JP2000324741A - 電気機器用コイルボビン - Google Patents

電気機器用コイルボビン

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JP2000324741A
JP2000324741A JP11130720A JP13072099A JP2000324741A JP 2000324741 A JP2000324741 A JP 2000324741A JP 11130720 A JP11130720 A JP 11130720A JP 13072099 A JP13072099 A JP 13072099A JP 2000324741 A JP2000324741 A JP 2000324741A
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lead
coil
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coil bobbin
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Motohiko Kidokoro
元彦 城處
Kenji Takami
健二 高見
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Aichi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイルの各引出し線とリード線との接続作業
を迅速・容易に行うことができるようにする。 【解決手段】 巻胴23の両端部に形成した一対の鍔部
24,25のうち、コイル22の巻始め側に位置する鍔
部24には、巻始め側の引出し線22sを導出するため
の導出通路26と、前記引出し線22sとリード線31
sとの接続部を収容するための角筒状の収容部29と、
前記リード線31sを抜脱不能に係止するための鉤状の
抜止部34とを形成するとともに、コイル22の巻終り
側に位置する鍔部25には、巻終り側の引出し線22e
を導出するための導出溝28と、前記引出し線22eと
リード線31eとの接続部を収容するための角筒状の収
容部30と、前記リード線31eを抜脱不能に係止する
ための鉤状の抜止部34と、前記巻終り側の引出し線2
2eとリード線31eとの接続時に巻胴23に巻装した
コイル22が弛緩するのを防ぐための弛緩防止部36と
を形成してコイルボビン21を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、隈取コイル形誘導
電動機等、小形電気機器用のコイルを巻回するのに使用
するコイルボビンの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、隈取コイル形誘導電動機等、小形
電気機器のコイルを巻回するのに用いるコイルボビン
は、例えば、図11,12で示すように構成されてい
る。図11,12において、1はコイルボビンで、コイ
ル2を巻装する中空状の巻胴3と、その両端部に位置す
る一対の鍔部4,5とを備えて構成されている。前記一
対の鍔部4,5のうち、一方の鍔部4には、図13で示
すように、コイル2の巻始め側の引出し線2sを導出す
るための導出通路7と、前記引出し線2sとリード線1
2sとの接続部を収容する有底角筒状の収容部8が形成
されており、また、他方の鍔部5には、図14で示すよ
うに、コイル2の巻終り側の引出し線2eを導出するた
めの導出溝9と、前記引出し線2eとリード線12eと
の接続部を収容する有底角筒状の収容部10が形成され
ている。11は前記リード線12s,12eを挿通する
ための挿通孔である。
【0003】次に、図13,14により、コイルボビン
1にコイル2を巻装した後、前記コイル2の各引出し線
2s,2eとリード線12s,12eとを接続する場合
について説明する。コイルボビン1の巻胴3にコイル2
を巻装した後(図11,12参照)、図13(a),図
14(a)で示すように、鍔部4,5に穿孔した挿通孔
11にリード線12s,12eを挿通し、その芯線部及
び被覆部に、収容部8,10と近接する位置まで導出さ
れているコイル2の各引出し線2s,2eを、所定回数
巻付けることにより接続し、前記接続部にハンダ処理を
施す。
【0004】つづいて、図13(b),図14(b)で
示すように、前記ハンダ処理を施した接続部を、収容部
8,10の開口部8a,10aから前記収容部8,10
内の所定位置に収容し、この後、弛んでいるリード線1
2s,12eを引動して前記リード線12s,12e
を、収容部8,10の開口部8a,10a側に形成した
切欠部8b,10bに挟み込むことにより、コイル2の
各引出し線2s,2eとリード線12s,12eとの接
続作業を終了する。
【0005】この結果、前記鍔部4,5に形成した収容
部8,10内に収容された、コイル2の各引出し線2
s,2eとリード線12s,12eとの接続部は、挿通
孔11及び切欠部8b,10bにおけるくさび作用によ
り、前記リード線12s,12eに引張応力が加えられ
た場合でも、前記収容部8,10から抜脱することな
く、良好に収容・保持される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然るに、前記のように
構成したコイルボビンにおいては、次に示すような問題
点があった。
【0007】(1)コイルの巻終り側の引出し線とリー
ド線との接続作業中、前記コイルボビンに巻装したコイ
ルに、前記コイルの巻終り側から緩みが生じることがあ
り、これを防ぐため、前記接続作業を行う前にコイルの
巻装外周面に粘着テープを貼付する等の事前作業を行う
必要があった。
【0008】(2)また、コイルボビンに穿孔したリー
ド線を挿通するための挿通孔は、一般に、リード線の線
径(径寸法)より僅かに径大となして形成されているた
め、前記挿通孔へのリード線の挿通作業は非常に手間が
かかり難儀であった。
【0009】(3)更に、コイルの各引出し線とリード
線とは、同一方向(開口部側)から収容部内に収容され
る関係上、前記収容部の所定位置に収容する際に、リー
ド線との接続部や、導出通路及び導出溝から収容部への
導出部付近等において、引出し線に負担がかかって断線
するおそれがあり、これを防ぐため、リード線の芯線部
及び被覆部への引出し線の巻付回数を必要に応じて調節
する等して防いでいたので、非常に面倒であった。
【0010】本発明は、前記種々の問題点に鑑み、コイ
ルの各引出し線とリード線との接続作業を迅速・容易に
行うことが可能な電気機器用コイルボビンを提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、コイルを巻装する中空状の巻胴と、前記
巻胴の両端部に該巻胴と一体的に形成した一対の鍔部か
らなるコイルボビンにおいて、前記一対の鍔部のうち、
コイルの巻始め側に位置する鍔部には、前記コイルの巻
始め側の引出し線を導出する導出通路と、前記巻始め側
の引出し線とこれと接続されるリード線との接続部を収
容するための筒状の収容部と、前記リード線を抜脱不能
に係止するための鉤状の抜止部とを形成するとともに、
コイルの巻終り側に位置する鍔部には、前記コイルの巻
終り側の引出し線を導出する導出溝と、前記巻終り側の
引出し線とこれと接続されるリード線との接続部を収容
するための筒状の収容部と、前記リード線を抜脱不能に
係止するための鉤状の抜止部と、前記巻終り側の引出し
線とリード線との接続時に巻胴に巻装したコイルが弛緩
するのを防ぐための弛緩防止部とを形成したことを特徴
とする。
【0012】また、前記収容部は、一方の端部側に開口
部を開口し、かつ、他方の端部側にテーパ状の挿通孔を
穿孔・形成して筒状となし、更に、前記挿通孔と連通可
能に切欠部を形成したことを特徴とする。
【0013】更に、前記抜止部は、鍔部の一端部にリー
ド線の挿入部を有して鉤状に形成した案内溝と、前記案
内溝の端末部においてリード線を抜脱不能に係止するた
めの係止突起とを備えて構成したことを特徴とする。
【0014】また、前記抜止部は、鍔部の一端部にリー
ド線の挿入部を有して鉤状に形成した案内溝と、前記案
内溝の端末部においてリード線を抜脱不能に係止するた
めの鋸歯状の係止部とを備えて構成したことを特徴とす
る。
【0015】更に、前記案内溝には、その端末部側に幅
寸法をリード線の外形寸法よりも狭くした狭隘部を形成
したことを特徴とする。
【0016】また、前記弛緩防止部は、扇形状の巻掛部
と、深さ寸法の浅い鈍角状の浅溝部と、深さ寸法の深い
鋭角状の深溝部とを備えて構成したことを特徴とする。
【0017】更に、前記弛緩防止部は、導出溝から導出
する巻終り側の引出し線を挿通する導出通路と、前記導
出通路内において引出し線を係止するための鋭角状の溝
部からなる複数の係止部とを備えて構成したことを特徴
とする。
【0018】本発明は、コイルボビンに巻装したコイル
の巻始め側の引出し線を、巻始め側に位置する鍔部に形
成した導出通路を利用して収容部の開口部側に導出する
とともに、コイルの巻終り側の引出し線を、巻終り側の
鍔部に形成した弛緩防止部に、その途中を巻掛けた状
態、あるいは、係止させた状態で収容部の開口部側に導
出し、つづいて、前記各引出し線と前記収容部に穿孔し
たテーパ状の挿通孔に挿通したリード線とを接続して前
記収容部に収容し、この後、前記リード線を鉤状の抜止
部に係止突起、あるいは、鋸歯状の係止部を利用して抜
脱不能に係止させるようにしたので、前記リード線とコ
イルの各引出し線との接続作業は、その作業工程数を低
減し、かつ、作業性を向上させた状態で、迅速・容易に
行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
ないし図8により説明する。図1,2において、21は
本発明のコイルボビンを示し、前記コイルボビン21
は、コイル22を巻回する中空状の巻胴23と、前記巻
胴23の軸方向の両端部に、該巻胴23と一体的に形成
した一対の鍔部24,25とを備えて構成されている。
【0020】前記一対の鍔部24,25のうち、コイル
22の巻始め側に位置する鍔部24には、図1,3で示
すように、前記コイル22の巻始め側の引出し線22s
(図7参照)を、後述する収容部まで導出するための導
出通路26が形成されており、また、コイル22の巻終
り側に位置する鍔部25には、図2,4で示すように、
前記コイル22の巻終り側の引出し線22e(図8参
照)を、後述する収容部まで導出するための鋭角なV字
状の導出溝28が形成されている。なお、前記導出通路
26における引出し線22sの導出部及び導出溝28の
開口端部は、図1,2で示すように、角を取って丸みを
帯びさせてあるので、図7,8に示す各引出し線22
s,22eがこれらの部分と接触することによって断線
するのを確実に防ぐことができる。
【0021】次に、図1ないし図4において、29は鍔
部24に導出通路26と連接して形成した、コイル22
の巻始め側の引出し線22sと、電源等に接続したリー
ド線31sとの接続部(図7参照)を収容するための角
筒状の収容部であり、また、30は鍔部25に導出溝2
8と近接して形成した、コイル22の巻終り側の引出し
線22eと、電源等に接続したリード線31eとの接続
部(図8参照)を収容するための角筒状の収容部であ
る。
【0022】前記収容部29,30の一方の端部には開
口部32がそれぞれ開口されており、また、他方の端部
には、図3,4で示すように、収容部29,30内に開
口する一方の開口部33aを、リード線31s,31e
の線径(径寸法)よりやや径大となし、かつ、他方の開
口部33bを前記一方の開口部33aより径大となして
テーパ状に形成した挿通孔33がそれぞれ穿孔されてい
る。29a,30aは前記挿通孔33と連通可能に形成
した、リード線31s,31e引出し用のV字状の切欠
部である。
【0023】34は鍔部24,25上部側の幅方向中央
部に、前記収容部29,30と近接して形成した抜止部
で、図5で示すように、鍔部24,25の上端部にリー
ド線31s,31eの挿入部34aを開口して鉤状に形
成した案内溝34bと、前記案内溝34bの端末部にお
いて、リード線31s,31eを抜脱不能に係止するた
めの一対の係止突起34c,34cとを備えて構成され
ている。
【0024】前記鉤状の案内溝34bの鍔部24,25
上端部と平行な水平部分は、図3,4及び図5(b)で
示すように、挿入部34a側から端末部側に向かうに従
って徐々に狭くなるように(その最も狭い部分はリード
線31s,31eの外径寸法よりも狭く)形成されてお
り、また、前記係止突起34c,34cは、前記案内溝
34bの端末部へのリード線31s,31eの挿入を容
易に行い得、かつ、端末部からの抜脱を阻止することが
可能なように、端末部に向かうに従って係止突起34
c,34c間の間隔が狭くなるようにして形成されてい
る。
【0025】なお、図6で示すように、前記係止突起3
4c,34cに代えて鋸歯状の係止部35,35を形成
し、この係止部35,35間にリード線31s,31e
を挟み込むことにより、前記リード線31s,31eを
案内溝34bの端末部において抜脱不能に係止するよう
にしてもよい。
【0026】図1,2,4において、36はコイル22
の巻終り側に位置する鍔部25上部側の抜止部34と導
出溝28との中間の隅角部に形成した弛緩防止部で、扇
形状の巻掛部36aと、前記巻掛部36aと抜止部34
との間に形成した深さ寸法の浅い鈍角状の浅溝部36b
と、巻掛部36aと導出溝28との間に形成した深さ寸
法の深い鋭角状の深溝部36cとを備えて構成されてお
り、コイル22の巻装工程の最後において、コイル22
の巻終り側の引出し線22eの途中を、前記弛緩防止部
36に巻掛けることにより、リード線31s,31eと
コイル22の各引出し線22s,22eとの接続時、前
記コイル22に緩みが生じるのを阻止する。
【0027】次に、図7,8により、コイルボビン21
の巻胴23にコイル22を巻装した後、前記コイル22
の各引出し線22s,22eと、リード線31s,31
eとを接続する場合について説明する。なお、前記コイ
ル22の巻始め側の引出し線22sは、図7(a)で示
すように、導出通路26を利用して収容部29の開口部
32側に導出されており、また、巻終り側の引出し線2
2eは、図8(a)で示すように、その引出し途中にお
いて、鍔部25に形成した弛緩防止部36に巻掛けた状
態で収容部30の開口部32側に導出されている。
【0028】そして、リード線31s,31eとコイル
22の各引出し線22s,22eとを接続する場合は、
まず、図7(a),図8(a)で示すように、前記リー
ド線31s,31eの先端側(芯線部側)を、収容部2
9,30の他方の端部側に穿孔した挿通孔33に挿通し
て、収容部29,30を貫通させた状態で、一方の端部
に開口した開口部32から突出させる。この時、前記収
容部29,30の挿通孔33は、テーパ状に形成されて
いるので、前記リード線31s,31eを容易に挿通さ
せることができる。
【0029】つづいて、前記収容部29,30の開口部
32から突出させたリード線31s,31eの先端部
(芯線部)に、図7(a),図8(a)で示すように、
前記収容部29,30の各開口部32,32側に導出さ
れているコイル22の各引出し線22s,22eを所定
回数巻付け、この状態でハンダ処理を施して膨出部37
(図7(b)及び図8(b)参照)を形成する。
【0030】この時、前記コイル22の巻終り側の引出
し線22eは、鍔部25に形成した弛緩防止部36にそ
の途中を巻掛け、緊張状態を保った状態で導出されてい
るため、コイル22に緩みが生じるのを良好に防ぐこと
ができる。また、前記弛緩防止部36は、巻終り側の引
出し線22eを通すための各溝部36b,36cを、異
なる深さ寸法で形成したので、前記引出し線22eとリ
ード線31eとの接続時に、巻掛部36aに巻付けた引
出し線22e同士が摩れ合うことにより、前記引出し線
22eが断線するのを防ぐことができる。
【0031】なお、前記リード線31s,31eと各引
出し線22s,22eとの接続部に形成した膨出部37
は、例えば、図7(b),図8(b)で示すように、リ
ード線31s,31eの芯線部先端から後端(被覆部
側)に向かうに従って末広がり状となるように形成し、
その後端側は挿通孔33の一方の開口部33aの径寸法
よりやや径大となして形成する。また、コイル22の各
引出し線22s,22eの長さ寸法は、リード線31
s,31eの芯線部に巻付・接続し、収容部29,30
に収容した際に、極度の引張応力が加わらない程度の長
さに設定する。
【0032】この後、前記挿通孔33に挿通したリード
線31s,31eを引動することにより、前記膨出部3
7の後端側を、挿通孔33の一方の開口部33aと対応
する位置まで後退させる。この時、前記膨出部37の後
端側は、前記のように、挿通孔33の一方の開口部33
aの径寸法よりやや径大となして形成されているので、
前記膨出部37の後端側は、挿通孔33の一方の開口部
33a周縁の収容部29,30内壁面と当接して、リー
ド線31s,31eが挿通孔33から抜脱するのを防
ぎ、リード線31s,31eと引出し線22s,22e
との接続部や、引出し線22s,22e自体に負担がか
かるのを緩和して、前記引出し線22s,22eが断線
するのを確実に防ぐことができる。
【0033】そして、前記のように、膨出部37の後端
側を挿通孔33の一方の開口部33aと対応する位置ま
で後退させて、膨出部37の後端側を収容部29,30
内壁面と当接させたら、挿通孔33と連通可能に形成し
た切欠部29a,30aを利用して、前記リード線31
s,31eを斜め上方向に屈曲させた状態で抜止部34
側に引出し、更に、前記リード線31s,31eを鍔部
24,25の上部側に開口した抜止部34の挿入部34
aから案内溝34bに挿通して、前記案内溝34bの端
末部において係止突起34c,34c(あるいは、鋸歯
状の係止部35,35)にて抜脱不能に係止することに
より(図5(a)及び図6(a)参照)、コイル22の
引出し線22s,22eとリード線31s,31eとの
接続作業を終了する。
【0034】なお、前記抜止部34の案内溝34bは、
図3,4及び図5(b),図6(b)で示すように、端
末部側に向かうに従って徐々に狭くなるように形成され
ており、その最も狭い部分の幅寸法はリード線31s,
31eの外径寸法より狭くなっているので、万一リード
線31s,31eの係止突起34c,34c(あるい
は、鋸歯状の係止部35,35)による係止が解除され
た場合でも、前記案内溝34bの狭隘部の存在によっ
て、前記リード線31s,31eが案内溝34bから抜
脱するのを良好に防ぐことができる。
【0035】前記のように、本発明においては、コイル
22の巻終り側の引出し線22eを、その引出し途中に
おいて鍔部25に形成した弛緩防止部36に巻掛け、緊
張状態を保った状態で導出することにより、前記引出し
線22eとリード線31eとの接続時に、コイル22の
巻終り側から該コイル22に緩みが生じるのを確実に防
ぐことが可能となり、しかも、前記引出し線22eの弛
緩防止部36への巻掛作業は、コイル22の巻装工程に
おいて巻線機により行うことができるので、工数低減に
貢献することが可能となる。
【0036】その上、前記弛緩防止部36は、巻掛部3
6a周縁に設けた各溝部36b,36cを異なる深さ寸
法で形成したので、前記引出し線22eとリード線31
eとの接続時に、前記巻掛部36aに巻掛けた引出し線
22e同士が摩れ合って断線するのを良好に防ぐことが
できる。
【0037】また、リード線31s,31eは、鍔部2
4,25に開口した抜止部34の挿入部34aから案内
溝34bに挿通し、前記案内溝34bの端末部において
係止突起34c,34c、あるいは、鋸歯状の係止部3
5,35により抜脱不能に係止するようにしたので、リ
ード線31s,31eの抜止部34への係止作業を迅速
・容易に行うことができる。その上、前記案内溝34b
は、その端末部側に向かうに従って狭くなるようにし、
その最も狭い部分の幅寸法をリード線31s,31eの
外径寸法より狭くして形成したので、万一、リード線3
1s,31eが、前記係止突起34c,34c、あるい
は、鋸歯状の係止部35,35による係止から解除され
たとしても、前記リード線31s,31eが、案内溝3
4bから抜脱するのを確実に防ぐことが可能となる。
【0038】しかも、前記リード線31s,31eを収
容部29,30に形成した挿通孔33に挿通する場合、
前記挿通孔33がテーパ状に形成されていることによ
り、円滑・良好に挿通することができる。
【0039】更に、本発明において、リード線31s,
31eとコイル22の各引出し線22s,22eとは、
収容部29,30に異なる方向から収容されているが、
膨出部37の後端側を挿通孔33の一方の開口部33a
より径大に形成したことによる抜止効果と、収容部2
9,30に形成した切欠部29a,30a及び抜止部3
4,34におけるくさび作用とによって、リード線31
s,31eが収容部29,30から抜脱するのを良好に
阻止し、コイル22の各引出し線22s,22eに必要
以上に引張応力が加わるのを防ぐことができるので、こ
の結果、前記引出し線22s,22eが断線するのを確
実に防ぐことが可能となる。
【0040】次に、図9,10により、本発明の第2実
施例について説明する。第1実施例と第2実施例との相
違点は、コイル22の巻終り側の鍔部25に形成した弛
緩防止部の形状にある。なお、第2実施例において、巻
終り側の鍔部25以外は、第1実施例と同様であるの
で、前記鍔部25のみを図示して説明する。
【0041】図9,10において、40はコイル22の
巻終り側の鍔部25に設けた弛緩防止部を示し、前記弛
緩防止部40は、収容部30と連接し、かつ、鍔部25
下端側に形成した鋭角なV字状の導出溝28から導出さ
れる巻終り側の引出し線22e(図9,10には図示せ
ず)を挿通するための導出通路41と、前記導出通路4
1の途中に、例えば2ヶ所において形成した、前記引出
し線22eを係止するための鋭角なV字状の溝部(図1
0参照)からなる係止部42とを備えて構成されてい
る。なお、前記導出溝28は、図9で示す位置に限定す
るものではなく、鍔部25の下端部や下端側の隅角部
等、導出通路41と近接する位置に形成するようにすれ
ばよい。
【0042】そして、コイル22の巻終り側の引出し線
22eを収容部30側に導出させる場合は、まず、前記
引出し線22eを、その途中を導出溝28に係止させた
状態で導出通路41側に導出させ、つづいて、前記引出
し線22eを導出通路41に挿通し、その途中を導出通
路41に形成した係止部42において係止させた状態で
収容部30側に導出させる。
【0043】前記のように、第2実施例においては、コ
イル22の巻終り側の引出し線22eを、鋭角なV字状
の導出溝28と、導出通路41に設けた鋭角なV字状の
溝部からなる係止部42とによって係止して収容部30
側に導出させるようにしたことにより、コイル22に緩
みが生じるのを防いだ状態で、前記引出し線22eとリ
ード線31e(図9,10には図示せず)との接続作業
を円滑・良好に行うことができる。
【0044】なお、本発明においては、収容部29,3
0におけるリード線31s,31eの抜止効果を得るた
めに、膨出部37をリード線31s,31eの芯線部の
先端側から後端側に向かって末広がり状となして形成し
た例により説明したが、これに限定されるものではな
く、例えば、膨出部を挿通孔の一方の開口部よりやや径
大な径寸法で、リード線の芯線部の先端側から後端側ま
で均一に形成したり、挿通孔の一方の開口部よりやや径
大な抜止部材を、リード線の芯線部の後端側に嵌着した
りするようにして、収容部におけるリード線の抜止効果
を得るようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、次に示すような効果を有する。
【0046】(1)コイルの巻終り側の引出し線を、そ
の引出し途中において巻終り側の鍔部に形成した弛緩防
止部に、緊張状態を保った状態で巻掛けて、あるいは、
係止させて収容部側に導出することにより、前記巻終り
側の引出し線とリード線との接続時に、コイルに緩みが
生じるのを確実に防ぐことが可能となる。しかも、前記
引出し線の弛緩防止部への巻掛作業は、コイルの巻装工
程において巻線機により行うことができ、かつ、引出し
線の弛緩防止部への係止作業も、前記引出し線とリード
線との接続作業前に簡易に行うことができるので、従来
のように、コイルの巻装外周面に粘着テープを貼付する
等の事前作業が不要となり、この結果、製造工程数を良
好に低減することが可能となる。
【0047】(2)その上、第1実施例における弛緩防
止部は、扇形状の巻掛部を有して形成されているので、
前記巻掛部に巻掛けた引出し線が、巻掛部の先端方向に
抜脱するのを良好に防ぐことができるとともに、前記巻
掛部周縁に設けた各溝部を異なった深さ寸法で形成した
ので、前記巻掛部に巻掛けた引出し線同士が接触して断
線するのを確実に防ぐことができる。
【0048】(3)更に、コイルの各引出し線とリード
線とを接続するにあたって、前記リード線を収容部の他
方の端部側に形成した挿通孔に挿通する場合、前記挿通
孔はテーパ状に形成されているので、前記リード線の挿
通作業を円滑・良好に行うことができるとともに、前記
リード線は、各鍔部に形成した抜止部の鉤状の案内溝を
利用して、その端末部において係止突起、あるいは、鋸
歯状の係止部によって抜脱不能に係止するようにしたの
で、従来に比べ、作業効率を良好に向上させることが可
能となる。
【0049】(4)しかも、前記案内溝は、その端末部
側に向かうに従って幅寸法が狭くなるようにし、その最
も狭い部分の幅寸法は、リード線の外径寸法より狭くな
っているので、万一、リード線が係止突起、あるいは、
鋸歯状の係止部による係止から解除された場合でも、前
記リード線が案内溝から抜脱するのを良好に防ぐことが
できる。
【0050】(5)また、リード線とコイルの各引出し
線とは、それぞれ異なる方向から収容部内に収容される
ので、前記各引出し線は、従来のように必要に応じて巻
付回数を調節することなく、あらかじめリード線の芯線
部への巻付に必要な長さ寸法で切断して巻付・接続すれ
ばよく、しかも、前記リード線との接続部に形成した膨
出部の後端側が、リード線が挿通する挿通孔の一方の開
口部の径寸法より径大となして形成されていることによ
り、前記リード線が挿通孔から抜脱するのを未然に防ぐ
ことができるので、前記芯線部への巻付に必要な長さ寸
法で切断されている各引出し線に必要以上に引張応力が
加わって、これを断線させるという問題の発生を確実に
防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコイルボビンを示す斜視図である。
【図2】同じく、本発明のコイルボビンを示す斜視図で
ある。
【図3】本発明のコイルボビンの要部を切欠いて示す拡
大図である。
【図4】同じく、本発明のコイルボビンの要部を切欠い
て示す拡大図である。
【図5】(a)は図3のP部の拡大図、(b)は抜止部
の拡大斜視図である。
【図6】(a)は図3のP部の他の構造を示す拡大図、
(b)は抜止部の他の構造を示す拡大斜視図である。
【図7】コイルの巻始め側の引出し線とリード線との接
続動作を説明するための説明図である。
【図8】コイルの巻終り側の引出し線とリード線との接
続動作を説明するための説明図である。
【図9】本発明の第2実施例を示す斜視図である。
【図10】同じく、第2実施例の要部を示す縦断面図で
ある。
【図11】従来のコイルボビンを示す斜視図である。
【図12】同じく、従来のコイルボビンを示す斜視図で
ある。
【図13】従来における巻始め側の引出し線とリード線
との接続動作を説明するための説明図である。
【図14】従来における巻終り側の引出し線とリード線
との接続動作を説明するための説明図である。
【符号の説明】
21 コイルボビン 22 コイル 22s,22e 引出し線 24,25 鍔部 26 導出通路 28 導出溝 29,30 収容部 31s,31e リード線 33 挿通孔 34 抜止部 34c 係止突起 35 係止部 36,40 弛緩防止部 36a 巻掛部 36b 浅溝部 36c 深溝部 37 膨出部 41 導出通路 42 係止部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを巻装する中空状の巻胴と、前記
    巻胴の両端部に該巻胴と一体的に形成した一対の鍔部か
    らなるコイルボビンにおいて、前記一対の鍔部のうち、
    コイルの巻始め側に位置する鍔部には、前記コイルの巻
    始め側の引出し線を導出する導出通路と、前記巻始め側
    の引出し線とこれと接続されるリード線との接続部を収
    容するための筒状の収容部と、前記リード線を抜脱不能
    に係止するための鉤状の抜止部とを形成するとともに、
    コイルの巻終り側に位置する鍔部には、前記コイルの巻
    終り側の引出し線を導出する導出溝と、前記巻終り側の
    引出し線とこれと接続されるリード線との接続部を収容
    するための筒状の収容部と、前記リード線を抜脱不能に
    係止するための鉤状の抜止部と、前記巻終り側の引出し
    線とリード線との接続時に巻胴に巻装したコイルが弛緩
    するのを防ぐための弛緩防止部とを形成したことを特徴
    とする電気機器用コイルボビン。
  2. 【請求項2】 前記収容部は、一方の端部側に開口部を
    開口し、かつ、他方の端部側にテーパ状の挿通孔を穿孔
    ・形成して筒状となし、更に、前記挿通孔と連通可能に
    切欠部を形成したことを特徴とする請求項1記載の電気
    機器用コイルボビン。
  3. 【請求項3】 前記抜止部は、鍔部の一端部にリード線
    の挿入部を有して鉤状に形成した案内溝と、前記案内溝
    の端末部においてリード線を抜脱不能に係止するための
    係止突起とを備えて構成したことを特徴とする請求項1
    記載の電気機器用コイルボビン。
  4. 【請求項4】 前記抜止部は、鍔部の一端部にリード線
    の挿入部を有して鉤状に形成した案内溝と、前記案内溝
    の端末部においてリード線を抜脱不能に係止するための
    鋸歯状の係止部とを備えて構成したことを特徴とする請
    求項1記載の電気機器用コイルボビン。
  5. 【請求項5】 前記案内溝には、その端末部側に幅寸法
    をリード線の外形寸法よりも狭くした狭隘部を形成した
    ことを特徴とする請求項3または4記載の電気機器用コ
    イルボビン。
  6. 【請求項6】 前記弛緩防止部は、扇形状の巻掛部と、
    深さ寸法の浅い鈍角状の浅溝部と、深さ寸法の深い鋭角
    状の深溝部とを備えて構成したことを特徴とする請求項
    1記載の電気機器用コイルボビン。
  7. 【請求項7】 前記弛緩防止部は、導出溝から導出する
    巻終り側の引出し線を挿通する導出通路と、前記導出通
    路内において引出し線を係止するための鋭角状の溝部か
    らなる複数の係止部とを備えて構成したことを特徴とす
    る請求項1記載の電気機器のコイルボビン。
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