JP4616653B2 - ショックアブソーバの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ショックアブソーバの取付構造に関するものである。
一般的に、車両のサスペンションにおいては、可動部分であるサスペンションのばね下と車体との間をショックアブソーバ(ダンパー)により連結し、このショックアブソーバにより上下方向の振動の揺り返しを抑制して振動減衰を図るようにしてある。
この種のショックアブソーバは、車体の前後方向に延びてフレームの一部を成すサイドレールの外側にブラケットを介して上端部を取り付けられるようになっているのが通常であるが、中型や小型のエアサスペンション車両等では、タイヤやフレームの配置関係からサイドレールの内側にショックアブソーバを配置しなければならないことがある。
このような場合には、図5及び図6に示すように、サイドレール1の内側に溝形の開口部を塞ぐようにコの字形断面のベースプレート2を装着してボルト3及びナット4により締結し、このベースプレート2にブラケット5をボルト6及びナット7を介して取り付け、このブラケット5によりショックアブソーバ8の上端部をピン9を介して枢支するようにしている。
即ち、図7に示す如く、サイドレール1の溝形には、図7中にAで示す如きハーネスや配管を配索する必要があるため、これらの配索空間10をベースプレート2により確保し、ブラケット5をサイドレール1の溝形内に直接配置しない構造を採用している。
尚、図5及び図7における1aはサイドレール1の上下に形成されて車幅方向内側へ延在するフランジ、1bはサイドレール1の上下のフランジ1a,1a間を縦方向に連結するウェブを示す。
また、この種のショックアブソーバの取付構造に関連する先行技術文献情報としては下記の特許文献1等がある。
特開平9−48223号公報
しかしながら、前述した図5〜図7の如き従来構造においては、サイドレール1に対しベースプレート2とブラケット5の二部品を介在させてショックアブソーバ8の上端部を取り付けるようにしていたため、部品点数や組み付け工数が多くなってコストが高くつき、車体の軽量化や生産性の向上を図る観点からも好ましくなかった。
また、サイドレール1の溝形にベースプレート2を装着するにあたり、該ベースプレート2の上下の水平に延びる部分をサイドレール1の上下のフランジ1aの内側面に重ね、その重なり部分をボルト及びナットで締結するようにしていたため、サイドレール1の上面にボルト3の頭部が突出してサイドレール1の上面への各種部材の架装性が悪くなる上、上下のフランジ1aにボルト孔があくことでサイドレール1の強度が低下するという不具合もあった。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、従来構造よりもコストを削減し且つ車体の軽量化及び生産性の向上を図り得るショックアブソーバの取付構造を提供することを目的としており、更には、ショックアブソーバの上端部の取り付けによるサイドレールへの架装性の悪化やサイドレールの強度低下を回避し得るショックアブソーバの取付構造を提供することを目的としている。
本発明は、ショックアブソーバの上端部を枢支するためのブラケットの上下部分に、サイドレールの上下のフランジの内側面に沿いウェブの内側面に突き当たる位置まで延在し且つその位置でウェブの内側面に沿うように屈曲する張出部を夫々一体形成し、該各張出部の前記ウェブに沿う先端部分をボルト及びナットにより前記ウェブの内側面に対し締結し、該締結により前記ブラケットをサイドレールの溝形の開口部を塞ぐように装着して閉断面の配索空間を確保したことを特徴とするショックアブソーバの取付構造、に係るものである。
而して、このようにすれば、従来におけるベースプレートが不要となり、単一部品のブラケットを介在させるだけでサイドレールにショックアブソーバの上端部を取り付けることが可能となるので、部品点数や組み付け工数が従来よりも大幅に少なくなる。
また、サイドレールのウェブの内側面にブラケットの各張出部が締結されて固定されることになるので、サイドレールの上面にボルトの頭部が突出しなくなって該サイドレールの上面が平坦なまま確保され、しかも、上下のフランジにボルト孔をあけなくて済むことになる。
上記した本発明のショックアブソーバの取付構造によれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
(I)本発明の請求項1に記載の発明によれば、単一部品のブラケットを介在させるだけで従来と変わらない配索空間を確保しつつサイドレールにショックアブソーバの上端部を取り付けることができるので、部品点数や組み付け工数を従来よりも少なくしてコストを削減し且つ車体の軽量化及び生産性の向上を図ることができる。
(II)本発明の請求項に記載の発明によれば、サイドレールの上面を平坦なまま確保することができて各種部材の架装性を大幅に向上することができ、しかも、サイドレールの上下のフランジにボルト孔をあけなくて済むことによりサイドレールの強度を高めることができる。
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1〜図4は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図5〜図7と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
図1〜図4に示す如く、本形態例においては、ショックアブソーバ8の上端部を枢支するためのブラケット11の上下部分に、サイドレール1の上下のフランジ1aの内側面に沿う張出部11aを一体形成し、該各張出部11aを介し前記ブラケット11をサイドレール1の溝形の開口部を塞ぐように装着して閉断面の配索空間10を確保するようにしている。
より具体的には、ショックアブソーバ8の上端部をピン9を介して枢支し得るよう二股状に折り曲げ形成されたブラケット11の上下部分に、サイドレール1の上下のフランジ1aの内側面に沿いウェブ1bの内側面に突き当たる位置まで延在し且つその位置でウェブ1bの内側面に沿うように屈曲する張出部11aを夫々形成し、これら各張出部11aのウェブ1bに沿う先端部分をボルト12及びナット13により締結してブラケット11を固定してある。
而して、このようにショックアブソーバ8の取付構造を構成すれば、従来におけるベースプレートが不要となり、単一部品のブラケット11を介在させるだけでサイドレール1にショックアブソーバ8の上端部を取り付けることが可能となるので、部品点数や組み付け工数が従来よりも少なくなる。
しかも、本形態例においては、サイドレール1のウェブ1bの内側面にブラケット11の各張出部11aが締結されてブラケット11が固定されるようになっているので、サイドレール1の上面にボルトの頭部が突出しなくなって該サイドレール1の上面が平坦なまま確保され、上下のフランジ1aにもボルト孔をあけなくて済むことになる。
従って、上記形態例によれば、単一部品のブラケット11を介在させるだけで従来と変わらない配索空間10を確保しつつサイドレール1にショックアブソーバ8の上端部を取り付けることができるので、部品点数や組み付け工数を従来よりも少なくしてコストを削減し且つ車体の軽量化及び生産性の向上を図ることができる。
また、サイドレール1の上面を平坦なまま確保することができて各種部材の架装性を大幅に向上することができ、しかも、サイドレール1の上下のフランジ1aにボルト孔をあけなくて済むことでサイドレール1の強度を高めることもできる。
尚、本発明のショックアブソーバの取付構造は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、ブラケットの形状は図示例に限定されないこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明を実施する形態の一例を示す側面図である。 図1のブラケットを斜め上方から見た斜視図である。 図1のIII−III方向の矢視図である。 図1のIV−IV方向の矢視図である。 従来構造の一例を示す側面図である。 図5の従来構造の分解図である。 図5の従来構造を斜め下方から見た斜視図である。
符号の説明
1 サイドレール
1a フランジ
1b ウェブ
8 ショックアブソーバ
10 配索空間
11 ブラケット
11a 張出部
12 ボルト
13 ナット

Claims (1)

  1. ショックアブソーバの上端部を枢支するためのブラケットの上下部分に、サイドレールの上下のフランジの内側面に沿いウェブの内側面に突き当たる位置まで延在し且つその位置でウェブの内側面に沿うように屈曲する張出部を夫々一体形成し、該各張出部の前記ウェブに沿う先端部分をボルト及びナットにより前記ウェブの内側面に対し締結し、該締結により前記ブラケットをサイドレールの溝形の開口部を塞ぐように装着して閉断面の配索空間を確保したことを特徴とするショックアブソーバの取付構造。
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