JP2000509683A - 一次及び二次引張りユニットを有するバンド掛け機及びこのための制御系 - Google Patents

一次及び二次引張りユニットを有するバンド掛け機及びこのための制御系

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Abstract

(57)【要約】 可撓性のヒートシール可能なストラップを物品の周りに掛けるバンド掛け機及びバンド掛け方法は、バンド掛け機内に設けられた種々のセンサからのエンコーダ信号及び他の信号を受け取って各バンド掛けサイクルを調節するプログラム可能な制御系を含む。送り及び引張りユニットが、制御系からの信号に基づいて物品周りにおけるストラップの一次引張りを行う。送り及び引張りユニットに設けられたモータ駆動式ローラ及びピンチローラがそれぞれ、別々のエンコーダ信号を制御系に送って制御系が送りシーケンス及び引張りシーケンス中にそれぞれストラップの送り及び引込みを行うのを助け、そしてストラップの正確な位置を表す信号を出すようにする。二次引張り装置が、ストラップに対する最終的な大引張り力を生じさせる。制御系は、引張りを含む個々のバンド掛けサイクルを自動調節して種々のサイズの束及び種々のタイプの物品を補償するようにする。しかる後、シールヘッドがストラップをシールし、そしてシールしたストラップを残りのストラップコイルから切り離す。制御系は、大引張り力による引張り中に破損したり変形する恐れのある物品について個々のバンド掛けサイクルの際、二次引張りを選択的に解除できる。

Description

【発明の詳細な説明】 一次及び二次引張りユニットを有するバンド掛け機及びこのための制御系 技術分野 本発明は、荷造り又はバンド掛け(ストラッピング)向きの種々のタイプの可 撓性で可融性ストラップを用いる機械に関する。代表的な用途としては、雑誌、 新聞紙、箱、トレー等が挙げられるが、これらには限定されない。 発明の背景 例えば、米国特許第3,735,555号、第3,884,139号、第4, 312,266号、第4,196,663号、第4,201,127号、第3, 447,448号、第4,387,631号、及び第4,473,005号に開 示されているような多くの高速自動バンド掛け機が開発された。これら米国特許 の装置で分かるように、一般的には、コンベヤベルトがストラップの束を高速で バンド掛けステーションに搬送し、ここでストラップは、コンベヤベルトがスト ラップ束を装置から遠ざける前に自動的にバンド掛けされる。最新式の機械は、 毎分約40〜50束をバンド掛けできる。しかしながら、かかるバンド掛け装置 の速度を一段と上げて処理量を多くするのが望ましい。 代表的なバンド掛け機は、束の周りでのストラップの初期引張りを行う初期又 は一次引張り装置を採用している。しかる後、二次引張り装置がストラップの張 力を大きくし又はその引張り具合を大きくする。その後、シールユニット又はシ ールヘッドが、代表的には加熱ナイフ機構の使用によりストラップをシールして 結束作業を完了させる。 従来型バンド掛け装置はもっばら、タイミングを取る上で(調時のために)、 機械式の組立体、例えば多数のカム及びフォロア機構、ピストン駆動式リンク機 構等を利用している。かかる機械式機構は或る束については非常に迅速なバンド 掛けを行うことができる。しかしながら、種々の材料から成る種々のサイズの束 を結束する場合、かかる機械式のバンド掛け装置は、一サイズの物品束のバンド 掛けに使用上の優位性があるに過ぎず、これに対して別のサイズの束又は種々の 物品の束のバンド掛けは劣る。かかる機械式又は電気機械式の装置は、これに素 早く送られている互いに異なるサイズの束及び種々の物品の束に合わせて自動調 整することができない。その上、かかる機械式装置は、毎分60束を越える速度 で物品を効率的に結束することができない。重要なこととして、一次引張りユニ ットと二次引張りユニットの両方は、かかる高速の状態で信頼性をもって動作で きない。 一般に、現在市場に出ているバンド掛け機は、動力伝達に関して、従来の電気 機械式構成部品、例えばクラッチ、ブレーキ、Vベルト等を用いている。しかし ながら、他の産業分野におけるサーボ制御の普及により、今やバンド掛け機にお いても、このような従来の電気機械式装置に代わる経済的且つ技術的に有用な手 段としてサーボ制御が利用されるようになっている。 しかしながら、伝統的なサーボ制御では、サーボモータを駆動するためにPL C(プログラマブル・ロジック・コントローラ)プラットホーム及びいわゆる「 スマート」なサーボドライブカードが用いられるのが通例である。残念なことに 、このアーキテクチャを用いると、高速動作方式では許容できないほどの著しい 遅れが制御プログラムに生じる。PLCを利用したシステムは本質的には、ドラ イブカードに命令を出してドライブカードがその命令を実行するようにする主中 央処理ユニット(CPU)とマスタースレーブ関係をなして動作し、CPUとカ ードとの間には実時間リンク(又、リアルタイムリンク)が用いられない。実時 間リンクがなければ、制御系は融通性がなく、CPUはサーボモータに送られる 移動ルーチンを完全には制御しない。 発明の概要 本発明は、従来型バンド掛け装置を改良し、サーボ駆動制御の実行に加えて、 プログラマブルコントローラの制御機能を実行する制御系又は機械コントローラ を採用することにより追加の利点をもたらす。制御系中の変数を用いてバンド掛 け及びシールサイクルを種々の生産及び包装要件に適合するよう容易に変更する ことができる。 本発明のバンド掛け機は、シールヘッド及び送り及び引張りローラ駆動装置に 用いられるサーボモータを採用している。サーボモータ及び駆動装置は、位置、 速度及び加速度の正確な制御を可能にし、しかも従来型の駆動装置構成部品、例 えばクラッチ、ブレーキ、Vベルト等をと関連した保守上の問題点を減らすこと ができる。サーボ機能に対する実時間CPU制御を行うために、制御系はプロセ ッサ、例えばインテル・コーポレイションの80C196NPプロセッサを採用 している。制御系は又、機械の各種機能を制御するためにサーボモータ回路及び I/O回路を有する。 本発明のバンド掛け機の送り及び引張りユニットは、閉ループ制御方式を採用 している。送り及び引張りエンコーダからの信号出力ピンチローラ近接スイッチ のデータを比較することにより、ピンチローラと駆動ローラとの相対的滑りを検 出できる。このデータは2つのモード、即ち(1)ストラップがトラック中へ通っ ていかない送り不足を検出するフィード又は送りモード、(2)束の周りにおける ストラップの一次引張りの完了時を検出するテンション又は引張りモードで用い られる。 送りモードでは、送り及び引張りユニットサーボモータは、ストラップを所定 数のエンコーダパルスの間、トラック中へ送る。送り作業中、エンコーダパルス は、ピンチローラ近接スイッチのパルスと連続的に比較される。この位置追跡の 際の著しいばらつきは、駆動ローラとピンチローラの相互の滑りを表し、送り不 足条件を指示する。送り不足条件が検出されると、ストラップは「再試行」シー ケンスがエンコーダ及び近接スイッチデータをリセットするストラップセンサレ バー領域に引っ込められる。制御系の決定に応じて送りシーケンスを数回にわた って再試行するのが良い。 一次引張りモードでは、送り及び引張りサーボモータは、ストラップを所定の 束サイズに関してループサイズ制御モード内のエンコーダパルスの所定回数の間 引っ込めるか、或いは引張り駆動ローラがストラップ上で滑り始める箇所までス トラップを引っ込める。圧縮性の高い包装品をバンド掛けする場合、制御系は、 シールヘッド速度を変えて駆動ローラがストラップを十分に引っ張るための時間 が得られるようにするのが良い。 本発明のバンド掛け機は又、束高さセンサ又はオペレータ入力により開始され る閉ループの機械式二次引張りを採用している。シールヘッド及び送り及び引張 ピンチローラの位置を追跡することにより、機械式二次引張りシーケンスをバン ド掛けサイクル中の適当な時刻に開始できる。二次引張り装置は好ましくは、二 次引張りカムに基づいてカム駆動され、この二次引張りカムは、共通駆動軸上の システムの残りのカムと同軸状に設けられている。制御系は、一次引張りを受け ているストラップの位置、共通軸の速度又は遅さ、回転数をモニターでき、二次 引張りが適当な時に加えられるようにすることができる。 本発明の上記利点及び他の利点は、度業者であれば以下の詳細な説明を読むと 明らかになろう。 図面の簡単な説明 図1は、本発明を具体化したバンド掛け機の正面部分図である。 図2Aは、図1のバンド掛け機により用いられるストラップディスペンサの平 面図である。 図2Bは、図1のバンド掛け機により用いられるストラップディスペンサの正 面側等角図である。 図3は、図1のバンド掛け機により用いられる制御系のブロック図である。 図4Aは、図1のバンド掛け機より用いられるストラップアキュムレータの平 面図である。 図4Bは、図4Aのバンド掛け機より用いられるストラップアキュムレータの 正面図である。 図4Cは、図4Aのバンド掛け機より用いられるストラップアキュムレータの 分解等角図である。 図5Aは、図1のバンド掛け機により用いられるストラップ送り及び引張りユ ニットの平面図である。 図5Bは、図5Aのバンド掛け機より用いられるストラップ送り及び引張りユ ニットの正面図である。 図5Cは、図5Aのバンド掛け機より用いられるストラップ送り及び引張りユ ニットの分解等角図である。 図6Aは、図1のバンド掛け機により用いられる二次引張りユニットの平面図 である。 図6Bは、図6Aの二次引張りユニットの正面図である。 図6Cは、図6Aの二次引張りユニットの分解等角図である。 図6Dは、図6Aの二次引張りユニットの変形例の平面図である。 図6Eは、図6Dの二次引張りユニットの変形例の正面図である。 図6Fは、図6Dの二次引張りユニットの変形例の分解等角図である。 図7Aは、図6Aの二次引張りユニットの一部の正面図であり、ハイテンショ ンポジションを示す図である。 図7Bは、図6Aの二次引張りユニットの一部の正面図であり、ハイテンショ ン使用不能位置を示す図である。 図7Cは、図6Aの二次引張りユニットの一部の正面図であり、ホームポジシ ョンを示す図である。 図7Dは、図6Dの二次引張りユニットの変形例の一部の正面図であり、ハイ テンションポジションを示す図である。 図7Eは、図6Dの二次引張りユニットの変形例の一部の正面図であり、ハイ テンション使用不能位置を示す図である。 図7Fは、図6Dの二次引張りユニットの一部の正面図であり、ホームポジシ ョンを示す図である。 図8Aは、図1のバンド掛け機により用いられるトラックの正面部分図である 。 図8Bは、図8Aのトラックの8B−8B線矢視横断面図である。 図8Cは、図8Aのトラックの分解等角図である。 図9Aは、図1のバンド掛け機により用いられるシールヘッドの平面図である 。 図9Bは、図9Aのシールヘッドの9B−9B線矢視横断面図である。 図9Cは、図9Aのシールヘッドの分解等角図である。 図10Aは、図1のバンド掛け機により用いられる主駆動装置の平面図である 。 図10Bは、図10Aの主駆動装置の10B−10B線矢視横断面図である。 図11は、カム調時シーケンスの略図である。 図12Aは、図3の制御系により実行される基本的な例示のルーチンの諸段階 を一緒に示すフローチャートである。 図12Bは、図3の制御系により実行される基本的な例示のルーチンの諸段階 を一緒に示すフローチャートである。 図12Cは、図3の制御系により実行される基本的な例示のロードルーチンの 諸段階を示すフローチャートである。 図12Dは、図3の制御系により実行される基本的な例示のストラップ引込み ルーチンの諸段階を示すフローチャートである。 図13は、図5Aの送り及び引張りユニットの送り及び引張りモータ及びピン チローラ及び図9Aのシールヘッドについて、時間及びエンコーダパルスと毎分 の回転数の関係を表したプロット図である。 発明の詳細な説明 可撓性のテープタイプの材料を取り扱う機械、特にバンド掛け機において一次 引張りと二次引張りを行う装置及び方法を本明細書において詳細に説明する。以 下の説明において、本発明の完全な理解が得られるよう数多くの具体的細部、例 えば特定の構成要素、かかる構成要素の配置及び結合状態等を記載している。し かしながら、当業者であれば、本発明の特徴は、或る特定の細部を用いなくても 、或いは他の構成要素、結合要素等を用いても実施できることは容易に理解でき よう。他の場合では、本発明の内容をぼかさないようにするために周知の構造に ついては説明をしていない。 図1を参照すると、バンド掛けシステム又はバンド掛け機10が、以下の主要 な構成要素、即ちディスペンサユニット11、アキュムレータユニット12、送 り及び引張りユニット13、トラック又は軌道ユニット14、二次引張りユニッ ト15、シールヘッドユニット16及び制御系200を有し、これらは全てハウ ジング又はフレーム10’に取り付けられている。バンド掛け機の基本動作では 、ストラップをディスペンサ11に取り付けられたストラップコイルから巻き出 し、ストラップの自由端をアキュムレータ12、送り及び引張りユニット13、 シールヘッド16及びトラック14中に送る。ストラップをトラック14の周り に送ってシールヘッド16内へ戻した後、バンド掛けサイクルの開始が可能であ る。バンド掛けサイクルは、以下に詳細に説明するように、シールヘッド16の 共通軸及びカムの一回転だけでバンド掛け機能を実行する一連のシールヘッドカ ムによって制御される。 システム10の作動全体をまず最初に説明し、その後個々の構成要素について 詳細に説明する。バンド掛けサイクルは、右側のグリッパ148(図9C)がス トラップの自由端をカバースライダ153(図9C)に押し付けた状態に把持す ることで始まる。トラックガイド132を機械的に開放して、ストラップを主又 は一次引張りシーケンスにおいて送り及び引張りモータ126(図5)によって 包装品の周りに引きながらストラップをトラックガイド132(図8B)から引 き出す。 この一次引張り段階を完了すると、シールヘッド16は引き続き回転し、追加 のストラップ張力が二次引張りユニット15によって加えられる。二次引張り段 階が完了すると、左側グリッパ149(図9C)がストラップの供給側をカバー スライダ153に押し付けた状態に把持する。オーバーラップした状態のストラ ップ部分をヒーターブレード150によって加熱されている定盤152によって 互いに押し付け、ストラップカッター154によって供給源から切り離す(全て 図9Cに示されている)。次に、ヒーターブレードをストラップシール領域から 引っ込める。シールヘッド16は回転し続け、定盤152がオーバーラップ状態 のストラップ部分を押さえてこれらをシールすることができるようにする。 シールサイクル中、シールヘッド16を通るストラップ経路はもう一度整列し 、送りシーケンスが開始できる。シールヘッド16は回転し続けて、送りシーケ ンスの続行中にシールを放冷させる。バンド掛けサイクルの終りで、カバープレ ート153は開き、シールされたストラップが解除され、カバースライダが閉じ 位置に戻る。ストラップの送りは、自由端がサイドシールヘッド16に到達する まで続けられる。送りシーケンスが完了した後では、バンド掛け機は別のストラ ップをバンド掛けする準備ができている。 2つの動作モード、即ち、(1)手動及び(2)自動モードが利用できる。手動モー ドにより、ストラップをオペレータにより、主としてオフラインバンド掛け作業 及びメンテナンス検査を行うためにストラップをバンド掛けできる。自動モード では、バンド掛け機は、上流側の送り込み設備、例えばコンベヤと連携し、バン ド掛けサイクルは、システム10の入口側に設けられた包装品センサ(図示せず )によって開始され、この包装品センサは、包装品がシステムに送られているこ とを指示する上流側インターロック信号を出してバンド掛けサイクルを開始さ せる。ストラップディスペンサユニット 図2A及び図2Bを参照すると、ディスペンサ11は、バンド掛け作業に必要 なバンド掛け材料20から成るコイル(破線で示す)の取付け手段を構成してい る。バンド掛けシステム10は好ましくは、2つのディスペンサ11を採用して おり、そのうちの1つだけが図2A及び図2Bに示されている。ディスペンサは 必須の構成要素として、着脱自在な軸方向に取り付けられた外側のサイドプレー ト18を備えた軸17、接線方向に配置されたストラップ排出スイッチ112、 非接触式ロー(low)又は残量僅少ストラップセンサ113、ガイドローラ111 ,151及び軸方向に取り付けられたディスペンサコイルブレーキ110を有し ている。軸は、軸受19によってアキュムレータ12に近接した状態でバンド掛 けシステム10に回転自在に取り付けられ、ストラップ排出スイッチ112、コ イルブレーキ110及び非接触ローストラップセンサ113は、図3に示すよう に制御系200の幾つかの入力のうちの1つに電気的に接続されている。制御系 からコイルブレーキ110に送られるブレーキ解除信号に基づき、軸受19に取 り付けられたディスペンサ軸17の回転が、電気的に操作されるブレーキによっ て制御され、ブレーキはストラップがバンド掛け機の要求に応じて制御系により 解除される。ディスペンサブレーキ110は好ましくは、電気信号がない場合に 働く従来型バネ作動タイプのものである。制御系は、中身の少なくなったアキュ ムレータ12部分を満杯にするためにアキュムレータモータ122(図4A)を 付勢するたびにブレーキを解除する。制御系200がアキュムレータモータ12 2を消勢すると、ディスペンサブレーキ110はもう一度働く。 バンド掛け材料20はコア取付けコイル(図示せず)上に送られ、このコイル は、外側サイドプレート18を取り外し、コイルをディスペンサマンドレル24 に取り付け、サイドプレート18を元通りにすることにより軸17にロードされ る。ストラップ20をロード又は装填するためには、バンド掛け機10は、アキ ュムレータを動作させてストラップを受け入れることができるようにするロード モード(以下に説明する)の状態になければならない。ストラップコイルの固定 していない端、即ち自由端を手でガイドローラ111の周りに通し、そしてスト ラップ排出スイッチ112に通してから第2のガイドローラ151の周りに通し 、さらにアキュムレータの上方ガイド117の中へ通し、ここで回転アキュムレ ータローラ114,115(図4B)によって捕捉される。 非接触式ローストラップセンサ113は、コイル直径をモニターし、コイルが 無くなりかけると制御系信号を出す。非接触式ローストラップセンサは、バンド 掛け材料20から反射された光を受け取るようディスペンサマンドレル24に対 して経路に沿って接線方向に位置決めされた光学変換器を採用している。しかし ながら、十分な量のバンド掛け材料がディスペンサ11から出てバンド掛け材料 の直径が減少し、それにより接線方向に取り付けられている光学変換器がストラ ップコイル直径に対して反射光を受けることができない場合、ローストラップセ ンサ113は、制御系200にローストラップ信号を出す。この信号を受け取る と、制御系は、ローストラップ灯(図示せず)を照明し、オペレータにロースト ラップ(ストラップの残量が僅少である)状態を警告する。 ストラップ排出スイッチ112は、2つのディスペンサ11のうちどちらが( 上方又は下方)現在使用中であるが、そしてストラップコイルが少なくなったか どうかを指示する残量僅少信号を制御系200に出す。残量僅少信号をいったん 受け取ると、制御系200は、オペレータに警告する可聴アラームを出し、スト ラップをアキュムレータユニット12から引っ込める。しかる後、制御系200 はバンド掛け機が自動ロード準備シーケンスに入るようにする。 下方のディスペンサ11のストラップが空になり、バンド掛け機10が上述の ストラップを空にするシーケンスを完了した後であると仮定すると、上方ディス ペンサからのストラップコイルの固定されていない端は、下方ストラップコイル と同一の経路で(但し、ストラップ排出スイッチ112へのストラップの通し具 合は、この場合にはガイドローラ111の下で行われ、上方コイルが稼働中のコ イルであることを指示していることを除く)手送りされる。2つの位置スイッチ は、スイッチの作動レバーが、下側コイルが可動状態にあることを指示する第1 の位置にあり、そして上側のコイルが可動状態にあることを指示する第1の位置 から回動自在に変位した第2の位置にあるときに第1の信号を制御系200に出 す。ストラップを2つの位置の一方に通すことにより、ストラップ排出スイッチ 112の作動レバーは、第1又は第2の位置に回動自在に位置して、適当な信号 を制御系200に出す。かかる2つのコイルシステムにより、オペレータはバン ド掛け機が引続き作動している間に、空になった下側コイルを交換することがで きる。ストラップアキュムレータユニット 次に、図4A〜図4Cに示すアキュムレータ12を参照すると、アキュムレー タは、バンド掛け作業のためのストラップのリザーバ20及び、ストラップが2 つのディスペンサ11のうち一方について空になった後に自動的にストラップを ロードするために必要な機構を構成する。アキュムレータ12は必須の構成要素 として、以下の要素、即ちピンチローラ114を付勢するバネ165、モータ駆 動式ローラ115、蓄積室窓116、ストラップガイド117,118、一体ス トラップガイドスロット30を備えたアキュムレータドア119、ストラップセ ンサレバー120及びこれら要素が固定された後方取付けプレート118’を有 している。アキュムレータ12は、3つの作動モード、即ち(1)ロードモード、 (2)バンド掛けモード、及び(3)引込みモードを有している。 ロードモードでは、ストラップは、ディスペンサ11からアキュムレータピン チローラ114及びモータ駆動ローラ115内に手送りされる。ピンチローラ1 14は、偏心軸174に回転自在に取り付けられており、この偏心軸はピンチロ ーラレバー175の一端に取り付けられている。ピンチローラ114は、ピンチ ローラレバーの自由端に固定されているバネ165によって駆動ローラ115内 へ押し込まれ又はこれに押し付けられる。ロードシーケンスを開始するため、オ ペレータは、ディスペンサ領域内に設けられたロード押しボタン(図示せず)を 押す。制御系200がこれに応答してロードシーケンスをいったん開始すると、 制御系は、アキュムレータモータ122を付勢し、このアキュムレータモータは 駆動ローラ115を回転させ、それによりストラップ20を回転中のピンチロー ラ114及び駆動ローラ115によってアキュムレータ12内へ引き込む。スト ラップは、上方ストラップガイド117及び下方ストラップガイド118によっ てアキュムレータ12の下方部分内へ案内され、次にアキュムレータドア119 内に設けられたガイド30によって送り及び引張りローラ13の部分内へ案内さ れる。 ロードシーケンス中、制御系200は、ドア閉鎖信号をアキュムレータドアソ レノイド121に送り、それにより、アキュムレータドア119を閉鎖状態に保 っている端にフックが設けられたレバー119’を引っ込める。アキュムレータ ドア119を閉鎖状態に保持することにより、ストラップ20は、アキュムレー タドア119内のガイドストック30に封じ込められ、送り及び引張りローラ1 27,129(図5B)内へ案内される。ストラップを送り及び引張りローラ1 27,129中へ送って送り管169(図5A)内へ送り込んだ後、制御系20 0及びストラップセンサレバー168に結合されているストラップセンサ116 (図5B)は、ストラップセンサレバーの運動を検出する。送り管169に設け られているストラップセンサレバー168は、ストラップが送り及び引張りロー ラ127,129を越えて送られると、制御系200に、機械がバンド掛けモー ドに入ることができることを指示するストラップ検出信号を出す。図5A〜図5 Cと関連して以下に説明するように、ストラップセンサレバーは好ましくは、ス トラップセンサの周りに回動自在に枢着されていて、レバーの自由端が送り管を 通って移動するストラップによって回動自在に変位するようになっている。これ に応答して、好ましくは誘導性近接センサであるストラップセンサが、ストラッ プ検出信号を制御系に出力し、それによりストラップがアキュムレータ12及び 送り及び引張りユニット13中へ正しく送られたことを指示する。 バンド掛けモードでは、制御系200は、アキュムレータドアソレノイド12 1を解除し、それによりバネ押しアキュムレータドア119が引っ込むことがで き、かくしてストラップはドアのガイドスロット30から出て、窓116、後方 取付けプレート118’の左側部分及びこれらの間に配置されたスペーサ116 ’によって形成される主アキュムレータ室116”内へ入ることができる。窓1 16及びドア119は、オペレータがアキュムレータユニット12内のストラッ プ20(図4Cには示さず)を見ることができるよう透明である。制御系は、ア キュムレータモータ122に信号を出して動作しつづけるようにし、それにより アキュムレータ室116”をストラップで満杯にし、ついには回動自在に取り付 けられているストラップセンサレバー120を休止位置から満杯位置に押しさ ゲル下向きの重み力を生じさせるのに十分な量のストラップが存在するようにす る。ストラップセンサレバー120を一杯まで押し下げた後、アキュムレータバ ックプレートに取り付けられたホール効果センサ123が、ワンド120の基端 部に取り付けられた磁石124を検出する。ホール効果センサ123は、制御系 200に結合されていて、アキュムレータ室116”が満杯になったことを指示 する。ストラップ満杯信号を制御系200に出す。アキュムレータ室116”が 満杯になった後、制御系200は、アキュムレータモータ122に消勢信号を出 し、するとバンド掛け機10は、送り及び引張りユニットと関連して以下に説明 する自動送りシーケンスの準備ができている。 引込みモードは、自動的に制御され、これを用いて先に少なくなったストラッ プ20の一片をバンド掛け機10から取り除き、それによりバンド掛け機に容易 にロードできるようにする。ディスペンサ11に設けられたストラップ排出スイ ッチ112(図2)が空になったコイルを検出して適当なストラップ排出信号を 制御系200に送ったあと、制御系は、アキュムレータモータ122を停止させ る。次に、ストラップをアキュムレータ室116”から供給し、ついにはホール 効果センサ123が磁石124を検出できず、アキュムレータ室116”が満杯 ではないことを指示するようになる。ストラップ排出スイッチ112からのスト ラップ排出信号と同時に、ホール効果センサ123からの非満杯信号に応答して 、制御系200は、逆の信号をアキュムレータモータ122及び張力ユニットモ ータ126(以下に説明する)に出し、このモータ126はアキュムレータ12 内の残りのストラップをバンド掛け機から送り出す。この時点において、制御系 200はバンド掛け機10をロードモードに戻し、先にロードされたコイルから のストラップがストラップ排出スイッチ112を通してアキュムレータローラ1 14,115内を通すことができ、かくして別のロードシーケンスを開始する。送り及び引張りユニット 次に、図5A〜図5Cを参照すると、送り及び引張りユニット13が、ストラ ップをトラック14の周りに送るための手段を構成すると共に引張りシーケンス 中、一次引張りを行う。送り及び引張りユニット13は、誘導性近接センサ13 0を備えたソレノイド装荷式ピンチローラ129に被動ローラ127を押し付け るブラシレスDCサーボモータ126を有している。ストラップ20を受け入れ る送り管169が、上述のようにストラップセンサ166を備えている。サーボ モータ126は、ディジタルエンコーダ179を備え、このディジタルエンコー ダ179は、閉鎖ループ制御信号を制御系200に出して駆動ローラ127の位 置、速度及び加速度をモニターする。 ピンチローラ129は、第1の端部がソレノイドに結合されると共に自由端が 偏心軸160に結合されたピンチレバー167を用いてソレノイド128によっ て選択的にロードされる。ピンチローラは、偏心軸の自由端に回転自在に取り付 けられていて、制御系200が付勢信号ソレノイド128に出すと、ソレノイド がピンチレバー167を回動させてピンチローラ129を駆動ローラに押し付け るようになっている。図3に示すように、ソレノイドは、可変力をピンチローラ 129に与え、かくして可変ピンチ力をストラップ20に及ぼして本明細書で説 明する種々の操作モードが行えるようにするパルス幅変調(PWM)回路によっ て制御される。 直角位相(quadrature)追跡信号を制御系200に出すために誘導性近接セン サ130が用いられ、制御系200は、駆動ローラの回転に対するストラップの 位置及び応答性をモニターする。追跡信号は、制御系が送り及び引張りエンコー ダ179からの信号と後述するような近接センサ130の情報とを比較できるよ うにすることにより、閉鎖ループ引張り制御を可能にする。近接センサ130及 びディジタルエンコーダ179は好ましくは、従来型直角位相符号化法を採用し 、それぞれセンサの対を用いて駆動ローラ及びピンチローラの回転の大きさと方 向の両方を制御系200によって検出できるようにする。隣接センサ130が、 ピンチローラ129の縁部の周りに配置された複数の半径方向に設けられた穴の 回転によって引き起こされる可変磁束を検出する誘導エンコーダであるが、当業 者に知られている他の符号化法、例えば、光学符号化法、ブラシ付き又はブラシ レス電気符号化法を使用できる。 送り及び引張りユニット13は、3つの操作モード、即ち(1)ロードモード(2) 一次引張りモード、(3)送りモードを有している。ロードモードの間、ストラッ プはアキュムレータローラ114,115によって送り及び引張りローラ127 , 129内に送り込まれ、ここでストラップはピックアップされて、送り管169 内に設けられているストラップセンサレバー168まで駆動される。ストラップ がストラップセンサレバー168に達した後、センサレバーはストラップによっ て回動自在に変位され、それによりストラップセンサ166はストラップ検出信 号を制御系200に出す。これに応答して、制御系200は送りシーケンスを停 止させ、アキュムレータソレノイド121を消勢し、このアキュムレータソレノ イドはアキュムレータドア119を解除して、アキュムレータ室116”がスト ラップで満たすことができるようにする(図4B)。ロードシーケンスの間、制 御系200は、ストラップをゆっくりとレバー168まで進め、そしてセンサ1 66が最初に作動してストラップ検出信号を制御ユニット200に送った時に静 止させることにより送り及び引張りモータ126のゼロ点を定める。まず最初に レバー168を変位させてストラップ検出センサ166がまず最初にストラップ 検出信号制御系に出すと、制御系は、駆動ローラとピンチローラとの将来的な滑 りにもかかわらず、ストラップの位置を正確に決定するのに用いられるゼロ点を 定める。センサ166の初期の作動を検出することは、各再試行又はロードシー ケンスの際にのみ行われる。 ストラップ20がアキュムレータ室116”を満たし、ホール効果センサ12 3がストラップ満杯信号を制御系200に出した後、制御系は高速フォワード又 は正方向信号を送り及び引張りモータ126に送り、このモータはストラップを 送り管169中へ迅速に送り進める。この時間の間、制御系200は、軽い力を ピンチローラソレノイド128に与えて送り及び引張りローラ127,129相 互間に軽い力を維持し、他方、制御系はローラをモニターして両方のローラが同 一の表面速度で回転しているかどうかを確かめる。これにより、もしストラップ 20が送りを完了していなければ、ストラップは送り及び引張りローラ127, 129によって損傷を受けず、その後に送りシーケンスを終了させることができ る。もし制御系200が、ディジタルエンコーダ179と誘導性近接センサ13 0との速度差を検出すれば、送りシーケンスを即座に終了させ、制御系は別のホ ーミング(homing)シーケンスを開始させ、別のゼロ点を定める。ホーミングシ ーケンスの完了後、別の送りシーケンスを試みる。このホーミングシーケンス 及び送りシーケンスを制御系による決定に応じて数回繰り返すのがよい。もし制 御系がホーミングシーケンス及び送りシーケンスを所定回数繰り返しても成功し なければ、制御系はエラー信号をオペレータに送り、オペレータは手動でストラ ップを送るか、或いは機械の問題が何であるかを突き止めて是正する必要がある 。制御系200が送りシーケンスを首尾よく完了すると、バンド掛け機は通常の バンド掛け操作の準備ができている。 通常のバンド掛け作業の一次引張りモードでは、ストラップを上述した手動モ ード又は自動モードのいずれかで包装品にバンド掛けすることができる。2つの 引張りシーケンス、即ち(1)ループサイズ制御モード及び(2)引張りモードを一次 引張りモードで利用できる。これらのモードは、バンド掛け機の上流側に位置し ていて、高さ信号制御系200に与える包装品高さセンサ(図示せず)によって 自動的に選択できる。変形例として、これらモードは、オペレータによるバンド 掛け機のタッチスクリーンコントロールパネル(図示せず)から選択される。バ ンド掛け機10はまた、2つのモードの組合せを採用できる。制御系200は、 シールヘッド16(図9C)を回転させ、ストラップの固定されていない端部を 把持する右側のグリッパ148に係合することにより、一次引張りモードを開始 する。シールヘッド16が回転し続けると、トラックガイド132(図8C)が 開き、ストラップはトラックガイドから解除され、引張りシーケンスが始まる。 引張りシーケンス中、ストラップは、後述するように包装品の回りに迅速に引き 下げられる。 ループサイズ制御モードでは、制御系200は、ストラップ20を、送り及び 引張りエンコーダ179及び/又は近接センサ130からのパルス信号をモニタ ーすることにより、所定のループサイズに引き下げる。制御系が、近接センサ1 30からの所定のパルス数に達すると、制御系は、送り及び引張りモータ126 を制御された停止状態まで減速させる。しかしながら、制御系200により、シ ールヘッド16は回転し続け、送り及び引張りモータ126はその位置を保ちつ づけ、ついには、シールヘッド16内の左側のグリッパ149が、左側のグリッ パカム及びフォロア(以下に説明する)の位置に応じて引っ張られているストラ ップ端部を固定するようになる。 引張りモードでは、ストラップ20は、モータ駆動ローラ127がストラップ の表面上を滑り始めるまで、束又は包装品周りに強く引っ張られる。逆に、ピン チローラ129は、ストラップとの接触を保持し、これはストラップの位置及び 速度の指示手段である。制御系200は、送り及び引張りエンコーダ信号とピン チローラの近接センサの信号の差からこの滑りを検出する。制御系が信号相互間 の所定の設定値又は目標値の差を検出した後、制御系は送り及び引張りモータ1 26を減速させると共にPWM回路を介してピンチソレノイド128の力を増大 させる。これに応答して、送り及び引張りモータ126はゆっくりとした速度で ストラップを所定の力まで引っ張り続け、送り及び引張りモータ126はストラ ップに加わる張力を維持する。もしハイテンションモードを選択した場合、大き な張力のユニット又は二次引張りユニット15が、シール操作が行われる前に以 下に説明するようにストラップに最終的な張力を及ぼすであろう。左側のストラ ップの端部を固定した後、切断及びシール作業の前にストラップの張力を解除し てストラップが切断作業中に裂けないようにする。シールヘッド16は、以下に 説明するように引張りシーケンス全体及びこれから切断及びシールシーケンスに 入るまで回転しつづける。 ストラップ切断/シールシーケンスが開始した後に起こる送りモードの間、送 り及び引張りモータ126は、シール作業全体を通じて続行する送りシーケンス を開始させる。シールヘッドの回転の終りに、シールヘッドカバースライダ15 3が引っ込み、ストラップを包装品上に解放し、そのもとの閉鎖位置に戻る。 シーリングサイクル中、制御系200は、ストラップをトラック14の周りに 送り続け、そしてついにはストラップは第2のパスの際にシールヘッド16に入 り、シール定盤152(図9C)をちょうど越えたところに止まるようになる。 制御系200は、送りモードで小出しされたストラップの長さを、エンコーダ1 79からの信号をモニターすることによってモニターする。所定の数のエンコー ダパルスを制御系が受け取った後、送り及び引張りモータ126は、減速されて 適当な場所で停止される。送りシーケンスが終了すると、ストラップのバンド掛 けサイクルが完了し、バンド掛け機は、別のスナップをバンド掛けする準備がで きている。 図13は、時間及びエンコーダパルスと、図5Aの送り及び引張りユニットの 送り及び張力モータ及びピンチローラ並びに図9Aのシールヘッドの毎分の回転 数の例示のプロットを示している。シールヘッドの曲線を参照すると、シールヘ ッドは回転を開始し、その毎分の回転数と時間が増大するにつれて加速し、つい にはシールヘッドは一定速度となり、その後減速するようになる。シールヘッド の最初の加速中、送り及び引張りモータ126及びピンチローラ129は迅速に 、毎分約4000回転のピーク速度まで加速する。約210ミリ秒(約48000エ ンコーダパルス)の時点で、送り及び引張りモータ126は、ストラップに対し て滑りを生じる。図13の例示の曲線の条件では、小径トラックユニット14が 、ストラップを小さな束の周りに巻き付けるために採用される。その結果、バン ド掛け機10は、主としてループサイズ制御モードで動作する。したがって、送 り及び引張りモータ126はこの時点では減速される。約65ミリ秒後に、送り 及び引張りモータ126は停止する。変形例として、より大きな直径サイズのト ラックを用いると共により大きな束等を用いた場合にバンド掛け機10をより遅 いバンド掛け速度で動作させると、制御系200は、ストラップの滑りが最初に 検出された時に(約210ミリ秒)送り及び引張りモータ126の減速を開始さ せることができる。約504ミリ秒の時点で、制御系200は送り及び引張りモ ータ126及びピンチローラ129を再び付勢して、次にバンド掛け作業を行う ようトラックユニット14へのストラップの送りを始め、その際、シールヘッド はめそのときのバンド掛け作業を完了し、減速中にある。トラックユニット 図8A〜図8Cを参照すると、トラック14は、トラックガイド132を有し 、このトラックガイドは、シールヘッド16を通る第1のパスで始まり、第2の パスでシールヘッド16で再び終わる大きなループを形成するようストラップ2 0を案内するスロット132’を有している。トラックガイド132は、次のバ ンド掛けサイクルが始まるまでストラップを保持する。トラックの必須の構成要 素として、(1)スロット132’が好ましくは低摩擦材料で作られているストラ ップガイド132、(2)一体の線形軸受組立体133’を備えたトラック支持ブ ロック133、(3)トラック開放リンク機構134、(4)トラックカバー135及 び4本のカバーが取り付けられたストラップ抜取り又はストリッパーピン136 を有する。 トラックガイド132は下端部がトラック支持ブロック133に固定され、こ のブロックは、軸受組立体133’によってカバー135に対して摺動自在に移 動できるようになっている。トラック開放リンク機構134は、トラック支持ブ ロック133の下面に固定されると共に、トラックカム131(図9C)に作動 自在に結合されていて、トラックカムが移動すると、リンク機構、トラック支持 ブロック及びトラックガイドは、カバー135に対して横方向に変位するように なっている。 4本の抜取りピン136は、トラックピン支持組立体136’によってトラッ クガイド132の側から、4つの対向した箇所の周囲のところでトラックカバー 135に固定されている。トラックピン支持組立体136’は、トラックピン1 36をトラックガイドに設けられた穴の中に保持し、それにより、トラックガイ ドがトラックカバーに当接する場合の第1の位置では、ピンはトラックガイド内 に部分的に延びるに過ぎない(図8Aに示す)。しかしながら、トラックガイド がトラックカバーから横方向に変位したときの第2の位置では、ピンはこれらの 穴の中に位置した状態でこれを貫通してスロット132’内へ延び、ストラップ 20をスロットから押し出す。 バンド掛けサイクル中、シールヘッド16内のトラックカム131(図9C) がトラック開放リンク機構134を作動させてトラックガイド132をトラック カバー135に対して横方向に変位させ、それと同時にストラップをトラックカ バーに取り付けられている抜取りピン136によってトラックガイド132から 抜き取る。トラックガイド132は新たなトラップ送りシーケンスを行うために 、再び閉じてシールサイクルが開始するまで、トラックカバーから横方向に変位 した状態、即ち「開き」状態のままになる。トラックガイド132は、新たなバ ンド掛けサイクルが始まるまで、サイクルの残り全体を通じて閉じ状態のままで ある。 トラックブロック133のうち1つの頂部に取り付けられたガイドトラック1 34’は、各送りシーケンスの際におけるストラップ20の自由端の導入を容 易にするよう送り及び引張りユニット13からトラックガイド132の導入箇所 に至るテーパスロットを構成する。ブラシユニット135’が、トラックカバー 135に取り付けられていて、このブラシユニットは、トラックガイドの内部に 隣接すると共にこの中に位置した状態でトラックガイド132の2つの垂直方向 側部のうち一方に平行に延びる複数の剛毛からなる細長いブラシを有する。トラ ックガイド132が開くと、ストラップは物品の周りに引き下げられる前の少し の間、ブラシの外縁部に当たっている。その結果、ブラシ及びブラシユニット1 35’は、ストラップが最初に物品の周りに引かれている間、これが捩じれるこ とはないようにする。二次(高)引張りユニット 図6A〜図6Cを参照すると、二次引張りユニット15は、一次引張りシーケ ンスを完了した後、最終的なストラップの引張りを行う。二次引張りは、すべて の包装品について必要であるというわけでなく、二次引張りユニット15は、制 御系200がこれを使用不能にするための手段を備えている。二次引張りユニッ ト15は必須の構成要素として、(1)シールヘッド主軸に取り付けられたテンシ ョンカム137、(2)カム駆動式テンションアーム138、(3)バネ作動式テンシ ョンローラ139、(4)ストラップグリッパ140、(5)可調ストラップ張力を生 じさせる圧力調整式空気シリンダ190を有している。以下に説明するように、 テンションカム137は、シールヘッドの主軸に取り付けられ(図9C)、テン ションアームに取り付けられたカムフォロアローラ137’によってテンション アーム138の回動運動を制御する。バンド掛け機10のハウジングフレームに 固定されたピボット組立体138が、テンションアーム138を回動自在に保持 する。 テンションローラ139は、上方に延びるローラスライダ139’によって回 転自在に受け入れられ、このローラスライダは、テンションアーム138の自由 端に結合された自由端を有している。一連のプレートに回動自在に取り付けられ た横方向には移動しないローラ139”が、この下にストラップ20を受け取り 、ここでストラップは丸いガイドブロック139’”の下を通る前にローラ13 9上でループ状となる。ハンマ状のレバー146’が第1の端部のところで回動 自 在に取り付けられている。レバー146’の自由端又は「ヘッド」側の端部は、 下方にばね押しされて、テンションローラ139の上面に当たり、それにより、 ストラップの最初のロード中、二次引張りユニット15を通るストラップ20の 自由端を案内しやすくしている。バンド掛け作業中、レバー146’は、ストラ ップの上面に当たり、ストラップのループを二次引張りユニット15内で押し下 げ、それによりストラップの運動を垂直方向に制限する。グリッパリンク機構1 40’が、ストラップグリッパ140の一端を回動自在に受け取り、それにより グリッパリンク機構140’は、その自由端がL字形ブロック195に回動自在 に結合されている。グリッパアクチュエータリンク機構144が、第1の端部が バンド掛け機10のフレーム又はアクチュエータユニット12の安定性のある部 分に回動自在に結合された作動アーム144’を有している。作動アーム144 ’の自由端は、グリッパリンク機構140’に結合され、上向きの作動力をグリ ッパリンク機構に及ぼしており、これについては以下に説明する。 テンションアーム138のホームポジション(図7C)では、テンションアー ム138は下方に変位され、それにより、空気圧シリンダ190のシリンダロッ ド193に結合されているハンマー状のシリンダアイ191を下方に変位させる 。テンションアーム139の下面は、シリンダアイ191の上面191’に当た っている。L字形ブラケット194が、シリンダアイ191の側部に調節自在に 結合されており、L字形ブラケットの自由端は、L字形ブロック195の上面に フック掛けされた状態でこれで支持されている。その結果、テンションアームが シリンダアイ191を下方に変位させると、L字形ブロック195、グリッパリ ンク装置140’及びグリッパ140は、これと同様に下方に変位される。しか しながら、ハイテンションポジション(図7A)では、バネ146が、テンショ ンアーム138を上方に変位させ、したがってテンションアームはシリンダアイ 191の上面191’に当たらないようになる。その結果、グリッパリンク機構 140’及びグリッパ140は、上方に変位され、グリッパ140を上方に移動 させてストラップ及び案内ブロック139’”に押し付ける。ガイドブロック1 39’”の下面は、歯又は他の表面変形部を有するのがよく、したがってガイド ブロック139’”はストラップグリッパ140の歯と共に、これらの間にス トラップを固定するようになっている。 グリッパ140はグリッパリンク機構140’に回動自在に取り付けられてい て、グリッパの歯は、ガイドブロック139’”の下面の歯と平行なままでこれ と噛み合い、それにより適正な把持作用を確保している。グリッパアクチュエー タリンク機構144とバンド掛け機10の固定部分との間に結合された1又は2 以上のグリッパバネ145が、作動アーム144’及びグリッパリンク機構14 0’に上向きのバネ力を及ぼし、それによりバネ力はストラップグリッパによっ て供給される力の大きさを制御する。その結果、ストラップは大きな張力を加え る前に、ガイドブロック139”とストラップグリッパ140との間で確実に係 止される。 動作原理を説明すると、一次引張りシーケンスの完了後、シールヘッド16は 、テンションカム137がテンションアーム138を作動していると引き続き回 転する。二次引張りを実行可能にした状態で、ストラップグリッパ140は、テ ンションアーム138の運動中、ストラップ20をガイドブロック139’”の 下面に押し当てた状態に固定し、それにより何本ものストラップがアキュムレー タ12から引き出されないようにする。テンションアーム138がそのホームポ ジション(図7C)からハイテンションポジション(図7A)までその行程を動 くと、空気圧シリンダ190が解除されて上向きの力を出し、それによりローラ 139がストラップを空気圧シリンダが出せる力に合わせて引っ張ることができ るようにする。制御系200は、空気圧シリンダ190によって供給される力の 大きさを制御できる。空気圧シリンダ190は、バネを用いる後述の変形実施形 態とは異なり、大きな力を出し且つ一定の力を出すことができる。 ンアーム138はそのホームポジションに戻り、ストラップの張力を、後述する ように切断作業に先立って解除する。 図6D〜図6F及び図7D〜図7Fに示す空気圧シリンダ190の変形実施形 態では、バネ押し二次引張りユニット及び電気制御式抑止システムを採用しても よい。変形実施形態は、上述の実施形態と実質的に同じであり、作動又は構成に おける顕著な相違点のみを詳細に説明する。例えば、グリッパホルダ140”は 、グリッパリンク機構140’の一端に回動自在に受け入れられ、グリッパホル ダ はこの中にストラップグリッパ140を受け入れている。テンションアーム13 8のホームポジション(図7F)では、テンションアームは下方に変位され、そ れにより、自由端がテンションアームに回動自在に結合されている作動アーム1 44’を同様に下方に変位させる。しかしながら、ハイテンションポジション( 図7D)では、テンションアーム138、作動アーム144’、グリッパ140 、グリッパホルダ140”及びグリッパリンク機構140は下方に変位され、そ れによりグリッパ軸の第1の端部がガイドブロック139”の下面に当たった状 態で摺動して下方に回動し、それによりストラップグリッパ140をストラップ 及び案内ブロックの下面に上方に押し付ける。グリッパバネ147が、固定フレ ーム部材145’と作動アーム144’との間に結合されている。 バネ142の力設定値は、バンド掛けされるべき特定の物品に応じてオペレー タによる機械的な調節が可能である。テンション調節リンク機構173を動作さ せる調整ノブ172が、容易に接近できるようバンド掛け機の外部に設けられて いる。ピボット組立体182が、テンションバネ142の第1の端部を受け入れ ると共に、テンションアーム138の自由端のところで回動自在に保持されてい る。軸又はボルト183が、テンションバネ142の自由端を貫通し、バネとボ ルトの両方はバネ管142’内に配置されている。ボルト183の端は、回動自 在に固定された張力調整アーム180の上方の第1の端部に当たっている。ロッ ド181の第1の端部が、リンク機構181’を介してローラ180’に結合さ れている。ローラ180’は、ボルト183及び調整アームの回動箇所と反対側 の調整アーム180の上縁部で支持されている。ロッド181の自由端は、テン ションノブ172を回すことにより選択的に手動で位置調整可能であり、それに よりロッド181の自由端に結合されているネジ付きリンク機構172’を駆動 する。オペレータがノブ172を回すと、ネジ付きリンク機構172’(その一 部は、バンド掛け機10のフレームに結合されている)同様に回転してロッド1 81を回動させると共にローラ180’をハイテンションポジション又は大きな 力の位置(図6Fに示す)からピボット箇所に近いローテンションポジションま で移動させる。 抑止ソレノイド141が、ピボット式リンク機構143’を介して抑止レバー 143の自由端に結合されている。抑止レバー143の自由端は、グリッパアク チュエータリンク機構144の作動アーム144’の上面に当たっている。その 結果、制御系200が抑止信号をソレノイド141に送ると、それにより、テン ションアーム138の運動にもかかわらず、抑止レバー143が回動してアーム 144’を下方に変位させ、それによりグリッパリンク機構140’及びストラ ップグリッパ140が上方に移動してストラップに当たることがないようにする 。 二次引張りは、二次テンションユニット15によって生じるストラップの大き な張力がバンド掛けされるべき包装品を損なう場合には抑止される場合が多い。 このモードはオペレータ用タッチスクリーンを介して手動で又は包装品の高さ検 出器によって自動的かのいずれかで選択される。自動モードでは、制御系200 は、所与の包装品についての高さ信号と閾値を互いに比較することができ、もし 高さ信号が閾値よりも小さければ、制御系は抑止信号を空気圧シリンダ190又 はソレノイド141に送る。上述のように、二次引張りは、抑止信号によって使 用不能にされる。この使用不能モードでは、テンションアーム138は、その通 常の経路を動くが、テンションユニットストラップグリッパ140は、グリッパ リンク機構140を下方に引っ張ることにより使用不能になる。図7Bに示すよ うに、第1の実施形態の空気圧シリンダ190は、シリンダロッド193を引っ 込めてシリンダアイ191、L字形ブラケット194及びL字形ブロック195 を下方に引張って、グリッパリンク機構140’が上向きの力をストラップグリ ッパ140に及ぼさないようにする。 変形実施形態の作動も同様である。図7Eに示すように、ソレノイド141は 、抑止レバー143を作動させ、それにより、テンションアーム138に回動自 在に取り付けられている作動アーム144が、上向きの力をストラップグリッパ 140に及ぼすことがないようにする。制御系200が抑止信号をソレノイド1 41に送ると、ソレノイドは抑止レバー143を下方に回動させてアーム144 が上方に動くことがないようにし、それによりストラップグリッパ140を作動 不能にする。 いずれの実施形態でも、テンションアーム138は、カム147がハイテンシ ョンポジションまで回転すると、バネ146の空気圧シリンダ190又はバネ1 42の圧縮力及びバネ146の引張り力を受けて依然として上方に動く。その結 果、ローラレバー139’及びかくしてローラ139は、テンションアーム13 8が同様に上方に回動すると依然として上方に動く。テンションローラが上方に 移動すると、テンションローラ139によって引き取られたストラップの短い部 分は、アキュムレータ12から(包装品の周りからではなく)引き出される。そ の結果、二次テンションアーム138の運動は、包装品の周りのストラップの張 力に何の影響も及ぼさない。送りサイクルが始まると、二次テンションローラ1 39によって残されたストラップの短い部分は容易に引き出され、次のバンド掛 けサイクルのためにトラックガイド132の周りに送られるストラップの一部と なる。シールヘッドユニット 図9A〜図9Cを参照すると、シールヘッド16は、バンド掛けサイクル中に 切断及びシール作業を実行する。シールヘッド16は、主駆動減速機176及び 駆動ベルト177を介してシールヘッド主軸125(図10)を回転させるブラ シレスDCサーボモータ147を採用している。主軸125及びかくしてシール ヘッド16の種々のカムの回転は、主駆動ディジタルエンコーダ178、ホーム ポジション近接スイッチ170及び近接スイッチピックアップ171によって制 御系200によりモニターされ、これらは全て制御系に電気的に結合されている 。このエンコーダ178及び近接スイッチ170の上方は、制御系によってモニ ターされて後述するように閉ループシールヘッドの制御を可能にする。シールヘ ッドは必須の構成要素として、(1)主軸に取り付けられたカム、(2)右側及び左側 のグリッパ148,149、(3)ヒータブレード150、(4)定盤152及び(5) カバースライダ153を有している。 シールヘッドのカムは、相対的なカム位置を維持するようにするために主軸に キー止めされている。主軸又はシールヘッド16が回転すると、カムは動作して 、ストラップシール作業と関連した種々の機構を位置決めする。図11のカムタ イムシャートは、後述する種々のカムの位置及びこれらによって結果的に生じる グリッパ、ヒータブレード及びシールヘッド16の他の構成要素の作動状態を示 している。 右側グリッパ148及び左側のグリッパ149は、一連の歯(図9Aに示す) を備え、右側のグリッパカム157及び左側のグリッパカム158によってそれ ぞれ動作される。右側グリッパ148及び左側グリッパ149は、切断及びシー ル作業中ストラップ20を固定する。加うるに、右側グリッパ148は、一次及 び二次引張りシーケンス中、ストラップの自由端を固定するのに用いられる。ヒ ータカム156が、ヒータブレード150を作動させ、この場合ブレードはオー バーラップ状態のストラップ部分の表面を溶融させるのに用いられ、それにより シールが形成されることになる。制御系200は、バンド掛け機の電力がオン状 態の時に付勢される定電圧高電流PWM回路216(図3)によってヒータブレ ード温度を制御する。制御系200は、本明細書で説明するようにPWM回路2 16に送られるパルスの周波数又は長さを調整することによりヒータブレードの 温度を調節する。 一体形ストラップカッタ154を備えた定盤152が、ストラップの自由端を 供給源から切断すると共に、ヒータブレード150によって溶融状態にあるスト ラップ端部を互いに押し付けてシールを形成するのに用いられる。カバースライ ダ153は、シール作業中定盤152があたる表面となっている。シールヘッド の全体的作動に関するこれ以上の詳細については、米国特許第4,120,23 9号に見出だすことができる。なお、かかる米国特許の内容を本明細書の一部を 形成するものとして引用する。 動作原理を説明すると、まず最初にシールヘッドを回転させると、右側のグリ ッパカム157及び右側のグリッパフォロア161により、右側のグリッパ14 8が上方に摺動して、右側のグリッパのグリッパ歯がストラップの自由端に係合 してこれをカバースライダ153の下面に設けられた対応関係にある歯(図示せ ず)にしっかりと当接保持するようになる。シールヘッド主軸125は、回転し 続け、ストラップトラックガイド132を開放する。トラックガイド132が開 放すると、ストラップは各トラックのコーナに位置した抜取りピン136によっ てトラックガイド132から抜き取られる。トラックが開放されている間、スラ イダカム159が内側のスライダ155を引っ込めて、定盤152及び左側のグ リッパ149をシールヘッド16の前から遠ざける。内側スライダ155の引っ 込み中、定盤及び左側のグリッパカム164,158により、定盤152及び左 側のグリッパ149(左側のグリッパフォロア149’によって)は、上方スト ラップ部分及び下方ストラップ部分の両方のレベルよりも下に下降する。ストラ ップの自由端が右側のグリッパ148によって依然として保持されると共にスト ラップのループは今やトラックガイド132から自由になった状態で、一次引張 りシーケンス(上述した)が始まる。シールヘッド主軸125は回転し続け、そ して一次引張りシーケンスが完了した後、テンションカム137はそのハイテン ションポジションまで回転し、二次引張りシーケンスが上述したように開始する 。 二次引張りシーケンスの完了後、シールヘッド16は回転を続け、ヒータカム 156は、ヒータブレード150を作動させてブレードを上方ストラップ部分と 下方ストラップ部分との間に挿入する。この時間の間、スライダカム159は内 側のスライダ155を再びシールヘッド16の前部に移動させ、定盤156及び 左側グリッパ149を、シールシーケンスの準備のためにストラップ部分の下に 配置する。次に左側グリッパカム156を、左側ギリッパフォロア159’を介 して左側グリッパ149をその上昇位置まで作動させ、ストラップループの左側 の端部を把持する。ストラップを左側グリッパ148及び右側グリッパ149で 固定した後、定盤カム164が定盤152をその上昇加熱位置まで作動させて、 オーバーラップ状態のストラップ部分をヒータブレード150内へ押し込んで加 熱サイクルを行う。 加熱位置へのこの移動中、定盤152に取り付けられたカッタ154は、カッ タ154と右側グリッパフェースとの間の剪断作用によりストラップを源から切 り離す。定盤152は加熱位置への上昇移動を続け、上方ストラップ端部及び下 方ストラップ端部をヒータブレード150内へ押し込む。ストラップ端部は、ヒ ータカムの一時停止時間及びシールヘッド16の回転速度によって定まる期間の 間、ヒータブレード150と接触状態に保たれる。これについては図11を参照 されたい。ヒートポジションでのこの一時停止後、シールヘッド16は回転し続 け、定盤152はシール領域から僅かに下降し、それによりヒータブレード15 0がヒータカムの位置に基づいて引っ込めることができるようにする。ヒータブ レード150をシール領域から引っ込めた後、定盤152は再び上昇して溶融状 態のストラップ端部を互いに押し付けてストラップをシールする。 図11に示すように、定盤152のシール位置は、ヒータブレードの厚さを見 込んで加熱位置よりも僅かに高い。定盤152は、シールヘッド16が回転し続 けている間、シールサイクル全体にわたってこの位置を維持する。シール作業中 、シールヘッド16を通るストラップ経路は整列して、上述の送りサイクルが始 まることができるようになる。シールヘッド16は、右側グリッパ148、左側 グリッパ149及び定盤152が僅かに下降してカバースライダ153の下面に 加わる上方ロード力を抜くと、シールサイクルの終りまで回転し続ける。次に、 スライダカム159は、カバースライダ153を作動させてこれを開放し、スト ラツプを解除して再び閉鎖して次のサイクルを開始する。カバースライダ153 が閉じると、その時点で送られているストラップは、シールヘッド16に接近し て送りを完了する。ストラップの端部がシールヘッド16に入ると、送り/引張 り制御系200により、モータ126は定盤をちょうど過ぎたところで所定の且 つ制御された停止状態まで減速する。バンド掛けサイクルは今や完了しており、 次のサイクルの準備ができている。制御系及び動作ルーチン 図3を参照すると制御系200が詳細に示されている。公知のように、機械式 装置は代表的には、特定の力を特定の期間にわたって及ぼすよう設計されている 。制御系200によって得られる大きな利点は、力及びこれらの適用時間がプロ グラムできることである。この制御により、機械は未知の設計仕様及び要件に合 わせて改造したり実行することができる。加うるに、プログラマブルコントロー ラの機能とサーボ制御の機能を組み合わせることによって達成される相当大きな コストの節減は、この機械の概念を実行可能にする。制御系200は必須の構成 要素として、(1)マイクロプロセッサ202、(2)不揮発性フラッシュメモリ20 4、(3)RAMメモリ206、(4)監視用回路208、(5)ディジタル入力210 及びディジタル出力212、(6)アナログ入力214及びアナログ出力216、 (7)サーボモータを制御する4つの専用マイクロコントローラ218を有して いる。制御系はまた、リアルタイムクロック及び2つのタイマ、2つのエンコー ダ信号入力222及び3つの双方向シリアルポート224を有するクロック回路 2 20を有している。種々の構成要素204〜224が、バス226によってマイ クロプロセッサ202に結合されている。 用いられるマイクロプロセッサ202は好ましくは、インテル・コーポレーシ ョン製の80C196NPである。80C196NPマイクロプロセッサは現在 、(1)25MHzの動作、(2)1000バイドのレジスタRAM、(3)レジスタ 間アーキテクチャ、(4)32I/Oポートピン、(5)16個の優先順に配置された 割込み源、(6)4つの外部割込みピン及びマスク不可能書込み(NMI)ピン、 (7)直角位相計数機能を備えた2つのフレキシブル16ビットタイマ/カウン タ、(8)高ドライブ機能を備えた3つのパルス幅変調(PWM)出力、(9)専用 ボーレート発生器を備えた全二重シリアルポート、(10)周辺トランザクション サーバ(PTS)、(11)4つのハイスピード収集/比較チャネルを備えた事象処 理プログラムアレイ(EPA)を有している。EPAは、本明細書で説明するよ うにストラップピンチ力及びヒータブレード温度を制御する互いに別個のパルス 幅変調信号を発生するのに用いられる。PTSは、各バンド掛けサイクル中、あ る特定の操作のタイミングを適当に取るためのバックグラウンド計数及び調時機 能を実行するのに用いられる。 不揮発性フラッシュメモリ204は、プロセッサによって再プログラム可能で ある。フラッシュメモリは好ましくは、マイクロプロセッサが本明細書で記載し た種々の操作を実行するよう動作するルーチン300を含むよう再プログラミン グされている。ルーチン300は、図12A〜図12Dのフローチャートと関連 して以下に詳細に説明する。重要なこととして、フラッシュメモリを用いること により、ルーチンを、構成部品を変更する必要なく、制御系内で変えることがで きる。 監視用回路208は、従来型ウォッチドッグタイマ及び従来型電源異常検出回 路を備えている。ウォッチドッグタイマは、もしプログラムが所定の期間後タイ マを周期的にポーリングしてリセットすることがないならば、プロセッサ202 に割り込む。もしウォッチドッグタイマがタイムアウトすると(時間切れになる と)、ウォッチドッグタイマは代表的には、プログラム又はプロセッサの故障が 生じた時に、プロセッサをリセットするであろう。電源異常検出により、制御系 は電源の故障を検出して、機械を決まった順序で運転停止する(例えば、ヒータ ブレード150をパワーダウンする)。 制御系200は好ましくは、32のディジタル入力、24のディジタル出力、 4つのアナログ入力、4つのアナログ出力及び2つのパルス幅変調出力を採用し ている。ディジタル入力210及びディジタル出力212は、調整され(フィル ター掛けされ)、公知の光電分離回路(図示せず)を用いて光学的にコントロー ラボードから分離されている。光学的分離は、工業的環境においてしばしば生じ る電圧のスパイク及び電気ノイズを制限する。ストラップ排出スイッチ112、 ローストラップセンサ26、ホール効果センサ123、近接センサ130、スト ラップセンサ166、ホームポジション近接スイッチ170は、ディジタル入力 210に結合されている。コイルブレーキ110、アキュムレータドアソレノイ ド121、及び抑止ソレノイド141は、ディジタル出力212に結合されてい る。主駆動エンコーダ178及び送り及び引張りエンコーダ179は、2つの入 力222に結合されている。アナログ入力216により、コントローラボードは 、特定の要件を持つ用途のために多種多様なアナログセンサ、例えば光電及び超 音波測定装置を用いることができる。 双方向シリアルポート224により、制御系200は外部の装置と連続できる 。例えば、制御ポートのうち1つは、従来型ディスプレイ装置、例えばタッチ式 LCDスクリーンでディスプレイ情報をオペレータに提供する。第2の連絡ポー トが、制御系200を外部の診断装置に結合できる。第3の連絡ポートをモデム に結合して情報を通信回線で制御系と変革の場所との間で交換できるようにする のがよい。さらに、制御系200は、フラッシュメモリ204を再プログラミン グすることにより、連絡ポート224のうち1つを介して再プログラミングでき る。図示していないが、制御系200は、制御系への信号入力及び制御系からの 出力を増幅し又は調整する増幅器及びフィルタ回路をさらに有するのがよい。例 えば、増幅器は、高電流信号をヒータブレードに与えるためにPWM出力216 とヒータブレード150との間に採用できる。 4つのマイクロコントローラ218は好ましくは、ナショナル・セミコンダク ター・コーポレーション製のLM628Motion Controlチップであり、これは 本質的には専用マイクロプロセッサである。したがって、マイクロコントローラ 218は、サーボモータを制御するために高レベル命令に応答する。制御プログ ラム又はルーチン300(以下に説明する)は、回転数、加速度及び速度を決定 する。この情報は、マイクロコントローラ218に伝えられ、このマイクロコン トローラは台形の動作プロフィールをコンピュータ処理して実行する。公知のよ うに、台形の動作プロフィールは、一定の終速度への速度の処理増加分を決定し 、しかるのちバンド掛け機10によって採用されているサーボモータについても 速度の減少分を決定する。マイクロコントローラ218は、モータに取り付けら れたディジタルエンコーダ178,179からのモータ位置フィードバックを受 け取る。すると、マイクロコントローラ218は外部電力増幅器(図示せず)に 信号を送って適正な電圧及び電流を制御モータの動作に与える。マイクロコント ローラ218は、その時点でのモータ位置と所望の位置とを比較し、次に駆動信 号を毎秒3000回以上更新する。 次に、図12A〜図12Bのフローチャートを参照して、バンド掛け機10に 関する制御系200の動作全体を説明する。バンド掛けサイクルを始めるために 、バンド掛け機10には上述したようにバンド掛け材料20をロードしなければ ならない。したがって、ステップ102では、プロセッサ202は、ストラップ センサ166がストラップ存在信号を出しているかどうかを判定することにより 、バンド掛け機10内にテープ材料20があるかどうかを判定する。ストラップ がなければ、ステップ304において、プロセッサ202は、図12Cと関連し て以下に説明するロードシーケンスを実行する。 バンド掛け機10にストラップがあれば、ステップ306において、プロセッ サ202は、バンド掛け機が手動モードであるか、或いは自動モードであるかを 判定する。オペレータがステップ310において手動モードの開始ボタンを押す ことにより、或いは自動モードにおいて(ステップ310)包装品導入信号によ ってバンド掛けサイクルを開始させる。ステップ310において、プロセッサ2 02は、高さセンサからの高さ信号又はオペレータによる選択情報を受け取って 一次及び/又は二次引張りを特定の包装品に対して行うべきかどうかを判定する 。 オペレータによって開始される開始信号又は包装品がトラック14に入ったこ とによる自動開始信号のいずれかに応答して、マイクロプロセッサ202はステ ップ312において、シールヘッド駆動装置の主駆動サーボモータ147を作動 させる。サーボモータ147は、加速度及び終速度を制御する所定の動作シーケ ンスに応じてシールヘッド16を回転させ始める。ステップ312において、プ ロセッサ202及びマイクロコントロール218のうちの1つは、所定の動作プ ロフィールにしたがってサーボモータ147を制御する。代表的なバンド掛けサ イクルは、図3の制御系200によって実行される図12A〜図12Dのルーチ ン300に属するステップだけでなく、シールヘッド16によって実行される図 11の調時ダイヤグラムに属する左側グリッパ、右側グリッパ、スライダ及び定 盤の運動等の種々の動作をも含む。バンド掛け機10の作動の完全な理解を得る ために、図12A〜図12Dのルーチン300のステップを、図11のカム調時 ダイヤグラムでシールヘッド16によって実行される各種作動と関連して以下に 説明する。したがって、シールヘッド16が回転し始めると、右側グリッパのカ ム調時プロフィールにより、右側グリッパフォロア161がグリッパバネ162 を解除し、右側グリッパ148が定位置に上昇してストラップの自由端を右側グ リッパ148とカバースライダ153との間に把持するようにする。また、この 第1のシーケンス中、スライダカム159は内側のスライダ155をシール領域 から引き離して引張りシーケンスの準備を行う。 内側スライダ155の動作中、先に送られたストラップは、中央のストリッパ 163によって定盤152及び左側グリッパ149のスロットから抜き取られる 。定盤152及び左側グリッパ149が引き戻されると、これらのそれぞれのカ ムにより、これらは抜き取られているストラップの高さ位置よりも下に下降する 。この下方運動により、定盤152及び左側グリッパ149は、シールシーケン スの開始時に2つのストラップ部分の下に戻る。 それと同時に、トラックカム131がトラックガイド132を開放し、ストラ ップはトラックカバー135に取り付けられたストリッパピン136によってト ラックガイド132から抜き取られる。トラックガイド132が開いた後、マイ クロプロセッサ202は、ステップ314において送り及び引張りサーボモータ 126を作動させる。サーボモータ126は、加速度及び終速度を制御する所定 の動作シーケンスにしたがってストラップを迅速に引っ込め始める。ステップ3 14において、マイクロプロセッサ202はまた、送り/引張りエンコーダ17 9からの張力エンコーダパルス及び近接センサ130からの近接センサ信号をモ ニタする。 ステップ316において、プロセッサ202は、送り及び引張りエンコーダ1 79から受け取ったエンコーダパルスの数が、所定の値に等しいかどうかを判定 する。上述のように、ループサイズ制御モードでは、プロセッサ60は、送り及 び引張りエンコーダ179及び/又は近接センサ130からのパルス信号をモニ タすることにより所定のループサイズに引き下げる。マイクロプロセッサが所定 数のパルスを受け取ると、ステップ318においてプロセッサは一次引張りが実 行可能であるかどうかを判定する。もしそうならば、プロセッサ202は、送り 及び引張りエンコーダ179からの信号と近接センサ130からの信号の差が、 所定の閾値よりも大きいかどうかを判定する。ストラップが包装品に接触すると 、送り及び引張り駆動ローラ127とソレノイド128が設けられたピンチロー ラ129との間に滑りが生じる。この滑り又は速度差は、プロセッサ202が送 り及び引張りエンコーダ179及びピンチローラ129のところの近接センサ1 30をモニタするとプロセッサ202によって検出される。所定の速度差が検出 された後、プロセッサ202はステップ320において、モータ命令を出してモ ータを減速してその位置を維持する。変形例として、プロセッサ202は、ステ ップ310を省略することができる。その結果、サーボモータ126は、例えば 上述のループサイズ制御モードのもとで所定量だけストラップ20を引っ込める 。例えば、小さな束をバンド掛けする時などに、トラック14のサイズが各バン ド掛けサイクル中ストラップの小さなループをもたらすほど小さい場合、ステッ プ318を省略することができる。 一次引張りシーケンス中、シールヘッド16は、回転し続け、シールヘッド1 6の回転速度によって定まる時間の経過後、二次張力カム137は、テンション アーム138をその経路にわたって移動させ、それにより空気圧シリンダ90又 はバネ押しテンションローラ139が最終的な張力をストラップに及ぼすことが できるようにする。ステップ322では、プロセッサ202は、二次引張りが、 束の高さセンサからの入力又はオペレータの入力のいずれかに基づいて実行不能 であることが必要であるかどうかを判定する。もし二次引張りが実行不能である ことが必要であれば、プロセッサ202は、抑止信号を空気圧シリンダ190に 送ってシリンダロッド193が二次引張り中に伸長することがないようにする。 しかしながら、二次引張りが実行不能ではない場合、ステップ324において、 テンションアーム138が上方へ動き始めると、ストラップグリッパ140は、 グリッパアーム144及びテンションアーム138が上方へ移動している時にス トラップを固定する。ストラップグリッパ140は、二次引張り作業中、ストラ ップに接触してこれを固定し、ストラップが、アキュムレータ12から引張られ るのではなく、ストラップの周りに引張られるようにする。引張り作業中、シー ルヘッド16は引き続き回転し、ヒータカム156はヒータブレード150を上 方ストラップ部分と下方ストラップ部分との間に差し込んで、シール作業の準備 を行う。 二次引張りシーケンスが完了すると、シールヘッド16は引続き回転して定盤 152及び左側グリッパ149をシールヘッド16の前に位置すると共に上方ス トラップ部分及び下方ストラップ部分の下に位置する位置へ戻す。シールヘッド 16が引き続き回転している間、左側グリッパカム158は左側グリッパ149 を、ストラップをカバースライダ153に押し付けて固定する位置まで上昇させ る。両方のストラップ端部を固定した後、テンションカム137は二次テンショ ンアーム138を開放してストラップが張力を受けて切断することはないように する。 シールヘッド16は引続き回転し、定盤カム164は定盤152を上方に押し てそれによりストラップ端部をヒーターブレード150内へ押し込む。定盤15 2が上方に移動すると、定盤に取り付けられたカッタ154が、専断作用を右側 グリッパのフェースに及ぼしてストラップを切断する。ヒータブレード150が ストラップ端部に接触してこれらをシールすると、プロセッサ202はステップ 326において、ヒータブレード150に流れる電流を調整してブレードがスト ラップ端部をオーバーヒートさせないでこれらを確実にシールするほど十分熱を 提供できるようにする。 シールヘッド16が引き続き回転すると、定盤152は上方へ移動し続けて、 2つのストラップ部分をヒータブレード150内へ押し込み、ここで2つのスト ラップ部分はヒーターカムの一時停止時間によって定まる期間の間接触状態のま まになる。この一時停止中、ヒータブレード150と接触しているストラップ部 分は表面が溶ける。一時停止期間の終り近くでは、定盤カム164により、定盤 152は僅かに加工し、ヒータカム156がヒータブレード150を2つのスト ラップ部分相互間から引っ込めることができるようになる。 ヒータブレード150がシール領域を通過した後、定盤152は再び上昇して 2つの互いにオーバーラップしているストラップ端部を互いに押し付けてシール を形成する。定盤カム164により、定盤152はこの位置で一時停止し、シー ルを放冷する。この一次停止期間中、次のストラップサイクルの送りシーケンス がステップ327で始まる。このシーケンスを開始させるため、プロセッサ20 2はステップ327においてフォワード又正方向の命令を送り及び引張りモータ 126に出してモータを終速度まで加速して所定量のストラップをトラックガイ ド132中へ押し込む(バンド掛け機械に対する電力が与えられている時はいつ でもピンチソレノイド128は働いている)。 シール作業の完了後、左側グリッパ、右側グリッパ及び定盤152は僅かに下 降し、スライダカム159は幅スライダ153を開放させてストラップを解除さ せることができる。引張り作業からの保持状態のストラップ張力は、ストラップ を上方へ引っ張ってシールヘッド16から遠ざける。次に、スライダカム159 はカバースライダ153をその閉鎖/ホームポジションに戻し、シールヘッドの 回転が止まる。シールシーケンス中、ストラップはステップ327において送り が続けられており、かくしてバンド掛け機10は次のバンド掛けサイクルの準備 ができている。カバースライダ153がバンド掛けサイクルの終りでその閉鎖/ ホームポジションに達した後直ぐに、ストラップの自由端は再びシールヘッド1 6に入って定盤152をちょうど過ぎたところで停止する。 ステップ328において、プロセッサ202は、ストラップアキュムレータ1 2がホール効果センサ123からの信号をモニタすることによりロー状態である かどうかを判定する。ストラップアキュムレータ12がロー状態であるかどうか についての判定は、連続的に且つ上述のバンド掛けサイクルのとは独立して行わ れる。プロセッサ202がホール効果センサ123からの信号から、アキュムレ ータに入っているストラップの量が不十分であることを判定すると、プロセッサ は正方向命令をアキュムレータモータ122に送る。これに応答して、アキュム レータモータ122は、プロセッサ202がホール効果センサ123からのアキ ュムレータ満杯信号又はストラップ排出スイッチ112からのストラップ残量僅 少信号を受け取るまで、ストラップを一次又は二次ディスペンサ11から巻き出 してアキュムレータ12に入れる。これに応答して、プロセッサ202はアキュ ムレータモータ122を非動作状態にする。ステップ332において、プロセッ サ202は、ストラップ排出スイッチ112をモニタすることによりストラップ 20が減少したかどうかを判定する。プロセッサ202がステップ332におい てストラップ排出信号を検出すると、ステップ334においてプロセッサは、図 12Dと関連して以下に説明するストラップ引込みシーケンスを実行する。 図12Cを参照すると、例示のロード/送りルーチン340が、ステップ34 1で始まり、ここでプロセッサ202は、オペレータがロード押しボタン(図示 せず)を押すことによって生じるロード開始信号を受け取る。ステップ342で は、プロセッサ202は、正方向命令をアキュムレータモータ122に送り、し たがってピンチローラ114及び駆動ローラ115が回転してストラップをアキ ュムレータ12内へ導入する。ステップ344では、プロセッサ202は、アキ ュムレータドアソレノイド121を作動させ、ストラップがアキュムレータドア 119内のガイド130を通って送り及び引張りユニット13内へ案内されるよ うにする。 ステップ346では、プロセッサ202は、ストラップセンサ166からのス トラップ存在信号を検出する。しかるのち、ステップ348において、プロセッ サ202は、アキュムレータドアソレノイド121を非動作状態にする。ステッ プ350では、アキュムレータモータ122は引続きストラップをディスペンサ 11からアキュムレータ12内へ押し込み、ついにはプロセッサ202がホール 効果センサ123から満杯信号を受け取る。しかるのち、ステップ352では、 プロセッサ202は、アキュムレータモータ122を非動作状態にする。ステッ プ354では、プロセッサ202は、ちょうどプロセッサがストラップセンサ1 66からのストラップ存在信号を受け取るまで、正方向命令を低速で送り及び引 張りモータ126に送る。これに応答して、プロセッサ202はストラップのゼ ロ点を定める。 ステップ356では、プロセッサ202は、ストラップをトラック14中へ送 る上述の送りシーケンスを実行する。概要を述べると、プロセッサ202は送り 及び引張りエンコーダ179からのエンコーダパルスの所定数に基づいて、所定 量のストラップをトラック14中へ送り込む。しかるのち、プロセッサ202は メインルーチン300に戻る。 図12Dを参照すると、例示のストラップ引込みルーチン360が示されてい る。ステップ362では、プロセッサ202は、アキュムレータモータ122を 非動作状態にし、残りのストラップがアキュムレータ内へ引き込まれないように する。もし残りのストラップが完全にアキュムレータ内に引き入れられると、ス トラップは一般に、自動的には放出することができない。ステップ364では、 プロセッサ202により、バンド掛け機10は、アキュムレータがロー(即ち、 満杯ではない)という適当な信号プロセッサに送るまで、バンド掛けサイクルを 続行する。これに応答して、ステップ366では、プロセッサ202は、逆方向 の命令を送り及び引張りモータ126及びアキュムレータモータ122に送り、 それによりこれが任意のストラップをトラック14及びアキュムレータ12から 引っ込めるようにする。送り及び引張りモータ126及びアキュムレータモータ 122は、同時に逆転して引込みサイクルを促進する。しかる後、ステップ36 8では、プロセッサ202は、逆方向命令をアキュムレータモータ122に送り 、それによりアキュムレータモータはアキュムレータ内のストラップの残りの部 分を放出する。ステップ370では、プロセッサ202は、図12Cのロードル ーチン340を開始させる。 本発明の特定の実施形態を例示のために説明したが、当業者には明らかなよう に、種々の設計変更を本発明の精神及び範囲から逸脱すること無く想到できる。 たとえば、バンド掛け機10は、種々のサイズの束へのバンド掛けの利用及び一 貫性が得られるようにするために追加の信号を出力する追加センサ及びエンコー ダを備えることができる。さらに、上記の全ての米国特許の開示内容全体を本明 細書の一部を形成するものとして引用する。当業者には分かるように、米国特許 の教示を、本明細書の詳細な説明に基づいて本発明の特徴で設計変更したり改造 できる。本願により開示された本発明の教示を他の結束システムに利用でき、必 ずしも新聞紙又は雑誌のような物品の結束に限定されない。 さらに、本発明をバンド掛け機に利用されるものとして一般的に説明したが、 本発明の原理は可撓性のテープ状の材料を取り扱う他の機械にも利用できる。上 記の詳細な説明に照らして本発明の上記設計変更及び他の設計変更を行うことが できる。一般に、添付の請求の範囲において、使用されている用語は、本発明を 本明細書及び請求の範囲に記載された特定の実施形態に限定するものではなく、 請求の範囲に従ってテープ状材料を取り扱う全てのシステムを包含するものであ る。したがって、本発明は明細書によっては限定されず、本発明の範囲は、請求 の範囲に記載された事項に基づいて定められる。
【手続補正書】 【提出日】平成11年10月5日(1999.10.5) 【補正内容】 請求の範囲 1.トラック内に配置された1又は2以上の物品をテープ状の材料で結束する装 置に用いられる駆動ユニットであって、第1のサーボモータと、第1のサーボ モータにより回転自在に受け入れられる駆動ローラと、駆動ローラに結合され ていて、駆動ローラの位置を表す駆動ローラ信号を出力するモータエンコーダ と、駆動ローラに押し付けられて駆動ローラと一緒になってテープ状材料の自 由端を第1のサーボモータの制御の下でトラックの周りに送るピンチローラと 、ピンチローラに結合されていて、ピンチローラの位置を表すピンチローラ信 号を出力する位置センサと、第1のサーボモータ、モータエンコーダ及び位置 センサに電気的に結合されていて、正方向信号を第1のサーボモータに送って トラックの周りへのテープ状材料の送りを制御したり、逆方向信号を第1のサ ーボモータに送って物品の周りのテープ状材料の張り具合を制御する制御ユニ ットとを有し、制御ユニットは、駆動ローラ信号及びピンチローラ信号をモニ ターして駆動ローラ信号及びピンチローラ信号が第1の選択された値に対して 所定の関係をもつと第1のサーボモータを停止させることを特徴とする駆動ユ ニット。 2.送り及び引張りユニットが、ピンチローラに結合されたピンチソレノイドを 含み、該ピンチソレノイドは、これに送られたピンチソレノイド信号に基づい て選択可能な付勢力でピンチローラを駆動ローラに押し付け、制御ユニットは 、ピンチソレノイドに電気的に結合されていて、ピンチソレノイド信号をピン チソレノイドに送ることを特徴とする請求項1記載の駆動ユニット。 3.制御ユニットは、トラックの周りへのテープ状材料の送り中、第1のピンチ ソレノイド信号をピンチソレノイドに送り、ピンチソレノイドは、第1のピン チソレノイド信号に応答して弱い付勢力を出し、制御ユニットは駆動ローラ信 号及びピンチローラ信号をモニターして、駆動ローラ信号及びピンチローラ信 号が送り誤り信号を表す第2の選択された値に対する所定の関係をもつと第1 のサーボモータを逆転させることを特徴とする請求項2記載の駆動ユニット。 4.制御ユニットは、トラック周りのテープ状材料の引張り中、第2のピンチソ レノイド信号をピンチソレノイドに送り、ピンチソレノイドは、第2のピンチ ソレノイド信号に応答して強い付勢力を出し、制御ユニットは、駆動ローラ信 号及びピンチソレノイド信号をモニターして、駆動ローラ信号及びピンチソレ ノイド信号が、テープ状材料が駆動ローラとピンチローラとの間で滑っている ことを表す第1の選択された値に対する所定の関係をもつと第1のサーボモー タを停止させることを特徴とする請求項2記載の駆動ユニット。 5.モータエンコーダはディジタルエンコーダであり、駆動ローラ信号はディジ タル信号であり、位置センサは一対の誘導性センサを含み、ピンチローラは誘 導性センサの近くに複数の一定間隔で半径方向に設けられた穴を有し、ディジ タルエンコーダ及び誘導性センサは、直角位相信号を制御ユニットに送ること を特徴とする請求項1記載の駆動ユニット。 6.トラック内に配置された1又は2以上の物品を細長い平らな面を備えたテー プ材料で結束する装置に用いられるテープ材料引張りユニットであって、付勢 された状態のローラと、該付勢ローラに近接して且つテープ材料の上流側部分 に隣接して位置決めされたグリッパユニットとを有し、グリッパユニットは、 付勢ローラがテープ材料の下流側部分をテープ材料の平らな面に垂直な方向に 押してテープ材料を物品の周りに引っ張っている間、テープ材料の上流側部分 を把持でき、前記テープ材料引張りユニットは更に、該テープ材料引張りユニ ットを抑止信号に応答して選択的に使用不能にする電気式抑止ユニットと、抑 止ユニットに電気的に結合された制御ユニットとを有し、制御ユニットは、抑 止信号を抑止ユニットに送ってテープ材料引張りユニットを選択的に解除する ことを特徴とするテープ材料引張りユニット。 7.付勢ローラに結合されていて、付勢ローラによりテープ材料の上流側部分に 及ぼされる張力の選択的調節を可能にする張力調節組立体を更に有することを 特徴とする請求項6記載のテープ材料引張りユニット。 8.張力調節組立体は、調節レバー及び調節レバーの第1の端部と付勢ローラと の間に設けられた圧縮バネを有し、調節レバーは,圧縮バネにより付勢ローラ に及ぼされる張力を増減するよう選択的に回動できることを特徴とする請求項 7記載のテープ材料引張りユニット。 9.張力調節組立体は、付勢ローラに結合された空気圧シリンダを含むことを特 徴とする請求項7記載のテープ材料引張りユニット。 10.電気式抑止ユニットは、抑止信号に応答して付勢ローラを使用不能位置に 動かす空気圧シリンダを含むことを特徴とする請求項6記載のテープ材料引張 りユニット。 11.制御ユニットに結合されたサーボモータと、該サーボモータに結合されて いてサーボモータによりホームポジションからテンションポジションに駆動さ れるテンションアームとを更に有し、付勢ローラは、テンションアームに回転 自在に結合されていて、テンションアームがテンションポジションに移動する とテープ材料の下流側部分をテープ材料の方向に対し横断する方向に押し、グ リッパユニットは、テープ材料を走行させる表面を備えたガイドブロックと、 第1の端部がテンションアームに対して回動自在に保持され、自由端でグリッ パヘッドを回動自在に保持するグリッパアームとを有し、テンションアームは 、グリッパアーム及びグリッパヘッドをガイドブロックの表面に当たるよう差 し向け、制御ユニットが引張り信号をサーボモータに送ってサーボモータがテ ンションアームをホームポジションからテンションポジションに移動させたと きに、グリッパヘッドがガイドブロックの表面に当たると第1の上流側部分を これらの間に固定することを特徴とする請求項6記載のテープ材料引張りユニ ット。 12.テープ材料のディスペンサ、トラック、第1のモータ駆動式ピンチローラ ユニット、及びモータ駆動式テープ材料切断及び固定ユニットを有していて、 トラック内に配置された1又は2以上の物品をテープ状の材料で結束する装置 の制御方法であって、第1のピンチローラユニットを正方向に駆動する段階と 、テープ材料をディスペンサからトラックの周りに送る段階と、切断及び固定 ユニットを作動させてテープ材料の自由端を固定する段階と、第1のピンチロ ーラユニットを逆転させる段階と、テープ材料を物品の周りに引っ張る段階と 、テープ材料の位置をモニターする段階と、テープ材料のモニターされた位置 が選択された値に対して所定の関係をもつと第1のピンチローラユニットを停 止させる段階と、テープ材料の自由部分と上流側部分を互いにしっかりと固定 す る段階と、テープ材料の上流側部分をテープ材料の残部から切り離す段階とを 有することを特徴とする方法。 13.結束装置は、二次引張りユニットを有し、前記方法は更に、二次引張りユ ニットが物品に適用されるべきではないかどうかを判定する段階と、二次引張 りユニットを非動作状態にして二次引張りユニットが物品に適用されないよう にする段階とを有することを特徴とする請求項12記載の方法。 14.第1のピンチローラユニットは、駆動ローラ及びピンチローラを有し、テ ープ材料の位置をモニターする段階は、駆動ローラ及びピンチローラからの位 置信号をモニターする段階と、駆動ローラ信号とピンチローラ信号との差を求 める段階とから成ることを特徴とする請求項12記載の方法。 15.第1のピンチローラユニットは、駆動ローラ及びピンチローラを有し、ピ ンチローラユニットを逆転させる段階は、駆動ローラとピンチローラのうち一 方からのパルス信号をモニターする段階と、駆動ローラとピンチローラのうち 一方が選択された数のパルス信号を出すまでピンチローラユニットを逆転させ る段階とから成ることを特徴とする請求項12記載の方法。 16.結束装置は、蓄積コンパートメント満杯センサを備えたテープ材料蓄積コ ンパートメント及び第2のモータ駆動式ピンチローラユニットを有し、前記方 法は更に、蓄積コンパートメントセンサからコンパートメント残量僅少信号を 受け取る段階と、第2のピンチローラユニットを正方向に駆動してテープ材料 を蓄積コンパートメント内に送り込む段階と、コンパートメント満杯信号が出 ているかどうかにつき蓄積コンパートメント満杯センサをモニターする段階と 、コンパートメント満杯信号を受け取ると第2のピンチローラユニットを停止 させる段階とを有することを特徴とする請求項12記載の方法。 17.蓄積コンパートメントは、選択的に係合可能なテープ材料ロードガイドを 有し、前記方法は更に、ロードガイドを係合させる段階と、第2のピンチロー ラユニットを正方向に駆動してテープ材料をロードガイドを通して第1のピン チローラユニット内へ送り込む段階と、ストラップの自由端を検出する段階と 、ロードガイドを解除する段階とを有することを特徴とする請求項16記載の 方法。 18.テープ材料の自由端が最初に検出されるまで第1のピンチローラを低速で 正方向に駆動させる段階と、テープ材料についてゼロポジション位置を定める 段階とを更に有することを特徴とする請求項17記載の方法。 19.ディスペンサ上のテープ材料の端を検出する段階と、第1及び第2のピン チローラを逆転させてテープ材料の残りの部分を蓄積コンパートメントから出 す段階とを更に有することを特徴とする請求項16記載の方法。 20.1又は2以上の物品を可撓性ストラップ材料で結束する装置であって、フレ ームと、フレームにより保持されたストラップ材料のディスペンサと、フレー ムに固定されていて、ストラップ材料の自由端をディスペンサから受け取る入 口及び出口を備えているストラップ材料蓄積コンパートメントと、一群の物品 に隣接した状態でフレームによって保持されていて、ストラップ材料の一部を 一群の物品の周りに、しかしながらこれから間隔を置いて解除自在に受け取る トラックと、ストラップ材料蓄積コンパートメントの出口のところでハウジン グにより保持されていて、第1のサーボモータ、第1のサーボモータにより回 転自在に受け入れられる駆動ローラ、駆動ローラに結合されていて、駆動ロー ラの位置を表す駆動ローラ信号を出すモータエンコーダと、位置センサ、駆動 ローラに押し付けられるピンチローラを有する送り及び引張りユニットとを有 し、ピンチローラ及び駆動ローラがストラップ材料の自由端を第1のサーボモ ータの制御の下でトラックの周りに送るようになっており、位置センサはピン チローラに結合されていて、ピンチローラの位置を表すピンチローラ信号を出 力し、前記結束装置は更に、トラック及び送り及び引張りユニットに隣接して フレームによって保持された切断及びシールユニットを有し、該シールユニッ トは、第1及び第2のハンドグリッパアームを作動させる第2のサーボモータ を有し、第1のグリッパアームは、ピンチローラ及び駆動ローラが第1のサー ボモータの制御の下でストラップ材料の第1の上流側部分を引っ込めて物品の 周りでのストラップ材料の一次引張りを行っている間、ストラップ材料の自由 端を保持し、第2のグリッパアームは、一次引張りに続き、ストラップ材料の 第2の上流側部分を保持し、シールユニットは、第2のサーボモータの制御の 下で作動可能であって、それそれ、ストラップ材料の自由端及び第2の上流側 部分を互いにシールし、第2の上流側部分をストラップ材料の残部から切り離 す加熱及び切断部材を有し、前記結束装置は更に又、フレームによって保持さ れていて、ストラップ材料の第1の上流側部分に隣接して付勢ローラ及びグリ ッパユニットを有する二次引張りユニットを有し、グリッパユニットは、付勢 ローラがストラップ材料の下流側部分をストラップ材料の方向に対し横断する 方向に押して、加熱及び切断部材によるシール及び切断に先立って物品の周り でのストラップ材料の二次引張りを行っている間、ストラップ材料の第2の上 流側部分を把持でき、二次引張りユニットは、抑止信号に応答して二次引張り ユニットを選択的に使用不能にする電気式抑止ユニットを有し、前記結束装置 は更に、第1のサーボモータ、モータエンコーダ、位置センサ、第2のサーボ モータ及び抑止ユニットに電気的に結合された制御ユニットを有し、制御ユニ ットは、正方向信号を第1のサーボモータに送ってトラックの周りでのストラ ップ材料の送り具合を制御したり、逆方向信号を第1のサーボモータに送って 物品の周りでのストラップ材料の一次引張り具合を制御し、制御ユニットは、 駆動ローラ信号及びピンチローラ信号をモニターして、駆動ローラ信号及びピ ンチローラ信号が第1の選択された値に対して所定の関係をもつと第1のサー ボモータを停止し、制御ユニットは、抑止信号を抑止ユニットに送って二次引 張りユニットを選択的に解除することを特徴とする装置。 21.送り及び引張りユニットは、ピンチローラに結合されたピンチソレノイド を含み、該ピンチソレノイドは、これに送られたピンチソレノイド信号に基づ いて選択可能な付勢力でピンチローラを駆動ローラに押し付け、制御ユニット は、ピンチソレノイドに電気的に結合されていて、ピンチソレノイド信号をピ ンチソレノイドに送ることを特徴とする請求項20記載の装置。 22.制御ユニットは、トラックの周りへのテープ状材料の送り中、第1のピン チソレノイド信号をピンチソレノイドに送り、ピンチソレノイドは、第1のピ ンチソレノイド信号に応答して軽い付勢力を出し、制御ユニットは駆動ローラ 信号及びピンチローラ信号をモニターして、駆動ローラ信号及びピンチローラ 信号が送り誤り信号を表す第2の選択された値に対する所定の関係をもつと第 1のサーボモータを逆転させることを特徴とする請求項21記載の装置。 23.二次引張りユニットは、付勢ローラに結合されていて、付勢ローラにより テープ材料の上流側部分に及ぼされる張力の選択的調節を可能にする張力調節 組立体を有することを特徴とする請求項20記載の装置。 24.張力調節組立休は、調節レバー及び調節レバーの第1の端部と付勢ローラ との間に設けられた圧縮バネを有し、調節レバーは,圧縮バネにより付勢ロー ラに及ぼされる張力を増減するよう選択的に回動できることを特徴とする請求 項23記載の装置。 25.二次引張りユニットは、第2のサーボモータに結合されていて第2のサー ボモータによりホームポジションからテンションポジションに駆動されるテン ションアームを有し、付勢ローラは、テンションアームに回転自在に結合され ていて、テンションアームがテンションポジションに移動するとテープ材料の 下流側部分をテープ材料の方向に対し横断する方向に押し、グリッパユニット は、テープ材料を走行させる表面を備えたガイドブロックと、第1の端部がテ ンションアームに対して回動自在に保持され、自由端でグリッパヘッドを回動 自在に保持するグリッパアームとを有し、テンションアームは、グリッパアー ム及びグリッパヘッドをガイドブロックの表面に当たるよう差し向け、グリッ パヘッドが回動してガイドブロックの表面に当たると第1の上流側部分をこれ らの間に固定することを特徴とする請求項20記載の装置。 26.二次引張りユニットは、付勢ローラと制御ユニットとの間に結合された空 気圧ピストンを有し、制御ユニットは、張力を付勢ローラに及ぼすようにする 引張り信号を出すことを特徴とする請求項20記載の装置。 27.電気式抑止ユニットは、制御ユニットに結合された空気圧シリンダを有し、 空気圧シリンダは、制御ユニットからの抑止信号に応じて二次引張りユニット を使用不能にすることを特徴とする請求項20記載の装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヒルトン ゲアリー エル アメリカ合衆国 ワシントン州 98550 ホッキアム エイクランド ストリート 137 【要約の続き】 恐れのある物品について個々のバンド掛けサイクルの 際、二次引張りを選択的に解除できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.トラック内に配置された1又は2以上の物品をテープ状の材料で結束する装 置に用いられる駆動ユニットであって、第1のサーボモータと、第1のサーボモ ータにより回転自在に受け入れられる駆動ローラと、駆動ローラに結合されてい て、駆動ローラの位置を表す駆動ローラ信号を出力するモータエンコーダと、駆 動ローラに押し付けられて駆動ローラと一緒になってテープ状材料の自由端を第 1のサーボモータの制御の下でトラックの周りに送るピンチローラと、ピンチロ ーラに結合されていて、ピンチローラの位置を表すピンチローラ信号を出力する 位置センサと、第1のサーボモータ、モータエンコーダ及び位置センサに電気的 に結合されていて、正方向信号を第1のサーボモータに送ってトラックの周りへ のテープ状材料の送りを制御したり、逆方向信号を第1のサーボモータに送って 物品の周りのテープ状材料の張り具合を制御する制御ユニットとを有し、制御ユ ニットは、駆動ローラ信号及びピンチローラ信号をモニターして駆動ローラ信号 及びピンチローラ信号が第1の選択された値に対して所定の関係をもつと第1の サーボモータを停止させることを特徴とする駆動ユニット。 2.送り及び引張りユニットが、ピンチローラに結合されたピンチソレノイドを 含み、該ピンチソレノイドは、これに送られたピンチソレノイド信号に基づいて 選択可能な付勢力でピンチローラを駆動ローラに押し付け、制御ユニットは、ピ ンチソレノイドに電気的に結合されていて、ピンチソレノイド信号をピンチソレ ノイドに送ることを特徴とする請求項1記載の駆動ユニット。 3.制御ユニットは、トラックの周りへのテープ状材料の送り中、第1のピンチ ソレノイド信号をピンチソレノイドに送り、ピンチソレノイドは、第1のピンチ ソレノイド信号に応答して弱い付勢力を出し、制御ユニットは駆動ローラ信号及 びピンチローラ信号をモニターして、駆動ローラ信号及びピンチローラ信号が送 り誤り信号を表す第2の選択された値に対する所定の関係をもつと第1のサーボ モータを逆転させることを特徴とする請求項2記載の駆動ユニット。 4.制御ユニットは、トラック周りのテープ状材料の引張り中、第2のピンチソ レノイド信号をピンチソレノイドに送り、ピンチソレノイドは、第2のピンチソ レノイド信号に応答して強い付勢力を出し、制御ユニットは、駆動ローラ信号及 びピンチソレノイド信号をモニターして、駆動ローラ信号及びピンチソレノイド 信号が、テープ状材料が駆動ローラとピンチローラとの間で滑っていることを表 す第1の選択された値に対する所定の関係をもつと第1のサーボモータを停止さ せることを特徴とする請求項2記載の駆動ユニット。 5.モータエンコーダはディジタルエンコーダであり、駆動ローラ信号はディジ タル信号であり、位置センサは一対の誘導性センサを含み、ピンチローラは誘導 性センサの近くに複数の一定間隔で半径方向に設けられた穴を有し、ディジタル エンコーダ及び誘導性センサは、直角位相信号を制御ユニットに送ることを特徴 とする請求項1記載の駆動ユニット。 6.トラック内に配置された1又は2以上の物品を細長い平らな面を備えたテー プ材料で結束する装置に用いられるテープ材料引張りユニットであって、付勢さ れた状態のローラと、該付勢ローラに近接して且つテープ材料の上流側部分に隣 接して位置決めされたグリッパユニットとを有し、グリッパユニットは、付勢ロ ーラがテープ材料の下流側部分をテープ材料の平らな面に垂直な方向に押してテ ープ材料を物品の周りに引っ張っている間、テープ材料の上流側部分を把持でき 、前記テープ材料引張りユニットは更に、該テープ材料引張りユニットを抑止信 号に応答して選択的に使用不能にする電気式抑止ユニットと、抑止ユニットに電 気的に結合された制御ユニットとを有し、制御ユニットは、抑止信号を抑止ユニ ットに送ってテープ材料引張りユニットを選択的に解除することを特徴とするテ ープ材料引張りユニット。 7.付勢ローラに結合されていて、付勢ローラによりテープ材料の上流側部分に 及ぼされる張力の選択的調節を可能にする張力調節組立体を更に有することを特 徴とする請求項6記載のテープ材料引張りユニット。 8.張力調節組立体は、調節レバー及び調節レバーの第1の端部と付勢ローラと の間に設けられた圧縮バネを有し、調節レバーは,圧縮バネにより付勢ローラに 及ぼされる張力を増減するよう選択的に回動できることを特徴とする請求項7記 載のテープ材料引張りユニット。 9.張力調節組立体は、付勢ローラに結合された空気圧シリンダを含むことを特 徴とする請求項7記載のテープ材料引張りユニット。 10.電気式抑止ユニットは、抑止信号に応答して付勢ローラを使用不能位置に動 かす空気圧シリンダを含むことを特徴とする請求項6記載のテープ材料引張りユ ニット。 11.制御ユニットに結合されたサーボモータと、該サーボモータに結合されてい てサーボモータによりホームポジションからテンションポジションに駆動される テンションアームとを更に有し、付勢ローラは、テンションアームに回転自在に 結合されていて、テンションアームがテンションポジションに移動するとテープ 材料の下流側部分をテープ材料の方向に対し横断する方向に押し、グリッパユニ ットは、テープ材料を走行させる表面を備えたガイドブロックと、第1の端部が テンションアームに対して回動自在に保持され、自由端でグリッパヘッドを回動 自在に保持するグリッパアームとを有し、テンションアームは、グリッパアーム 及びグリッパヘッドをガイドブロックの表面に当たるよう差し向け、制御ユニッ トが引張り信号をサーボモータに送ってサーボモータがテンションアームをホー ムポジションからテンションポジションに移動させたときに、グリッパヘッドが ガイドブロックの表面に当たると第1の上流側部分をこれらの間に固定すること を特徴とする請求項6記載のテープ材料引張りユニット。 12.テープ材料のディスペンサ、トラック、第1のモータ駆動式ピンチローラユ ニット、及びモータ駆動式テープ材料切断及び固定ユニットを有していて、トラ ック内に配置された1又は2以上の物品をテープ状の材料で結束する装置の制御 方法であって、第1のピンチローラユニットを正方向に駆動する段階と、テープ 材料をディスペンサからトラックの周りに送る段階と、切断及び固定ユニットを 作動させてテープ材料の自由端を固定する段階と、第1のピンチローラユニット を逆転させる段階と、テープ材料を物品の周りに引っ張る段階と、テープ材料の 位置をモニターする段階と、テープ材料のモニターされた位置が選択された値に 対して所定の関係をもつと第1のピンチローラユニットを停止させる段階と、テ ープ材料の自由部分と上流側部分を互いにしっかりと固定する段階と、テープ材 料の上流側部分をテープ材料の残部から切り離す段階とを有することを特徴とす る方法。 13.結束装置は、二次引張りユニットを有し、前記方法は更に、二次引張りユニ ットが物品に適用されるべきではないかどうかを判定する段階と、二次引張りユ ニットを非動作状態にして二次引張りユニットが物品に適用されないようにする 段階とを有することを特徴とする方法。 14.第1のピンチローラユニットは、駆動ローラ及びピンチローラを有し、テー プ材料の位置をモニターする段階は、駆動ローラ及びピンチローラからの位置信 号をモニターする段階と、駆動ローラ信号とピンチローラ信号との差を求める段 階とから成ることを特徴とする請求項12記載の方法。 15.第1のピンチローラユニットは、駆動ローラ及びピンチローラを有し、ピン チローラユニットを逆転させる段階は、駆動ローラとピンチローラのうち一方か らのパルス信号をモニターする段階と、駆動ローラとピンチローラのうち一方が 選択された数のパルス信号を出すまでピンチローラユニットを逆転させる段階と から成ることを特徴とする請求項12記載の方法。 16.結束装置は、蓄積コンパートメント満杯センサを備えたテープ材料蓄積コン パートメント及び第2のモータ駆動式ピンチローラユニットを有し、前記方法は 更に、蓄積コンパートメントセンサからコンパートメント残量僅少信号を受け取 る段階と、第2のピンチローラユニットを正方向に駆動してテープ材料を蓄積コ ンパートメント内に送り込む段階と、コンパートメント満杯信号が出ているかど うかにつき蓄積コンパートメント満杯センサをモニターする段階と、コンパート メント満杯信号を受け取ると第2のピンチローラユニットを停止させる段階とを 有することを特徴とする請求項12記載の方法。 17.蓄積コンパートメントは、選択的に係合可能なテープ材料ロードガイドを有 し、前記方法は更に、ロードガイドを係合させる段階と、第2のピンチローラユ ニットを正方向に駆動してテープ材料をロードガイドを通して第1のピンチロー ラユニット内へ送り込む段階と、ストラップの自由端を検出する段階と、ロード ガイドを解除する段階とを有することを特徴とする請求項16記載の方法。 18.テープ材料の自由端が最初に検出されるまで第1のピンチローラを低速で正 方向に駆動させる段階と、テープ材料についてゼロポジション位置を定める段階 とを更に有することを特徴とする請求項17記載の方法。 19.ディスペンサ上のテープ材料の端を検出する段階と、第1及び第2のピンチ ローラを逆転させてテープ材料の残りの部分を蓄積コンパートメントから出す段 階とを更に有することを特徴とする請求項16記載の方法。 20.1又は2以上の物品を可撓性ストラップ材料で結束する装置であって、フレ ームと、フレームにより保持されたストラップ材料のディスペンサと、フレーム に固定されていて、ストラップ材料の自由端をディスペンサから受け取る入口及 び出口を備えているストラップ材料蓄積コンパートメントと、一群の物品に隣接 した状態でフレームによって保持されていて、ストラップ材料の一部を一群の物 品の周りに、しかしながらこれから間隔を置いて解除自在に受け取るトラツクと 、ストラップ材料蓄積コンパートメントの出口のところでハウジングにより保持 されていて、第1のサーボモータ、第1のサーボモータにより回転自在に受け入 れられる駆動ローラ、駆動ローラに結合されていて、駆動ローラの位置を表す駆 動ローラ信号を出すモータエンコーダと、位置センサ、駆動ローラに押し付けら れるピンチローラを有する送り及び引張りユニットとを有し、ピンチローラ及び 駆動ローラがストラップ材料の自由端を第1のサーボモータの制御の下でトラッ クの周りに送るようになっており、位置センサはピンチローラに結合されていて 、ピンチローラの位置を表すピンチローラ信号を出力し、前記結束装置は更に、 トラック及び送り及び引張りユニットに隣接してフレームによって保持された切 断及びシールユニットを有し、該シールユニットは、第1及び第2のハンドグリ ッパアームを作動させる第2のサーボモータを有し、第1のグリッパアームは、 ピンチローラ及び駆動ローラが第1のサーボモータの制御の下でストラップ材料 の第1の上流側部分を引っ込めて物品の周りでのストラップ材料の一次引張りを 行っている間、ストラップ材料の自由端を保持し、第2のグリッパアームは、一 次引張りに続き、ストラップ材料の第2の上流側部分を保持し、シールユニット は、第2のサーボモータの制御の下で作動可能であって、それぞれ、ストラップ 材料の自由端及び第2の上流側部分を互いにシールし、第2の上流側部分をスト ラップ材料の残部から切り離す加熱及び切断部材を有し、前記結束装置は更に又 、フレームによって保持されていて、ストラップ材料の第1の上流側部分に隣接 して付勢ローラ及びグリッパユニットを有する二次引張りユニットを有し、グリ ッパ ユニットは、付勢ローラがストラップ材料の下流側部分をストラップ材料の方向 に対し横断する方向に押して、加熱及び切断部材によるシール及び切断に先立っ て物品の周りでのストラップ材料の二次引張りを行っている間、ストラップ材料 の第2の上流側部分を把持でき、二次引張りユニットは、抑止信号に応答して二 次引張りユニットを選択的に使用不能にする電気式抑止ユニットを有し、前記結 束装置は更に、第1のサーボモータ、モータエンコーダ、位置センサ、第2のサ ーボモータ及び抑止ユニットに電気的に結合された制御ユニットを有し、制御ユ ニットは、正方向信号を第1のサーボモータに送ってトラックの周りでのストラ ップ材料の送り具合を制御したり、逆方向信号を第1のサーボモータに送って物 品の周りでのストラップ材料の一次引張り具合を制御し、制御ユニットは、駆動 ローラ信号及びピンチローラ信号をモニターして、駆動ローラ信号及びピンチロ ーラ信号が第1の選択された値に対して所定の関係をもつと第1のサーボモータ を停止し、制御ユニットは、抑止信号を抑止ユニットに送って二次引張りユニッ トを選択的に解除することを特徴とする装置。 21.送り及び引張りユニットは、ピンチローラに結合されたピンチソレノイドを 含み、該ピンチソレノイドは、これに送られたピンチソレノイド信号に基づいて 選択可能な付勢力でピンチローラを駆動ローラに押し付け、制御ユニットは、ピ ンチソレノイドに電気的に結合されていて、ピンチソレノイド信号をピンチソレ ノイドに送ることを特徴とする請求項20記載の装置。 22.制御ユニットは、トラックの周りへのテープ状材料の送り中、第1のピンチ ソレノイド信号をピンチソレノイドに送り、ピンチソレノイドは、第1のピンチ ソレノイド信号に応答して軽い付勢力を出し、制御ユニットは駆動ローラ信号及 びピンチローラ信号をモニターして、駆動ローラ信号及びピンチローラ信号が送 り誤り信号を表す第2の選択された値に対する所定の関係をもつと第1のサーボ モータを逆転させることを特徴とする請求項21記載の装置。 23.二次引張りユニットは、付勢ローラに結合されていて、付勢ローラによりテ ープ材料の上流側部分に及ぼされる張力の選択的調節を可能にする張力調節組立 体を有することを特徴とする請求項20記載の装置。 24.張力調節組立体は、調節レバー及び調節レバーの第1の端部と付勢ローラ との間に設けられた圧縮バネを有し、調節レバーは,圧縮バネにより付勢ローラ に及ぼされる張力を増減するよう選択的に回動できることを特徴とする請求項2 3記載の装置。 25.二次引張りユニットは、第2のサーボモータに結合されていて第2のサーボ モータによりホームポジションからテンションポジションに駆動されるテンショ ンアームを有し、付勢ローラは、テンションアームに回転自在に結合されていて 、テンションアームがテンションポジションに移動するとテープ材料の下流側部 分をテープ材料の方向に対し横断する方向に押し、グリッパユニットは、テープ 材料を走行させる表面を備えたガイドブロックと、第1の端部がテンションアー ムに対して回動自在に保持され、自由端でグリッパヘッドを回動自在に保持する グリッパアームとを有し、テンションアームは、グリッパアーム及びグリッパヘ ッドをガイドブロックの表面に当たるよう差し向け、グリッパヘッドが回動して ガイドブロックの表面に当たると第1の上流側部分をこれらの間に固定すること を特徴とする請求項20記載の装置。 26.二次引張りユニットは、付勢ローラと制御ユニットとの間に結合された空気 圧ピストンを有し、制御ユニットは、張力を付勢ローラに及ぼすようにする引張 り信号を出すことを特徴とする請求項20記載の装置。 27.電気式抑止ユニットは、制御ユニットに結合された空気圧シリンダを有し、 空気圧シリンダは、制御ユニットからの抑止信号に応じて二次引張りユニットを 使用不能にすることを特徴とする請求項20記載の装置。
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