JP4654341B2 - レゾルバステータ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、レゾルバステータ構造に関し、特に、端子保持部のたるみピン挿入穴に肉厚部を形成し、ステータコイルの固定時に用いるワニスがたるみピン挿入穴を経て他部へ流出することを防止するための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種のレゾルバステータ構造としては、例えば、特許文献1及び2に開示された構成を挙げることができる。
これらの各特許文献に開示されたレゾルバのステータ構造としては、図3及び図4で示される構成であった。
すなわち、図3及び図4において符号1で示されるものは輪状ステータであり、この輪状ステータ1の両端面には一対の輪状絶縁カバー部2、3からなる輪状絶縁カバー4が設けられている。
前記輪状ステータ1の内方へ突出して形成された各磁極5の外周には、その両面に前記輪状絶縁カバー4を介してステータコイル6が巻回して設けられており、このステータコイル6の端線6aは、前記輪状絶縁カバー4の一部から一体に半径方向に沿って突出して形成された端子保持部7に設けられた端子ピン8にからげて接続されている。
前記端子保持部7における前記端子ピン8の内側位置、すなわち、前記端子ピン8と磁極5との間の位置には、複数のたるみピン挿入穴9が形成されている。
前記たるみピン挿入穴9には、前記各端線6aのたるみを取るためのたるみピン10を挿入することができるように構成されており、この端線6aをこのたるみピン10によって曲折させることにより、たるみを付けるように構成されている。すなわち、たるみピン10を外すとステータコイル6の端線6aにたるみが付くように構成されている。
特開平10−146033号公報 米国特許第5920135号明細書
従来のレゾルバのステータ構造は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、各磁極に巻回したステータコイルの端線を端子ピンにからげた後に、磁極等のステータコイルのコイル固定をするために、輪状ステータを水平状態に配置した後、輪状絶縁カバー部の壁の内側に溶融状のワニスを供給すると、このワニスの固化によってステータコイルが固定されるが、この時に、たるみピン挿入穴の穴口は端子保持部の面と同一平面であるため、ワニスがこのたるみピン挿入穴から他の部分に流出してしまい、ワニスが無駄となり、多量のワニスを必要とすることになっていた。
尚、前述の作業の後に、各たるみピン挿入穴にたるみピンを挿入して端線を曲折させることにより、端線を張らせ、巻線後にたるみピンを外すことにより、ステータコイルの端線にたるみを付けていた。
本発明によるレゾルバステータ構造は、輪状ステータに内方へ向けて形成された各磁極に対し、前記輪状ステータの両端面上に一体又は別体で形成された輪状絶縁カバーを介してステータコイルを巻付け、前記輪状絶縁カバーの一端に設けられた端子保持部の各端子ピンに前記ステータコイルを接続すると共に、前記輪状絶縁カバーの外周縁に形成された輪状壁の内側にワニスを供給し、前記ワニスの固化によって前記ステータコイルを固定するようにしたレゾルバステータ構造において、前記端子保持部における前記端子ピンと磁極との間に設けられたたるみピン挿入穴と、前記たるみピン挿入穴に設けられた肉厚部とを備え、前記肉厚部は、前記輪状ステータの前記端面の外側に位置し、かつ、前記端子保持部から前記輪状ステータの軸方向に沿って突出している構成である。
本発明によるレゾルバステータ構造は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、端子保持部に形成され軸方向にその部分だけ盛り上がった状態の肉厚部が形成され、この肉厚部にたるみピン挿入穴が形成されているため、ワニスによるコイル固定作業においてもワニスがこの肉厚部をほとんど乗り越えることができず、その結果、たるみピン挿入穴内にほとんど入り込まずワニスの量を従来よりも少なくすることができる。
また、たるみピン挿入穴内にワニスが入り込む量が少なくなるため、外観不良を無くすことができる。
本発明は、端子保持部に形成した肉厚部にたるみピン挿入穴を形成することにより、ワニスによるコイル固定作業時に、ワニスがたるみピン挿入穴に入ることを防止し、ワニスの無駄や品質劣化を防止することを目的とする。
以下、図面と共に本発明によるレゾルバステータ構造の好適な実施の形態について説明する。
図1及び図2において符号1で示されるものは輪状ステータであり、この輪状ステータ1の両端面1a,1bには一対の輪状絶縁カバー部2、3からなる輪状絶縁カバー4が設けられている。
尚、この輪状絶縁カバー4は、図2のように一対の輪状絶縁カバー2、3を別体として形成した場合と、一体成形の場合等の何れの場合も可である。
前記輪状ステータ1の内方へ突出して形成された各磁極5の外周には、その両面に前記輪状絶縁カバー4を介してステータコイル6が巻回して設けられており、このステータコイル6の端線6aは、前記輪状絶縁カバー4の一部から一体に半径方向に沿って突出して形成された端子保持部7に設けられた端子ピン8にからげて接続されている。
前記端子保持部7における前記端子ピン8の内側位置、すなわち、前記端子ピン8と磁極5との間の位置には、複数のたるみピン挿入穴9が形成されている。
前記たるみピン挿入穴9には、前記各端線6aのたるみを取るためのたるみピン10を挿入することができるように構成されており、この端線6aをこのたるみピン10によって曲折させることにより、たるみピンを除去することによりステータコイルの端線にたるみが付けられるように構成されている。
前記端子保持部7における前記端子ピン8と磁極5との間には、アイランド状に浮き上がって形成され、輪状ステータ1の軸方向Aに沿って突出する肉厚部20が設けられており、この肉厚部20は、輪状ステータ1の一方の端面1aの外側に位置している。さらに、この1個の肉厚部20には複数の前記たるみピン挿入穴9が形成されている。
前記肉厚部20の各たるみピン挿入穴9の入口は、従来の図3で示した構成よりもこの肉厚部20分だけ端子保持部7の面よりも高く形成され、従来のように、ステータコイル6の固定のために、ワニスを輪状絶縁カバー部2、3の輪状壁2a、3aの内側に流し込んで供給した場合でも、この肉厚部20の高さによってワニスはたるみピン挿入穴9内にほとんど流れ込むことはなく、従来のような、ワニスの無駄が防止できる。
本発明は、レゾルバに限ることなく、モータ、アクチュエータ等の端子構造に適用可である。
本発明によるレゾルバステータ構造を示す平面図である。 図1のたるみピンを挿入していない状態を示す断面図である。 従来構成を示す平面図である。 図3のたるみピンを挿入していない状態を示す断面図である。
1 輪状ステータ
1a,1b 両端面
2、3 輪状絶縁カバー部
4 輪状絶縁カバー
5 磁極
6 ステータコイル
7 端子保持部
8 端子ピン
9 たるみピン挿入穴
10 たるみピン
20 肉厚部

Claims (1)

  1. 輪状ステータ(1)に内方へ向けて形成された各磁極(5)に対し、前記輪状ステータ(1)の両端面(1a,1b)上に一体又は別体で形成された輪状絶縁カバー(4)を介してステータコイル(6)を巻付け、前記輪状絶縁カバー(4)の一端に設けられた端子保持部(7)の各端子ピン(8)に前記ステータコイル(6)を接続すると共に、前記輪状絶縁カバー(4)の外周縁に形成された輪状壁(2a)の内側にワニスを供給し、前記ワニスの固化によって前記ステータコイル(6)を固定するようにしたレゾルバステータ構造において、
    前記端子保持部(7)における前記端子ピン(8)と磁極(5)との間に設けられたたるみピン挿入穴(9)と、前記たるみピン挿入穴(9)に設けられた肉厚部(20)とを備え、前記肉厚部(20)は、前記輪状ステータ(1)の前記端面(1a)の外側に位置し、かつ、前記端子保持部(7)から前記輪状ステータ(1)の軸方向(A)に沿って突出していることを特徴とするレゾルバステータ構造。
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