JP2009057637A - ヘリカル磁気共振コイルを利用したイオン化物理的気相蒸着装置 - Google Patents

ヘリカル磁気共振コイルを利用したイオン化物理的気相蒸着装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009057637A
JP2009057637A JP2008265961A JP2008265961A JP2009057637A JP 2009057637 A JP2009057637 A JP 2009057637A JP 2008265961 A JP2008265961 A JP 2008265961A JP 2008265961 A JP2008265961 A JP 2008265961A JP 2009057637 A JP2009057637 A JP 2009057637A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vapor deposition
physical vapor
deposition apparatus
magnetic resonance
ionized physical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2008265961A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuri Nikolaevich Tolmachev
ニコレビッチ トルマチェフ ユリ
Dong-Joon Ma
東 俊 馬
Sergiy Yakovlevich Navala
ヤコレビッチ ナバラ セルジー
Dae-Il Kim
大 一 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JP2009057637A publication Critical patent/JP2009057637A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
    • H01J37/32082Radio frequency generated discharge
    • H01J37/321Radio frequency generated discharge the radio frequency energy being inductively coupled to the plasma
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • C23C14/22Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
    • C23C14/34Sputtering
    • C23C14/35Sputtering by application of a magnetic field, e.g. magnetron sputtering
    • C23C14/354Introduction of auxiliary energy into the plasma
    • C23C14/358Inductive energy
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/34Gas-filled discharge tubes operating with cathodic sputtering
    • H01J37/3402Gas-filled discharge tubes operating with cathodic sputtering using supplementary magnetic fields
    • H01J37/3405Magnetron sputtering
    • H01J37/3408Planar magnetron sputtering

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

【課題】ヘリカル磁気共振コイルを利用したイオン化物理的気相蒸着装置を提供する。
【解決手段】処理基板を支持する基板ホルダを有した工程チャンバと、工程チャンバに基板ホルダと対向するように設けられて処理基板上に蒸着される物質を提供する蒸着物質ソースと、工程チャンバ内部に工程ガスを注入するためのガス注入ユニットと、基板ホルダにバイアス電位を印加するためのバイアス電源と、工程チャンバ内部に蒸着物質をイオン化させるためのプラズマを発生させ、一端は接地されて他端は電気的に開放されたヘリカル磁気共振コイルと、ヘリカル磁気共振コイルにRF電力を供給するためのRFジェネレータとを備えるイオン化物理的気相蒸着装置である。これにより、ヘリカル磁気共振コイルにより非常に低い圧力下、例えばほぼ0.1mTorrでもプラズマの点火及び保持が可能であり、従来に比べて高密度のプラズマを効率的に発生させられるので、蒸着物質のイオン化率が高まるようになる。
【選択図】図2

Description

本発明はイオン化物理的気相蒸着(IPVD:Ionized Physical Vapor Deposition)装置に係り、さらに詳細にはヘリカル磁気共振コイルを利用したIPVD装置に関する。
現在半導体素子や平板ディスプレイ装置の製造のためには基板の微細加工のためのさまざまな装置が使われている。このような装置のうち物理的気相蒸着(PVD:Physical Vapor Deposition)は半導体素子製造用ウェーハや平板ディスプレイ装置製造用基板の表面に所定の物質膜を物理的に蒸着するのに広く使われている。前記PVD装置で代表的なものはマグネトロンスパッタリング装置であり、この他にも電子ビーム蒸発装置と熱的蒸発装置があるということはよく知られている。
前記の従来のPVD装置において、蒸着物質からなるターゲットから離れ出てきて基板上に蒸着される粒子、例えば金属原子または原子クラスタはほとんど中性を帯びている。これにより、基板上に蒸着される物質粒子の組織が緻密ではなくして蒸着された薄膜の膜質が良好ではなく、その表面も平坦でないという短所があった。このような短所を解消するために、従来は基板を所定温度に加熱したが、ガラス基板のように熱に弱い基板である場合には基板の加熱が困難である。
このような従来のPVD装置の短所を改善するために、IPVD装置が開発された。IPVD装置はターゲットから離れ出てきた蒸着物質の粒子を、プラズマを利用してイオン化させ、基板にバイアス電圧を印加して前記イオンを加速させられるように構成されている。従って、IPVD装置は基板上に優秀な膜質と平坦度とを有した薄膜を蒸着できるという長所を有していることが知らされている。
図1は従来のIPVD装置の一例であり、特許文献1に開示されたマグネトロンスパッタリング装置の概略的な構成を図示した図面である。
図1を参照すれば、従来のマグネトロンスパッタリング装置10は、プラズマ処理空間11を覆い包む真空チャンバ12を有する。真空チャンバ12の内部下方には半導体ウェーハ15を支持するサセプタ14が設けられており、その上部側には負極組立体17が設けられている。真空チャンバ10の内部は真空ポンプ39により所定の真空状態に保持される。真空チャンバ10の内部にはガス供給源40から流量制御器41を介して工程ガスが供給される。負極組立体17は磁石76と蒸着物質からなるターゲット16とターゲットホルダ18とを有し、ターゲット16は半導体ウェーハ15と所定間隔をおいて対向するように配置される。ターゲット16に負電位を印加するためのDC電源21がRFフィルタ22を介して負極組立体17に連結されている。そして、負極組立体17には選択的なRF電源24が整合回路25を介して接続されている。基板ホルダ14にはウェーハ15にバイアス電位を印加するためのバイアス電源27が整合回路28を介して接続されている。
前記真空チャンバ12の周囲にはRFコイル30が巻かれており、RFコイル30にはRFエネルギーを供給するためのRF電源32が整合回路33を介して接続されている。RFコイル30は真空チャンバ12の上部空間26にRFエネルギーを供給して誘導結合プラズマを生成させる。生成されたプラズマはターゲット16からウェーハ15の表面にスパッタリングされる物質の粒子をイオン化させる。イオン化された粒子はバイアス電位が印加されたウェーハ15方向を向いて加速され、前述のようにウェーハ15の表面に優秀な膜質を有した薄膜を形成する。
前記RFコイル30の内側にはプラズマが生成される上部空間26を密封するように誘電ウィンドウ60が設けられている。そして、誘電ウィンドウ60の内側にはターゲット16からスパッタリングされた物質が誘電ウィンドウ60の表面にコーティングされることを防止するためのシールド70が設けられている。
ところで、前記の構成を有した従来のIPVD装置は、蒸着物質のイオン化のためにRFコイル、すなわち非共振コイルにより発生する誘導結合プラズマを利用している。前記非共振コイルは1mTorrないし数十mTorrの圧力下ではプラズマを点火させられるが、それより低圧力下ではプラズマ点火が困難であるという短所がある。そして、非共振コイルによっては十分に高い密度のプラズマを発生させることが困難であり、プラズマによる蒸着物質のイオン化率が満足できるものではないという短所がある。
一方、特許文献2には静電シールドを有したプラズマ発生装置が開示されている。前記静電シールドはプラズマに結合される電磁気エネルギーを制御するためのものであり、貫通形成された多数の開口を有している。しかし、このような形態を有した静電シールドをIPVD装置に適用する場合には、多数の開口を介して蒸着物質が静電シールド外部に巻かれたコイルにスパッタリングされたり、コイルをなす物質が基板上にスパッタリングされたりするという問題点がある。
前記のように、IPVD装置の開発においては非常に低い圧力下でも高密度のプラズマを効率的に発生させられるプラズマソースの開発が何よりも優先的に確保さるべき要素技術であると言える。
米国特許US6,117,279号明細書 米国特許US5,903,106号明細書
本発明は前記のような従来技術の問題点を解決するために創出されたものであり、特に低い圧力下でも高密度のプラズマを効率的に発生させられるヘリカル磁気共振コイルを利用したIPVD装置を提供するところにその目的がある。
前記の目的を達成するために本発明は、処理基板を支持する基板ホルダを有した工程チャンバと、前記工程チャンバに前記基板ホルダと対向するように設けられて前記処理基板上に蒸着される物質を提供する蒸着物質ソースと、前記工程チャンバ内部に工程ガスを注入するためのガス注入ユニットと、前記基板ホルダにバイアス電位を印加するためのバイアス電源と、前記工程チャンバ内部に前記蒸着物質をイオン化させるためのプラズマを発生させるものであり、一端は接地されて他端は電気的に開放されたヘリカル磁気共振コイルと、前記ヘリカル磁気共振コイルにRF電力を供給するためのRFジェネレータとを備え、前記工程チャンバ内部には前記ヘリカル磁気共振コイルの開放端に接続されるリング状の点火電極が設けられたIPVD装置を提供する。
ここで、前記RFジェネレータはDC電源と共振増幅器とを含み、前記DC電源は前記共振増幅器にトリガパルスを印加し、前記共振増幅器はトリガパルスを増幅してその出力を前記ヘリカル磁気共振コイルに印加する。
前記ヘリカル磁気共振コイルの任意の地点には前記共振増幅器の出力が印加される第1タップが設けられ、前記ヘリカル磁気共振コイルの接地端と前記第1タップ間には前記共振増幅器の出力一部の正フィードバックに使われる第2タップが設けられうる。
前記ヘリカル磁気共振コイルは一定径で巻かれるか、あるいは前記基板ホルダ側に向かうにしたがって次第に径が大きくなるようにコーン状に巻かれうる。
前記点火電極と前記工程チャンバ間の放電を防止するためのフローティングシールドが前記工程チャンバ内に設けられることが望ましく、前記フローティングシールドは前記基板ホルダを覆い包む円筒状になされうる。
前記ガス注入ユニットは、ガス供給源と、前記工程チャンバの上端部に設けられて前記工程チャンバ内部に向かって開かれた多数のガス分配口を有したリング状のガスインジェクタとを含みうる。
そして、本発明によるIPVD装置は、前記ヘリカル磁気共振コイルの内側に設けられてプラズマに結合される電磁気エネルギーを制御するファラデーシールドがさらに備えられる。
前記ファラデーシールドは、プラズマ発生空間を覆い包んで多数の内部スロットが形成された内部シールドと、前記内部シールドを覆い包んで多数の外部スロットが形成された外部シールドとを含み、前記内部スロットと外部スロットとは互い違いに配置されることが望ましい。
また、本発明によるIPVD装置は、前記工程チャンバの周囲に沿って所定間隔をおいて配置された多数のマグネットがさらに備えられる。
前記工程チャンバは、下部チャンバと、前記下部チャンバの上端に組み付けられた上部チャンバとからなり、前記上部チャンバは前記下部チャンバから分離可能であることが望ましい。この場合、前記下部チャンバ内部に前記基板ホルダが配置され、前記上部チャンバ内部に前記ヘリカル磁気共振コイルが配置されうる。
前記蒸着物質ソースは、前記工程チャンバの上部に設けられたターゲットホルダと、前記基板ホルダと対向する前記ターゲットホルダの前面に付着されて前記蒸着物質からなるターゲットと、前記ターゲットホルダの背面に配置されたマグネットパックとを含む負極組立体と、前記負極組立体に連結されて前記ターゲットに負電位を印加する負極電源とが備えられる。
前記負極電源はDC電源であり、前記DC電源はRFフィルタを介して前記負極組立体に電気的に接続されうる。
そして、本発明は、下部チャンバと、前記下部チャンバの上端に組み付けられた上部チャンバからなる工程チャンバと、前記下部チャンバ内部に配置されて処理基板を支持する基板ホルダと、前記上部チャンバの上部に設けられたターゲットホルダと、前記基板ホルダと対向する前記ターゲットホルダの前面に付着されて前記処理基板上に蒸着される物質を提供するターゲットと、前記ターゲットホルダの背面に配置されたマグネットパックとを含む負極組立体と、前記負極組立体に連結されて前記ターゲットに負電位を印加する負極電源と、前記工程チャンバ内部に工程ガスを注入するためのガス注入ユニットと、前記基板ホルダにバイアス電位を印加するためのバイアス電源と、前記工程チャンバ内部に前記蒸着物質をイオン化させるためのプラズマを発生させるものであり、前記上部チャンバ内部に設けられて一端は接地されて他端は電気的に開放されたヘリカル磁気共振コイルと、前記ヘリカル磁気共振コイルにRF電力を供給するためのRFジェネレータとを備え、前記上部チャンバ内部には前記ヘリカル磁気共振コイルの開放端に接続されるリング状の点火電極が設けられたIPVD装置を提供する。
また、本発明は、処理基板を支持する基板ホルダを有した工程チャンバと、前記工程チャンバに前記基板ホルダと対向するように設けられて前記処理基板上に蒸着される物質を提供する蒸着物質ソースと、前記工程チャンバ内部に工程ガスを注入するためのガス注入ユニットと、前記基板ホルダにバイアス電位を印加するためのバイアス電源と、前記工程チャンバ内部に前記蒸着物質をイオン化させるためのプラズマを発生させるプラズマ発生器と、前記工程チャンバ内部に設けられてプラズマに結合される電磁気エネルギーを制御するファラデーシールドとを備え、前記ファラデーシールドは、プラズマ発生空間を覆い包んで多数の内部スロットが形成された内部シールドと、前記内部シールドを覆い包んで多数の外部スロットが形成された外部シールドとを含み、前記内部スロットと外部スロットとは互い違いに配置されたことを特徴とするIPVD装置を提供する。
本発明によるIPVD装置は次のような効果がある。
第一に、ヘリカル磁気共振コイルを利用することにより、非常に低い圧力下、例えばほぼ0.1mTorrでもプラズマの点火及び保持が可能であり、従来に比べて高密度のプラズマを効率的に発生させられる。従って、蒸着物質の高いイオン化率を確保できる。
第二に、ヘリカル磁気共振コイルの内側に多数のスロットを有したファラデーシールドが設けられることにより、プラズマの電位を容易に制御できる。そして、ファラデーシールドの外側に設けられたヘリカル磁気共振コイルがファラデーシールド内側のプラズマ発生空間に直接的に露出されないので、多数のスロットを介して蒸着物質がヘリカル磁気共振コイルにコーティングされる従来の問題点が防止されうる。
第三に、工程チャンバが下部チャンバと上部チャンバとに分離されうるので、蒸着物質ソースとヘリカル磁気共振コイルとが配置された上部チャンバを多様な大きさの基板ホルダを有した下部チャンバに結合して使用できる。
第四に、工程チャンバの周囲に沿って多数のマグネットが設けられることにより、荷電粒子の壁体損失が少なくなって工程チャンバ内部の半径方向にさらに均一なプラズマ密度分布を確保できる。
第五に、ヘリカル磁気共振コイルがコーン状に巻かれた場合には、工程チャンバ内のプラズマ密度をさらに容易に制御できる。
以下、添付された図面を参照しつつ本発明の望ましい実施形態を詳細に説明する。以下の図面で同じ参照符号は同じ構成要素を指す。そして、本発明はマグネトロンスパッタリング装置、電子ビーム蒸発装置及び熱的蒸発装置のような多種のIPVD装置に適用されうるが、以下ではマグネトロンスパッタリング装置を基準に図示して説明する。
図2は本発明の望ましい第1実施形態によるヘリカル磁気共振コイルを利用したIPVD装置であり、マグネトロンスパッタリング装置の構成を図示した垂直断面図であり、図3は図2に表示されたA−A’線に沿ったマグネトロンスパッタリング装置の水平断面図である。
図2及び図3を共に参照すれば、本発明によるIPVD装置は、ヘリカル磁気共振コイル140により低い圧力下で高密度に生成されたプラズマを利用して蒸着物質を効率的にイオン化させ、イオン化された蒸着物質を工程チャンバ110内にローディングされた処理基板、例えば半導体素子製造用シリコンウェーハWの表面上に蒸着させるための半導体製造装置である。
前記IPVD装置は、工程チャンバ110と、ウェーハWの表面に蒸着される物質を提供する蒸着物質ソース(図示せず)と、前記工程チャンバ110の内部に工程ガスを注入するためのガス注入ユニット(図示せず)と、前記基板ホルダ120にバイアス電位を印加するためのバイアス電源124と、前記工程チャンバ110の内部にプラズマを発生させるためのヘリカル磁気共振コイル140と、前記ヘリカル磁気共振コイル140にRF電力を供給するためのRFジェネレータとを備える。
前記工程チャンバ110は、下部チャンバ111と、前記下部チャンバ111の上端に組み付けられた上部チャンバ112とからなされうる。従って、下部チャンバ111と上部チャンバ112とは結合及び分離が可能になる。前記下部チャンバ111の内部空間、すなわち下部空間118にはウェーハWを支持する基板ホルダ120が配置され、上部チャンバ112の内部空間、すなわち上部空間119には前記ヘリカル磁気共振コイル140が配置される。そして、前記蒸着物質ソースは上部チャンバ112の上部に設けられる。前記工程チャンバ110の内部は所定の真空状態に保持され、このために下部チャンバ111には真空ポンプ116に連結される真空吸入口115が形成される。
このように、本発明によれば工程チャンバ110が下部チャンバ111と上部チャンバ112とに分離されうる構造を有するので、蒸着物質ソースとヘリカル磁気共振コイル140とが配置された上部チャンバ112を多様な大きさの基板ホルダ120を有した下部チャンバ111に結合して使用できる長所がある。また、工程チャンバ110の内部の保守及び保持が容易になるという長所もある。
前記蒸着物質ソースはウェーハWの表面に蒸着される物質を提供し、基板ホルダ120と対向するように上部チャンバ112の上部に設けられる。このような蒸着物質ソースとしては、前記のようにIPVD装置の種類によってさまざまな構成を有することができる。本実施形態ではマグネトロンスパッタリング装置に使われる蒸着物質ソースとしてマグネトロン・ガンを例示する。
前記蒸着物質ソース、すなわちマグネトロン・ガンは蒸着物質からなるターゲット163を有した負極組立体160と、前記ターゲット163に負電位を印加するための負極電源166とを備える。上部チャンバ112の上部には前記ターゲット163を支持するターゲットホルダ162が設けられる。前記ターゲット163は前記ターゲットホルダ162の前面、すなわち基板ホルダ120と対向する面に付着されて支持される。前記ターゲットホルダ162の背面にはマグネットパック161が配置される。前記マグネットパック161は、負極組立体160により工程チャンバ110の内部に放出された電子をトラップするための磁場を形成させる複数の電磁石または永久磁石を含む。前記電磁石または永久磁石は固設されることもあり、回転または移動可能に設けられることもある。このように構成された負極組立体160はその外周に設けられた絶縁体169により上部チャンバ112と絶縁される。前記絶縁体169はセラミックからなりうる。そして、前記負極組立体160は前記の構成以外にも本発明の技術分野で公知の他の構成を有することもある。
前記負極電源166は前記負極組立体160に連結されて前記ターゲット163に負電位を印加し、一般的にDC電源166が利用されうる。望ましくは、前記DC電源166はRFフィルタ165を介して負極組立体160に連結される。そして、選択的なエネルギーソースとしてRF電源168が整合回路167を介して負極組立体160に接続されうる。
前記バイアス電源124は、後述のようにヘリカル磁気共振コイル140により生成されたプラズマによりイオン化された蒸着物質が基板ホルダ120に置かれたウェーハW側に移動できるように基板ホルダ120にバイアス電位を印加する役割を行う。すなわち、イオン化された蒸着物質は基板ホルダ120に印加されたバイアス電位によりウェーハW側に加速されて向かう。これにより、ウェーハWの表面に優秀な膜質と平坦度とを有した薄膜が形成されうる。このようなバイアス電源124としてはRF電源が使われうる。この場合、RF電力の伝達効率を高めるために、バイアス電源124と基板ホルダ120間に整合回路122が設けられうる。
前記ガス注入ユニットは、前記工程チャンバ110の内部に工程ガス、すなわちプラズマソースガスを注入するための装置である。このようなガス注入ユニットは、工程ガスを供給するガス供給源173と、上部チャンバ112の上端部に設けられて上部チャンバ112の内部に向かって開かれた多数のガス分配口171を有したリング状のガスインジェクタ170とを含む。前記ガス供給源173からガスインジェクタ170に供給される工程ガス、例えばアルゴンのような不活性ガスは流量制御器172によりその流量が制御されうる。
前記ヘリカル磁気共振コイル140は上部チャンバ112の内部に蒸着物質をイオン化させるためのプラズマを発生させる役割を行い、一端、例えば上側端に接地され、他端、例えば下側端は電気的に開放される。前記ヘリカル磁気共振コイル140は上部チャンバ112の内周面に隣接して多数のターンで巻かれ、各ターンはいずれも一定径を有しうる。そして、前記ヘリカル磁気共振コイル140は一般的に印加されるRF電圧の波長の1/4に相応する長さを有する。
前記RFジェネレータは前記ヘリカル磁気共振コイル140にRF電力を供給するためのものであり、公知のさまざまな種類のRFジェネレータが使われうる。望ましくは、共振増幅器144とDC電源146を含むRFジェネレータが使われうる。前記DC電源146は共振増幅器144にトリガパルスを印加し、前記共振増幅器144はトリガパルスを増幅してその出力をヘリカル磁気共振コイル140に印加する。
前記ヘリカル磁気共振コイル140は低い圧力下で効率的に高密度のプラズマの点火及び保持を可能にする長所を有する。従って、ヘリカル磁気共振コイル140を使用すれば、従来の誘導結合型RFコイルに比べて蒸着物質のイオン化率が高まるようになる効果がある。
前記のヘリカル磁気共振コイル140と、共振増幅器144及びDC電源146とを含むRFジェネレータについては後述する。
そして、前記上部チャンバ112の内部にはヘリカル磁気共振コイル140の開放端に接続されるリング状の点火電極142が設けられることが望ましい。前記点火電極142はヘリカル磁気共振コイル140と同軸的に設けられ、上部チャンバ112の下端部近くに配置される。
プラズマの点火はヘリカル磁気共振コイル140の開放端から始まって他の部位に伝播される。この時、さらに広い面積を有したリング状の点火電極142がヘリカル磁気共振コイル140の開放端に接続されているので、これによりプラズマがさらに均一であって広範囲に点火されうる。従って、上部チャンバ112内でのプラズマの密度分布がさらに均一になされる。
また、前記下部チャンバ111内には前記点火電極142と下部チャンバ111間の放電を防止するためのフローティングシールド130が設置されうる。前記フローティングシールド130は基板ホルダ120を覆い包む円筒状からなる。前記フローティングシールド130は上部チャンバ112の下端に設けられたセラミック絶縁体113に装着されて支持されうる。
前記の本発明によるIPVD装置は、前記ヘリカル磁気共振コイル140の内側に設けられてプラズマに結合される電磁気エネルギーを制御するファラデーシールド150をさらに備えられる。
前記ファラデーシールド150は内部シールド151と外部シールド152とからなされうる。前記内部シールド151はプラズマ発生空間、すなわち上部空間119を覆い包む円筒状を有し、前記外部シールド152は内部シールド151から所定間隔離隔された状態で内部シールド151を覆い包む円筒状を有する。このようなファラデーシールド150の構造と作用とについては後述する。
また、本発明によるIPVD装置は、前記工程チャンバ110の内部に磁場を形成するための手段であり、工程チャンバ110の外部に設けられた多数のマグネット180がさらに備えられる。具体的に、前記マグネット180は上部チャンバ112の周囲に沿って所定間隔をおいて多数個配置される。多数のマグネット180は円周方向に沿ってNS極が交互になるように配置される。前記マグネット180としては永久磁石が使われうる。
前記のように配置された多数のマグネット180により上部チャンバ112の内側面近くには磁場が形成され、このような磁場はプラズマを監禁させる作用を行うが、これをマルチポール監禁と言う。すなわち、多数のマグネット180を上部チャンバ112の周囲にNS極が交互になるように配置すれば、上部チャンバ112の内側面近くにマグネチックミラー効果が誘導され、これにより荷電粒子の壁体損失が少なくなる。従って、上部チャンバ112内部の半径方向にさらに均一なプラズマ密度分布を確保できるようになる。
図4は図2に図示されたヘリカル磁気共振コイルとRFジェネレータとの接続構造を示す概略図であり、図5は共振増幅器に印加されるトリガパルスとヘリカル磁気共振コイルに印加される入力電圧の波形を図示した波形図である。
図4を参照すれば、前述のようにヘリカル磁気共振コイル140にRF電力を供給するためのRFジェネレータはDC電源146と共振増幅器144とを含みうる。前記DC電源146は図5に図示されたように、ほぼ1kVのトリガパルス電圧Uを所定のパルス持続時間τ及びパルス周期Tで前記共振増幅器144に印加する。前記共振増幅器144はトリガパルスを増幅してその出力を前記ヘリカル磁気共振コイル140に印加する。共振増幅器144の出力はヘリカル磁気共振コイル140の任意の地点、例えば最初のターンまたは第二のターンに設けられた第1タップ147を介してヘリカル磁気共振コイル140に印加される。そして、ヘリカル磁気共振コイル140の接地端と前記第1タップ147間には第2タップ148が設けられる。前記共振増幅器144の出力の一部は前記第2タップ148からさらに共振増幅器144に正フィードバックされる。これにより、図5に図示されたような波形を有した入力電圧U、すなわち共振増幅器144の出力電圧がヘリカル磁気共振コイル140に印加される。コイル140内でのRF振動は点火電極150で入力電圧Uよりはるかに高いRF電圧Uを誘導してコイル140の内側にプラズマを点火させる。前記のような構成を有したRFジェネレータはトランスフォーマと整合回路とを備えないので、消費電力の大部分がプラズマに吸収されて消費電力対応プラズマ発生効率が高まる。
前記ヘリカル磁気共振コイル140にRF電力が印加されれば、ヘリカル磁気共振コイル140に流れる電流により時変化磁場が生成され、時変化磁場により電場が誘導される。誘導された電場はプラズマソースガスをイオン化してプラズマを生成する。この時、ヘリカル磁気共振コイル140のRF電力印加地点から一方、すなわち接地端側にはインダクタンスが誘導され、他方、すなわち開放端側にはキャパシタンスが誘導され、それらの共振(LC共振)によりヘリカル磁気共振コイル140への効率的なエネルギー伝達が可能になる。従って、ヘリカル磁気共振コイル140を使用すれば高密度プラズマが生成され、このような高密度のプラズマは蒸着物質のイオン化率を上昇させる。
そして、プラズマソースガスとして供給される不活性ガスはプラズマの点火初期段階でだけ必要であり、その後には不活性ガスを供給しなくてもよいので、非常に低い圧力、ほぼ0.1mTorrでも安定したプラズマの保持が可能になる。詳細に説明すれば、前記のように蒸着物質のイオン化率が高まることにより、プラズマ内に蒸着物質、例えば金属原子から離れ出てきた電子多くなる。これにより、プラズマソースガスがそれ以上供給されなくとも前記電子と金属原子との衝突による金属原子のイオン化が持続的に効率的になされうるためである。
一方、前記2つのタップ147,148はそれぞれヘリカル磁気共振コイル140に沿って移動可能になったことが望ましい。従って、2つのタップ147,148を移動させることによって最適の共振状態を得られるRF電力印加地点を容易に見つけ出せるので、高密度プラズマを効率的に確保できる。
そして、前記トリガパルスの電圧、持続時間及び/または周期を変化させることによって追加的なプラズマ密度の制御と、これによる蒸着物質のイオン化率とを制御できる。
図6は図2に図示されたファラデーシールドの分解斜視図である。
図6を参照すれば、前記ファラデーシールド150は、前述のように内部シールド151と外部シールド152とからなる。前記内部シールド151は所定径の円筒状を有し、その円周に沿って所定間隔をおいて形成された多数の内部スロット154を有する。前記外部シールド152は内部シールド151の径より若干大径の円筒状を有し、その円周に沿って所定間隔をおいて形成された多数の外部スロット155を有する。
このような内部スロット154と外部スロット155とはファラデーシールド150に流れる誘導RF電流を減少させ、これによりプラズマ電位が低くなる。プラズマ電位が低くなれば、イオンエネルギーをさらに正確に制御できるようになるので、工程の精密度が高まる。すなわち、スロット154,155を有したファラデーシールド150により工程の条件に適切に対処して効率的で精密な工程実行が可能になる。
そして、前記内部スロット154と外部スロット155とは互い違いに配置される。このような構造を有したファラデーシールド150によれば、ファラデーシールド150に多数のスロット154,155が形成されても、ファラデーシールド150の外側に設けられたヘリカル磁気共振コイル140がファラデーシールド150内側のプラズマ発生空間、すなわち上部空間119に直接的に露出されない。従って、多数のスロット154,155を介して蒸着物質がヘリカル磁気共振コイル140にコーティングされる従来の問題点が防止されうる。
図7は本発明の望ましい第2実施形態によるIPVD装置であり、コーン状のヘリカル磁気共振コイルを有したマグネトロンスパッタリング装置の構成を図示した垂直断面図である。
図7を参照すれば、本発明によるIPVD装置において、ヘリカル磁気共振コイル240は基板ホルダ120側に行きつつだんだんと大径となるコーン状に巻かれうる。これにより、上部チャンバ212及びファラデーシールド250もコーン状を有することができる。残りの構成要素は前述した第1実施形態と同一なのでその説明は省略する。
このように、ヘリカル磁気共振コイル240がコーン状に巻かれれば、図2に図示された円筒状のコイルと異なってコイル240の各ターンの長さが変わるために、コイル240の垂直軸に沿う電流と電圧の分布が変わるようになる。このような事実、及びコイル240の各ターンが相異なる半径方向位置を有することのために、プラズマに結合されるRF電力を変化させられるようになる。すなわち、垂直軸に対するヘリカル磁気共振コイル240の傾斜角度θを変化させることによって工程チャンバ110内のプラズマ密度分布を制御できるようになる。
図8及び図9は図2に図示された円筒状のコイル、及び図7に図示されたコーン状のコイルにおいて、電流と電圧の分布を示すグラフである。
図8と図9のグラフを見れば、円筒状コイルとコーン状コイルそれぞれの高さは10cmと同一に与えられた場合にも、各コイルにおける電流分布と電圧分布とが変わることが分かる。このように、コーン状のコイルはプラズマ密度を制御できる追加的な機会を提供する。
本発明は開示された実施形態を参考に説明されたが、これは例示的なものに過ぎず、当分野で当業者ならばこれから多様な変形及び均等な他実施形態が可能であるという点が理解されるであろう。例えば、本発明は前記でマグネトロンスパッタリング装置を基準に図示されて説明されたが、これ以外にも電子ビーム蒸発装置及び熱的蒸発装置のような多様な種類のIPVD装置に適用できる。従って、本発明の真の技術的保護範囲は特許請求の範囲によって決まるものである。
本発明のヘリカル磁気共振コイルを利用したIPVD装置は、低圧力でも高密度のプラズマを効率よく発生させられ、例えば半導体素子や平板ディスプレイ装置の製造に効果的に適用可能である。
従来のIPVD装置の一例であり、マグネトロンスパッタリング装置の概略的な構成を図示した図面である。 本発明の望ましい第1実施形態によるヘリカル磁気共振コイルを利用したIPVD装置であり、マグネトロンスパッタリング装置の構成を図示した垂直断面図である。 図2に表示されたA−A’線に沿ったマグネトロンスパッタリング装置の水平断面図である。 図2に図示されたヘリカル磁気共振コイルとRFジェネレータとの接続構造を示す概略図である。 共振増幅器に印加されるトリガパルスとヘリカル磁気共振コイルに印加される入力電圧の波形を図示した波形図である。 図2に図示されたファラデーシールドの分解斜視図である。 本発明の望ましい第2実施形態によるIPVD装置であり、コーン状のヘリカル磁気共振コイルを有したマグネトロンスパッタリング装置の構成を図示した垂直断面図である。 図2に図示された円筒状のコイル、及び図7に図示されたコーン状のコイルにおいて、電流と電圧の分布を示すグラフである。 図2に図示された円筒状のコイル、及び図7に図示されたコーン状のコイルにおいて、電流と電圧の分布を示すグラフである。
符号の説明
110 固定チャンバ、
111 下部チャンバ、
112 上部チャンバ、
113 セラミック絶縁体、
115 真空吸入口、
116 共振ポンプ、
118 下部空間、
119 上部空間、
120 基板ホルダ、
122,167 整合回路、
124 バイアス電源、
130 フローティングシールド、
140 磁気共振コイル、
142 点火電極、
144 共振増幅器、
146 DC電源、
150 ファラデーシールド、
160 負極組立体、
161 マグネットパック、
162 ターゲットホルダ、
163 ターゲット、
165 RFフィルタ、
166 負極電源、
168 RF電源、
169 絶縁体、
170 ガスインジェクタ、
171 ガス分配口、
172 流量制御器、
173 ガス供給源、
180 マグネット、
W ウェーハ。

Claims (33)

  1. 処理基板を支持する基板ホルダを有した工程チャンバと、
    前記工程チャンバに前記基板ホルダと対向するように設けられて前記処理基板上に蒸着される物質を提供する蒸着物質ソースと、
    前記工程チャンバ内部に工程ガスを注入するためのガス注入ユニットと、
    前記基板ホルダにバイアス電位を印加するためのバイアス電源と、
    前記工程チャンバ内部に前記蒸着物質をイオン化させるためのプラズマを発生させるものであり、一端は接地されて他端は電気的に開放されたヘリカル磁気共振コイルと、
    前記ヘリカル磁気共振コイルにRF電力を供給するためのRFジェネレータと、
    を備え、
    前記工程チャンバ内部には前記ヘリカル磁気共振コイルの開放端に接続されるリング状の点火電極が設けられたことを特徴とするイオン化物理的気相蒸着装置。
  2. 前記ヘリカル磁気共振コイルは前記工程チャンバ内部に設けられ、前記工程チャンバの内周面に隣接して巻かれたことを特徴とする請求項1に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  3. 前記RFジェネレータはDC電源と共振増幅器とを含み、前記DC電源は前記共振増幅器にトリガパルスを印加し、前記共振増幅器はトリガパルスを増幅してその出力を前記ヘリカル磁気共振コイルに印加することを特徴とする請求項1に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  4. 前記ヘリカル磁気共振コイルの任意の地点には前記共振増幅器の出力が印加される第1タップが設けられ、前記ヘリカル磁気共振コイルの接地端と前記第1タップ間には前記共振増幅器の出力一部の正フィードバックに使われる第2タップが設けられたことを特徴とする請求項3に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  5. 前記2つのタップはそれぞれ前記コイルに沿って移動可能であることを特徴とする請求項4に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  6. 前記トリガパルスの電圧、持続時間及び周期のうち少なくとも一つを変化させることにより、プラズマ密度と蒸着物質のイオン化率とを制御することを特徴とする請求項4に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  7. 前記ヘリカル磁気共振コイルは一定径で巻かれたことを特徴とする請求項1に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  8. 前記ヘリカル磁気共振コイルは前記基板ホルダ側に向かうにしたがって次第に径が大きくなるようにコーン状に巻かれたことを特徴とする請求項1に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  9. 前記点火電極と前記工程チャンバ間の放電を防止するためのフローティングシールドが前記工程チャンバ内に設けられたことを特徴とする請求項1に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  10. 前記フローティングシールドは前記基板ホルダを覆い包む円筒状からなることを特徴とする請求項9に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  11. 前記ガス注入ユニットは、
    ガス供給源と、
    前記工程チャンバの上端部に設けられ、前記工程チャンバ内部に向かって開かれた多数のガス分配口を有したリング状のガスインジェクタとを含むことを特徴とする請求項1に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  12. 前記バイアス電源は整合回路を介して前記基板ホルダに電気的に連結されることを特徴とする請求項1に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  13. 前記ヘリカル磁気共振コイルの内側に設けられてプラズマに結合される電磁気エネルギーを制御するファラデーシールドをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  14. 前記ファラデーシールドは、プラズマ発生空間を覆い包んで多数の内部スロットが形成された内部シールドと、前記内部シールドを覆い包んで多数の外部スロットが形成された外部シールドとを含み、前記内部スロットと外部スロットとは互い違いに配置されたことを特徴とする請求項13に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  15. 前記工程チャンバの周囲に沿って所定間隔をおいて配置された多数のマグネットをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  16. 前記マグネットは永久磁石であることを特徴とする請求項15に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  17. 前記工程チャンバは、下部チャンバと、前記下部チャンバの上端に組み付けられた上部チャンバとからなり、前記上部チャンバは前記下部チャンバから分離可能であることを特徴とする請求項1に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  18. 前記下部チャンバ内部に前記基板ホルダが配置され、前記上部チャンバ内部に前記ヘリカル磁気共振コイルが配置されたことを特徴とする請求項17に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  19. 前記蒸着物質ソースは、
    前記工程チャンバの上部に設けられたターゲットホルダと、前記基板ホルダと対向する前記ターゲットホルダの前面に付着されて前記蒸着物質からなるターゲットと、前記ターゲットホルダの背面に配置されたマグネットパックとを含む負極組立体と、
    前記負極組立体に連結されて前記ターゲットに負電位を印加する負極電源とを備えることを特徴とする請求項1に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  20. 前記負極電源はDC電源であることを特徴とする請求項19に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  21. 前記DC電源はRFフィルタを介して前記負極組立体に電気的に接続されることを特徴とする請求項20に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  22. 下部チャンバと、前記下部チャンバの上端に組み付けられた上部チャンバとからなる工程チャンバと、
    前記下部チャンバ内部に配置されて処理基板を支持する基板ホルダと、
    前記上部チャンバの上部に設けられたターゲットホルダと、前記基板ホルダと対向する前記ターゲットホルダの前面に付着されて前記処理基板上に蒸着される物質を提供するターゲットと、前記ターゲットホルダの背面に配置されたマグネットパックとを含む負極組立体と、
    前記負極組立体に連結されて前記ターゲットに負電位を印加する負極電源と、
    前記工程チャンバ内部に工程ガスを注入するためのガス注入ユニットと、
    前記基板ホルダにバイアス電位を印加するためのバイアス電源と、
    前記工程チャンバ内部に前記蒸着物質をイオン化させるためのプラズマを発生させるものであり、前記上部チャンバ内部に設けられて一端は接地されて他端は電気的に開放されたヘリカル磁気共振コイルと、
    前記ヘリカル磁気共振コイルにRF電力を供給するためのRFジェネレータと、
    を備え、
    前記上部チャンバ内部には前記ヘリカル磁気共振コイルの開放端に接続されるリング状の点火電極が設けられたことを特徴とするイオン化物理的気相蒸着装置。
  23. 前記RFジェネレータはDC電源と共振増幅器とを含み、前記DC電源は前記共振増幅器にトリガパルスを印加し、前記共振増幅器はトリガパルスを増幅してその出力を前記ヘリカル磁気共振コイルに印加することを特徴とする請求項22に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  24. 前記ヘリカル磁気共振コイルの任意の地点には前記共振増幅器の出力が印加される第1タップが設けられ、前記ヘリカル磁気共振コイルの接地端と前記第1タップ間には前記共振増幅器の出力一部の正フィードバックに使われる第2タップが設けられたことを特徴とする請求項23に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  25. 前記ヘリカル磁気共振コイルは一定径で巻かれたことを特徴とする請求項22に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  26. 前記ヘリカル磁気共振コイルは前記基板ホルダ側に向かうにしたがって次第に径が大きくなるようにコーン状に巻かれたことを特徴とする請求項22に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  27. 前記点火電極と前記下部チャンバ間の放電を防止するためのフローティングシールドが前記下部チャンバ内に設けられたことを特徴とする請求項22に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  28. 前記ガス注入ユニットは、
    ガス供給源と、
    前記上部チャンバの上端部に設けられ、前記上部チャンバ内部に向かって開かれた多数のガス分配口を有したリング状のガスインジェクタとを含むことを特徴とする請求項22に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  29. 前記ヘリカル磁気共振コイルの内側に設けられてプラズマに結合される電磁気エネルギーを制御するファラデーシールドをさらに備えることを特徴とする請求項22に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  30. 前記ファラデーシールドは、プラズマ発生空間を覆い包んで多数の内部スロットが形成された内部シールドと、前記内部シールドを覆い包んで多数の外部スロットが形成された外部シールドとを含み、前記内部スロットと外部スロットとは互い違いに配置されたことを特徴とする請求項29に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  31. 前記上部チャンバの周囲に沿って所定間隔をおいて配置された多数のマグネットをさらに備えることを特徴とする請求項22に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  32. 前記負極電源はDC電源であることを特徴とする請求項22に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
  33. 前記DC電源はRFフィルタを介して前記負極組立体に電気的に接続されることを特徴とする請求項32に記載のイオン化物理的気相蒸着装置。
JP2008265961A 2003-11-17 2008-10-15 ヘリカル磁気共振コイルを利用したイオン化物理的気相蒸着装置 Withdrawn JP2009057637A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020030081098A KR101001743B1 (ko) 2003-11-17 2003-11-17 헬리컬 자기-공진 코일을 이용한 이온화 물리적 기상 증착장치

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004320533A Division JP2005146416A (ja) 2003-11-17 2004-11-04 ヘリカル磁気共振コイルを利用したイオン化物理的気相蒸着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009057637A true JP2009057637A (ja) 2009-03-19

Family

ID=34567768

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004320533A Ceased JP2005146416A (ja) 2003-11-17 2004-11-04 ヘリカル磁気共振コイルを利用したイオン化物理的気相蒸着装置
JP2008265961A Withdrawn JP2009057637A (ja) 2003-11-17 2008-10-15 ヘリカル磁気共振コイルを利用したイオン化物理的気相蒸着装置

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004320533A Ceased JP2005146416A (ja) 2003-11-17 2004-11-04 ヘリカル磁気共振コイルを利用したイオン化物理的気相蒸着装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7404879B2 (ja)
JP (2) JP2005146416A (ja)
KR (1) KR101001743B1 (ja)
CN (1) CN1619011A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012512325A (ja) * 2008-12-12 2012-05-31 富士フイルム株式会社 真空物理的蒸着のための成形アノードとアノード−シールド接続
JP2012512324A (ja) * 2008-12-12 2012-05-31 富士フイルム株式会社 真空物理的蒸着のためのチャンバシールド
RU2631553C2 (ru) * 2015-12-17 2017-09-25 Федеральное государственное бюджетное учреждение науки Институт сильноточной электроники Сибирского отделения Российской академии наук (ИСЭ СО РАН) Магнетронная распылительная система с инжекцией электронов

Families Citing this family (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20060137821A1 (en) * 2004-12-28 2006-06-29 Lam Research Coporation Window protector for sputter etching of metal layers
US20090266703A1 (en) * 2005-08-02 2009-10-29 Nan Jiang Plasma generating device and film deposition method in which the plasma generating device is used
US20070074968A1 (en) * 2005-09-30 2007-04-05 Mirko Vukovic ICP source for iPVD for uniform plasma in combination high pressure deposition and low pressure etch process
US7687390B2 (en) * 2006-03-28 2010-03-30 Toppan Printing Co., Ltd. Manufacturing method of a transparent conductive film, a manufacturing method of a transparent electrode of an organic electroluminescence device, an organic electroluminescence device and the manufacturing method
JP5259618B2 (ja) * 2006-12-12 2013-08-07 オーツェー・エリコン・バルザース・アーゲー 高出力インパルス・マグネトロン・スパッタリング(hipims)におけるパルシング及びアーク抑制
JP2010524225A (ja) * 2007-04-02 2010-07-15 ソースル シーオー エルティディー 基板支持装置及びこれを備えるプラズマエッチング装置
KR101339700B1 (ko) * 2007-05-08 2013-12-10 (주)소슬 가스 공급 장치 및 이를 구비하는 에지 식각 장치
KR20090024522A (ko) * 2007-09-04 2009-03-09 주식회사 유진테크 기판처리장치
US7674723B2 (en) * 2008-02-06 2010-03-09 Applied Materials, Inc. Plasma immersion ion implantation using an electrode with edge-effect suppression by a downwardly curving edge
JP5281148B2 (ja) * 2009-04-03 2013-09-04 東京エレクトロン株式会社 蒸着ヘッドおよび成膜装置
US9337004B2 (en) 2009-04-06 2016-05-10 Lam Research Corporation Grounded confinement ring having large surface area
CN102300383B (zh) * 2010-06-23 2013-03-27 北京北方微电子基地设备工艺研究中心有限责任公司 一种电感耦合装置及应用该装置的等离子体处理设备
US20120021136A1 (en) * 2010-07-20 2012-01-26 Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. System and method for controlling plasma deposition uniformity
US9174296B2 (en) * 2010-10-20 2015-11-03 Lam Research Corporation Plasma ignition and sustaining methods and apparatuses
CN102543645B (zh) * 2010-12-14 2015-07-01 北京北方微电子基地设备工艺研究中心有限责任公司 法拉第屏蔽及等离子体加工设备
CN102543636B (zh) * 2010-12-27 2015-04-15 北京北方微电子基地设备工艺研究中心有限责任公司 法拉第屏蔽及等离子体加工设备
US20130098871A1 (en) * 2011-10-19 2013-04-25 Fei Company Internal Split Faraday Shield for an Inductively Coupled Plasma Source
JP6008320B2 (ja) * 2011-11-28 2016-10-19 国立研究開発法人物質・材料研究機構 コンビナトリアル成膜装置
US9867238B2 (en) 2012-04-26 2018-01-09 Applied Materials, Inc. Apparatus for treating an exhaust gas in a foreline
US20150284842A1 (en) * 2012-10-23 2015-10-08 Shincron Co., Ltd. Thin film formation apparatus, sputtering cathode, and method of forming thin film
CN104593735B (zh) * 2013-11-01 2017-10-13 北京北方华创微电子装备有限公司 一种用于反应腔的屏蔽结构
CN109166782B (zh) * 2013-11-06 2020-08-07 应用材料公司 通过dc偏压调制的颗粒产生抑制器
CN105789011B (zh) * 2014-12-24 2018-01-26 中微半导体设备(上海)有限公司 感应耦合型等离子体处理装置
US9736920B2 (en) * 2015-02-06 2017-08-15 Mks Instruments, Inc. Apparatus and method for plasma ignition with a self-resonating device
GB201502453D0 (en) * 2015-02-13 2015-04-01 Spts Technologies Ltd Plasma producing apparatus
US10475626B2 (en) 2015-03-17 2019-11-12 Applied Materials, Inc. Ion-ion plasma atomic layer etch process and reactor
US9972511B2 (en) * 2015-10-01 2018-05-15 Applied Materials, Inc. Substrate processing apparatus and methods
US11094515B2 (en) * 2016-12-19 2021-08-17 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Sputtering apparatus and sputtering method
CN108735622B (zh) * 2017-04-20 2021-10-15 北京北方华创微电子装备有限公司 反应腔室和半导体加工设备
JP6653066B2 (ja) * 2017-05-23 2020-02-26 日新イオン機器株式会社 プラズマ源
CN108519559A (zh) * 2018-03-27 2018-09-11 上海尼诺电子设备有限公司 射频电源检测装置
CN110536530A (zh) * 2018-09-20 2019-12-03 北京北方华创微电子装备有限公司 磁增强法拉第屏蔽结构及感应耦合等离子体源
US10714329B2 (en) * 2018-09-28 2020-07-14 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Pre-clean for contacts
KR102142867B1 (ko) * 2018-12-31 2020-08-10 인투코어테크놀로지 주식회사 대기압 플라즈마 발생 장치
US11532455B2 (en) 2018-12-31 2022-12-20 En2Core Technology, Inc. Plasma generating apparatus and method for operating same
KR102257146B1 (ko) * 2019-12-23 2021-05-27 인투코어테크놀로지 주식회사 플라즈마 발생 장치 및 그 동작 방법
KR102486653B1 (ko) * 2018-12-31 2023-01-10 인투코어테크놀로지 주식회사 대기압 플라즈마 발생 장치
US11361947B2 (en) 2019-01-09 2022-06-14 Tokyo Electron Limited Apparatus for plasma processing and method of etching
CN111524782B (zh) * 2019-02-05 2023-07-25 东京毅力科创株式会社 等离子体处理装置
KR102288388B1 (ko) * 2019-05-14 2021-08-11 주식회사 인포비온 High Flux 플라즈마 소스
KR102479772B1 (ko) * 2020-08-14 2022-12-22 인투코어테크놀로지 주식회사 대기압 플라즈마 발생 장치
KR102381084B1 (ko) * 2020-08-04 2022-04-01 인투코어테크놀로지 주식회사 대기압 플라즈마 발생 장치
GB2599392B (en) * 2020-09-30 2024-01-03 Dyson Technology Ltd Sputter deposition apparatus and method
CN112888132A (zh) * 2020-12-11 2021-06-01 中国人民解放军战略支援部队航天工程大学 一种串列式双线圈射频驱动气体放电装置
TW202303668A (zh) * 2021-01-20 2023-01-16 新加坡商Aes 全球公司 經由電感耦合向電漿進行功率遞送

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5234529A (en) * 1991-10-10 1993-08-10 Johnson Wayne L Plasma generating apparatus employing capacitive shielding and process for using such apparatus
US5522934A (en) * 1994-04-26 1996-06-04 Tokyo Electron Limited Plasma processing apparatus using vertical gas inlets one on top of another
US5763851A (en) * 1995-11-27 1998-06-09 Applied Materials, Inc. Slotted RF coil shield for plasma deposition system
TW327236B (en) 1996-03-12 1998-02-21 Varian Associates Inductively coupled plasma reactor with faraday-sputter shield
US6308654B1 (en) * 1996-10-18 2001-10-30 Applied Materials, Inc. Inductively coupled parallel-plate plasma reactor with a conical dome
US5961793A (en) * 1996-10-31 1999-10-05 Applied Materials, Inc. Method of reducing generation of particulate matter in a sputtering chamber
JP4355036B2 (ja) 1997-03-18 2009-10-28 キヤノンアネルバ株式会社 イオン化スパッタリング装置
US6375810B2 (en) * 1997-08-07 2002-04-23 Applied Materials, Inc. Plasma vapor deposition with coil sputtering
US5903106A (en) 1997-11-17 1999-05-11 Wj Semiconductor Equipment Group, Inc. Plasma generating apparatus having an electrostatic shield
US6287435B1 (en) * 1998-05-06 2001-09-11 Tokyo Electron Limited Method and apparatus for ionized physical vapor deposition
JP3895463B2 (ja) 1998-05-11 2007-03-22 株式会社リコー 薄膜形成方法及び薄膜形成装置
JP3497091B2 (ja) * 1998-07-23 2004-02-16 名古屋大学長 プラズマ生成用高周波パワーの制御方法、およびプラズマ発生装置
US6238528B1 (en) * 1998-10-13 2001-05-29 Applied Materials, Inc. Plasma density modulator for improved plasma density uniformity and thickness uniformity in an ionized metal plasma source
US6117279A (en) 1998-11-12 2000-09-12 Tokyo Electron Limited Method and apparatus for increasing the metal ion fraction in ionized physical vapor deposition
US6254745B1 (en) * 1999-02-19 2001-07-03 Tokyo Electron Limited Ionized physical vapor deposition method and apparatus with magnetic bucket and concentric plasma and material source
JP2000273629A (ja) 1999-03-18 2000-10-03 Ulvac Japan Ltd 低抵抗金属薄膜の形成方法
US6474258B2 (en) * 1999-03-26 2002-11-05 Tokyo Electron Limited Apparatus and method for improving plasma distribution and performance in an inductively coupled plasma
KR100291898B1 (ko) * 1999-04-09 2001-06-01 윤종용 스파터 오염원을 감소시키고 플라즈마에 유도 결합을 향상시키기위한 차폐판의 제조방법 및 플라즈마 식각장치
JP4672941B2 (ja) * 1999-07-13 2011-04-20 東京エレクトロン株式会社 誘導結合プラズマを発生させるための高周波電源
AU2577001A (en) * 1999-12-22 2001-07-03 Tokyo Electron Limited Method and system for reducing damage to substrates during plasma processing with a resonator source
JP5184730B2 (ja) 2000-03-01 2013-04-17 東京エレクトロン株式会社 プラズマの均一性を電気的に制御可能なプラズマ発生装置
JP4178775B2 (ja) 2001-08-31 2008-11-12 株式会社日立国際電気 プラズマリアクター
US6946054B2 (en) * 2002-02-22 2005-09-20 Tokyo Electron Limited Modified transfer function deposition baffles and high density plasma ignition therewith in semiconductor processing
US6929720B2 (en) * 2003-06-09 2005-08-16 Tokyo Electron Limited Sputtering source for ionized physical vapor deposition of metals
US7182816B2 (en) * 2003-08-18 2007-02-27 Tokyo Electron Limited Particulate reduction using temperature-controlled chamber shield

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012512325A (ja) * 2008-12-12 2012-05-31 富士フイルム株式会社 真空物理的蒸着のための成形アノードとアノード−シールド接続
JP2012512324A (ja) * 2008-12-12 2012-05-31 富士フイルム株式会社 真空物理的蒸着のためのチャンバシールド
RU2631553C2 (ru) * 2015-12-17 2017-09-25 Федеральное государственное бюджетное учреждение науки Институт сильноточной электроники Сибирского отделения Российской академии наук (ИСЭ СО РАН) Магнетронная распылительная система с инжекцией электронов

Also Published As

Publication number Publication date
US7404879B2 (en) 2008-07-29
KR101001743B1 (ko) 2010-12-15
US20050103623A1 (en) 2005-05-19
JP2005146416A (ja) 2005-06-09
CN1619011A (zh) 2005-05-25
KR20050047293A (ko) 2005-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101001743B1 (ko) 헬리컬 자기-공진 코일을 이용한 이온화 물리적 기상 증착장치
JP3846970B2 (ja) イオン化スパッタリング装置
JP5642721B2 (ja) ビーム状プラズマ源
US6238528B1 (en) Plasma density modulator for improved plasma density uniformity and thickness uniformity in an ionized metal plasma source
EP0836218B1 (en) Active shield for generating a plasma for sputtering
JP3603024B2 (ja) イオン化物理蒸着方法およびその装置
US5457298A (en) Coldwall hollow-cathode plasma device for support of gas discharges
JP5698652B2 (ja) 同軸マイクロ波支援堆積及びエッチングシステム
US5733418A (en) Sputtering method and apparatus
JP2017031501A (ja) 遠隔アーク放電プラズマ支援プロセス
US7609002B2 (en) Plasma accelerating apparatus and plasma processing system having the same
US8911602B2 (en) Dual hexagonal shaped plasma source
JPH07188917A (ja) コリメーション装置
JP4588212B2 (ja) 重複端部を有するコイルを備えるスパッタリング装置
JP2010500470A (ja) Ecrプラズマ源
US6468387B1 (en) Apparatus for generating a plasma from an electromagnetic field having a lissajous pattern
US20030150721A1 (en) Inverted magnetron
EP0836219A2 (en) Active shield for generating a plasma for sputtering
KR100683174B1 (ko) 플라즈마 가속장치 및 그것을 구비하는 플라즈마 처리시스템
US6146508A (en) Sputtering method and apparatus with small diameter RF coil
JPH04235276A (ja) 基板をコーティングするための装置
JP2000156374A (ja) スパッタ処理応用のプラズマ処理装置
JP2777657B2 (ja) プラズマ付着装置
KR20090073327A (ko) 고밀도 원격 플라즈마 처리 장치
KR101556830B1 (ko) 스퍼터율 향상을 위한 유도 결합형 플라즈마 소스 및 이를 사용하는 스퍼터링 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090508