JP2000335216A - 自動車のサスペンション構造 - Google Patents

自動車のサスペンション構造

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JP2000335216A
JP2000335216A JP11147924A JP14792499A JP2000335216A JP 2000335216 A JP2000335216 A JP 2000335216A JP 11147924 A JP11147924 A JP 11147924A JP 14792499 A JP14792499 A JP 14792499A JP 2000335216 A JP2000335216 A JP 2000335216A
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Tomoyuki Suzuki
智之 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 剛性強度を保持する自動車のサスペンション
構造において使用されるトレーリングアームの軽量化及
び剛性を維持する構造を提供する。 【解決手段】 トレーリングアーム4の長尺なプレート
6の前側を、後端の2つのボス8,9間のプレート6の
厚み(厚肉部6a)より薄く形成し(薄肉部6b)、薄肉部
6bの要部に細ボス18をボス7の長さに合わせて突設さ
せ、下面リブ12の要部に延出リブ16をボス7の長さに合
わせて形成する。トレーリングアーム4の製作時の冷却
工程中において、台に横伏せにしても側面全面が接触す
るので自重に影響されずに安定し、歪みの発生を低減す
る。また、延出リブ16及び細ボス18により剛性を強化す
るのでプレート6を薄くして軽量化が達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】自動車のサスペンション機構
は、フロントとリアとでは構成が若干異なるが、概略、
タイヤ軸にストラットとサスペンションアームとを組み
付けたもので、乗り心地や操作性を向上させている。本
発明は、剛性強度を保持する自動車のサスペンション構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の乗り心地を快適にするには、タ
イヤと車体との間にクッション性を持たせることが知ら
れている。自動車を後輪駆動で走行させる場合、図10に
示すように、アクスルシャフトハウジング1はショック
アブソーバ2、コイルばね3及びリアトレーリングアー
ム4に支持され、アクスルシャフトハウジング1内のア
クスルシャフト(図示略)にリアタイヤ5が接続され、
リアタイヤ5を回転駆動させる。なお、3リンク式のリ
アサスペンションは特開平9-290611号公報等に開示され
ている。また、クッション性のほか、車体の左右一対の
トレーリングアームを車体装着時に特性が独自になるよ
うに配設させ、双方の機能によって車体剛性を高めるよ
うにした構成がある(特開平8-230429号公報)。
【0003】図11(a)に示すように、3リンク式のリ
アトレーリングアーム4は長尺なプレート6の前端にボ
ス7が設けられている。プレート6後端の車軸側には上
下にボス8,9が配置され、かつ、下側のボス9が上側
のボス8より後方にずれて設けられている。プレート6
の全周は直線状の上面リブ10、弯曲リブ11及び、一部弯
曲した下面リブ12によって囲繞されている。組み付け
上、各ボス7,8,9の軸方向長さは揃っているが、こ
の軸方向に沿ったリブ10,11,12の長さはボスの長さより
短く設計されている。また、プレート6にはブレーキシ
ューを作動させるためのオイルパイプ用のボス13が設け
られている。また、リアトレーリングアーム4の中間部
Aの断面は図11(b)に示すように上面リブ10の幅が下
面リブ12の幅より広く製作される。このように構成した
リアトレーリングアーム4をサスペンション機構に組み
付けたとき、ボス近傍(図11(a)の×部)に応力が発
生することは実測により知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、サス
ペンションの剛性を高めることは有効である。また、自
動車を軽量化するうえでリアトレーリングアーム4につ
いて言えば、リアトレーリングアーム4のプレート6を
薄肉状態にして軽量化を行うと最も軽量化効果が大き
い。
【0005】ところで、リアトレーリングアーム4で
は、最も厳しい条件は急発進荷重時であり、タイヤ5接
地点から荷重がかかると上下方向及び横方向の力が掛か
る。つまり、上下方向に力が掛かる場合、図13(a)に
示すように上側に凸になるように変形する曲げモードと
なる。また、横方向の力が掛かる場合、図13(b)に示
すように車体内側変形する曲げモードとなる。したがっ
て、リアトレーリングアーム4には合成された力が加わ
って図12に示す+の箇所に最大の応力が発生することに
なる。このため、プレート6を単に薄肉に形成すること
は曲げに対する剛性が弱くなり軽量化が困難になる。
【0006】また、リアトレーリングアーム4は製造
時、冷却工程中において放置しておく必要があるので、
ボス7,8,9の配置構造を利用して図14に示すように
台14にボス7,8,9を接触させて置いている。しかし
ながら、リアトレーリングアーム4は図11(b)に示す
ようにI断面構造であるので、プレート6を薄肉に形成
すると、下面リブ12の重量に影響され、図14の二点鎖線
で示すように、下面リブ12が中間部で垂れ下がるように
なって歪みが発生してしまい、これを解消するために歪
み取り工程を増やすことでコストが高くなる。
【0007】本発明は、サスペンションの剛性を維持
し、かつ、軽量化を図るようにした自動車のサスペンシ
ョン構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、請求項1の発明は、長尺なプレートの両端
に複数のボスを備え、該プレートの上下縁を囲繞するリ
ブを形成したトレーリングアームを、前記ボスを介して
車体とアクスルシャフトハウジングとの間に車体前後方
向に装着する自動車のサスペンション構造において、前
記プレートの前記アクスルシャフトハウジング側に略前
後方向に間隔をあけて2つのボスを設け、該2つのボス
間のプレートの厚みを他の車体側のプレートの厚みに対
して厚肉に形成し、前記リブまたは前記プレートの各要
部に延出リブまたは細ボスをそれぞれ設けたことを特徴
とする。
【0009】請求項2の発明は請求項1の発明におい
て、延出リブは、前記プレートを囲繞する上面リブより
幅狭の下面リブに設けたことを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は請求項1または請求項2
の発明において、下面リブの延出リブ部位の長さをトレ
ーリングアームの取り付け用のボスと同等にしたことを
特徴とする。延出リブは、トレーリングアームの冷却工
程中において位置固定用に利用され、トレーリングアー
ムの形状を維持する。
【0011】請求項4の発明は請求項1ないし請求項3
のいずれかの発明において、細ボスは、前記プレートの
薄肉部の要部に配置し、かつ、該トレーリングアームの
取り付け用のボスと前記細ボスの長さを同寸法で製作し
たことを特徴とする。細ボスはトレーリングアームの冷
却工程中において位置固定用に利用され、サスペンショ
ン構造にトレーリングアームを装着するときに短く削り
ブレーキホース取付座にする。
【0012】請求項5の発明は請求項1ないし請求項4
のいずれかの発明において、前記プレートの上縁に形成
した上面リブは、トレーリングアームの取り付け用のボ
スと同じ長さに形成したことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1(a)、(b)に示すよ
うに、リアトレーリングアーム4は長尺のプレート6の
前端(F)にボス7を設け、後端(R)に位置するボス
9と後端の少し手前に位置するボス8を設けている。ま
た、ボス7,8間のプレート6上端には直線状の上面リ
ブ10を形成し、ボス8,9間のプレート6上端には弯曲
した弯曲リブ11が形成され、ボス7,9間のプレート6
下端にはボス9側を弯曲させた下面リブ12を形成させて
いる。そして、プレート6は上面リブ10、弯曲リブ11及
び、下面リブ12によって囲繞され、上面リブ10はボス7
等と同じ長さに形成されている。
【0014】リアトレーリングアーム4のプレート6
は、ボス8とボス9とを連結する弯曲リブ11と下面リブ
12の後端側の間で厚肉部6aを形成させている。厚肉部6a
に対しプレート6の前側は薄肉(薄肉部6b)に形成させ
ている。また、下面リブ12には剛性を強化する箇所に延
出リブ15,16,17が両側に設けられ、延出リブ15の突出
長さはボス7等の長さとほぼ同じにされている。また、
プレート6には細ボス18がプレート6の両側に突設さ
れ、後工程においてブレーキホース配管用に利用され
る。ここでは、リアトレーリングアーム4の製作時にお
いて、細ボス18の突出長さをボス7等の軸方向長さとほ
ぼ同じにしておく。
【0015】以上のことから、図1(b)のリアトレー
リングアーム4の延出リブ15のある箇所のC−C断面は
図2(a)に示すように、上面リブ10の幅H1と下面リ
ブ12の幅H2の大きさがほぼ同じ(H1=H2)に形成
される(図3参照)。また、図1(b)のリアトレーリ
ングアーム4のプレート6のD−D断面は図2(b)に
対応し、上面リブ10の幅H1に対して下面リブ12の幅H
3を小さくさせている。また、細ボス18の位置するE−
E断面は図2(c)に対応し、図2(c)では上面リブ
10の幅H1、下面リブ12の幅H2及び細ボス18の幅H4
を略同一にしている。
【0016】次に、リアトレーリングアーム4の製造時
の素材段階での作用を説明する。鋳造により製作された
リアトレーリングアーム4は、細ボス18及び延出リブ1
5,16,17がボス7等と同じ長さで仕上がる。これによ
り、リアトレーリングアーム4の冷却工程においてリア
トレーリングアーム4を台14に横伏せに載せたとき(図
14参照)、自重がボス7等で支持されるほか、台14に接
触している細ボス18及び延出リブ15,16,17によってプレ
ート6及び下面リブ12等の重量を支持することになる。
【0017】これによって、冷却工程中、リアトレーリ
ングアーム4を台14に側面を上方に向けて置いても、プ
レート6及び下面リブ12の高さ位置が維持されるのでリ
アトレーリングアーム4の歪みを防止することができ
る。その後、自動車のサスペンション構造にリアトレー
リングアーム4を装着するときにブレーキホースの取付
状態にあわせ、細ボス18に削り加工を施し適正長さにす
ることで軽量化に則する。この適正長さは、一例とし
て、下面リブ12の幅(幅H3)に合わせて切断したとき
の長さとする。
【0018】次に、プレート6に形成した厚肉部6a及
び、下面リブ12に形成する延出リブ15,16,17について
説明する。リアトレーリングアーム4は、厚肉部6aを弯
曲リブ11と下面リブ12の後端側の間で形成しているの
で、延出リブ15はプレート6の前側の応力集中部及び断
面剛性が小さい部分に設ける。図1においては、プレー
ト6の前側の薄肉となった箇所の下面リブ12に適宜間隔
で形成させている。これにより、リアトレーリングアー
ム4の剛性が強化され、応力を低減することができ、軽
量化も促進できる。
【0019】また、図5に示すように、ボス8からボス
9にかけてのプレート6の厚みを厚肉(厚肉部6a)とし
他を薄肉(薄肉部6b)に構成した(延出リブ、細ボスは
図示略)ので、弯曲リブ11部の応力を低減することが
でき、しかも軽量化が図れるようになる。そこで、図5
に示す弯曲リブ部、下面リブ弯曲部の箇所の応力値
を従来技術の応力値と比較すると、図6に示すように、
弯曲リブ部では、本案の応力値が応力上限の基準値に
近づくが軽量化が達成されるものである。また、下面リ
ブ弯曲部においても、応力下限の基準値を越えず、軽
量化が達成されるものである。
【0020】また、上記、軽量化の一例として、リアト
レーリングアーム4の長さが略 830mmとしたものにお
いて、下面リブ12の前側のリブ幅を20mmから15mm
に、リブ厚を5mmから4mmに変更製作し、弯曲リブ
11のリブ幅を15mmから20mmに、リブ厚はそのまま5
mmに製作し、プレート6の薄肉部6bの厚さを5mmか
ら4mmに変更して製作する。
【0021】ところで、前述したように、急発進時にタ
イヤ接地点から荷重がかかると、上下方向の曲げ力と横
方向の曲げ力が合成されてリアトレーリングアーム4を
変形させる。リアトレーリングアーム4を変形させる要
因となる断面係数ZXa、ZYbは、断面2次モーメントI
X 、IY から得られる。 ZXa=IX /a(mm3 ) ZYb=IY /b(mm3 ) なお、図7(b)に示すように、aは重心から上端まで
の距離、bは重心から側端までの距離である。
【0022】図7(a)のリアトレーリングアーム4の
各AないしN及びPの断面部位において、図8は各部位
の断面係数ZXaを示し、図9は断面係数ZYbを示してい
る。両グラフとも従来技術と本案とが比較され、いずれ
のグラフもJからPの断面部位の断面剛性が小さいこと
が読み取れる。また、図8において、従来技術と本案と
もIとJの断面部位の断面係数の差が大きく弯曲リブ部
に応力集中するが、厚肉部6a(薄肉部6bの段差形状)等
の形成により本案のIの断面部位の断面係数が小さくな
ったので、リアトレーリングアーム4の各部位の断面剛
性差を緩和できるようになる。
【0023】次に、他の実施の形態のリアトレーリング
アーム4を図4を参照して説明する。前記の延出リブ1
5,16,17は下面リブ12の直線部に適宜間隔で設けたも
のであるが、ここでは、図4に示すように、延出リブ19
はボス7とボス8の中間部、延出リブ20は後退急発進時
の引っ張り応力集中部、延出リブ21は略ボス8とボス9
の中間部、延出リブ22は弯曲リブ11の前進急発進時の応
力集中部にそれぞれ設置する。この構成によって、リア
トレーリングアーム4の剛性が強化され、応力値が基準
値内に納まり、プレート6を薄肉に形成して軽量化を図
ることができる。なお、リアトレーリングアーム4の剛
性についてのみ言えば、上面リブ10の幅H1及び延出リ
ブ19を含む下面リブ12の幅H2はボス7等の幅に合わせ
なくとも良い。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上述べた通りであり、請求項
1に記載の発明では、自動車のサスペンション構造に使
用されるトレーリングアームを、トレーリングアームの
プレートを薄くして軽量化を図るものであり、要部に延
出リブまたは細ボスをそれぞれ設けたのでプレートを薄
くしても剛性が維持され、軽量化が達成できるものであ
る。また、トレーリングアーム軽量化による乗り心地が
向上する。請求項2に記載の発明では、延出リブを上面
リブより幅狭の下面リブに設けたので、剛性が強化さ
れ、プレートを薄くして軽量化が達成できる。
【0025】請求項3に記載の発明では、下面リブの延
出リブ部位の長さをトレーリングアームの取り付け用の
ボスと同等にしたので、トレーリングアームを横伏せに
しても自重の影響がなく、冷却工程中に発生する歪みを
低減でき、従来技術における歪み取り工程を削減するこ
とができ製作費を低減できる。また、請求項4に記載の
発明では、細ボスの長さをトレーリングアームの取り付
け用のボスと同等にしたので、請求項3に記載の発明と
同様に冷却工程中に発生する歪みを低減でき、従来技術
における歪み取り工程を削減することができ製作費を低
減できる。また、細ボスは、サスペンション構造にトレ
ーリングアームを装着するときに短く削りブレーキホー
ス取付座にするので、細ボスの製作時の長さは軽量化を
妨げない。
【0026】請求項5に記載の発明では、上面リブをト
レーリングアームの取り付け用のボスと同じ長さに形成
したので、トレーリングアームを横伏せにすると側面全
面が台に接触するので重心が安定し、自重の影響がな
く、製作中の歪みの発生を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施の形態のリアトレーリングア
ームを側面(b)のB−B断面の上面視(a)により説
明するための模式図である。
【図2】図1(b)のリアトレーリングアームの(a)
C−C断面、(b)D−D断面、(c)E−E断面図で
ある。
【図3】図1に示すリアトレーリングアームの延出リブ
部の部分斜視図である。
【図4】本発明の他の実施の形態のリアトレーリングア
ームを側面(a)と下面(b)で説明するための模式図
である。
【図5】本発明の他の実施の形態のリアトレーリングア
ームの斜視図である。
【図6】図5に示すリアトレーリングアームの,箇
所の応力値を示すグラフである。
【図7】本発明の実施の形態の基本とするリアトレーリ
ングアームの断面箇所(a)と計測部(b)を示して断
面係数を説明するための模式図である。
【図8】本発明の実施の形態のリアトレーリングアーム
の各部位と断面係数ZXaのグラフである。
【図9】本発明の実施の形態のリアトレーリングアーム
の各部位と断面係数ZYbのグラフである。
【図10】従来の自動車の後輪サスペンション構造を示
す部分斜視図である。
【図11】従来のリアトレーリングアームを斜視(a)
と断面(b)で説明するための模式図である。
【図12】従来のリアトレーリングアームの応力変化状
態を説明するための斜視図である。
【図13】従来のリアトレーリングアームの上下方向の
曲げモード(a)と横方向の曲げモード(b)を説明す
るための模式図である。
【図14】従来のリアトレーリングアームの製作時の冷
却工程中の静置状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 アクスルシャフトハウジング 4 トレーリングアーム 6 プレート 6a 厚肉部 6b 薄肉部 7,8,9 ボス 10 上面リブ 12 下面リブ 15,16,17 延出リブ 18 細ボス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺なプレートの両端に複数のボスを備
    え、該プレートの上下縁を囲繞するリブを形成したトレ
    ーリングアームを、前記ボスを介して車体とアクスルシ
    ャフトハウジングとの間に車体前後方向に装着する自動
    車のサスペンション構造において、 前記プレートの前記アクスルシャフトハウジング側に略
    前後方向に間隔をあけて2つのボスを設け、該2つのボ
    ス間のプレートの厚みを他の車体側のプレートの厚みに
    対して厚肉に形成し、前記リブまたは前記プレートの各
    要部に延出リブまたは細ボスをそれぞれ設けたことを特
    徴とする自動車のサスペンション構造。
  2. 【請求項2】 延出リブは、前記プレートを囲繞する上
    面リブより幅狭の下面リブに設けたことを特徴とする請
    求項1記載の自動車のサスペンション構造。
  3. 【請求項3】 下面リブの延出リブ部位の長さをトレー
    リングアームの取り付け用のボスと同等にしたことを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の自動車のサスペ
    ンション構造。
  4. 【請求項4】 細ボスは、前記プレートの薄肉部の要部
    に配置し、かつ、該トレーリングアームの取り付け用の
    ボスと前記細ボスの長さを同寸法で製作したことを特徴
    とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の自動
    車のサスペンション構造。
  5. 【請求項5】 前記プレートの上縁に形成した上面リブ
    は、トレーリングアームの取り付け用のボスと同じ長さ
    に形成したことを特徴とする請求項1ないし請求項4の
    いずれかに記載の自動車のサスペンション構造。
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