JP6439096B2 - レゾルバステータ構造 - Google Patents
レゾルバステータ構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6439096B2 JP6439096B2 JP2014255990A JP2014255990A JP6439096B2 JP 6439096 B2 JP6439096 B2 JP 6439096B2 JP 2014255990 A JP2014255990 A JP 2014255990A JP 2014255990 A JP2014255990 A JP 2014255990A JP 6439096 B2 JP6439096 B2 JP 6439096B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- annular
- bent portion
- stator
- winding
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 50
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
すなわち、図3において符号1で示されるものは、全体形状が輪状に形成され内径側1aにロータ用孔2を有する輪状ステータであり、前記輪状ステータ1の第1端面1A及び第2端面1Bには、樹脂インサート成形により一体に形成されるか、又は、別体にて形成された第1、第2輪状絶縁カバー3,4が設けられている。
前記輪状ステータ1の前記各端面1A,1Bには、前記ステータ巻線6を覆うための第1、第2輪状巻線カバー7,8が設けられている。
前記第1、第2絶縁カバー3,4の前記内径側1aに形成さけた第3、第4曲折部9,10の各先端と前記第1、第2輪状巻線カバー7,8の各内面7a,8aとの間には、第1、第2隙間11,12が形成されている。
尚、前記輪状ステータ1の前記内径側1aには、ロータ用孔2が形成され、前記ロータ用孔2内には、図示しないロータが回転自在に配設されている。
すなわち、図3に示されるレゾルバステータ構造20Aが、例えば、自動変速機の油中、あるいは、工作機等の油中に取付けられた場合、レゾルバの組付け公差上で必要であったわずかな隙間である第1、第2隙間11,12を介して、他部品の切削クズ等の異物が流れ込んで、ステータ巻線6側へ侵入し、断線及び相間短絡等の危険性があり、この種の用途における信頼性を向上させるには限度があった。
すなわち、輪状ステータの両端面に対し一体又は別体にて設けられた第1、第2輪状絶縁カバーと、前記輪状ステータの突出磁極に前記第1、第2輪状絶縁カバーを介して巻回されたステータ巻線と、前記両端面に設けられ前記ステータ巻線を覆うための第1、第2輪状巻線カバーと、を備えたレゾルバステータ構造において、前記輪状ステータの内径側に位置し前記第1輪状巻線カバーの内端に形成された第1曲折部と、前記輪状ステータの内径側に位置し前記第2輪状巻線カバーの内端に形成された第2曲折部と、前記輪状ステータの内径側に位置し前記第1輪状絶縁カバーの内端に形成された第3曲折部と、前記輪状ステータの内径側に位置し前記第2輪状絶縁カバーの内端に形成された第4曲折部と、を備え、前記第3曲折部の第1先端部は前記第1曲折部の第1内面に接触し、前記第4曲折部の第2先端部は前記第2曲折部の第2内面に接触していることにより、前記第1、第2輪状巻線カバーの外部からの異物が前記ステータ巻線側に侵入することを防止するように構成されていることにより、外部からの異物の侵入は完全に防止することができ、異物による断線及び相間短絡を防止し、信頼性を大幅に向上させることができる。
また、油中で用いる場合の信頼性を確実に得ることができる。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を用いて説明する。
図1において、符号1で示されるものは、全体形状が輪状をなすと共に内径1a側にロータ用孔2を有する輪状ステータであり、この輪状ステータ1の両端面をなす第1、第2端面1A,1Bには、互いに一体又は別体にて形成された第1、第2輪状絶縁カバー3,4が設けられている。
前記輪状ステータ1の両端面をなす第1、第2端面1A,1Bには、前記ステータ巻線6を覆うための第1、第2輪状巻線カバー7,8が設けられている。尚、前記各突出磁極5に対応する前記各輪状絶縁カバー3,4の凹部3Eに前記ステータ巻線6が設けられている。
尚、前述の各曲折部20,21,22及び23は、何れも、図1では断面のため突起状に見えるが、実際には、突起状ではなく輪状に形成されている。
すなわち、輪状ステータ1の両端面1A,1Bに対し一体又は別体にて設けられた第1、第2輪状絶縁カバー3,4と、前記輪状ステータ1の突出磁極5に対応する前記第1、第2輪状絶縁カバー3,4の凹部3Eに巻回されたステータ巻線6と、前記両端面1A,1Bに設けられ前記ステータ巻線6を覆うための第1、第2輪状巻線カバー7,8と、を備え、前記輪状ステータ1の内径側1aに位置し前記第1輪状巻線カバー7の内端に形成された第1曲折部20と、前記輪状ステータ1の内径側1aに位置し前記第2輪状巻線カバー8の内端に形成された第2曲折部21と、前記輪状ステータ1の内径側1aに位置し前記第1輪状絶縁カバー3の内端に形成された第3曲折部22と、前記輪状ステータ1の内径側1aに位置し前記第2輪状絶縁カバー4の内端に形成された第4曲折部23と、を備え、前記第3曲折部22の第1先端部22aは前記第1曲折部20の第1内面20aに接触し、前記第4曲折部23の第2先端部23aは前記第2曲折部21の第2内面21aに接触していることにより、前記第1、第2輪状巻線カバー7,8の外部からの異物が前記ステータ巻線6側に侵入することを防止するように構成され、かつ、油中で用いるようにした構成である。
1a 内径側
1A 第1端面
1B 第2端面
2 ロータ用孔
3 第1輪状絶縁カバー
4 第2輪状絶縁カバー
5 突出磁極
6 ステータ巻線
7 第1輪状巻線カバー
8 第2輪状巻線カバー
20 第1曲折部
20a 第1内面
21 第2曲折部
21a 第2内面
22 第3曲折部
22b 第3内面
23 第4曲折部
23b 第4内面
100 第1テーパ面
200 第2テーパ面
300 第3テーパ面
400 第4テーパ面
Claims (1)
- 輪状ステータ(1)の両端面(1A,1B)に対し一体又は別体にて設けられた第1、第2輪状絶縁カバー(3,4)と、前記輪状ステータ(1)の突出磁極(5)に対応する前記第1、第2輪状絶縁カバー(3,4)の凹部(3E)に巻回されたステータ巻線(6)と、前記両端面(1A,1B)に設けられ前記ステータ巻線(6)を覆うための第1、第2輪状巻線カバー(7,8)と、を備え、
前記輪状ステータ(1)の内径側(1a)に位置し前記第1輪状巻線カバー(7)の内端に形成された第1曲折部(20)と、前記輪状ステータ(1)の内径側(1a)に位置し前記第2輪状巻線カバー(8)の内端に形成された第2曲折部(21)と、
前記輪状ステータ(1)の内径側(1a)に位置し前記第1輪状絶縁カバー(3)の内端に形成された第3曲折部(22)と、前記輪状ステータ(1)の内径側(1a)に位置し前記第2輪状絶縁カバー(4)の内端に形成された第4曲折部(23)と、を備え、
前記第3曲折部(22)の第1先端部(22a)は前記第1曲折部(20)の第1内面(20a)に接触し、
前記第4曲折部(23)の第2先端部(23a)は前記第2曲折部(21)の第2内面(21a)に接触していることにより、前記第1、第2輪状巻線カバー(7,8)の外部からの異物が前記ステータ巻線(6)側に侵入することを防止するように構成され、かつ、油中で用いるようにしたレゾルバステータ構造において、
前記第1曲折部(20)の第1内面(20a)に形成された第1テーパ面(100)と、前記第2曲折部(21)の第2内面(21a)に形成された第2テーパ面(200)と、前記第3曲折部(22)の第3内面(22b)に形成された第3テーパ面(300)と、前記第4曲折部(23)の第4内面(23b)に形成された第4テーパ面(400)と、を備えていることを特徴とするレゾルバステータ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014255990A JP6439096B2 (ja) | 2014-12-18 | 2014-12-18 | レゾルバステータ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014255990A JP6439096B2 (ja) | 2014-12-18 | 2014-12-18 | レゾルバステータ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016116426A JP2016116426A (ja) | 2016-06-23 |
JP6439096B2 true JP6439096B2 (ja) | 2018-12-19 |
Family
ID=56142658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014255990A Active JP6439096B2 (ja) | 2014-12-18 | 2014-12-18 | レゾルバステータ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6439096B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6283790B2 (ja) * | 2014-01-07 | 2018-02-28 | 多摩川精機株式会社 | レゾルバの保護カバーによる防塵構造及び方法 |
US10644561B2 (en) | 2016-09-30 | 2020-05-05 | Minebea Mitsumi, Inc. | Stator structure and resolver |
JP6928470B2 (ja) * | 2016-09-30 | 2021-09-01 | ミネベアミツミ株式会社 | ステータ構造及びレゾルバ |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008099519A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Tamagawa Seiki Co Ltd | レゾルバ用ステータ構造 |
JP5097921B2 (ja) * | 2007-12-14 | 2012-12-12 | 多摩川精機株式会社 | ステータの輪状保護カバー |
JP2010178603A (ja) * | 2009-02-02 | 2010-08-12 | Tamagawa Seiki Co Ltd | レゾルバと筒状ケースとの接続固定構造 |
JP2013048540A (ja) * | 2011-07-22 | 2013-03-07 | Jtekt Corp | レゾルバ |
JP6172493B2 (ja) * | 2012-11-19 | 2017-08-02 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | モータ固定子のコイルボビン保護部材およびこれを用いたモータ回転子の着磁方法 |
-
2014
- 2014-12-18 JP JP2014255990A patent/JP6439096B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016116426A (ja) | 2016-06-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102270422B1 (ko) | 모터 | |
JP6439096B2 (ja) | レゾルバステータ構造 | |
JP5396594B2 (ja) | レゾルバの浮線防止構造 | |
KR20170052986A (ko) | 스테이터 조립체 및 이를 포함하는 모터 | |
JP2016093055A (ja) | ステータコアアセンブリ | |
JP5980259B2 (ja) | 固定子の接続端子および固定子 | |
JP2017131030A (ja) | レゾルバのリード線固定構造 | |
JP6283790B2 (ja) | レゾルバの保護カバーによる防塵構造及び方法 | |
JP2017034870A (ja) | レゾルバステータのコイル保護構造及び方法 | |
JP5223057B2 (ja) | レゾルバの絶縁カバー構造 | |
JP6476380B2 (ja) | レゾルバステータ | |
JP4491544B2 (ja) | レゾルバステータ構造 | |
JP6200854B2 (ja) | 回転電機のステータ | |
JP6251874B2 (ja) | レゾルバステータ巻線保護カバーを備えたレゾルバ収容筐体構造 | |
JP2016127614A (ja) | レゾルバステータ構造及びその磁気遮蔽方法 | |
JP2016146694A (ja) | 回転電機 | |
JP2009100625A (ja) | ステータおよび回転電機 | |
JP7427215B2 (ja) | ステータコア構造 | |
JP2018046620A (ja) | レゾルバステータ構造 | |
JP3192975U (ja) | アウターロータ型ブラシレスモータ | |
JP5852513B2 (ja) | モータ | |
JP2015100166A (ja) | 電機子コア | |
JP2017127123A (ja) | レゾルバステータの絶縁構造 | |
JP5585939B2 (ja) | 回転電機 | |
JP6755446B2 (ja) | レゾルバステータ構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170720 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180529 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180531 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180711 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181002 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181002 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6439096 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |