JP2000322629A - 自動取引装置 - Google Patents
自動取引装置Info
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F19/00—Complete banking systems; Coded card-freed arrangements adapted for dispensing or receiving monies or the like and posting such transactions to existing accounts, e.g. automatic teller machines
- G07F19/20—Automatic teller machines [ATMs]
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F19/00—Complete banking systems; Coded card-freed arrangements adapted for dispensing or receiving monies or the like and posting such transactions to existing accounts, e.g. automatic teller machines
- G07F19/20—Automatic teller machines [ATMs]
- G07F19/201—Accessories of ATMs
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、ＣＤ（Ｃａｓｈ Ｄｉｓｐｅｎｓｅ
ｒ）やＡＴＭ（Ａｕｔｏｍａｔｉｃ Ｔｅｌｌｅｒ Ｍ
ａｃｈｉｎｅ）等、顧客との間で自動取引を行なう自動
取引装置に関し、順番待ちで待たされた利用者に対し考
慮を払う。 【解決手段】顧客が前面から離れてから次の顧客が前面
に立つまでの時間を計測し、その時間が短かいときに特
別のメッセージを出力する。
ｒ）やＡＴＭ（Ａｕｔｏｍａｔｉｃ Ｔｅｌｌｅｒ Ｍ
ａｃｈｉｎｅ）等、顧客との間で自動取引を行なう自動
取引装置に関し、順番待ちで待たされた利用者に対し考
慮を払う。 【解決手段】顧客が前面から離れてから次の顧客が前面
に立つまでの時間を計測し、その時間が短かいときに特
別のメッセージを出力する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＣＤ（Ｃａｓｈ
Ｄｉｓｐｅｎｓｅｒ）やＡＴＭ（Ａｕｔｏｍａｔｉｃ
Ｔｅｌｌｅｒ Ｍａｃｈｉｎｅ）等、顧客との間で自動
取引を行なう自動取引装置に関する。
Ｄｉｓｐｅｎｓｅｒ）やＡＴＭ（Ａｕｔｏｍａｔｉｃ
Ｔｅｌｌｅｒ Ｍａｃｈｉｎｅ）等、顧客との間で自動
取引を行なう自動取引装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】今日では、銀行等に自動取引装置が配備
され、現金の受取り、受渡し等の自動取引きを行なうこ
とが一般化している。この自動取引装置は銀行等にとっ
て人手不足を補うことができ、また、顧客にとっても便
利である。
され、現金の受取り、受渡し等の自動取引きを行なうこ
とが一般化している。この自動取引装置は銀行等にとっ
て人手不足を補うことができ、また、顧客にとっても便
利である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
利用時間帯等により、その自動取引装置の利用者が混み
合うことが時々あり、長い列を作って暫く待たせられる
こともある。このようなときであっても従来の自動取引
装置は何らの考慮もなく、単に１人１人の利用者の操作
を順番に受け付け、文字どおり機械的に処理を行なうだ
けであった。
利用時間帯等により、その自動取引装置の利用者が混み
合うことが時々あり、長い列を作って暫く待たせられる
こともある。このようなときであっても従来の自動取引
装置は何らの考慮もなく、単に１人１人の利用者の操作
を順番に受け付け、文字どおり機械的に処理を行なうだ
けであった。
【０００４】本発明は、上記事情に鑑み、順番待ちで待
たされた利用者に対し考慮が払われた自動取引装置を提
供することを目的とするものである。
たされた利用者に対し考慮が払われた自動取引装置を提
供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の自動取引装置は、顧客の操作に応じて取引きを行な
う自動取引装置において、顧客が前面に位置するか否か
を検出する顧客センサと、顧客にメッセージを伝えるイ
ンタフェース部と、顧客センサにより顧客が前面から退
避したことが検出された第１のタイミングから前面に再
び顧客が位置する第２のタイミングまでの顧客不在時間
を計測する計時部と、計時部により計測された顧客不在
時間が所定時間以内であるか否かを判定する判定部とを
備え、上記インタフェース部は、判定部により顧客不在
時間が所定時間以内であると判定された場合に、顧客不
在時間が所定時間以内であったことに対応するメッセー
ジを顧客に伝えるものであることを特徴とする。
明の自動取引装置は、顧客の操作に応じて取引きを行な
う自動取引装置において、顧客が前面に位置するか否か
を検出する顧客センサと、顧客にメッセージを伝えるイ
ンタフェース部と、顧客センサにより顧客が前面から退
避したことが検出された第１のタイミングから前面に再
び顧客が位置する第２のタイミングまでの顧客不在時間
を計測する計時部と、計時部により計測された顧客不在
時間が所定時間以内であるか否かを判定する判定部とを
備え、上記インタフェース部は、判定部により顧客不在
時間が所定時間以内であると判定された場合に、顧客不
在時間が所定時間以内であったことに対応するメッセー
ジを顧客に伝えるものであることを特徴とする。
【０００６】その場合に、上記インタフェース部は、判
定部により顧客不在時間が所定時間以内であると判定さ
れるか顧客不在時間が所定時間を超えると判定されるか
に応じて互いに異なるメッセージを顧客に伝えるもので
あってもよい。
定部により顧客不在時間が所定時間以内であると判定さ
れるか顧客不在時間が所定時間を超えると判定されるか
に応じて互いに異なるメッセージを顧客に伝えるもので
あってもよい。
【０００７】また、上記本発明の自動取引装置は、イン
タフェース部は、メッセージを画面表示により顧客に伝
えるものであってもよく、あるいは、上記インタフェー
ス部は、メッセージを音声により顧客に伝えるものであ
ってもよい。
タフェース部は、メッセージを画面表示により顧客に伝
えるものであってもよく、あるいは、上記インタフェー
ス部は、メッセージを音声により顧客に伝えるものであ
ってもよい。
【０００８】また、上記顧客センサは、典型的には、こ
の自動取引装置本体に備えられたものである。また、上
記タイマ部は、上記第１のタイミングで計時を開始し、
上記第２のタイミングで計時を停止するものであっても
よく、あるいは、上記タイマ部は、上記第１のタイミン
グでその第１のタイミングの時刻を記憶し、上記第２の
タイミングで、その第２のタイミングの時刻と記憶して
おいた第１のタイミングの時刻との差分を求めるもので
あってもよい。
の自動取引装置本体に備えられたものである。また、上
記タイマ部は、上記第１のタイミングで計時を開始し、
上記第２のタイミングで計時を停止するものであっても
よく、あるいは、上記タイマ部は、上記第１のタイミン
グでその第１のタイミングの時刻を記憶し、上記第２の
タイミングで、その第２のタイミングの時刻と記憶して
おいた第１のタイミングの時刻との差分を求めるもので
あってもよい。
【０００９】この自動取引装置は、典型的には、顧客と
の間で現金の受渡しを行なうものである。
の間で現金の受渡しを行なうものである。
【００１０】前面から顧客が退避したタイミングから次
の顧客が前面にあらわれるタイミングまでの時間（顧客
不在時間）が短かいときは、後の顧客は並んで待ってい
たものと考えられ、本発明によればその顧客に対し並ん
で待っていたことに対応するメッセージ、例えばお詫び
の言葉を伝えることにより、待たされたことに対する不
満を多少なりとも和らげることができる。
の顧客が前面にあらわれるタイミングまでの時間（顧客
不在時間）が短かいときは、後の顧客は並んで待ってい
たものと考えられ、本発明によればその顧客に対し並ん
で待っていたことに対応するメッセージ、例えばお詫び
の言葉を伝えることにより、待たされたことに対する不
満を多少なりとも和らげることができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
説明する。
【００１２】図１は、本発明の自動取引装置の一形態で
あるＡＴＭの外観斜視図である。
あるＡＴＭの外観斜視図である。
【００１３】このＡＴＭ１０の操作盤１上には、カラー
ディスプレイとそのカラーディスプレイに重畳された透
明のタッチキーボードからなる操作表示部２が備えられ
ており、顧客はこのＡＴＭ１０の前面に立ってその操作
表示部２に表示された表示内容と自分が取引しようとす
る内容とに従ってその操作表示部２に指で触れ、この指
で触れるという操作に従って取引きが行なわれる。
ディスプレイとそのカラーディスプレイに重畳された透
明のタッチキーボードからなる操作表示部２が備えられ
ており、顧客はこのＡＴＭ１０の前面に立ってその操作
表示部２に表示された表示内容と自分が取引しようとす
る内容とに従ってその操作表示部２に指で触れ、この指
で触れるという操作に従って取引きが行なわれる。
【００１４】操作盤１上の操作表示部２に隣接した位置
には、タッチボタン式の受話器１８１が備えられてい
る。この受話器１８１は、弱視者に対し音声でメッセー
ジを与えたりその弱視者がタッチボタンで操作を行なう
ためのものである。
には、タッチボタン式の受話器１８１が備えられてい
る。この受話器１８１は、弱視者に対し音声でメッセー
ジを与えたりその弱視者がタッチボタンで操作を行なう
ためのものである。
【００１５】また、操作盤１の奥の位置には、硬貨や紙
幣を投入するために開閉する硬貨投入口３および紙幣投
入口４が備えられており、操作盤１の下部の、通常は施
錠されている前扉５には、硬貨を返却するための硬貨返
却口６が設けられている。
幣を投入するために開閉する硬貨投入口３および紙幣投
入口４が備えられており、操作盤１の下部の、通常は施
錠されている前扉５には、硬貨を返却するための硬貨返
却口６が設けられている。
【００１６】硬貨投入口３および紙幣投入口４のさらに
上部には、顧客にメッセージを音声で伝えるための一対
のスピーカ１５３，１５３が備えられ、一方のスピーカ
１５３に隣接した位置には、何かトラブルがあったとき
に係員を呼び出すための呼出ボタン１５５が備えられ、
また、２つのスピーカ１５３，１５３の中央には、この
ＡＴＭ１０の前面に顧客が居るかいないかを検知するた
めの顧客センサ１５４が備えられている。
上部には、顧客にメッセージを音声で伝えるための一対
のスピーカ１５３，１５３が備えられ、一方のスピーカ
１５３に隣接した位置には、何かトラブルがあったとき
に係員を呼び出すための呼出ボタン１５５が備えられ、
また、２つのスピーカ１５３，１５３の中央には、この
ＡＴＭ１０の前面に顧客が居るかいないかを検知するた
めの顧客センサ１５４が備えられている。
【００１７】図２は、図１に外観を示すＡＴＭの内部構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【００１８】この図２に示すＡＴＭ１０は、制御部１
１、ＤＯＣ（（Ｄｏｃｕｍｅｎｔ Ｏｕｔｐｕｔ ａｎ
ｄ Ｃａｒｄ ｒｅａｄｅｒ ｗｒｉｔｅｒ））１２、
ＢＲＵ（Ｂｉｌｌ Ｒｅｃｙｃｌｅ Ｕｎｉｔ）１３、
ＣＲＵ（Ｃｏｉｎ Ｒｅｃｙｃｌｅ Ｕｎｉｔ）１４、
ＵＯＰ（顧客操作部）１５、ＭＯＰ（管理操作部）１
６、電源部１７、ＶＩＵ（弱視者音声受渡受話器）１８
等から構成されている。
１、ＤＯＣ（（Ｄｏｃｕｍｅｎｔ Ｏｕｔｐｕｔ ａｎ
ｄ Ｃａｒｄ ｒｅａｄｅｒ ｗｒｉｔｅｒ））１２、
ＢＲＵ（Ｂｉｌｌ Ｒｅｃｙｃｌｅ Ｕｎｉｔ）１３、
ＣＲＵ（Ｃｏｉｎ Ｒｅｃｙｃｌｅ Ｕｎｉｔ）１４、
ＵＯＰ（顧客操作部）１５、ＭＯＰ（管理操作部）１
６、電源部１７、ＶＩＵ（弱視者音声受渡受話器）１８
等から構成されている。
【００１９】制御部１１は、このＡＴＭ１０の全体の制
御を司る部分であり、プログラムを実行するためのＣＰ
Ｕ１１１、ＣＰＵ１１１で実行されるプログラムを格納
する主メモリ１１２、および、例えば磁気ディスクを内
臓してその磁気ディスクをドライブする磁気ディスク装
置や、フロッピィディスクが装填されてそのフロッピィ
ディスクをドライブするフロッピィディスクドライブ装
置等を備えた補助記憶部１１３等から構成されている。
御を司る部分であり、プログラムを実行するためのＣＰ
Ｕ１１１、ＣＰＵ１１１で実行されるプログラムを格納
する主メモリ１１２、および、例えば磁気ディスクを内
臓してその磁気ディスクをドライブする磁気ディスク装
置や、フロッピィディスクが装填されてそのフロッピィ
ディスクをドライブするフロッピィディスクドライブ装
置等を備えた補助記憶部１１３等から構成されている。
【００２０】この制御部１１では、顧客の操作情報を受
け取ってその顧客との間での現金の受け渡しの制御が行
なわれ、また収納されている現金等の管理が行なわれ
る。また、この制御部１１は、センタコントロール２０
の指示を受け付け、センタコントロール２０にこのＡＴ
Ｍの状態を報告する。さらに、この制御部１１は遠隔監
視装置３０にも接続されており、遠隔監視装置３０は、
ＵＰＯ１５に備えられた顧客センサ１５４等からの情報
に基づき、このＡＴＭを操作している顧客やこのＡＴＭ
自体を遠方から監視する。
け取ってその顧客との間での現金の受け渡しの制御が行
なわれ、また収納されている現金等の管理が行なわれ
る。また、この制御部１１は、センタコントロール２０
の指示を受け付け、センタコントロール２０にこのＡＴ
Ｍの状態を報告する。さらに、この制御部１１は遠隔監
視装置３０にも接続されており、遠隔監視装置３０は、
ＵＰＯ１５に備えられた顧客センサ１５４等からの情報
に基づき、このＡＴＭを操作している顧客やこのＡＴＭ
自体を遠方から監視する。
【００２１】ＤＯＣ１２は、キャッシュカードや預金通
帳を取り扱う部分であって、キャッシュカードの磁気ス
トライプに記録された内容を読み取ったり取引内容をレ
シートに記録する機能を備えたＣＩＰ（Ｃａｒｄ ｒｅ
ａｄｅｒ／ｗｒｉｔｅｒ Ｉｍａｇｅ ｒｅａｄｅｒ
Ｐｒｉｎｔｅｒ）１２１と、預金通帳に記録する機能を
備えたＰＰＲ（Ｐａｓｓｂｏｏｋ Ｐｒｉｎｔｅｒ）１
２２とからなる。
帳を取り扱う部分であって、キャッシュカードの磁気ス
トライプに記録された内容を読み取ったり取引内容をレ
シートに記録する機能を備えたＣＩＰ（Ｃａｒｄ ｒｅ
ａｄｅｒ／ｗｒｉｔｅｒ Ｉｍａｇｅ ｒｅａｄｅｒ
Ｐｒｉｎｔｅｒ）１２１と、預金通帳に記録する機能を
備えたＰＰＲ（Ｐａｓｓｂｏｏｋ Ｐｒｉｎｔｅｒ）１
２２とからなる。
【００２２】ＢＲＵ１３は、このＡＴＭの利用者（顧
客）との間で紙幣の入金、出金を取り扱うユニットであ
り、ＡＴＭ１０の利用者によってＡＴＭ１０に投入され
た紙幣を金種ごとに仕分けして収納し、ＡＴＭ１０から
利用者への支払を行なう際には、あらかじめ仕分けられ
て収納された紙幣を用いて支払いを行なう。
客）との間で紙幣の入金、出金を取り扱うユニットであ
り、ＡＴＭ１０の利用者によってＡＴＭ１０に投入され
た紙幣を金種ごとに仕分けして収納し、ＡＴＭ１０から
利用者への支払を行なう際には、あらかじめ仕分けられ
て収納された紙幣を用いて支払いを行なう。
【００２３】ＣＲＵ１４は、このＡＴＭの利用者（顧
客）との間でのコインの入金、出金を取り扱うユニット
である。
客）との間でのコインの入金、出金を取り扱うユニット
である。
【００２４】ＵＯＰ１５は、このＡＴＭの利用者（顧
客）が入金、出金等の操作を行なう部分であり、顧客へ
の情報を表示するためのカラーディスプレイ１５１、顧
客が暗証番号や金額等を入力するためのタッチキーボー
ド１５２、顧客に対し必要な音声案内を行なうためのス
ピーカ１５３、および顧客がＡＴＭの前に居るか否かを
センスしてカラーディスプレイ１５１や音声ガイダンス
１５３等の動作に反映させるための顧客センサ１５４
と、何かトラブルがあったときに係員を呼び出すための
呼出ボタン１５５を備えている。
客）が入金、出金等の操作を行なう部分であり、顧客へ
の情報を表示するためのカラーディスプレイ１５１、顧
客が暗証番号や金額等を入力するためのタッチキーボー
ド１５２、顧客に対し必要な音声案内を行なうためのス
ピーカ１５３、および顧客がＡＴＭの前に居るか否かを
センスしてカラーディスプレイ１５１や音声ガイダンス
１５３等の動作に反映させるための顧客センサ１５４
と、何かトラブルがあったときに係員を呼び出すための
呼出ボタン１５５を備えている。
【００２５】また、ＭＯＰ１６は、このＡＴＭが設置さ
れた金融機関の職員等によって操作される部分であり、
ＭＯＰ１６には、そのＭＯＰ１６を操作する権原のある
人であることを確認するためのＩＤカードを照合して電
磁ロックを制御するＩＤカードシステム１６１、操作の
ための情報を表示する液晶ディスプレイ１６２、および
操作用のキーボード１６３が備えられている。
れた金融機関の職員等によって操作される部分であり、
ＭＯＰ１６には、そのＭＯＰ１６を操作する権原のある
人であることを確認するためのＩＤカードを照合して電
磁ロックを制御するＩＤカードシステム１６１、操作の
ための情報を表示する液晶ディスプレイ１６２、および
操作用のキーボード１６３が備えられている。
【００２６】電源部１７は、このＡＴＭ１０への必要な
電力の供給を担っている。
電力の供給を担っている。
【００２７】ＶＩＵ１８には、プッシュホン式のボタン
が配列された受話器１８１が備えられており、視覚障害
者など視力の弱い人は、タッチキーボード１５２の操作
ではなく、この受話器から聞こえる音声にガイドされて
プッシュホンのボタンを操作して暗証番号や金額等を入
力することができる。
が配列された受話器１８１が備えられており、視覚障害
者など視力の弱い人は、タッチキーボード１５２の操作
ではなく、この受話器から聞こえる音声にガイドされて
プッシュホンのボタンを操作して暗証番号や金額等を入
力することができる。
【００２８】図３は、図２の制御部１１のＣＰＵ１１１
で実行されるプログラムのうちの、本発明に特徴的な部
分のプログラムのフローチャートである。
で実行されるプログラムのうちの、本発明に特徴的な部
分のプログラムのフローチャートである。
【００２９】図１に示すＡＴＭ１０の前面に立ったある
顧客との取引きが終了すると、図３に示すルーチンが起
動される。このルーチンが起動されると先ずタイマがク
リアされ（ステップＡ−１）、顧客センサ１５４がオン
（前面に顧客が立っている状態）から顧客センサ１５４
がオフ（前面から顧客が退避した状態）に変化するのが
監視される（ステップＡ−２）。
顧客との取引きが終了すると、図３に示すルーチンが起
動される。このルーチンが起動されると先ずタイマがク
リアされ（ステップＡ−１）、顧客センサ１５４がオン
（前面に顧客が立っている状態）から顧客センサ１５４
がオフ（前面から顧客が退避した状態）に変化するのが
監視される（ステップＡ−２）。
【００３０】顧客センサ１５４がオンからオフに変化す
るとタイマがスタートして計時を開始する（ステップＡ
−３）。
るとタイマがスタートして計時を開始する（ステップＡ
−３）。
【００３１】この計時開始後顧客センサ１５４が再度オ
ンになるか否かが監視され（ステップＡ−４）、顧客セ
ンサ１５４がオフからオンに変化するとタイマが停止さ
れ（ステップＡ−５）、タイマの値が既定値以下か否か
が判定される（ステップＡ−６）。
ンになるか否かが監視され（ステップＡ−４）、顧客セ
ンサ１５４がオフからオンに変化するとタイマが停止さ
れ（ステップＡ−５）、タイマの値が既定値以下か否か
が判定される（ステップＡ−６）。
【００３２】タイマの値が既定値を越えていたときは、
ステップＡ−７に進み、操作表示部２を構成するカラー
ディスプレイ１５１に、顧客が前面に立ったことに対応
する通常の文章が表示されるとともに、スピーカ１５３
から通常の音声が出力される。
ステップＡ−７に進み、操作表示部２を構成するカラー
ディスプレイ１５１に、顧客が前面に立ったことに対応
する通常の文章が表示されるとともに、スピーカ１５３
から通常の音声が出力される。
【００３３】一方、タイマの値が既定値以下であったと
きは、今度の新たな顧客は、前の顧客が操作している間
待っていた顧客であると考えられ、ステップＡ−８に進
み、カラーディスプレイ１５１には、待たせたことに対
するお詫びの文章が表示され、スピーカ１５３からお詫
びの音声が出力される。
きは、今度の新たな顧客は、前の顧客が操作している間
待っていた顧客であると考えられ、ステップＡ−８に進
み、カラーディスプレイ１５１には、待たせたことに対
するお詫びの文章が表示され、スピーカ１５３からお詫
びの音声が出力される。
【００３４】図４は、カラーディスプレイに表示される
通常の表示画面の一例を示す図、図５は、カラーディス
プレイに表示されるお詫びの文章を含む表示画面の一例
を示す図である。
通常の表示画面の一例を示す図、図５は、カラーディス
プレイに表示されるお詫びの文章を含む表示画面の一例
を示す図である。
【００３５】図３のステップＡ−７に進んだときは、カ
ラーディスプレイ１５１には、図４に示す通常の画面が
表示され、さらにスピーカ１５３から「いらっしゃいま
せ」の音声が出力される。一方、図３のステップＡ−３
に進んだときは、カラーディスプレイ１５１には、図５
に示すように、図４に示す表示画面に、さらにお詫びの
文章「お待たせいたしました」の文章を含む表示画面が
表示され、スピーカ１５３からも「おまたせいたしまし
た」の音声が出力される。
ラーディスプレイ１５１には、図４に示す通常の画面が
表示され、さらにスピーカ１５３から「いらっしゃいま
せ」の音声が出力される。一方、図３のステップＡ−３
に進んだときは、カラーディスプレイ１５１には、図５
に示すように、図４に示す表示画面に、さらにお詫びの
文章「お待たせいたしました」の文章を含む表示画面が
表示され、スピーカ１５３からも「おまたせいたしまし
た」の音声が出力される。
【００３６】図４の場合と図５の場合とで、「お待たせ
いたしました」の文章の有無を除き機能は同一であり、
そこには「お引出し」、「お預入れ」、「残高照会」、
「通帳記入」、「お振込み」、「お振替え」の各アイコ
ンが表示され、それらのアイコンのうちのいずれか１つ
を押すように操作表示部２に指で触れると、指で触れた
アイコンに対応する処理が開始される。
いたしました」の文章の有無を除き機能は同一であり、
そこには「お引出し」、「お預入れ」、「残高照会」、
「通帳記入」、「お振込み」、「お振替え」の各アイコ
ンが表示され、それらのアイコンのうちのいずれか１つ
を押すように操作表示部２に指で触れると、指で触れた
アイコンに対応する処理が開始される。
【００３７】図６は、図３に示すプログラムに代わる、
別の実施形態の特徴部分のプログラムのフローチャート
である。
別の実施形態の特徴部分のプログラムのフローチャート
である。
【００３８】図１に示すＡＴＭの前面に立ったある顧客
との取引きが終了すると、図６に示すルーチンが起動さ
れ、図２に示す主メモリ１１２内の２つの記憶領域Ａ，
Ｂがクリアされ（ステップＢ−１）、顧客センサ１５４
がオンからオフに変化するのが監視され（ステップＢ−
２）、顧客センサ１５４がオンからオフに変化すると、
その変化のタイミングにおける現在時刻が記憶領域Ａに
記憶される（ステップＢ−３）。次いで顧客センサ１５
４がオフから再びオンになるまで、すなわちＡＴＭ１０
の前面に新たな顧客が立つまで待機し（ステップＢ−
４）、顧客センサ１５４がオフから再びオンになるとそ
のタイミングにおける現在時刻が記憶領域Ｂに記憶され
（ステップＢ−５）、カラーディスプレイ１５１に図４
に示す通常の画面が表示されるとともにスピーカ１５３
から「いらっしゃいませ」の音声が出力される（ステッ
プＢ−６）。
との取引きが終了すると、図６に示すルーチンが起動さ
れ、図２に示す主メモリ１１２内の２つの記憶領域Ａ，
Ｂがクリアされ（ステップＢ−１）、顧客センサ１５４
がオンからオフに変化するのが監視され（ステップＢ−
２）、顧客センサ１５４がオンからオフに変化すると、
その変化のタイミングにおける現在時刻が記憶領域Ａに
記憶される（ステップＢ−３）。次いで顧客センサ１５
４がオフから再びオンになるまで、すなわちＡＴＭ１０
の前面に新たな顧客が立つまで待機し（ステップＢ−
４）、顧客センサ１５４がオフから再びオンになるとそ
のタイミングにおける現在時刻が記憶領域Ｂに記憶され
（ステップＢ−５）、カラーディスプレイ１５１に図４
に示す通常の画面が表示されるとともにスピーカ１５３
から「いらっしゃいませ」の音声が出力される（ステッ
プＢ−６）。
【００３９】次いで、記憶領域Ｂに記憶された時刻と記
憶領域Ａに記憶された時刻との差分が求められ、その差
分が既定値以下か否かが判定される（ステップＢ−
７）、その差分が既定値を越えていたときはそのままこ
のルーチンを抜け、その差分が既定値以下であったとき
は、カラーディスプレイ１５１上に、図４に示す画面に
重畳させて「お待たせいたしました」の文章が表示され
て結局図５に示す画面が表示され、さらにスピーカ１５
３から「お待たせいたしました」の音声が出力される。
憶領域Ａに記憶された時刻との差分が求められ、その差
分が既定値以下か否かが判定される（ステップＢ−
７）、その差分が既定値を越えていたときはそのままこ
のルーチンを抜け、その差分が既定値以下であったとき
は、カラーディスプレイ１５１上に、図４に示す画面に
重畳させて「お待たせいたしました」の文章が表示され
て結局図５に示す画面が表示され、さらにスピーカ１５
３から「お待たせいたしました」の音声が出力される。
【００４０】この図６のフローに示すように、顧客セン
サ１５４がオンからオフに変化したタイミングからオフ
から再びオンに変化するタイミングまでの時間が短いと
きに、その時間が短かったことに対応するメッセージを
出力してもよく、図３に示すフローのように、その時間
の長短に応じて異なるメッセージを出力してもよい。
サ１５４がオンからオフに変化したタイミングからオフ
から再びオンに変化するタイミングまでの時間が短いと
きに、その時間が短かったことに対応するメッセージを
出力してもよく、図３に示すフローのように、その時間
の長短に応じて異なるメッセージを出力してもよい。
【００４１】また、その時間の長短を計るにあたり、図
３のフローに示すように、顧客センサ１５４がオンから
オフに変化したタイミングで計時を開始し顧客センサ１
５４がオフから再びオンに変化するタイミングで計時を
停止することにより計時を行なってもよく、図６のフロ
ーに示すように、顧客センサ１５４がオンからオフに変
化したタイミングにおける時刻と顧客センサ１５４がオ
フから再びオンに変化するタイミングにおける時刻との
差分を求めることによりその間の時間を求めてもよい。
３のフローに示すように、顧客センサ１５４がオンから
オフに変化したタイミングで計時を開始し顧客センサ１
５４がオフから再びオンに変化するタイミングで計時を
停止することにより計時を行なってもよく、図６のフロ
ーに示すように、顧客センサ１５４がオンからオフに変
化したタイミングにおける時刻と顧客センサ１５４がオ
フから再びオンに変化するタイミングにおける時刻との
差分を求めることによりその間の時間を求めてもよい。
【００４２】また、ここでは、その時間が短かいときに
「お待たせしました」という文章の表示と音声との双方
が出力されているが、表示と音声の一方のみ出力しても
よい。また、その出力される文章も「お待たせいたしま
した」に限られず、どのような表現であってもよいこと
はもちろんである。さらには、文章の表示や音声の出力
ではなく、例えば図４，図５に示す人形の動作でメッセ
ージを顧客に伝えてもよい。
「お待たせしました」という文章の表示と音声との双方
が出力されているが、表示と音声の一方のみ出力しても
よい。また、その出力される文章も「お待たせいたしま
した」に限られず、どのような表現であってもよいこと
はもちろんである。さらには、文章の表示や音声の出力
ではなく、例えば図４，図５に示す人形の動作でメッセ
ージを顧客に伝えてもよい。
【００４３】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれば
順番待ちをしていた顧客の、待たされたことに対する不
満を多少なりとも和らげることができる。
順番待ちをしていた顧客の、待たされたことに対する不
満を多少なりとも和らげることができる。
【図１】本発明の自動取引装置の一形態であるＡＴＭの
外観斜視図である。
外観斜視図である。
【図２】図１に外観を示すＡＴＭの内部構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図３】図２の制御部のＣＰＵで実行されるプログラム
のうちの、本発明に特徴的な部分のプログラムのフロー
チャートである。
のうちの、本発明に特徴的な部分のプログラムのフロー
チャートである。
【図４】カラーディスプレイに表示される通常の表示画
面の一例を示す図である。
面の一例を示す図である。
【図５】カラーディスプレイに表示されるお詫びの文章
を含む表示画面の一例を示す図である。
を含む表示画面の一例を示す図である。
【図６】図３に示すプログラムに代わる、別の実施形態
の特徴部分のプログラムのフローチャートである。
の特徴部分のプログラムのフローチャートである。
１ 操作盤 ２ 操作表示部 ３ 硬貨投入口 ４ 紙幣投入口 ５ 前扉 ６ 硬貨返却口 １０ ＡＴＭ １１ 制御部 １２ ＤＯＣ（（Ｄｏｃｕｍｅｎｔ Ｏｕｔｐｕｔ
ａｎｄ Ｃａｒｄ ｒｅａｄｅｒ ｗｒｉｔｅｒ）） １３ ＢＲＵ（Ｂｉｌｌ Ｒｅｃｙｃｌｅ Ｕｎｉ
ｔ） １４ ＣＲＵ（Ｃｏｉｎ Ｒｅｃｙｃｌｅ Ｕｎｉ
ｔ） １５ ＵＯＰ（顧客操作部） １６ ＭＯＰ（管理操作部） １７ 電源部 １８ ＶＩＵ（弱視者音声受渡受話器） ２０ センタコントロール ３０ 遠隔監視装置 １１１ ＣＰＵ １１２ 主メモリ １１３ 補助記憶部 １２１ ＣＩＰ（Ｃａｒｄ ｒｅａｄｅｒ／ｗｒｉｔ
ｅｒ Ｉｍａｇｅ ｒｅａｄｅｒ Ｐｒｉｎｔｅｒ） １２２ ＰＰＲ（Ｐａｓｓｂｏｏｋ Ｐｒｉｎｔｅ
ｒ） １５１ カラーディスプレイ １５３ スピーカ １５４ 顧客センサ １５５ 呼出ボタン １６１ ＩＤカードシステム １６２ 液晶ディスプレイ １６３ キーボード １８１ 受話器
ａｎｄ Ｃａｒｄ ｒｅａｄｅｒ ｗｒｉｔｅｒ）） １３ ＢＲＵ（Ｂｉｌｌ Ｒｅｃｙｃｌｅ Ｕｎｉ
ｔ） １４ ＣＲＵ（Ｃｏｉｎ Ｒｅｃｙｃｌｅ Ｕｎｉ
ｔ） １５ ＵＯＰ（顧客操作部） １６ ＭＯＰ（管理操作部） １７ 電源部 １８ ＶＩＵ（弱視者音声受渡受話器） ２０ センタコントロール ３０ 遠隔監視装置 １１１ ＣＰＵ １１２ 主メモリ １１３ 補助記憶部 １２１ ＣＩＰ（Ｃａｒｄ ｒｅａｄｅｒ／ｗｒｉｔ
ｅｒ Ｉｍａｇｅ ｒｅａｄｅｒ Ｐｒｉｎｔｅｒ） １２２ ＰＰＲ（Ｐａｓｓｂｏｏｋ Ｐｒｉｎｔｅ
ｒ） １５１ カラーディスプレイ １５３ スピーカ １５４ 顧客センサ １５５ 呼出ボタン １６１ ＩＤカードシステム １６２ 液晶ディスプレイ １６３ キーボード １８１ 受話器
Claims (8)
- 【請求項１】 顧客の操作に応じて取引きを行なう自動
取引装置において、 顧客が前面に位置するか否かを検出する顧客センサと、 顧客にメッセージを伝えるインタフェース部と、 前記顧客センサにより顧客が前面から退避したことが検
出された第１のタイミングから前面に再び顧客が位置す
る第２のタイミングまでの顧客不在時間を計測する計時
部と、 前記計時部により計測された顧客不在時間が所定時間以
内であるか否かを判定する判定部とを備え、 前記インタフェース部が、前記判定部により前記顧客不
在時間が前記所定時間以内であると判定された場合に、
該顧客不在時間が該所定時間以内であったことに対応す
るメッセージを顧客に伝えるものであることを特徴とす
る自動取引装置。 - 【請求項２】 前記インタフェース部が、前記判定部に
より前記顧客不在時間が前記所定時間以内であると判定
されるか該顧客不在時間が該所定時間を超えると判定さ
れるかに応じて互いに異なるメッセージを顧客に伝える
ものであることを特徴とする請求項１記載の自動取引装
置。 - 【請求項３】 前記インタフェース部は、メッセージを
画面表示により顧客に伝えるものであることを特徴とす
る請求項１記載の自動取引装置。 - 【請求項４】 前記インタフェース部は、メッセージを
音声により顧客に伝えるものであることを特徴とする請
求項１記載の自動取引装置。 - 【請求項５】 前記顧客センサは、この自動取引装置本
体に備えられたものであることを特徴とする請求項１記
載の自動取引装置。 - 【請求項６】 前記タイマ部は、前記第１のタイミング
で計時を開始し、前記第２のタイミングで計時を停止す
るものであることを特徴とする請求項１記載の自動取引
装置。 - 【請求項７】 前記タイマ部は、前記第１のタイミング
で該第１のタイミングの時刻を記憶し、前記第２のタイ
ミングで、該第２のタイミングの時刻と記憶しておいた
前記第１のタイミングの時刻との差分を求めるものであ
ることを特徴とする請求項１記載の自動取引装置。 - 【請求項８】 この自動取引装置は、顧客との間で現金
の受渡しを行なうものであることを特徴とする請求項１
記載の自動取引装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11132418A JP2000322629A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 自動取引装置 |
| US09/413,894 US6581024B1 (en) | 1999-05-13 | 1999-10-07 | Consumer transaction facility |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11132418A JP2000322629A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 自動取引装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000322629A true JP2000322629A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=15080921
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11132418A Pending JP2000322629A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 自動取引装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6581024B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000322629A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006139482A (ja) * | 2004-11-11 | 2006-06-01 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置 |
| JP2012190168A (ja) * | 2011-03-09 | 2012-10-04 | Pfu Ltd | 情報処理装置、方法およびプログラム |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB0316003D0 (en) * | 2003-07-09 | 2003-08-13 | Ncr Int Inc | Self-service terminal |
| CN109515449A (zh) * | 2018-11-09 | 2019-03-26 | 百度在线网络技术（北京）有限公司 | 用于控制车辆与车载设备交互的方法和装置 |
Family Cites Families (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3845277A (en) * | 1972-09-01 | 1974-10-29 | Mosler Safe Co | Off-line cash dispenser and banking system |
| JPS5513461A (en) | 1978-07-14 | 1980-01-30 | Nippon Electric Co | Voice guided automatic dealing device |
| US4398257A (en) * | 1981-02-27 | 1983-08-09 | Ncr Corporation | Customer queue control method and system |
| US4700295A (en) * | 1985-04-18 | 1987-10-13 | Barry Katsof | System and method for forecasting bank traffic and scheduling work assignments for bank personnel |
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| JPH0363872A (ja) | 1989-08-02 | 1991-03-19 | Omron Corp | 自動取引機の待ち時間出力ファジィ制御装置 |
| JPH04316193A (ja) | 1991-04-15 | 1992-11-06 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置 |
| IL98294A0 (en) * | 1991-05-28 | 1992-06-21 | Taylor Inst Ind Management | Queue monitoring and control system |
| US5473143A (en) * | 1991-09-23 | 1995-12-05 | Atm Communications International, Inc. | ATM/POS based electronic mail system |
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| BR9406733A (pt) * | 1993-06-02 | 2000-04-25 | Verifone Inc | Sistema e processo para a reavaliação de indicações armazenadas em carões ic. |
| JPH08249398A (ja) | 1995-03-10 | 1996-09-27 | Hitachi Ltd | 自動取引装置の取引制御方法 |
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| GB9618110D0 (en) * | 1996-08-30 | 1996-10-09 | Ncr Int Inc | Improved self-service system |
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| US6230928B1 (en) * | 1998-11-25 | 2001-05-15 | Diebold, Incorporated | Automated merchant banking apparatus and method |
| US6223983B1 (en) * | 1999-02-19 | 2001-05-01 | National City Bank | Interactive point access financial and information system |
-
1999
- 1999-05-13 JP JP11132418A patent/JP2000322629A/ja active Pending
- 1999-10-07 US US09/413,894 patent/US6581024B1/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006139482A (ja) * | 2004-11-11 | 2006-06-01 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置 |
| JP4649959B2 (ja) * | 2004-11-11 | 2011-03-16 | 沖電気工業株式会社 | 自動取引装置 |
| JP2012190168A (ja) * | 2011-03-09 | 2012-10-04 | Pfu Ltd | 情報処理装置、方法およびプログラム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6581024B1 (en) | 2003-06-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051122 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051129 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060411 |