JPH0117398Y2 - - Google Patents

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JPH0117398Y2
JPH0117398Y2 JP18118783U JP18118783U JPH0117398Y2 JP H0117398 Y2 JPH0117398 Y2 JP H0117398Y2 JP 18118783 U JP18118783 U JP 18118783U JP 18118783 U JP18118783 U JP 18118783U JP H0117398 Y2 JPH0117398 Y2 JP H0117398Y2
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JP
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spring
pinion
rod
sliding rod
detection
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JP18118783U
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JPS6089944U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はばね製造機のばねフツク位置検知装
置に関する。
ばね製造機により両端フツク付きのばね、いわ
ゆる引きばねを造る際、両フツクの相互の位置を
調節する必要がある。このため、前フツクの成形
に続いて、曲げダイスに向けて線材を強制的に送
り出して螺旋状のばねボデイーの巻成を行ない、
その巻成が完了する直前、即ち後フツクを成形す
る前にばねフツク位置検知装置により前フツクの
位置を検知しその信号により後フツクの成形を開
始するようにしている。ところで、従来のこの種
ばねフツク位置検知装置として、ばねフツク検知
棒をエアーシリンダにより作動するようにし、そ
れを前フツクの位置検知を行なうときにのみ前フ
ツクに向けて突出させ、前フツクが検知棒に接触
したときにばねボデイーの巻成を停止し、次いで
後フツクの成形を開始するようにしたものは知ら
れているが、エアーシリンダは電磁弁の切り替え
により作動するようになされたものであるから、
その切り替えのための時間を要し、そのため場合
によつてはばね製造の速度に十分に追従出来ず検
知ミスが生じるという欠点があつた。また、電磁
弁の目詰りや圧縮空気の圧力変化等によりエアー
シリンダが確実に作動しなくなるという欠点があ
つた。
この考案は上記の欠点を解消するためになされ
たもので、ばね製造の速度に確実に追従し、且つ
作動が確実なばねフツク位置検知装置を提供する
ことを目的とするものである。
以下にこの考案を図面に示す実施例に基づいて
説明する。なお、この明細書において前とは第1
図左側を、後とは同図右側をいい、左とは第2図
左側を、右とは同図右側をいう。
第1図はばね製造機1の前壁2部分の要部の側
断面図である。この図に示す如く、前壁2には枢
軸3を介してホルダー4が揺動自在に取付けら
れ、このホルダー4には曲げダイス5が下向きに
取付けられ、この曲げダイス5の下方にばね成形
部(空間)6が形成され、この成形部6の下方に
曲げダイス5に対向するようにして線ガイド7が
設けられ、この線ガイド7の下方には左右一対の
線送りローラ(図示略)が設けられている。これ
ら線送りローラを回転させることによりそれらに
挾圧された線材Wを線ガイド7を通じてばね成形
部6に向けて送り出すことが出来る。送り出され
た線材Wは曲げダイス5、その他図示を省略した
公知の加工ツールやカツテイングツール等により
折曲・巻成・切断等の所定の加工が施される。
前壁2に形成された貫通孔8に摺動棒9が前後
動自在に嵌められ、この摺動棒9はカム等を利用
した公知の動力伝達機構により設定時期に作動す
るようになされている。なお、摺動棒9は前壁2
に左右動自在に取付けることも可能である。貫通
孔8の上部にブラケツト10が取付けられ、この
ブラケツト10に張り出し板11が取付けられ、
この張り出し板11の先端に貫通孔12を有する
支持板13が取付けられ、前記貫通孔12に摺動
棒9の前端部が嵌められている。
第2図に示す如く、摺動棒9には絶縁材製のブ
ロツク14が固着され、この上部にはローラ15
が回転自在に取付けられ、このローラ15は張り
出し板11に形成された前後方向に長い長孔16
に嵌まつており、摺動棒9の前後摺動が円滑・確
実に行なわれるようになされている。ブロツク1
4の下部には軸心を左右方向に向けた軸孔17が
あけられ、この軸孔17に枢軸18が嵌められ、
この枢軸18に、半周部だけが噛み合い歯となさ
れた変形の絶縁材製ピニオン19が回転自在に嵌
められている。ピニオン19は必要ならば全周縁
に噛み合い歯を有する通常のピニオンを使用する
ことも可能である。前記ピニオン19はばね20
によりいずれか一方の回転方向に付勢されると共
に、固定ラツク22に噛み合つている。この固定
ラツク22は張り出し板11の長孔24に挿通さ
れたボルト21により張り出し板11に固定され
ている。またピニオン19にはばねフツク検知棒
23が固着されており、この検知棒23の先端
は、摺動棒9が退入位置にあるときばね成形部6
の前方の設定位置(検知位置)に位置するように
なされ、且つ摺動棒9が突出位置にあるときばね
成形の邪魔とならない位置(非検知位置)に退く
ようになされている。摺動棒9の進退に伴う検知
棒23の動きは以下に述べる理由により極めて迅
速に行なわれる。それは、摺動棒9の動きに伴つ
て検知棒23の取付けられたピニオン19が前後
動すると同時に固定ラツク22に噛み合つたピニ
オン19が回転して検知棒23を退けるときはそ
の方向へ、逆にばね成形部6の前方の検知位置に
移動させるときはその方向へ検知棒23が揺動す
るからである。
なお、この装置は、ばね製造機の工具取付壁が
水平である場合、その水平壁に設置されることは
云うまでもない。
次にこの装置の作用について説明する。
検知棒23を第1図の一点鎖線の位置(非検知
位置)に退けた状態で、曲げダイス5、その他の
公知の加工ツールを利用して前フツク101を成
形した後、続いて曲げダイス5に向けて線材Wを
強制的に送り出して螺旋状のボデイー102を巻
成し、その巻成が完了する直前に線材Wの送り速
度を遅くしつつ摺動棒9を退入させて検知棒23
を第1図の実線で示す検知位置に移動させる。而
して回転している前フツク101が検知棒23に
接触すると、前フツク101と検知棒23とが接
点の如き作用をなし、線材Wに流されていた微小
電流が検知棒23を通じてリレー(図示略)に流
れ、このリレーの信号によりボデイー102の巻
成を終える。然る後、検知棒23を直ちに非検知
位置に退かせ、それに続いて後フツクの成形を行
なう。その後線材Wの切断等の公知の加工が行な
われる。
以上の次第でこの考案によれば、検知棒を動か
すのに、電磁弁やエアーシリンダを使用するもの
でなく、固定ラツク、ピニオンを利用した早送り
機構を使用するものであるから、ばね製造の速度
に十分に追従出来て検知ミスが生じることがな
く、また作動も確実である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すものであつて、
第1図は要部側断面図、第2図は第1図−線
断面図である。 1……ばね製造機、2……前壁、9……摺動
棒、18……枢軸、19……ピニオン、22……
固定ラツク、23……ばねフツク検知棒。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ばね製造機1の工具取付壁2に摺動棒9が直
    線移動自在に設けられ、この摺動棒9に、その
    移動方向と直交する枢軸18を介してピニオン
    19が回転自在に取付けられ、このピニオン1
    9にばねフツク検知棒23が取付けられると共
    に、このピニオン19に固定ラツク22が噛み
    合わされ、この固定ラツク22がばね製造機1
    の工具取付壁2に直接又は間接に取付けられて
    いるばね製造機のばねフツク位置検知装置。 2 前記ピニオン19がばね20によりいずれか
    一方の回転方向に付勢されている実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のばね製造機のばねフツ
    ク位置検知装置。
JP18118783U 1983-11-22 1983-11-22 ばね製造機のばねフツク位置検知装置 Granted JPS6089944U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18118783U JPS6089944U (ja) 1983-11-22 1983-11-22 ばね製造機のばねフツク位置検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18118783U JPS6089944U (ja) 1983-11-22 1983-11-22 ばね製造機のばねフツク位置検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6089944U JPS6089944U (ja) 1985-06-20
JPH0117398Y2 true JPH0117398Y2 (ja) 1989-05-19

Family

ID=30392677

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18118783U Granted JPS6089944U (ja) 1983-11-22 1983-11-22 ばね製造機のばねフツク位置検知装置

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JP (1) JPS6089944U (ja)

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JPS6089944U (ja) 1985-06-20

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