JP2000505408A - スライド貫通ナックルを有する関節接続型入れ子ブーム - Google Patents

スライド貫通ナックルを有する関節接続型入れ子ブーム

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Abstract

(57)【要約】 リフト装置(10)のための関節接続型入れ子ブームアセンブリ(12)は、長手方向中心軸線および一端部に設けられた開口部を有する細長い第1ブーム(20)と、第1ブーム(20)の開口部内に入れ子状に嵌合された第1端部(86)(88)を有し、第1ブーム(20)の開口部から伸長自在な細長い第2ブーム(22)を備え、第1端部(86)(88)が、長手方向の中心軸線を有し、第1端部から離間した開端部および第1端部に近い閉端部を備えた、少なくとも1つの細長いピボットガイドスロットを内部に有し、第2ブーム(22)が伸長、収縮する間に、第2ブーム(22)が嵌合される開口部を内部に備えたハウジング(40)を有するスライド貫通ナックル(38)を含む。ハウジング(40)は、ピボット軸線(42)を構成する1対の対向する細長いピン(82)(84)によって、第1ブーム(20)に枢着されている。ガイドスロット(90)の閉端部がピボットピン(82)(84)に整合する際に、第2ブーム(22)が枢動自在となるよう、ピボットガイドスロット(90)の長手方向の中心軸線は、ピボット軸線(42)からずれ、この軸に対し直角となっている。

Description

【発明の詳細な説明】 スライド貫通ナックルを有する関節接続型入れ子ブーム 発明の背景 本発明は、細長いブームアセンブリを有するリフト装置に関し、より詳細には 、入れ子ブームアセンブリを有するリフト装置に関する。また本発明は、入れ子 ブームを旋回可能とするとともに、伸縮自在とするよう、入れ子ブームに設けら れたスライド貫通ナックルジョイントを提供するものである。 当技術分野では、ブームを有する種々のタイプのリフト装置が知られている。 例えば、自動推進式人間用リフト、および従来の関節接続型リフトクレーンは、 一般に、次々に内側に入れ子状に嵌合された多数の入れ子式ブーム部分を有する 。このブーム部分は、電子回路、油圧、機械的機構またはそれらの組み合わせに よって伸縮されるようになっている。 一般に、最も外側のブームチューブの断面が最大となっており、この最も外側 のブームチューブは、ピボットシャフトによってタレットに枢着されている。こ のタレットおよびブームには、油圧シリンダが枢着されており、水平面に対して 、ピボットシャフトを中心に、ブームアームアセンブリ全体を、例えば上下動さ せるようになっている。一般に旋回運動の範囲は、水平面に対し、75度ないし −26度となっている。 このリフトで利用される従来のブームアセンブリは、回動範囲内の任意の個所 で最大限まで伸長できる。そのため、これらの装置は、一般に入れ子ブームまた はスクワートブームと呼ばれている。 枢動ナックルに関節接続されたブームを有するその他の多くのリフト装置もあ る。これらのリフト装置の最下部のブーム部分は、一定不変の長さを有し、その 一端部はタレットに枢着され、他端部が、枢着ナックルにおいて第2ブーム部分 に枢着されている。この第2ブーム部分には、時として第3ブーム部分が入れ子 状に嵌合されている。 しかし、ブームの関節接続は、ブームが入れ子状に収縮できる量を制限してお り、従って、ブームを使用しない時に、ブームを収容するのに必要な空間が大き くなっている。第2ブーム部分および第3ブーム部分は、ナックルがあるため、 最下部のブーム部分の内部に入れ子状に収縮することはできない。 従って本発明の主たる課題は、上方ブーム部分を、下方ブーム部分内に入れ子 状に収縮できるよう、スライド貫通ナックルを有する関節接続された入れ子部分 を提供することにある。 本発明の別の課題は、入れ子ブームアセンブリのためのスライド貫通ナックル 部分を提供することにある。 本発明のさらに別の課題は、ブームアセンブリのコンパクト性を損なうことな く、従来の入れ子ブームアセンブリよりも移動範囲が大きい、関節接続された入 れ子ブームアセンブリを提供することにある。 本発明のさらに別の課題は、システムの油圧または電気的な故障のために、手 動によって降下する際でも、第2部分が完全に伸長している状態でナックルが第 1ブームに対してしか枢動できないようにするための確動式機械的機構を有する ナックルを提供することにある。 下記の図面、詳細な説明、および請求の範囲により、上記およびそれ以外の課 題が明らかとなると思う。 発明の概要 本発明は、リフト装置用関節接続型入れ子ブームアセンブリに関するものであ る。このブームアセンブリは、細長い第1ブームと細長い第2ブームとを枢着す るスライド貫通ナックルを有する。 細長い第1ブームは、中心の長手方向軸線および内部に開口部を備える端部を 有する。細長い第2ブームは、第1ブームの開口部から伸長でき、常時、この開 口部に入れ子状に嵌合された第1端部を有する。この第2ブームの第1端部は、 少なくとも1つの細長いピボットガイドスロットを内部に有し、このガイドスロ ットは、第1端部から離間した開端部、および第1端部に近い閉端部を備える、 長手方向の中心軸線を有する。 スライド貫通ナックル機構は、ハウジングを有し、このハウジングは、第2ブ ームが第1ブームに対して伸長および収縮する間に、第2ブームが嵌合される開 口部を備えている。このハウジングは、ピボット軸線を構成する1対の対抗する 細長いピンにより、第1ブームに枢着されている。 ピボット軸線がピボットガイドスロットの閉端部に整合するように、第2ブー ムが伸長する際に、第2ブームが第1ブームに対して枢動自在となるよう、ピボ ットガイドスロットの長手方向の中心軸線は、ピボット軸線からずれ、このピボ ット軸線と直交している。 第1ブームおよび第2ブームには、第1ブームに対し第2ブームを伸長および 収縮するための伸長手段が接続されている。この伸長手段はピボットガイドスロ ットの閉端部に整合したピボットシャフトにより第2ブームに枢着されている。 ハウジング、よって第2ブームを第1ブームに対し枢動するための枢動手段が 第1ブームおよびハウジングに枢着されている。 図面の簡単な説明 図1は、本発明に係わる多数の部分から成る関節接続型入れ子ブームを有する リフト装置の側面図である。 図2は、図1において2−2で表示されている領域の拡大斜視図である。 図3は、本発明に係わるナックル機構の分解図である。 図4は、ナックルが枢動しうる状態にある時の、ナックルの領域の拡大側面図 である。 図5は、最大位置まで枢動したナックル領域の拡大側面図である。 図6は、図2における6−6線に沿った垂直断面図である。この図は、ナック ルが枢動自在な位置に接近したり、またはこの位置から後退する間に、中間ブー ムがナックルを貫通してスライドする時の、ナックルによって接合されたブーム を示している。 図7は、枢動不能な位置にある中間ブームを示すもので、図2における7−7 線に沿った水平断面図である。 図8は、図6における8−8線に沿ったブームアセンブリの水平断面図である 。 図9は、図6における9−9線に沿ったブームアセンブリの水平断面図である 。 図10は、図4における10−10線に沿ったナックル領域におけるブームア センブリの水平断面図であり、枢動自在な位置へ完全に伸長した状態の中間ブー ム部分を示す。好ましい実施例の詳細な説明 図1は、本発明に係わる関節接続型ブームアセンブリ12を有するリフト装置 10を示す。図示した特殊なリフト装置10は、人員用リフトであるが、本発明 はクレーンを含む(クレーンのみに限定されるものではない)他のタイプのリフ ト装置にも利用可能である。人員用リフトは、広告サイン、照明固定装置、およ び電線、電話回線およびケーブルラインを含む任意の頭上の物品または構造物等 の近くへ移動するのに使用できる。 この人員用リフト10は、複数のホイール16上に支持され、自動推進される タレット14を有する。このタレット14には、ブームアセンブリ12が枢着さ れている。ブーム12とタレット14とは、油圧シリンダ18で相互に接続され 、垂直面において、ブームを上昇または降下させるようになっている。 ブームアセンブリ12は、多数の部分、すなわち外側ブーム20と、中間ブー ム22と、フライブーム24とを有する。各ブームは、断面が長方形をした細長 いチューブであることが好ましい。 ブーム26により、フライブーム24の遠方端部にオペレータの作業用プラッ トフォーム28が枢着され、フライブーム24の他端部は、中間ブーム24に入 れ子状に嵌合されている。同様に、中間ブーム22は、外側ブーム20に入れ子 状に嵌合されており、外側ブーム20の長手方向におけるほぼ中間に、1対の隣 接する油圧シリンダ30、32が取り付けられている。 シリンダ30、32は、それぞれロッド34、36を有する。これらロッド3 4、36は、外側ブーム20内において、長手方向に逆方向に延びている。Kの ように、これらシリンダ30、32は、背中合わせに、すなわちツーウェイ構造 に配置されているが、重ねて、すなわち並べて取り付けることにより、ロッド3 4、36を完全に収縮させることができる。 図2および図3に示すように、ロッド34の遠方端は、外側ブーム20の下端 部に枢着されており、ロッド36の遠方端部は、中間部分22の下端に枢着され ている。中間ブーム22が完全に伸長状態になると、ナックル機構38は、外側 ブーム20に対して、中間ブーム22およびフライブーム24を、枢動、すなわ ち旋回させることができる。 図2および図3に示すように、ナックル機構38は、ナックルピボット軸線4 2に沿った外側ブーム20の上端部に枢着されたナックルハウジング40を有す る。このナックルハウジング40は、ピボット軸線42からずれた位置に、ナッ クルハウジングから延びる1対の耳部44、46を有する。一方の耳部はハウジ ング40の片側に配置されており、ナックルピボット軸線42に対してほぼ直角 に延びている。耳部44および46には、それぞれ孔48、50が設けられてい る。 整合した孔56、58を有する同様な対の耳部52、54が、ピボット軸線 42から反対方向にずれて設けられている。これらの耳部は、ピボット軸線42 とほぼ直交して、外側ブーム20の上端の側面から延びている。 ナックル枢動手段、例えば二重油圧シリンダ60、62は、ピボットピン64 により、その一端部がナックルハウジング40上の耳部44、46に枢着されて いる。シリンダ60、62の他端部は、ピボットピン60により、外側ブーム 20上の耳部52、54に枢着されている。公知の手段、例えば係止リングまた はコッターピン(図示せず)により、ピボットピン64、66は、それぞれの孔 48、50および56、58内に係止されている。 外側ブーム20に最も近いか、その近くにあるチューブ状ナックルハウジング 40の下端部は、約45度の角度の斜め継ぎ面とされている。外側ブームチュー ブ20の上端部は、鏡像形状、すなわち相補的な形状となっており、これにより 、ナックル機構38は、外側ブーム20に対して0度から約90度までの任意の 角度に曲がることが可能となっている(図5参照)。 ナックルハウジング40と、外側ブーム20と、中間ブーム22とは、新規な 態様で、連動して枢動するようになっている。中間ブーム22が完全に伸長状態 となるまで、ナックル機構38は曲がることはない。フライブーム24は、いつ でも、入れ子状に収縮できる。 再度図3を参照する。ハウジング40は、ピボット軸線42を囲み、この軸線 に対し直交する1対の離間した耳部68、69を有する。各耳部68、69は、 ピボット軸線42まわりの丸い孔70を有する。各耳部68、69は、強度、剛 性および間隔を増すために、外側のブッシング用の丸い孔70を有する。ナック ルハウジング40の両側には、タブ74、76が取り付けられている。これらの タブは、それぞれの孔70の上方を延びている。タブ74、76は、対応する孔 70に整合した丸い孔78、80を内部に有する。 外側ブーム20は、端部の一方に隣接し、ブームを貫通する1対の同一の同心 状の孔72を有する。外側ブーム20およびハウジング40は、孔70、72、 78および80を、互いに整合するように位置決めされている。ピン82は、ヘ ッドと細長いシャフトとを有し、シャフトは、ハウジング40内の孔78、外側 ブーム20内の孔72およびハウジング40内の孔70を貫通している。 ハウジング40内の孔80、外側ブーム20内の孔72、およびハウジング 40内の孔70を、同様なピン84が貫通している。ピン82と84とは、ナッ クルピボット軸線42を構成している。 図7からよく分るように、ピン82および84の端部は、外側ブーム20内ま で延び、外側ブーム20内部に入れ子状に配置された中間ブーム22に当接して いる。締結具77により、タブ74、76に取り付けられた係止タブ73、75 は、ピン82、84をいったん取付けると、これらのピンが、軸方向に移動しな いように、これらピンに係止している。 中間ブーム22の、近接端部の側面には、対抗するピボットヨーク86、88 が設けられている。各ピボットヨーク86、88は、パラボラ状スロット90を 有する。 各スロット90の後端部は、中間ブーム22がスライドしながら、その完全に 伸長した位置に接近する際に、ピボットピン82、84の一方を、ガイドしなが ら受け入れるように広がった状態に開口している。 各スロット90の前端部は、丸く閉じられており、ピン82または84がこれ に整合するか、もしくは中間ブーム22が完全に伸長状態となった時に、その前 端部に当接するように位置決めされている。従って、本発明は、ナックル38が 枢動可能な状態となるように保証するための確動機構を提供するものである。各 スロット90は、ピボット軸線42と直交する長手方向の中心線を有する。 図2〜図4を参照する。ガイドブッシングブロック85、87の近接端部は、 中間ブーム22の頂部および底部に取り付けられている。ガイドブッシングブロ ック85、87は、ピボットヨーク86、88と共に、外側ブーム20およびナ ックルハウジング40内の中間ブーム22を固定している。ブッシングブロック 85、87は、適当なスライド支承材料、例えばプラスチックまたは同等材料か ら製造することが好ましい。 図4は、中間ブーム22が完全に伸長した状態にあり、ピン82(図7参照) および84が、スロット90の前方閉端部に枢動自在に当接しており、油圧シリ ンダ60(図7参照)および62が、耳部44、52(図7参照)と46、54 との間に伸長した状態にある、枢動自在な状態のナックル機構38を示す。 中間ブーム22を伸長、収縮させるロッド36は、このブームとの枢着接続部 を有し、この接続部は、ナックル機構38のピボット軸線42と同軸状であり、 ピボットガイドスロット90の閉端部と整合している。フライブーム伸長シリン ダ92の一端部は、中間ブーム22に取り付けられており、同じく他端部(図示 せず)は、フライブーム24内に取り付けられている。従ってシリンダ92は、 外側ブーム20と独立して作動可能になっている。 図5は、油圧シリンダ60(図5では隠されているが、図3を参照のこと)、 および完全に伸長状態にある油圧シリンダ62を示す。油圧シリンダは、外側ブ ーム20に対して、最大角度α、例えば約90度まで中間ブーム22を枢動させ る。シリンダの収縮量を変えることにより、約0度〜90度の間の任意の枢動角 度、すなわち曲げ角度αが得られる。 図8は、完全に伸長状態となり、ピボット軸線42に達する前の外側ブーム 20内に入れ子状に配置された中間ブーム22の近接端部を示す断面図である。 図9は、ナックルハウジング40を貫通し、中間ブーム22に隣接する位置ま で延びた、対抗するピボットピン82、84を示す。 図9および図10は、ナックル38に接近中の中間ブーム22および枢動可能 な位置にある中間ブーム22をそれぞれ示す。 外側ブーム20の底部には、中間支持ブラケット94が取り付けられており、 このブラケット94は、孔56、58に類似するピン66を受け、これをガイド し、支持する孔95を内部に有する(図9参照)。図3では、同様のブラケット 94が、ピン64を支持するようにナックルハウジング60に取り付けられた状 態で示されている。 使用時において、関節型ブームアセンブリ12は、ブームアセンブリが基本的 には水平であり、プラットフォーム28のフット部96が地面に当接した状態で 、プラットフォーム28が配置されている、図1で点線で示された最も低い位置 を含む、種々の位置に配置できるようになっている。 この最下部の位置では、オペレータは、プラットフォーム28に搭乗でき、プ ラットフォーム上に設置された制御パネル98を通して、ブームアセンブリ12 およびプラットフォームを制御できる。オペレータが比較的高い領域にアクセス する必要がある場合、より大きい角度、例えば図1に実線で示された位置まで、 ブームアセンブリ12を上方へ枢動できる。 公知のレベリング(水準化)機構100が、プラットフォームとブーム26と を枢着しており、この機構は、プラットフォーム28を水平の配置に維持する。 オペレータが更に高い位置に達する必要がある場合、所望の高さに達するまで、 中間ブーム22からフライブーム24を伸長できる。しかし、オペレータがプラ ットフォーム28を水平方向に入れ子状に伸長できるようにしたい場合、すなわ ち、外側ブーム20の上方投影部から0度と90度の間のベクトルに沿って伸長 できるようにしたい場合が時々ある。この場合、中間ブーム22は完全に伸長さ れ、次にナックル機構38により、外側ブーム20に対して中間ブーム22を枢 動させる。その後、プラットフォーム28は、中間ブーム22に対しフライブー ムを伸長または収縮させるだけで、ベクトルすなわち角度αに沿って移動自在と なる。 本発明により、フレキシビリティの大きさが増加し、これにより、地面より高 い位置および低い位置の高度を含む、同様な現在の機器で、従来達成できなかっ た作業領域(例えば橋梁の検査用の作業領域)にアクセスすることが可能となっ た。 上記のように、本発明は、少なくとも先に述べた課題を満足するものである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年1月26日(1998.1.26) 【補正内容】 明細書 スライド貫通ナックルを有する関節接続型入れ子ブーム 発明の背景 本発明は、細長いブームアセンブリを有するリフト装置に関し、より詳細には 、入れ子ブームアセンブリを有するリフト装置に関する。また本発明は、入れ子 ブームを旋回可能にすると共に、伸縮自在にするよう、入れ子ブームに設けられ たスライド貫通ナックルジョイントを提供するものである。 当技術分野では、ブームを有する種々のタイプのリフト装置が知られている。 例えば、自動推進式人間用リフト、および従来の関節接続型リフトクレーンは、 一般に、次々に内側に入れ子状に嵌合された多数の入れ子式ブーム部分を有する 。このブーム部分は、電子回路、油圧、機械的機構またはそれらの組み合わせに よって伸縮されるようになっている。 一般に、最も外側のブームチューブの断面が最大となっており、この最も外側 のブームチューブは、ピボットシャフトによってタレットに枢着されている。こ のタレットおよびブームには油圧シリンダが枢着されており、水平面に対して、 ピボットシャフトを中心に、ブームアームアセンブリ全体を移動、例えば上下動 させるようになっている。一般に、旋回運動の範囲は、水平面に対し、75度〜 −26度となっている。 このリフトで利用される従来のブームアセンブリは、旋回作動範囲内の任意の 個所で最大限まで伸長できる。そのため、これらの装置は、一般に入れ子ブーム またはスクワートブームと呼ばれている。 枢動ナックルと関節接続するようにされたブームを有するその他の多くのリフ ト装置もある。かかる1つの装置は、フランス国特許第2444639号明細書に開示 されている。このリフト装置の最下部のブーム部分は、固定された長さを有し、 その一端部が、タレットに枢着され、他端部が、枢着ナックルにおいて第2ブー ム部分に枢着されている。この第2ブーム部分には、第3ブーム部分が入れ子状 に嵌合されていることが時々ある。 しかし、ブームの関節接続は、ブームが入れ子状に収縮できる量を制限してお り、従ってブームを使用しない時に、ブームを収容するのに必要な空間が大きく なっている。第2ブーム部分および第3ブーム部分は、ナックルがあるため、最 下部のブーム部分の内部に入れ子状に収縮することはできない。 請求の範囲 1.両端部を有し、それら端部の一方が、内部に開口部を有する細長い第1ブ ーム(20)と、第1ブーム(20)内の開口部をスライド自在に貫通する第1 端部(86)(88)を有する細長い第2ブーム(22)と、細長い第1ブーム (20)に対して細長い第2ブーム(22)を入れ子状に伸長するための手段( 30)(32)とを含むリフト装置(10)のための入れ子ブームアセンブリ( 12)において、 細長い第2ブーム(22)の第1端部が、少なくとも1つの細長いピボットガ イドスロット(90)を含み、ガイドスロット(90)が、長手方向の中心軸線 、および第1端部から離間した開端部および第1端部に近い閉端部を有し、細長 い第2ブーム(22)が、第1ブーム(20)に対して入れ子状に伸長および収 縮する間に、細長い第2ブーム(22)がスライド自在に嵌合される貫通開口部 を備えるハウジング(40)を、スライド貫通ナックル機構(38)が有し、ピ ボット軸線(42)を構成するように同軸状に配置された1対の対向するピン( 82)(84)によって、細長い第1ブーム(20)にハウジング(40)が枢 着されており、細長い第2ブーム(22)が伸長される際に、ピボットピン(8 2)(84)がピボットガイドスロット(90)の閉端部に整合するよう、ピボ ットガイドスロット(90)の長手方向の中心軸線が、ピボット軸線(42)に 対して直角となっており、第1ブーム(20)に対してハウジング(40)を枢 動するための手段(60)(62)を有することを特徴とする、入れ子ブームア センブリ。 2.第1ブーム(20)に対しハウジング(40)を枢動させるための手段が 、油圧シリンダ(60)(62)を備え、この油圧シリンダが、ピボット軸線( 42)から離間した、第1ブーム(20)に枢着された一端部、およびピボット 軸線(42)から離間したハウジング(40)に枢着された他端部を有する、請 求項1記載のブームアセンブリ(12)。 3.第1ブーム(20)に対して第2ブーム(22)を入れ子状に伸長させる ための手段が、互いに隣接した状態に取り付けられた1対の油圧シリンダ(60 )(62)を備え、シリンダ(60)(62)の各々が、このシリンダから伸長 自 在なロッドを有し、ロッドの一方が、第1方向に伸長自在であり、第1ブーム( 20)に枢着されており、ロッドの他方が、反対の第2方向に伸長自在であり、 かつ第2ブーム(22)に枢着されている、請求項1記載のブームアセンブリ。 4.第2ブーム(22)が、内部に開口部を備えた第2端部を有するチューブ 状の中間ブームであり、ブームアセンブリが、更にフライブーム伸長手段(92 )により中間ブーム(22)内の開口部から伸長自在であり、この開口部内に入 れ子状に嵌合されるフライブーム(24)を備え、フライブーム伸長手段が、中 間ブーンム(22)内に取り付けられた一端部、およびフライブーム(24)内 に取り付けられた他端部を有し、フライブーム伸長手段(92)が、第1ブーム (20)と独立して作動自在である、請求項1記載のブームアセンブリ。 5.第1ブーム(20)およびこの第1ブーム(20)に入れ子状に嵌合され た細い端部を有する第2ブーム(22)を有するマルチ部品入れ子ブーム(12 )のためのナックル機構であって、ピボット軸線(42)に沿って第1ブーム( 20)に枢着された一端部、および第2ブーム(22)が貫通した状態に入れ子 状に嵌合される開口部を有するチューブ状ハウジング(40)と、捕捉可能な端 部が、ピボット軸線(42)に整合するよう、第2ブーム(22)が第1ブーム (20)から伸長する際に第1ブーム(20)に対しピボット軸線(42)を中 心としてハウジング(40)および第2ブーム(42)を枢動するように、第1 ブーム(20)およびハウジング(40)を枢着する手段とを備え、第2ブーム (22)の捕捉可能な端部が第1ブーム(20)およびハウジング(40)を枢 着する手段(82)(84)がスライド可能に嵌合される、細長いピボットガイ ドスロット(90)を上部に有するナックル機構。 6.ハウジング(40)が、内部に第1ピボット孔(70)を有し、第1ブー ム(20)が第2ピボット孔(72)を有し、チューブ状ハウジング(40)と 第1ブーム(20)との間の関節接続部が、互いに整合した第1ピボット孔(7 0)と第2ピボット孔(72)とを含み、ピボット軸線(42)を共に構成する よう、前記整合したピボット孔(70)(72)内に第1ピボットピン(82) (84)が挿入されているナックルブーム機構。 7.ハウジング(40)が、第1ピボット孔(70)(72)と整合した第2 ピボット孔(70)(72)を内部に有し、第1ブーム(20)が、第2ピボッ ト孔(70)(72)と整合した第4ピボット孔(70)(72)を内部に有し 、チューブ状ハウジング(40)と第1ブーム(20)との間の関節接続部が、 更に互いに整合した第3および第4ピボット孔(70)(72)を含み、前記整 合した第3および第4ピボット孔(70)(72)内に、第2ピボットピン(8 4)(82)が挿入されており、第1ピボットピン(84)と第2ピボットピン (82)とが、ピボット軸線(42)上で充分軸方向に離間しており、両者の間 で第2ブーム(22)がスライド可能となるよう、これらピンが同軸状かつ固定 された長さとなっている、請求項6記載のナックルブーム機構。 8.1997年8月28日の第19条の補正により削除。 9.ピボットピン(82)(84)の一方のシャフトが嵌合される孔を内部に 有するホールドダウンタブ(73)(75)が、ハウジング(40)に取り外し 自在に取り付けられている、請求項8記載のナックル機構。 【手続補正書】 【提出日】1999年3月18日(1999.3.18) 【補正内容】 請求の範囲 1.両端部を有し、それら端部の一方が内部に開口部を有する細長い第1ブー ム(20)と、第1ブーム(20)内の開口部をスライド自在に貫通する第1端 部(86)(88)を有する細長い第2ブーム(22)と、細長い第1ブーム( 20)に対して細長い第2ブーム(22)を入れ子状に伸長するための手段(3 0)(32)と、細長い第2ブーム(22)が、第1ブーム(20)に対して入 れ子状に伸長および収縮する間に、この細長い第2ブーム(22)がスライド自 在に嵌合される貫通開口部を備えるハウジング(40)を有するスライド貫通ナ ックル機構(38)と、第1ブーム(20)に対してハウジング(40)、よっ て第2の細長いブーム(22)を枢動するための、第1ブーム(20)、および ハウジング(40)に接続された手段(60)(62)とを含むリフト装置(1 0)のための入れ子式関節ブームアセンブリ(12)において、 細長い第2ブーム(22)の第1端部が、少なくとも1つの細長いピボットガ イドスロット(90)を含み、該ガイドスロット(90)が、長手方向の中心軸 線、および第1端部から離間した開端部および第1端部に近い閉端部を有し、ピ ボット軸線(42)を構成するように同軸状に配置された1対の対向するピン( 82、84)によって、細長い第1ブーム(20)にハウジング(40)が枢着 されており、細長い第2ブーム(22)が伸長される際に、ピボットピン(82 )(84)がピボットガイドスロット(90)の閉端部に整合するよう、ピボッ トガイドスロット(90)の長手方向の中心軸線が、ピボット軸線(42)に対 して直角となっていることを特徴とする、入れ子式関節ブームアセンブリ。 2.第1ブーム(20)に対してハウジング(40)を枢動させるための手段 が、油圧シリンダ(60)(62)を備え、この油圧シリンダが、ピボット軸線 (42)から離間した、第1ブーム(20)に枢着された一端部、およびピボッ ト軸線(42)から離間したハウジング(40)に枢着された他端部を有するこ とを更に特徴とする、請求項1記載のブームアセンブリ(12)。 3.第1ブーム(20)に対して第2ブーム(22)を入れ子状に伸長させる ための手段が、互いに隣接した状態に取り付けられた1対の油圧シリンダ(30 )(32)を備え、シリンダ(30)(32)の各々が、このシリンダから伸長 自 在なロッドを有し、ロッドの一方が、第1方向に伸長自在であり、第1ブーム( 20)に枢着されており、他方、ロッドの他方が反対の第2方向に伸長自在であ り、第2ブーム(22)に枢着されていることを更に特徴とする、請求項1記載 のブームアセンブリ。 4.第2ブーム(22)が、内部に開口部を備えた第2端部を有するチューブ 状の中間ブームであり、ブームアセンブリが、更にフライブーム伸長手段(92 )により中間ブーム(22)内の開口部から伸長自在であり、この開口部内に入 れ子状に嵌合されるフライブーム(24)を備え、フライブーム伸長手段が、中 間ブーンム(22)内に取り付けられた一端部、およびフライブーム(24)内 に取り付けられた他端部を有し、フライブーム伸長手段(92)が、第1ブーム (20)と独立して作動自在であることをを更に特徴とする、請求項1記載のブ ームアセンブリ。 5.第1ブーム(20)およびこの第1ブーム(20)に入れ子状に嵌合され た細い端部を有する第2ブーム(22)を有し、ピボット軸線(42)に沿って 第1ブーム(20)に枢着された一端部、および第2ブーム(22)が貫通した 状態に入れ子状に嵌合される開口部を有するチューブ状ハウジング(40)と、 第1ブーム(20)に対してピボット軸線(42)を中心としてハウジング(4 0)および第2ブーム(42)を枢動するように、第1ブーム(20)およびハ ウジング(40)を枢着する手段とを備える、多節状入れ子式ブーム(12)の ためのナックルブーム機構において、 第1ブーム(20)およびハウジング(40)を枢着する手段(82)(84 )が、スライド可能に嵌合される、細長いピボットガイドスロット(90)を第 2ブーム(22)の捕捉可能な端部が有し、捕捉可能な端部がピボット軸線(4 2)に整合するよう第2ブーム(22)が完全に伸長した時にしか第ブーム(2 0)およびハウジング(40)を枢着する手段が第1ブーム(20)に対してハ ウジング(40)および第2ブーム(22)を枢動しないようになっていること を特徴とするナックルブーム機構。 6.ハウジング(40)が、内部に第1ピボット孔(70)を有し、第1ブー ム(20)が第2ピボット孔(72)を有し、チューブ状ハウジング(40)と 第1ブーム(20)との間の関節接続部が、互いに整合した第1ピボット孔(7 0)と第2ピボット孔(72)とを含み、ピボット軸線(42)を共に構成する よう、前記整合したピボット孔(70、72)内に第1ピボットピン(82;8 4)が挿入されている、請求項5記載のナックルブーム機構。 7.ハウジング(40)が、第1ピボット孔(70)(72)と整合した第2 ピボット孔(70)(72)を内部に有し、第1ブーム(20)が、第2ピボッ ト孔(70)(72)に整合した第4ピボット孔(70)(72)を内部に有し 、チューブ状ハウジング(40)と第1ブーム(20)との間の関節接続部が更 に互いに整合した第3および第4ピボット孔(70)(72)を含み、前記整合 した第3および第4ピボット孔(70)(72)内に第2ピボットピン(84) (82)が挿入されており、第1ピボットピン(84)と第2ピボットピン(8 2)とが、ピボット軸線(42)上で充分軸方向に離間しており、両者の間で第 2ブーム(22)がスライド可能となるよう、これらピンが同軸状かつ固定され た長さとなっている、請求項6記載のナックルブーム機構。 8.ピボットピン(82)(84)の一方のシャフトが嵌合される孔を内部に 有するホールドダウンタブ(73)(75)が、ハウジング(40)に取り外し 自在に取り付けられている、請求項7記載のナックルブーム機構。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.長手方向の中心軸線および両端部を有し、両端部の一方が内部に開口部を 有する細長い第1ブームと、第1ブーム内の開口部から伸長自在であり、通常こ の開口部内に入れ子状に嵌合された第1端部を有する細長い第2ブームとを含み 、前記第1端部が、少なくとも1つの細長いピボットガイドスロットを上部に含 み、このピボットガイドスロットが、長手方向の中心軸線および第1端部から離 間した開端部、および第1端部に近い閉端部を有し、更に第2ブームが、第1ブ ームに対し伸長および収縮する間、第1ブームが嵌合される貫通開口部を有する ハウジングを有するスライド貫通ナックル機構を備え、ハウジングが、ピボット 軸線を構成するように同軸状に配置された1対の対向する細長いピンによって、 第1ブームに枢着されており、ピボットピンが、ピボットガイドスロットの閉端 部に整合するよう第2ブームが伸長する際に、第2ブームが第1ブームに対して 枢動自在となるよう、ピボットガイドスロットの長手方向も中心軸線が、ピボッ ト軸線に対して直交し、更に第1ブームに対して、第2ブームを伸長および収縮 させるための、第1ブームおよび第2ブームに接続された伸長手段とを備え、こ の伸長手段は、ピボットガイドスロットの閉端部に整合したピボットシャフトに よって第2ブームに枢着されており、更にハウジング、従って第2ブームを第1 ブームに対し枢動させるよう、第1ブームおよびハウジングに枢着された手段を 含む、リフト装置用関節接続型入れ子ブームアセンブリ。 2.第1ブームに対しハウジングを枢動させるための手段が、油圧シリンダを 備え、この油圧シリンダが、ピボット軸線から離間した、第1ブームに枢着され た一端部、およびピボット軸線から離間したハウジングに枢着された他端部を有 する、請求項1記載のブームアセンブリ。 3.第1ブームに対して第2ブームを入れ子状に伸長させるための手段が、互 いに隣接した状態に取り付けられた1対の油圧シリンダを備え、シリンダの各々 が、このシリンダから伸長自在なロッドを有し、ロッドの一方が、第1方向に伸 長自在であり、第1ブームに枢着されており、ロッドの他方が、反対の第2方向 に伸長自在であり、かつ第2ブームに枢着されている、請求項1記載のブームア センブリ。 4.第2ブームが、内部に開口部を備えた第2端部を有するチューブ状の中間 ブームであり、ブームアセンブリが、更にフライブーム伸長手段により中間ブー ム内の開口部から伸長自在であり、この開口部内に入れ子状に嵌合されるフライ ブームを備え、フライブーム伸長手段が、中間ブーンム内に取り付けられた一端 部、およびフライブーム内に取り付けられた他端部を有し、フライブーム伸長手 段が、第1ブームと独立して作動自在である、請求項1記載のブームアセンブリ 。 5.第1ブームおよびこの第1ブームに入れ子状に嵌合された細い端部を有す る第2ブームを有するマルチ部品入れ子ブームのためのナックル機構であって、 ピボット軸線に沿って第1ブームに枢着された一端部、および第2ブームが貫通 した状態に入れ子状に嵌合される開口部を有するチューブ状ハウジングと、捕捉 可能な端部が、ピボット軸線に整合するよう、第2ブームが第1ブームから伸長 する際に、第1ブームに対しピボット軸線を中心としてハウジングおよび第2ブ ームを枢動するように、第1ブームおよびハウジングを枢着する手段とを備える ナックル機構。 6.ハウジングが、内部に第1ピボット孔を有し、第1ブームが、第2ピボッ ト孔を有し、チューブ状ハウジンと第1ブームとの間の枢着接続部が、互いに整 合した第1ピボット孔と第2ピボット孔とを含み、ピボット軸線を構成するよう 、前記整合したピボット孔内に第1ピボットピンが挿入されているナックルブー ム機構。 7.ハウジングが、第1ピボット孔と整合した第2ピボット孔を内部に有し、 第1ブームが、第2ピボット孔に整合した第4ピボット孔を内部に有し、チュー ブ状ハウジングと第1ブームとの間の関節接続部が、更に互いに整合した第3お よび第4ピボット孔を含み、前記整合した第3および第4ピボット孔内に、第2 ピボットピンが挿入されており、第1ピボットピンと第2ピボットピンとが、ピ ボット軸線上で充分軸方向に離間しており、両者の間で第2ブームがスライド可 能となるよう、これらピンが同軸状かつ固定された長さとなっている、請求項6 記載のナックルブーム機構。 9.ピンの一方のシャフトが嵌合される孔を内部に有するホールドダウンタブ が、ハウジングに取り外し自在に取り付けられている、請求項8記載のナックル 機構。 10.長手方向の中心軸線および両端部を有し、両端部の一方が、内部に開口 部を有する細長い第1ブームと、第1ブーム内の開口部から伸長自在であり、通 常は、この開口部内に入れ子状に嵌合される第1端部を有する細長い第2ブーム とを備え、この第2ブームが、頂部、底部および対向する側面を有し、第1端部 が、上部に2つの細長いピボットガイドスロットを含み、各ピボットガイドスロ ットが、長手方向の中心軸線および第1端部から離間した開端部、ならびに第1 端部に近い閉端部を有し、スロットが互いに整合するよう、第2ブームの各側面 には、1つのガイドスロットがそれぞれ設けられており、第2ブームの側面の各 々には、それぞれヨークプレートが取り付けられ、内部にピボットガイドスロッ トが形成されており、第2ブームが、第1ブームに対し伸長および収縮する間に 第2ブームが嵌合される貫通開口部を備えたハウジングを有するスライド貫通ナ ックル機構を有し、ピボット軸線を構成するように同軸状に配置された1対の対 向する細長いピンにより、第1ブームにハウジングが枢着されており、ピボット ピンが、それぞれピボットガイドスロットの閉端部に整合するように第2ブーム が、伸長する際に、第2ブームが第1ブームに対し枢動自在となるよう、ピボッ トガイドスロットの長手方向中心軸線が、ピボット軸線に対し直角となっており 、第1ブームに対して第2ブームを伸長、収縮するよう、第1ブームおよび第2 ブームに接続された伸長手段を更に備え、この伸長手段が、ピボットガイドスロ ットの閉端部に整合したピボットシャフトによって第2ブームに枢着されており 、更にハウジング、従って第2ブームを第1ブームに対して枢動するための、第 1ブームおよびハウジングに枢着された手段を含む、リフト装置のための関節接 続型入れ子ブームアセンブリ。
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