JPH10131000A - 編地および運動用衣服 - Google Patents

編地および運動用衣服

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JPH10131000A JP8288113A JP28811396A JPH10131000A JP H10131000 A JPH10131000 A JP H10131000A JP 8288113 A JP8288113 A JP 8288113A JP 28811396 A JP28811396 A JP 28811396A JP H10131000 A JPH10131000 A JP H10131000A
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knitted
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Abstract

(57)【要約】 【課題】運動用衣服等に用いた際に、着用初期の気相状
発汗によるムレ感が軽減されると同時に、液状発汗も肌
側から表側に素早く吸水・透水・拡散されることでベタ
ツキ感もなく、着用快適性を十分得ること。 【解決手段】裏側の編部が0.2mm以上2mm以下の
高低差を有する凹凸部を有し、前記凹凸部の中の凹部は
単繊維繊度1デニール以上5デニール以下のレーヨンマ
ルチフィラメント糸またはポリエステルマルチフィラメ
ントおよびレーヨンマルチフィラメントよりなる混繊糸
によって構成され、前記凹凸部の中の凸部と表側の編部
はポリエステルマルチフィラメント糸によって構成され
ることを特徴とする編地および該編地よりなる運動用衣
服。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汗処理性に優れた
編地とその編地よりなる運動用衣服に関するものであ
り、さらに詳しくは、運動初期のムレ感を軽減し、か
つ、出た汗を素早く処理することにより衣服と肌とのベ
タツキ感を軽減させるなど、吸湿性と吸汗速乾性を兼備
し、また、ウオッシュアンドウェア性等の取り扱い性に
も優れたものである。
【0002】また、運動用衣服の用途としては、競技シ
ャツ・パンツ、ゴルフシャツ、テニスシャツ、トレーニ
ングウェア、野球ユニフォーム、ハーフパンツなど幅広
く展開できるものである。かつ、作業用衣服のように運
動を伴うものにも活用できる。
【0003】
【従来の技術】運動衣服用に向けられる編地には、木綿
を始めとする天然繊維100%物、ポリエステル、ポリ
アミドなどの合成繊維100%物、そして天然繊維と合
成繊維との交編地がある。
【0004】一般に運動用衣服は肌に接触して着用され
る。人間は運動をしなくても不感蒸泄という気相状の汗
をたえず放散しており、この処理の善し悪しが着用時お
よび運動初期のムレ感の原因となる。また、運動をする
にしたがい激しい液状の発汗をともなう場合が多いた
め、その生地は激しく発汗されてくる汗を長い時間にわ
たり連続的に吸水し、かつ、その水分を速かに外気中に
蒸散しやすく、乾燥性がよく、また、頻繁に洗濯が必要
とされるためウオッシュアンドウェア性のあるものが要
求される。
【0005】これらの気相状発汗と液状発汗の両者を同
時に処理できるものが理想的なものである。しかし、気
相状発汗を処理する吸湿性能力と液状発汗を処理する吸
水・拡散・速乾性能力の両者を同時に満足できるものは
見当たらないのが実情である。
【0006】すなわち、木綿などの天然繊維100%
物、あるいは、表面が合成繊維で肌面が木綿とか木綿・
ポリエステル混紡糸を使用した一般的なものは、吸湿
性、吸水性、保水性に優れているためムレ感も少なく、
液状の汗もよく吸い取るが、一旦吸い取った汗はその
後、容易に蒸散せず、また連続吸汗性にも劣るため肌に
ベタツキ、さらには洗濯後、脱水しても繊維内部にかな
りの水分が残り、乾燥に長時間を要する。
【0007】一方、通常の合成繊維100%物はウオッ
シュアンドウェア性には優れている反面、吸湿性がなく
ムレ感を感じ、また、水と接触した時の吸水速度が低
く、かつ、透水能力に劣るため汗の吸水移動が行われ
ず、汗濡れによるベタツキ感を招くという問題があっ
た。
【0008】これらの問題点を改善すべくいくつかの提
案がなされてきた。例えば、特公昭61−27990号
公報には複数の非吸湿性繊維糸条を用いて構成された編
織物であって、編織物の片面と他面とが接結糸条で接結
されており、かつ、該片面が主として単繊維繊度1.0
〜2.5デニールの範囲である非吸湿性繊維で構成され
るとともに、他面は主として前期片面を構成する糸条の
単繊維繊度の1.5倍以上で、かつ、5.5倍未満の単
糸繊度である非吸湿性繊維糸条で構成されてなることを
特徴とする透水性編織物の提案である。
【0009】この提案は、運動による液状発汗における
吸水・拡散・速乾性には優れているものの、吸湿性能が
ないため、液状発汗を伴わない不感蒸泄である気相状発
汗が処理できずムレ感があり、着用時に不快感を感じる
ことになる。特開平3−27148号公報には、少なく
とも裏面にレーヨンフィラメントが用いられている織編
物であって、該レーヨンフィラメントの単繊維繊度が7
〜20デニールであり、かつ、裏面を構成する糸に占め
る該レーヨンフィラメントの比率が50重量%以上であ
ることを特徴とする涼感に優れた織編物が提案されてい
る。 この提案は裏面(肌面)にレーヨンフィラメント
が用いられているため、気相状発汗が処理できムレ感も
軽減される。しかし、レーヨンの公定水分率は11%と
綿の8.5%以上を有し、一般的な繊維の中では高い方
であるものの、このレーヨンが肌と直接接触しているた
め、激しい運動を行った後は公定水分率以上の水分を含
み、休息時などは冷感を感じ、特に、真夏以外はより冷
感を感じることになる。また、肌側にあたるレーヨンフ
ィラメントの単繊維繊度が7デニール以上と太いものが
50重量%以上も占めるため、肌触りが悪く着用感に劣
るものである。
【0010】一方、特開平3−33251号公報には、
前記特開平3−27148号公報に記載の織編物裏面に
セラミックを含有するプリント部が部分的に施されてい
る。この提案は、裏面にセラミックが部分的にプリント
されているため、ムレ感の軽減以外に汗処理性にも優れ
ていると考えられる。しかし、セラミックのプリント品
は肌触りが悪く、かつ、洗濯によりセラミックの脱落が
起こるなど、耐久性に劣るものとなる。また、コストが
高くなることはいうまでもない。
【0011】このようなことから、気相汗処理によるム
レ感の軽減と液状汗処理によるベタツキ感の軽減、さら
には、肌触り感、耐久性、コストなどを総合的に含んだ
編地、および、それによる運動用衣服がいまだ提案され
ていないのが実情である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
したような問題点を改善すべく、吸湿性があり、かつ、
液状汗が編地の裏面で吸収され表の面へ移動する、いわ
ゆる、吸水・透水性に優れ、また速乾性に優れ、かつ、
ウォッシュアンドウエア性に優れた編地および運動衣服
を得ることにある。これは運動衣服として着用した際に
ムレ感とベトツキ感が軽減されるものであり、かつ、運
動衣服としての使用に耐え得る抗ピリング性、抗スナッ
グ性、さらには、コスト的にも問題のない編地とそれに
よる運動用衣服を提供せんとすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の編地は、前記課
題を解決するため以下の構成を有する。
【0014】すなわち、裏側の編部が0.2mm以上2
mm以下の高低差を有する凹凸部を有し、前記凹凸部の
中の凹部は単繊維繊度1デニール以上5デニール以下の
レーヨンマルチフィラメント糸またはポリエステルマル
チフィラメントおよびレーヨンマルチフィラメントより
なる混繊糸によって構成され、前記凹凸部の中の凸部と
表側の編部はポリエステルマルチフィラメント糸によっ
て構成されることを特徴とする編地である。
【0015】また、本発明の運動衣服は、前記課題を解
決するため以下の構成を有する。
【0016】すなわち、裏側の編部が0.2mm以上2
mm以下の高低差を有する凹凸部を有し、前記凹凸部の
中の凹部は単繊維繊度1デニール以上5デニール以下の
レーヨンマルチフィラメント糸またはポリエステルマル
チフィラメントおよびレーヨンマルチフィラメントより
なる混繊糸によって構成され、前記凹凸部の中の凸部と
表側の編部はポリエステルマルチフィラメント糸によっ
て構成されることを特徴とする編地よりなる運動衣服で
ある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の編地および運動衣
服を詳細に説明する。
【0018】本発明で、編地の裏側の編部が0.2mm
以上2mm以下の高低差を有する凹凸部を有するとは、
運動用衣服にした場合、その編地の裏部が肌と点接触す
るため、液状の汗を発汗してもベタツキ感がなく、か
つ、表側の編目の密度が密となるのに対し、裏側の編部
の密度が粗となるため、液状の汗が毛細管現象により裏
側の編部から表側の編部へ吸水、透水、拡散され得る。
【0019】この裏側の編部の凹凸部の高低差は0.2
mm以上2mm以下であり、0.2mm以下では、発汗
によるベタツキ感を感じ、かつ、透水性、拡散性にも劣
る問題がある。
【0020】また、2mm以上になるとベタツキ感もな
く、透水性、拡散性にも優れるものの肌触り感に劣る問
題がある。
【0021】この凹凸部に高低差があることにより、凹
部で空気が暖められ、寒い時期にも保温性を有する運動
用衣服として着用することができる。
【0022】裏側の編部の凹凸状高低差を形成させるに
は、編組織による方法、太い糸と細い糸の組み合わせ、
あるいは、この両者の組み合わせ等があり特に限定され
ない。また、編地形成法としては、丸編地、経編地等が
あり、特に丸編地ではダブル丸編地とシングル丸編地、
経編地ではトリコット地とラッセル地等があり、特に限
定されない。
【0023】裏側の編部の凸部と表側の編部に使用する
糸種としては、ポリエステルマルチフィラメント糸とす
る。これは疎水性繊維であるため、裏側から表側への汗
の毛細管現象効果も起こり易く、かつ、運動用衣服とし
た場合の寸法安定性、強度、染色堅牢度等に優れている
ためである。
【0024】このポリエステルマルチフィラメント糸
は、裏側と表側の単繊維繊度が同一でもよいが、裏側よ
り表側を細繊度とすることにより、より毛細管現象が大
きく働き、吸水性、透水性、拡散性に優れたものとする
ことができる。
【0025】本発明における編地の単繊維繊度は、表側
が1〜5デニールの範囲が好ましい。
【0026】1デニール以下では、抗ピリング性、抗ス
ナッグ性に劣る傾向がある。また、5デニール以上で
は、風合が粗硬になる傾向がある。逆に、裏側は表側よ
り太い単繊維繊度にすることが好ましいが、一般的に
は、5デニール以下の範囲が肌触り等の観点から好まし
い。
【0027】本発明の編地において、用いる糸の総繊度
は、特に限定されないが、運動用衣服として薄地のシャ
ツ類から中厚地のトレーニングウェア、野球ユニフォー
ム類まで含めると、50デニールから300デニール程
度までが好ましく使用できる。本発明の編地で用いる糸
は、加工糸でもよく、生糸使いでもよく、さらにはこれ
らの交編でもよい。
【0028】本発明においては、吸湿性により液状汗の
透水性を阻害することなく気相汗処理を行い、ムレ感を
軽減させる観点から、裏側の編部の凹部に単繊維繊度1
デニール以上5デニール以下のレーヨンマルチフィラメ
ント糸、または、ポリエステルマルチフィラメントとレ
ーヨンマルチフィラメントよりなる混繊糸が配置される
ものである。
【0029】裏側の編部の凹部に単繊維よりなる紡績糸
が配置された際には、凸部で吸水された汗がマルチフィ
ラメント糸より収束度の高い紡績糸で保水されてしま
い、表側に透水、拡散されない傾向がある。公定水分率
が11%で綿の公定水分率8.5%より高く、かつ、紡
績糸より収束性の低いレーヨンマルチフィラメント糸を
使うことが好ましい。
【0030】また、レーヨンマルチフィラメント糸が凸
部に配置された際には、レーヨンの公定水分率が高いた
め、より多くの汗をかいたとき、ベタツキ感とか冷感を
感じる問題がある。かつ、ポリエステル糸の強度4.3
〜6g/dに対し、レーヨン糸の強度は約2.1g/d
と低いため、凸部に配置すると運動用衣服のような激し
い着用とか洗濯により切断され、毛羽立ち、通常品に比
べ、品位が低下すると同時に使用期間が縮められる傾向
がある。裏側の編部の凹部に配置される糸種は、レーヨ
ンマルチフィラメント糸単体を用いるものである。また
は、前述したように強度をさらに向上させるため、ポリ
エステルマルチフィラメントとレーヨンマルチフィラメ
ントよりなる混繊糸を使用するものである。混繊糸を作
る方法は、一般的に行われているエア混繊法、合撚法な
どいずれであってもよい。
【0031】この混繊糸を作るために使用する両者のマ
ルチフィラメント糸の単繊維繊度は、1デニール以上5
デニール以下が好ましい。単繊維繊度が5デニール以上
になるとエア混繊において両者の交絡不良が発生する傾
向がある。また、どちらか一方の糸が太く、他者の糸が
細い場合は、染色によるイラツキが発生すると同時に肌
側の風合もゴワゴワとした粗硬なものとなる傾向があ
る。
【0032】一方、レーヨンマルチフィラメント糸の単
繊維繊度が1デニール以下では、レーヨン糸の強度が弱
いため混繊加工時や編成時に毛羽立ちや糸切れが発生す
る傾向がある。糸の総繊度は、編地の凹部に配置する観
点から、レーヨンマルチフィラメント糸単体およびポリ
エステルマルチフィラメントとレーヨンマルチフィラメ
ントよりなる混繊糸を用いる際にも50〜300デニー
ルの範囲が好ましい。
【0033】本発明で用いる糸の編地に対する混率は、
編組織や厚さ等により左右され得るが、後述する吸湿率
が1%以上であればよく、特に限定されるものではない
が、編地の総目付に対し、レーヨン混率が6重量%以上
30重量%以下の範囲が好ましい。混率が30重量%以
上になるとレーヨンの低強度に起因する毛羽立ち、ある
いは、染色堅牢度低下による色落ち等が目立つ傾向があ
る。
【0034】編地の目付は、薄地であるシャツ類から中
厚地のトレーニングウェア、野球ユニフォーム類まで含
めると100〜300g/m2 の範囲が好ましい。ま
た、本発明において、染色加工工程で吸水加工を付与す
ることにより、より優れた吸水性、透水性、拡散性を得
ることができる。
【0035】また、編地の裏側編部の凸部が起毛されて
いてもよい。凸部を起毛することにより、凸部の繊維拘
束度が粗になり、毛細管現象効果をより促進させ、汗の
吸水効果、透水効果、拡散効果がより大きくなると同時
に保温性と肌触り性が向上させることができる。この起
毛の方法は、通常の起毛工程を通せばよく、針布起毛と
かバフ加工等のいずれの方法であってもよい。
【0036】本発明においてはムレ感の軽減の観点か
ら、編地の吸湿率が1%以上であることが好ましく、一
般的には、1〜4%の範囲であることが好ましい。通常
のポリエステル100%からなる編地は、その公定水分
率から吸湿率が0.4%程度が限界であり、運動用衣服
として着用した際、不感蒸泄である気相汗処理ができな
いためムレ感を感じることがある。
【0037】また、汗を吸水した後の編地における表裏
拡散面積比と表裏保水率比が2倍以上であることが好ま
しい。一般的には、表裏拡散面積比の上限は40倍程
度、表裏保水率比の上限は20倍程度である。これは、
一定量の水を吸水した編地における表側と裏側の水の拡
散面積と保水率の各々の比であり、表側の拡散面積と保
水率に比べ、裏側の拡散面積と保水率が小さい程、すな
わち、比率が大きい程、透水性、拡散性に優れ、ベタツ
キ感も少なく着用時に快適であり、かつ、速乾性にも優
れていることを示す。
【0038】これらの快適性は、トレーニングウェアを
試作し、初夏の環境条件である温湿度を28℃×65%
RHに設定された人工気象室内でランニング実験を行っ
た結果、着用快適性に優れているとして実証されたもの
である。
【0039】
【実施例】以下、実施例により、本発明をさらに詳しく
説明する。なお、特性は次の方法によって測定した。
【0040】[編地裏編部の凹凸形状高低差]編地裏編
部の凹凸形状高低差は、編地裏面をタテ方向およびヨコ
方向に折り曲げ、その折り曲げ部を三菱電気(株)製の
マイクロウオッチャー(MODELUS90S)を用い
倍率50倍にて撮影した値を1/50にした。タテ方向
およびヨコ方向の凹凸高さを各々10回測定し、その平
均値を高低差とした。
【0041】具体的には、図2、3の編地断面構造モデ
ル図におけるh1、h2の値によって示される。
【0042】[吸湿率]編地1〜3gを用い、絶乾時の
重量と20℃×65%RHの雰囲気下で市販の恒温恒湿
器中に24時間放置後の重量との重量変化から、次式に
より計算して求めた。
【0043】吸湿率(%)=[(吸湿後の重量−絶乾時
の重量)/絶乾時の重量]×100 [吸水表裏拡散面積比]ガラス板上に市販のインクを2
倍に水で希釈したインク液を0.1cc滴下し、その上
に編地の裏面を下にすなわちインク液に接する側にして
のせた。そして60秒間放置し、インク液を吸収させた
後、今度は別のガラス板上に移動し、ここでも裏面を下
にして3分間放置した。編地3枚について同様に行っ
た。このようにして得たサンプル編地の表面、裏面のイ
ンク液の拡散面積を測定し、その測定値とその値により
算出した面積比(表面の拡散面積/裏面の拡散面積)を
示した。
【0044】拡散面積の大小はインク液の吸収状態を示
すものであり、表面の拡散面積が大きく、かつ前記面積
比が大きいものは滴下されたインク液を効率よく表面側
に移動するいわゆる吸水、透水、拡散能力に優れている
ことを表すものである。また、表面側の拡散面積が大き
いことは大気との接触効率が良くなるので乾燥性にも優
れていることを示す。
【0045】[吸水表裏保水率比]ガラス板上に蒸留水
1.0ccを滴下し、その上にサンプルサイズ10cm
×10cmの編地の裏面を下にすなわち蒸留水に接する
側にしてのせた。そして60秒間放置し、別のガラス板
上に移動し同一サイズにカットしたろ紙2枚にて、この
編地をサンドイッチ状に挟み、5g/cm2 の荷重下で
60秒間放置した。その後、もとの編地重量と吸水後の
編地重量との差から編地の保水重量および表側と裏側に
接した各々のろ紙の含水重量から、編地の表面、裏面の
保水率を出した。編地3枚について同様に行った。この
値より保水率比(表面の保水率/裏面の保水率)を算出
して示した。
【0046】保水率比の大小は蒸留水の吸収状態を示す
ものであり、表面の保水率が大きく、かつ前記保水比が
大きいものは滴下された蒸留水を効率よく表面側に移動
するいわゆる透水能力に優れていることを現すものであ
り、着用時にベタツキ感がより少ないものである。
【0047】[着用感と生産性および総合評価]着用し
た際の肌側(裏編部)凹凸部の「肌触り感」、「ベタツ
キ感」、人工気象室での「着用快適感」および生産にお
ける「工程通過性」と「総合評価等」の優劣は次のよう
に表示した。
【0048】(1)肌側(裏編部)の「肌触り感」 ◎:「肌触り」が非常に良い、○:「肌触り」が良い、
×:「肌触り」が悪い (2)肌側(裏編部)の「ベタツキ感」 ◎:全く「ベタツキ」を感じない、○:「ベタツキ」を
ほとんど感じない △:「ベタツキ」を若干感じる、 ×:「ベタツキ」を
感じる (3)人工気象室での「着用快適感」 ○:着用して快適である、×:着用して不快である (4)生産における「工程通過性」 ○:生産上問題がない、×:生産上問題である (5)「総合評価」 ○:運動用衣服として優れている、×:運動用衣服とし
て適していない [実施例1]22ゲージ両面丸編機を用い、図1〜14
に示す一完全組織14口給糸からなる編組織で表側編組
織用の給糸口NO2、3、5、6、9、10、12、1
3の糸条aの糸にポリエステルマルチフィラメント15
0デニール48フィラメントの仮撚加工糸、裏側凸部編
組織用の給糸口NO7、14の糸条cにポリエステルマ
ルチフィラメント150デニール48フィラメントの仮
撚加工糸、裏側凹部編組織用の給糸口NO1、4、8、
11の糸条bにレーヨンマルチフィラメント75デニー
ル33フィラメント(単繊維繊度2.3デニール)を配
して編成し、図15の編地断面モデル図に示すような表
側フラット、裏側凹凸状高低差を有する編地を得た。
【0049】その後、通常のポリエステル編地の染色加
工条件に準じ、精練、染色、吸水加工、仕上げセットを
行い、目付260g/m2 である編地を得た。この編地
はレーヨンの混率が10%、裏編部凹凸状の高低差h1
が0.5mmのものであった。
【0050】また、吸湿率1.5%、吸水表裏拡散面積
比14.0倍、表裏保水率比が11.3倍であった。
【0051】この編地を用いてトレーニングウェアを試
作し、初夏の環境温湿度である28℃×65%RHに設
定された人工気象室内で男性被験者により、トレッドミ
ルを用いた時速8km/hrの軽いランニング実験を3
0分間行った結果、ウェアの裏側凹凸状高低差による肌
触り感も問題なく、またベタツキ感、不感蒸泄である気
相状発汗によるムレ感もなく着用快適性に優れるもので
あった。
【0052】一方、編地の生産における問題点もないも
のであった。これらの評価結果を表1に示す。
【0053】
【表1】 [実施例2]図1〜14に示す編組織の裏側凸部編組織
用の糸条cにポリエステルマルチフィラメント150デ
ニール48フィラメントの仮撚加工糸を2本給糸(計3
00デニール)、裏側凹部の糸条bにレーヨンマルチフ
ィラメント75デニール15フィラメント(単繊維繊度
5.0デニール)を配し、他は実施例1と同一糸で編成
し、実施例1と同一な染色加工を行い、目付272g/
2 である編地を得た。この編地はレーヨンの混率が6
%、裏編部凹凸状の高低差h1が1.8mmのものであ
った。また、吸湿率1.1%、吸水表裏拡散面積比1
8.1倍、表裏保水率比が15.0倍であった。
【0054】実施例1と同様にトレーニングウェアを試
作し、ランニング実験を行った結果、全く問題のないも
のであった。評価結果を表1に併せて示す。
【0055】[実施例3]図1〜14に示す編組織の裏
側凹部編組織用の糸条bにポリエステルマルチフィラメ
ント150デニール48フィラメントの仮撚加工糸(単
繊維繊度3.1デニール)とレーヨンマルチフィラメン
ト75デニール33フィラメント(単繊維繊度2.3デ
ニール)のエア混繊糸(計225デニール)を配し、他
は実施例1と同一糸で編成し、実施例1と同一な染色加
工を行い、目付283g/m2 である編地を得た。この
編地はレーヨンの混率が8%、裏編部凹凸状の高低差h
1が0.2mmのものであった。
【0056】また、吸湿率1.3%、吸水表裏拡散面積
比8.7倍、表裏保水率比が8.4倍であった。
【0057】実施例1と同様にトレーニングウェアを試
作し、ランニング実験を行った結果、全く問題のないも
のであった。評価結果を表1に併せて示す。
【0058】[実施例4]図1〜14に示す編組織の裏
側凸部編組織用の糸条cに実施例2と同一のポリエステ
ルマルチフィラメント150デニール48フィラメント
の仮撚加工糸を2本給糸(計300デニール)、裏側凹
部の糸条bに実施例3と同一のエア混繊糸(計225デ
ニール)を配し、他は実施例1と同一糸で編成し、実施
例1と同一な染色加工を行い、目付295/m2 である
編地を得た。この編地はレーヨンの混率が12%、裏編
部凹凸状の高低差h1が0.9mmのものであった。
【0059】また、吸湿率1.7%、吸水表裏拡散面積
比10.4倍、表裏保水率比が9.2倍であった。
【0060】実施例1と同様にトレーニングウェアを試
作し、ランニング実験を行った結果、全く問題のないも
のであった。評価結果を表1に併せて示す。
【0061】[実施例5]実施例4の編地の裏側凸部を
起毛し、目付285/m2 である編地を得た。この編地
はレーヨンの混率が12%、裏編部凹凸状の高低差h2
は実施例4に対し、起毛により1.6mmと高いもので
あった。図16にその編地断面モデル図を示す。また、
吸水表裏拡散面積比41.0倍、表裏保水率比が19.
1倍と実施例4に比べ、大幅に向上されたものであっ
た。
【0062】実施例1と同様にトレーニングウェアを試
作し、ランニング実験を行った結果、肌触り感、ベタツ
キ感もさらに向上され快適なものであった。評価結果を
表1に併せて示す。
【0063】[比較例1]図1〜14に示す編組織の裏
側凹部編組織用の糸条bにポリエステルマルチフィラメ
ント75デニール36フィラメントの仮撚加工糸(単繊
維繊度2.1デニール)を配し、他は実施例2と同一糸
で編成し、実施例1と同一な染色加工を行い、目付27
4g/m2 である編地を得た。この編地はレーヨンの混
率が0%、裏編部凹凸状の高低差h1が1.8mmのも
のであった。
【0064】また、吸湿率0.4%、吸水表裏拡散面積
比11.5倍、表裏保水率比が8.3倍であり、特に吸
湿率の低いものであった。
【0065】実施例1と同様にトレーニングウェアを試
作し、ランニング実験を行った結果、運動初期にムレ感
を感じ、不快なものであった。これらの評価結果を表2
に示す。
【0066】
【表2】 [比較例2]図1〜14に示す編組織の裏側凹部編組織
用の糸条bに綿100%紡績糸30Sを配し、他は実施
例2と同一糸で編成し、実施例1と同一な染色加工を行
い、目付279g/m2 である編地を得た。この編地は
レーヨンの混率が0%、裏編部凹凸状の高低差h1が
0.7mmのものであった。
【0067】また、吸湿率が2.2%と高いものの、吸
水表裏拡散面積比が1.2倍、表裏保水率比が0.2倍
と低いものであった。
【0068】実施例1と同様にトレーニングウェアを試
作し、ランニング実験を行った結果、肌面が汗でベタツ
クため着用快適性に劣るものであった。評価結果を表2
に併せて示す。
【0069】[比較例3]図1〜14に示す編組織の裏
側凸部編組織用の糸条cにポリエステルマルチフィラメ
ント75デニール36フィラメントの仮撚加工糸、裏側
凹部の糸条bにレーヨンマルチフィラメント75デニー
ル96フィラメント(単繊維繊度0.8デニール)を配
し、他は実施例1と同一糸で編成し、実施例1と同一な
染色加工を行い、目付244g/m2 である編地を得
た。この編地はレーヨンの混率が17%、裏編部凹凸状
の高低差h1が0.1mmのものであった。
【0070】また、吸湿率2.3%、吸水表裏拡散面積
比2.2倍であるものの、裏編部凹凸状高低差h1が小
さいため、表裏保水率比が1.6倍と低いものであっ
た。
【0071】実施例1と同様にトレーニングウェアを試
作し、ランニング実験を行った結果、肌面が汗でベタツ
クため着用快適性に劣るものであった。また、レーヨン
の単繊維繊度が0.8デニールと細いため、機械の停台
等生産性に劣り、かつ、染色後の編地も品位の悪いもの
であった。評価結果を表2に併せて示す。
【0072】[比較例4]図1〜14に示す編組織の裏
側凹部編組織用の糸条bにポリエステルマルチフィラメ
ント150デニール48フィラメントの仮撚加工糸(単
繊維繊度3.1デニール)とレーヨンマルチフィラメン
ト75デニール10フィラメント(単繊維繊度7.5デ
ニール)のエア混繊糸(計225デニール)を配し、他
は実施例1と同一糸で編成し、実施例1と同一な染色加
工を行い、目付281g/m2 である編地を得た。この
編地はレーヨンの混率が8%、裏編部凹凸状の高低差h
1が0.2mmのものであった。
【0073】また、吸湿率1.3%、吸水表裏拡散面積
比8.9倍、表裏保水率比が8.0倍であった。
【0074】実施例1と同様にトレーニングウェアを試
作し、ランニング実験を行った結果、裏側凹部に配した
レーヨンフィラメントの単繊維繊度が7.5デニールと
太いため、肌側にゴワゴワ感があり肌触りが悪く着用快
適性に劣るものであった。また、生産工程におけるポリ
エステルマルチフィラメント加工糸とのエア混繊も糸割
れが発生するなど十分に混繊ができず機械停台の原因と
なった。
【0075】一方、染色品においてもレーヨン単繊維繊
度がポリエステル単繊維繊度よりも大幅に太いため、イ
ラツキ感があり、品位に劣るものであった。評価結果を
表2に併せて示す。
【0076】[比較例5]図1〜14に示す編組織の裏
側凸部編組織用の糸条cにポリエステルマルチフィラメ
ント150デニール48フィラメントの仮撚加工糸を3
本給糸(計450デニール)を配し、他は実施例1と同
一糸で編成し、実施例1と同一な染色加工を行い、目付
290g/m2 である編地を得た。この編地はレーヨン
の混率が4%、裏編部凹凸状の高低差h1が2.8mm
のものであった。
【0077】また、吸湿率が0.8%、吸水表裏拡散面
積比23.3倍、表裏保水率比が21.7倍であった。
【0078】実施例1と同様にトレーニングウェアを試
作し、ランニング実験を行った結果、裏編部凹凸状高低
差h1が大きいため肌触り感が非常に悪く、かつ、ムレ
感を若干感じるものであった。評価結果を表2に併せて
示す。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、運動用衣服等に用いた
際に、着用初期の気相状発汗によるムレ感が軽減される
と同時に、液状発汗も肌側から表側に素早く吸水・透水
・拡散されることでベタツキ感もなく、着用快適性が十
分得られるものである。また、ウォッシュアンドウェア
性等の取り扱い性にも優れ、かつ、低コストで提供でき
ることを特徴とする編地とそれによる運動用衣服を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の編地の編組織の編方の一例をモデル的
に示す概略図である。
【図2】本発明の編地の断面構造の一例をモデル的に示
す概略図である。
【図3】本発明の編地の断面構造のさらに他の一例をモ
デル的に示す概略図である。
【符号の説明】
No.1〜14:編組織の各給糸No. C1〜C11:表編部を編成するための編針(シリンダ
ー針) D1〜D6 :裏編部を編成するための編針(ダイヤル
針) a:表編部を形成する糸条 b:裏編部凹部を形成する糸条 c:裏編部凸部を形成する糸条 h1、h2:裏編部凹凸部の高低差

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】裏側の編部が0.2mm以上2mm以下の
    高低差を有する凹凸部を有し、前記凹凸部の中の凹部は
    単繊維繊度1デニール以上5デニール以下のレーヨンマ
    ルチフィラメント糸またはポリエステルマルチフィラメ
    ントおよびレーヨンマルチフィラメントよりなる混繊糸
    によって構成され、前記凹凸部の中の凸部と表側の編部
    はポリエステルマルチフィラメント糸によって構成され
    ることを特徴とする編地。
  2. 【請求項2】吸湿率が1%以上であることを特徴とする
    請求項1記載の編地。
  3. 【請求項3】吸水表裏拡散面積比が2倍以上であること
    を特徴とする請求項1または2記載の編地。
  4. 【請求項4】表裏保水率比が2倍以上であることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の編地。
  5. 【請求項5】裏側の編部の凸部に起毛が施されてなるこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の編地。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載の編地より
    なる運動用衣服。
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