JP2000514512A - リベット、ボタンまたはその類似品の取り付け装置 - Google Patents

リベット、ボタンまたはその類似品の取り付け装置

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JP2000514512A JP10505545A JP50554598A JP2000514512A JP 2000514512 A JP2000514512 A JP 2000514512A JP 10505545 A JP10505545 A JP 10505545A JP 50554598 A JP50554598 A JP 50554598A JP 2000514512 A JP2000514512 A JP 2000514512A
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JP10505545A
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ハルダト、マンフレッド
コックス、カール―ヨセフ
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ウィリアム・プリム・ゲーエムベーハー・ウント・ツェーオー.カーゲー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、上工具(21)および下工具(5)を有するリベット、ボタンまたはその類似品を取付けるための工具に関するもので、上工具はできればタペットによって作動可能で工具の一つは結合作業の過程で後退移動が行われる。従来の基本形状を維持したままで、改善された制御性による正しい結合作業および作業の確実さによって特徴づけられるこの種の装置を得るため、後退移動量を結合作業の監視に使用することが提案されている。

Description

【発明の詳細な説明】 リベット、ボタンまたはその類似品の取り付け装置 本発明は、上工具および下工具を備えたリベット、ボタンまたはその類似品の 取り付け装置に関するものであって、上工具はタベットにより駆動されることが 好ましく、工具の一つは結合作業中に後退移動を行なう。 この種の装置は、例えばドイツ特許公開第4431948A1号によって公知 である。当該特許申請の内容は細部にわたって本発明の開示に含まれ、また当該 特許申請の特徴に含まれる目的ついても本発明の請求項に含まれる。当該特許申 請では、上工具を作動させるタペットの上端が、電動機の駆動軸に軸方向に取り 付けられたカム板の外周面に対してばねによって押し付けられている装置につい て説明されている。取付けられるべきリベット、ボタンまたはその類似品はそれ ぞれ上側部品と下側部品から構成される。上側部品と下側部品は別々の収納ケー スに収納され、収納ケースから供給レールにより装着スライダ部に送られる。装 着スライダは水平に移動可能で、上側の挿入条片と下側の挿入条片を備えている 。上挿入条片は上側部品を上工具に設けられた保持クリップに運び、一方下挿入 条片は下側部品を下工具の上側部品の真下の位置に移動する。下工具は上側部品 と下側部品を織物に結合するため、下工具に取付けられた下側部品が織物の下面 を突き上げるように、組立板に設けられたピンによって下工具は回転可能に支え られている。下側部品には、織物の下側に突き当たることにより織物を貫通する ための突起が設けられている。織物の厚さによって、下工具は結合作業中に押し ばねに対して支えピン回りの回転の形で多少に関わらず後退移動を行なうことが できる。 上述の技術の現状を考慮して、本発明の技術的問題点は、前記の検証された基 本形状を維持したままで改善された制御性によって正しい結合作業と高い動作の 確実性により特徴づけられるこの種の装置を提供することである。 この問題点は、後退移動量が結合作業過程の監視に利用されることを主眼とす る請求項1の方法によりまず根本的に解決される。この構成によれば、リベット 、 ボタンまたはその類似品の取り付け装置に極めて簡単な構造と高い信頼性が与え られる。結合作業の品質の良さは、下側部品の突起が球状またはばね部品である 上側部品のフランジ縁に食込む深さによって決定される。このとき予め定められ た、いわゆるピンチセット寸法を超えてはならない。1層以上の織物に上側部品 と下側部品を結合する場合は、工具の一つは多少なりともばね力によって生ずる 圧力バランス作用で後退する。後退移動の長さは結合作業の強度の尺度として使 用することができる。この場合下工具の後退移動量が監視に利用される構成が好 ましい。後退量を検出することによって、例えば使用者に部品下側の突起が部品 上側のフランジ縁に食込んだ深さが十分かどうかを示す情報を表示する監視が可 能となる。予め定められた寸法を超過した場合は異常警報が発信されるようにす ることもできる。取り付け機が停止されるような構成が好ましい。従って、実施 された結合作業をチェックし、必要な場合にはやり直す信号が使用者に与えられ る。 本発明を発展させたものに、下工具の移動軌跡をセンサによって監視する方法 がある。例えば、ばねを組み合わせた形に構成した下工具の圧力バランス装置に 測定センサを装着し、この測定センサがそのための評価回路と関連して、部品下 側の突起が部品上側のフランジ縁に食込んだ深さが十分かどうかを確実に指示す ることができる。実施された結合作業後のリベットまたはその類似品の上側部品 と下側部品の間隔から、維持されるべきピンチセット寸法を逆に推定することが できる。代わりに、下工具が予め定められた寸法を超過した場合はスイッチが作 動するようにすることもできる。このスイッチは接触スイッチまたは近接スイッ チとして構成することができる。予め定められた最大寸法が維持されていると、 下工具の移動軌動に設置されたスイッチは動作しない。この場合、結合作業は許 容ピンチセット寸法に関しては正しい。これに対し、例えば予め定めた寸法を超 えるような厚さの多層の材料を作業する場合は、移動軌道に設定されたスイッチ は下工具が例えば接触スイッチを押すことによって作動する。このスイッチの動 作は取り付け装置を停止させるように働くことが好ましい。測定器具の信頼性は 工具/型の交換後、下側部品の突起長さが異なる部品との交換後またはフランジ 縁の圧力調整後の較正により大きく左右される。従って、例えば目視できる指示 およびディジタルな目標値の設定器によるできるだけ容易な較正ができるように する必要がある。従って、下工具を監視するスイッチを、許容されるピンチセッ ト寸法に応じて調整するために使用できる目盛またはそれに類似するものを装置 に設けることもできる。 さらに本発明は、リベットまたはボタンの部品が供給される供給レールを備え たこの種の装置にも適用される。この場合は確実な動作過程を得るため、少なく とも一つの供給レールにリベットまたはボタンの部品の動きを監視する検出装置 が設けられている。この装置は追従滑落する部品の動きを検出し、検出は例えば 供給レールに一体化されたスイッチまたはその類似品で行うことができる。然し 、 上側部品と下側部品のそれぞれの供給レールに光検出器を設ける構成が好まし い。 取り付けサイクルの過程で、追従滑落する部品が光検出器の領域を通過すると 電圧パルスを発生し、この電圧パルスが欠落した場合は異常警報が発生するよう に使用することができる。この異常は阻止された部品によって発生するか、収納 ケースおよび/または供給レールでリベットの貯蔵が使い果された場合に生ずる 。 従って、この装置を用いて部品が供給レールに存在することだけを監視するの ではなく、供給レールでの部品の動きも監視される。特に部品の動きの監視は、 その前の取り付けサイクルで、監視されている供給レールから部品が取出された ことを推論することができる。そうでない場合はそれ以後の部品は追従滑落でき ない。監視パルスは発生しなくなり、これが取り付け機を停止させように作用さ せることが好ましい。 このため、さらに本発明によれば、リベットまたはボタン部品が供給レールか ら装着スライダに向って運ばれるこの種の装置において、多数のリベット又はボ タンの部品の量の分だけ検出装置が装着スライダから離れて供給レールに配置さ れる。この構成によって、それぞれの供給レールの空運転は防止される。検出装 置として光検出器が設けられる場合は、光束は部品の移動方向と垂直に調整され ることが好ましく、このために都合よく硬化した供給レールの適当な位置に光が 貫通する開口を設ける。さらに異なった上側部品(球状またはばね部品)に対し 、それらが収納されている収納ケースから別々の供給レールを平行して配置した 構成とすることもできる。この場合に確実な監視を行なうために、両方の供給レ ー ルにできれば光検出器で構成された検出装置を備えなければならない。然し、或 る取り付けサイクルではどちらかの上側部品だけが作業されるので、それに応じ て取付けるべき部品に配置された光検出器だけを活性化する。 さらに、各結合作業における装着スライダの終点位置への到達を監視する別の 有利な構成も考慮されている。この場合は、装着スライダの前方の終点位置を監 視する構成が好都合である。これによって、供給レールと結合作業領域の間の経 路、すなわち上下の工具の領域を監視することができる。例えば、部品が供給レ ールから結合作業領域に供給される過程で装着スライダ部で傾くと、装着スライ ダは前方の終点位置には到達しない。この終点位置は、例えばセンサかスイッチ によって監視され、異常な場合は信号を発生して装置を停止させることが好まし い。この構成によって、上工具のタペットによる動作は結合作業領域に部品がな い場合には防止される。このような空の結合作業は例えば織物を損傷させる場合 がある。 本発明によって、結合作業がタペットで行われるこの種の装置においてタペッ トの動きが監視される。特に、タペットを動作させるタペットカムを利用してタ ペットの動きの監視が行われると有利である。このために或るセンサがタペット カムを「走査」することができる。取り付けサイクルの予め定められた時点だけ で部品が供給レールから取出され、それに応じて次の部品の追従滑落が行われる ので、タペットの動きの監視は特に供給レールの監視に関連させると有利である 。タペット監視のセンサまたはその類似品が供給レールに対して事前に規定され たタペットカムの位置を検出すると、評価装置が供給レール検出装置からの信号 を待ち受ける。この時点で供給レール検出装置から信号が発信されないと装置の 停止が実施される。タペットカムの事前に規定された位置がタペット監視のセン サに検出されないと、供給レール検出装置は不活性化される。供給レールの信号 とタペットカムの制御信号の時間的な関係は、供給レールにおける部品と光検出 器の関係位置のによって決定される。最少間隔として30度の角度が設定される 。好ましい実施態様としてタペットカムに制御スイッチが設けられる。制御スイ ッチは制御時間パルススイッチとしで構成することが可能で、タペットカムを例 えば外周表面に沿って走査し、供給レール監視装置からの正常なサイクルの信号 をタ ペットの動きと関連して監視する。 上記の制御および監視装置は個別にまたは組み合わせてこの種の装置に取付け ることができる。 以下、本発明を二つの実施例についてのみ図示した添付の図面によって詳細に 説明する。図面は次のものを示す。 図1 タペットが上死点位置にある装置の部分断面側面図である。 図2 同じくタペットが上死点位置にある、図1に示す装置の下工具と上工具 の範囲の部分図である。 図3 部品を収納する収納ケースを示した図1の正面図である。 図4 工具が結合作業位置にある図1に相当する図である。 図5 図2に示す装置の図4に対応する位置の部分図である。 図6 織物に取り付けられたリベットの拡大図である。 図7 下工具を操作するアームが制御スイッチを開放している、正しい結合作 業を示す図5の拡大図である。 図8 織物が厚過ぎるため正しい結合作業が行なわれず、下工具のアームが制 御スイッチを作動させている図7に対応する拡大図である。 図9 収納ケースから装置へ導かれる供給レールの部分断面斜視拡大図である 。 図10 下工具の監視に関する第2の実施態様を示す図2に相当する図である 。 図11 図10の実施態様に関する図5に相当する図である。 図12 織物が厚過ぎるため正しい結合作業が行なわれていない、図11に相 当する図である。 1台の機械の形状を構成する装置は、脚板1に支えられ垂直に取付けられた固 定子2を備えている。固定子は、反時計方向に90度回転させたU型でその下側 の辺にはアーム4が図示されている組立板3の支持体である。 アーム4の自由端に下工具5が取り付けられる。下工具は、その上端に下側部 品7を受け入れる断面が円形の鉄床6を備えている。 下側部品7は組立板3の側面に配置された収納ケース8に収納され、収納ケー スからアーム4に向って斜め下方向に供給レール9が伸びている。下側部品7は 2種類の上側部品に結合できる突起を備えた固定部品である。図には1つの上側 部品10が示されている。これは球状の形状の機能部品として働き、下側部品7 によって織物11に取付けることができる。2つの異なった形状の上側部品(球 状およびばね部品)は、収納ケース8の反対側にある収納ケース12および13 から、収納ケース12および13のそれぞれに配置された供給レール14および 15を通って装着スライダ16の領域に到達する。 装着スライダ16は水平に移動可能で上側の挿入条片17と下側の挿入条片1 8を備えている。上側の挿入条片17は上側部品10を保持クリップ19に運び 、一方下側の挿入条片18は下側部品7を下工具5の鉄床6の真上の位置に移動 させる。図示されていない電磁操作装置により、どちらかの上側部品が収納ケー ス12または13からそれぞれの供給レール14または15を通って上側挿入条 片17の移動範囲に運ばれる。 保持クリップ19は装置の開始状態において鉄床6の真上に対向する位置に伸 び、下工具5に対向する位置に伸びるタペット20の下端に導かれている滑り片 によって支持される。 タペット20の下端には上工具21が設けられ、上工具は図1ないし3による タペット20の上死点において保持クリップ19の範囲に設けられている上側部 品10の受入部の上側で終わっている。 タペット20の上端には回転ローラ22が設けられる。圧縮ばね23の作用に よって回転ローラ22はカム板24の外周面に当てられる。カム板は電動機駆動 装置26の駆動軸25にキー固定される。カム板24が360度回転する間にタ ペット20はそれに応じて下方向から再び上方向に上死点位置まで移動する。タ ペットにはさらに操作ローラ28が取付けられたアーム27が固定されている。 操作ローラの下側には、組立板3に支点ピン30によって支持される梃子31の アーム29が接触している。梃子31にはアーム29に鈍角な方向に斜め下側に 向かう梃子アーム32が形成され、アームの先端には図1ないし3の位置では垂 直に走る案内スリットが設けられ、滑りブロックが嵌め込まれている。滑りブロ ックは梃子31の振れによって移動できるように、その側面が機械の架台側の案 内溝35内にあるそり状の装着スライダ16に結合されている。 梃子アーム32の下端には操作エッジ36が形成され、接触ローラ37が接触 している。接触ローラは操作アーム38の自由端に取り付けられる。操作アーム は機械の架台側のボルト39の回りに支持される。操作アーム38の横アーム4 0は、操作アーム38が梃子31と接触する方向に力が掛かるように引張ばね4 1によって保持される。これらの作用によって、アーム29は強制的にタペット 20の操作ローラ28との接触状態が保たれる。 操作アーム38の接触ローラ37と反対側のボルト39の付近に操作カム42 が形成され、伝達梃子45の側面に突き出した横アーム44に案内されている回 り止めが施された接触ボルト43との共同作用する。接触ボルト43は、幾らか 角度を持って形成された伝達梃子45の下端に設けた対抗ねじ47によって、調 節が可能な伝達圧縮ばね46により支えられる。角部で伝達梃子45は片持ちは り側に設けられた横ピン48の回りに支えられる。伝達梃子45の自由端は下工 具5の下側まで伸びている。アングル49によって伝達梃子45は鉄床状の下工 具5の下端のリング溝にロックする形状で固定される。対抗ねじ47の近傍に設 けられた復帰ばね51は、接触ボルト43が図1ないし3に示すように、操作カ ム42の手前で操作梃子38に支えられるように伝達梃子45に力を加える。 部品を正確に織物11に取付けるために投射ランプ52が利用される。投射ラ ンプは機械の架台側に固定され、例えば織物11の上面に十字マークを生じさせ る。 図1ないし3において、タペット20はそれに対応して回転するカム板24に よって上死点位置にある。上部挿入条片17から上側部品10は保持クリップ1 9に渡され、一方、下部挿入条片18は下側部品7を下工具に運び入れる。 脚板1に設けられた足踏スイッチ53を作動させることにによって、カム板2 4が図3に示す矢印の方向に回転し、タペット20は下方向に移動することによ って運転が開始される。これにより保持クリップ19が下方向に移動して下工具 5に対する一定位置にくる。 タペット20の下方向への移動に伴い、操作ローラ28は梃子31のアーム2 9を押してアームを反時計方向に回し、装着スライダ16をそれに取付けられた 挿入条片17および18とともに動かす。梃子31の梃子アーム32はこの過程 で操作アーム38の接触ローラ37を押し、操作アームを時計方向に回転させる 。このとき接触ボルト43は操作カム42に当り、このため伝達梃子45は伝達 ばね46によって回転させられるので、ほぼ保持クリップおよびタペット20の 静止と同時に下工具5の上方向への移動が生ずる。取り付けサイクルのそれ以降 の過程において、タペット20および保持クリップ19の2回目の下方向への移 動が行われ、保持クリップ19は織物11の上面に乗せられる。一方、タペット 20は下側部品7を上側部品10に結合させるためさらに下方に移動する。この とき下側部品7の突起が織物11を貫通し上側部品10のフランジ縁に食込む。 この結合作業の過程で下工具5は後退移動を行なうことが可能で、この後退移 動の量は結合作業部分の織物の厚さによって左右される。この後退移動は伝達梃 子45の剛性的でない変位によって可能となる。伝達ばね46は圧力バランス装 置として働き、後退移動の量に応じて圧縮される。 上記の後退量は結合作業過程の監視に利用される。このために図1から9に示 される第1の実施例では接触スイッチ54が設置される。 結合作業の品質の良さは、本質的に下側部品7の突起が球状またはばね部品と して構成される上側部品のフランジ縁に食込む深さによって決定される。この食 込み深さは織物の厚さと下側部品7の突起の長さに直接関係する。結合作業にお いては予め定められた寸法、いわゆるピンチセット寸法を超えてはならない。こ の寸法は結合作業が行われた後のリベット55の上側と下側の間の間隔aを示す (これについては図6を参照すること)。1層または多層の織物での下側部品7 と上側部品10の結合作業では、下工具5およびこれに接続されている伝達梃子 45は多少なりとも後退する。この後退距離の量は結合作業の強度の尺度として 利用される。 上記の接触スイッチ54は組立板3に調整可能に配置される。このとき接触ス イッチ54は最大ピンチセット寸法に対して調整できるように配慮され、このた めに例えば組立板3の部分に目盛またはそれに類似のものを設けることができる 。 図7および8は、異なった厚さの2種類の織物に対する結合作業を図式的に表 示している。図7では、予め定められた下側部品の突起に関連して、選定された ピンチセット寸法が維持されるような厚さの織物11にリベット55が取付けら れている。下工具5および伝達梃子45はこの場合後退しないか極く僅か後退す るだけなので、設置された監視用接触スイッチ54は伝達梃子45によって作動 されることはない。従って信号は発生しない。 図8ではこれと逆に、図7と同じ下側部品7を使用した場合に予め定められた 寸法を超過する厚さの織物11が選ばれている。下工具5および伝達梃子45は この場合接触スイッチ54が作動させられるほど大きく後退する。この作動によ り、例えば評価回路を介して、目視できる表示によって使用者に正しい結合作業 が行われなかったことを通知する信号を発生することに利用される。この場合、 チェックおよび場合によっては実施された結合作業をやり直すために、信号が装 置の停止を行なわせるようにする構成が好ましい。 接触スイッチ54の代わりに測定センサ、近接スイッチまたはそれの類似品を 使用することもできる。この場合は、目視できる表示、およびディジタルな目標 値の設定器によってできるだけ容易な較正が実現できる可能性がある。測定器具 の信頼性は型の交換後、違った突起長さの部品への交換またはフランジ縁挿入圧 力の調整後の較正により大きく左右されるので、容易な較正は非常に重要である 。 結合作業位置では、さらに装着スライダ16は挿入条片17および18が供給 される部品の前に位置するよう後方に移動している。この位置で供給レールの部 品の自動追従滑落が行われ、上側部品および下側部品のがそれぞれの挿入条片の 前に置かれる。それ以外の作業サイクル期間では、常に挿入条片または装着スラ イダ16は供給レールの開口部の前にありそれを閉じているので、この部品の追 従滑落は停止されている。 供給レールの追従滑落する部品の動きは、本発明によれば検出装置56によっ て行われる。検出装置は光検出器57として構成され、各供給レール9、14お よび15には1台の検出装置56が配置される。 検出装置56は取り付けサイクルが開始されると直ぐに追従滑落する部品の動 きを検出する。この場合各取り付けサイクルで、追従滑落する部品が検出装置5 6の位置を通過することによって電圧パルスを発生する。この事実はパルスが発 生しない場合は異常警報を発生するように利用される。このような異常は部品が 阻止されることによって発生するか、または供給レールおよび/または収納ケー ス内の部品の貯蔵が使い果たされた場合である。本発明によれば、このようにし て供給レールの部品の存在を監視するだけでなく、後方に下がっている装着スラ イダ16への部品の追従滑落に必要な動きも監視する。 検出装置56を構成する光検出器57は、部品の移動方向または供給レールの 方向にほぼ垂直に動作し、供給レール9、14または15光を通過する束の貫通 のために供給レールの底面に貫通開口58が設けられている。 既に言及したように、電磁操作装置によって何れかの収納ケース12、13お よびそれに属する供給レール14または15が活性化されたり非活性化される。 それに対応して現在有効な供給レールの検出装置56が活性化されるので、非活 性化された供給レールからの異常警報は防止される。 この供給制御はさらにタペットの動作に関連して実施される。ここではタペッ ト20を動作させているカム板24を利用する監視が行われる。カム板24には 、図には図式的に図示されているだけの制御時間パルススイッチ59が設けられ 、供給レールの検出装置56の信号を時間または角度に関連して取り付けサイク ルに伝達する。制御時間パルススイッチ59は、カム板24によって装着スライ ダ16が後方位置にあることを検知すると直ぐに信号を、例えば評価装置に発信 する。この時点で、活性化されている検出装置56から部品の動きによって生じ た信号が同時に評価装置に送られる。評価装置は到着した信号をチェックし、異 常警報の場合は取り付け装置全体を停止させるように働くことが好ましい。 カム板の位置の検出のために代わりに近接スイッチまたはセンサを使用するこ ともできる。 供給レールの検出装置56は、検出装置56と装着スライダ16の間に多くの 部品があるような位置に設けられる。そうすることによって、供給レールが全体 的に空運転されることがなくなる。検出装置56と装着スライダ16の間には常 に残留量が残る。 さらに、下側部品7および上側部品10の下工具5および上工具21への供給 が監視される。このため、例えばセンサ60が組立板側に取付けられ、このセン サ60は装着スライダ16の前方の終点位置および装着スライダとともに移動す る梃子アーム32の前方の終点位置を検出する。部品が装着スライダ16の前進 運動の過程で例えば傾くと、装着スライダ16および梃子アーム32は停止する 。この場合、梃子アームは異常な場合に異常信号を発信する監視センサ60の範 囲には到達しない。この信号で取り付け装置の停止を行なわせると好都合である 。 上記の監視装置は、装置内で単独に使用しても組み合わせて使用してもよい。 さらに、ピンチセット寸法の監視および制御時間パルススイッチ59を用いた カム板の位置による装着スライダの監視の信号はサイクルの正常を監視すること ができる。 図10ないし12には、ピンチセット寸法の監視の別の構成を図式的に示した 別の実施態様が図示されている。この場合結合作業位置の下工具5の変位は、操 作カム45によって作動子61の直線移動に変換される。作動子は、伝達アーム 63の方向に向いて作動子の反対側の端部を伝達アーム側の皿状金具64によっ て支えられている伝達ばね62によって前方が支えられる。この皿状金具64と 同心に圧縮ばね62および作動子61を貫通する信号棒65が形成されている。 この信号棒65の自由端部分に、機械の架台側に取り付けられたセンサ66の検 出部が取配置される。 図11は、予め定められたピンチセット寸法に基いて許容された織物厚さが保 たれている結合作業位置を示している。皿状金具64を介して直接伝達アーム6 3に接触する信号棒65の自由端はセンサ66の検出範囲から離れている。従っ て、信号は発信されない。 図12は、予め定められたピンチセット寸法を超える厚さの織物にリベットが 取付けられる状態を示している。下工具5およびそれとともに伝達アーム63は 、結合作業において厚過ぎる織物厚さのために後退する。圧縮ばね62は後退し ない作動子61と伝達アーム側の皿状金具64の間で圧縮される。皿状金具64 と一体に形成された信号棒65は、皿状金具と反対のセンサ66の検出部の方向 に変位し、センサが作動して装置の停止信号または少なくとも使用者への指示を 発信する。 開示されたすべての特徴は本発明に対し基本的なものである。従って、対応す る/添付の優先書類(事前出願のコピー)の開示もまたすべて本出願の開示内に 含まれるものであり、これらの書類の特徴が適用される目的もこの出願の請求事 項 に含まれるものである。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 上工具(21)および下工具(5)を有し、上工具(21)はできればタペ ットによって作動し、工具の一つは結合作業の過程において後退移動を行な うリベット、ボタンまたはその類似品を取付けるための装置において、 後退移動量が結合作業の監視に利用されることを特徴とする装置。 2. 特に、下工具(5)の後退量が監視に利用されることを特徴とする請求項1 に記載の装置。 3. 特に、下工具(5)の移動軌道がセンサにより監視されることを特徴とする 請求項1又は2以上の何れかに記載の装置。 4. 特に、下工具(5)が予め定められた寸法を超えた場合に、スイッチ(54 )を作動させることを特徴とする請求項1又は2以上の何れかに記載の装置 。 5. 特に、リベットまたはボタン部品(7,10)を供給する供給レール(9, 14,15)を有する装置において、 少なくとも一つの供給レール(9,14,15)にリベットまたはボタン部 品(7,10)の動きを監視する検出装置(56)を設けたことを特徴とす る請求項1又は2以上の何れかに記載の装置。 6. 特に、リベットまたはボタン部品(7,10)が供給レール(9,14,1 5)から装着スライダ(16)の方向に供給される装置において、 検出装置(56)が多くのリベット又はボタン部品(7,10)の量の分だ け装着スライダから離れて供給レール(9,14,15)に配置されたこと を特徴とする請求項1又は2以上の何れかに記載の装置。 7. 特に、各結合作業過程において装着スライダ(16)の終点位置への到着が 監視されることを特徴とする請求項1又は2以上の何れかに記載の装置。 8. 特に、装着スライダ(16)の前方の終点位置が監視されることを特徴とす る請求項1又は2以上の何れかに記載の装置。 9. 結合作業がタペット(20)によって行われる装置において、タペットの動 きが監視されることを特徴とする請求項1又は2以上の何れかに記載の装置 。 10.タペット(20)を動作させるタペットカム(24)の動きによって、タペ ットの動きの監視が行われることを特徴とする請求項1又は2以上の何れか に記載の装置。 11.タペットカム(24)に制御スイッチ(59)が設けられることを特徴とす る請求項1又は2以上の何れかに記載の装置。 12.供給レールの監視装置(56)からの正常なサイクルの信号がタペツトの動 きに関連して監視されることを特徴とする請求項1又は2以上の何れかに記 載の装置。
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