JPH077260Y2 - トラックの車台フレーム - Google Patents

トラックの車台フレーム

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JPH077260Y2
JPH077260Y2 JP2164189U JP2164189U JPH077260Y2 JP H077260 Y2 JPH077260 Y2 JP H077260Y2 JP 2164189 U JP2164189 U JP 2164189U JP 2164189 U JP2164189 U JP 2164189U JP H077260 Y2 JPH077260 Y2 JP H077260Y2
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JP
Japan
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upper flange
cross member
side rail
extending
vehicle body
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2164189U
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English (en)
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JPH02112582U (ja
Inventor
満 堀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トラックの車台フレームに関するものであ
る。
(従来の技術) 従来のトラック用車台フレームの典型的な構成を第3図
について説明する。図中符号10は総括的に車台フレーム
を示し、同車台フレームは車体前後方向に延在した左右
一組の夫々断面形状が溝型をなすサイドレール12と、車
体前後方向に間隔を存して車巾方向に配置され夫々の両
端部分を上記左右のサイドレールにリベット又はボルト
14によって固着されたクロスメンバ16とを具え、上記サ
イドレール12の上方フランジ12fu上に車体前後方向に延
在する縦根太18が装架されてUボルト等の固着具により
上記サイドレール12に固定されている。
図示の場合、上記クロスメンバ16は、夫々ハッド型の断
面形状を有する上方部材16uと下方部材16lとを多数のリ
ベット又はボルト20により一体的に結合して形成され、
その車巾方向両端部分における上方部材16uと下方部材1
6lとは図示のようにV字状に拡開されていて、夫々の拡
開端部が上記リベット又はボルト14により上記サイドレ
ール12の上方フランジ12fu及び下方フランジ12flに固着
された所謂アリゲータ型のものが例示されているが、断
面形状が溝型をなすクロスメンバ及び断面形状がI型を
なすクロスメンバ等も従来から広く採用されている。
(考案が解決しようとする課題) 上述したようにクロスメンバ16の車巾方向両端部分をサ
イドレール12の上方フランジ12fuにリベット又はボルト
14によって締結した場合、リベット又はボルト14の頭部
又はナットが縦根太18の底面と干渉するので、従来は縦
根太18の下方フランジ18flに、車体前後方向に延在する
樋状の凹所22を形成して上記干渉を回避しており、この
ため縦根太18の加工費が可成増大する不具合があった。
本考案は、上記事情に鑑み、サイドレールの上方フラン
ジとクロスメンバの対応する端部とを締結するリベット
又はボルトが、サイドレールの上方フランジ上に装架さ
れる縦根太に干渉しない構成とすることによって、縦根
太の加工費を低減し得るようにしたトラックの車台フレ
ームを提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案に係るトラックの車台フレームは、上記目的を達
成するために創案されたもので、車体前後方向に延在し
夫々溝型の断面形状を有する左右一組のサイドレール
と、車巾方向に配置され両端部分を上記左右のサイドレ
ールにリベット又はボルトにより固着されたクロスメン
バとを具え、上記サイドレールの上方フランジ上に車体
前後方向に延在する縦根太を装架してなるものにおい
て、上記サイドレールのクロスメンバ端部に対応する上
方フランジ部分が車体内方に延長して形成され、同クロ
スメンバ端部をサイドレールの上方フランジに締結する
上記リベット又はボルトが、上記縦根太の底面より車体
内方に離隔して配置されていることを特徴とするもので
ある。
(作用) 本考案によれば、クロスメンバの端部に対応するサイド
レールの上方フランジ部分が車体内方に延長して形成さ
れ、同クロスメンバをサイドレールの上方フランジに結
合するリベット又はボルトが縦根太の底面より車体内方
に離隔して配置されるので、縦根太の底面に干渉を防止
するための樋状の凹所を加工する必要がなくなる。
(実施例) 以下本考案の実施例を第1図及び第2図について具体的
に説明する。(なお、第3図を参照して説明した従前の
構成と実質的に同一又は対応する部材もしくは部分につ
いては、同一の符号を付し重復説明は省略する。)本考
案においては、車台フレーム10のサイドレール12におけ
るクロスメンバ16の端部に対応する部分の上方フランジ
12fuが車体内方に向い延長して形成され、この延長フラ
ンジ部24においてクロスメンバ16の上方部材16uの端部
が、リベット又はボルト14によって固着されている。そ
して、上記リベット又はボルト14は縦根太18の底面即ち
下方フランジ18flと干渉しないように車体内方に離隔し
て配置されている。
上記構成によれば、サイドレール12の上方フランジ12fu
上に装架される縦根太18の底面と、クロスメンバ16を上
方フランジ12fuに結合するリベット又はボルト14とが干
渉しないので、縦根太18の底面に干渉防止用の樋状凹所
等を形成する必要がなく、従って安価に製造し得る利点
がある。また、サイドレール12の上方フランジ12fuを車
体内方に延長してクロスメンバ16の端部と結合すること
によって、サイドレール12とクロスメンバ16の端部との
間に形成される空間Sが従来より拡大されるため、電気
配線,配管,配索等の作業性が改善される追加の利点が
ある。
なお、本考案の適用は例示したアリゲータ型クロスメン
バを具えた車台フレーム10に限定されるものではなく、
断面形状が溝型及びI型をなすクロスメンバにも広く適
用し得るものである。
(考案の効果) 叙上のように、本考案に係るトラックの車台フレーム
は、車体前後方向に延在し夫々溝型の断面形状を有する
左右一組のサイドレールと、車巾方向に配置され両端部
分を上記左右のサイドレールにリベット又はボルトによ
り固着されたクロスメンバとを具え、上記サイドレール
の上方フランジ上に車体前後方向に延在する縦根太を装
架してなるものにおいて、上記サイドレールのクロスメ
ンバ端部に対応する上方フランジ部分が車体内方に延長
して形成され、同クロスメンバ端部をサイドレールの上
方フランジに締結する上記リベット又はボルトが、上記
縦根太の底面より車体内方に離隔して配置されているこ
とを特徴とし、簡単な構成によって上記縦根太の製造コ
ストを低減し得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車台フレームの一実施例を示す平
面図、第2図は第1図のII−II線に沿い矢印方向に視た
断面図、第3図は従前の車台フレームにおける第2図同
様の断面図である。 10……車台フレーム、12……サイドレール、14……リベ
ット又はボルト、16……クロスメンバ、18……縦根太。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体前後方向に延在し夫々溝型の断面形状
    を有する左右一組のサイドレールと、車巾方向に配置さ
    れ両端部分を上記左右のサイドレールにリベット又はボ
    ルトにより固着されたクロスメンバとを具え、上記サイ
    ドレールの上方フランジ上に車体前後方向に延在する縦
    根太を装架してなるものにおいて、上記サイドレールの
    クロスメンバ端部に対応する上方フランジ部分が車体内
    方に延長して形成され、同クロスメンバ端部をサイドレ
    ールの上方フランジに締結する上記リベット又はボルト
    が、上記縦根太の底面より車体内方に離隔して配置され
    ていることを特徴とするトラックの車台フレーム。
JP2164189U 1989-02-27 1989-02-27 トラックの車台フレーム Expired - Lifetime JPH077260Y2 (ja)

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JP2164189U JPH077260Y2 (ja) 1989-02-27 1989-02-27 トラックの車台フレーム

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JPH02112582U JPH02112582U (ja) 1990-09-10
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4016376B2 (ja) 2002-03-05 2007-12-05 いすゞ自動車株式会社 サイドメンバとクロスメンバとの連結構造
JP4616653B2 (ja) * 2005-01-17 2011-01-19 日野自動車株式会社 ショックアブソーバの取付構造

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JPH02112582U (ja) 1990-09-10

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