JPH074112U - サスペンションアーム - Google Patents

サスペンションアーム

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Publication number
JPH074112U
JPH074112U JP3236293U JP3236293U JPH074112U JP H074112 U JPH074112 U JP H074112U JP 3236293 U JP3236293 U JP 3236293U JP 3236293 U JP3236293 U JP 3236293U JP H074112 U JPH074112 U JP H074112U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suspension arm
width
rod
section
shaped cross
Prior art date
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Pending
Application number
JP3236293U
Other languages
English (en)
Inventor
久 安田
章 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Metals Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Publication of JPH074112U publication Critical patent/JPH074112U/ja
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  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] 従来品と比較して重量を10%軽減したにも
かかわらず強度を増大し、安全性と信頼性を向上し、し
かも耐用寿命を大幅に増大し得るサスペンションアーム
を提供する。 [構成] I型断面形状を有する棒状体の一端にアクス
ルケースと係合する二個の貫通孔を備え、他端にフレー
ムと係合する貫通孔を有するサスペンションアームであ
って、上記I型断面形状を有する棒状体の下部フランジ
の幅を上部フランジの幅よりも小となすことを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、乗用車や商用車の懸架装置部品として用いられるサスペンションア ームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
リーディングアームやトレーリングアームに代表されるサスペンションアーム は、I型断面形状を有する棒状体の一端にアクスルケースと係合する二個の貫通 孔を備え、他端にフレームと係合する貫通孔を有する構造であり重要保安部品と して強度と安全性が要求されるものである。そのうえ、軽量化のため重量的な制 約やコスト面での制約を受けるなど、きわめて厳しい条件を要求される部品であ る。このようなサスペンションアームは、上下のフランジの寸法が等しいI型断 面形状である場合が多い。このサスペンションアームは通常の車両走行時には車 両の前進、後退に伴って棒状体は引張荷重あるいは圧縮荷重が作用する。ところ が車両が溝にはまったり、土石に乗り上げたりするとサスペンションアームに予 期しない荷重が作用するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
すなわち略水平に取り付けられたサスペンションアームは、下方のフランジに 圧縮応力が作用し、上方のフランジには引張応力が作用する。従って上方のフラ ンジに亀裂が発生して破壊に至ることをしばしば経験するものである。本考案は かかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは従来品と比 較して重量を10%軽減したにもかかわらず強度を増大し、安全性と信頼性を向 上し、しかも耐用寿命を大幅に増大し得るサスペンションアームを提供するもの である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のサスペンションアームは、I型断面形状を有する棒状体の一端にアク スルケースと係合する二個の貫通孔を備え、他端にフレームと係合する貫通孔を 有するサスペンションアームであって、上記I型断面形状を有する棒状体の下部 フランジの幅を上部フランジの幅よりも小となすことを特徴とするものである。
【0005】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基いてさらに詳細に説明する。図1はサスペンシ ョンアームを上下逆に設置して衝撃試験を実施中の側面図であり、図2は衝撃試 験結果を示すものである。I型断面形状を有する棒状体1の一端にアクスルケー スと係合する二個の貫通孔2を備え、他端にフレームと係合する貫通孔3を有す るサスペンションアーム4であって、上記I型断面形状を有する棒状体1の下部 フランジの幅5を上部フランジの幅6よりも小となす構成としたものである。
【0006】 以上の構成により次に作用効果を説明する。図1に示す状態で衝撃試験を実施 した。試験結果は図2に示すとおり、従来品は4個のうち2個が破断しているが 、本考案品は重量を10%軽減したにもかかわらず3個とも破断せず十分な強度 を有することが確認された。
【0007】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように、本考案のサスペンションアームは、従来品と比 較して重量を10%軽減したにもかかわらず強度を増大し、安全性と信頼性を向 上し、しかも耐用寿命を大幅に増大し得るものであり、工業的に優れた効果をも たらすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】サスペンションアームを上下逆に設置して衝撃
試験を実施中の側面図、
【図2】衝撃試験結果を示すものである。
【符号の説明】
1 棒状体 2 貫通孔 3 貫通孔 4 サスペンションアーム 5 下部フランジの幅 6 上部フランジの幅

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 I型断面形状を有する棒状体の一端にア
    クスルケースと係合する二個の貫通孔を備え、他端にフ
    レームと係合する貫通孔を有するサスペンションアーム
    であって、上記I型断面形状を有する棒状体の下部フラ
    ンジの幅を上部フランジの幅よりも小となすことを特徴
    とするサスペンションアーム。
JP3236293U 1993-06-16 1993-06-16 サスペンションアーム Pending JPH074112U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4732651U (ja) * 1971-04-22 1972-12-12
JP2000335216A (ja) * 1999-05-27 2000-12-05 Suzuki Motor Corp 自動車のサスペンション構造
US9731573B2 (en) 2015-05-27 2017-08-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Suspension arm

Cited By (4)

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