JP2000513493A - 薄い金属箔上でのパターンの形成方法及び装置 - Google Patents

薄い金属箔上でのパターンの形成方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、薄い金属箔上に溶解した物質のパターンを作る方法に関する。本発明の方法は、付着性であるが除去できるフィルムを金属箔に適用し、このフィルムには所望の形状の孔が提供されており、前記フィルムの前記孔を前記溶解した物質を含有している溶液で満たし、前記溶解した物質を含有している前記溶液を乾燥し、それによって乾燥した前記物質が前記孔に残るようにし、そして前記金属箔から前記フィルムを除去し、それによって前記乾燥した物質が前記金属箔上にパターンとして残るようにし、前記フィルムの厚さが、前記孔に導入された前記溶解した物質を含有している前記溶液の高さに実質的に対応していることを含む方法である。本発明は特に、非水電解質を有する電池の製造方法、並びに薄い金属箔上に溶解した物質のパターンを作るための装置及び非水電解質を有する電池に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 薄い金属箔上でのパターンの形成方法及び装置 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、薄い金属箔上で溶解物質のパターンを形成する方法及び装置に関す る。また特に、非水電解質を伴う電池を形成する方法に関する。更に本発明は、 金属箔上で溶解した物質のパターンを形成するための装置、及び非水電解質を伴 う電池に関する。 2.従来技術の説明 非水電解質を有する電気化学電池は、例えば、丸形電池又はリチウムイオンバ ッテリーの製造において使用される。そのような電気化学電池を形成するために 、負極として機能する薄い金属箔を、正極として機能する物質でコーティングす ることが必要である。 ヨーロッパ特許第0627780B1号明細書で知られるものは、非水電解質 を有する電気化学二次電池である。電池を製造するためのここで説明される方法 では、リチウムイオン溶液を金属箔、例えば銅箔のストリップにコーティングす る。この溶液を乾燥して得られた積層体を、例えばバッテリーの電池を製造する ための開始物質として使用することができる。 リチウムイオンバッテリーの電池の製造のために、比較的厚いコーティングを 金属箔に適用することが必要である。ヨーロッパ特許第0627780B1号明 細書によれば、金属箔ストリップの全表面をリチウムイオン溶液でコーティング すると、これは非常に長い乾燥時間をもたらし、従って製造を遅らせる方法であ る。更に、1 つの大きな欠点は、単に完全にコーティングされた金属箔から電池を打ち抜いた 後では、金属の下側又は打ち抜かれた金属箔の非常に薄い横側表面積が接触表面 積として残る(例えば、最終表面積として)という事実に関する。 これに加えて、バッテリーの電池を打ち抜いた後で残りのストリップは廃棄す る必要があるので、金属ストリップを完全にコーティングすることは、リチウム イオン溶液の主な無駄な利用である。 1回のみの適用でパターンとして断片的にリチウムイオン溶液を適用する試み では、パターンの縁が不規則で且つ任意の正確な形状にならならず、すなわちコ ーティングされるパターンの縁においてリチウム溶液の漏れ(weeping) が起こる。 この問題を解決するための1つの方法は、基本的に、シルクスクリーン又はグ ラビア印刷によって薄い金属箔にパターンとしてリチウムイオンを含有している 溶液を適用することである。この手法において比較的粘度が低いことが要求され るリチウムを含有している溶液は、方法のいくつかの段階で連続的に、すなわち 、溶液の薄いフィルムを適用して乾燥し、その後、溶液の更なるフィルムを適用 して乾燥し、そしてプリントされたパターンが完全な高さになるまでそのように することによって、金属箔に適用することができる。この方法では、約150μ mの厚さの乾燥したパターンは、上述の方法の間に適用される約300μmの高 さの湿ったフィルムで作ることができる。しかしながら、この方法では時間がか かりすぎる。 発明の概略 本発明の目的は、薄い金属箔上に溶解した物質のパターンを作る方法を提供す ることであり、この方法は上述の欠点を回避する。詳しくは、本発明によればこ の方法の意図は、金属箔に適用される正 確で損傷を受けていない縁を確定する比較的厚いパターンを可能にすることであ る。 本発明の更なる目的は、上述の方法を確定し、それによってパターンを付けら れた金属箔の速やかで、特に連続的な製造を可能にすることである。 また、本発明の更なる目的は、薄い金属箔上に溶解した物質のパターンを形成 する装置を提供することである。 上述の目的は、独立特許請求の範囲から理解されるような方法及び装置によっ て達成され、独立特許請求の範囲は本発明の有利な態様を定義している。 本発明によって溶解した物質のパターンを薄い金属箔上に形成する方法は、付 着性であるが除去可能なフィルムを金属箔に適用し、このフィルムには所望の形 状の孔が提供されており、このフィルムの孔を溶解した物質を含有している溶液 で満たし、前記溶解した物質を含有している溶液を乾燥し、それによって乾燥し た物質が前記孔の中に残るようにし、そして前記フィルムを前記金属箔から除去 し、それによってこの金属箔上にパターンとして乾燥した物質が残るようにする ことを含む。ここでこのフィルムは、孔に導入する溶解した物質を含有している 溶液の高さに実質的に対応する厚さを有する。 上述のように本発明の方法は、溶解した物質を含有している溶液を1つの工程 で金属箔に適用することができるという利点を有する。孔を有するフィルムによ って形成される支持フレームのために、ここでは溶液は漏れることができず、得 られるパターンの縁が正確な幾何学的な形状を特徴とするように乾燥することが できる。 溶液を適用する又は満たすことを行う方法であって、一段階ではない方法は方 法をかなり促進する。この方法では単に、それぞれの 場合においてパターンのために要求される溶液の量を、比較的速やかに乾燥でき るようにして適用することが必要でありる。ここでも、溶液の廃棄はない。溶液 の粘度は低くてもよい。加えて、上述の方法は、連続的に続けることができる。 全体にコーティングを適用する場合と比較したときの本発明の方法の更なる大 きな利益は、続くパターンの打ち抜きにおいて、打ち抜きで金属箔のあき(fr ee)周縁部を含むような工具を使用でき、これを最終部品として使用できるこ とである。 本発明では、膜に孔を形成するためにいくつかの可能性が存在する。第1の可 能性では、フィルムを金属箔に適用する前にフィルムに孔を作ることができる。 この場合には、この孔は好ましくはフィルムから打ち抜く。 もう1つの可能性では、フィルムを金属箔に適用するまでフィルムに孔を作ら ない。この手法では、打ち抜き工具を高度に正確なガイドと共に使用することが でき、これらのそれぞれが、金属箔まで貫かないでフィルムのみに作用する。打 ち抜かれたフィルムの破片は、剥離装置によって、例えば真空区画を伴って作用 するようなものによって取り去られる。 フィルムに孔を作る更にもう1つの方法は、フィルムから孔をエッチングする ことからなる。すなわちこの場合、当然に金属箔を攻撃しないエッチング剤を金 属箔に適用するべきである。 本発明の方法の手段によれば、パターンの形成は金属箔の1つの面又は両面に 行うことができる。 本発明の1つの態様では、金属箔は、好ましくは10〜50μm、特に20μ mの厚さを有するアルミニウム又は銅の薄い箔である。 本発明の方法の1つの局面で使用されるフィルムは、プラスチッ クフィルム、特にポリエステルのフィルムである。ポリエステルフィルムは、こ のような方法で使用する溶媒に関して有利に不溶性である。 このフィルムの厚さは50〜800μm、特に約300μmでよい。この厚さ は、後に望まれるパターンの高さに依存しており、これは、それぞれの場合で適 用される溶液の高さと同じ程度の厚さである。 本発明の1つの好ましい態様では、フィルムの孔の側壁はフィルムの主な表面 に対して実質的に垂直に延びている。金属箔からフィルムを除去するときに残っ ているパターンの側壁が全く損傷を受けていないことは、側壁のそのような形状 によって確実にされる。加えてこの態様では、克服することが必要な機械的なス ナッギングを全くなしで、比較的容易にフィルムを除去することができる。 好ましくは、金属箔の側を向いていないフィルムの表面は、特に、照射によっ て及び/又は化学的に処理し、それによって溶解した物質が含有されている溶液 がそれに付着しないようにする。そのような付着しないようにする処理は、一方 では金属箔の除去を促進し、他方では孔から漏れた溶液の流体を容易にフィルム の表面から除去できるようにすることに貢献する。 金属箔にフィルムを適用する前に、フィルムの金属箔に向いている表面に接着 剤を好ましくは適用する。この接着剤は金属箔よりもフィルムにかなり付着し、 この場合には、フィルムと金属箔との間の十分な結合を提供し、充填及び乾燥方 法を困難なく行うことを可能にする接着剤を使用する必要がある。しかしながら 、パターンが乾燥した後でフィルムを金属箔から除去するときに、全ての接着剤 がフィルムに再付着してできるだけ少量の接着剤が金属箔に残る又は金属箔に接 着剤が全く残らないことを確実にすることが必要であ る。 より詳しくは、既に処理した金属箔からフィルムから取り外して、フィルムを 金属箔に再付着させることを可能にする接着剤を使用することができる。そのよ うな「繰り返し接着剤(repeat adhesives)」の使用は、製造 法でのフィルムの繰り返しの使用を可能にする。また、特にその連続的な循環使 用を可能にする。 好ましくは、接着剤は溶液の溶媒によって不溶性であり、均等にそして縁にお いてフィルムの下側に正確に適用し、また少なくとも溶液が金属箔とそれに適用 されたフィルムとの間に浸透できない程度に、すなわち「下側での漏れ(und ercreep)」をなくす程度に強力に金属箔に付着させることが必要である 。 本発明の好ましい態様において、溶解した物質はリチウムイオンを含有してい る。本発明の溶解した物質のための溶媒は、好ましくはn−メチル−2−ピロリ ドンである。 本発明の方法の1つの有利な局面では、金属箔に適用されたフィルムの孔を満 たすためにアプリケーターを使用する。特にこれは、ナイフの助けを得て溶液を 孔に導入し、又は孔の中の充填高さを平らにする。これによって、孔を充填する 非常に単純な方法が可能になる。この方法は、現在使用されているコーティング 方法の大部分よりも実質的に単純である。特に有利な、「ロール式ナイフ」装置 又はフィルム表面に損傷を与えない(材料の選択にも依存している)フレキシブ ルナイフ(ブレード)の使用を含む装置を使用することができ、これは特に、フ ィルムの表面に溶液が付着しないようにフィルムの表面を処理したときに適用す る。 更に、本発明の発明の範囲で孔の充填のために、アプリケーターを使用するこ とを考慮することができ、これは、溶液の粘度を比較 的低く維持することを要求するドリップ(drip)適用によってそのようにす る。 片方の面に適用されたフィルムのための本発明の1つの態様では、金属箔側を 赤外線加熱することによって溶液の乾燥を行う。フィルム側を直接に加熱するこ とは、溶液上に被膜を作り更なる均一な乾燥を妨げることがあるので、この様に 金属箔側を加熱することは有利である。 乾燥工程において、比較的弱いガスの流れをフィルム上に流して、このガス流 れに溶液の溶媒を蒸発させることができる。この場合には、ガスの流れを強くし すぎないようにして、被膜を作らずに溶液の均一な乾燥が可能であることを確実 にすることが必要である。 また、高温ガス加熱の手段によって金属箔側で溶液の乾燥を行うことを本発明 の範囲内で片面のフィルムのための考慮することができる。しかしながらこれは 、好ましくはフィルム側での高温ガスの過度に強力な過剰流れを妨げる手段を必 要とする。そのような手段は、例えば邪魔板を含むことができる。高温ガスの流 れの一部を、フィルム上の必要な比較的弱いガス流れを提供するために利用する ことができる。 本発明の方法の好ましい態様では、パターンを付けられた金属箔とフィルムを エアナイフによって乾燥の後で互いに分離する。ここにおいて、金属箔をロール 上に取り去ることは有利である。金属箔からのフィルムの剥ぎ取りは、金属箔に 損傷を与えることなく又はそこからパターンが取れることがないことを可能にす る程度に丁寧であることを必要とする。エアナイフはそのような丁寧な剥ぎ取り を可能にする。様々な方向での減圧による金属箔及び/又はフィルムの吸引、又 は一般的な機械的な剥ぎ取り機ではあるが、箔若しくはフィルムの縁をつかむ剥 ぎ取り機によるものも考慮することがで きる。 本発明の1つの態様において、本発明の方法は、非水電解質を有する電池の負 極として形成された金属箔と、非水電解質を有する電池の正極としての溶解した 物質のパターンをもたらす。上述の詳細に関連して本発明は、以下の工程によっ て非水電解質を有する(電気化学)電池を製造する方法も確定する。付着性であ るが除去でき、所望の形状の孔が作られることを必要とするフィルムを金属箔、 好ましくは薄いアルミニウム又は銅の箔に適用する工程。N−メチル−2−ピロ リドンを伴う溶媒中に溶解したリチウムイオン溶液で、好ましくはナイフを用い て、フィルムの孔を満たす工程。溶液を乾燥し、それによって乾燥した残留物が 孔の中に残るようにする工程。及び、金属箔からフィルムを除去し、それによっ て金属箔上にパターンが残るようにする工程。ここで、このフィルムは、溶解し た物質と共に孔に適用される溶液の高さに実質的に対応する厚さを有する。 本発明のまた更なる局面では、溶解した物質のパターンを金属箔上に作るため の装置を提供する。この装置は、所望の形状の孔を有するフィルム、及びこのフ ィルムを金属箔に適用するための接着剤を有する装置であって、このフィルムが 、孔に導入する溶解した物質を含有している溶液の高さに実質的に対応する厚さ を有する装置である。 従って、本発明はパターンを付けられた金属箔を製造するのに適切なものとし て使用されるフィルムにも関する。ここで、このフィルムは接着剤によって金属 箔に適用され、導入される溶液のための「マスク」を有利に作ることができ、従 って1段階の工程で適用することができる。従って本発明の装置は、既に述べた 製造方法において利点を達成することを可能にする。 本発明によれば、上述の装置は以下の特徴の1又は複数を含むことが有利であ る。 −フィルムがプラスチックフィルム、特にポリエステルのフィルムである。 −フィルムの厚さが50〜800μm、特に300μmである。 −フィルムの孔の側壁が、主な表面に対して実質的に垂直に延びている。 −金属箔の側を向いていないフィルムの表面を、特に照射によって及び/又は 化学的に処理し、それによって溶解した物質を含有している溶液がこの表面に付 着しないようにされている。 −金属箔の側のフィルムの表面に適用された接着剤が、金属箔によりもフィル ムに実質的に強力に付着し、それによって、このフィルムをいったん金属箔から 除去した後で、このフィルムが金属箔に再付着できるようにする。 −接着剤が前記溶液の溶媒によって不溶であり、特に少なくとも溶媒がフィル ムと金属箔との間に浸透することができない程度に強力に金属箔に付着している 。 パターンを付けられた金属箔の製造方法に関する上述の特徴によって達成可能 な利点は既に述べられている。 本発明は更に、上述の方法のいずれか1つ又は上述の装置によって製造された 非水電解質を有する(電気化学)電池に関する。 ここでは、本発明を実施態様に基づき且つ添付の図に関して詳細に説明する。 図面の詳細な説明 以下は図面の詳細な説明である。 図1は、フィルムの平面図であり、本発明ではこのフィルムをパ ターンを付ける金属箔に適用する。下側には、このフィルムの中央部分が示され ている。 図2は、金属箔に適用する直前のフィルムの中央部分である。 図3は、複合材料条件の金属箔とフィルムの中央部分であり、溶液がフィルム の孔に導入されている。 図4は、フィルムの剥ぎ取りの後の乾燥したパターンを有する金属箔を示して いる。 図5は、パターンを付けられた金属箔から作られた電気化学電池を示している 。 好ましい態様の簡単な説明 ここでは図1を参照する。上側の図には本発明の態様に従ってポリエステルフ ィルムとして形成されたフィルム1の平面図を示している。このポリエステルフ ィルム1は、長軸方向に互いに隔てられた丸い貫通している孔2を有する。 図1の下側で示されているものは、フィルム1の中央部分であり、垂直な側壁 7によって作られている同様に貫通した明らかな孔2を有している。 残りの図2〜5のそれぞれは中央部分を示しているが、実際の寸法の関係を示 しておらず、特にここに含まれる厚さに関しては実際の寸法の関係を示していな い。単に単純化のために、金属箔3とフィルム1とを同じ厚さで描写している。 実際には、金属箔1の厚さは約10〜50μm、好ましくは20μmであり、他 方でフィルム1の厚さは孔2の中に導入する溶液の所望の高さ程度、すなわち約 50〜800μm、特に300μmである。 ここでは図2を参照する。フィルム1を金属箔3に適用する直前の状態が説明 されている。小さい孔が打ち抜かれているフィルム1 の部分の下側に、均一にそして縁まで正確に分配された接着剤の層8をフィルム 1は有している。この接着剤8はフィルム1に良く付着しており、また更に金属 箔3に付着して溶液の流体が金属箔3とフィルム1との間に進入することを防ぐ ことができるが、金属箔3から容易に除去することができるように形成されてい る。 このフィルム1は金属箔3に、図2の矢印の方向で適用する。 ここでは図3を参照する。金属箔1に既に付着しているフィルム1が説明され ており、リチウムイオン電池の製造のためのリチウムイオン溶液4が孔2に導入 されている。1つのそのような溶液4は、例えば溶媒としてN−メチル−ピロリ ドンを含むことができる。溶液4は単純な装置、例えばナイフ装置で適用する。 フィルム1の上側表面を処理して溶液4がこれに付着できないようにすると、フ ィルム1の表面に溶液4が全く残らないようにして、溶液4で孔のみを満たすこ とを非常に単純な手段で確実にすることができる。図3で示されるような条件で は、例えば照射によって金属箔側3を加熱して乾燥を行い、それによって溶媒を 溶液4から蒸発させる。 ここでは図4を参照する。溶媒を乾燥してフィルムを剥ぎ取った後の、パター ンを付けられた金属プレート3を説明しており、ここでは乾燥した溶液から円状 のパターンが金属箔3上に残されている。パターン5は、比較的良い概略をもた らすために図3に示される溶液4の高さと同じ高さで描かれているが、実際には 溶媒の蒸発に起因する高さの減少が考えられる。 プラスチックフィルムは孔2の側面の縁7でパターンから容易に離れるので、 パターン5の縁の形状は正確である。孔2の側面の縁7も照射によって又は化学 的に処理し、それによって溶液4又は乾燥したパターン5のいずれもがこれに付 着しないようにしたときにこれは顕著である。 堆積したパターン5を伴う金属箔3は、その後、機械打ち抜きすることができ る。本発明のパターン付けによって、図5に示される電池から明らかなように、 打ち抜きにおいて金属箔3のあき周縁部9を有する打ち抜きナイフ又は型で作業 をする有利な可能性がある。この金属箔3のあき周縁部9は、その後、最終部品 として、例えばリチウムイオンバッテリーのリチウムイオン電池のために使用す ることができる。打ち抜かれるあき周縁部9の形状は、打ち抜き工具の設計によ って自由に確定することができる。 1段階の工程でフィルム1の孔2に溶液を満たすことによって、本発明によれ ば、そのような電池の非常に速やかな製造方法を利用できることが考えられる。 パターンの乾燥の後で金属箔3から剥離させたフィルム2は、特に、同じ方法の ために金属箔3に付着する接着剤と共に新しい金属箔3に再適用することができ る。いわゆる「繰り返し接着剤」を使用すると、これは特に適用される。
【手続補正書】 【提出日】平成11年12月2日(1999.12.2) 【補正内容】 (1)(ア)明細書第9頁21行の後に、 『上述の記載から、以下のような方法、装置、及び物が本発明に含まれること が理解される。 薄い金属箔上に溶解した物質のパターンを作る方法であって、 付着性であるが除去できるフィルムを前記金属箔に適用し、このフィルムには 所望の形状の孔が提供されており、 前記フィルムの前記孔を、前記溶解した物質を含有している溶液で満たし、 前記溶解した物質を含有している前記溶液を乾燥し、それによって乾燥した前 記物質が前記孔に残るようにし、そして 前記金属箔から前記フィルムを除去し、それによって前記乾燥した物質が前記 金属箔上にパターンとして残るようにし、前記フィルムの厚さが、前記孔に導入 された前記溶解した物質を含有している前記溶液の高さに実質的に対応している 、 ことを含む方法。 前記フィルムを前記金属箔に適用する前に、前記フィルムに前記孔を作る、上 記の方法。 前記孔を前記フィルムから打ち抜く、上記の方法。 前記フィルムを前記金属箔に適用した後で、前記孔を前記フィルムに作る、上 記の方法。 前記孔を、前記フィルムから打ち抜く又は前記金属箔に対して活性ではないエ ッチング剤でエッチングする、上記の方法。 前記パターンを、前記金属箔の1つの面又は両面に作る、上記の方法。 前記金属が、アルミニウム又は銅の薄い箔であって、好ましくは厚さが10〜 50μm、特に20μmであることを特徴とする、上記の方法。 プラスチックフィルム、特にポリエステルのフィルムを使用する、上記の方法 。 使用するフィルムの厚さが、50〜800μm、特に約300μmである、上 記の方法。 前記フィルムの前記孔の側壁が、前記フィルムの主な表面に対して実質的に垂 直に延びている、上記の方法。 前記フィルムの前記金属箔側を向いていない表面を、特に照射によって及び/ 又は化学的に処理し、それによって、前記溶解した物質を含有している前記溶液 がこれに付着しないようにする、上記の方法。 接着剤を前記フィルムの前記金属箔側表面に適用し、前記着剤が、前記金属箔 によりも前記フィルムに実質的に強力に付着するようにし、それによって特に、 前記フィルムを前記金属箔から一度除去した後で、金属箔に再付着させることが できるようにする、上記の方法。 前記接着剤が、前記溶液の前記溶媒に不溶性であり、特に少なくとも前記溶液 がフィルムと金属箔の間に浸透することができない程度に強力に前記金属箔に付 着する、上記の方法。 前記溶解した物質がリチウムイオンを含有している、上記の方法。 前記溶解した物質のための前記溶媒が、N−メチル−2−ピロリドンを含有し ている、上記の方法。 前記金属箔に適用された前記フィルムの前記孔を満たすためにアプリケーター を使用し、これが特にナイフの助けを得て前記孔に前記溶液を導入する又は前記 孔の充填高さを均一化する、上記の方法。 前記金属箔に適用された前記フィルムの前記孔を満たすためにアプリケーター を使用し、これが特にドリップ適用の助けを得て前記孔を前記溶液で満たす、上 記の方法。 片面に適用されたフィルムの場合に、前記溶液の乾燥を前記金属箔側を照射加 熱する手段によって行う、上記の方法。 片面に適用されたフィルムの場合に、前記溶液の乾燥を前記金属箔側を高温ガ ス加熱する手段によって行い、前記フィルム側への前記高温ガスの過度に大きい 流れを妨げる手段が提供されている、上記の方法。 乾燥の間、比較的弱いガスの流れを前記フィルム上に通過させ、このガスに前 記溶液の前記溶媒が蒸発できるようにする、上記の方法。 乾燥の後で、前記パターンを提供された前記金属箔と前記フィルムとをエアナ イフの助けを得て互いに分離し、その後、好ましくはロールによって前記金属箔 を取り去る、上記の方法。 前記金属箔を非水電解質を有する電池の負極として形成し、前記乾燥した物質 の前記パターンを非水電解質を有する電池の正極として形成する、上記の方法。 非水電解質を有する電池の製造方法であって、 付着性であるが除去できるフィルムを金属箔、好ましくは薄いアルミニウム又 は銅の箔に適用し、このフィルムには所望の形状の孔が作られることが必要であ り、 N−メチル−2−ピロリドンを伴う溶媒に溶解したリチウムイオンを含有して いる溶液で前記フィルムの前記孔を、好ましくはナイフの助けを得て満たし、 前記溶液を乾燥し、それによって乾燥した残留物が前記孔に残るようにし、そ して 前記金属箔から前記フィルムを除去し、それによって前記金属箔上にパターン が残るようにする、 ことを含み、 前記フィルムの厚さが、前記孔に適用された前記溶解した物質を含有している 前記溶液の高さに実質的に対応している電池の製造方法。 薄い金属箔上に溶解した物質のパターンを形成するための装置であって、 所望の形状の孔を有するフィルム、 前記フィルムを前記金属箔に適用するための接着剤、 を有し、前記フィルムの厚さが、前記孔に導入する前記溶解した物質を含有して いる前記溶液の高さに実質的に対応している、上記の装置。 前記フィルムが、プラスチックフィルム、特にポリエステルのフィルムである 、上記の装置。 使用するフィルムの厚さが、50〜800μm、特に約300μmである、上 記の装置。 前記フィルムの前記孔の側壁が、前記フィルムの主な表面に対して実質的に垂 直に延びている、上記の装置。 前記フィルムの前記金属箔側を向いていない表面を、特に照射によって及び/ 又は化学的に処理し、それによって前記溶解した物質を含有している前記溶液が これに付着しないようにする、上記の装置。 前記フィルムの前記金属箔側表面に適用された前記着剤が、前記金属箔により も前記フィルムに実質的に強力に付着し、それによって特に、前記フィルムを前 記金属箔から一度除去した後で、金属箔に再付着させることができるようにする 、上記の装置。 前記接着剤が、前記溶液の前記溶媒によって溶解せず、特に少なくとも前記溶 液がフィルムと金属箔との間に浸透することができない程度に強力に前記金属箔 に付着する、上記の装置。 上記の方法によって製造された非水電解質を有する電池。』を挿入する。 (イ)明細書第11頁7行、「金属箔1」を『金属箔3』と補正する。 (2) 請求の範囲を別紙の通り補正する。 請求の範囲 1.薄い金属箔上に溶解した物質のパターンを作る方法であって、 付着性であるが除去できるフィルムを前記金属箔に適用し、このフィルムには 所望の形状の孔が提供されており、 前記フィルムの前記孔を、前記溶解した物質を含有している溶液で満たし、 前記溶解した物質を含有している前記溶液を乾燥し、それによって乾燥した前 記物質が前記孔に残るようにし、そして 前記金属箔から前記フィルムを除去し、それによって前記乾燥した物質が前記 金属箔上にパターンとして残るようにし、前記フィルムの厚さが、前記孔に導入 された前記溶解した物質を含有している前記溶液の高さに実質的に対応している 、 ことを含む溶解した物質のパターンを作る方法。 2.前記フィルムを前記金属箔に適用する前に、前記フィルムに前記孔を作る 請求項1に記載の溶解した物質のパターンを作る方法。 3.前記孔を前記フィルムから打ち抜く請求項2に記載の溶解した物質のパタ ーンを作る方法。 4.前記フィルムを前記金属箔に適用した後で、前記孔を前記フィルムに作る 請求項1に記載の溶解した物質のパターンを作る方法。 5.前記孔を、前記フィルムから打ち抜く又は前記金属箔に対して活性ではな いエッチング剤でエッチングする請求項4に記載の溶解した物質のパターンを作 る方法。 6.前記パターンを、前記金属箔の1つの面又は両面に作る請求項1に記載の 溶解した物質のパターンを作る方法。 7.前記金属が、アルミニウム又は銅の薄い箔であることを特徴とする請求項 1に記載の溶解した物質のパターンを作る方法。 8.プラスチックフィルムを使用する請求項1に記載の溶解した物質のパター ンを作る方法。 9.使用するフィルムの厚さが50〜800μmである請求項1に記載の溶解 した物質のパターンを作る方法。 10.前記フィルムの前記孔の側壁が、前記フィルムの主な表面に対して実質 的に垂直に延びている請求項1に記載の溶解した物質のパターンを作る方法。 11.前記フィルムの前記金属箔側を向いていない表面を処理し、それによっ て、前記溶解した物質を含有している前記溶液がこれに付着しないようにする請 求項1に記載の溶解した物質のパターンを作る方法。 12.接着剤を前記フィルムの前記金属箔側表面に適用し、前記着剤が、前記 金属箔によりも前記フィルムに実質的に強力に付着するようにする請求項1に記 載の溶解した物質のパターンを作る方法。 13.前記接着剤が、前記溶液の前記溶媒に不溶性である請求項1に記載の溶 解した物質のパターンを作る方法。 14.前記溶解した物質がリチウムイオンを含有している請求項1に記載の溶 解した物質のパターンを作る方法。 15.前記溶解した物質のための前記溶媒が、N−メチル−2−ピロリドンを 含有している請求項1に記載の溶解した物質のパターンを作る方法。 16.前記金属箔に適用された前記フィルムの前記孔を満たすためにアプリケ ーターを使用して、前記孔に前記溶液を導入する又は前記孔の充填高さを均一化 する請求項1に記載の溶解した物質のパターンを作る方法。 17.前記金属箔に適用された前記フィルムの前記孔を満たすためにアプリケ ーターを使用して、前記孔を前記溶液で満たす請求項1に記載の溶解した物質の パターンを作る方法。 18.片面に適用されたフィルムの場合に、前記溶液の乾燥を前記金属箔側を 照射加熱する手段によって行う請求項1に記載の溶解した物質のパターンを作る 方法。 19.片面に適用されたフィルムの場合に、前記溶液の乾燥を前記金属箔側を 高温ガス加熱する手段によって行い、前記フィルム側への前記高温ガスの過度に 大きい流れを妨げる手段が提供されている請求項1に記載の溶解した物質のパタ ーンを作る方法。 20.乾燥の間、比較的弱いガスの流れを前記フィルム上に通過させ、このガ スに前記溶液の前記溶媒が蒸発できるようにする請求項1に記載の溶解した物質 のパターンを作る方法。 21.乾燥の後で、前記パターンを提供された前記金属箔と前記フィルムとを エアナイフの助けを得て互いに分離する請求項1に記載の溶解した物質のパター ンを作る方法。 22.前記金属箔を非水電解質を有する電池の負極として形成し、前記乾燥し た物質の前記パターンを非水電解質を有する電池の正極として形成する請求項1 に記載の溶解した物質のパターンを作る方法。 23.非水電解質を有する電池の製造方法であって、 付着性であるが除去できるフィルムを金属箔に適用し、このフィルムには所望 の形状の孔が作られることが必要であり、 N−メチル−2−ピロリドンを伴う溶媒に溶解したリチウムイオンを含有して いる溶液で、前記フィルムの前記孔を満たし、 前記溶液を乾燥し、それによって乾燥した残留物が前記孔に残るようにし、そ して 前記金属箔から前記フィルムを除去し、それによって前記金属箔上にパターン が残るようにする、 ことを含み、 前記フィルムの厚さが、前記孔に適用された前記溶解した物質を含有している 前記溶液の高さに実質的に対応している電池の製造方法。 24.薄い金属箔上に溶解した物質のパターンを形成するための装置であって 、 所望の形状の孔を有するフィルム、 前記フィルムを前記金属箔に適用するための接着剤、 を有し、前記フィルムの厚さが、前記孔に導入する前記溶解した物質を含有して いる前記溶液の高さに実質的に対応している溶解した物質のパターンを形成する 装置。 25.前記フィルムが、プラスチックフィルムである請求項24に記載の溶解 した物質のパターンを形成する装置。 26.使用するフィルムの厚さが50〜800μmである請求項24に記載の 溶解した物質のパターンを形成する装置。 27.前記フィルムの前記孔の側壁が、前記フィルムの主な表面に対して実質 的に垂直に延びている請求項24に記載の溶解した物質のパターンを形成する装 置。 28.前記フィルムの前記金属箔側を向いていない表面を処理し、それによっ て前記溶解した物質を含有している前記溶液がこの表面に付着しないようにする 請求項24に記載の溶解した物質のパターンを形成する装置。 29.前記フィルムの前記金属箔側表面に適用された前記着剤が、前記金属箔 によりも前記フィルムに実質的に強力に付着する請求項24に記載の溶解した物 質のパターンを形成する装置。 30.前記接着剤が、前記溶液の前記溶媒によって溶解しない請求項24に記 載の溶解した物質のパターンを形成する装置。 31.請求項1に記載の溶解した物質のパターンを作る方法によって製造され た非水電解質を有する電池。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.薄い金属箔上に溶解した物質のパターンを作る方法であって、 付着性であるが除去できるフィルムを前記金属箔に適用し、このフィルムには 所望の形状の孔が提供されており、 前記フィルムの前記孔を、前記溶解した物質を含有している溶液で満たし、 前記溶解した物質を含有している前記溶液を乾燥し、それによって乾燥した前 記物質が前記孔に残るようにし、そして 前記金属箔から前記フィルムを除去し、それによって前記乾燥した物質が前記 金属箔上にパターンとして残るようにし、前記フィルムの厚さが、前記孔に導入 された前記溶解した物質を含有している前記溶液の高さに実質的に対応している 、 ことを含む方法。 2.前記フィルムを前記金属箔に適用する前に、前記フィルムに前記孔を作る 請求項1に記載の方法。 3.前記孔を前記フィルムから打ち抜く請求項2に記載の方法。 4.前記フィルムを前記金属箔に適用した後で、前記孔を前記フィルムに作る 請求項1に記載の方法。 5.前記孔を、前記フィルムから打ち抜く又は前記金属箔に対して活性ではな いエッチング剤でエッチングする請求項4に記載の方法。 6.前記パターンを、前記金属箔の1つの面又は両面に作る請求項1に記載の 方法。 7.前記金属が、アルミニウム又は銅の薄い箔であって、好ましくは厚さが1 0〜50μm、特に20μmであることを特徴とする 請求項1に記載の方法。 8.プラスチックフィルム、特にポリエステルのフィルムを使用する請求項1 に記載の方法。 9.使用するフィルムの厚さが、50〜800μm、特に約300μmである 請求項1に記載の方法。 10.前記フィルムの前記孔の側壁が、前記フィルムの主な表面に対して実質 的に垂直に延びている請求項1に記載の方法。 11.前記フィルムの前記金属箔側を向いていない表面を、特に照射によって 及び/又は化学的に処理し、それによって、前記溶解した物質を含有している前 記溶液がこれに付着しないようにする請求項1に記載の方法。 12.接着剤を前記フィルムの前記金属箔側の前記表面に適用し、前記着剤が 、前記金属箔によりも前記フィルムに実質的に強力に付着するようにし、それに よって特に、前記フィルムを前記金属箔から一度除去した後で、金属箔に再付着 させることができるようにする請求項1に記載の方法。 13.前記接着剤が、前記溶液の前記溶媒に不溶性であり、特に少なくとも前 記溶液がフィルムと金属箔の間に浸透することができない程度に強力に前記金属 箔に付着する請求項1に記載の方法。 14.前記溶解した物質がリチウムイオンを含有している請求項1に記載の方 法。 15.前記溶解した物質のための前記溶媒が、N−メチル−2−ピロリドンを 含有している請求項1に記載の方法。 16.前記金属箔に適用された前記フィルムの前記孔を満たすためにアプリケ ーターを使用し、これが特にナイフの助けを得て前記孔に前記溶液を導入する又 は前記孔の充填高さを均一化する請求項1に記載の方法。 17.前記金属箔に適用された前記フィルムの前記孔を満たすためにアプリケ ーターを使用し、これが特にドリップ適用の助けを得て前記孔を前記溶液で満た す請求項1に記載の方法。 18.片面に適用されたフィルムの場合に、前記溶液の乾燥を前記金属箔側を 照射加熱する手段によって行う請求項1に記載の方法。 19.片面に適用されたフィルムの場合に、前記溶液の乾燥を前記金属箔側を 高温ガス加熱する手段によって行い、前記フィルム側への前記高温ガスの過度に 大きい流れを妨げる手段が提供されている請求項1に記載の方法。 20.乾燥の間、比較的弱いガスの流れを前記フィルム上に通過させ、このガ スに前記溶液の前記溶媒が蒸発できるようにする請求項1に記載の方法。 21.乾燥の後で、前記パターンを提供された前記金属箔と前記フィルムとを エアナイフの助けを得て互いに分離し、その後、好ましくはロールによって前記 金属箔を取り去る請求項1に記載の方法。 22.前記金属箔を非水電解質を有する電池の負極として形成し、前記乾燥し た物質の前記パターンを非水電解質を有する電池の正極として形成する請求項1 に記載の方法。 23.非水電解質を有する電池の製造方法であって、 付着性であるが除去できるフィルムを金属箔、好ましくは薄いアルミニウム又 は銅の箔に適用し、このフィルムには所望の形状の孔が作られることが必要であ り、 N−メチル−2−ピロリドンを伴う溶媒に溶解したリチウムイオンを含有して いる溶液で前記フィルムの前記孔を、好ましくはナイフの助けを得て満たし、 前記溶液を乾燥し、それによって乾燥した残留物が前記孔に残るようにし、そ して 前記金属箔から前記フィルムを除去し、それによって前記金属箔上にパターン が残るようにする、 ことを含み、 前記フィルムの厚さが、前記孔に適用された前記溶解した物質を含有している 前記溶液の高さに実質的に対応している方法。 24.薄い金属箔上に溶解した物質のパターンを形成するための装置であって 、 所望の形状の孔を有するフィルム、 前記フィルムを前記金属箔に適用するための接着剤、 を有し、前記フィルムの厚さが、前記孔に導入する前記溶解した物質を含有して いる前記溶液の高さに実質的に対応している装置。 25.前記フィルムが、プラスチックフィルム、特にポリエステルのフィルム である請求項24に記載の装置。 26.使用するフィルムの厚さが、50〜800μm、特に約300μmであ る請求項24に記載の装置。 27.前記フィルムの前記孔の側壁が、前記フィルムの主な表面に対して実質 的に垂直に延びている請求項24に記載の装置。 28.前記フィルムの前記金属箔側を向いていない表面を、特に照射によって 及び/又は化学的に処理し、それによって前記溶解した物質を含有している前記 溶液がこれに付着しないようにする請求項24に記載の装置。 29.前記フィルムの前記金属箔側の前記表面に適用された前記着剤が、前記 金属箔によりも前記フィルムに実質的に強力に付着し、それによって特に、前記 フィルムを前記金属箔から一度除去した後で、金属箔に再付着させることができ るようにする請求項24に 記載の装置。 30.前記接着剤が、前記溶液の前記溶媒によって溶解せず、特に少なくとも 前記溶液がフィルムと金属箔との間に浸透することができない程度に強力に前記 金属箔に付着する請求項24に記載の装置。 31.請求項1の方法によって製造された非水電解質を有する電池。
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