JP2000512261A - メタノールの製造方法およびそのための触媒 - Google Patents

メタノールの製造方法およびそのための触媒

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Abstract

(57)【要約】 記述は、X線アモルファスな触媒であって、銅、亜鉛およびジルコニウムの酸化物を、10〜70重量%の銅、10〜50重量%の亜鉛および20〜80重量%のジルコニウムの比率で含有するものを用いたメタノール合成法、ならびに、適切な触媒とその製造方法に関する。メタノール合成法は、高い空時得率によって従来技術から区別される。

Description

【発明の詳細な説明】 メタノールの製造方法およびそのための触媒 本発明は、水素と一酸化炭素および(または)二酸化炭素とを含有するガス混 合物を触媒上で反応させて、メタノールを製造する技術に関する。 H2とCOおよび(または)CO2とから、銅含有触媒によってメタノールが製 造できることは知られている。銅だけでなく亜鉛の酸化物、ジルコニウムの酸化 物、そして所望であれば、さらにそれ以外の酸化物をも含有する触媒が、この目 的に使用できることもまた知られている(GB−A2151498;US−A5 254520;Y.Nitta et al.,Catal.Lett.1994,26,345-354)。 今日までに知られている触媒は、メタノールの合成において実用的な空時得率を 与えるとはいえ、これをさらに高めることが望ましい。そのうえ、既知の触媒は しばしば助剤を含有し、それらは使用済みの触媒を廃棄したり、再使用したりす ることを困難にする。 従って本発明の目的は、より高い空時得率を発揮し、できれば、有毒であるか または有毒でなくても有害である成分を含有しない、改良された触媒を使用する メタノール製造プロセスを提供することにある。 この目的は、請求の範囲第1項に記載した本発明の方法によっ達成される。驚 くべきことに、10〜70%のCu、10〜50%のZnおよび20〜80%の Zrという単純な組成を有する触媒が、本質的にX線アモルファスであるならば 、良好な成績を与えることが見出された。上記のパーセンテージは、金属元素C u,ZnおよびZrの相対的な比率を示す。すなわち、3個の値の合計は、それ 以外の成分が存在するか否かと無関係に、常に100%である。金属の重量パー セントで(酸化物のそれでなく)組成を示すことは、触媒の製造、活性化または 使用の過程における酸化段階の変化が、これらの数字に対して影響を与えないこ とから、ここでは有利である。以下のすべての文脈において、触媒組成に関する 記述は、 触媒的に活性な物質を対象とする。これは、もちろん担体に関しても適用される し、また使用可能な形態の触媒に対しても変形して適用される。本発明の目的に とって、「本質的にX線アモルファス」という語は、そのX線回折パターンが、 液体またはガラスのそれらのように、不速続な回折線を有しない触媒を示す。 本発明において使用する触媒は、好ましくは、20〜50%のCu、10〜4 0%のZnおよび30〜60%のZrを含有する。 この触媒は、水溶性の銅、亜鉛およびジルコニウムの塩の溶液から前駆体を共 沈させることにより製造することが好ましい。これを洗浄し、乾燥し、続いて3 00〜500℃で仮焼する。この温度範囲においては、触媒前駆体の認め得る結 晶化は生じない。メタノールの合成に先立って、触媒を活性化することが有利で ある。活性化は、水素を含有する雰囲気中で、最終温度が200〜350℃にな るように加熱することによって行なうことができる。触媒は、最初は不活性なガ スたとえば窒素またはアルゴン中で低い温度に保ち、ついで段階的にまたは連続 的に、最終温度に達するまでゆっくりと温度を高め、雰囲気の水素含有量を増し て行くことが好ましい。 水溶性の銅、亜鉛およびジルコニウムの塩としては、塩化物または硝酸塩を使 用することが好ましい。 沈殿は、上記の水溶性の銅、亜鉛およびジルコニウムの塩の溶液に対し、アル カリ金属水酸化物の溶液を添加することによって行なうことが好ましい。沈殿は 連続的に実施してもよいし、バッチワイズに行なってもよいが、いずれの場合に も、反応剤の積極的な撹拌を確実にすべきである。 メタノール合成それ自身は、常用の温度および圧力の条件下に実施できる。温 度は200〜320℃が有利であり、220〜280℃が好ましい。圧力は1〜 10MPaが有利であり、3〜7MPaが好ましい。 本発明の触媒を使用するメタノール合成は、好ましくは、ガス−毎時間空間速 度(GHSV)3200〜40,000ml/(g・h)(STP基準)、とくに好まし くは5000〜20,000ml/(g・h)において行なう。 図面の簡単な説明 図1は、実施例1(曲線1)および比較例(曲線2)の触媒前駆体の、すなわ ち各場合とも仮焼前のもののX線回折パターンを示し、あわせて、参照物質とし た結晶性の(Cu0.2Zn0.8)5(CO3)2(OH)6についての、「粉末回折標準に関 する共同委員会」(回折データ国際センター,1601 Park Lane,Swarthmore PA 19081,USA)のデータバンクから得た回折線[JCPDS 380154](曲線 3)を示す。 図2は、実施例1(曲線1)および比較例(曲線2)の触媒を仮焼した後のX 線回折パターンを示し、あわせて、合成ジンサイト(ZnO)の回折線[JCP DS 361451](曲線3)を示す。 以下の実施例は、本発明がどのように実施されるかを示す。 [実施例1] 塩化物からの触媒の製造 25%のCu、25%のZnおよび50%のZrを含有する触媒を製造するた め、625.3gの塩化亜鉛および804.8gの塩化銅(11)二水塩を、そ れぞれ1.4リットルの説イオン水に溶解した。二つの水溶液を一体にし、つい で、1.172kgのZrOCl2を含有する4.242kgのジルコニルクロライ ド溶液と混合した。混合溶液をよく撹拌し、さらに1.8リットルの水で希釈し た。ついで、1〜2時間にわたり、pH8.5で、濃度30%の水酸化ナトリウ ム溶液を使用して、強く撹拌しながら沈殿を行なった(Ultra-Turrax(R))。次 に、化学量論的に必要な水酸化ナトリウムの残りの量を添加した。沈殿を、チャ ンバーフィルタープレスを用いて1.8気圧で濾過分離し、脱イオン水で、洗浄 液のpHが8.0を下回り、またフィルターケーキの塩素含有量が0.01%を 下回るまで洗浄した。 フィルターケークを100℃で乾燥し、もう一度水で処理し、再度100℃で 乾燥した。乾燥した材料のX線回折パターン(図1の曲線1)を記録したところ 、この物質が完全にアモルファスであることがわかった。乾燥した触媒前駆体を 、ついで100℃から300℃まで50Kずつの段階に加熱し、各温度段階にに 30分間ずつ保った。温度を最終的に350℃に高め、この値に3時間保持した 。この仮焼の後、触媒は下記の特性を有していた。 BET表面積:75m2/g Cu表面積:10.9m2/g(N2Oの化学吸着により測定) 結晶サイズ:2nm未満(X線的にアモルファス)X線回折パターンは、図2 (曲線1)参照 [実施例2] 40%のCu、20%のZnおよび40%のZrを含有する触媒を、実施例1 と同様な方法で、ただし出発物質として、塩化物に代えて対応する硝酸塩を使用 して製造した。仮焼前、このようにして得た触媒は、BET表面積177m2/gを 有し、X線的にアモルファスであった。仮焼したサンプルは同様にX線的にアモ ルファスであって、BET表面積62m2/gを有していた。 [比較例] GB−A2151498の実施例1の方法に従って、ただしクロムの添加を行 なわずに、29%のCu、23%のZnおよび48%のZrを含有するCu/Z n/Zr触媒を、下記のようにして製造した。 317.4gの硝酸銅(II)三水塩、294.5gの硝酸亜鉛六水塩および4 00.9gの硝酸ジルコニル二水塩の水10リットル中の溶液を、60℃に加熱 し、60℃において、激しく撹拌しながら、631gの炭酸水素アンモニウムの 水30リットル中の溶液に加えた。混合物をさらに1時間60℃で撹拌した。次 に温度を80℃に30分間保ち、この温度でなおも30分間撹拌した。冷却後、 沈殿を濾過分離し、各回10リットルの水で4回洗浄したのち、2時間ニーダー 中で混練した。1.25リットルの水を加えて、固形分含有量16%の懸濁液を 調製し、この懸濁液をスプレードライヤーで乾燥した(空気入口の温度220℃ )。乾燥した材料のX線回折パターンを記録した。そのパターンは、連続したバ ックグラウンドに重なって、(Cu,Zn)5(CO3)2(OH)6の回折線に割り当て ることのできる、明確な構造を示していた(図1の曲線2)。したがって、この 物質はとくに結晶性である。最後に、この材料を2時間、380℃で仮焼した。 得られた触媒についても、X線回折パターンを記録した(図2の曲線2)。この パターンは、構造のはっきりしないバックグラウンドに重なって、鉱物ジンサイ ト(ZnO)に割り当てることのできる回折線を示していた。それゆえ、この仮焼 した物質もま た、とくに結晶性であった。 [実施例3] 実施例1および2、ならびに比較例で製造した触媒を試験して、それらのメタ ノール合成への適合性を調べた。反応は固定床式マイクロリアクター(直径18 mm)中で実施した。CO+CO2転化率、メタノール収率、メタノール選択率お よび空時得率を測定した。反応生成物の分析は、オンライン・ガスクロマトグラ フィーにより行なった。触媒の活性はCO+CO2転化率により(どの場合も、 合成ガス中の炭素を基準とするモル%で)、メタノール収率、選択率および空時 得率は、kg/(kg・h)で(すなわち触媒kgおよび1時間あたりのkgで)それぞれ示 した。 触媒を次のようにして、その場で活性化した。窒素ガス雰囲気(0.8MPa )下に、反応器をゆっくりと130℃に加熱した。窒素に2%の水素を混合し、 温度を、20K/hの昇温速度で200℃に上昇させた。16時間後、水素の比 率を12%に高め、温度を240℃に高めた上で、このレベルに2時間保持した 。 メタノール合成を、250℃、5MPaで実施した。出発物質は、32容積% の一酸化炭素、5容量%の二酸化炭素および63容積%の水素を含有する合成ガ ス混合物である。空間速度は8000ml/(g・h)である。結果(転化率、収率、選 択率および空時得率)を、下の表1に示す。値はどの場合も、反応時間49時間 をへた後の、すなわち定常状態に達した後のものである。 表 1 触媒製造 転化率 収 率 選択率 空時得率 (モル%) (モル%) (モル%) [kg/(kg・h)] 実施例1 10.05 9.57 95.3 0.41 実施例2 13.58 12.70 93.5 0.54 比較例1 10.00 8.71 87.1 0.37 [実施例4−6] 実施例2に類似した方法で、さらに種々の組成を有する触媒を製造した。これ らの実施例において、連続的な共沈に使用した撹拌機は、ポリトロン(Polytron) (R) PT45−80タイプのものである。重量%で表した組成および沈殿条件(温度 θ、pH、濃度c、撹拌速度νおよび添加速度n)は、下の表2に示したとおり である。 表 2 実施例 Cu:Zn:Zr θ pH c ν n No. [重量%] [℃] [mol NO3/kg][/min.][mol NO3/min] 4 37.5:12.5:50 50 9.5 1.48 3000 0.035 5 35:35:30 10 9.5 1.45 3000 0.025 6 40:20:40 30 10.5 2.01 3500 0.030 触媒を特徴付けるため、比表面積をBET法により測定し、X線回折パターン (XRD)は、各場合とも仮焼の前と後とに記録した。その結果を下の表3に掲 げる。 表 3 実施例 Cu:Zn:Zr BET(1) BET(2) XRD(1) XRD(2) No. [重量%] [m2/g] [m2/g] 4 37.5:12.5:50 211 n.d. 不定形 不定形 5 35:35:30 136 n.d. 不定形 不定形 6 40:20:40 163 n.d. 不定形 不定形 (1)焼成前 (2)焼成後 メタノールの合成において、実施例3に記載した条件で55時間の反応を行な った後、下の表4に示す結果が得られた。 表 4 実施例 Cu:Zn:Zr 転化率 収 率 選択率 空時得率 No. [重量%] [mol%] [mol%] [mol%][kg/(kg・h)] 4 37.5:12.5:50 13.10 11.04 84.3 0.44 5 35:35:30 15.10 13.20 87.4 0.52 6 40:20:40 14.85 13.40 90.2 0.53
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成9年9月19日(1997.9.19) 【補正内容】 請求の範囲 1. 酸化銅、酸化亜鉛および酸化ジルコニウムを含有する触媒の存在下に、水 素と一酸化炭素および(または)二酸化炭素とを含有するガス混合物からメタ ノールを合成する方法において、触媒が元素状の銅、亜鉛およびジルコニウム を、10〜70重量%の銅、10〜50重量%の亜鉛および20〜80重量% のジルコニウムの比率で含有し、本質的にX線アモルファスであることを特徴 とする方法。 2. 触媒が、元素状の銅、亜鉛およびジルコニウムを、20〜50重量%の銅 、10〜40重量%の亜鉛および30〜60重量%のジルコニウムの比率で含 有することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。 3. 触媒が、水溶性の銅、亜鉛およびジルコニウムの塩の溶液、および、所望 であればさらなる助剤を含むものからの前駆体の共沈、洗浄、乾燥、乾燥した 前駆体の300〜500℃における仮焼、および200〜350℃での水素含 有雰囲気下における活性化によって製造されることを特徴とする請求の範囲第 1項または第2項に記載の方法。 4. 使用する水溶性の銅、亜鉛およびジルコニウムの塩の溶液が、塩化物およ び(または)硝酸塩の溶液であることを特徴とする請求の範囲第 3項に記載 の方法。 5. 共沈が、水溶性の銅、亜鉛およびジルコニウムの塩の溶液に対し、アルカ リ金属水酸化物の溶液の添加によって行なわれることを特徴とする請求の範囲 第3項または第4項に記載の方法。 6. 酸化銅、酸化亜鉛および酸化ジルコニウムを含有し、とくにメタノール合 成のための触媒であって、元素状の銅、亜鉛およびジルコニウムを、10〜7 0重量%の銅、10〜50重量%の亜鉛および20〜80重量%のジルコニウ ムの比率で含有し、本質的にX線アモルファスであることを特徴とする触媒。 7. 触媒が、元素状の銅、亜鉛およびジルコニウムを、20〜50重量%の銅 、10〜40重量%の亜鉛および30〜60重量%のジルコニウムの比率で含 有することを特徴とする請求の範囲第6項に記載の触媒。 8. 触媒前駆体を、水溶性の銅、亜鉛およびジルコニウムの塩の溶液、および 、所望であればさらなる助剤を含むものからの、反応剤の積極的な撹拌の下で の共沈により沈殿させ、沈殿物を洗浄し、乾燥し、300〜500℃において 仮焼し、200〜350℃において水素含有雰囲気下において活性化すること を特徴とする請求の範囲第6項に記載の触媒の製造方法。 9. 使用する水溶性の銅、亜鉛およびジルコニウムの塩の溶液が、塩化物およ び(または)硝酸塩の溶液であることを特徴とする請求の範囲第8項に記載の 方法。 10. 共沈を、水溶性の銅、亜鉛およびジルコニウムの塩の溶液に対するアル カリ金属水酸化物溶液の添加により実現することを特徴とする請求の範囲第8 項または第9項に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 フライ,オラフ スイス国 ジプリンゲン CH−8225 ブ ライトシュトラーセ 27 (72)発明者 ヘフェリング,ヨーゼフ スイス国 ナーテアス CH−3904 シュ ロスヴェク 6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 酸化銅、酸化亜鉛および酸化ジルコニウムを含有する触媒の存在下に、水 素と一酸化炭素および(または)二酸化炭素とを含有するガス混合物からメタ ノールを合成する方法において、触媒が元素状の銅、亜鉛およびジルコニウム を、10〜70重量%の銅、10〜50重量%の亜鉛および20〜80重量% のジルコニウムの比率で含有し、本質的にX線アモルファスであることを特徴 とする方法。 2. 触媒が、元素状の銅、亜鉛およびジルコニウムを、20〜50重量%の銅 、10〜40重量%の亜鉛および30〜60重量%のジルコニウムの比率で含 有することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。 3. 触媒が、水溶性の銅、亜鉛およびジルコニウムの塩の溶液、および、所望 であればさらなる助剤を含むものからの前駆体の共沈、洗浄、乾燥、乾燥した 前駆体の300〜500℃における仮焼、および200〜350℃での水素含 有雰囲気下における活性化によって製造されることを特徴とする請求の範囲第 1項または第2項に記載の方法。 4. 使用する水溶性の銅、亜鉛およびジルコニウムの塩の溶液が、塩化物およ び(または)硝酸塩の溶液であることを特徴とする請求の範囲第 3項に記載 の方法。 5. 共沈が、水溶性の銅、亜鉛およびジルコニウムの塩の溶液に対し、アルカ リ金属水酸化物の溶液の添加によって行なわれることを特徴とする請求の範囲 第3項または第4項に記載の方法。 6. 酸化銅、酸化亜鉛および酸化ジルコニウムを含有し、とくにメタノール合 成のための触媒であって、元素状の銅、亜鉛およびジルコニウムを、10〜7 0重量%の銅、10〜50重量%の亜鉛および20〜80重量%のジルコニウ ムの比率で含有し、本質的にX線アモルファスであることを特徴とする触媒。 7. 触媒が、元素状の銅、亜鉛およびジルコニウムを、20〜50重量%の銅 、10〜40重量%の亜鉛および30〜60重量%のジルコニウムの比率で含 有することを特徴とする請求の範囲第6項に記載の触媒。 8. 触媒前駆体が、水溶性の銅、亜鉛およびジルコニウムの塩の溶液、および 、所望であればさらなる助剤を含むものからの共沈により沈殿し、これを洗浄 し、乾燥し、300〜500℃において仮焼し、200〜350℃において水 素含有雰囲気下において活性化することを特徴とする請求の範囲第6項に記載 の触媒の製造方法。 9. 使用する水溶性の銅、亜鉛およびジルコニウムの塩の溶液が、塩化物およ び(または)硝酸塩の溶液であることを特徴とする請求の範囲第8項に記載の 方法。 10. 共沈を、水溶性の銅、亜鉛およびジルコニウムの塩の溶液に対するアル カリ金属水酸化物溶液の添加により実現することを特徴とする請求の範囲第8 項または第9項に記載の方法。
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