JP2010165846A - トランス用組立体及びトランス用構造体 - Google Patents

トランス用組立体及びトランス用構造体 Download PDF

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Abstract

【解決手段】2つの円筒部21、22が第1方向Xに沿って直列に配置されたボビンと、第1方向Xに直交する第2方向Yからボビンに取り付けられる2つのコアカバーと、2つのコアカバーがボビンに取り付けられた状態で2つの円筒部21、22間に形成される第1壁110と、を備えたトランス用構造体1であって、第1カバー及び第2カバーがボビンに取り付けられた状態で、ボビンの内側フランジ部25、25と、各コアカバーの仕切壁部及び屈曲板部32aとによって、第1壁110が構成されるものであり、第1壁110が、第1方向Xに直交する面内で円筒部21、22の全外周から外側に広がっている垂直壁111と、垂直壁111から第1方向Xに延びている被覆壁112、113と、を有している。
【効果】巻き線間の沿面距離及び空間距離を大きく出来る。
【選択図】図7

Description

ボビンと、2つのカバーと、を備えたトランス用組立体、及び、トランス用組立体に更に2つのE型コアを備えたトランス用構造体、に関する。
図9は、従来(特許文献1)のトランス用構造体1の分解図を示している。図10は、従来のトランス用構造体1の組立図を示している。図9において、トランス用構造体1は、ボビン2と、2つのコアカバー3と、2つのE型コア4と、を合わせて構成されている。図9の状態において、まず、第2方向Yにおいて、ボビン2に2つのコアカバー3、3が取り付けられる。これによって、トランス用組立体が構成される。次に、第1方向Xにおいて、トランス用組立体に、E型コア4、4が取り付けられる。そうすると、図10に示されるように、トランス用構造体1が組立てられる。トランス用構造体1において、ボビン2に1次巻線5及び2次巻線6が配置されると、トランスが構成される。ここで、第1方向Xは、ボビン2の軸方向を指している。第2方向は、コアカバー3の取り付け方向であり、第1方向Xに直交する。
図11は、図9の第1方向Xにおける従来のボビン2の縦断面図である。ボビン2は、2つの円筒部21、22と、2つの端子台23、24と、2つの第1壁225、225と、を備えている。第1円筒部21に1次巻線5が配置され、第2円筒部22に2次巻線6が配置される。2つの第1壁225、225は、1次巻線5と2次巻線6とを絶縁する。
図12は、図9の第2方向Yから見た従来のトランス用構造体1の側面図である。第1端子台23には、第1端子26が設けられている。第1端子26は、第1円筒部21上の1次巻線5に接続される。また、第2端子台24には、第2端子27が設けられている。第2端子27は、第2円筒部22上の2次巻線6に接続される。
特開2005−35134号公報
トランスにおいては、1次巻線5と2次巻線6との間の絶縁や、E型コア4と端子26、27との間の絶縁が、必要である。取得する安全規格の種類やトランスに接続される回路の動作電圧によって、巻線間において必要な空間距離及び沿面距離や、コアと端子との間において必要な空間距離及び沿面距離が、決定される。
図11において、1次巻線5と2次巻線6との間の巻線間沿面距離CDww及び巻線間空間距離SDwwは、1次巻線5から2次巻線6まで2つの第1壁225、225の表面に沿って到達するU字状の経路長に等しい。
上記規格の変更や上記動作電圧の変更によって、巻線間の空間距離や沿面距離をより大きく確保する必要がある場合、トランス用組立体を大型化する必要がある。そうすると、トランス用組立体の生産性の低下やコストの増大を招く。
また、沿面距離を確保するために、絶縁テープを使用する方法がある。この方法では、絶縁テープの張り方が非常に複雑となるので、作業性が低下する。したがって、この方法は、トランス用組立体の量産に向いていない。更に、絶縁テープが張られたときにミスが発生したり、後に絶縁テープが剥がれてしまうことがある。このため、この方法では、容易に絶縁が破壊される虞を、完全になくすことは難しい。
更に、図12において、E型コア4と端子26又は27との空間距離SDtc及び沿面距離CDtcも、上記規格の変更や上記動作電圧の変更によって、不足する場合がある。
本発明は、トランス用組立体を大型化したり絶縁テープを用いることなく、巻線間の沿面距離及び空間距離を大きくできるトランス用組立体を提供することを、目的とする。
第1発明は、1次巻線及び2次巻線をそれぞれ配置するための2つの筒部が、第1方向に沿って直列に配置された、ボビンと、第1方向に直交する第2方向からボビンに取り付けられる、第1カバー及び第2カバーと、第1カバー及び第2カバーがボビンに取り付けられた状態で2つの筒部間に形成される、1次巻線と2次巻線とを絶縁するための、第1壁と、を備えたトランス用組立体であって、ボビン、第1カバー、及び第2カバーの内の少なくとも2つが、第1壁部分を備えており、第1カバー及び第2カバーがボビンに取り付けられた状態で、全ての第1壁部分によって、第1壁が構成されており、第1壁が、第1方向に直交する面内で筒部の全外周から外側に広がっている垂直壁と、垂直壁から第1方向に延びている被覆壁と、を有している。
第1発明は、次の構成(a)〜(c)を採用することが好ましい。
(a)第1カバー及び第2カバーが、同一の形状を有しており、第1カバー及び第2カバーがボビンに取り付けられた状態では、第1カバー及び第2カバーの一方の姿勢は、第1カバー及び第2カバーの他方の姿勢に対して、第1方向周りに180度回転している。
構成(a)は、更に、構成(b)を採用することが好ましい。
(b)第1カバー及び第2カバーが、それぞれ前記第1壁部分を備えており、第1壁が、第1カバーの第1壁部分と第2カバーの第1壁部分とが第1方向において重なり合う部位を、有している。
構成(b)は、更に、構成(c)を採用することが好ましい。
(c)第1カバー及び第2カバーが、それぞれ前記第1壁部分を備えており、第1壁が、第1カバーの第1壁部分と第2カバーの第1壁部分とが第1方向において重なり合わない部位を、有しており、重なり合わない部位における第1壁部分の厚みが、重なり合う部位における第1壁部分の厚みよりも大きい。
第2発明は、第1発明に係るトランス用組立体と、前記トランス用組立体に取り付けられる、2つのE型コアと、を備えた、トランス用構造体である。
第2発明は、次の構成(d)〜(e)を採用することが好ましい。
(d)前記トランス用組立体が、更に、第1カバー及び第2カバーがボビンに取り付けられた状態で形成される、コアと端子との間を絶縁するための、第2壁を備えており、ボビンが、第1方向で2つの筒部よりも外側に、1次巻線及び2次巻線にそれぞれ対応する2つの端子を備えており、第1カバー及び第2カバーの少なくとも1つが、第2壁部分を備えており、第1カバー及び第2カバーがボビンに取り付けられた状態で、前記少なくとも2つの第2壁部分によって、第2壁が構成されており、第2壁が、第1方向で、コア又は端子の少なくとも一方よりも外側に突出している。
(e)第1方向及び第2方向に直交する第3方向から見て、第1カバー及び第2カバーの外端面のうち、筒部の第2方向の外側における外端面が、E型コアの外端面に略一致するように形成されている。
第1発明及び第2発明によれば、巻線間に垂直壁のみが配置される場合と比べて、巻線間の沿面距離及び空間距離を大きく確保することができる。したがって、トランス用組立体を大型化したり絶縁テープを用いることなく、巻線間の沿面距離及び空間距離を大きくできる。
構成(a)によれば、トランス用組立体の構成部品の種類を1つ削減できる。したがって、トランス用組立体のコストアップを防止できる。
構成(b)によれば、第1カバー及び第2カバーを合わせて形成される第1壁に、隙間が発生するのを防止できる。したがって、巻線間の沿面距離及び空間距離が、確実に確保される。
構成(c)によれば、第1カバー及び第2カバーの強度が確保されている。
構成(d)によれば、コアと端子との間の沿面距離及び空間距離を、コアと端子との間に絶縁物がない場合よりも、大きく確保することができる。したがって、コアと端子との間の絶縁性を向上できる。
構成(e)によれば、第1カバー及び第2カバーがコアから第2方向における外側に突出しないので、トランス用構造体を持ちやすい。したがって、トランスへの刻印作業を含めた製造における作業性が向上する。また、第1カバー及び第2カバーの製造に必要な材料の必要量を最小化できる。
トランス用構造体の分解図である。 ボビンを示す2面図であり、特に、(a)図は平面図、(b)図は縦断面図である。 コアカバーを示す6面図であり、特に、(a)図は側面図、(b)図は上面図、(c)図は下面図、(d)図は前面図、(e)図は後面図、(f)図は横断面図である。 トランス用組立体を組立てるときのボビン及びコアカバーの姿勢を示す平面図である。 2つのコアカバーによって構成される組立体の2面図であり、(a)図は平面図、(b)図は前面図である。 トランス用組立体の平面図である。 巻線を伴ったトランス用構造体の第1方向における側面及び一部縦断面図である。 巻線及び絶縁テープを伴ったトランス用構造体の第1方向における側面及び一部縦断面図である。 従来のトランス用構造体の分解図である。 従来のトランス用構造体の組立図である。 図9の第1方向Xにおける従来のトランス用組立体の縦断面図である。 図9の第2方向Yから見た従来のトランス用構造体の側面図である。
[トランス用組立体及びトランス用構造体の構成]
図1は、トランス用構造体1の分解図である。トランス用構造体1は、ボビン2と、2つのコアカバー3、3と、2つのE型コア4、4と、を合わせて構成されている。
トランス用構造体1に係る方向を、次のように定義する。第1方向Xは、ボビン2の中心軸を示している。第2方向Yは、コアカバー3をボビン2に取り付ける方向の軸を示している。第2方向Yは、第1方向Xに直交している。また、第3方向Zは、第1方向X及び第2方向Yに直交する軸を示している。
組立てにおいては、まず、ボビン2に、第2方向Yに沿って、2つのコアカバー3、3が取り付けられる。これによって、トランス用組立体10(図6)が構成される。トランス用組立体10は、ボビン2と、2つのコアカバー3、3と、から構成されている。次に、トランス用組立体10に、第1方向Xに沿って、E型コア4、4が取り付けられる。そうすると、トランス用構造体1が組立てられる。トランス用構造体1において、ボビン2に1次巻線5及び2次巻線6が配置されると、トランスが構成される。
図1において、E型コア4は、中央の第1コア軸41と、2つの第2コア軸42、42と、3つのコア軸41、42、42を支持する支持板43と、を備えている。
以下、トランス用構造体1を詳しく説明する。なお、単にトランス用構造体1と記載する場合、組立後のトランス用構造体1を指す。
図2は、ボビン2を示す2面図である。特に、(a)図は平面図、(b)図は縦断面図である。ボビン2は、2つの円筒部21、22と、2つの端子台23、24と、2つの内側フランジ部25、25と、外側フランジ部28、28と、を備えている。
図1、図2に示されるように、2つの円筒部21、22は、第1方向Xに沿って直列に配置されている。第1円筒部21の外側には第1巻線5(図7)が配置される。第1円筒部21の内側には、第1コア軸41が挿入される。同様に、第2円筒部22の外側には第2巻線6(図7)が配置される。第2円筒部22の内側には、第1コア軸41が挿入される。
2つの内側フランジ部25、25は、第1方向Xにおいて、2つの円筒部21、22の内側に配置されている。2つの内側フランジ部25、25は、第1方向Xに垂直な面内で円筒部21、22よりも外側に広がった、環状部分である。
2つの外側フランジ部28、28は、第1方向Xにおいて、2つの円筒部21、22の外側に配置されている。2つの外側フランジ部28、28は、第1方向Xに垂直な面内で円筒部21、22よりも外側に広がった、環状部分である。各外側フランジ部28は、特に、第3方向Z方向に大きく広がっている。2つの外側フランジ部28、28の第1方向における外端面は、ボビン2に取り付けられるコアカバー3、3を案内すると共に、コアカバー3、3をボビン2に対して位置決めする。
端子台23、24は、第1方向Xにおいて、2つの外側フランジ部28、28の外側に配置されている。また、端子台23、24は、E型コア4、4と干渉しないように、第3方向Zにおいて、円筒部21、22の外側に配置されている。第1端子台23には、第2方向Yに沿って、複数の第1端子26が設けられている。各第1端子26は、第1円筒部21上の1次巻線5に接続される。また、第2端子台24には、第2方向Yに沿って、複数の第2端子27が設けられている。各第2端子27は、第2円筒部22上の2次巻線6に接続される。また、端子台23、24の第3方向Zにおける外端面は、外側フランジ部28、28と同様に、コアカバー3、3を案内すると共に位置決めする。
図3は、コアカバー3を示す6面図である。(a)図は、コアカバー3の側面図である。(a)図は、図1において、紙面の上側にあるコアカバー3を第2方向Yに沿ってボビン2の側から見たときの図である。(b)図は、(a)図のコアカバー3を紙面の上側から見たときのコアカバー3の上面図である。(c)図は、(a)図のコアカバー3を紙面の下側から見たときの下面図である。(d)図は、(a)図のコアカバー3を紙面の左側から見たときの前面図である。(e)図は、(a)図のコアカバー3を紙面の右側から見たときの後面図である。(f)図は、(a)図のコアカバー3をA−A線の位置から紙面の右側に見たときの横断面図である。
図1、図3(a)に示すように、コアカバー3は、2つのコアガイド部31、31と、ボビンカバー部32と、仕切壁部33と、を備えている。
2つのコアガイド部31、31は、第3方向Zに沿って配置されている。コアガイド部31は、第1方向X及び第2方向Yを含む平面内で広がっている。各コアガイド部31は、2つの平板部38、38と、連結部39と、からなっている。
各平板部38は、正方形状の板状体である。平板部38、38は、第1方向Xにおける両側に位置している。平板部38は、本体部38aと歯部38bとからなっている。歯部38bは、本体部38aよりも、第2方向Yにおいてボビン2側に配置されている。歯部38bは、2つのコアカバー3が合わせられたときに係合する部位である。このため、歯部38bの第3方向Zにおける厚みは、本体部38aの厚みの半分である。
連結部39は、2つの平板部38、38を連結している。連結部39は、第2方向Yに沿って長手の板状体である。
ボビンカバー部32は、第3方向Zにおいて、2つのコアガイド部31、31を連結している。ボビンカバー部32は、屈曲板部32aと、2つのリブ部32b、32bと、からなっている。屈曲板部32aは、屈曲した板状体である。屈曲板部32aの第1方向Xにおける軸断面は、円弧状である。屈曲板部32aは、第1方向X周りの一定角度の範囲内で、円筒部21、22をカバーしている。各リブ部32bは、屈曲板部32aの第1方向Xにおける端部からボビン2側に延出している。
コアカバー3がボビン2に取り付けられるときに、屈曲板部32aの内面には、2つの内側フランジ部25、25と、2つの外側フランジ部28、28と、が当接する。ここで、屈曲板部32aの内面は、曲面状である。これに合わせて、内側フランジ部25及び外側フランジ部28の第2方向Yにおける外面が、円弧状の軸断面を描く曲面で形成されている。このため、コアカバー3がボビン2に取り付けられたときに、円筒部21、22の外面と、屈曲板部32aの内面との間に、一定量の距離が確保される。この一定量の距離の間に、1次巻線5及び2次巻線6が配置される。
仕切壁部33は、全体的には、長方形の板材から半円が切除された形状を有している。対向する2つのコアカバー3の仕切壁部33、33が、第2方向Yにおいて合わせられると、円形の孔が形成された正方形状の壁が形成される。
仕切壁部33は、2つの端壁部34、34と、中央壁部35と、からなっている。第3方向Zにおいて、中央壁部35が、仕切壁部33、33の内側に配置されている。
図1、図3(b)、及び図3(c)に示されるように、2つの端壁部34、34は、第2方向Y周りにおける回転対称の位置関係にある。一方の端壁部34を第2方向Y周りで180度回転させると、当該一方の端壁部34の姿勢は、他方の端壁部34の姿勢に等しくなる。同一形状の2つのコアカバー3、3同士を組み合わせることができるようにするために、このような回転対称性がコアカバー3、3に付与されている。
図1、図3(a)〜図3(c)に示されるように、各端壁部34は、T字壁部36と、L字壁部37と、からなっている。第2方向Yにおいて、T字壁部36が外側に位置し、L字壁部37が内側に位置している。
T字壁部36の第2方向Yにおける軸断面は、L字状である。T字壁部36は、軸断面がT字の縦辺に相当する縦部36aと、軸断面がT字の横辺に相当する横部36bと、からなっている。
L字壁部37の第2方向Yにおける軸断面は、L字状である。L字壁部37は、軸断面がL字の縦辺に相当する縦部37aと、軸断面がL字の横辺に相当する横部37bと、からなっている。
図1、図3(a)、及び図3(f)に示されるように、中央壁部35は、2つの端壁部34、34を第3方向Zにおいて接続する部位である。
コアカバー3がボビン2に取り付けられたときに、端壁部34の一部と中央壁部35の全体とが、2つの内側フランジ部25、25間に挿入される。特に、端壁部34において、T字壁部36のみの部位は、2つの内側フランジ部25、25間に挿入される。
[トランス用組立体及びトランス用構造体の組立て]
次に、トランス用構造体1の組立てについて詳しく説明する。
図4は、トランス用組立体10を組立てるときのボビン2及びコアカバー3、3の姿勢を示す平面図である。図1、図4に示されるように、組立てにおいて、まず、2つのコアカバー3、3が、第2方向Yにおいてボビン2を挟んで配置される。2つのコアカバー3、3は、次のような位置関係にある。一方のコアカバー3の姿勢は、他方のコアカバーの姿勢に対して、第1方向X周りに180度回転している。上記180度回転が行われても、コアカバー3における仕切壁部33の位置は、第1方向Xで変化しない。
ボビン2において、内側フランジ部25、25の位置は、第1方向Xの一方(図4では下方)に偏っている。これに伴って、コアカバー3における仕切壁部33の位置も、第1方向Xの一方(図4では下方)に偏っている。ここで、上記180度回転が、第1方向回りの回転であるので、回転後のコアカバー3における仕切壁部33の位置は、第1方向Xで変化しない。このため、両コアカバー3、3の仕切壁部33、33を、ボビン2の内側フランジ部25、25内に挿入することができる。
前述したように、同一のコアカバー3において、一方の端壁部34の姿勢は、他方の端壁部34を第2方向Y周りに180度回転させたときの姿勢に、一致する。図4において、一方のコアカバー3の端壁部34の姿勢と、他方のコアカバー3の端壁部34の姿勢とが、第1方向Xにおいて、反対である。このため、両コアカバー3、3において、第2方向Yにおける真正面で対向する位置にある端壁部34、34同士は、互いに係合可能な姿勢になっている。したがって、一方のコアカバー3の2つの端壁部34、34と、他方のコアカバー3の2つの端壁部34、34とを、それぞれ合わせることができる。
同様に、同一のコアカバー3において、一方の平板部38の姿勢は、他方の平板部38を第2方向Y周りに180度回転させたときの姿勢に、一致する。図4において、一方のコアカバー3では本体部38aと歯部38bとの間の段差が露出しているが、他方のコアカバー3では本体部38aと歯部38bとの間の段差が露出していない。このため、したがって、一方のコアカバー3の4つの平板部38と、他方のコアカバー3の4つの端壁部38とを、それぞれ合わせることができる。
図5は、2つのコアカバー3、3によって構成される組立体の2面図である。特に(a)図は平面図であり、(b)図は前面図である。図1、図4に示される配置が行われた後、コアカバー3、3が第2方向Yにおいてボビン2側に押し出されると、ボビン2にコアカバー3、3が取り付けられる。ここで、図5では、図面の見やすさを考慮して、ボビン2を図示していない。図5において、一方のコアカバー3の端壁部34と他方のコアカバー3の端壁部34とが係合し、一方のコアカバー3の平板部38と他方のコアカバー3の平板部38とが係合する。
図6は、トランス用構造体1の平面図である。図7は、巻線5、6を伴ったトランス用構造体1の第1方向Xにおける側面及び一部縦断面図である。ボビン2にコアカバー3、3が取り付けられると、トランス用組立体10が構成される。更に、トランス用組立体10に、第1方向Xの両側からE型コア4、4が取り付けられると、トランス用構造体1が組立てられる。
トランス用組立体10の組立てにおいて、一方のコアカバー3の仕切壁部33と、他方のコアカバー3の仕切壁部33とが、ボビン2の内側フランジ部25、25(図7)内に挿入される。この結果、仕切壁部33、33等によって、第1壁110が構成される。また、一方のコアカバー3の4つの平板部38と、他方のコアカバー3の4つの平板部38とによって、4つの第2壁120が構成される。第1壁110及び第2壁120は、詳しくは後述する。
トランス用構造体1において、第1コア軸41、41は、それぞれ円筒部21、22に挿入される。各第2コア軸42は、第3方向Zにおいて対向する2つの連結部39、39間に挿入される。支持板43は、第3方向Zにおいて対向する2つの平板部38、38間に挿入される。このようにして、E型コア4が、2つのコアカバー3、3によって支持される。
トランス用組立体10(トランス用構造体1)において、第1壁110が構成されている。第1壁110は、1次巻線5と2次巻線6とを絶縁するための壁である。第1壁110は、仕切壁部33、33と、屈曲板部32a、32aと、内側フランジ部25、25と、によって、形成される。仕切壁部33、33と、屈曲板部32a、32aと、内側フランジ部25、25とは、第1壁110を構成するための第1壁部分である。
第1壁110は、垂直壁111と、被覆壁112、113と、を有している。
図7に示されるように、垂直壁111は、第1方向Xに直交する面内で円筒部21、22の全外周から外側に広がっている壁である。垂直壁111は、内側フランジ部25、25の全体と、中央壁部35、35と、端壁部34の縦部36a、37aと、によって、形成されている。内側フランジ部25、25の内部は、中央壁部35、35、及び縦部37aによって埋められている。
図5に示されるように、垂直壁111は、縦部36a、37aによって形成されている部分において、重複部位P1と、2つの非重複部位P2、P2と、を有している。重複部位P1は、一方のコアカバー3の縦部37aと、他方のコアカバー3の縦部37aとが、第1方向Xにおいて重なっている、部位である。非重複部位P2は、コアカバー3の縦部36aのみによって構成される、部位である。縦部36aは、一方のコアカバー3の仕切壁部33と他方のコアカバー3の仕切壁部33とが、第1方向において重なり合わない部位、である。
縦部36aの第1方向Xにおける厚みは、縦部37aの第1方向Xにおける厚みの2倍である。このため、重複部位P1における厚みと、非重複部位P2における厚みとは、等しい。
図1、図7に示されるように、被覆壁112、113は、垂直壁111から第1方向Xに延びている壁である。被覆壁112、113によって、巻線5、6の一部が、外側から被覆されている。第1方向Xから見て、第2方向の両端側に被覆壁112、112がそれぞれ形成されており、第3方向の両端側に被覆壁113、113がそれぞれ形成されている。巻線5、6は、第1方向の回りの略全周で、被覆壁112、112、及び被覆壁113、113によって、囲まれている。
図1において、被覆壁112は、屈曲板部32a、32aによって、形成されている。被覆壁112である屈曲板部32aは、垂直壁111の一部である中央壁部35から、第1方向Xにおける両側に延びている。
図7において、被覆壁113は、仕切壁部33、33の横部36b、37bによって、形成されている。被覆壁113である横部36b、37bは、垂直壁111の一部である縦部36a、37aから、第1方向Xにおける両側に延びている。
垂直壁111及び被覆壁113は、1次巻線5と2次巻線6との間の巻線間沿面距離CDww及び巻線間空間距離SDwwを確保している。
垂直壁111及び被覆壁113に係る巻線間沿面距離CDwwは、1次巻線5から2次巻線6まで縦部36a、37a及び横部36b、37bの表面に沿って到達するC字状の経路長に等しい。また、垂直壁111及び被覆壁113に係る巻線間空間距離SDwwは、1次巻線5から2次巻線6まで縦部36a、37a及び横部36b、37bを越えて到達するU字状の経路長に等しい。
図8は、巻線5、6及び絶縁テープ300を伴ったトランス用構造体1の第1方向Xにおける側面及び一部縦断面図である。図8において、巻線5、6は、それぞれ、絶縁テープ300、300によって被覆されている。トランス用構造体1に絶縁テープ300が配置されている場合、巻線間空間距離SDwwの始点及び終点は、第2壁120と絶縁テープ300との境界部にある。この境界部は、巻線5、6が露出する可能性のある部位である。図8において、巻線間空間距離SDwwは、1次巻線5から2次巻線6まで縦部36a、37a及び横部36b、37bを越えて到達するC字状の経路長に等しい。横部36b、37bが存在する場合、絶縁テープ300の追加によって、巻線間空間距離SDwwがより増大する。なお、巻線間沿面距離CDwwの始点及び終点は、絶縁テープ300の有無に関わり無く、第2壁120と絶縁テープ300との境界部にある。したがって、絶縁テープ300の追加によって、巻線間沿面距離CDwwは変化しない。
一方、図1、図6において、被覆壁112に係る巻線間沿面距離及び巻線間空間距離は、十分に確保されている。被覆壁112(屈曲板部32a)は、垂直壁111だけでなく、外側フランジ部28にも接触している。このため、巻線5、6は、被覆壁112があるエリアでは、垂直壁111、被覆壁112、及び外側フランジ28によって囲まれている。したがって、このエリアでは、沿面距離及び空間距離を考慮する必要がない。
図7において、トランス用組立体10(トランス用構造体1)には、2つの第2壁120、120が構成されている。一方の第2壁120は、1次巻線5に繋がる第1端子26とE型コア4とを絶縁するための壁である。他方の第2壁120は、2次巻線6に繋がる第2端子27とE型コア4とを絶縁するための壁である。第2壁120は、一方のコアカバー3の平板部38と、他方のコアカバー3の平板部38と、によって形成される。平板部38、38は、第2壁120を構成するための第2壁部分である。
[トランス用構造体の構成部材間のレイアウト]
図7に示されるように、第1方向Xにおいて、第2壁がE型コア4の端面よりも外側に突出するように、E型コア4と第2壁120との間のレイアウトが設定されている。また、第1方向Xにおいて、第2壁が、端子26(又は27)を支持する端子台23(又は24)よりも外側に突出している。
第2壁120は、端子26又は27と、E型コア4と、の間の端子コア間沿面距離CDtc及び端子コア間空間距離SDtcを確保している。端子コア間沿面距離CDtcは、端子26(又は27)からコア4まで、端子台23(又は24)及び第2壁120(平板部38)の表面に沿って到達するL字状の経路長に等しい。また、端子コア間空間距離SDtcは、端子26(又は27)からコア4まで、端子台23(又は24)及び第2壁120(平板部38)を越えて到達するL字状の経路長に等しい。
図6に示されるように、第3方向Zから見て、連結部39の外端面39aが、第2コア軸42の外端面に、略一致している。連結部39の外端面39aは、コアカバー3、3の外端面のうち、円筒部21、22の第2方向Yの外側における外端面である。第2コア軸42の外端面は、E型コア4、4の第2方向Yの外側における外端面である。
[トランス用組立体及びトランス用構造体の効果]
本実施形態のトランス用組立体10及びトランス用構造体1は、垂直壁111と被覆壁112、113とを備えている。このため、巻線5、6間に垂直壁111のみが配置される場合と比べて、巻線5、6間の沿面距離CDwwを大きく確保することができる。したがって、トランス用組立体10を大型化したり絶縁テープを用いることなく、巻線5、6間の沿面距離CDww及び空間距離SDwwを大きくできる。
更に、本実施形態のトランス用組立体10は、合わせて用いるための2つのカバーとして、同一形状の2つのコアカバー3、3を備えている。このため、トランス用組立体10の構成部品の種類を1つ削減できる。したがって、トランス用組立体10のコストアップを防止できる。
更に、本実施形態のトランス用組立体10では、一方のコアカバー3の縦部37aと、他方のコアカバー3の縦部37aとが、第1方向において重なり合う。ここで、縦部37a、37aは、第1壁110の一部を構成している。このため、2つのコアカバー3、3を合わせて形成される第1壁110に、隙間が発生するのを防止できる。したがって、巻線5、6間の沿面距離CDww及び空間距離SDwwが、確実に確保される。
更に、本実施形態のトランス用組立体10では、一方のコアカバー3の縦部37a及び中央壁部35と、他方のコアカバー3の縦部37a及び中央壁部35とが、第1方向において重なり合わない。縦部37a及び中央壁部35も、第1壁110の一部を構成している。また、縦部36a及び中央壁部35の厚みは、縦部37aの厚みの2倍である。このため、コアカバー3、3の強度が確保されている。
更に、本実施形態のトランス用構造体1は、第2壁120を備えている。このため、E型コア4と端子26又は27との間の沿面距離CDtc及び空間距離SDtcを、コア4と端子26又は27との間に絶縁物がない場合よりも、大きく確保することができる。したがって、E型コア4と端子26又は27との間の絶縁性を向上できる。
更に、本実施形態のトランス用構造体1では、コアカバー3の外端面が、E型コア4の外端面に略一致するように形成されている。このため、コアカバー3がE型コア4から第2方向Yにおける外側に突出しないので、トランス用構造体1を持ちやすい。したがって、トランスへの刻印作業を含めた製造における作業性が向上する。また、コアカバー3の製造に必要な材料の必要量を最小化できる。
[変形例]
本実施形態のトランス用組立体10及びトランス用構造体1に、次のような変形構成(1)〜(4)を適用できる。
(1)円筒形状である円筒部21、22に代えて、角筒等、他の形状の筒部を適用できる。
(2)同一形状のコアカバー3、3に代えて、異なる形状の第1カバー及び第2カバーを適用できる。異なる形状の第1カバー及び第2カバーが適用された場合、第1カバーと第2カバーとの間に回転対称性を必要としない。したがって、第1カバー及び第2カバーの設計の自由度が向上する。
(3)第1壁110を構成するための第1壁部分は、本実施形態のトランス用構造体1では、ボビン2及び2つのコアカバー3、3のそれぞれに、設けられている。第1壁部分として、ボビン2には内側フランジ部25、25が設けられており、一方のコアカバー3には仕切壁部33及び屈曲板部32aが設けられており、他方のコアカバー3の仕切壁部33及び屈曲板部32aが設けられている。変形例として、異なる形状の第1カバー及び第2カバーが適用される場合には、第1カバー又は第2カバーと、ボビン2とにのみ、第1壁部分を設けても良い。
(4)第2壁120を構成するための第2壁部分は、本実施形態のトランス用構造体1では、2つのコアカバー3、3のそれぞれに、設けられている。異なる形状の第1カバー及び第2カバーが適用される場合には、第1カバー及び第2カバーの一方にのみ、第1壁部分を設けても良い。
(5)E型コアに代えて、軸部材のみからなるコアや、U型コアなど、他の形状のコアを、適用できる。適用可能なコアは、第1コア軸に相当する軸部を備えたコアである。
1 トランス用組立体
2 ボビン
3 コアカバー
4 E型コア
5 1次巻線
6 2次巻線
21 第1円筒部
22 第2円筒部
25 内側フランジ部(ボビン2における第1壁部分)
31 平板部(第2壁部分)
32a 屈曲板部(コアカバー3における第1壁部分)
33 仕切壁部(コアカバー3における第1壁部分)
110 第1壁
111 垂直壁
112 被覆壁
120 第2壁

Claims (7)

  1. 1次巻線及び2次巻線をそれぞれ配置するための2つの筒部が、第1方向に沿って直列に配置された、ボビンと、
    第1方向に直交する第2方向からボビンに取り付けられる、第1カバー及び第2カバーと、
    第1カバー及び第2カバーがボビンに取り付けられた状態で2つの筒部間に形成される、1次巻線と2次巻線とを絶縁するための、第1壁と、
    を備えたトランス用組立体であって、
    ボビン、第1カバー、及び第2カバーの内の少なくとも2つが、第1壁部分を備えており、
    第1カバー及び第2カバーがボビンに取り付けられた状態で、全ての第1壁部分によって、第1壁が構成されており、
    第1壁が、第1方向に直交する面内で筒部の全外周から外側に広がっている垂直壁と、垂直壁から第1方向に延びている被覆壁と、を有している、
    ことを特徴とする、トランス用組立体。
  2. 第1カバー及び第2カバーが、同一の形状を有しており、
    第1カバー及び第2カバーがボビンに取り付けられた状態では、第1カバー及び第2カバーの一方の姿勢は、第1カバー及び第2カバーの他方の姿勢に対して、第1方向周りに180度回転している、
    請求項1に記載の、トランス用組立体。
  3. 第1カバー及び第2カバーが、それぞれ前記第1壁部分を備えており、
    第1壁が、第1カバーの第1壁部分と第2カバーの第1壁部分とが第1方向において重なり合う部位を、有している、
    請求項2に記載の、トランス用組立体。
  4. 第1カバー及び第2カバーが、それぞれ前記第1壁部分を備えており、
    第1壁が、第1カバーの第1壁部分と第2カバーの第1壁部分とが第1方向において重なり合わない部位を、有しており、
    重なり合わない部位における第1壁部分の厚みが、重なり合う部位における第1壁部分の厚みよりも大きい、
    請求項3に記載の、トランス用組立体。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載のトランス用組立体と、
    前記トランス用組立体に取り付けられる、2つのE型コアと、
    を備えた、
    トランス用構造体。
  6. トランス用組立体が、更に、第1カバー及び第2カバーがボビンに取り付けられた状態で形成される、コアと端子との間を絶縁するための、第2壁を備えており、
    ボビンが、第1方向で2つの筒部よりも外側に、1次巻線及び2次巻線にそれぞれ対応する2つの端子を備えており、
    第1カバー及び第2カバーの少なくとも1つが、第2壁部分を備えており、
    第1カバー及び第2カバーがボビンに取り付けられた状態で、前記少なくとも2つの第2壁部分によって、第2壁が構成されており、
    第2壁が、第1方向で、コア又は端子の少なくとも一方よりも外側に突出している、
    請求項5に記載の、トランス用構造体。
  7. 第1方向及び第2方向に直交する第3方向から見て、第1カバー及び第2カバーの外端面のうち、筒部の第2方向の外側における外端面が、E型コアの外端面に略一致するように形成されている、
    請求項5又は6に記載の、トランス用構造体。
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