JP2001011606A - 同軸型真空アーク蒸着源を有する蒸着装置 - Google Patents

同軸型真空アーク蒸着源を有する蒸着装置

Info

Publication number
JP2001011606A
JP2001011606A JP11177590A JP17759099A JP2001011606A JP 2001011606 A JP2001011606 A JP 2001011606A JP 11177590 A JP11177590 A JP 11177590A JP 17759099 A JP17759099 A JP 17759099A JP 2001011606 A JP2001011606 A JP 2001011606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vapor deposition
anode electrode
magnet
deposition material
vacuum arc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11177590A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Agawa
阿川  義昭
Yoshihiro Yamamoto
佳宏 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ulvac Inc
Original Assignee
Ulvac Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ulvac Inc filed Critical Ulvac Inc
Priority to JP11177590A priority Critical patent/JP2001011606A/ja
Publication of JP2001011606A publication Critical patent/JP2001011606A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】高品質の薄膜を形成できる同軸型真空アーク蒸
着源を提供する。 【解決手段】同軸型真空アーク蒸着源5のアノード電極
30の外周に筒状の磁石31を配置する。磁石31が形
成する磁力線に、アノード電極30の開放口から漏れ出
た電子が巻き付き、電子雲が形成される。蒸着材料の微
小粒子は正電荷を有しているため、その電子雲に引きつ
けられ、磁力線で捕集された状態で基板22表面に到達
し、薄膜を成長させる。巨大粒子は電荷に比して質量が
大きいため、捕集されず、薄膜中に混入しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蒸着装置に関し、特
に、同軸型真空アーク蒸着源を有する蒸着装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】金属薄膜や誘電体材料の薄膜等は、半導
体装置や液晶表示装置に用いられており、スパッタリン
グ法、蒸着法、CVD法等の薄膜形成方法によって成膜
されている。
【0003】それらの薄膜形成方法のうち、膜厚制御性
に優れ、高品質の薄膜を形成できることから、近年では
同軸型真空アーク蒸着源を用いた蒸着装置が注目されて
いる。
【0004】図4の符号110は蒸着装置であり、真空
槽101を有しており、その底壁側に、従来技術の同軸
型真空アーク蒸着源103が配置され、天井側には、基
板ホルダ105が配置されている。
【0005】同軸型真空アーク蒸着源103の模式的な
断面図を図3(a)に示す。この同軸型真空アーク蒸着源
103は、円筒形形状のアノード電極130を有してい
る。
【0006】アノード電極130内には、絶縁管141
と、トリガ電極142と、蒸着材料143と、取付台1
45とが配置されている。
【0007】絶縁管141は、円筒形形状の絶縁性材料
で構成されており、また、取付台145は円柱状の金属
で構成されている。取付台145は絶縁管141内に挿
入されている。
【0008】蒸着材料143は、円柱形形状の薄膜材料
から成り、絶縁管141内の先端部分に、突出する状態
で挿入されている。この蒸着材料143の底面は取付台
145の先端部分と接触している。
【0009】他方、トリガ電極142はリング形状にな
っており、絶縁管141の先端部分の外周に装着されて
いる。従って、トリガ電極142は蒸着材料143の近
傍に、非接触の状態で配置されている。
【0010】真空槽101の外部には、トリガ電源14
6とアーク電源147とが配置されている。各電源14
6、147の負電位側の端子は、それぞれ取付台145
に共通に接続されている。他方、トリガ電源146の正
電位側の端子とアーク電源147の正電位側の端子はト
リガ電極142とアノード電極130にそれぞれ接続さ
れている。
【0011】この蒸着装置110を用いて薄膜を形成す
る場合には、基板108を基板ホルダ105に保持さ
せ、真空槽101内部を真空排気する。
【0012】また、基板108を加熱し、所定温度まで
昇温した後、先ず、アーク電源147により、蒸着材料
143に負電圧を印加しておく(100V程度)。
【0013】その状態でトリガ電源146を起動し、ト
リガ電極142に正のパルス電圧を印加すると、図3
(b)に示すように、トリガ電極142と蒸着材料143
の間の絶縁管141の先端部分の表面でトリガ放電(沿
面放電)が発生し、トリガ電極142から蒸着材料14
3に向けてトリガ電流i1が流れる。
【0014】トリガ電流i1が流れ、蒸着材料143表
面が部分的に蒸発すると蒸着材料143の蒸気が放出さ
れ、アノード電極130内の圧力が上昇する。その結
果、アノード電極130と蒸着材料143との間の絶縁
耐圧が低下し、蒸着材料143の側面部分と、アノード
電極130の内周部分の間でアーク放電が発生する。
【0015】アーク放電によって、アノード電極130
内周面から蒸着材料143側面に向けてアーク電流が流
れると、アーク電流は大電流であるため、蒸着材料14
3側面が溶融し、トリガ放電のときよりも大量の蒸気が
放出される。
【0016】蒸着材料143と取付台145とは円柱形
形状に成形されているため、アーク電流は、符号i2
示すように、蒸着材料143及び取付台145内を直線
的に流れる。直線的なアーク電流i2が流れると、正電
荷に対してアーク電流i2の向きとは反対方向、即ち、
正電荷に対し、蒸着材料143から遠ざける方向の力F
を及ぼすような磁界が発生する。
【0017】蒸着材料143から成る蒸気中には、正に
帯電した微小粒子151が含まれているため、蒸着材料
143側面から様々な方向に飛び出した微小粒子151
は力Fの影響を受け、アノード電極130の開口部14
9から真空槽101内に向けて放出される。
【0018】蒸着材料143の延長線上には基板108
が位置しており、真空槽101内に放出された微小粒子
151は基板108方向に飛行し、その表面に到達する
と、基板108表面に薄膜が成長する。
【0019】ところで、アーク放電が発生すると、蒸着
材料143からは微小粒子151の他に巨大粒子(ドロ
プレット)152も同時に放出される。その巨大粒子1
52は、無電荷であるか、電荷を有していても、電荷量
に比べて質量が大きいので、力Fによって曲げられずら
く、その結果、巨大粒子152はアノード電極130の
内周面に衝突し、そこに付着してしまうので、真空槽1
01内には放出されない。
【0020】アーク電流は大電流であり(90V、10
00A)、アーク電源147の消耗が大きいため、アー
ク電源147の出力電圧がアーク放電を維持できなくな
る程度まで低下すると、自動的にアーク放電は停止す
る。
【0021】従って、1回のトリガ放電によって放出さ
れる微小粒子151の量は、アーク電源147の電源能
力によって決まる。1回のアーク放電によって得られる
膜厚を求めておき、繰り返しアーク放電を発生させるこ
とで、所望膜厚の薄膜を形成することができる。
【0022】上記のような蒸着装置110は、アーク放
電の回数、即ち、トリガ放電の回数によって膜厚を精密
に制御することができる。また、巨大粒子152が基板
108に到達せず、良質の薄膜を形成できることから、
Ta、NiFe、Cu、Co、FeMn等の、高性能磁
気薄膜を製造する分野で盛んに用いられている。
【0023】ところが、巨大粒子152がアノード電極
130の内周面に衝突する場合、一部分は付着せずに反
跳し、真空槽101内に放出されてしまう。その巨大粒
子152は、基板108方向に向かって飛行するため、
基板108表面に到達すると薄膜内に取り込まれてしま
い、膜質を悪化させるという問題がある。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の不都合を解決するために創作されたものであり、その
目的は、高品質の薄膜を形成できる同軸型真空アーク蒸
着源を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、前記真空槽内に配置された
筒状のアノード電極と、中心軸線を前記アノード電極の
中心軸線と略一致させ、該アノード電極内部に配置され
た柱状の蒸着材料と、前記蒸着材料の側面近傍に非接触
の状態で配置されたトリガ電極とを有し、前記トリガ電
極と前記蒸着材料の間で発生したトリガ放電によって、
前記アノード電極内壁面と前記蒸着材料側面との間にア
ーク放電を誘起させ、前記蒸着材料側面から放出された
微小粒子を前記アノード電極の開放口から放出させる同
軸型真空アーク蒸着源であって、前記アノード電極の外
側には磁石が配置されたことを特徴とする。
【0026】請求項2記載の発明は、請求項1記載の同
軸型真空アーク蒸着源であって、前記磁石の磁極は、該
磁石が形成する磁力線が、前記アノード電極の中心軸線
方向に伸びるように配置されたことを特徴とする。
【0027】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2のいずれか1項記載の同軸型真空アーク蒸着源であ
って、前記磁石は筒状に形成され、前記アノード電極の
外周部分に配置されたことを特徴とする。
【0028】請求項4記載の発明は、請求項3記載の同
軸型真空アーク蒸着源であって、前記磁石の磁極は、筒
の両端部に配置されたことを特徴とする。
【0029】請求項5記載の発明は、蒸着装置であっ
て、真空槽内に請求項1乃至請求項4のいずれか1項記
載の同軸型真空アーク蒸着源が配置されたことを特徴と
する。
【0030】本発明の蒸着装置は上記のように構成され
ており、アノード電極の中心軸線の延長上に基板を配置
した場合、アノード電極の開放口から真空槽内に放出さ
れた蒸着材料の微小粒子が基板表面に付着し、薄膜を成
長させるようになっている。
【0031】本発明の蒸着装置はアノード電極の外側に
配置された磁石を有しており、その磁石により、アノー
ド電極開放口と基板表面とを結ぶ磁力線が形成されるよ
うになっている。
【0032】従って、アノード電極の開放口から放出さ
れた電子は磁力線に巻き付き、電子雲を形成する。正電
荷を有する微小粒子は、その電子雲に引きつけられ、磁
力線によって捕集された状態で基板表面に向けて飛行す
るが、巨大粒子は電荷に比して質量が大きいため、電子
雲に引き寄せられる力は小さく、様々な方向に向けて飛
行するため、基板表面には到達できないようになってい
る。従って、薄膜中には巨大粒子が含まれず、形成され
る膜質が向上する。
【0033】
【発明の実施の形態】図1を参照し、符号10は本発明
の蒸着装置であり、真空槽11を有している。真空槽1
1の底壁には、同軸型真空アーク蒸着源5が配置されて
おり、天井側には、基板ホルダ21が配置されている。
【0034】この同軸型真空アーク蒸着源5は、円筒形
形状のアノード電極30を有している。アノード電極3
0の内部には、絶縁管41と、トリガ電極42と、蒸着
材料43と、取付台45とが配置されている。
【0035】絶縁管41は、円筒形形状の絶縁性材料で
構成されており、また、取付台45は円柱状の金属で構
成されている。取付台45は絶縁管41内に挿入されて
いる。
【0036】蒸着材料43は、金属やカーボン等の薄膜
材料が円柱形状に成形されて構成されている。蒸着材料
43の中心軸線とアノード電極30の中心軸線と一致す
るように配置されている。符号32は、蒸着材料43及
びアノード電極30の中心軸線である。
【0037】この蒸着材料43は、絶縁管41内の先端
部分に、突出する状態で挿入されている。従って、蒸着
材料43の絶縁管41先端から突出する部分の外周面
は、アノード電極30の内周面と向き合っている。
【0038】取付台45は、絶縁管41の奥まで挿入さ
れており、蒸着材料43の底面が取付台45の先端部分
と接触している。
【0039】他方、トリガ電極42はリング形状になっ
ており、絶縁管41の先端部分の外周に装着されてい
る。従って、トリガ電極42は蒸着材料43の近傍に、
非接触の状態で配置されている。
【0040】アノード電極30の外周部分には、磁石3
1が配置されている。この磁石31は円筒形形状であ
り、ヨーク39に取り付けられた状態で、アノード電極
30周囲に装着されている。従って、磁石31の中心軸
線はアノード電極30の中心軸線と一致している。この
磁石31の場合、中心軸線位置の磁力強度は0.008
T〜0.015Tである。
【0041】アノード電極30の開放口側は、基板ホル
ダ21に向けられており、アノード電極30及び磁石3
1の中心軸線は、基板ホルダ21の中心を垂直に通るよ
うに構成されている。
【0042】この磁石31は永久磁石であり、基板ホル
ダ21側の先端部分と、真空槽11の底壁側の先端部分
に磁極が位置している。ここでは、基板ホルダ側がN
極、底壁側がS極になっている。
【0043】図2(a)の符号35は、磁石31によって
形成された磁力線を模式的に示したものであり、ヨーク
39や他の金属の影響は無視してある。アノード電極3
0と基板ホルダ21の間には金属は配置されていないの
で、アノード電極30の開放口と基板ホルダ21との間
は、この磁力線35によって結ばれている。
【0044】真空槽11の外部には、トリガ電源46と
アーク電源47とが配置されている。各電源46、47
の負電位側の端子は、それぞれ取付台45に共通に接続
されている。他方、トリガ電源46の正電位側の端子と
アーク電源47の正電位側の端子はトリガ電極42とア
ノード電極30にそれぞれ接続されている。
【0045】この蒸着装置10を使用する場合、真空槽
11内を真空排気し、基板ホルダ21上に基板22を保
持させる。そして、アーク電源47を起動し、取付台4
5を介して蒸着材料43に負電圧を印加する。
【0046】その状態でトリガ電源46を起動し、トリ
ガ電極42に正のパルス電圧を印加し、トリガ放電を発
生させると、蒸着材料43をカソード電極になり、アー
ク電極30と蒸着材料43の間にアーク放電が誘起さ
れ、蒸着材料43を構成する物質が放出される。
【0047】この同軸型真空アーク蒸着源5では、蒸着
材料43と取付台45とアノード電極30の中心軸線は
一致しており、従って、蒸着材料43と取付台45内を
流れるアーク電流は、正電荷を帯びた微小粒子に対し
て、電流の向きとは逆向きの力を及ぼす磁界を形成し、
その微小粒子をアノード電極30の開放口から放出させ
る。
【0048】真空槽11内部には、上述したように、基
板ホルダ21とアノード電極30の開口部分との間は、
磁力線35によって結ばれており、アノード電極30の
開放口から基板方向に発生する力Fによってベクトルを
与えられた電子は質量が非常に小さいため、その磁力線
に巻き付き、螺旋状に運動する。
【0049】図2(b)の符号37は、磁力線35に巻き
付いた電子を示しており、多量の電子が巻き付く結果、
その部分に電子雲が形成される。
【0050】正電荷を帯びた微小粒子は電子雲に引きつ
けられ、磁力線35によって捕集された状態で基板22
に到達し、その表面に薄膜を成長させる。
【0051】他方、蒸着材料43から放出された巨大粒
子はアノード電極30内壁に衝突し、大部分はそこに付
着するが、一部は反跳し、アノード電極30の開放口か
ら真空槽11内に放出される。巨大粒子は電荷を持たな
いため、電子雲に引きつけられず、アノード電極30の
開放口から様々な方向に飛び出す結果、真空槽11の内
壁に衝突し、基板22表面にはごく僅かしか到達できな
い。
【0052】このように、本発明の蒸着装置10によれ
ば、正電荷を有する微小粒子だけを基板22表面に到達
させられるので、膜質のよい薄膜を形成できるようにな
っている。
【0053】そして、必要な回数だけトリガ放電を繰り
返し、所望膜厚の薄膜を形成した後、基板22を真空槽
11外に搬出し、未処理の基板を搬入すると、多数の基
板に連続して薄膜を形成することができる。
【0054】なお、上記実施例の磁石35は永久磁石で
あったが、電磁石を用いてもよい。また、複数個の磁石
を用いてもよい。要するに、アノード電極開口部と基板
とを結ぶ磁力線を形成できればよい。
【0055】また、今回はヨーク39を用いたが、蒸着
材料によってはヨークを用いなくてもよい。
【0056】
【発明の効果】正電荷を有する微小粒子を捕集して基板
表面に薄膜を形成できるので、膜質が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例の蒸着装置を示す図
【図2】(a):本発明の蒸着装置の磁力線を説明するた
めの図 (b):本発明の蒸着装置の磁力線と電子の運動の関係を
説明するための図
【図3】(a)、(b):同軸型真空アーク蒸着源の動作原
理を説明するための図
【図4】従来技術の蒸着装置を示す図
【符号の説明】
10……蒸着装置 11……真空槽 5……同軸型
真空アーク蒸着源 30……アノード電極 31……磁石 42……ト
リガ電極 43……蒸着材料

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前記真空槽内に配置された筒状のアノード
    電極と、 中心軸線を前記アノード電極の中心軸線と略一致させ、
    該アノード電極内部に配置された柱状の蒸着材料と、 前記蒸着材料の側面近傍に非接触の状態で配置されたト
    リガ電極とを有し、 前記トリガ電極と前記蒸着材料の間で発生したトリガ放
    電によって、前記アノード電極内壁面と前記蒸着材料側
    面との間にアーク放電を誘起させ、 前記蒸着材料側面から放出された微小粒子を前記アノー
    ド電極の開放口から放出させる同軸型真空アーク蒸着源
    であって、 前記アノード電極の外側には磁石が配置されたことを特
    徴とする同軸型真空アーク蒸着源。
  2. 【請求項2】前記磁石の磁極は、該磁石が形成する磁力
    線が、前記アノード電極の中心軸線方向に伸びるように
    配置されたことを特徴とする請求項1記載の同軸型真空
    アーク蒸着源。
  3. 【請求項3】前記磁石は筒状に形成され、前記アノード
    電極の外周部分に配置されたことを特徴とする請求項1
    又は請求項2のいずれか1項記載の同軸型真空アーク蒸
    着源。
  4. 【請求項4】前記磁石の磁極は、筒の両端部に配置され
    たことを特徴とする請求項3記載の同軸型真空アーク蒸
    着源。
  5. 【請求項5】真空槽内に請求項1乃至請求項4のいずれ
    か1項記載の同軸型真空アーク蒸着源が配置されたこと
    を特徴とする蒸着装置。
JP11177590A 1999-06-24 1999-06-24 同軸型真空アーク蒸着源を有する蒸着装置 Pending JP2001011606A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11177590A JP2001011606A (ja) 1999-06-24 1999-06-24 同軸型真空アーク蒸着源を有する蒸着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11177590A JP2001011606A (ja) 1999-06-24 1999-06-24 同軸型真空アーク蒸着源を有する蒸着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001011606A true JP2001011606A (ja) 2001-01-16

Family

ID=16033661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11177590A Pending JP2001011606A (ja) 1999-06-24 1999-06-24 同軸型真空アーク蒸着源を有する蒸着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001011606A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG108942A1 (en) * 2002-12-27 2005-02-28 Nissin Electric Co Ltd Vacuum arc vapor deposition apparatus
JP2007291425A (ja) * 2006-04-21 2007-11-08 Ulvac Japan Ltd 同軸型真空アーク蒸着源及びこれを用いた蒸着装置
JP2008150632A (ja) * 2006-12-14 2008-07-03 Ulvac Japan Ltd 蒸着源、蒸着装置
JP2008266732A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Ulvac Japan Ltd 真空蒸着装置
JP2009144217A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Toyota Motor Corp 真空アーク蒸着装置
US20150001064A1 (en) * 2011-12-22 2015-01-01 Oerlikon Trading Ag, Trubbach Low temperature arc ion plating coating

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG108942A1 (en) * 2002-12-27 2005-02-28 Nissin Electric Co Ltd Vacuum arc vapor deposition apparatus
US7060167B2 (en) 2002-12-27 2006-06-13 Nissin Electrci Co., Ltd Vacuum arc vapor deposition apparatus
JP2007291425A (ja) * 2006-04-21 2007-11-08 Ulvac Japan Ltd 同軸型真空アーク蒸着源及びこれを用いた蒸着装置
JP2008150632A (ja) * 2006-12-14 2008-07-03 Ulvac Japan Ltd 蒸着源、蒸着装置
JP4730558B2 (ja) * 2006-12-14 2011-07-20 株式会社アルバック 蒸着源、蒸着装置
JP2008266732A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Ulvac Japan Ltd 真空蒸着装置
JP2009144217A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Toyota Motor Corp 真空アーク蒸着装置
US20150001064A1 (en) * 2011-12-22 2015-01-01 Oerlikon Trading Ag, Trubbach Low temperature arc ion plating coating
US10865472B2 (en) * 2011-12-22 2020-12-15 Oerlikon Surface Solutions Ag, Pfäffikon Low temperature arc ion plating coating

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4094764A (en) Device for cathodic sputtering at a high deposition rate
US3962988A (en) Ion-plating apparatus having an h.f. electrode for providing an h.f. glow discharge region
JP2009057637A (ja) ヘリカル磁気共振コイルを利用したイオン化物理的気相蒸着装置
JPH10259480A (ja) イオン化スパッタリング装置
JP2001011606A (ja) 同軸型真空アーク蒸着源を有する蒸着装置
JPWO2011007830A1 (ja) 成膜装置
JP2000303166A (ja) 蒸着源、蒸着装置及び蒸着方法
JP2003321769A (ja) 蒸着装置
EP1081247A2 (en) Arc type ion plating apparatus
JP2004018899A (ja) 蒸着源及び成膜装置
JP4233332B2 (ja) 蒸着装置
JP4049891B2 (ja) トランスを用いてトリガ放電を発生させる蒸着装置
JPH11350115A (ja) 同軸型真空アーク蒸着源を用いた蒸着装置
JPS6372875A (ja) スパツタリング装置
JP4229736B2 (ja) 同軸型真空アーク蒸着源、それを用いた真空蒸着装置、及び薄膜形成方法
JP4149565B2 (ja) 高純度薄膜形成用同軸型真空アーク蒸着源
JPH11172419A (ja) 薄膜形成装置及び薄膜形成方法
JP4629394B2 (ja) 蒸着源と蒸着装置
JP4086964B2 (ja) 補助アノード電極を有する同軸型真空アーク蒸着源及び蒸着装置
JP4594455B2 (ja) 蒸着源及び蒸着装置
JP4722801B2 (ja) 成膜装置
JP5025991B2 (ja) アーク蒸着源、成膜装置
JPH11246964A (ja) 蒸着源及び蒸着装置
JP2008231548A (ja) 真空蒸着装置
JPH11350113A (ja) 加熱装置を有する同軸型真空アーク蒸着源を用いた蒸着装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050805

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080819

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090401