JP3345344B2 - ばね製造機 - Google Patents

ばね製造機

Info

Publication number
JP3345344B2
JP3345344B2 JP09050998A JP9050998A JP3345344B2 JP 3345344 B2 JP3345344 B2 JP 3345344B2 JP 09050998 A JP09050998 A JP 09050998A JP 9050998 A JP9050998 A JP 9050998A JP 3345344 B2 JP3345344 B2 JP 3345344B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
tool
front wall
processing space
mounting body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP09050998A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11285758A (ja
Inventor
勝秀 釣谷
Original Assignee
新興機械工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新興機械工業株式会社 filed Critical 新興機械工業株式会社
Priority to JP09050998A priority Critical patent/JP3345344B2/ja
Publication of JPH11285758A publication Critical patent/JPH11285758A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3345344B2 publication Critical patent/JP3345344B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wire Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はばね製造機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のばね製造機として以下の
如きものは知られている。即ち、垂直な前壁を有する機
枠と、この機枠の前壁前方に形成された線材加工空間
と、この線材加工空間に向かって送り出される線材が通
過する線材通路を有すると共に前壁に着脱自在に設けら
れたファイナル線材ガイドと、このファイナル線材ガイ
ドの、線材加工空間と逆側において前壁に回転自在に設
けられた、線材を挟圧しつつ送り出す少なくとも一対の
線材送りローラーと、前記線材加工空間を挾んでファイ
ナル線材ガイドに対向すると共に前壁に線材加工空間に
対して進退自在に設けられた少なくとも1つのツール用
スライドとを有しているばね製造機において、前記ツー
ル用スライドに直接又は間接に前後揺動自在に設けられ
たツール取付体と、このツール取付体に設けられたツー
ルと、前記ツール取付体に設けられたアームに設けられ
たカムフォロワーと、このカムフォロワーが嵌まるカム
溝を有する、前壁に固定された立壁とを有するものは知
られている(特許第2748238号参照)。
【0003】
【従来技術の欠点】前記従来のばね製造機には以下の如
き欠点があった。即ち、ツール用スライドの摺動に伴っ
てカムフォロワーをカム溝に沿って移動させ、ツール取
付体(ツール取付体に取付られたツール)を前後揺動さ
せるものであったため、即ち、ツール取付体がツール用
スライドの摺動に連動して前後揺動するものであったた
め、ツール取付体をツール用スライドの摺動と無関係に
前後揺動させることが出来ないという欠点があった。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。請求項1の
発明は、垂直な前壁を有する機枠と、この機枠の前壁前
方に形成された線材加工空間と、この線材加工空間に向
かって送り出される線材が通過する線材通路を有すると
共に前壁に着脱自在に設けられたファイナル線材ガイド
と、このファイナル線材ガイドの、線材加工空間と逆側
において前壁に回転自在に設けられた、線材を挟圧しつ
つ送り出す少なくとも一対の線材送りローラーと、前記
線材加工空間を挾んでファイナル線材ガイドに対向する
と共に前壁に線材加工空間に対して進退自在に設けられ
た少なくとも1つのツール用スライドとを有しているば
ね製造機において、前記ツール用スライドに直接又は間
接に前後揺動自在に設けられたツール取付体と、このツ
ール取付体に設けられたツールと、前記ツール取付体を
動かす、ツール用スライドに設けられたツール取付体作
動装置とを有するものである。
【0005】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏する。ツール用スライドに設けられたツ
ール取付体作動装置によって、ツール取付体をツール用
スライドの摺動と無関係に前後揺動させることが出来
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照しつつ説明する。なお、この説明において、前
とは図1紙面表側を、後とは同裏側をいい、左とは図1
左側を、右とは同図右側をいう。
【0007】ばね製造機1は、基台4と、この基台4の
左側部に固定された左側の機枠2Lと、基台4の右側部
に固定された右側の機枠2Rとを有している。前記左側
の機枠2L及び右側の機枠2Rは、前部に垂直な前壁3
を有している。前記左側の機枠2Lと、右側の機枠2R
との間には、少なくとも前方に、具体的には、前後方及
び上方に開放した正面から見て上下方向に長い矩形の空
間52が形成されている。前記左側の機枠2L又は右側
の機枠2Rの少なくとも一方を、前記空間52の左右幅
を拡げることが出来るように、基台4に対して左右動自
在で、且つ、所定位置で固定可能としてもよい。
【0008】前記空間52の高さ方向中間の前方部が、
線材加工空間5となされている。前記線材加工空間5に
向かって送り出される線材が通過する線材通路53(図
9参照)を有するファイナル線材ガイド6が、左側の機
枠2Lの前壁3の前方張出部3aに着脱自在に設けられ
ている。なお、ファイナル線材ガイド6の右端部(先端
部)は空間52側に張り出している。また、ファイナル
線材ガイド6は、水平な線材通路53の中心を通る仮想
水平断面線で分断されたかたちの一対の構成部材を組み
合わせることによって構成されている。前記ファイナル
線材ガイド6の、線材加工空間5と逆側において左側の
機枠2Lの前壁3の前方張出部3aに、線材を挟圧しつ
つ送り出す少なくとも上下一対、具体的には、上下一対
の6組の線材送りローラー7が、それらの回転軸を介し
て、回転自在に設けられている。前記下側の全ての線材
送りローラー7が図1において時計方向に、上側の全て
の線材送りローラー7が反時計方向に回転するように、
線材送りローラー7の回転軸(図示略)は歯車列を利用
した連動機構(図示略)によって連動回転するようにな
され、1本の、線材送りローラー7の回転軸がモーター
(図示略)によって回転させられるようになされてい
る。なお、以上の線材の送り機構の構成は公知である
(実公平2−16824号日本国公報参照)。
【0009】前記線材加工空間5を挾んでファイナル線
材ガイド6に対向するようにして、右側の機枠2Rの前
壁3に、第1曲げダイスユニット9が設けられている。
前記第1曲げダイスユニット9は、前壁3に取り付けら
れた取付板16と、この取付板16に設けられた所要本
のガイドレール17(図3〜図5参照)によって線材加
工空間5に対して進退摺動自在に設けられた板状の曲げ
ダイス用スライド18と、この曲げダイス用スライド1
8に軸心を前後方向に向けた回転軸19によって上下揺
動自在に設けられた揺動板20と、この揺動板20に設
けられたブラケット部材21に軸心を上下方向に向けた
枢軸22によって前後揺動自在に設けられたツール取付
体23と、このツール取付体23に設けられた曲げダイ
ス24と、前記ツール取付体23を動かす、揺動板20
に設けられたツール取付体作動装置25と、曲げダイス
用スライド18を作動するスライド作動装置26とを有
している。
【0010】前記スライド作動装置26は、取付板16
に設けられた正逆回転自在なモーター28によって回転
させられるボールねじ29と、このボールねじ29が螺
合する曲げダイス用スライド18に設けられた雌ねじ体
30とを有している。このような構成によって、ボール
ねじ29を正逆に回転させることによって曲げダイス用
スライド18を作動させることが出来る。
【0011】前記ツール取付体作動装置25は、揺動板
20に設けられた正逆回転自在なモーター33と、この
モーター33によって回転させられるボールねじ34
と、このボールねじ34に螺合する雌ねじ体35と、こ
の雌ねじ体35に設けられた、枢軸22の軸心と軸心を
平行とする軸36に回転自在に嵌められたスライダー3
7と、このスライダー37が嵌まる、ツール取付体23
に形成されたカム溝38とを有している。図3に示すご
とく、前記カム溝38の中心線Lは、前壁3と所定の鋭
角αをなすようになされている。また、スライダー37
はカム溝38の幅方向にはガタつかない(遊びがない)
ようになされている。このような構成によって、スライ
ダー37を図3の矢印Bの方向に移動させることによっ
て、ツール取付体23、ひいては曲げダイス24を枢軸
22を中心として前後に揺動させることが出来る。
【0012】図4に示すごとく、前記揺動板20の張出
部43に軸心を前後方向に向けた軸44が設けられ、こ
の軸44にスライダー45が回転自在に嵌められ、この
スライダー45はブロック47に形成されたカム溝46
に嵌められている。ブロック47は取付板16に固定さ
れている。図2に示すごとく、前記カム溝46の中心線
Mは、曲げダイス用スライド18の移動方向と所定の鋭
角βをなすようになされている。また、スライダー45
はカム溝46の幅方向にはガタつかない(遊びがない)
ようになされている。このような構成によって、曲げダ
イス用スライド18が線材加工空間5から離れる方向に
移動すると、揺動板20が図2において回転軸19を中
心として反時計に回転するようになされている。他方、
曲げダイス用スライド18が線材加工空間5に近付く方
向に移動すると、揺動板20が図2において回転軸19
を中心として時計に回転するようになされている。
【0013】前記線材加工空間5を挾んでファイナル線
材ガイド6に対向するようにして、右側の機枠2Rの前
壁3に、上側の第2曲げダイスユニット11が、第1曲
げダイスユニット9の上側に位置するようにして、設け
られている。前記上側の第2曲げダイスユニット11
は、第1曲げダイスユニット9と以下の点で相違する
が、それ以外の構造は第1曲げダイスユニット9と同様
である。即ち、第1曲げダイスユニット9において回転
軸19を除いて曲げダイス用スライド18と揺動板20
とを一体固定し、且つ、第1曲げダイスユニット9から
張出部43、軸44、スライダー45、カム溝46を有
するブロック47を除いた構造となされている。
【0014】線材加工空間5の中心を含む仮想水平線に
鏡面を上側に向けるようにして置いた鏡で上側の第2曲
げダイスユニット11を映したときに表われる像と同一
となるような状態で、ばね製造機1の使用状態を変えた
時に使用する、即ち、図示の状態では使用しない、下側
の第2曲げダイスユニット11が右側の機枠2Rの前壁
3の下部に設けられている。
【0015】図6〜図10に示すごとく、右側の機枠2
Rの左壁61に、上下方向に長いガイド体63(図8参
照)によって、上下動板62が上下動自在に設けられて
いる。このような構成によって、前記上下動板62は、
空間52に臨むようになされている。前記上下動板62
は作動装置64によって上下動させられるようになされ
ている。前記作動装置64は、図7に示すごとく、右側
の機枠2Rの左壁61の内面に設けられたブラケット6
6に回転軸を下向きとするようにして設けられた正逆回
転自在なモーター67と、このモーター67の回転軸に
固定された軸心を上下方向に向けたボールねじ68と、
このボールねじ68が螺合すると共に、左壁61に形成
された開口70を通じて上下動板62に固定された雌ね
じ体69とを有している。前記開口70は、雌ねじ体6
9の上下動を許容するように、上下方向に長くなされて
いる。このような構成によって、ボールねじ68を正逆
に回転させることによって上下動板62を上下動させる
ことが出来る。
【0016】前記上下動板62に長手方向を前後方向に
向けた上下一対のガイドレール73が設けられ、これら
ガイドレール73に沿って上側の切断ツールユニット7
4が前後動自在に設けられている。前記切断ツールユニ
ット74は作動装置76によって前後動させられるよう
になされている。前記作動装置76は、図6に示すごと
く、切断ツールユニット74のケーシング75に回転軸
を前向きとするようにして設けられた正逆回転自在なモ
ーター77と、このモーター77の回転軸に固定された
軸心を前後方向に向けたボールねじ78と、このボール
ねじ78が螺合すると共に、ケーシング75に形成され
た開口80を通じて上下動板62に固定された雌ねじ体
79とを有している。前記開口80はケーシング75の
前後動を許容するように、雌ねじ体79と干渉しないよ
うに前後方向に長くなされている。このような構成によ
って、ボールねじ78を正逆に回転させることによって
切断ツールユニット74(後述の切断ツール86)を前
後動させることが出来る。
【0017】切断ツールユニット74の前面には、長手
方向を上下方向に向けた2本のガイドレール84(図6
参照)が設けられ、これらガイドレール84に沿って切
断ツール用スライド85が上下動自在に、即ち、線材加
工空間5に対して進退摺動自在に設けられ、この切断ツ
ール用スライド85に切断ツール86が着脱自在に設け
られている。前記切断ツール用スライド85は作動装置
87によって上下動させられるようになされている。前
記作動装置87は、図6に示すごとく、ケーシング75
に設けられた正逆回転自在なモーター89と、このモー
ター89によって歯車列を介して回転させられる回転軸
90と、この回転軸90に設けられた偏心軸91と、こ
の偏心軸91に回転自在に嵌められると共に軸93を介
して回転自在に切断ツール用スライド85に連結された
連結ロッド92とを有している。このような構成によっ
て、回転軸90を回転させ、偏心軸91の中心を円運動
させることによって、連結ロッド92、ひいては、切断
ツール用スライド85(切断ツール86)を上下動させ
ることが出来る。
【0018】図6及び図10に示すごとく、前記ケーシ
ング75の前壁下部は、芯金97を保持する部材ホルダ
ー98となされている。前記部材ホルダー98には前後
方向に貫通した部材挿入孔99が形成され、この部材挿
入孔99の出し入れ口100側(前側)の内面上部に出
し入れ口100に向かって上り傾斜の傾斜面101が形
成され、また、部材挿入孔98の奥部内面上部に出し入
れ口100側と反対方向に向かって上り傾斜の傾斜面1
02が形成され、前記傾斜面101、102に対向する
と共に前記傾斜面101、102と平行又はほぼ平行な
傾斜面を有する一対のくさび片103、104が部材挿
入孔99に芯金97の出し入れ方向(前後方向)に移動
自在に嵌められている。
【0019】一方のくさび片103に芯金97の出し入
れ方向に軸心を向けたねじ孔105が形成され、そのね
じ孔105と同心となるようにして他方のくさび片10
4に貫通孔106が形成され、前記貫通孔106を有す
るくさび片104に回転軸107の軸部が一対の止め環
108によって軸心方向には移動しないようにして回転
自在に嵌められ、ねじ孔105を有するくさび片103
に前記回転軸107の雄ねじ部109がねじ嵌められて
いる。
【0020】前記くさび片103は、図10に示すごと
く突起111が設けられ、この突起111は、ケーシン
グ75の前壁に形成された切り欠き112に、前後(図
10の左右方向)に所定量だけ動き得る状態で嵌められ
ている。回転軸107の後端部は、図6に示すごとく、
スプライン部114となされ、このスプライン部114
は、ケーシング75の後壁に回転自在に嵌められた歯車
115に、所定の長さnの範囲で前後動自在に嵌められ
ている。
【0021】前記歯車115は、ケーシング75の後壁
に設けられた正逆回転自在なモーター117の回転軸に
嵌められた歯車116に噛み合わされている。
【0022】上記のごとき構成によって、以下に詳述す
るように、芯金97をクランプしたり、芯金97を非ク
ランプ状態とすることが出来る。図6の状態が芯金97
をクランプした状態であるので、まず、芯金97を非ク
ランプ状態とする方法を説明する。雄ねじ部109がね
じ孔105を有するくさび片103から抜け出す方向
に、回転軸107を回転させる。そうすると、くさび片
103又はくさび片104の部材挿入孔99への食い込
み力の弱い方が部材挿入孔99より抜け出す方向に移動
する。即ち、くさび片104の部材挿入孔99への食い
込み力が弱い場合、くさび片104が回転軸107(く
さび片104は回転軸107に対して前後方向には相対
移動しないようになされている)と共に後方に移動す
る。そうして、回転軸107は長さnだけ後退すると、
それ以上は後退出来なくなる。他方、くさび片103の
部材挿入孔99への食い込み力が弱い場合、くさび片1
03が前方に移動し、突起111が切り欠き112(図
10参照)の前面に当たると、くさび片103はそれ以
上は前方に移動出来なくなる。そして、先に部材挿入孔
99から抜け出す方向に移動したくさび片104又はく
さび片103の動きが前記したごとく規制されると、回
転軸107の更なる回転によって、即ち、雄ねじ部10
9がねじ孔105を有するくさび片103から抜け出す
方向に回転することによって、他方のくさび片104又
はくさび片103が、部材挿入孔99から抜け出す方向
に移動する。即ち、雄ねじ部109がねじ孔105を有
するくさび片103から抜け出す方向に回転すると、く
さび片103とくさび片104とに相互に離隔する力が
作用するので、くさび片103及びくさび片104が相
互に離隔し、芯金97を非クランプ状態とする。
【0023】他方、くさび片103及びくさび片104
が非クランプ状態となっている場合において、雄ねじ部
109をねじ孔105を有するくさび片103にねじ嵌
める方向に回転させると、前記と逆に、くさび片103
及びくさび片104が相互に近接し、くさび片103及
びくさび片104が傾斜面101及び傾斜面102に当
接して、くさび片103及びくさび片104に下向きの
力が作用して、くさび片103及びくさび片104と、
部材挿入孔99の下面との間で、芯金97は強く挟持・
保持(クランプ)される。要するに、くさび片103及
びくさび片104の2つのくさびによって、芯金97は
強固に保持される。
【0024】図1に示すごとく、前記上側の切断ツール
ユニット74(ケーシング75)の下端を含む仮想水平
線に鏡面を上側に向けるようにして置いた鏡で上側の切
断ツールユニット74を映したときに表われる像と同一
となるような状態で、ばね製造機1の使用状態を変えた
時に使用する、即ち、図示の状態では使用しない、下側
の切断ツールユニット74が上下動板62に設けられて
いる。上下動板62を上側に所定位置まで上げることに
よって、下側の切断ツールユニット74を使用する状態
に変えることが出来る。即ち、上下動板62の上下動位
置調節にによって、上側の切断ツールユニット74を使
用する状態と、下側の切断ツールユニット74を使用す
る状態とを選択的に切り換えることが出来る。前記下側
の切断ツールユニット74の構造は上側の切断ツールユ
ニット74と同一である。
【0025】なお、公知のごとく、ピッチツール(図示
略)が取り付けられたピッチツール取付棒(図示略)
が、前記ファイナル線材ガイド6の、線材加工空間5側
近傍において左側の機枠2Lの前壁3に対して前後動自
在に設けられている。
【0026】線材送りローラー7相互の間、一番左側の
線材送りローラー7の左側部、一番右側の線材送りロー
ラー7とファイナル線材ガイド6との間に補助線材ガイ
ド50が設けられている。
【0027】ばね自体の製造は、一般的には、従来ばね
製造機と同様である。なお、ばね製造中のみならず、必
要なときに、切断ツールユニット74(切断ツール8
6)を前後動させることが出来る。
【0028】
【変形例等】(1)第1曲げダイス用スライドユニット
9を第2曲げダイス用スライドユニット11に代えても
よい。要するに、ツール取付体作動装置25は、曲げダ
イス用スライド18に直接又は揺動板20を介して間接
に取り付けられるものである。 (2)図1に示すばね製造機1を、図1の状態から90
度反時計に回転させ、線材送りローラー7の群、補助線
材ガイド50の群を線材加工空間5の下方に位置させた
状態のばね製造機も本発明のばね製造機に含まれるもの
である。 (3)線材送りローラー7は少なくとも一対あればよ
い。 (4)曲げダイス24、切断ツール86は、ツールの1
種である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す簡略正面図である。
【図2】図1のA部分拡大図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】図2のIV−IV線断面図である。
【図5】図2のV−V線断面図である。
【図6】図1のVI−VI線拡大断面図である。
【図7】図6のVII−VII線断面図である。
【図8】図6のVIII−VIII線に沿う一部破砕の
矢視図である。
【図9】図6のIX−IX線矢視図である。
【図10】図6のX−X線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ばね製造機 2L 左側の機枠 2R 右側の機枠 3 前壁 3a 前方張出部 4 基台 5 線材加工空間 6 ファイナル線材ガイド 7 線材送りローラー 18 曲げダイス用スライド(ツール用スライド) 21 ブラケット部材 22 枢軸 23 ツール取付体 24 曲げダイス(ツール) 25 ツール取付体作動装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直な前壁を有する機枠と、この機枠の
    前壁前方に形成された線材加工空間と、この線材加工空
    間に向かって送り出される線材が通過する線材通路を有
    すると共に前壁に着脱自在に設けられたファイナル線材
    ガイドと、このファイナル線材ガイドの、線材加工空間
    と逆側において前壁に回転自在に設けられた、線材を挟
    圧しつつ送り出す少なくとも一対の線材送りローラー
    と、前記線材加工空間を挾んでファイナル線材ガイドに
    対向すると共に前壁に線材加工空間に対して進退自在に
    設けられた少なくとも1つのツール用スライドとを有し
    ているばね製造機において、前記ツール用スライドに直
    接又は間接に前後揺動自在に設けられたツール取付体
    と、このツール取付体に設けられたツールと、前記ツー
    ル取付体を動かす、ツール用スライドに設けられたツー
    ル取付体作動装置とを有するばね製造機。
JP09050998A 1998-04-03 1998-04-03 ばね製造機 Expired - Lifetime JP3345344B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09050998A JP3345344B2 (ja) 1998-04-03 1998-04-03 ばね製造機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09050998A JP3345344B2 (ja) 1998-04-03 1998-04-03 ばね製造機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11285758A JPH11285758A (ja) 1999-10-19
JP3345344B2 true JP3345344B2 (ja) 2002-11-18

Family

ID=14000457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09050998A Expired - Lifetime JP3345344B2 (ja) 1998-04-03 1998-04-03 ばね製造機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3345344B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102806286A (zh) * 2012-08-27 2012-12-05 嵊州市创宇机械科技有限公司 弹簧机分体式刀架

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009016768B3 (de) * 2009-04-07 2010-09-23 Wafios Ag Federherstellungsmaschine
CN104475630B (zh) * 2014-12-26 2017-01-11 东莞市开创精密机械有限公司 弹簧成型机构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102806286A (zh) * 2012-08-27 2012-12-05 嵊州市创宇机械科技有限公司 弹簧机分体式刀架

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11285758A (ja) 1999-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4125152B2 (ja) ばね製造機
JP3300271B2 (ja) ばね製造機
JP4393813B2 (ja) ばね製造機の線材切断装置
GB1400952A (en) Apparatus for automatically duplicating flat keys
JP3345344B2 (ja) ばね製造機
JP2914566B1 (ja) ばね製造機
CN107520658A (zh) 一种镗刀自动进给机构
JP4475893B2 (ja) ばね製造機
JPH11267781A (ja) 部材のクランプ装置
JP3607162B2 (ja) ばね製造機のツール取付装置
JP3512985B2 (ja) ばね製造機
JP4711566B2 (ja) ばね製造機の線材折曲装置
JP2004306076A (ja) ばね製造機
JP3735020B2 (ja) ばね製造機
JPH0957560A (ja) センタリングマシン及びそのワーク支持装置
JP4231314B2 (ja) 折曲げ加工装置における分割金型支持装置
JP2004209527A (ja) ばね製造機
JP2743344B2 (ja) ばね製造装置用のツールチップ保持具
JP2006026730A (ja) ばね製造機の線材切断装置
JP3727527B2 (ja) ばね製造機
JPH10128484A (ja) ばね製造機
JP2005118798A (ja) ばね製造機
JP4511256B2 (ja) ばね製造機の線材切断装置
JP2837643B2 (ja) ばね製造装置
JP2788608B2 (ja) ばね製造装置用のツールチップ保持具

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090830

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100830

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110830

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110830

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130830

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term