JPH0930226A - サスペンション部の配線構造 - Google Patents

サスペンション部の配線構造

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JPH0930226A
JPH0930226A JP7181191A JP18119195A JPH0930226A JP H0930226 A JPH0930226 A JP H0930226A JP 7181191 A JP7181191 A JP 7181191A JP 18119195 A JP18119195 A JP 18119195A JP H0930226 A JPH0930226 A JP H0930226A
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recess
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JP7181191A
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Atsushi Okazaki
敦 岡崎
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/84Data processing systems or methods, management, administration

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ワイヤーハーネスを飛び石等から
保護することができるとともにトレーリングアームの断
面強度を低下させることがないサスペンション部の配線
構造を提供することにある。 【解決手段】 本発明は、車体フレームとアクスルシャ
フトとの間に設けられたトレーリングアーム部材に沿っ
て配線するサスペンション部の配線構造において、上記
トレーリングアーム部材1の上面に長手方向に沿って凹
部8を形成し、この凹部8に沿って配線したので、走行
時の飛び石等からワイヤーハーネス9を保護することに
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体側から車輪速
検出部等にトレーリングアーム部材を通して配線する構
造であって、障害物からワイヤーハーネス等を保護する
ことができるとともにトレーリングアーム部材の強度を
低下させずに配線することができるサスペンション部の
配線構造に関する。
【0002】
【従来の技術】四輪車のリヤサスペンションのうち3リ
ンク式と呼ばれる型式(トレーリングリンク式ともい
う)のリヤサスペンションがある。
【0003】この3リンク式のリヤサスペンションは、
図6および図7に示すように、トレーリングアーム10
0とラテラルロッド101によってアクスルシャフト1
02を車体フレーム103に支持し、コイルスプリング
104とショックアブソーバ105によってアクスルシ
ャフト102を懸架したものである。
【0004】この3リンク式のリヤサスペンションに用
いられるトレーリングアーム100には、ブレーキ装置
または車軸ハウジングに設けられた車輪速センサ検出部
に接続されるワイヤーハーネスが配線されている。
【0005】図8は従来のサスペンション部の配線構造
を示したもので、トレーリングアーム100の側面10
6にブラケット107により鋼管108を固定し、この
鋼管108内にワイヤーハーネス109を通して車体側
Aから車輪速センサ検出部Bに配線している。
【0006】図9(a)、(b)、(c)はトレーリン
グアーム100の形状を示したもので、図9(a)はプ
レス品を用いたトレーリングアーム100、図9(b)
は鍛造品を用いたトレーリングアーム100、図9
(c)は鋳造品を用いたトレーリングアーム100を示
したものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、走行時
に、図10および図11に示すように、前車輪110に
よってはね上げられた飛び石等が後車輪111のトレー
リングアーム100部分に飛び、この飛び石が鋼管10
8あるいはワイヤーハーネス109に当たり、鋼管10
8あるいはワイヤーハーネス109を損傷させる虞があ
った。
【0008】本発明は上記課題を解決し、ワイヤーハー
ネスを飛び石等から保護することができるとともにトレ
ーリングアームの断面強度を低下させることがないサス
ペンション部の配線構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、車体フレームとアクスルシャフトとの間に設
けられたトレーリングアーム部材に沿って配線するサス
ペンション部の配線構造において、上記トレーリングア
ーム部材の上面に長手方向に沿って凹部を形成し、この
凹部に沿って配線したことにある。本発明は、凹部の断
面形状をトレーリングアーム部材の下降側の傾斜方向に
したがって徐々に浅く形成したことにある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しながら詳細に説明する。
【0011】図1および図2において、1は自動車のサ
スペンションを構成するトレーリングアーム部材で、こ
のトレーリングアーム部材1は長尺のトレーリングアー
ム部材本体2の両側に車体フレーム側のブラケット3に
取り付ける外筒付きブッシュ4とアクスルシャフト側の
ブラケット5に取り付ける外筒付きブッシュ6,7を設
けたものである。このトレーリングアーム部材本体2は
1枚の長尺の板部材をプレス成形によってハット型に成
形したもので、トレーリングアーム部材本体2の上面長
手方向に沿って図3に示すように凹部8が形成されてい
る。この凹部8は、図2の破線で示すように、断面形状
をトレーリングアーム部材本体2の下降側の傾斜方向に
したがって徐々に浅く形成して最終的に外筒付きブッシ
ュ6付近で凹部8が上面と面一になってなくなるように
形成している。
【0012】9はブレーキ装置または車軸ハウジングに
設けられた車輪速センサ検出部に接続されるワイヤーハ
ーネスであり、このワイヤーハーネス9は上記トレーリ
ングアーム部材本体2の凹部8内に配線され、トレーリ
ングアーム部材本体2の両端部に溶接によって留められ
たクランプ10,11をワイヤーハーネス9の上に折曲
げることによって固定されている。12はワイヤーハー
ネス9をブラケット3上面に取り付けるクランプであ
る。
【0013】なお、凹部8はトレーリングアーム部材本
体2が、図4に示すように鍛造品の場合でも、図5に示
すように鋳造品の場合でも適用することができる。
【0014】つぎにワイヤーハーネス9を配線する場合
を説明する。まず、トレーリングアーム部材本体2の凹
部8内に沿ってワイヤーハーネス9を配線する。そし
て、クランプ10,11により、ワイヤーハーネス9を
留める。こうして、前車輪のはね上げによる飛び石がト
レーリングアーム部材本体2に当たってもワイヤーハー
ネス9には当たらないので、飛び石によってワイヤーハ
ーネス9が損傷することがない。また、凹部8の断面形
状をトレーリングアーム部材本体2の下降側の傾斜方向
にしたがって徐々に浅く形成しているので、雨水等が凹
部8内に入った場合にも凹部8の斜面に沿って外部に排
出される。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるサスペ
ンション部の配線構造によれば次のような効果を奏する
ことができる。請求項1において、車体フレームとアク
スルシャフトとの間に設けられたトレーリングアーム部
材に沿って配線するサスペンション部の配線構造におい
て、上記トレーリングアーム部材の上面に長手方向に沿
って凹部を形成し、この凹部に沿って配線したので、走
行時の飛び石等からワイヤーハーネスを保護することが
できる。保護用の鋼管を必要としないので、コストが低
減できる。ワイヤーハーネスは凹部に沿って案内される
ので、ワイヤーハーネスの方向規制および位置決め用の
ブラケットが不要となり、コストの削減を図ることがで
きる。ワイヤーハーネスは車室内から車速センシング部
まで配線されるので、これらの車室内および車輪速検出
部が通常トレーリングアーム部材より上方にあることか
ら最短距離での配線が可能になる。請求項2において、
上記凹部の断面形状をトレーリングアーム部材の下降側
の傾斜方向にしたがって徐々に浅く形成したので、雨水
等が凹部内に入った場合にも凹部の斜面に沿って雨水等
を外部に排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるサスペンション部の配線構造を示
す概念斜視図である。
【図2】本発明によるサスペンション部の配線構造のト
レーリングアーム部材を示す側面図である。
【図3】プレス成形によるトレーリングアーム部材本体
を示す図2のA−A線断面図である。
【図4】鍛造によるトレーリングアーム部材本体の断面
構造を示す断面図である。
【図5】鋳造によるトレーリングアーム部材本体の断面
構造を示す断面図である。
【図6】自動車のサスペンション構造を示す車体の背面
図である。
【図7】自動車のサスペンション構造を示す車体の側面
図である。
【図8】従来によるサスペンション部の配線構造を示す
概念斜視図である。
【図9】(a)は従来のプレス成形によるトレーリング
アーム部材を示す断面図、(b)は鍛造によるトレーリ
ングアーム部材を示す断面図、(c)は鋳造によるトレ
ーリングアーム部材を示す断面図である。
【図10】走行時の飛び石の方向性を示す概念平面図で
ある。
【図11】走行時の飛び石の方向性を示す概念側面図で
ある。
【符号の説明】
1 トレーリングアーム部材 2 トレーリングアーム部材本体 3 ブラケット 4 外筒付きブッシュ 5 ブラケット 6 外筒付きブッシュ 7 外筒付きブッシュ 8 凹部 9 ワイヤーハーネス 10 クランプ 11 クランプ 12 クランプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレームとアクスルシャフトとの間
    に設けられたトレーリングアーム部材に沿って配線する
    サスペンション部の配線構造において、上記トレーリン
    グアーム部材の上面に長手方向に沿って凹部を形成し、
    この凹部に沿って配線したことを特徴とするサスペンシ
    ョン部の配線構造。
  2. 【請求項2】 上記凹部の断面形状をトレーリングアー
    ム部材の下降側の傾斜方向にしたがって徐々に浅く形成
    したことを特徴とする請求項1に記載のサスペンション
    部の配線構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000335216A (ja) * 1999-05-27 2000-12-05 Suzuki Motor Corp 自動車のサスペンション構造
US7775138B2 (en) 2004-09-13 2010-08-17 Honda Motor Co., Ltd. Wire fixing structure
JP2014144682A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Mitsubishi Motors Corp 車両のサスペンション装置
US10668781B2 (en) 2018-01-31 2020-06-02 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle suspension system including a ball joint assembly

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