JP2000508592A - 多層、高バリヤー性積層物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 酸素感応性製品を内包する包装物の作成に適した、高バリヤー性多層積層物を開示している。この積層材は、２軸配向ポリエチレンテレフタレートを含む第１の層（２０）、第１の層（２０）に対し外側に配置された高バリヤー性酸化物材の第２の層（１５）、第１の層（２０）に対し内側に配置された接着材の第３の層（４５）を含み、そして第１の層を共押出した多層材の第４の層（２５）に接合することを含む。共押出した多層材の第４の層（２５）は、外側から内側に、（ｉ）ポリエチレン材の第１層（３０）、（ii）ポリエチレンと酸素掃去材から成る酸素掃去層（３５）、但し酸素掃去層はポリエチレン材の第１層（３０）に対し内側に配置されており、そして（iii）酸素掃去層に対し内側に配置されたポリエチレン材の第２層（４０）から構成される。また、酸素感応性製品を内包する包装物の作成に適した、さらなる積層構造体を開示している。さらなる積層物は、２軸配向ポリエチレンテレフタレート、２軸配向ポリアミド、又は２軸配向ポリプロピレンより成る第１の層（８０）、第１の層（８０）に対し内側に配置された高バリヤー性酸化物材の第２の層（１５）、と第２の層（１５）をポリエチレン材の第４層（４０）に接合する第３の層（４５）より成っている。接着材の第３の層（４５）は、酸素掃去材を含有している。

Description

【発明の詳細な説明】 多層、高バリヤー性積層物 技術分野 本発明は、多層、高バリヤー性積層材に関するものである。特に、本発明は、 多層、高バリヤー性積層材に関係し、そして該積層材が酸素掃去層を含み、特に 酸素感応性製品の包装に適するものである。 背景 種々の包装された製品は、酸素との反応に基づいた劣化を受けやすい。一般的 に、包装された製品は、２つの主な仕組みで酸素に接触するようになる。第一に は、包装された製品は、容器を完全に満たし得ず、上部空間を残して配置される 。この上部空間は、通常酸素を含み、酸素は包装された製品と反応して前記の劣 化を生ずる。第二に、包装された製品は、周辺雰囲気から包装壁を透過拡散して きた酸素と接触する。 包装された製品を酸素暴露から護るための種々の提案が、知られている。このよ うな提案の１つは、酸素掃去袋を容器内に入れる対策である。この袋は、鉄、酸 化鉄、又は水酸化鉄のような酸素掃去材を内蔵している。この酸素掃去材は、容 器の上部空間に存在する酸素、及び容器壁を透過拡散してきた酸素と反応する。 その他の提案は、容器内の雰囲気を変更して、包装工程中にできるだけ多くの 酸素を容器から効果的に除去する方法に関係する。しかしながら、この提案は、 包装工程終了後に酸素が容器壁を透過浸透する事実を無視している。 さらに別の提案は、包装壁内に酸素掃去材を含有することに関係する。この提 案に関連する数件の特許として、米国特許第５，０２１，５１５号、第５，０４ ９，６２４号、と第５，３５０，６２２号がある。これらの特許に開示された構 成物は、しばしば製造が難しい。 発明の要約 酸素感応性製品を内包する包装物の作製に適した、高バリヤー性、多層積層物が 開示されている。積層材は、２軸配向ポリエチレンテレフタレートの層、と好ま しくはＢＯ（２軸配向）ＰＥＴ層に隣接して配置された高バリヤー性酸化物材の 層を含む第１の多層構成体を包含する。接着剤層が、第１の多層構成体に対して 内側に配置され、そして第１の多層構成体を第２の共押出多層構成体に接合させ る。第２の共押出多層構成体は、外側から内側へと、（ｉ）ポリエチレン材の第 １層、（ii）ポリエチレンと酸素掃去材から成る酸素掃去層、但し、酸素掃去層 はポリエチレン材の第１層に対して内側に配置されている、と（iii）酸素掃去 層に対して内側に配置されたポリエチレン材の第２層を包含する。好適には、高 バリヤー性酸化物材は、ＢＯＰＥＴ層のように透明である。故に、高バリヤー性 酸化物層又はＢＯＰＥＴ層は、その表面に印刷装飾を施すことができる。このよ うな印刷装飾は、高バリヤー性酸化物に積層した逆印刷モードで適用可能である 。 また、酸素感応性製品を内包する包装物の作成に適した、さらなる積層構成物 が開示されている。さらなる積層構成物は、２軸配向ポリエチレンテレフタレー ト、ポリアミド、又は２軸配向ポリプロピレンの層、と好適にはＢＯＰＥＴ、Ｂ ＯＰＡ、又はＢＯＰＰに隣接する高バリヤー性酸化物材の層から成る第１の多層 構成体を包含する。接着剤の層が、第１層に対して内側に配置され、そして第１ 層をポリエチレン材から成る第４層に結合させる。接着剤から成る第３層は酸素 掃去材を含有している。また、さらなる構成体は、高バリヤー性酸化物層上に印 刷装飾層を含むことが可能である。 本発明の他の目的と利点は、下記の図面と関連づけて、添付の詳細な説明を参 照することにより明白になるであろう。 図面の簡単な説明 図１は、酸素感応性製品を内包する包装物形成用に適した積層物の１実施態様 の断面図である。 図２は、図１の積層物の高バリヤー性酸化物を適用するために用いるシステム の１実施態様を例証する線図である。 図３と４は、図１の積層物を製造する２つの好適な方法の実施態様を説明する 線図である。 図５は、酸素感応性製品を内包する包装物形成用に適した積層物のさらなる実 施態様の断面図である。 図６は、図１の積層物の外側の層に対し、さらなる層の適用を説明する。 図７は、酸素感応性製品を内包する包装物形成用に適した積層物の別のさらな る１実施態様の断面図である。 図８〜１０は、１またはそれ以上の前記積層材料から作成された種々の袋につ いて説明する。 好適実施態様の詳細な説明 図１は、本発明の積層物の１つの実施態様を例証している。図示したように、 積層物は高バリヤー性酸化物層１５をもつ第１の多層構造体１０を含み、この酸 化物層は２軸配向ポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）の外側の層に対して内 側に配置されていて、ＰＥＴは、例えば約１／２ミルまたは１２ミクロンの厚み を有する。高バリヤー性酸化物層１５は、例えば、数オングストロームの厚みを もち、厚みは材料剛性とバリヤー特性のような所望する属性により決まる。代わ って、高バリヤー性酸化物層は、他の実施態様に関連して以下に述べるように、 ２軸配向ポリエチレンテレフタレートの層に対して外側に配置してもよい。層１ ５及び２０が光透過性である場合には、高バリヤー性酸化物層１５は、印刷装飾 を例えば表面１７上に設けることができる。これに代わり、印刷層は、高バリヤ ー性酸化物層１５に隣接する２軸配向ポリエチレンテレフタレート層の表面に配 置することも可能である。 第２の多層構造体２５は、外側に配置されたポリエチレン層３０、ポリエチレ ン層３０に対し内側に配置され酸素掃去層３５、と酸素掃去層３５に対し内側に 配置され、例えば、製品接触層を形成するさらなるポリエチレン層４０を包含す る。実施例によれば、第２の多層構造体２５は、５０ミクロンから１００ミクロ ンの総厚みをもつことができる。第１と第２の多層構造体１０と２５は、接着層 ４５により湿式又は乾式積層工程で接合する。 高バリヤー性酸化物層１５は、酸化シリコン（ＳｉＯ_x）、酸化アルミニウム （ＡｌＯ_x）又は酸化チタン（ＴｉＯ_x）の層である。層１５は、例えば、プラズ マで高めた化学蒸着法を用い、又はそれに代わり、液相または気相の光・化学蒸 着法を用いて析出できる。好適には、層１５は、５００Å以下であり、さらに好 適には５０から１００Åである。 支持体材料上にバリヤー層を析出させるための、安価な装置と方法は、ＵＳＳ Ｎ０８／５２７，４１４、１９９５年９月１３日出願、に説明されており、これ を文献としてここに編入する。図２は、この出願の装置の１実施態様を例示して いる。 本積層構造体に適用する方法と装置によれば、連続基布をなす支持体材料５０ が供給され、その上にバリヤー層が析出される。基布は、ＢＯＰＥＴ層２０単独 から構成されるか、又は第２の多層構造体２５と組み合わせて積層されたもので もよい。支持材料の基布は、析出装置５５の反応室５２を通過して、連続的に又 は指定された形で繰り出され、反応室には前駆ガスと酸化剤ガスが流入する。反 応室は、約１気圧の内部圧力を有する。連続基布の支持体材料が反応室を通過し 基布の支持体材料上に高バリヤー性酸化剤層を設ける際に、連続基布の支持体材 料、前駆ガスと酸化剤ガスは、反応室で紫外輻射線に暴露される。この方法は、 連続基布の支持体材料を約１気圧の反応圧力で連続処理し、そのために、先行技 術で必要とした低温度バッチ処理に比較して、一層安価な包装材料の製造を可能 にした。 ＳｉＯ_xのバリヤー層を支持体材料基布上に析出させることを所望する場合に は、前駆体としては、テトラエトキシシラン（ＴＥＯＳ）、トリエトキシシラン 、テトラアセトキシシランのような有機シラン、又はヘキサメチルジシロキサン （ＨＭＤＳＯ）のようなシロキサンが使用できる。有機シランと有機シロキサン は、大規模処理に使用して安全であることから、好ましいとされるが、他のシリ コン前駆体も使用可能である。酸化ガスは、例えば、Ｎ₂Ｏ又はＯ₂のような酸化 剤である。キャリアーガスは、Ｎ₂、Ａｒ又はＨｅのような不活性ガスである。 アルミニウムベースの前駆体を選ぶ場合は、酸化アルミニウムバリヤーが望まし い。 第２の多層構造体２５のポリエチレン材料として、種々のポリエチレン材料が 使用できる。なかんずく、選ばれる特定のポリエチレンは、包装材料により内包 される特定の内容物により決まる。例えば、低密度ポリエチレンは、包装される 内容物が乾燥製品である場合、第２の多層構造体２５のポリエチレン用として特 に適し、一方直鎖低密度ポリエチレンは、液体材料の包装用に特に適する。その 他の適するポリエチレンは、極低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、超低 密度ポリエチレン、とメタロセンを包含する。 酸素掃去層３５は、好適には、層３０と４０と同一のポリエチレン材料から成 り、かつ酸素掃去層３５の総重量の０．１から９９．９％の酸素掃去材と混合す る。酸素掃去材は、鉄ベース材料；有機化合物；及び／又は生物学的活性化合物 を含む１又はそれ以上の材料から選ばれる。鉄ベース化合物の例は、ＦｅＯ_x、 純粋な鉄、とＦｅ_xＯ_z（ＯＨ）_Tを包含する。このような鉄ベースの材料は、積 層物から作成した包装に中身を詰める前に、又は詰めると同時に、開示した積層 物の掃去層３５を湿気により活性化させる。例えば、中身詰めの前又は中身詰め と同時に、鉄ベースの材料を活性化するために有効な、予め決められた時間、積 層物を高温度、高湿度環境下に置く。この時までは、積層物は比較的低湿度の場 所に貯蔵される。本積層物に使用できる適切な、さらなる鉄ベースの酸素掃去材 は、「オキシガード」として知られる材料であり、これは日本の横浜市に在る東 洋製缶会社が製造販売するものである。 また、種々の有機材料と化合物が、単独又は組み合わせて酸素掃去層３５に使 用できる。例えば、粉砕した海草及び／又は粉砕した茶葉が、層３５に使用でき る。米国特許第５，３４６，６９７号に開示されるような、米抽出物も利用可能 である。 モノマー及び、例えばポリプロピレン及び／又はポリエチレンの短鎖ポリマー も同様に使用に適している。短鎖ポリマーを使用する場合、積層物を、例えば紫 外線又は電子線放射で照射することにより、酸素掃去層３５の選択的活性化が可 能になる。このような照射は、モノマー間の結合を切断して、さらに短く且つよ り化学的に活性なポリマー鎖とモノマーの誕生に効果がある。酸素掃去工程の促 進を望む場合は、酸素掃去層３５に有機材料と鉄ベース材料の双方を含有させる とよい。 図３と４は、図１の積層物を製造する２つの方法の実施態様を説明する系統線 図である。図３で説明するように、第１と第２の多層構造体１０と２５は、別々 の方法で構成される。工程６０で説明するこれらの方法の１つでは、バリヤー性 酸化物層１５がＢＯＰＥＴ層２０の表面上に配置され、そして所望による印刷工 程６２は、バリヤー性酸化物層１５の表面に装飾印刷層を適用して、第１の多層 構造体１０を形成するよう実施される。工程６５で説明する同時操作又は時間を 分けた操作において、第２の多層構造体２５は、外側のＰＥ層３０、酸素掃去層 ３５と内部ＰＥ層４０の３層共押出を実施して形成される。その後、第１と第２ の多層構造体１０と２５は、工程７０で説明する、湿式又は乾式積層法で一緒に 積層される。層３５に温度感応性酸素掃去材料を使用する場合は、湿式積層法の 実施が好ましい。湿式積層法は、通常、乾式積層法に比較して低温度で実施され 、それ故１又はそれ以上の積層成分が温度感応性材料を含有している用途に適用 できる。 種々の接着材が、第１と第２の多層構造体１０と２５の接合に適している。例 えば、変性エチレンコポリマー又はポリウレタン接着剤が、この目的に使用でき る。このような用途に適する１つのポリウレタン接着剤は、ドイツ国、ハンブル グ市のナバコート・インターナショナル社が販売する名称ＮＣ２５３Ａと共反応 体ＣＡ３３４６がある。変性エチレンコポリマーの１例には、バイネルＣＸＡの 商品名でデュポン社が供給する無水機能性ＬＬＤＰＥがある。 図４は、高バリヤー層１５がＢＯＰＥＴ層２０の外側に配置される時の、積層 物の製造方法の代表的実施態様について、さらに説明する。この例で解説するよ うに、３層共押出体をＢＯＰＥＴ層２０に積層した後、酸化物バリヤー層１５を 工程７５で適用する。さらに、所望により印刷工程７７でＢＯＰＥＴ層に装飾を 適用し、その後に第２の共押出多層構造体に積層する。このような印刷は、高バ リヤー性酸化物を適用前に、積層工程後に実施可能である。 図５は、ＢＯＰＥＴ層の代わりに２軸配向ポリプロピレン又はポリアミドを利 用する以外は、図１で説明した一連の層と同様な積層物をさらに説明する。ＢＯ ＰＥＴ層を前記のポリプロピレン又はポリアミド層に置き換え、図３と４に説明 した方法で、積層物を製造できる。同図は、高バリヤー性酸化物層１５’を、Ｐ Ｐ層の内側とは反対に、ＰＰ層８０に対して外側に配置可能であることを例証し ている。 図１に説明した積層構造体は、さらに高バリヤー性酸化物層１５の外側表面で １又はそれ以上の追加層に接合してもよい。このような追加層は、図６の８５に て例示され、例えば、バリヤー性酸化物層１５に接合された板紙、ポリオレフィ ン及び／又は発泡層を含有する。代わって、追加層が、ＢＯＰＥＴ層２０に接合 され、そこで１５’で例示されるバリヤー性酸化物層が、層２０に対して内側に 配置される。例示した層は、積層工程で適切な接着層９０により接合される。こ のような層は、同様に図５の構造体に接合される。 酸素感応性製品を包装するに適したさらなる積層構造体が、図７に例示されて いる。例示した実施態様において、高バリヤー性酸化物層１５（又は１５’）が 、ＢＯＰＥＴ層２０、又は、代わりにＢＯＰＰ、又はＢＯＰＡ層の内側（又は外 側）表面上に配置される。その結果得られる２重層構造１０は、湿式積層方法で ＰＥ１００の層に積層される。このＰＥ材料は上で論じたポリエチレン材の何れ か１つが使用できる。２重層構造体１０とＰＥ層１００は、酸素掃去材の極微粒 子を含む接着剤層１０５を用いて接合される。酸素掃去材は、上に記載した材料 の１又はそれ以上が使用できる。酸素掃去材粒子の直径は、好適には２５ミクロ ン以下、より好適には３ミクロン以下である。また、この構造体は、追加の層、 例えば図６に関連して説明したような層を含んでもよい。 全ての前記した積層構造体は、袋又は同等物の作成に適切に使用できる。枕型 の袋１１０の１実施例を図８に例示する。袋１１０を作成するために使用する場 合、積層物は背中合わせに封止され、ＰＥの内側の層が周辺部１１５の少なくと も１部分で相互に接合される。この新規積層物は低コストで、製造容易であるた め、これを用いた枕型の袋は、ＰＥＴ／接着剤／Ａｌフォイル／接着剤／ＬＬＤ ＰＥの構造を代表的に有する従来の構造に置き代えて使用可能であり、しかも実 質的に酸素を通さない構造的に丈夫な袋を提供する。 図９は、通常「ドイパック」袋として知られている、さらなる袋１２０を説明 する。このような袋は、期限満了の米国特許第３，５０２，５２１号の教示に従 って製造でき、そしてまち付き底部構造１２３と平らに伸ばした頭部１２７を含 んでいる。図１０は、まち付き底部１３３とまち付き頭部１３７を共に含む袋１ ３０を例証している。このような袋構造には多くの用途がある。 特定の実施態様を参照して本発明を説明したが、当業者は、添付の請求の範囲 に記載する本発明の範囲と精神から逸脱することなく、発明に変更できることを 認めるであろう。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ， ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，Ｇ Ｂ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ， ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，Ｎ Ｚ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ， ＶＮ 【要約の続き】 ヤー性酸化物材の第２の層（１５）、と第２の層（１ ５）をポリエチレン材の第４層（４０）に接合する第３ の層（４５）より成っている。接着材の第３の層（４ ５）は、酸素掃去材を含有している。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 1.（ａ）２軸配向ポリエチレンテレフタレートの第１の層； （ｂ）第１の層に対し内側に置された高バリヤー性酸化物材の第２の層； （ｃ）第２の層に対し内側に配置された接着材の第３の層； （ｄ）外側から内側に （ｉ）ポリエチレン材の第１層、 （ii）ポリエチレンと酸素掃去材から成り、ポリエチレン材の第１層 に対し内側に配置された酸素掃去層、 （iii）酸素掃去層に対し内側に配置されたポリエチレン材の第２層、 から構成される共押出多層材の第４層、から成り、 （ｅ）第２の層と第４の層が接着材の第３の層により一緒に積層されている ことを特徴とする積層材。 2. ポリエチレン材が直鎖低密度ポリエチレンである、請求の範囲第１項に記 載する積層材。 3. ポリエチレン材が極低密度ポリエチレンである、請求の範囲第１項に記載 する積層材。 4. ポリエチレン材がメタロセンポリオレフィンである、請求の範囲第１項に 記載する積層材。 5. 高バリヤー性酸化物材が、酸化シリコン、酸化アルミニウム、と酸化チタ ンより成る群から選ばれる酸化物である、請求の範囲第１項に記載する積層材。 6. ポリエチレン材が、直鎖低密度ポリエチレン、極低密度ポリエチレン、と メタロセンポリオレフィンより成る群から選ばれる、請求の範囲第５項に記載す る積層材。 7. 高バリヤー性酸化物材の第２の層上に装飾印刷をさらに含む、請求の範囲 第１項に記載する積層材。 8. 高バリヤー性酸化物材の第２の層に隣接する２軸配向ポリエチレンテレフ タレートの第１の層の表面上に装飾印刷をさらに含む、請求の範囲第１項に記載 する積層材。 9.（ａ）（ｉ）２軸配向ポリエチレンテレフタレートの層 （ii）２軸配向ポリエチレンテレフタレートの層の表面に塗布した高 バリヤー性酸化物材の層；より成る第１の多層材 （ｂ）（ｉ）ポリエチレン材の第１層、 （ii）ポリエチレン材と酸素掃去材から成り、ポリエチレン材の第１ 層に隣接する酸素掃去層、 （iii）酸素掃去層に隣接するポリエチレン材の第２層、 の共押出物より成る第２の多層材から成り、 （ｃ）第１と第２の多層材が、第１の多層材とポリエチレン材の第１層間に 配置された接着材の第３の層により相互に積層されている、ことを特 徴とする積層材。 10．接着材の第３の層が、ポリエチレン材の第１層と高バリヤー性酸化物材の 層を接合する、請求の範囲第９項に記載する積層材。 11．高バリヤー性酸化物の層上に装飾印刷をさらに含む、請求の範囲第１０項 に記載する積層材。 12．２軸配向ポリエチレンテレフタレートの層上に装飾印刷をさらに含む、請 求の範囲第１０項に記載する積層材。 13．ポリエチレン材料が直鎖低密度ポリエチレンである、請求の範囲第９項に 記載する積層材。 14．ポリエチレン材料が極低密度ポリエチレンである、請求の範囲第９項に記 載する積層材。 15．ポリエチレン材料がメタロセンポリオレフィンである、請求の範囲第９項 に記載する積層材。 16．高バリヤー性酸化物材が、酸化シリコン、酸化アルミニウム、と酸化チタ ンより成る群から選ばれた酸化物である、請求の範囲第９項に記載する積層材。 17．ポリエチレン材料が、直鎖低密度ポリエチレン、極低密度ポリエチレン、 とメタロセンポリオレフィンより成る群から選ばれる、請求の範囲第１６項に記 載する積層材。 18．（ａ）２軸配向ポリエチレンテレフタレートの第１の層、 （ｂ）第１の層に対し内側に配置された高バリヤー性酸化物材の第２の層 （ｃ）第２の層に対し内側に配置され、酸素掃去材を含む接着材の第３の 層、 （ｄ）第３の層に対し内側に配置されたポリエチレン材の第４の層、から 成り、 （ｅ）第２と第４の層が接着材の第３の層により相互に積層されている、 ことを特徴とする積層材。 19．高バリヤー性酸化物材の第２の層と２軸配向ポリエチレンテレフタレート の第１の層より成る層群から選ばれた積層物の層上に装飾印刷をさらに含む、請 求の範囲第１８項に記載する積層材。 20．ポリエチレン材料が直鎖低密度ポリエチレンである、請求の範囲第１８項 に記載する積層材。 21．ポリエチレン材料が極低密度ポリエチレンである、請求の範囲第１８項に 記載する積層材。 22．ポリエチレン材料がメタロセンポリオレフィンである、請求の範囲第１８ 項に記載する積層材。 23．高バリヤー性酸化物材が、酸化シリコン、酸化アルミニウム、と酸化チタ ンより成る群から選ばれた酸化物である、請求の範囲第１８項に記載する積層材 。 24．ポリエチレン材料が、直鎖低密度ポリエチレン、極低密度ポリエチレン、 とメタロセンより成る群から選ばれる、請求の範囲第２３項に記載する積層材。 25．（ａ）（ｉ）２軸配向ポリエチレンテレフタレートの層、 （ii）第１の層の表面上に塗布した高バリヤー性酸化物材の層、 より成る多層構造体、 （ｂ）多層構造体に対し内側に配置されたポリエチレン材の層より成るさ らなる層構造体、から成り、 （ｃ）多層構造体とさらなる層構造体が、その中に酸素掃去材を混入した 接着材層により相互に積層されている、ことを特徴とする積層材。 26．ポリエチレン材が直鎖低密度ポリエチレンである、請求の範囲第２５項に 記載する積層材。 27．ポリエチレン材が極低密度ポリエチレンである、請求の範囲第２５項に記 載する積層材。 28．ポリエチレン材がメタロセンポリオレフィンである、請求の範囲第２５項 に記載する積層材。 29．高バリヤー性酸化物材が、酸化シリコン、酸化アルミニウム、と酸化チタ ンより成る群から選ばれた酸化物である、請求の範囲第２５項に記載する積層材 。 30．ポリエチレン材料が、直鎖低密度ポリエチレン、極低密度ポリエチレン、 とメタロセンより成る群から選ばれる、請求の範囲第２９項に記載する積層材。 31．（ａ）２軸配向ポリエチレンテレフタレートの第１の層、 （ｂ）第１の層に対し内側に配置された高バリヤー性酸化物材の第２の層 （ｃ）第２の層に対し内側に配置された接着材の第３の層、 （ｄ）外側から内側に （ｉ）ポリエチレン材の第１層、 （ii）ポリエチレン材と酸素掃去材から成り、ポリエチレン材の第１ 層に対し内側に配置された、酸素掃去層、 （iii）酸素掃去層に対し内側に配置されたポリエチレン材の第２層 、 から構成される共押出多層材の第４の層、から成り、 （ｅ）第２の層と第４の層が、接着材の第３の層により一緒に積層されて おり、 （ｆ）袋が、ポリエチレン材の第２層を背中合わせに封止して形成されて いる、ことを特徴とする袋状構成物。 32．２軸配向ポリエチレンテレフタレートの第１の層、と高バリヤー性酸化物 材の第２の層より成る群から選ばれた、袋状構成物の層上に装飾印刷をさらに含 む、請求の範囲第３１項に記載する袋状構成物。 33．ポリエチレン材が直鎖低密度ポリエチレンである、請求の範囲第３１項に 記載する袋状構成物。 34．ポリエチレン材が極低密度ポリエチレンである、請求の範囲第３１項に記 載する袋状構成物。 35．ポリエチレン材がメタロセンポリオレフィンである、請求の範囲第３１項 に記載する袋状構成物。 36．高バリヤー性酸化物材が、酸化シリコン、酸化アルミニウム、と酸化チタ ンより成る群から選ばれた酸化物である、請求の範囲第３１項に記載する袋状構 成物。 37．ポリエチレン材が、直鎖低密度ポリエチレン、極低密度ポリエチレン、と メタロセンポリオレフィンより成る群から選ばれる、請求の範囲第３１項に記載 する袋状構成物。 38．（ａ）（ｉ）２軸配向ポリエチレンテレフタレートの層 （ii）２軸配向ポリエチレンテレフタレートの層の表面に塗布した 高バリヤー性酸化物材の層；より成る第１の多層材 （ｂ）（ｉ）ポリエチレン材の第１層、 （ii）ポリエチレン材と酸素掃去材から成り、ポリエチレン材の第 １層に隣接する酸素掃去層、 （iii）酸素掃去層に隣接するポリエチレン材の第２層、 の共押出物より成る第２の多層材から成り、 （ｃ）第１と第２の多層材が、接着材の第３の層により相互に積層されて おり、 （ｄ）袋が、ポリエチレン材の第２層を背中合わせに封止して形成されて いる、ことを特徴とする袋状構成物。 39．２軸配向ポリエチレンテレフタレートの層、と高バリヤー性酸化物材の層 より成る群から選ばれた、袋状構成物の層上に装飾印刷をさらに含む、請求の範 囲第３８項に記載する袋状構成物。 40．ポリエチレン材が直鎖低密度ポリエチレンである、請求の範囲第３８項に 記載する袋状構成物。 41．ポリエチレン材が極低密度ポリエチレンである、請求の範囲第３８項に記 載する袋状構成物。 42．ポリエチレン材がメタロセンポリオレフィンである、請求の範囲第３８項 に記載する袋状構成物。 43．高バリヤー性酸化物材が、酸化シリコン、酸化アルミニウム、と酸化チタ ンより成る群から選ばれた酸化物である、請求の範囲第３８項に記載する袋状構 成物。 44．ポリエチレン材が、直鎖低密度ポリエチレン、極低密度ポリエチレン、と メタロセンより成る群から選ばれる、請求の範囲第４３項に記載する袋状構成物 。 45．（ａ）２軸配向ポリエチレンテレフタレートの第１の層、 （ｂ）第１の層に対し内側に配置された高バリヤー性酸化物材の第２の層 （ｃ）第２の層に対し内側に配置され、酸素掃去材を含む接着材の第３の 層、 （ｄ）第３の層に対し内側に配置されたポリエチレン材の第４の層、から 成り、 （ｅ）第１と第４の層が接着材の第３の層により相互に積層され、 （ｆ）袋が、ポリエチレン材の第４層を背中合わせに封止して形成されて いる、ことを特徴とする袋状構成物。 46．２軸配向ポリエチレンテレフタレートの第１の層、と高バリヤー性酸化物 材の第２の層より成る群から選ばれた、袋の層上に装飾印刷をさらに含む、請求 の範囲第４５項に記載する袋状構成物。 47．ポリエチレン材が直鎖低密度ポリエチレンである、請求の範囲第４５項に 記載する袋状構成物。 48．ポリエチレン材が極低密度ポリエチレンである、請求の範囲第４５項に記 載する袋状構成物。 49．ポリエチレン材がメタロセンポリオレフィンである、請求の範囲第４５項 に記載する袋状構成物。 50．高バリヤー性酸化物材が、酸化シリコン、酸化アルミニウム、と酸化チタ ンより成る群から選ばれた酸化物である、請求の範囲第４５項に記載する袋状構 成物。 51．ポリエチレン材が、直鎖低密度ポリエチレン、極低密度ポリエチレン、と メタロセンより成る群から選ばれる、請求の範囲第49項に記載する袋状構成物。 52．（ａ）（ｉ）２軸配向ポリエチレンテレフタレートの層、 （ii）第１の層の表面上に塗布した高バリヤー性酸化物材の層、 より成る多層構造体、 （ｂ）多層構造体に対し内側に配置されたポリエチレン材の層より成るさ らなる層構造体、から成り、 （ｃ）多層構造体とさらなる層構造体が、その中に酸素掃去材を混入した 接着材層により相互に積層され、 （ｄ）袋が、ポリエチレン材の層を背中合わせに封止して形成されている ことを特徴とする袋状構成物。 53．２軸配向ポリエチレンテレフタレートの第１の層、と高バリヤー性酸化物 材の第２の層より成る群から選ばれた、袋の層上に装飾印刷をさらに含む、請求 の範囲第５２項に記載する袋状構成物。 54．ポリエチレン材が直鎖低密度ポリエチレンである、請求の範囲第５２項に 記載する袋状構成物。 55．ポリエチレン材が極低密度ポリエチレンである、請求の範囲第５２項に記 載する袋状構成物。 56．ポリエチレン材がメタロセンポリオレフィンである、請求の範囲第５２記 載する袋状構成物。 57．高バリヤー性酸化物材が、酸化シリコン、酸化アルミニウム、と酸化チタ ンより成る群から選ばれた酸化物である、請求の範囲第５２項に記載する袋状構 成物。 58．ポリエチレン材が、直鎖低密度ポリエチレン、極低密度ポリエチレン、と メタロセンより成る群から選ばれる、請求の範囲第５７項に記載する袋状構成物 。 59．（ａ）２軸配向ポリプロピレン、２軸配向ポリアミド、と２軸配向ポリエ チレンテレフタレートより成る群から選ばれた材料の第１の層、 （ｂ）第１の層に対し内側に配置された高バリヤー性酸化物材の第２の層 （ｃ）第２の層に対し内側に配置された接着材の第３の層、 （ｄ）外側から内側に （ｉ）ポリエチレン材の第１層、 （ii）ポリエチレンと酸素掃去材から成り、ポリエチレン材の第１層 に対し内側に配置された、酸素掃去層、 （iii）酸素掃去層に対し内側に配置されたポリエチレン材の第２層 、 から構成される共押出多層材の第４の層、から成り、 （ｅ）第２の層と第４の層が、接着材の第３の層により一緒に積層されて いる、ことを特徴とする積層材。 60．材料の第１の層と高バリヤー性酸化物材の第２の層より成る群から選ばれ た、積層物の層上に装飾印刷をさらに含む、請求の範囲第５９項に記載する積層 材。 61．（ａ）（ｉ）２軸配向ポリプロピレン、２軸配向ポリアミド、と２軸配向 ポリエチレンテレフタレートより成る材料の群から選ばれた 材料の層、 （ii）ポリプロピレンの層の表面に塗布した高バリヤー性酸化物材 の層；より成る第１の多層材、 （ｂ）（ｉ）ポリエチレン材の第１層、 （ii）ポリエチレン材と酸素掃去材から成り、ポリエチレン材の第 １層に隣接する酸素掃去層、 （iii）酸素掃去層に隣接するポリエチレン材の第２層、 の共押出物より成る第２の多層材から成り、 （ｃ）第１と第２の多層材が、接着材の第３の層により相互に積層されて いる、ことを特徴とする積層材。 62．第１の多層材がさらに装飾印刷を含む、請求の範囲第６１項に記載する積 層材。 63．（ａ）２軸配向ポリプロピレン、２軸配向ポリアミド、と２軸配向ポリエ チレンテレフタレートより成る材料の群から選ばれた材料の第１の 層、 （ｂ）第１の層に対し内側に配置された高バリヤー性酸化物材の第２の層 （ｃ）第２の層に対し内側に配置され、酸素掃去材を含む接着材の第３の 層、 （ｄ）第３の層に対し内側に配置されたポリエチレン材の第４の層、から 成り、 （ｅ）第２と第４の層が接着材の第３の層により一緒に積層されている、 ことを特徴とする積層材。 64．材料の第１の層と高バリヤー性酸化物材の第２の層より成る群から選ばれ た、積層物の層上に装飾印刷をさらに含む、請求の範囲第６３項に記載する積層 材。 65．（ａ）（ｉ）２軸配向ポリプロピレン、２軸配向ポリアミド、と２軸配向 ポリエチレンテレフタレートより本質的に成る材料の群から 選ばれた材料の層、 （ii）第１の層の表面上に塗布した高バリヤー性酸化物材の層、 より成る多層構造体； （ｂ）多層構造体に対し内側に配置されたポリエチレン材の層より成るさ らなる層構造体、 から成り、 （ｃ）多層構造体とさらなる層構造体が、その中に酸素掃去材を混入した 接着材層により相互に積層されている、ことを特徴とする積層材。 66．多層構造体がさらに装飾印刷を含む、請求の範囲第６５項に記載する積層 材。