲートとの間の誘電体膜として用
い、さらには、置き換え方式によるメタルゲート電極を
コントロールゲートとした低消費電力駆動のフラッシュ
メモリを形成することができる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、フラッシュメモリ技術
において、フローティングゲートとコントロールゲート
との間の絶縁膜を誘電体膜にし、置き換え方式でメタル
ゲートによるコントロールゲートを形成する際に、フロ
ーティングゲートと誘電体膜との界面の近傍の絶縁膜に
できる溝を防止することにより、容量のカップリング比
を大きくするでき、例えば、5V程度以下での低電力駆
動の不揮発性記憶装置を、簡便な方法により製造するこ
とが可能となる。しかも、誘電体膜の耐圧を向上させる
ことができ、リーク電流の低い、信頼性が高い不揮発性
記憶装置を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における不揮発性記憶装置の製造方法の
実施形態を示す要部の概略工程断面図である。
【図2】従来のMOSトランジスタの製造方法を説明す
るための概略工程断面図である。
【図3】従来のMOSトランジスタの製造方法を応用し
て不揮発性記憶装置を製造する場合の問題点を説明する
ための要部の概略断面図である。
【符号の説明】
10 シリコン基板(半導体基板) 11 ポリシリコン膜(フローティングゲート材料膜) 11a フローティングゲート 12 シリコン酸化膜(ダミー絶縁膜) 13 シリコン窒化膜(ダミーゲート材料膜) 13a ダミーゲート 14 レジストマスク 15 ソース/ドレイン領域 16 酸化膜 17 埋め込み酸化膜 18 サイドウォールスペーサ 18a 酸化膜 19 Al23膜(誘電体膜) 20 TiN膜(コントロールゲート材料膜) 20a コントロールゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F083 EP02 EP23 EP56 ER22 GA05 GA06 HA02 HA06 JA02 JA06 JA15 JA19 JA36 JA37 JA38 JA39 JA40 PR05 PR06 PR07 PR10 PR33 PR34 PR40 ZA28 5F101 BA01 BA26 BA29 BA36 BB05 BD02 BE07 BH01 BH02 BH05 BH14 BH15 BH16

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)半導体基板上に、ゲート絶縁膜、
    フローティングゲート材料膜、ダミー絶縁膜及びダミー
    ゲート材料膜を形成し、(b)前記ダミーゲート材料
    膜、ダミー絶縁膜、フローティングゲート材料膜及び前
    記ゲート絶縁膜を加工してダミーゲート及びフローティ
    ングゲートを形成し、(c)得られた半導体基板上に、
    ダミーゲート及びフローティングゲートを埋め込み、か
    つダミーゲートの上面とほぼ面一の上面を有する埋め込
    み絶縁膜を形成し、(d)ダミーゲートのみをほぼ完全
    に除去し、(e)前記ダミー絶縁膜上であって、ダミー
    ゲートが除去された埋め込み絶縁膜の側壁にサイドウォ
    ールスペーサを形成し、(f)前記ダミー絶縁膜を除去
    し、(g)得られた半導体基板上全面に、誘電体膜及び
    コントロールゲート材料膜を形成し、所望の形状に加工
    することによりコントロールゲートを形成することから
    なる不揮発性記憶装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 工程(b)と工程(c)との間に、ソー
    ス/ドレイン領域を形成する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 誘電体膜が、高誘電体膜、高誘電体膜/
    酸化膜又は酸化膜/高誘電体膜/酸化膜である請求項1
    または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 高誘電体膜が、Al23、TiO2、Y2
    3、Ta25、HfO2、ZrO2又はLa25である
    請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板表面に形成されたチャネル領
    域、ソース/ドレイン領域と、前記チャネル領域上に形
    成されたフローティングゲートと、該フローティングゲ
    ート上に形成されたメタルコントロールゲートと、前記
    フローティングゲート上であって、前記メタルコントロ
    ールゲートの底面及び側面を被覆する誘電体膜とから構
    成される不揮発性記憶装置。
  6. 【請求項6】 誘電体膜が、高誘電体膜、高誘電体膜/
    酸化膜又は酸化膜/高誘電体膜/酸化膜である請求項5
    に記載の不揮発性記憶装置。
  7. 【請求項7】 高誘電体膜が、Al23、TiO2、Y2
    3、Ta25、HfO2、ZrO2又はLa25である
    請求項6に記載の不揮発性記憶装置。
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