JP2005254243A - ばね製造機 - Google Patents
ばね製造機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005254243A JP2005254243A JP2004064920A JP2004064920A JP2005254243A JP 2005254243 A JP2005254243 A JP 2005254243A JP 2004064920 A JP2004064920 A JP 2004064920A JP 2004064920 A JP2004064920 A JP 2004064920A JP 2005254243 A JP2005254243 A JP 2005254243A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- manufacturing machine
- spring manufacturing
- spring
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Wire Processing (AREA)
Abstract
【課題】 線材送りユニット16を高速で且つスムーズに作動させる。
【解決手段】 ファイナル線材ガイド24から線材加工空間11に線材を送り出し、その線材加工空間11に送り出された又は送り出されている線材に、線材加工空間11に突出する又は突出した状態のツールによって所定の加工を施してばねを製造するばね製造機において、ばね製造機1の機枠2に往復摺動自在に設けられた線材送りユニット16がリニアモーター17によって作動させられるようになされている。
【選択図】 図2
【解決手段】 ファイナル線材ガイド24から線材加工空間11に線材を送り出し、その線材加工空間11に送り出された又は送り出されている線材に、線材加工空間11に突出する又は突出した状態のツールによって所定の加工を施してばねを製造するばね製造機において、ばね製造機1の機枠2に往復摺動自在に設けられた線材送りユニット16がリニアモーター17によって作動させられるようになされている。
【選択図】 図2
Description
本発明はばね製造機に関する。
従来、この種のばね製造機として以下の如きものは知られている。
ファイナル線材ガイドから線材加工空間に線材を送り出し、その線材加工空間に送り出された又は送り出されている線材に、線材加工空間に突出する又は突出した状態のツールによって所定の加工を施してばねを製造するばね製造機において、ばね製造機の機枠に往復摺動自在に設けられた往復動部材(例えば、線材送りユニット)がボールねじ駆動装置(正逆回転自在なモーターによって回転させられる、機枠に回転自在に設けられたボールねじと、このボールねじが螺合する、往復動部材に設けられた雌ねじ体とからなる駆動装置)によって作動させられるようになされたものは知られている。
特開2003−33,839号公報
ファイナル線材ガイドから線材加工空間に線材を送り出し、その線材加工空間に送り出された又は送り出されている線材に、線材加工空間に突出する又は突出した状態のツールによって所定の加工を施してばねを製造するばね製造機において、ばね製造機の機枠に往復摺動自在に設けられた往復動部材(例えば、線材送りユニット)がボールねじ駆動装置(正逆回転自在なモーターによって回転させられる、機枠に回転自在に設けられたボールねじと、このボールねじが螺合する、往復動部材に設けられた雌ねじ体とからなる駆動装置)によって作動させられるようになされたものは知られている。
前記従来のばね製造機には以下の如き欠点があった。
ボールねじ駆動装置は、高速で且つスムーズに往復動部材を作動させることが出来ないという欠点があった。
ボールねじ駆動装置は、高速で且つスムーズに往復動部材を作動させることが出来ないという欠点があった。
本発明は前記欠点を解消するために以下の如き手段を採用した。
(1)請求項1の発明は、ファイナル線材ガイドから線材加工空間に線材を送り出し、その線材加工空間に送り出された又は送り出されている線材に、線材加工空間に突出する又は突出した状態のツールによって所定の加工を施してばねを製造するばね製造機において、ばね製造機の機枠に往復摺動自在に設けられた往復動部材がリニアモーターによって作動させられるようになされているものである。
(2)請求項2の発明は、前記往復動部材が線材送りユニットであり、前記線材送りユニットが、ケーシングと、ケーシングに設けられた、線材加工空間に向かって送り出される線材を案内するファイナル線材ガイドと、ケーシングに回転自在に設けられた、線材を挟圧しつつファイナル線材ガイドに向けて送り出す少なくとも一対の線材送りローラーとを有している請求項1記載のものである。
(1)請求項1の発明は、ファイナル線材ガイドから線材加工空間に線材を送り出し、その線材加工空間に送り出された又は送り出されている線材に、線材加工空間に突出する又は突出した状態のツールによって所定の加工を施してばねを製造するばね製造機において、ばね製造機の機枠に往復摺動自在に設けられた往復動部材がリニアモーターによって作動させられるようになされているものである。
(2)請求項2の発明は、前記往復動部材が線材送りユニットであり、前記線材送りユニットが、ケーシングと、ケーシングに設けられた、線材加工空間に向かって送り出される線材を案内するファイナル線材ガイドと、ケーシングに回転自在に設けられた、線材を挟圧しつつファイナル線材ガイドに向けて送り出す少なくとも一対の線材送りローラーとを有している請求項1記載のものである。
本発明は前記した如き構成によって以下の如き効果を奏する。
(1)請求項1の発明によれば、往復動部材を、高速で且つスムーズに作動させることが出来る。
(2)請求項2の発明によれば、線材送りユニットを、高速で且つスムーズに作動させることが出来る。
(1)請求項1の発明によれば、往復動部材を、高速で且つスムーズに作動させることが出来る。
(2)請求項2の発明によれば、線材送りユニットを、高速で且つスムーズに作動させることが出来る。
以下に本発明の実施の形態を説明する。
なお、この説明において、前とは図1紙面表側を、後とは同裏側をいい、左とは図1左側を、右とは同図右側をいう。
なお、この説明において、前とは図1紙面表側を、後とは同裏側をいい、左とは図1左側を、右とは同図右側をいう。
ばね製造機1の機枠2は、基台4と、この基台4の前部に立設された垂直な前壁5と、基台4の後部に、前壁5と所定間隔をあけるようにして立設された後壁6(図2参照)とを有している。
前記前壁5は、中央部に前後方向に貫通する開口8を有する本体5aと、前記開口8を閉塞する、厚さが薄い閉塞板5bとを有している。前記閉塞板5bには、前後方向に貫通する貫通孔9が形成されている。
前記貫通孔9の前方に線材加工空間11が形成されている。そして、前壁5に、少なくとも2つ、本実施の形態では8つの周知のツール取付スライド(図示略)が、線材加工空間11に対して進退自在(図1の一点鎖線Lに沿って進退自在)となるように設けられている。ツール取付スライドは周知の駆動装置(図示略)により作動させられるようになされている。また、ツール取付スライドには、曲げダイス、カッター、成形ツール等の周知のツール(図示略)が取り付けられる。
前記前壁5と後壁6とに支持板14が渡し止められ、この支持板14に長手方向を前後方向に向けた一対のガイドレール15が設けられ、これらガイドレール15に沿って線材送りユニット16がリニアモーター17によって前後動自在となされている。なお、線材送りユニット16にはブレーキ装置(図示略)が設けられており、このブレーキ装置の「ON」作動により、線材送りユニット16は所定停止位置で停止状態を保持するようになされている。線材送りユニット16が前後動する際は、当然、ブレーキ装置は「OFF」となる。
前記リニアモーター17は、長手方向を前後方向に向けるようにして、支持板14に設けられた固定子18と、この固定子18に所定間隔をあけて対向するようにして、線材送りユニット16の、後述するケーシング23の下面に取り付けられた可動子19とを有している。
前記線材送りユニット16は、前記ガイドレール15に沿って前後動するようになされたケーシング23と、貫通孔9に対向するようにしてケーシング23に設けられた、線材加工空間11に向かって後方から前方に送り出される線材(図示略)(図2及び図3において線材の中心線が「W」で示されている。)を案内する線材通路(図示略)を有するファイナル線材ガイド24と、ケーシング23に回転自在に設けられた、線材を挟圧しつつファイナル線材ガイド24に向けて送り出す少なくとも一対の、本実施の形態では4組の線材送りローラー25(軸心が上下方向を向いている)とを有している。前記線材送りローラー25は、ケーシング23内に設けられた公知の駆動装置(図示略)の作動により、線材をファイナル線材ガイド24に向かって送り出すように回転する。周知のごとく、線材送りローラー25の外周面には、環状溝(図示略)が形成され、相互に当接する一対の線材送りローラー25の環状溝(図示略)によって線材通路が形成される。
前記線材送りユニット16を、前後に位置移動させることにより、ファイナル線材ガイド24の出口端24aの位置を、ツール取付スライド(図示略)に設けられた曲げダイスや成形ツール等に対して簡単に変更することが出来る。
前後に並ぶ線材送りローラー25と線材送りローラー25との間及び一番後部の線材送りローラー25の後方に位置するようにして、線材通路(図示略)を有する補助線材ガイド27がケーシング23に設けられている。
なお、周知のことであるが、ファイナル線材ガイド24の線材通路(図示略)の中心線、相互に当接する線材送りローラー25の外周面に形成された環状溝(図示略)によって形成される線材通路の中心線及び補助線材ガイド27の線材通路(図示略)の中心線は、一直線状に並ぶようになされている。
ばね自体の製造は従来のばね製造機と同様であるが、前記したごとく、線材送りユニット16を前後動させることにより、ばねの加工状態に変化をもたらして、ばね製造機1のばね加工性能を向上させることが出来る。
以下に変形例等について説明を加える。
(1)ツール取付スライドをリニアモーター17によって作動させるようにしてもよい。
(2)ツール取付スライドの数は任意である。
(3)ツールは、線材を折り曲げるための回転スピンドル等を含む、公知の全てのツールを含むものである。
(4)ファイナル線材ガイドは、公知の全てのファイナル線材ガイドを含むものである。
(1)ツール取付スライドをリニアモーター17によって作動させるようにしてもよい。
(2)ツール取付スライドの数は任意である。
(3)ツールは、線材を折り曲げるための回転スピンドル等を含む、公知の全てのツールを含むものである。
(4)ファイナル線材ガイドは、公知の全てのファイナル線材ガイドを含むものである。
1 ばね製造機
2 機枠
11 線材加工空間
16 線材送りユニット
17 リニアモーター
18 固定子
19 可動子
24 ファイナル線材ガイド
2 機枠
11 線材加工空間
16 線材送りユニット
17 リニアモーター
18 固定子
19 可動子
24 ファイナル線材ガイド
Claims (2)
- ファイナル線材ガイドから線材加工空間に線材を送り出し、その線材加工空間に送り出された又は送り出されている線材に、線材加工空間に突出する又は突出した状態のツールによって所定の加工を施してばねを製造するばね製造機において、ばね製造機の機枠に往復摺動自在に設けられた往復動部材がリニアモーターによって作動させられるようになされているばね製造機。
- 前記往復動部材が線材送りユニットであり、前記線材送りユニットが、ケーシングと、ケーシングに設けられた、線材加工空間に向かって送り出される線材を案内するファイナル線材ガイドと、ケーシングに回転自在に設けられた、線材を挟圧しつつファイナル線材ガイドに向けて送り出す少なくとも一対の線材送りローラーとを有している請求項1記載のばね製造機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004064920A JP2005254243A (ja) | 2004-03-09 | 2004-03-09 | ばね製造機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004064920A JP2005254243A (ja) | 2004-03-09 | 2004-03-09 | ばね製造機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005254243A true JP2005254243A (ja) | 2005-09-22 |
Family
ID=35080488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004064920A Pending JP2005254243A (ja) | 2004-03-09 | 2004-03-09 | ばね製造機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005254243A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102389932A (zh) * | 2011-10-20 | 2012-03-28 | 嵊州市金狮弹簧机械有限公司 | 一种弹簧机变径机构 |
-
2004
- 2004-03-09 JP JP2004064920A patent/JP2005254243A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102389932A (zh) * | 2011-10-20 | 2012-03-28 | 嵊州市金狮弹簧机械有限公司 | 一种弹簧机变径机构 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5325369B2 (ja) | ばね製造機 | |
JP4125152B2 (ja) | ばね製造機 | |
JP2005040822A (ja) | ばね製造機の線材切断装置 | |
JP2009107001A (ja) | 線材特殊曲げ加工機 | |
JP2005254243A (ja) | ばね製造機 | |
JP4475893B2 (ja) | ばね製造機 | |
JP2005111545A (ja) | ばね製造機 | |
US7080537B2 (en) | Spring manufacturing machine | |
JP2003033839A (ja) | ばね製造機 | |
JP2002120034A (ja) | ばね製造機 | |
JP6468788B2 (ja) | バリ除去装置 | |
US5660067A (en) | Versatile spring making machine | |
JP3512985B2 (ja) | ばね製造機 | |
JP3735020B2 (ja) | ばね製造機 | |
JP5371212B2 (ja) | ばね製造機 | |
JP2006026688A (ja) | ばね製造機 | |
JP2914566B1 (ja) | ばね製造機 | |
JP4685981B2 (ja) | ばね製造機の線材切断装置 | |
JP2005118798A (ja) | ばね製造機 | |
JP2837643B2 (ja) | ばね製造装置 | |
JP2003071533A (ja) | ばね製造機の線材折曲装置 | |
JP2004209527A (ja) | ばね製造機 | |
JP4511256B2 (ja) | ばね製造機の線材切断装置 | |
CN210588414U (zh) | 一种排气式防尘的切削装置 | |
JP2001038441A (ja) | ばね製造機 |