JP2008099519A - レゾルバ用ステータ構造 - Google Patents

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Masafumi Fujimoto
雅文 藤本
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Abstract

【課題】本発明は、磁極カバー部の根元部に突起を形成し、ステータ巻線の巻きこぼれを防止することを目的とする。
【解決手段】本発明によるレゾルバ用ステータ構造は、各輪状絶縁カバー(3,4)の磁極(2)に対応した磁極カバー部(5)の根元部(10)には、突起(20)が設けられ、磁極(2)に巻回されたステータ巻線(6)は前記突起(20)と接して巻線範囲が規制される構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ステータ構造に関し、特に、各輪状絶縁カバーの磁極カバー部の根元部に突起を形成し、輪状ステータの磁極に巻回するステータ巻線の巻線範囲を規制し、巻きこぼれを防止するための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種のステータ構造としては、例えば、特許文献1に開示された構成を挙げることができる。
すなわち、図9から図11において符号1で示されるものは全体形状が輪状をなし所定角度間隔毎に内方へ突出する複数の磁極2を有する輪状ステータであり、この輪状ステータ1の両面にはモールド成形され一体(この場合はインサート成形)又は別体で形成された第1、第2輪状絶縁カバー3,4が設けられている。
前記各輪状絶縁カバー3,4には、前記各磁極2に対応し前記各磁極2の先端面のみを露出して他の部分を絶縁して覆うための磁極カバー部5が設けられ、各磁極2には前記各磁極カバー部5を介してステータ巻線6(励磁巻線と出力巻線からなる)が巻回されている。
前記各輪状絶縁カバー3,4のうち、一方の第1輪状絶縁カバー3の一端には、図9で示されるように、複数の端子7を有する端子板8が一体に形成され、各磁極2に巻回されたステータ巻線6の端線がからげられるように構成されている。
また、前記各輪状絶縁カバー3,4の外周縁には輪状壁3a,4aが形成されている。
米国特許第6028383号明細書
従来のステータ構造は、以上のように構成されているため、次のような課題が存在していた。
すなわち、各磁極に位置する各磁極カバー部は、外側の輪状壁までは平坦であるため、この各磁極に各磁極カバー部を介してステータ巻線を巻回すると、ステータ巻線の位置を規制することができず、巻線こぼれが発生し、整列巻き誤差が大きくなり、電気誤差の劣化やバラツキの増大となっていた。
本発明によるレゾルバ用ステータ構造は、所定角度間隔毎に内方へ突出する複数の磁極を有する輪状ステータと、前記輪状ステータの両面に一体又は別体で設けられた一対の輪状絶縁カバーと、前記各輪状絶縁カバーを介して前記各磁極に巻回されたステータ巻線と、よりなるレゾルバ用ステータ構造において、前記各輪状絶縁カバーの前記磁極に対応した磁極カバー部の根元部には、前記輪状ステータの半径方向の内方に向けて突出する突起が形成されており、前記磁極に巻回された前記ステータ巻線は前記突起に接して巻線範囲が規制されている構成であり、また、前記突起の内部には、空隙を有しない前記突起の内部には、空隙を有する構成であり、また、前記突起の内面壁は、前記輪状ステータの外周面に向けて傾斜するテーパ面で形成されている構成であり、また、前記突起は、前記各輪状絶縁カバーの外周縁に形成された輪状壁の内面に一体に形成されている構成である。
本発明は、各輪状絶縁カバーの磁極カバー部の根元部に突起を形成し、輪状ステータの磁極に巻回するステータ巻線の巻線範囲を規制し、巻きこぼれを防止するようにしたステータ構造を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明によるステータ構造の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を用いて説明する。
図1から図3において符号1で示されるものは全体形状が輪状をなし所定角度間隔毎に内方へ突出する複数の磁極2を有する輪状ステータであり、この輪状ステータ1の両面にモールド成形され一体(この場合はインサート成形)又は別体で形成された第1、第2輪状絶縁カバー3,4が設けられている。
前記各輪状絶縁カバー3,4には、前記各磁極2に対応し前記各磁極2の先端面のみを露出して他の部分を絶縁して覆うための磁極カバー部5が設けられ、各磁極2には前記各磁極カバー部5を介してステータ巻線6(励磁巻線と出力巻線からなる)が巻回されている。尚、このステータ巻線6は、一部のみ図示し、他は省略している。
前記各輪状絶縁カバー3,4のうち、一方の第1輪状絶縁カバー3の一端には、図1で示されるように、複数の端子7を有する端子板8が一体に形成され、各磁極2に巻回されたステータ巻線6の端線がからげられるように構成されている。
前記各輪状絶縁カバー部3,4の各磁極カバー部5の根元部10には、図4から図6で示されるように、前記輪状ステータ1の半径方向の内方に向けて突出する突起20が形成され、この突起20は前記各輪状絶縁カバー3,4の外周縁に形成された輪状壁3a,4aの内面3A,4Aと一体又は別体に形成されている。
前記突起20は、図4の断面図で示されるように、内部に空隙を有しない中実の構造で形成されている場合と、図7のように空隙21を有する場合を採用することができ、この突起20の内面壁22は前記輪状ステータ1の外周面1aに向けて傾斜するテーパ面22aと輪状ステータ1の端面1bに向けて直交する直角面22bで形成された構成を採用することができる。
次に、前記各磁極2には、前記各輪状絶縁カバー3,4を介してステータ巻線6を巻回すると、図6で示されるように、ステータ巻線6の手前側すなわち前記外周面1a側が前記突起20の内面壁22によって巻線範囲Sが規制され、従来、発生していた巻線こぼれを防止し、整列巻き誤差を小さくして電気誤差の劣化及びバラツキを減少させることができる。
尚、前記内面壁22のテーパ面22aの半円弧面のRは、例えば、下側がR1.7、上側がR1.2で形成され、テーパ面22aの場合には、ステータ巻線6の整列巻きが容易となる。
また、この突起20は、平面的にみて半円弧面とした場合について述べたが、半円弧面以外の角等の形状の場合も同様の作用効果を得ることができる。
本発明によるレゾルバ用ステータ構造を示す平面図である。 図1のA−A断面図である。 図1の裏面図である。 図2の要部の拡大図である。 図3のB部の拡大平面図である。 図5の巻線状態を示す平面図である。 図5の他の形態を示す要部の平面図である。 図4の他の形態を示す断面図である。 従来構成を示す平面図である。 図9のC−C断面である。 図9の裏面図である。
符号の説明
1 輪状ステータ
1a 外周面
2 磁極
3 第1輪状絶縁カバー
4 第2輪状絶縁カバー
3a,4a 輪状壁
3A,4A 内面
5 磁極カバー部
6 ステータ巻線
7 端子
8 端子板
10 根元部
20 突起
21 空隙
22 内面壁
22a テーパ面
22b 直角面
S 巻線範囲

Claims (5)

  1. 所定角度間隔毎に内方へ突出する複数の磁極(2)を有する輪状ステータ(1)と、前記輪状ステータ(1)の両面に一体又は別体で設けられた一対の輪状絶縁カバー(3,4)と、前記各輪状絶縁カバー(3,4)を介して前記各磁極(2)に巻回されたステータ巻線(6)と、よりなるレゾルバ用ステータ構造において、
    前記各輪状絶縁カバー(3,4)の前記磁極(2)に対応した磁極カバー部(5)の根元部(10)には、前記輪状ステータ(1)の半径方向の内方に向けて突出する突起(20)が形成されており、前記磁極(2)に巻回された前記ステータ巻線(6)は前記突起(20)に接して巻線範囲(S)が規制されていることを特徴とするレゾルバ用ステータ構造。
  2. 前記突起(20)の内部には、空隙を有しないことを特徴とする請求項1記載のレゾルバ用ステータ構造。
  3. 前記突起(20)の内部には、空隙(21)を有することを特徴とする請求項1記載のレゾルバ用ステータ構造。
  4. 前記突起(20)の内面壁(22)は、前記輪状ステータ(1)の外周面(1a)に向けて傾斜するテーパ面(22a)で形成されていることを特徴とする請求項1記載のレゾルバ用ステータ構造。
  5. 前記突起(20)は、前記各輪状絶縁カバー(3,4)の外周縁に形成された輪状壁(3a,4a)の内面に一体に形成されていることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載のレゾルバ用ステータ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102010043588A1 (de) 2009-11-09 2011-08-25 AISAN KOGYO KABUSHIKI KAISHA, Aichi-ken Drehwinkelsensor
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JP2016116426A (ja) * 2014-12-18 2016-06-23 多摩川精機株式会社 レゾルバステータ構造

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