JP6736058B2 - レゾルバステータ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、レゾルバステータ構造に関し、特に、端子ピンの数よりもたるみ穴の数を多くすることにより、1本のたるみピンには1本のみの端線が接するようにするための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種のレゾルバステータ構造としては、例えば、図2に示される特許文献1の構成を挙げることができる。
すなわち、図3において符号1で示されるものは、所定角度間隔で内方へ向けて突出する複数の突出磁極2を有する輪状ステータであり、前記各突出磁極2には、前記輪状ステータ1の各端面に一体又は別体にて形成された輪状絶縁カバー4を介して周知のステータ巻線3が巻回されている。
前記輪状絶縁カバー4の一部には、前記輪状ステータ1の外側へ向けて突出する端子ピン保持部5が形成され、前記端子ピン保持部5には、図4で示される5個のたるみ用穴7及び6個の端子ピン6が設けられている。
前記各ステータ巻線3の端線3aは、前記たるみ用穴7内に着脱自在に挿入されているたるみ用ピン8の周面8aの約半分を介して前記端子ピン6にからげられている。
特開2016−34184号公報
従来のレゾルバステータ構造は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、端子ピン6の数よりもたるみ用穴7の数が少ないため、図3の一部を拡大して示す図4のように、1個のたるみ用ピン8の周面8aに対して2本の端線3aが接した後に、各端子ピン6にからげられているため、各端線3a同士が1本のたるみ用ピン8でクロスすることになり、たるみ用ピン8を除去後に各端線3a同士のクロス状態が発生し、検出信号の信頼性低下の原因となっていた。
また、輪状ステータ1の内側に設けるロータの形状を変更することによって、軸倍角を1xからnxまで任意に変えることができるが、例えば、1x以外の軸倍角とし、巻線分布が複雑化した場合には、端子ピン6よりも少ない数のたるみ用ピン8では、たるみをつけることができない端線3aも発生して浮線の発生となり、振動による断線の恐れも存在していた。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、端子ピンの数よりもたるみ用穴の数を多くすることにより、1本のたるみ用ピンには1本のみの端線が接するようにしたレゾルバステータ構造を提供することを目的とする。
本発明によるレゾルバステータ構造は、所定角度間隔毎に内方へ向けて突出する複数の突出磁極を有する輪状ステータと、前記輪状ステータに設けられた輪状絶縁カバーを介して前記各突出磁極に巻回されたステータ巻線と、前記輪状絶縁カバーの一端に一体形成され前記輪状ステータの外側へ突出する端子ピン保持部と、前記端子ピン保持部に設けられた複数のたるみ用穴及び複数の端子ピンと、を備え、前記たるみ用穴にたるみ用ピンが設けられている状態下で、前記突出磁極に巻回されている前記ステータ巻線の端線が前記たるみ用ピンを介して前記端子ピンにからげられるように構成したレゾルバステータ構造において、前記たるみ用穴の数は、前記端子ピンの数よりも多いことにより、全ての前記端線にたるみが形成され、かつ、ロータの軸倍角の変更による巻線分布の変更にも対応でき、前記各たるみ用ピンに接触している前記端線の線数は、1本のみとし、前記たるみ用ピンの除去後のたるみ線は、自由状態として外部からの振動による断線を防ぐとするか、あるいは接着剤前記端子ピン保持部の一面に接着して固定させた状態とした構成である。
本発明によるレゾルバステータ構造は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、所定角度間隔毎に内方へ向けて突出する複数の突出磁極を有する輪状ステータと、前記輪状ステータに設けられた輪状絶縁カバーを介して前記各突出磁極に巻回されたステータ巻線と、前記輪状絶縁カバーの一端に一体形成され前記輪状ステータの外側へ突出する端子ピン保持部と、前記端子ピン保持部に設けられた複数のたるみ用穴及び複数の端子ピンと、を備え、前記たるみ用穴にたるみ用ピンが設けられている状態下で、前記突出磁極に巻回されている前記ステータ巻線の端線が前記たるみ用ピンを介して前記端子ピンにからげられるように構成したレゾルバステータ構造において、前記たるみ用穴の数は、前記端子ピンの数よりも多いことにより、全ての前記端線にたるみ形成され、かつ、互いにクロスさせることもないため、レゾルバの信頼性を大幅に向上させ、かつ、軸倍角の変更による巻線分布の変更にも対応できる。
前記各たるみ用ピンに接触している前記端線の線数は、1本のみであることにより、各端線のクロスの恐れもなく、高い信頼性を得ることができる。
前記たるみ用ピンの除去後のたるみ線は、自由状態あるいは接着剤による前記端子ピン保持部への接着状態であることにより、端線の安全性を確保でき、レゾルバの信頼性の確保を得ることができる。
本発明によるレゾルバステータ構造の平面図である。 図1の要部の拡大構成図である。 従来のレゾルバステータ構造を示す平面図である。 図3のA部の拡大構成図である。
本発明によるレゾルバステータ構造は、端子ピンの数よりもたるみ用穴の数を多くすることにより、1本のたるみ用ピンには1本のみの端線が接するようにすることである。
以下、図面と共に本発明によるレゾルバステータ構造の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付して説明する。
図1において、符号1で示されるものは、所定角度間隔毎に内方に向けて突出する複数の突出磁極2を有する輪状ステータであり、前記輪状ステータ1の両端面には、一体又は別体にて形成された輪状絶縁カバー4が設けられている。
前記各突出磁極2には、前記輪状絶縁カバー4を介してステータ巻線3が巻回され、前記輪状絶縁カバー4の一部には、前記輪状ステータ1の外側へ向けて突出する端子ピン保持部5が設けられている。
前記端子ピン保持部5には、たるみ用ピン8を着脱自在に設けるための貫通状の7個のたるみ用穴7が形成され、前記各たるみ用穴7の外側位置には、前記各たるみ用穴7の数よりも少ない6個の端子ピン6が設けられている。
前述の構成では、前記突出磁極2に巻回されたステータ巻線3の端線3aは、前記各たるみ用ピン8を介して前記端子ピン6にからげられている。
前記端線3a、たるみ用ピン8及び端子ピン6の関係は、図2の拡大図に示されており、前記たるみ用ピン8がたるみ用穴7に対して着脱自在に設けられている。
前記端線3aは、前記たるみ用ピン8の外周を約半分位周回して曲折した後に前記端子ピン6にからげられている。
前述の場合、前記各端子ピン6の数よりも前記たるみ用穴7の数が多いため、6本の前記端線3aは、6個の前記たるみ用穴7の前記たるみ用ピン8を用いて前記各端子ピン6にからげられており、従来のように、図4で示されるような1本の前記たるみ用ピン8に対して複数の前記端線3aがクロスした状態で互いに接触する必要もなく、1本のたるみ用ピン8に対して1本の端線3aのみを前記たるみ用ピン8に接触させるだけで、たるみの形成ができる。
従って、例えば、図示しないロータの軸倍角が変更となり、各突出磁極2に巻回されたステータ巻線3の巻線分布が変わった場合でも、前記たるみ用穴7の数が多く形成されているため、前記各端線3aは何れかの前記たるみ用ピン8と接触又は係合することができるため、従来のような浮線の発生は避けることができる。
尚、前述の場合、前記たるみ用穴7によって前記端線3aにたるみが形成された後は、前記たるみ用ピン8を前記たるみ用穴7から抜き取って除去し、前記端線3aに形成されたくの字状のたるみ線3aAは、そのままの自由状態として外部からの振動による断線を防ぐとするか、又は、接着剤で前記端子ピン保持部5の一面に接着して固定させている。
次に、本発明によるレゾルバステータ構造の要旨とするところは、次の通りである。
すなわち、所定角度間隔毎に内方へ向けて突出する複数の突出磁極2を有する輪状ステータ1と、前記輪状ステータ1に設けられた輪状絶縁カバー4を介して前記各突出磁極2に巻回されたステータ巻線3と、前記輪状絶縁カバー4の一端に一体形成され前記輪状ステータ1の外側へ突出する端子ピン保持部5と、前記端子ピン保持部5に設けられた複数のたるみ用穴7及び複数の端子ピン6と、を備え、前記たるみ用穴7にたるみ用ピン8が設けられている状態下で、前記突出磁極2に巻回されている前記ステータ巻線3の端線3aが前記たるみ用ピン8を介して前記端子ピン6にからげられるように構成したレゾルバステータ構造において、前記たるみ用穴7の数は、前記端子ピン6の数よりも多い構成であり、また、前記各たるみ用ピン8に接触している前記端線3aの線数は、1本のみである構成であり、また、前記たるみ用ピン8の除去後のたるみ線3aAは、自由状態あるいは接着剤による前記端子ピン保持部への接着状態である構成である。
本発明によるレゾルバステータ構造は、端子ピン保持部に設けられたたるみ用穴の数を端子ピンの数よりも多くすることにより、1本のたるみ用ピンに複数の端線が接することもなく、軸倍角の変更等にも対応することができる。
1輪状ステータ
2 突出磁極
3 ステータ巻線
3a 端線
3aA たるみ線
4 輪状絶縁カバー
5 端子ピン保持部
6 端子ピン
7 たるみ用穴
8 たるみ用ピン

Claims (1)

  1. 所定角度間隔毎に内方へ向けて突出する複数の突出磁極(2)を有する輪状ステータ(1)と、前記輪状ステータ(1)に設けられた輪状絶縁カバー(4)を介して前記各突出磁極(2)に巻回されたステータ巻線(3)と、前記輪状絶縁カバー(4)の一端に一体形成され前記輪状ステータ(1)の外側へ突出する端子ピン保持部(5)と、前記端子ピン保持部(5)に設けられた複数のたるみ用穴(7)及び複数の端子ピン(6)と、を備え、
    前記たるみ用穴(7)にたるみ用ピン(8)が設けられている状態下で、前記突出磁極(2)に巻回されている前記ステータ巻線(3)の端線(3a)が前記たるみ用ピン(8)を介して前記端子ピン(6)にからげられるように構成したレゾルバステータ構造において、
    前記たるみ用穴(7)の数は、前記端子ピン(6)の数よりも多いことにより、全ての前記端線(3a)にたるみが形成され、かつ、ロータの軸倍角の変更による巻線分布の変更にも対応でき、
    前記各たるみ用ピン(8)に接触している前記端線(3a)の線数は、1本のみであり、
    前記たるみ用ピン(8)の除去後のたるみ線(3aA)は、自由状態として外部からの振動による断線を防ぐとするか、あるいは接着剤前記端子ピン保持部(5)の一面に接着して固定させた状態であることを特徴とするレゾルバステータ構造。
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