JP6283787B2 - レゾルバステータ構造 - Google Patents
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Description
すなわち、図4において符号1で示されるものは輪状ステータであり、この輪状ステータ1の内側には、所定角度間隔で内方へ向けて突出する複数の突出磁極2が形成されている。
前記輪状絶縁カバー3の一部には、外方に向けて突出すると共に複数の端子ピン5を有する端子ピン保持部6が一体に形成されている。
その後、各たるみピン挿入穴7内の各たるみピン9を除去すると、前記各端線4aにたるみ4aAが形成される。次に、各端子ピン5の外周に端線4aを端子ピン5に固定するために塗布されたワニス10の一部は、端線4aを伝わってたるみピン挿入穴7内に流れると共に、前記表面6a上にも溜るが、肉厚部8が形成されているため、これを超えて前記たるみピン挿入穴7内に流れ込むことのないように構成されていた。
すなわち、前述の図4及び図5の構成の場合、図5の断面図で示されるように、前記端子ピン5の外周6aに塗布されたワニス10のうち、下方に流れたワニス10は前記表面6aに溜まるが、一部のワニス10は端線4aの下方へ傾斜して張設されたたるみ4aAの下面に水滴のような状態で流れ、前記たるみピン挿入穴7内へ流れ込み、輪状ステータ1の図4で示す裏面側にワニスが垂れることになり、外見の低下と、輪状ステータ1の相手方への取付け時の障害となることもあった。
すなわち、所定角度間隔で内方へ向けて突出する複数の突出磁極を有する輪状ステータと、前記輪状ステータの両面に一体又は別体で設けられた輪状絶縁カバーと、前記各突出磁極に前記輪状絶縁カバーを介して巻回されたステータ巻線と、前記輪状絶縁カバーの一部に形成され外方へ突出すると共に前記ステータ巻線の端線をからげるための複数の端子ピンを有する端子ピン保持部と、前記端子ピン保持部に形成され、たるみピンを挿入するためのたるみピン挿入穴と、を備え、前記たるみピンが前記たるみピン挿入穴に挿入された状態で前記端線が前記端子ピンにからげられた後に前記たるみピンが除去されることにより、前記端線にたるみが形成されるようにしたレゾルバステータ構造において、前記端子ピンと前記たるみピン挿入穴との間に設けられた突起部の先端面に前記端線が接触し、前記端子ピンの端線にワニスを塗布した際の前記ワニスが前記端線を伝って前記たるみピン挿入穴に入ることを防止する構成としたことにより、端線を流下してくる一部のワニスは、端線と突起部の接触部位で流れが止められ、端子ピンの表面上に落下し、たるみピン挿入穴へのワニスの浸入を防止できる。
また、前記突起部は、長手直線状に形成されていることにより、全ての端線に接触させることができる。
また、前記突起部は、複数の突部から構成されていることにより、各突部間をワニスが流れ、ワニスが溜まる量を増やすことができる。
また、前記突起部の前記先端面は、断面でみて、半円状、弧状、曲線状のうちの何れかの形状で構成されていることにより、端線が突起部の先端面に接触した場合における端線の損傷や断線等を防止することができる。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付して説明する。
図1において、符号1で示されるものは、輪状ステータであり、この輪状ステータ1の内側には、所定角度間隔で内方へ向けて突出する複数の突出磁極2が形成されている。
前記輪状絶縁カバー3の一部には、外方に向けて突出すると共に複数の端子ピン5を有する端子ピン保持部6が一体に形成されている。
尚、図1における肉厚部8については、従来例の構成であるため、ここではその説明は省略する。
前記突起部20の上部である先端面20aは、図3の先端面20aと同様に、断面でみて半円状、弧状、曲線状のうちの何れかの形状で形成されている。
その後、各たるみピン挿入穴7内の各たるみピン9を除去すると、前記各端線4aにたるみ4aAが形成され、各端子ピン5の外周には、この端線4aを固定するためのワニス10が図3のように塗布されている。
すなわち、所定角度間隔で内方へ向けて突出する複数の突出磁極2を有する輪状ステータ1と、前記輪状ステータ1の両面に一体又は別体で設けられた輪状絶縁カバー3と、前記各突出磁極2に前記輪状絶縁カバー3を介して巻回されたステータ巻線4と、前記輪状絶縁カバー3の一部に形成され外方へ突出すると共に前記ステータ巻線4の端線4aをからげるための複数の端子ピン5を有する端子ピン保持部6と、前記端子ピン保持部6に形成され、たるみピン9を挿入するためのたるみピン挿入穴7と、を備え、前記たるみピン9が前記たるみピン挿入穴7に挿入された状態で前記端線4aが前記端子ピン5にからげられた後に前記たるみピンが除去されることにより、前記端線4aにたるみ4aAが形成されるようにしたレゾルバステータ構造において、前記端子ピン5と前記たるみピン挿入穴7との間に設けられた突起部20の先端面20aに前記端線4aが接触し、前記端子ピン5の端線4aにワニス10を塗布した際の前記ワニス10が前記端線4aを伝って前記たるみピン挿入穴7に入ることを防止する構成としたことを特徴とするレゾルバステータ構造であり、また、前記突起部20は、長手直線状に形成されていることを特徴とするレゾルバステータ構造であり、また、前記突起部20は、複数の突部20Aから構成されていることを特徴とするレゾルバステータ構造であり、また、前記突起部20の前記先端面20aは、断面でみて、半円状、弧状、曲線状のうちの何れかの形状で構成されていることを特徴とするレゾルバステータ構造である。
2 突出磁極
3 輪状絶縁カバー
4 ステータ巻線
4a 端線
4aA たるみ
5 端子ピン
6 端子ピン保持部
6a 表面
6b 壁
7 たるみピン挿入穴
8 肉厚部
9 たるみピン
20 突起部
20a 先端面
20b,20c 端部
20A 突部
21 接触部位
Claims (4)
- 所定角度間隔で内方へ向けて突出する複数の突出磁極(2)を有する輪状ステータ(1)と、前記輪状ステータ(1)の両面に一体又は別体で設けられた輪状絶縁カバー(3)と、前記各突出磁極(2)に前記輪状絶縁カバー(3)を介して巻回されたステータ巻線(4)と、前記輪状絶縁カバー(3)の一部に形成され外方へ突出すると共に前記ステータ巻線(4)の端線(4a)をからげるための複数の端子ピン(5)を有する端子ピン保持部(6)と、前記端子ピン保持部(6)に形成され、たるみピン(9)を挿入するためのたるみピン挿入穴(7)と、を備え、
前記たるみピン(9)が前記たるみピン挿入穴(7)に挿入された状態で前記端線(4a)が前記端子ピン(5)にからげられた後に前記たるみピンが除去されることにより、前記端線(4a)にたるみ(4aA)が形成されるようにしたレゾルバステータ構造において、
前記端子ピン(5)と前記たるみピン挿入穴(7)との間に設けられた突起部(20)の先端面(20a)に前記端線(4a)が接触し、前記端子ピン(5)の端線(4a)にワニス(10)を塗布した際の前記ワニス(10)が前記端線(4a)を伝って前記たるみピン挿入穴(7)に入ることを防止する構成としたことを特徴とするレゾルバステータ構造。 - 前記突起部(20)は、長手直線状に形成されていることを特徴とする請求項1記載のレゾルバステータ構造。
- 前記突起部(20)は、複数の突部(20A)から構成されていることを特徴とする請求項1記載のレゾルバステータ構造。
- 前記突起部(20)の前記先端面(20a)は、断面でみて、半円状、弧状、曲線状のうちの何れかの形状で構成されていることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のレゾルバステータ構造。
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