JP2000328325A - 球技用ユニフォーム - Google Patents

球技用ユニフォーム

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JP2000328325A
JP2000328325A JP11142740A JP14274099A JP2000328325A JP 2000328325 A JP2000328325 A JP 2000328325A JP 11142740 A JP11142740 A JP 11142740A JP 14274099 A JP14274099 A JP 14274099A JP 2000328325 A JP2000328325 A JP 2000328325A
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fiber
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ball game
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Shuichi Fukuda
修一 福田
Ujiteru Niwa
氏輝 丹羽
Kazu Kawamura
加鶴 河村
Toru Fuwa
徹 不破
Masabumi Ito
正文 伊藤
Kenji Kawasaki
研治 川崎
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発汗した汗を素早く処理することにより衣服と
肌のベトツキ感を軽減させると同時に、高強度と高耐久
性を兼備し、またウォッシュアンドウェア性などの取り
扱い性にも優れた球技用ユニフォームを提供する。 【解決手段】ポリエステルフィラメント糸条を用いた表
面(A面)と、凹凸形状を有する裏面(B面)からな
り、該B面が凹部に繊維表面長手方向に沿って延びる実
質的に溝様の窪みを複数有する繊維糸条を編地の全重量
に対して少なくとも5重量%以上含むとともに、該B面
の保水率が55%以下であって、かつ編地の破裂強さが
7〜35kg/cm2、目付が220〜350g/m2であ
る多層構造編地を用いてなる球技用ユニフォームとす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、球技用ユニフォー
ムに関するものである。さらに詳しくは本発明は、発汗
した汗を素早く処理することにより衣服と肌のベトツキ
感を軽減させると同時に、ユニフォームに要求される高
強度と高耐久性を兼備し、またウォッシュアンドウェア
性などの取り扱い性にも優れた、特に野球等の球技用に
好適なユニフォームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】野球ユニフォーム等の球技用ユニフォー
ムに要求される特性は、汗処理に関する快適性と、スラ
イディング等の激しい運動に耐えられる高強度と高耐久
性、かつウォッシュアンドウェア性である。人間は激し
い運動を行なうと液状の汗を発し、衣服がその汗を吸水
してベトツキを感じることになる。汗によるベトツキ感
を素早く処理できることにより、球技用ユニフォームと
して快適に着用できる。
【0003】さらに球技用ユニフォームの場合は、他の
一般の運動用衣服と比較して過酷な条件であるスライデ
ィングを行なうため、特に高強度、高耐久性をもつも
の、および、頻繁に洗濯されるためウォッシュアンドウ
ェア性のあるものが要求される。
【0004】従来、野球ユニフォームの生地には、表面
の糸としてポリエステルフィラメント糸を用い、裏面の
糸として天然繊維紡績糸または天然繊維と合成繊維との
混紡糸を用いて交編した生地が多く使用されている。
【0005】このような生地からなる野球ユニフォーム
は、裏面側の天然繊維が汗を保持するため汗を素早く蒸
散することができず、ベトツキ感を生じ、快適性に劣る
ものであった。
【0006】また、高強度と高耐久性を意図した野球ユ
ニフォームとしては、特公平5−18935『耐摩耗性
ポリエステル捲縮糸の製造法』に、耐摩耗性と風合いに
優れた野球ユニフォーム用生地が提案されている。しか
しながら、この提案では汗処理性については全く考慮さ
れておらず、これも快適性の面で劣るものである。
【0007】このように汗処理性と高強度、高耐久性を
同時に満足できる球技用ユニフォーム用生地、およびそ
れからなる球技用ユニフォームはいまだ提案されていな
いのが実状である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
した問題を解決すべく、発汗した汗を素早く処理するこ
とにより衣服と肌のベトツキ感を軽減させるとことによ
り着用快適性が得られると同時に、高強度と高耐久性を
兼備し、かつウォッシュアンドウェア性などの取り扱い
性にも優れた球技用ユニフォームを提供せんとするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の球技用ユニフォームは以下の構成からなる。
【0010】すなわち本発明の球技用ユニフォームは、
ポリエステルフィラメント糸条を用いた表面(A面)
と、凹凸形状を有する裏面(B面)からなり、該B面が
凹部に繊維表面長手方向に沿って延びる実質的に溝様の
窪みを有する繊維糸条を含むとともに、該B面の保水率
が55%以下であって、かつ編地の破裂強さが7〜35
kg/cm2、目付が220〜350g/m2である多層構
造編地を用いてなることを特徴とする球技用ユニフォー
ムであり、多層構造編地としては、両面丸編地が特に好
ましい。
【0011】本発明の球技用ユニフォームにおいては、
上記繊維表面長手方向に沿って延びる実質的に溝様の窪
みを有する繊維糸条が、編地の全重量に対して少なくと
も5重量%含まれていることが好ましい。
【0012】また、本発明で用いられる多層構造編地の
B面凸部は、合成繊維フィラメント糸条、合成繊維紡績
糸、天然繊維紡績糸、合成繊維/再生繊維混紡糸、天然
繊維/合成繊維混紡糸、または天然繊維/再生繊維混紡
糸のいずれかによる糸条によって構成されることが好ま
しい。
【0013】さらに、本発明では、凹部に用いらる繊維
糸条の総繊度が、凸部に用いられる繊維糸条の総繊度よ
り小さいこと、および表面(A面)がポリエステルフィ
ラメント糸条で構成されていることが好ましい態様とし
て含まれる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の球技用ユニフォー
ムについて詳細に説明する。
【0015】本発明の球技用ユニフォームは、多層構造
編地、特に好ましくは多層構造両面丸編地を用いるもの
である。片面編地であるシングル丸編地は、本発明に必
要な多層構造による凹凸形状を実現することが難しく、
かつ高強度と高耐久性を得ることができない。また、一
般の経編地では球技用ユニフォームに必要なストレッチ
性を十分に実現することができない場合がある。
【0016】本発明で用いられる多層構造編地の形態
は、裏面(B面)を凹凸形状に形成した形態とする。こ
れにより球技用ユニフォームの裏面と肌が裏面の凸部で
点接触するため、発汗してもベトツキ感を抑えることが
できる。
【0017】また、裏面(B面)を凹凸形状に形成して
あるため、編地の表面(A面)と裏面(B面)の凹部
は、凸部と比較して編目が密になる。これにより毛細管
現象がおこり、肌側から汗を吸い上げるためベトツキ感
を抑えることができるのである。
【0018】B面に凹凸形状を設けたことにより、B面
凹部に空気層が形成され、この空気層の保温効果により
寒い時期にも球技用ユニフォームとして好適に着用する
ことができる。
【0019】本発明において、裏面(B面)を凹凸形状
に形成した形態とするには、ジャガード編機を使用して
編成する方法、針抜きを行なう方法などが好ましく用い
られる。
【0020】本発明の球技用ユニフォームで用いられる
多層構造編地は、少なくともA面およびB面凹部と、B
面凸部の3層構造からなり、これら3層構造各々を主と
して形成する繊維糸条の糸種をそれぞれ変えることで、
性能の異なる編地を得ることが可能となる。
【0021】3層構造を構成する方法は、編組織で3層
にしても良いが、B面凹部に用いられる繊維糸条と凸部
に用いられる繊維糸条の編組織が同一である場合には、
凹部に用いらる繊維糸条の総繊度を、凸部に用いられる
繊維糸条の総繊度より小さくすることで、目的とする3
層構造を実現することができる。
【0022】本発明で用いられる多層構造編地のB面凹
部を主として構成する糸条には、繊維表面長手方向に沿
って延びる実質的に溝様の窪みを有する繊維からなる糸
条を使用することが必要である。この場合、繊維におけ
る溝様の窪みは1筋でもいいが、2筋以上の複数の溝様
の窪みを有する繊維を用いると毛細管現象作用の効果を
高めることができるため、より好ましい。
【0023】具体的には、凹部を構成する糸条に用いら
れる繊維の断面形状として、文字もしくは記号などでモ
デル的に示すと、C、E、F、H、I、K、L、M、
N、S、T、W、X、Y、Z、+、π形などの断面形状
を有する繊維が好ましく用いられる。なかでもH形やI
形、W形、X形、Y形など、図1の(1)〜(5)に示
される形状の繊維がより好ましい。これらの断面形状
は、繊維の長手方向に延びる凹溝をもつため、単繊維自
身で毛細管現象作用を有する断面形状の繊維である。
【0024】本発明では、かかる繊維表面長手方向に沿
って延びる実質的に溝様の窪みを複数有する繊維を編地
全重量に対して少なくとも5重量%含むことが好まし
い。5重量%未満では吸水効果が小さく、ベトツキ感を
抑えることができ難いという観点から、好ましくは7%
重量以上含み、さらに好ましくは10重量%以上含むも
のである。
【0025】凹部を主として構成する繊維の種類は、繊
維表面長手方向に沿って延びる実質的に溝様の窪みを複
数有する繊維であれば特に限定されないが、任意の断面
の繊維を得ることが容易な合成繊維であることが好まし
い。合成繊維としては、ポリエステル、ナイロン、ポリ
プロピレン、またはそれらの繊維と再生繊維や天然繊維
との合撚糸、あるいは混紡糸のいずれでも用いることが
可能であり、特に限定されるものではないが、糸強度と
寸法安定性の観点からポリエステルフィラメント糸条が
より好ましい。
【0026】本発明で用いられる多層構造編地の凸部を
主として構成する糸条は、合成繊維フィラメント糸条、
合成繊維紡績糸、天然繊維紡績糸、合然繊維/再生繊維
混紡糸、天然繊維/再生繊維混紡糸、天然繊維/合然繊
維混紡糸のいずれかで構成される。
【0027】ここで合成繊維フィラメント糸条を用いる
場合には、通常の延伸糸または捲縮加工糸でよいが、保
温効果や編地にクッション性をもたせるという観点から
は、仮撚加工糸などの捲縮加工糸がより好ましい。
【0028】また、紡績糸を用いる場合には、合成繊維
100%でもよいが、天然繊維または再生繊維を含むも
のを使用することがより好ましい。天然繊維や再生繊維
には吸湿性があるため、液状発汗によるベトツキ感だけ
でなく、気相発汗によるムレ感を軽減することができ
る。
【0029】紡績糸を用いる場合には、編地にクッショ
ン性を持たせるため、60番手より太い番手を使用する
ことが好ましい。
【0030】凹部と凸部を構成する糸条の総繊度は特に
限定されないが、強度、風合いの観点から50〜300
デニールまでの範囲が好ましく使用される。。
【0031】編地B面凸部を主として構成する糸条に、
合成繊維フィラメント糸条、あるいは合成繊維紡績糸を
用いる場合は、凹部を主として構成する糸条との間に毛
細管現象を起こしやすくする観点から、断面形状が図2
の(1)〜(4)に示される断面形状の繊維からなる糸
条を使用することが好ましい。これらの繊維断面は、繊
維表面長手方向に沿って延びる溝用の窪みを持たないた
め、単繊維では毛細管現象を起こさない断面形状を有す
る繊維である。
【0032】また、凸部を主として構成する繊維として
は、単繊維繊度が1〜5デニールであることが好まし
い。1デニールに満たないと強度を含め耐久性に劣るも
のになり、5デニールを超えると風合いが堅くなり、肌
触りが悪くなる傾向にある。
【0033】このように凹部を毛細管現象作用をもつ単
繊維からなる糸条で構成し、凸部を毛細管現象作用を持
たない単繊維で構成することで、多層構造体として凸部
から凹部へ毛細管現象による汗の移動を行ない、ベトツ
キ感を抑えることができるものである。
【0034】本発明の多層構造編地の表面(A面)は、
ポリエステルフィラメント糸条で構成することが好まし
い。ポリエステルフィラメント糸条は安定した強さが実
現できるため、野球ユニフォームに必要な強さ、耐久性
を得ることができる。
【0035】さらに寸法安定性や染色堅牢性にも優れ、
かつ、ウォッシュアンドウェア性にも優れた野球ユニフ
ォームとして好適に使用できる。
【0036】このポリエステルフィラメント糸条は、延
伸糸、捲縮加工糸、あるいは他のフィラメント糸条との
混繊糸あるいは合撚糸であってもよく、特に限定される
ものではない。
【0037】このポリエステルフィラメント糸条の単繊
維繊度は、3〜7デニールの範囲であることが好まし
い。3デニール未満では抗ピリング性、抗スナッグ性に
劣るため、野球等の球技用ユニフォームに必要な強度、
耐久性を得ることが困難になる。また、7デニールを超
えると風合いが粗硬になる傾向がある。
【0038】このポリエステルフィラメント糸条の総繊
度は、150〜350デニールの範囲であることが好ま
しい。150デニール未満では野球ユニフォームに必要
な強さを得ることができ難い。また350デニールを超
えればより高強度を実現できるものの、風合いが粗硬と
なり、かつ糸条の生産が困難であるため生産コストが高
くなる傾向にある。総繊度の範囲は、前記観点からより
好ましくは200〜350デニール、さらに好ましくは
250〜350デニールである。
【0039】本発明の球技用ユニフォームにおいて、B
面の保水率は55%以下とする。これより高くては、凹
凸形状による点接触で、かつB面凹部に繊維表面長手方
向に沿って延びる実質的に溝様の窪みを複数有する繊維
を用いた吸水構造を形成しても、衣服が肌にベトツキ、
不快感を感じることになる。
【0040】本発明において保水率とは、編地からサイ
ズ0.1m×0.1mに切り出したサンプルを3枚用意す
る。ガラス板上に蒸留水1.0mlを滴下し、その上にサ
ンプル1枚をB面が蒸留水に接するように載せ、60秒
間放置したのち別のガラス板上に移し、このサンプルの
両面を同一サイズにカットした濾紙を2枚使用してサン
ドイッチ上に挟み、5g/m2の荷重下で60秒間放置
する。その後吸水前後のサンプル重量の差から得たサン
プルの保水重量と、B面に接した濾紙の含水重量から、
サンプルのB面の保水率を算出する。この操作を残り2
枚のサンプルについても同様に行ない、3枚それぞれB
面の保水率の平均値をその編地の保水率とする。
【0041】本発明において、多層構造編地の破裂強さ
は7〜35kg/cm2である。破裂強さが7kg/cm2未満
である場合には球技用ユニフォームとして要求される強
度を得ることができない。また、35kg/cm2を超える
ためには非常に高強力な糸条が必要とされるが、このよ
うな糸条は特殊糸であるため非常にコストが高くなる。
【0042】本発明の破裂強さとは、JIS L 10
18メリヤス試験方法6.17破裂強さA法(ミューレ
ン法)により測定する。
【0043】本発明の多層構造編地の目付は220〜3
50g/m2である。目付が220g/m2未満である場
合には、要求される強度を得ることができない。また、
350g/m2を超える場合には球技用ユニフォームと
しては重すぎ、動きにくく、かつ風合いが堅くなり好ま
しくない。
【0044】本発明の多層構造編地において、染色時や
その後で行なわれる後加工については、なんら制限され
るものではないが、汗処理性やウォッシュアンドウェア
性をさらに高めるため、吸汗加工や防汚加工を行なうこ
とがより好ましい。
【0045】本発明の球技用ユニフォームは、野球、サ
ッカー、アメリカンフットボール、ラグビー、バスケッ
トボール、バレーボール、ハンドボール、ホッケー、ラ
クロス等の球技用として用いられ、特に激しくスライデ
ィングする野球用等に好適である。
【0046】
【実施例】以下、本発明について実施例を用いて説明す
るが、実施例における各評価は次のとおり行なうものと
する。
【0047】[保水率]編地からサイズ0.1m×0.1m
に切り出したサンプルを3枚用意する。ガラス板上に蒸
留水1.0mlを滴下し、その上にサンプル1枚をB面が
蒸留水に接するように載せ、60秒間放置したのち別の
ガラス板上に移し、このサンプルの両面を同一サイズに
カットした濾紙を2枚使用してサンドイッチ上に挟み、
5g/m 2の荷重下で60秒間放置する。
【0048】その後、吸水前後のサンプル重量の差から
得たサンプルの保水重量と、B面に接した濾紙の含水重
量から、サンプルのB面の保水率を算出する。この操作
を残り2枚のサンプルについても同様に行ない、3枚そ
れぞれB面の保水率の平均値をその編地の保水率とす
る。
【0049】[破裂強さ]破裂強さは、JIS L 1
018メリヤス試験方法6.17破裂強さA法(ミュー
レン法)により測定する。
【0050】[着用感]実際に野球ユニフォームを製作
して、6月下旬の平均28℃×63%RHのグランドで
青年男性9名により模擬試合を1試合行ない、そのとき
のB面の「ベトツキ感」から野球ユニフォームとしての
「着用快適感」をそれぞれ次の基準により評価した。
【0051】(1)肌側の「ベトツキ感」 ◎:全く「ベトツキ」を感じない。
【0052】○:「ベトツキ」をほとんど感じない。
【0053】△:「ベトツキ」を若干感じる。
【0054】×:「ベトツキ」を感じる。
【0055】(2)野球ユニフォームとしての「着用快
適感」 ◎:着用して非常に快適である。
【0056】○:着用して快適である。
【0057】△:着用してやや不快である。
【0058】×:着用して不快である。
【0059】(4)「総合評価」 ○:野球ユニフォームとして優れている。
【0060】×:野球ユニフォームとして適していな
い。
【0061】[実施例1]22ゲージの両面丸編機を用
い、図6の編方図において、A面の糸条aに150デニ
ール48フィラメントの丸形断面ポリエステル延伸糸
を、B面凹部の糸条bに150デニール48フィラメン
トのH形断面ポリエステル仮撚加工糸を、そしてB面凸
部の糸条cに75デニール24フィラメントの丸形断面
ポリエステル仮撚加工糸をそれぞれ配して、図3のモデ
ル図に示すような、3層構造のA面フラット、B面凹凸
形状組織の両面丸編地を編成した。
【0062】その後、通常のポリエステル編地の染色加
工条件に準じて、精錬、染色、吸水加工、仕上げセット
を行ない、目付233g/m2である編地を得た。この
編地は、生地全体に対するH形断面繊維の混率は21重
量%であり、かつB面保水率は18.5%、破裂強さは1
7.6kg/cm2であった。
【0063】この編地を用い、A面を表にして野球ユニ
フォームを試作し、平均28℃×63%RHのグランド
で青年男性9名により、模擬試合を行なったところ表1
に示す結果のとおり、肌側のベトツキ感がまったくな
く、着用していて快適な優れた野球ユニフォームであっ
た。またスライディングしても破れず、強さについても
優れたものであった。
【0064】[実施例2]20ゲージの両面丸編機を用
い、図7の編方図において、A面の糸条aに200デニ
ール48フィラメントの三角形断面ポリエステル仮撚加
工糸を、B面凹部の糸条bに100デニール48フィラ
メントのW形断面ポリエステル仮撚加工糸を、そしてB
面凸部の糸条cに丸形断面ポリエステル50%、綿50
%を混紡した40番手の紡績糸をそれぞれ配して、図3
のモデル図に示すような、3層構造のA面フラット、B
面凹凸形状組織の両面丸編地を編成した。
【0065】得られた編地を実施例1と同一条件で染色
加工を行ない、目付287g/m2である編地を得た。
この編地は、生地全体に対するW形断面繊維の混率は1
6重量%であり、かつB面保水率は33.4%、そして
破裂強さは22.6kg/cm2であった。
【0066】この編地を使用して実施例1と同様に野球
ユニフォームを試作し、模擬試合を行ったところ、表1
に示す結果のとおり、肌側のベトツキ感がまったくな
く、着用していて快適な優れた野球ユニフォームであっ
た。またスライディングしても破れず強さについても優
れたものであった。
【0067】[実施例3]20ゲージの両面丸編機を用
い、図7の編方図において、A面の糸条aに300デニ
ール96フィラメントの丸形断面ポリエステル仮撚加工
糸、B面凹部の糸条bに75デニール36フィラメント
のX形断面ポリエステル仮撚加工糸、B面凸部の糸条c
に丸形断面ポリエステル50%、綿50%を混紡した3
0番手の紡績糸をそれぞれ配して、図3のモデル図に示
すような、3層構造のA面フラット、B面凹凸形状組織
の両面丸編地を編成した。
【0068】得られた編地を実施例1と同一条件で染色
加工を行ない、目付285g/m2である編地を得た。
この編地は、生地全体に対するX形断面繊維の混率は1
3重量%であり、かつB面保水率は39.3%、破裂強
さは27.3kg/cm2であった。
【0069】この編地を使用して実施例1と同様に野球
ユニフォームを試作し、模擬試合を行ったところ、表1
に示す結果のとおり、肌側のベトツキ感がまったくな
く、着用していて非常に快適な優れた野球ユニフォーム
であった。またスライディングしても破れず強さについ
ても優れたものであった。
【0070】[実施例4]20ゲージの両面丸編機を用
い、図6の編方図で、A面の糸条aに300デニール7
2フィラメントの五角形断面ポリエステル仮撚加工糸
を、B面凹部の糸条bにH形断面ポリエステル50%、
綿50%を混紡した30番手の紡績糸を、そしてB面凸
部の糸条cに綿100%の40番手の紡績糸をそれぞれ
配して、図3のモデル図に示すような、3層構造のA面
フラット、B面凹凸形状組織の両面丸編地を編成した。
【0071】得られた編地を実施例1と同一条件で染色
加工を行ない、目付320g/m2である編地を得た。
この編地は、生地全体に対するH形断面繊維の混率は7
重量%であり、かつB面保水率は53.1%、破裂強さは
24.4kg/cm2であった。
【0072】この編地を使用して実施例1と同様に野球
ユニフォームを試作し、模擬試合を行ったところ、表1
に示す結果のとおり、肌側のベトツキ感がなく、着用し
ていて快適な優れた野球ユニフォームであった。またス
ライディングしても破れず強さについても優れたもので
あった。
【0073】[比較例1]22ゲージの両面丸編機を用
い、図8の編方図において、A面の糸条aに100デニ
ール24フィラメントの丸形断面ポリエステル仮撚加工
糸を、B面の糸条bに丸形断面ポリエステル50%、綿
50%を混紡した30番手の紡績糸をそれぞれ配して、
図4のモデル図に示すような、2層構造でA、B両面と
もフラットな組織を編成した。この編地はB面を凹凸形
状に形成せず、かつ繊維表面長手方向に沿って延びる実
質的に溝様の窪みを複数有する繊維を含まないものであ
る。
【0074】得られた編地を実施例1と同一条件で染色
加工を行ない、目付193g/m2である編地を得た。
この編地は、生地全体に対する繊維表面長手方向に沿っ
て延びる実質的に溝様の窪みを複数有する繊維の混率は
0重量%であり、かつB面保水率は82.1%、破裂強さ
は6.5kg/cm2であった。
【0075】この編地を使用して実施例1と同様に野球
ユニフォームを試作し、模擬試合を行ったところ、表1
に示す結果のとおり、肌側のベトツキ感があり、着用し
ても不快であり、野球ユニフォームに適さないものであ
った。また、スライディングをしたところ破れてしま
い、強さについても劣るものであった。
【0076】[比較例2]20ゲージの両面丸編機を用
い、図6の編方図において、A面の糸条aに300デニ
ール96フィラメントの丸形断面ポリエステル仮撚加工
糸を、B面凹部の糸条bに200デニール48フィラメ
ントの丸形断面ポリエステル仮撚加工糸を、そしてB面
凸部の糸条cに丸形断面ポリエステル50%、綿50%
を混紡した40番手の紡績糸をそれぞれ配して、図3の
モデル図に示すような3層構造、A面フラット、B面凹
凸形状組織を編成した。この編地はB面凹部に繊維表面
長手方向に沿って延びる実質的に溝様の窪みを複数有す
る繊維を使用しないものである。
【0077】得られた編地を実施例1と同一条件で染色
加工を行ない、目付352g/m2である編地を得た。
この編地は、生地全体に対する繊維表面長手方向に沿っ
て延びる実質的に溝様の窪みを複数有する繊維の混率は
0重量%であり、かつB面保水率は68.1%、破裂強さ
は24.4kg/cm2であった。
【0078】この編地を使用して実施例1と同様に野球
ユニフォームを試作し、模擬試合を行なったところ、表
1に示す結果のとおり、肌側のベトツキ感があり、着用
しても不快であり、かつ、重くて動きにくく、野球ユニ
フォームに適さないものであった。
【0079】[比較例3]20ゲージの両面丸編機を用
い、図7の編方図において、A面の糸条aに300デニ
ール96フィラメントの丸形断面ポリエステル仮撚加工
糸を、B面凹凸形状の糸条b、c両方に丸形断面ポリエ
ステル50%、綿50%を混紡した40番手の紡績糸を
それぞれ配して、図4のモデル図に示す2層構造のA面
フラット、B面凹凸形状の組織を編成した。この編地は
B面の凹部と凸部の糸を変えず、かつ、繊維表面長手方
向に沿って延びる実質的に溝様の窪みを複数有する繊維
を使用しないものである 得られた編地を実施例1と同一条件で染色加工を行な
い、目付290g/m2である編地を得た。この編地
は、生地全体に対する繊維表面長手方向に沿って延びる
実質的に溝様の窪みを複数有する繊維の混率は0重量%
であり、かつB面保水率は75.8%、破裂強さは21.
8kg/cm2であった。
【0080】この編地を使用して実施例1と同様に野球
ユニフォームを試作し、模擬試合を行ったところ、表1
に示す結果のとおり、肌側のベトツキ感があり、着用し
ても不快であり、野球ユニフォームに適さないものであ
った。
【0081】
【表1】
【0082】
【発明の効果】本発明の球技用ユニフォームは、発汗し
た汗を素早く処理することにより衣服と肌のベトツキ感
を軽減させると同時に、高強度と高耐久性を兼備し、ま
たウォッシュアンドウェア性などの取り扱い性にも優れ
たものであり、特に激しいスライディングなどが求めら
れる野球用等に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の球技用ユニフォームの裏面(B面)
凹部に用いらる繊維の断面形状の一例をモデル的に示す
概略断面図。
【図2】 本発明の球技用ユニフォームの表面(A
面)、B面凸部、および比較例に用いる繊維の断面形状
をモデル的に示す概略断面図。
【図3】 本発明の実施例、および比較例2である両面
丸編組織の一例を示すモデル図。
【図4】 本発明の比較例3である両面丸編組織の一例
を示すモデル図。
【図5】 本発明の比較例1である両面丸編組織の一例
を示すモデル図。
【図6】 本発明の実施例1,4と比較例2である両面
丸編組織の一例を示す編方図。
【図7】 本発明の実施例2,3と比較例3である両面
丸編組織の一例を示す編方図。
【図8】 本発明の比較例1である両面丸編組織の一例
を示す編方図。
【符号の説明】
No.1〜12:編組織の各給糸番号 C1〜C10:表編部を編成するための編針(シリンダ
ー針) D1〜D10:裏編部を編成するための編針(ダイヤル
針) a:表面(A面)を形成する糸条 b:裏面(B面)凹部を形成する糸条 c:裏面(B面)凸部を形成する糸条
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A41D 31/00 503 A41D 31/00 503G D01D 5/253 D01D 5/253 D04B 1/00 D04B 1/00 B (72)発明者 丹羽 氏輝 滋賀県大津市大江1丁目1番1号東レ株式 会社瀬田工場内 (72)発明者 河村 加鶴 大阪府大阪市北区堂島1丁目6番20号東レ 株式会社大阪事業場内 (72)発明者 不破 徹 愛知県中島郡平和町上三宅1丁目1番地 東レ・テキスタイル株式会社東海工場内 (72)発明者 伊藤 正文 愛知県中島郡平和町上三宅1丁目1番地 東レ・テキスタイル株式会社東海工場内 (72)発明者 川崎 研治 愛知県中島郡平和町上三宅1丁目1番地 東レ・テキスタイル株式会社東海工場内 Fターム(参考) 3B011 AB11 AC18 4L002 AA07 AB02 AB04 BB01 EA00 EA02 EA03 EA06 FA01 4L045 AA05 BA03 BA13 BA14 BA60

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルフィラメント糸条を用いた
    表面(A面)と、凹凸形状を有する裏面(B面)からな
    り、該B面が凹部に繊維表面長手方向に沿って延びる実
    質的に溝様の窪みを。有する繊維糸条を含むとともに、
    該B面の保水率が55%以下であって、かつ編地の破裂
    強さが7〜35kg/cm2、目付が220〜350g/m
    2である多層構造編地を用いてなることを特徴とする球
    技用ユニフォーム。
  2. 【請求項2】 繊維表面長手方向に沿って延びる実質的
    に溝様の窪みを有する繊維糸条が、編地の全重量に対し
    て少なくとも5重量%含まれていることを特徴とする請
    求項1記載の球技用ユニフォーム。
  3. 【請求項3】 B面の凸部が合成繊維フィラメント糸
    条、合成繊維紡績糸、天然繊維紡績糸、合成繊維/再生
    繊維混紡糸、天然繊維/合成繊維混紡糸、または天然繊
    維/再生繊維混紡糸のいずれかの糸条によって構成され
    る多層構造編地からなることを特徴とする請求項1また
    は2記載の球技用ユニフォーム。
  4. 【請求項4】 凹部に用いらる繊維糸条の総繊度が、凸
    部に用いられる繊維糸条の総繊度より小さいことを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の球技用ユニフォ
    ーム。
  5. 【請求項5】 表面(A面)がポリエステルフィラメン
    ト糸条で構成されていることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載の球技用ユニフォーム。
  6. 【請求項6】 野球用に用いられる請求項1〜5のいず
    れかに記載の球技用ユニフォーム。
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