JP2006026688A - ばね製造機 - Google Patents

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Katsuhide Tsuritani
勝秀 釣谷
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Abstract

【課題】 コイル部Cの中心Oを垂直な切断面Pに簡単に一致させることが出来るようにする。
【解決手段】 曲げダイス用ユニット5が左右いずれにも移動出来るように、曲げダイス用ユニット5を図1の状態からやや右に移動させた状態で調節の後、コイル部Cの直径は設計通りに巻成されたが、コイル部Cの中心Oが垂直な切断面Pと左右に間隔Sだけずれるというような事態が発生したとする。そのような事態となれば、間隔Sを無くすように、曲げダイス用ユニット5を移動させるだけで、コイル部Cの中心Oを垂直な切断面Pに一致させることが出来る。
【選択図】 図3

Description

本発明はばね製造機に関する。
従来、この種のばね製造機として以下の如きものは知られている。
左右方向に並ぶ、線材送りユニット、カッター用ユニット、及び曲げダイス用ユニットを有し、前記線材送りユニットは、垂直な前壁を有するケーシングと、前壁に設けられたファイナル線材ガイドと、ファイナル線材ガイドに向けて線材を挟圧しつつ送り出す少なくとも一対の線材送りローラーとを有し、前記カッター用ユニットは、垂直な前壁を有するケーシングと、前記ファイナル線材ガイドの出口に対向する、前壁前方の線材加工空間と、前壁に線材加工空間に対して上下動自在に設けられたカッター取付スライドとを有し、前記曲げダイス用ユニットは、垂直な前壁を有するケーシングと、前壁に線材加工空間に対して進退自在に設けられた曲げダイス取付スライドとを有し、前記カッター用ユニットと曲げダイス用ユニットとが一体となって左右動自在となされたものは知られている。
特許第2,914,566号公報
前記従来のばね製造機には以下の如き欠点があった。
従来ばね製造機は、カッター用ユニットと曲げダイス用ユニットとが一体となっていたので、即ち、曲げダイス用ユニットとカッター用ユニットとの左右方向の相対的な位置変更が不可能なものであったため、以下に詳述する欠点があった。
以下、図3を参照しつつ、コイル部(ばねボディー)Cだけからなる押しばねBを切断する場合を例にとって説明する。図3において、前とは図3紙面表側を、後とは同裏側をいい、左とは図3左側を、右とは同図右側をいう。
図3において、48はばね製造機、49は前壁、10はファイナル線材ガイド、10aはファイナル線材ガイド10の出口、16は線材加工空間、31は第1曲げダイス取付スライド、50は第1曲げダイス取付スライド31に取り付けられた第1曲げダイス、32は第2曲げダイス取付スライド、51は第2曲げダイス取付スライド32に取り付けられた第2曲げダイス、17はカッター取付スライド、52はカッター取付スライド17に取り付けられたカッター、18は芯金である。なお、コイル部Cにピッチをつけるピッチツールは省略されている。
コイル部Cだけからなる押しばねBは以下のようにして巻成される。
ファイナル線材ガイド10の出口10aから線材加工空間16に向かって送り出された線材Wは、第1曲げダイス50及び第2曲げダイス51に当たって湾曲させられて、コイル部Cとなされる。
このようにして巻成された押しばねBは、切断受けツールとして作用する芯金18と、カッター52との協働により切断される。
ところで、コイル部Cの形状は、芯金18やカッター52の位置とは関係なく、第1曲げダイス50及び第2曲げダイス51に当たって巻成されることにより決まる。そのため、図3に示すごとく、コイル部Cの直径は設計通りに巻成されたが、コイル部Cの中心Oがカッター52と芯金18とによって形成される垂直な切断面Pに対して左右に間隔Sだけずれるというような事態が発生する。
その場合、第1曲げダイス50及び第2曲げダイス51の位置を、上下・左右に移動させて、間隔Sが完全に、又はほとんどなくなるように調節する。その調節は、第1曲げダイス取付スライド31や第2曲げダイス取付スライド32の移動や、第1曲げダイス50の、第1曲げダイス取付スライド31への取り付け位置調節や、第2曲げダイス51の、第2曲げダイス取付スライド32への取り付け位置調節等を行うことにより、行われる。ところが、上記の調節作業が時間を要し大変であるという欠点があった。
本発明は前記欠点を解消するために以下の如き手段を採用した。
請求項1の発明は、左右方向に並ぶ、線材送りユニット、カッター用ユニット、及び曲げダイス用ユニットを有し、前記線材送りユニットは、垂直な前壁を有するケーシングと、前壁に設けられたファイナル線材ガイドと、ファイナル線材ガイドに向けて線材を挟圧しつつ送り出す少なくとも一対の線材送りローラーとを有し、前記カッター用ユニットは、垂直な前壁を有するケーシングと、前記ファイナル線材ガイドの出口に対向する、前壁前方の線材加工空間と、前壁に線材加工空間に対して上下動自在に設けられたカッター取付スライドとを有し、前記曲げダイス用ユニットは、垂直な前壁を有するケーシングと、前壁に線材加工空間に対して進退自在に設けられた曲げダイス取付スライドとを有し、前記曲げダイス用ユニット又はカッター用ユニットの少なくとも一方が左右動自在となされているものである。
本発明は前記した如き構成によって以下の如き効果を奏する。
請求項1の発明によれば、曲げダイス用ユニット又はカッター用ユニットの少なくとも一方が左右動自在となされているので、左右動自在のユニットを左右動させることにより、段落番号0022で説明するごとく、コイル部Cの中心Oを垂直な切断面Pに簡単に一致させることが出来る。
以下に本発明の実施の形態を説明する。
なお、この説明において、前とは図1紙面表側を、後とは同裏側をいい、左とは図1左側を、右とは同図右側をいう。
ばね製造機1は、基台2と、この基台2の左側部に固定された線材送りユニット3と、線材送りユニット3の右側に位置するようにして基台2に固定されたカッター用ユニット4と、カッター用ユニット4の右側に位置するようにして、後述する手段により、基台2に左右動自在に設けられた曲げダイス用ユニット5とを有している。前記カッター用ユニット4の左右幅は「H」である(図1参照)。
前記線材送りユニット3は、垂直な前壁8を有するケーシング9と、前壁8に設けられたファイナル線材ガイド10と、ファイナル線材ガイド10に向けて線材Wを挟圧しつつ送り出す少なくとも一対の線材送りローラー11とを有している。
前記ファイナル線材ガイド10の線材通路(図示略)は左右方向を向いている。前記線材送りローラー11の軸心は前後方向を向いている。線材送りローラー11は正逆回転自在なモーター(図示略)により回転させられるようになされている。
前記カッター用ユニット4は、垂直な前壁14を有するケーシング15と、前記ファイナル線材ガイド10の出口10aに対向する、前壁14の前方の線材加工空間16と、前壁14に線材加工空間16に対して上下動自在に設けられた上下一対のカッター取付スライド17とを有している。
前記前壁14には芯金18(図3で説明のもの)を取り付ける開口19が形成されている。前記カッター取付スライド17は公知の作動装置(図示略)により上下動させられるようになされている。
前記基台2の上面には、長手方向を左右方向に向けた前後一対のガイドレール22が設けられ、これらガイドレール22に沿って曲げダイス用ユニット5が左右動自在するようになされている。曲げダイス用ユニット5は公知の作動装置23によって左右動させられるようになされている。前記作動装置23は、基台2に設けられた正逆回転自在なモーター24と、このモーター24によって回転させられる軸心を左右方向に向けたボールねじ25と、このボールねじ25に螺合する、曲げダイス用ユニット5の、後述するケーシング30に設けられた雌ねじ体26とを有している。このような構成により、ボールねじ25を正逆に回転させることにより曲げダイス用ユニット5を左右動させることが出来る。
前記曲げダイス用ユニット5は、垂直な前壁29を有するケーシング30と、前壁29に線材加工空間16に対して進退自在に設けられた第1曲げダイス取付スライド31と、同第2曲げダイス取付スライド32と、同第3曲げダイス取付スライド33とを有している。
前記第1曲げダイス取付スライド31は、前壁29に設けられたガイドレール35に沿って移動自在となされたスライド本体36と、スライド本体36に軸心を前後方向に向けた枢軸37を介して、前壁29と平行な仮想垂直面に沿って揺動自在となされた揺動部材38とを有している。
前記スライド本体36は公知の作動装置(図示略)によって作動させられるようになされている。前記揺動部材38はカム装置40によってスライド本体36が線材加工空間16から離れるに伴って上側に揺動するようになされている。前記カム装置40は、前壁29に着脱自在に設けられた、カム溝41を有するブロック体42と、前記カム溝41に嵌まる、揺動部材38の張出片43に軸心を前後方向に向けるようにして設けられた枢軸44に回転自在に嵌められたスライダー45とを有している。
前記第2曲げダイス取付スライド32及び第3曲げダイス取付スライド33は、ガイドレール35に沿って移動自在となされている。また、第2曲げダイス取付スライド32及び第3曲げダイス取付スライド33は、公知の作動装置(図示略)によって作動させられるようになされている。
以下に、図3を参照しつつ、曲げダイス用ユニット5が左右動自在する意義について説明する。なお、曲げダイス用ユニット5が左右いずれにも移動出来るように、曲げダイス用ユニット5を図1の状態からやや右に移動させた状態で調節の後、コイル部Cの直径は設計通りに巻成されたが、コイル部Cの中心Oが垂直な切断面Pと左右に間隔Sだけずれるというような事態が発生したとする。そのような事態となれば、間隔Sを無くすように、曲げダイス用ユニット5を移動させるだけで、コイル部Cの中心Oを垂直な切断面Pに一致させることが出来る。
以下に変形例等について説明を加える。
(1)カッター用ユニット4を線材送りユニット3と一体で左右動させるようにてもよい。また、曲げダイス用ユニット5を基台2に固定し、カッター用ユニット4のみを左右動させるようにしてもよい。この場合、当然、線材送りユニット3と曲げダイス用ユニット5との間にカッター用ユニット4が左右動出来る間隙を形成する。
(2)曲げダイス取付スライドは少なくとも1つあればよい。カッター取付スライド17は少なくとも1つあればよい。
(3)線材送りローラー7は少なくとも一対あればよい。
本発明の実施の形態を示す簡略正面図である。 図1のII−II線断面図である。 従来ばね製造機の欠点を説明するための模式図である。
符号の説明
1 ばね製造機
3 線材送りユニット
4 カッター用ユニット
5 曲げダイス用ユニット
8 前壁
9 ケーシング
10 ファイナル線材ガイド
10a 出口
11 線材送りローラー
14 前壁
15 ケーシング
16 線材加工空間
17 カッター取付スライド
18 芯金
29 前壁
30 ケーシング
31 第1曲げダイス取付スライド
32 第2曲げダイス取付スライド
33 第3曲げダイス取付スライド

Claims (1)

  1. 左右方向に並ぶ、線材送りユニット、カッター用ユニット、及び曲げダイス用ユニットを有し、前記線材送りユニットは、垂直な前壁を有するケーシングと、前壁に設けられたファイナル線材ガイドと、ファイナル線材ガイドに向けて線材を挟圧しつつ送り出す少なくとも一対の線材送りローラーとを有し、前記カッター用ユニットは、垂直な前壁を有するケーシングと、前記ファイナル線材ガイドの出口に対向する、前壁前方の線材加工空間と、前壁に線材加工空間に対して上下動自在に設けられたカッター取付スライドとを有し、前記曲げダイス用ユニットは、垂直な前壁を有するケーシングと、前壁に線材加工空間に対して進退自在に設けられた曲げダイス取付スライドとを有し、前記曲げダイス用ユニット又はカッター用ユニットの少なくとも一方が左右動自在となされているばね製造機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011110564A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Asahi- Seiki Manufacturing Co Ltd コイルばね製造装置及びコイルばね製造方法

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