JPH03264685A - メタルマスクスクリーンの製造方法 - Google Patents

メタルマスクスクリーンの製造方法

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JPH03264685A
JPH03264685A JP6197090A JP6197090A JPH03264685A JP H03264685 A JPH03264685 A JP H03264685A JP 6197090 A JP6197090 A JP 6197090A JP 6197090 A JP6197090 A JP 6197090A JP H03264685 A JPH03264685 A JP H03264685A
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JP
Japan
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metal mask
roll
screen
mandrel
resist
Prior art date
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JP6197090A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Shimazu
博士 嶋津
Hiroshi Nakagawa
宏史 中川
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Maxell Ltd
Original Assignee
Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスクリーン印刷に用いられるメタルマスクスク
リーンの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
この種のメタルマスクスクリーンとして、例えば、第6
図に示すごとき金属板をエツチングによりパターン形成
したものがある(文献不詳)。このエツチングによるメ
タルマスクスクリーン15では、そのパターンの開口部
16のエツジの切れがステンレスメソシュに比較して良
くて、各種金属ペーストの通過性が良いとされている。
しかし、パターンの開口部16にサイドエッチ部17が
発生するため、ペーストの通過性が未だ不十分で、ペー
スト残りが発生するばかりか、開口部16の幅の一定し
たものが得難いため、とくに精密印刷で一定幅の細線は
出しにくい。また、母材となるステンレス板の厚みは規
格等により規定されているため、その範囲内でないとそ
の厚みが決められない。そのため母材の厚みによってメ
タルマスクの厚みが決まってしまい、メタルマスク製品
厚の選択の自由度が制約されるといった難点がある。
これに対し、第7図(blに示すような電鋳製のものが
ある(文献不詳)。これは、第7図(a)に示すように
平板状の電鋳母型19の表面に所望のメソシュパターン
のレジスト膜20を形成したのち、母型19のレジスト
膜20で覆われていない表面にニッケル電鋳を行って電
着層21を形成し、最後にニッケル電着層21を剥離し
て、第7図(blに示すごときメタルマスク22を得る
ものである。
これによれば、電着層21はレジスト膜20の肉厚(内
壁)でその広がりが抑えられるので、その開口部23に
、エツチングの場合のごときサイドエッチ部17が無く
て、開口部23の幅をほぼ一定にすることができ、一定
幅の細線まで印刷できる。そのほかに、エツチングの場
合は表裏両面からエツチングするため、二枚のフィルム
が要るが、この電鋳によれば一枚のフィルムで足りる利
点もある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、上記した平板状の母型19を用いる電鋳では
、メタルマスク22の板厚精度および平面精度を出しに
くい。これば、電鋳に際し、第8図に示すように電鋳浴
槽の中に陰極である平板状の母型19と、ニッケルペレ
ットの入った陽極24とを対向させることにより電鋳す
るが、このとき両極19・24間の距離が陽極にソケル
ペレソ1−)の溶解とともに変化することと、また電着
層21の肉がレジスト膜20の近傍で少し盛り上がる状
態となる(エツジ効果)こととの相乗作用により、板厚
精度、平面精度が悪いのである。メタルマスク22に肉
盛り上がり部25を残したままでは、印刷時にスクイー
ジがその肉盛り上がり部25に引っ掛かってペーストを
均等に引き伸ばし難くする。
そのため、例えば、電鋳後、メタルマスク22を電鋳母
型I9から剥離し、平面研磨機にかけてメタルマスク2
2の肉盛り側の表面を平面研磨することを試みた。しか
し、この平面研磨でばメタルマスク22に厚みむらが生
じやすい。これは、実際に、メタルマスク22を研磨機
にチャッキングする方式として、接着剤によるチャッキ
ングを採用した場合、接着剤自体の厚み(0,5μ程度
)がその平面研磨時に研磨抵抗を不均一にすること、ま
た直線往復動する研磨砥石自体が摩耗するため、砥石の
送り長さが長いとその送り方向の一端と他端とで仕上が
り厚が異なることなどの理由からである。
本発明はこうした問題を解決するためになされたもので
、メタルマスクスクリーンの平滑な面と、高い板厚精度
を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、メタルマスクスクリーンを電鋳することは
前述した従来のものと同様であるが、この母型としては
ロール形のものを用い、このロール形Iす、型を回転さ
せながらその表面にメタルマスクスクリーンを電鋳する
。そして、電鋳後、メタルマスクスクリーンをロール形
母型につけた状態のまま回転させながら、そのマスクの
表面を砥石で研磨するといった、ロール研磨方式を採る
。研磨後メタルマスクスクリーンをロール形母型から剥
離する。
〔作用〕
ロール形母型を回転させなから電鋳を行うため、極間距
離が常に一定であり、均一な板厚に電鋳できる。
ロール形母型の表面全体に電鋳された状態で、これを回
転させながら砥石で研磨することにより、電着層の肉盛
り部分も削り取られ、また研磨抵抗が全面に均等に加え
られる。
電鋳で形成することでメタルマスクの板厚を所望の厚み
に形成でき、更に研磨によりその板厚をミクロンオーダ
で調整することが可能となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ロール形母型を回転させながらメタル
マスクスクリーン電鋳を行うため、電着層の肉盛り部分
も削り取ってスクイージのかけやすい平滑な表面に仕上
げられるとともに、高い板厚精度を出すことができる。
また、ロール形母型の表面に電鋳された状態でこれを回
転させながら砥石で研磨することにより、研磨抵抗等に
よる問題がなく、高い板厚精度を出すことができる。さ
らに、砥石の選定、あるいは研磨条件の変更により、任
意の表面状態を生み出すことができ、メタルマスクスク
リーンのスクイージとのなじみ等に対する改善が容易と
なる。
〔実施例〕
本発明に係るメタルマスクスクリーンの製造方法の一実
施例を第1図ないし第5図に基づき説明する。
メタルマスクスクリーンは電鋳されるが、第3図に示す
ごとくこの電鋳母型lとしてはロール形のものを用いる
。このロール形母型1は、ステンレス製のロールで、そ
の直径りが300mm 、長さしが1300mmのもの
を用いる。
ステンレス製のロール形母型1はその表面を研磨する。
この表面研磨の目的は、母型1の表面はこれに電着され
るメタルマスクスクリーン11の感光性樹脂などによる
印刷用パターンが付けられる面との接触面となるため、
その均質化を図るためである。
ロール形母型1の表面研磨後、その表面を電解脱脂液中
にて洗浄する。この洗浄目的は後工程のレジスト2との
密着性を向上させるためである。
洗浄後、そのロール母型1は乾燥する。
かくして、第2図(alに示すごとくロール形母型1の
表面にレジスト2をラミネートする。レジスト2は、例
えば東京応化工業株式会社製のドライフィルム・オーデ
ィル(アルカリ現像タイプレジスト)を用い、膜厚10
0μとする。膜厚は、必要に応じて前記フィルムを二枚
重ねなどして200μ、あるいは300 μとすること
もある。
このドライフィルムによるレジスト2のラミネートに際
しては、第3図に示すように、ロール形母型1の表面を
加熱ヒータ3で100〜110°Cに加熱し、加圧ロー
ル4による1、5〜3 kg / cnlの加圧力でレ
ジスト2をロール形母型1の表面に押しつけてラミネー
トする。このラミネート速度は0.8〜2m/分で行う
次いで、レジスト2がラミネートされたロール形母型1
を80°cxlo/分間、プレベーク炉で保持し、レジ
スl−2の密着力を高める。
次いで、第2図(blおよび第4図に示すようにロール
形母型1の表面上のレジスト2の上に、所望のメタルマ
スクスクリーンのパターンフィルム(ネガタイプのもの
)5をテンションをかけながら密着させ、紫外線ランプ
6による焼き付け、現像、乾燥の各処理を行って、第2
図(C1に示すごとく所望のパターンのレジスト膜7を
形成する。このときの現像に際しては、前記レジス1−
2がアルカリ現像タイプであるため、現像液としては炭
酸ナトリウムを1〜2%(重量)を温水に溶かしたもの
を用い、現像条件としては、例えばレジスト膜厚200
μの場合、30℃X 300secで、スプレー現像(
1,0〜3.0 kg/ cnT)を行うか、ロール形
母型1を現像液中で回転させながら現像する。
次いで、炭酸ナトリウムで溶解したレジスト残分がロー
ル形母型1に再付着しないように硫酸(1〜3%)で中
和する。中和後、水洗する。
次いで、必要に応じて、レジスト膜7の耐薬品性を向上
させるため、アフターベークを行う。
次いで、第5図に示すようにスルファミン酸ニッケル浴
8の電解液中に陰極のロール形母型1とニッケルペレッ
トの入った陽極9とを対向させ、ロール形母型1を回転
させなから電鋳を行う。
このスルファミン酸ニッケル浴の組成とメツキ条件を次
に示す。
スルファミン酸ニッケル 400〜450g/βホウ酸
            30g/7!浴温     
           50°CP H4,0〜4.5 以上の浴にて電流密度5A/dm”〜IOA/dm2で
電鋳を行うことにより、第2図Fdlに示すごとくロー
ル母型1のレジスト膜7で覆われていない表面上に電着
層10が形成され、この電着層10がメタルマスクスク
リーン11となる。この時点では所望板厚よりも若干厚
目に電着する。
このようにロール形母型1を回転させなから電鋳を行う
と、両極1・9間距離を常に一定に保つことができるた
め、板厚精度の極めて高いものが0 得られた。
次いで、電着層10、すなわちメタルマスクスクリーン
11をロール形母型1につげたまま、そのメタルマスク
スクリーン11の表面を研磨する。
この研磨方式としては、第1図に示すように、ロール形
母型1を回転させながら、ロール軸に対し直交する砥石
軸12に取りつけた砥石13を回転させながら縦送りし
てメタルマスクスクリーン11の表面を研磨して所定の
板厚にする。砥石13はセラミック砥石(11500〜
2000)を用い、その回転数ば300rpm〜800
rpmの範囲で調節し、縦送り速度は400 mm/m
inで一定とする。ロール形母型1の回転数は、荒研磨
で50rpm 、仕」二げ研磨でば9Qrpmである。
このようにメタルマスクスクリーン11をロール形母型
1の表面全体に電鋳した状態のままで回転させながら砥
石13で研磨することにより、研磨抵抗を全面に均一に
かけることができ、電鋳により生じる肉盛り上がり部1
4もきれいに削り取られるばかりかく第2図(e)参照
)、極めて良好な平滑な面に仕上げられ、また1μ以下
の板厚精度を得られた。
研磨後、ロール形母型1の表面からメタルマスクスクリ
ーン11を剥離する。
〔別実施例〕
上記実施例では、ロール形母型1として、ステンレス製
のロールを用いるのでこれにフィルムによるレジスト2
をラミネートする場合も、そのロールの表面に剥離処理
をしなくて済む。しかし、ステンレス製のロールに代え
て、アルミ製のロールの表面に銅メツキした後、更にニ
ッケルメッキしたロールを用いることもできるが、この
場合はその表面に剥離処理を施したうえでレジスト2を
ラミネートすることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示しており、 第1図はメタルマスクスクリーンの表面を研磨する装置
の斜視図、 第2図(alないしくelはメタルマスクスクリーンの
製造キ目星図、 第3図はロール形母型にレジストをラミネートする装置
を示す斜視図、 第4図はレジストの上にパターンフィルムを密着する装
置の斜視図、 第5図は電鋳装置の原理図である。 第6図は従来例のメタルマスクスクリーンの一部の断面
図である。 第7図(a)は従来例のスクリーンメソシュの電鋳工程
の断面図、第7図(b)はそのスクリーンメソシュの一
部の断面図、第8図はその電鋳装置の原理図である。 1・・・・・ロール形母型、 7・・・・・レジスト膜、 10・・・・電着層、 11・・・・メタルマスクスクリーン、13・・・・砥
石。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ロール形母型(1)を回転させながらその表面にメ
    タルマスクスクリーン(11)を電鋳する工程と、電鋳
    後、メタルマスクスクリーン(11)をロール形母型(
    1)の表面につけたままの状態で、そのロール形母型(
    1)を回転させながらメタルマスクスクリーン(11)
    の表面を砥石(13)で研磨する工程と、研磨後、メタ
    ルマスクスクリーン(11)をロール形母型(1)の表
    面から剥離する工程と、 からなるメタルマスクスクリーンの製造方法。
JP6197090A 1990-03-13 1990-03-13 メタルマスクスクリーンの製造方法 Pending JPH03264685A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013229605A (ja) * 2012-04-25 2013-11-07 Johnson & Johnson Vision Care Inc 3次元的基板用の高密度マスク及びその製造方法
CN107139574A (zh) * 2017-04-02 2017-09-08 广东壮丽彩印股份有限公司 一种3d立体猫眼直印材料的制备方法
US11577284B2 (en) 2009-08-26 2023-02-14 Sloan Water Technology Limited Cleaning apparatus and method, and monitoring thereof

Cited By (3)

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JP2013229605A (ja) * 2012-04-25 2013-11-07 Johnson & Johnson Vision Care Inc 3次元的基板用の高密度マスク及びその製造方法
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