JP2000016041A - サスペンションアームの取付構造 - Google Patents
サスペンションアームの取付構造Info
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- JP2000016041A JP2000016041A JP10182101A JP18210198A JP2000016041A JP 2000016041 A JP2000016041 A JP 2000016041A JP 10182101 A JP10182101 A JP 10182101A JP 18210198 A JP18210198 A JP 18210198A JP 2000016041 A JP2000016041 A JP 2000016041A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トレーリングアームのブッシュ嵌合部に応力
がかからないようにすること。 【解決手段】 トレーリングアーム4の前端部は、車体
側の取付ブラケット2aにボルト14とナット15によ
り取付けられている。トレーリングアーム4のブッシュ
嵌合部8には、前側ブッシュ11が嵌入されている。前
側ブッシュ11とトレーリングアーム4との取付位置関
係は、前側ブッシュ11のブッシュ軸の取付幅aの中心
cと、トレーリングアーム4のブッシュ取付面6を同一
平面上に配設している。
がかからないようにすること。 【解決手段】 トレーリングアーム4の前端部は、車体
側の取付ブラケット2aにボルト14とナット15によ
り取付けられている。トレーリングアーム4のブッシュ
嵌合部8には、前側ブッシュ11が嵌入されている。前
側ブッシュ11とトレーリングアーム4との取付位置関
係は、前側ブッシュ11のブッシュ軸の取付幅aの中心
cと、トレーリングアーム4のブッシュ取付面6を同一
平面上に配設している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のサスペン
ションアームのブッシュ取付部にかかる応力を小さくす
るサスペンションアームの取付構造に関する。
ションアームのブッシュ取付部にかかる応力を小さくす
るサスペンションアームの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に、従来用いられているトレーリン
グアーム51を示す。このトレーリングアーム51は、
プレス成形製で断面がコ字形状であり、トレーリングア
ーム51の基準面54の上下端部に折曲部55,56を
設けている。また、トレーリングアーム51の前後端部
のブッシュ嵌合部(バーリング)51a,51bにブッ
シュ52,53を嵌入し、図示しない車体側若しくは車
軸側の取付ブラケットに連結している。トレーリングア
ーム51とブッシュ52,53の取付位置の関係は、ブ
ッシュ52,53の取付軸幅aの中心とブッシュ嵌合部
51a,51bの取付幅の中心に合致させていた。
グアーム51を示す。このトレーリングアーム51は、
プレス成形製で断面がコ字形状であり、トレーリングア
ーム51の基準面54の上下端部に折曲部55,56を
設けている。また、トレーリングアーム51の前後端部
のブッシュ嵌合部(バーリング)51a,51bにブッ
シュ52,53を嵌入し、図示しない車体側若しくは車
軸側の取付ブラケットに連結している。トレーリングア
ーム51とブッシュ52,53の取付位置の関係は、ブ
ッシュ52,53の取付軸幅aの中心とブッシュ嵌合部
51a,51bの取付幅の中心に合致させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、トレー
リングアームの車体側若しくは車軸側の支持部にブッシ
ュを用いている。ブッシュは、タイヤからの入力が車体
に伝わる部位であるので、その周辺構造部に入力荷重が
集中する。そのため、トレーリングアームのブッシュは
その入力に耐えるために大きくする必要があり、ブッシ
ュの周辺構造部の圧入バーリングの高さと、トレーリン
グアームの板厚を増加する必要がある。また、他の構造
としてトレーリングアームにパイプを溶接し、そのパイ
プにブッシュを圧入して強度を大きくしているものもあ
る。これらは、直接部品重量の増加につながり、燃費の
悪化やコストの負担となり、またサスペンションのバネ
下部品であるため、バネ下重量の増加に伴う、乗り心地
の悪さにも影響する。本発明は上記課題に鑑みてなされ
たもので、サスペンションアームの板厚を薄くすること
ができるサスペンションアームの取付構造を提供するこ
とを目的とする。
リングアームの車体側若しくは車軸側の支持部にブッシ
ュを用いている。ブッシュは、タイヤからの入力が車体
に伝わる部位であるので、その周辺構造部に入力荷重が
集中する。そのため、トレーリングアームのブッシュは
その入力に耐えるために大きくする必要があり、ブッシ
ュの周辺構造部の圧入バーリングの高さと、トレーリン
グアームの板厚を増加する必要がある。また、他の構造
としてトレーリングアームにパイプを溶接し、そのパイ
プにブッシュを圧入して強度を大きくしているものもあ
る。これらは、直接部品重量の増加につながり、燃費の
悪化やコストの負担となり、またサスペンションのバネ
下部品であるため、バネ下重量の増加に伴う、乗り心地
の悪さにも影響する。本発明は上記課題に鑑みてなされ
たもので、サスペンションアームの板厚を薄くすること
ができるサスペンションアームの取付構造を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のサスペンションアームの取付構造は、一端を
ブッシュを介して車体側に連結し、他端をブッシュを介
して車軸側に連結するとともに、上記ブッシュ取付面が
同一面上にあるサスペンションアームを備え、該ブッシ
ュ取付面が上下方向に延在するサスペンションアームの
取付構造において、上記ブッシュの少なくとも一つが、
該ブッシュの取付幅の中心と、上記ブッシュ取付面とを
同一平面上に配設した。
に本発明のサスペンションアームの取付構造は、一端を
ブッシュを介して車体側に連結し、他端をブッシュを介
して車軸側に連結するとともに、上記ブッシュ取付面が
同一面上にあるサスペンションアームを備え、該ブッシ
ュ取付面が上下方向に延在するサスペンションアームの
取付構造において、上記ブッシュの少なくとも一つが、
該ブッシュの取付幅の中心と、上記ブッシュ取付面とを
同一平面上に配設した。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
サスペンションアームの取付構造について図面を参照し
ながら説明する。図1は、本発明に係るリンク式のトレ
ーリングアームの取付構造を示す。図に示すように、こ
のリヤサスペンション構造1は、ボディを載置するフレ
ーム2と車軸を回動自在に支持するアクスルハウジング
3との間に、トレーリングアーム4を取付けている。
サスペンションアームの取付構造について図面を参照し
ながら説明する。図1は、本発明に係るリンク式のトレ
ーリングアームの取付構造を示す。図に示すように、こ
のリヤサスペンション構造1は、ボディを載置するフレ
ーム2と車軸を回動自在に支持するアクスルハウジング
3との間に、トレーリングアーム4を取付けている。
【0006】図2〜図4は、トレーリングアーム4を示
す。このトレーリングアーム4はプレス成形製であり、
トレーリングアーム4の表面であるブッシュ取付面6が
上下方向に向くように配設されている。トレーリングア
ーム4の周部には、図4に示すように、断面コ字形にな
るように折曲部7を設けており、更に折曲部7の周縁に
は、フランジ7aを形成している。また、トレーリング
アーム4面は、長手方向の中心軸に対して上下に対称で
あり、車体に対して前側には、図3に示すように円筒状
の前側ブッシュ11を嵌入している。
す。このトレーリングアーム4はプレス成形製であり、
トレーリングアーム4の表面であるブッシュ取付面6が
上下方向に向くように配設されている。トレーリングア
ーム4の周部には、図4に示すように、断面コ字形にな
るように折曲部7を設けており、更に折曲部7の周縁に
は、フランジ7aを形成している。また、トレーリング
アーム4面は、長手方向の中心軸に対して上下に対称で
あり、車体に対して前側には、図3に示すように円筒状
の前側ブッシュ11を嵌入している。
【0007】ブッシュ11を嵌入する嵌合部8はバーリ
ング加工で成形され、後端側には上下に併設した後側ブ
ッシュ12,13を嵌入する嵌合部9,10を、同じく
バーリング加工で成形している。これらの嵌合孔8〜1
0は、各々のトレーリングアーム4のブッシュ取付面6
の背面側に、かつブッシュの取付軸方向に、筒状に起立
(突出)させている。トレーリングアーム4の形状は、
図3に示すように車体の後端側に、かつ車体の幅方向外
側にやや屈曲させている。各ブッシュ11〜13の取付
面6,16は、図2に示すように、トレーリングアーム
4の同一面上に配設されている。
ング加工で成形され、後端側には上下に併設した後側ブ
ッシュ12,13を嵌入する嵌合部9,10を、同じく
バーリング加工で成形している。これらの嵌合孔8〜1
0は、各々のトレーリングアーム4のブッシュ取付面6
の背面側に、かつブッシュの取付軸方向に、筒状に起立
(突出)させている。トレーリングアーム4の形状は、
図3に示すように車体の後端側に、かつ車体の幅方向外
側にやや屈曲させている。各ブッシュ11〜13の取付
面6,16は、図2に示すように、トレーリングアーム
4の同一面上に配設されている。
【0008】図1に示すように、車体の前後方向に延在
するフレーム2には、トレーリングアーム4の先端部を
取付けるための、フレーム側取付ブラケット2aを溶接
で取付けている。図5に示すように、前側ブッシュ11
は、その中心部にボルト貫通孔11aが形成され、取付
ブラケット2aのネジ孔を介して、ボルト14とナット
15により取付けられている。トレーリングアーム4の
後端部は、図6に示すように、アクスルハウジング3の
パイプ部3aの前側に固定されたトレーリングアーム用
ブラケット3bが溶接で固定され、図1に示す後側ブッ
シュ12,13がボルト14とナット15により取付け
られている。
するフレーム2には、トレーリングアーム4の先端部を
取付けるための、フレーム側取付ブラケット2aを溶接
で取付けている。図5に示すように、前側ブッシュ11
は、その中心部にボルト貫通孔11aが形成され、取付
ブラケット2aのネジ孔を介して、ボルト14とナット
15により取付けられている。トレーリングアーム4の
後端部は、図6に示すように、アクスルハウジング3の
パイプ部3aの前側に固定されたトレーリングアーム用
ブラケット3bが溶接で固定され、図1に示す後側ブッ
シュ12,13がボルト14とナット15により取付け
られている。
【0009】図5に示すように、前側ブッシュ11とト
レーリングアーム4との取付位置関係は、前側ブッシュ
11のブッシュ軸に対応する取付幅aの中心cと、トレ
ーリングアームのブッシュ取付面6を同一平面上に配設
している。なお、本実施の形態では後側ブッシュ12,
13については、従来通りとした。図1に示すように、
後側ブッシュ12,13の2箇所の取付中心は、アクス
ルハウジング3の中心(車軸)Pよりも車体の前側に配
置するように、トレーリングアーム4を固定している。
また、トレーリングアーム4は、先端側の前側ブッシュ
11の取付中心と、後輪側車軸の中心が空車時に同じ高
さになるように、それがほぼ水平方向に向くように取付
けられ、かつブッシュ12,13はその長手方向の中心
軸に対して対称に配置させている。
レーリングアーム4との取付位置関係は、前側ブッシュ
11のブッシュ軸に対応する取付幅aの中心cと、トレ
ーリングアームのブッシュ取付面6を同一平面上に配設
している。なお、本実施の形態では後側ブッシュ12,
13については、従来通りとした。図1に示すように、
後側ブッシュ12,13の2箇所の取付中心は、アクス
ルハウジング3の中心(車軸)Pよりも車体の前側に配
置するように、トレーリングアーム4を固定している。
また、トレーリングアーム4は、先端側の前側ブッシュ
11の取付中心と、後輪側車軸の中心が空車時に同じ高
さになるように、それがほぼ水平方向に向くように取付
けられ、かつブッシュ12,13はその長手方向の中心
軸に対して対称に配置させている。
【0010】次に、本発明の実施の形態のサスペンショ
ンアームの取付構造の作用について説明する。図5に示
す前側ブッシュ11を嵌合するトレーリングアーム4の
嵌合部8の根元の各所について、歪みゲージを取付け、
前側ブッシュ11の取付軸とトレーリングアーム4の嵌
合部8を、それらの軸方向に相対的にずらして、一定の
荷重をトレーリングアーム4に負荷した。そして、バー
リング部(嵌合部8)に発生する応力を測定した。その
結果、前側ブッシュ11のブッシュ軸に対応する取付幅
aの中心cと、トレーリングアーム4のブッシュ取付面
6を同一平面上に配設した場合に、バーリング部に発生
する応力が小さいことが分かった。
ンアームの取付構造の作用について説明する。図5に示
す前側ブッシュ11を嵌合するトレーリングアーム4の
嵌合部8の根元の各所について、歪みゲージを取付け、
前側ブッシュ11の取付軸とトレーリングアーム4の嵌
合部8を、それらの軸方向に相対的にずらして、一定の
荷重をトレーリングアーム4に負荷した。そして、バー
リング部(嵌合部8)に発生する応力を測定した。その
結果、前側ブッシュ11のブッシュ軸に対応する取付幅
aの中心cと、トレーリングアーム4のブッシュ取付面
6を同一平面上に配設した場合に、バーリング部に発生
する応力が小さいことが分かった。
【0011】したがって、本実施の形態では図7に示す
従来のようなブッシュ52,53の取付幅aの中心c
と、トレーリングアーム51のブッシュ嵌合部51a,
51bの起立幅の中心に合致させるよりも、バーリング
部に発生する応力が大幅に低減した。そのため、トレー
リングアームの嵌入部にパイプを溶接する必要もなく、
トレーリングアームの板厚を薄くすることができる。ま
た、ブッシュも小さくすることができ、嵌合部8の筒部
の長さも小さくできる。
従来のようなブッシュ52,53の取付幅aの中心c
と、トレーリングアーム51のブッシュ嵌合部51a,
51bの起立幅の中心に合致させるよりも、バーリング
部に発生する応力が大幅に低減した。そのため、トレー
リングアームの嵌入部にパイプを溶接する必要もなく、
トレーリングアームの板厚を薄くすることができる。ま
た、ブッシュも小さくすることができ、嵌合部8の筒部
の長さも小さくできる。
【0012】なお、さらに本実施の形態では、図1に示
すように、トレーリングアーム4のアクスルハウジング
3側の後側ブッシュ12,13の取付中心をトレーリン
グアーム4の長手方向の中心軸に対してほぼ対称に、か
つアクスルハウジング3の中心軸Pよりも前側に配置し
たので、フレーム側(車体側)の取付ブラケット2aを
下方に延長することなく、トレーリングアーム4をほぼ
水平姿勢で配設することができる。すなわち、このトレ
ーリングアーム4のレイアウトによりロール時のトー変
化を中立またはトーインにすることができ、走行安定性
が向上した。また、アクスルハウジング3側のブッシュ
12,13間の寸法の自由度が大きく、その間隔を調整
してリヤサスペンションのロール剛性を変更することが
できる。さらに、本実施の形態によるトレーリングアー
ム4は、プレス成形で製造し溶接箇所を完全になくした
ため、製品の品質が安定し、製造コストを下げることが
できる。
すように、トレーリングアーム4のアクスルハウジング
3側の後側ブッシュ12,13の取付中心をトレーリン
グアーム4の長手方向の中心軸に対してほぼ対称に、か
つアクスルハウジング3の中心軸Pよりも前側に配置し
たので、フレーム側(車体側)の取付ブラケット2aを
下方に延長することなく、トレーリングアーム4をほぼ
水平姿勢で配設することができる。すなわち、このトレ
ーリングアーム4のレイアウトによりロール時のトー変
化を中立またはトーインにすることができ、走行安定性
が向上した。また、アクスルハウジング3側のブッシュ
12,13間の寸法の自由度が大きく、その間隔を調整
してリヤサスペンションのロール剛性を変更することが
できる。さらに、本実施の形態によるトレーリングアー
ム4は、プレス成形で製造し溶接箇所を完全になくした
ため、製品の品質が安定し、製造コストを下げることが
できる。
【0013】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。例え
ば、上記実施の形態では、2個の後側ブッシュ12,1
3については、従来と同じように取付けたが、後側ブッ
シュ12,13についても、前側ブッシュ11と同じよ
うに、後側ブッシュ12,13のブッシュ軸に対応する
取付幅の中心と、トレーリングアームのブッシュ取付面
6を同一平面上に配設すれば、バーリング部に発生する
応力は、小さくなることが上記試験結果から分かった。
したがって、本発明は、後側ブッシュ12,13にも適
用が可能である。
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。例え
ば、上記実施の形態では、2個の後側ブッシュ12,1
3については、従来と同じように取付けたが、後側ブッ
シュ12,13についても、前側ブッシュ11と同じよ
うに、後側ブッシュ12,13のブッシュ軸に対応する
取付幅の中心と、トレーリングアームのブッシュ取付面
6を同一平面上に配設すれば、バーリング部に発生する
応力は、小さくなることが上記試験結果から分かった。
したがって、本発明は、後側ブッシュ12,13にも適
用が可能である。
【0014】また、上記実施の形態では、プレス成形製
のトレーリングアームについて説明したが、鋳物製のト
レーリングアームについても適用ができ、さらにトレー
リングアームのみならず、リーディングアームなどの他
のサスペンションアームに使用することができる。トレ
ーリングアーム4の形状については、その形状を対称形
にしたが、対称形でなくても同様な効果を奏する。
のトレーリングアームについて説明したが、鋳物製のト
レーリングアームについても適用ができ、さらにトレー
リングアームのみならず、リーディングアームなどの他
のサスペンションアームに使用することができる。トレ
ーリングアーム4の形状については、その形状を対称形
にしたが、対称形でなくても同様な効果を奏する。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のサスペンシ
ョンアームの取付構造によれば、一端をブッシュを介し
て車体側に連結し、他端をブッシュを介して車軸側に連
結するとともに、上記ブッシュ取付面が同一面上にある
サスペンションアームを備え、該ブッシュ取付面が上下
方向に延在するサスペンションアームの取付構造におい
て、上記ブッシュの少なくとも一つが、該ブッシュの取
付幅の中心と、上記ブッシュ取付面とを同一平面上に配
設したので、サスペンションアームのブッシュ嵌合部に
発生する応力が大幅に低減し、サスペンションアームの
板厚を小さくすることができ、コストの低減、重量の軽
減が可能になった。
ョンアームの取付構造によれば、一端をブッシュを介し
て車体側に連結し、他端をブッシュを介して車軸側に連
結するとともに、上記ブッシュ取付面が同一面上にある
サスペンションアームを備え、該ブッシュ取付面が上下
方向に延在するサスペンションアームの取付構造におい
て、上記ブッシュの少なくとも一つが、該ブッシュの取
付幅の中心と、上記ブッシュ取付面とを同一平面上に配
設したので、サスペンションアームのブッシュ嵌合部に
発生する応力が大幅に低減し、サスペンションアームの
板厚を小さくすることができ、コストの低減、重量の軽
減が可能になった。
【図1】本発明の実施の形態によるサスペンションアー
ムのブッシュ取付構造の側面図である。
ムのブッシュ取付構造の側面図である。
【図2】図1におけるトレーリングアームを示す側面図
である。
である。
【図3】図1におけるトレーリングアームを示す平面図
である。
である。
【図4】図1におけるトレーリングアームの断面図であ
る。
る。
【図5】図1に示すトレーリングアームの前側ブッシュ
部の取付構造を示す断面図である。
部の取付構造を示す断面図である。
【図6】図1に示すトレーリングアームの後側ブッシュ
部の取付構造を示す平面図である。
部の取付構造を示す平面図である。
【図7】従来のトレーリングアームの後端側の取付状態
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【符号の説明】 1 リヤサスペンション構造 2 フレーム 3 アクスルハウジング 4 トレーリングアーム 6 ブッシュ取付面 7 折曲部 8,9,10 嵌合部 11 前側ブッシュ 12,13 後側ブッシュ a 取付幅 c 中心軸
Claims (2)
- 【請求項1】 一端をブッシュを介して車体側に連結
し、他端をブッシュを介して車軸側に連結するととも
に、上記ブッシュ取付面が同一面上にあるサスペンショ
ンアームを備え、該ブッシュ取付面が上下方向に延在す
るサスペンションアームの取付構造において、上記ブッ
シュの少なくとも一つが、該ブッシュの取付幅の中心
と、上記ブッシュ取付面とを同一平面上に配設したこと
を特徴とするサスペンションアームの取付構造。 - 【請求項2】 上記サスペンションアームをプレス加工
により成形し、該サスペンションアームのブッシュ取付
部が、上記ブッシュ取付面から起立して筒状に形成され
たことを特徴とする請求項1に記載のサスペンションア
ーム取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10182101A JP2000016041A (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | サスペンションアームの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10182101A JP2000016041A (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | サスペンションアームの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000016041A true JP2000016041A (ja) | 2000-01-18 |
Family
ID=16112369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10182101A Pending JP2000016041A (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | サスペンションアームの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000016041A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006144972A (ja) * | 2004-11-22 | 2006-06-08 | Tokai Rubber Ind Ltd | 防振ブッシュ組付構造 |
JP2015020670A (ja) * | 2013-07-22 | 2015-02-02 | スズキ株式会社 | トレーリングアーム |
JP2019064462A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | ダイハツ工業株式会社 | 車両 |
-
1998
- 1998-06-29 JP JP10182101A patent/JP2000016041A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006144972A (ja) * | 2004-11-22 | 2006-06-08 | Tokai Rubber Ind Ltd | 防振ブッシュ組付構造 |
JP2015020670A (ja) * | 2013-07-22 | 2015-02-02 | スズキ株式会社 | トレーリングアーム |
JP2019064462A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | ダイハツ工業株式会社 | 車両 |
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