JPH11259729A - 現金運用管理システム、自動取引装置、自動取引装置の省力方法 - Google Patents

現金運用管理システム、自動取引装置、自動取引装置の省力方法

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JPH11259729A
JPH11259729A JP10063140A JP6314098A JPH11259729A JP H11259729 A JPH11259729 A JP H11259729A JP 10063140 A JP10063140 A JP 10063140A JP 6314098 A JP6314098 A JP 6314098A JP H11259729 A JPH11259729 A JP H11259729A
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JP
Japan
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customer
time
power saving
automatic transaction
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JP10063140A
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English (en)
Inventor
Etsushi Ota
悦史 太田
Takako Suzu
貴子 鈴
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動取引装置の省電力化と顧客へのサービス
向上とを両立する。 【解決手段】この現金運用管理システムの自動取引装置
1は、顧客を検知するカスタマーセンサ13と、このカ
スタマーセンサ13により顧客が検知されなくなってか
ら新たな顧客が検知されるまでの取引間隔T2を計時
し、省力モードになるまでの予め設定されたタイマー時
間T1と比較して、顧客が込み合う混雑時期と顧客が空
く閑散時期とを判定し、この判定した時期に応じてタイ
マー時間時間T1を再設定し、省力モードになるまでの
時間を可変制御する主制御部8とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば銀行などの
金融機関に用いられる現金運用管理システム、自動取引
装置、自動取引装置の省力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、銀行の各店舗などにおいては利用
者(顧客)が窓口以外で現金の預出金を行うことのでき
る自動取引装置が設置されているが、この自動取引装置
の画面の焼き付き防止や省電力化を図るために、通常、
省電力状態、つまり省力モードでの運用が行われてい
る。
【0003】従来の現金運用管理システムは、支店に複
数の設置され顧客が現金の入出金を行う自動取引装置
(以下ATMと称す)と、これらATMの在高(現金の
量)や稼働状態を監視する運用管理装置とをLANなど
の通信網を介して接続して構成されている。
【0004】この種の現金運用管理システムの各ATM
には、カスタマーセンサと呼ばれる顧客検出器が装着さ
れている。このカスタマーセンサは顧客が取引を行って
いるときはONとなり、そうでないときはOFFとな
る。
【0005】従来のATMでは、このカスタマーセンサ
がOFFとなっている時間をタイマで計時して、このタ
イマで計時した時間が予めATMに設定しておいた所定
の時間を経過した場合に、操作パネルなどの画面表示を
消し込むなどの省電力処理を実行している。この省電力
処理はATMの消費電力を節約すると共に表示画面が例
えばCRTなどの場合の画面焼き付きなどを防止するた
めの処理であり、以下、この処理を省力モードと称す。
この省力モードになるまでの時間は所定の時間であり、
プログラム上は、固定されている。
【0006】ところで、ATMを利用する顧客は、1年
を通して同じ割合でATMを利用するとは限らない。
【0007】例えば1日のうちでも、ある顧客の取引が
終了してから、次の顧客に操作されるまでに、設定時間
を遥かに越えるぐらいに時間が空いてしまう時間帯もあ
る。この場合、省力モードになるまでの設定時間が長け
れば長いほど電力が無駄になる。
【0008】一方、顧客がATMを利用する頻度が高い
ときに、顧客がたまたま一時的に途絶えてしまうと、A
TMが省力モードになり、このタイミングで顧客が現れ
て、取引を行おうとATMの操作パネルを見た場合、画
面が消えていて、顧客が「ATMが利用できないのでは
?」と誤認したり顧客に不安感を与える場合もある。こ
れで顧客が立ち去ってしまうと、せっかくの機能が無駄
になり、取引率の低下にも繋がる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の現金
運用管理システムでは、省力モードになるまでの時間が
一定であることから、顧客の利用時期と対応せず、本当
の意味での省電力化になっていないばかりか、省力モー
ドになるタイミングによっては、顧客が機械の故障と誤
認したりして顧客に不安感を与えるという問題があっ
た。
【0010】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、顧客の取引が無い場合には省力かを心
掛け、そうでない場合は顧客が安心して取引を行うこと
ができ、この結果、省電力化と顧客へのサービス向上と
を両立することのできる現金運用管理システム、自動取
引装置、自動取引装置の省力方法を提供することを目的
としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明の現金運用管理システム
は、顧客が現金の入出金を行う自動取引装置とこの自動
取引装置を監視する運用管理装置とを通信網を介して接
続してなる現金運用管理システムにおいて、前記自動取
引装置は、顧客を検知する顧客検知手段と、通常の動作
モードと省電力モードとの動作モードを有し、少なくと
も前記顧客検知手段により顧客が検知されている間は通
常の動作モードで動作し、予め設定された省電力モード
への切り替え時間に基づいて前記省電力モードで動作す
る取引実行手段と、前記顧客検知手段により顧客が検知
されなくなってから新たな顧客が検知されるまでの時間
を計時する計時手段と、前記計時手段により計時された
時間と予め設定された前記省電力モードへの切り替え時
間とを比較して、顧客が込み合う混雑時期と顧客が空く
閑散時期とを判断する判断手段と、前記判断手段により
判断されたいずれか一方の時期に応じて前記取引実行手
段の前記省電力モードへの切り替え時間を再設定する切
り替え時間変更手段とを具備したことを特徴としてい
る。
【0012】請求項1,3,6記載の発明では、顧客検
知手段により顧客が検知されなくなってから新たな顧客
が検知されるまでの時間を計時し、この計時された時間
と予め設定された省電力モードへの切り替え時間とを比
較して、顧客が込み合う混雑時期と顧客が空く閑散時期
とを判断し、この判断時期に応じて自動取引装置の省電
力モードへの切り替え時間を再設定するので、自動取引
装置を省電力化することができると共に、自動取引装置
を利用する顧客に対して不安感や不信感を与えることを
なくすることができる。
【0013】請求項2記載の発明の現金運用管理システ
ムは、顧客検知器を備え、通常の動作モードと省電力モ
ードとの動作モードを有し、少なくとも前記顧客検知手
段により顧客が検知されている間は通常の動作モードで
動作し、予め設定された省電力モードへの切り替え時間
に基づいて前記省電力モードで動作する自動取引装置と
この自動取引装置を監視する運用管理装置とを通信網を
介して接続してなる現金運用管理システムにおいて、前
記運用管理装置は、前記通信網を通じて前記自動取引装
置に対して前記省電力モードへの切り替え時間の変更を
指示する変更指示手段を具備したことを特徴としてい
る。
【0014】請求項2記載の発明では、運用管理装置か
ら通信網を通じて自動取引装置に対して省電力モードへ
の切り替え時間の変更を指示することにより、自動取引
装置単独でなく、複数の自動取引装置の動作モードを運
用管理装置が制御することができるので、システム全体
としての総合的な省電力化を図ることができる。
【0015】請求項3記載の発明の自動取引装置は、顧
客を検知する顧客検知手段と、通常の動作モードと省電
力モードとの動作モードを有し、少なくとも前記顧客検
知手段により顧客が検知されている間は通常の動作モー
ドで動作し、予め設定された省電力モードへの切り替え
時間に基づいて前記省電力モードで動作する取引実行手
段と、前記顧客検知手段により顧客が検知されなくなっ
てから新たな顧客が検知されるまでの時間を計時する計
時手段と、前記計時手段により計時された時間と予め設
定された前記省電力モードへの切り替え時間とを比較し
て、顧客が込み合う混雑時期と顧客が空く閑散時期とを
判断する判断手段と、前記判断手段により判断されたい
ずれか一方の時期に応じて前記取引実行手段の前記省電
力モードへの切り替え時間を再設定する切り替え時間変
更手段とを具備したことを特徴としている。
【0016】請求項4記載の発明の自動取引装置は、請
求項3記載の自動取引装置において、前記切り替え時間
変更手段は、前記判断手段により混雑時期と判断された
場合、前記取引実行手段の前記省電力モードへの切り替
え時間を長くする方向に再設定することを特徴としてい
る。
【0017】請求項4記載の発明では、判断手段により
混雑時期と判断された場合、切り替え時間変更手段が省
電力モードへの切り替え時間を長くする方向に再設定す
るので、次から省電力モードへの切り替え時間が長くな
り、案内画面が消し込まれるようなことがなくなり、顧
客に不安感や不信感を与えることを防止することができ
る。
【0018】請求項5記載の発明の自動取引装置は、請
求項3記載の自動取引装置において、前記切り替え時間
変更手段は、前記判断手段により閑散時期と判断された
場合、前記取引実行手段の前記省電力モードへの切り替
え時間を短くする方向に再設定することを特徴としてい
る。
【0019】請求項5記載の発明では、判断手段により
閑散時期と判断された場合、切り替え時間変更手段が省
電力モードへの切り替え時間を短くする方向に再設定す
るので、次から省電力モードへの切り替え時間が短くな
り、自動取引装置を省電力化することができる。
【0020】請求項6記載の発明の自動取引装置の省力
方法は、自動取引装置を利用する顧客を検出する工程
と、前記顧客が検知されている間は前記自動取引装置を
通常の動作モードで動作させ、予め設定された省電力モ
ードへの切り替え時間に基づいて前記自動取引装置を省
電力モードに切り替える工程と、前記顧客が検知されな
くなってから新たな顧客が検知されるまでの時間を計時
する工程と、前記計時された時間と前記省電力モードへ
の切り替え時間とを比較して、顧客が込み合う混雑時期
と顧客が空く閑散時期とを判断する工程と、前記判断さ
れたいずれか一方の時期に応じて前記自動取引装置の前
記省電力モードへの切り替え時間を再設定する工程とを
有することを特徴としている。
【0021】この結果、自動取引装置の省電力化と顧客
へのサービス向上とを両立することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る一つの
実施の形態の現金運用管理システムの構成の一例を示す
図である。図1に示すように、例えば銀行などの金融機
関の各支店には、利用者、例え顧客などが現金を入出金
する、例えばATM、キャッシュディスペンサ(CD)
などと呼ばれる自動取引装置1が設置されている。なお
ここではATMの場合について説明する。
【0023】これら自動取引装置1はハブ31(以下H
UB31と称す)、ローカル・エリア・ネットワーク3
2(以下LAN32と称す)を介して運用管理装置21
に接続されている。
【0024】上記各自動取引装置1は、図2に示すよう
に、利用者(顧客)が所持する通帳またはカードの口座
に対して取引および照会などを行なう本体1aの前面に
垂直部2aと水平部2bからなるL字形の接客操作盤部
2を備えている。
【0025】垂直部2aには、通帳挿入口3およびカー
ド挿入・レシート(伝票)発行口4が配設されている。
水平部2bには、紙幣の入出金口5および硬貨の入出金
口6がそれぞれ配設されている。またこの水平部2bに
は表示手段として、例えばカラー液晶ディスプレイやC
RTなどといったディスプレイ7が設けられている。デ
ィスプレイ7の表示画面上には、情報入力用のタッチパ
ネル(図示せず)が設けられており、ディスプレイ7に
表示された操作案内に従って、利用者側から種々の情報
を指によるタッチ操作で入力できるようになっている。
【0026】図3に示すように、また、この自動取引装
置1の本体1aは、上部ユニットおよび下部ユニットと
の各ユニット構成になっており、上部ユニットには、カ
ードリーダ・レシートプリンタユニット15、通帳プリ
ンタユニット16、紙幣入出金ユニット17、硬貨入出
金ユニット18、音声案内ユニット19、ディスプレイ
7、内部モニタ20などが設けられている。
【0027】また下部ユニットには、装置全体を制御す
る主制御部8、通信制御部9、RAM、ROMなどの記
憶部11、ハードディスク装置およびフロッピーディス
ク装置などの補助記憶装置12、カスタマーセンサ1
3、電源部14が設けられている。
【0028】主制御部8は上部および下部の各ユニット
の各構成と通信線や制御線などで接続されている。通信
制御部9はLAN32に接続され、この自動取引装置1
と運用管理装置21との通信を制御するものである。記
憶部11のROMには、主制御部8が実行する制御プロ
グラムが格納されている。
【0029】この制御プログラムは通常の動作モードと
省力モードとの動作モードを有し、少なくともカスタマ
ーセンサ13により顧客が検知されている間は通常の動
作モードでこの自動取引装置1を動作し、予め設定され
た省力モードへの切り替え時間に基づいて省力モードで
動作する取引実行機能を有している。省力モードとは、
接客操作盤部2のディスプレイ7の画面表示を消し込む
処理や、一部のユニットへの電源供給を停止するなどの
省電力状態(サスペンド状態)で自動取引装置1を動作
させる動作モードである。RAMはROMの制御プログ
ラムを展開して主制御部8が各種処理を実行するための
データ記憶領域(作業領域)である。補助記憶装置12
には、取引処理に関する各種情報が記憶される。
【0030】カスタマーセンサ13は上記本体1aの前
面に設けられ、本体1aの前方の所定範囲内に近付いた
物体、つまり顧客を検知するものである。このカスタマ
ーセンサ13は顧客を検知するとONし、顧客が検知さ
れなくなるとOFFし、このON・OFFの各状態が主
制御部8によって検出された後、LAN32を通じて運
用管理装置21に通知される。電源部14は主制御部8
の制御の基に上記各部に適した電源電圧を供給し装置全
体を動作させる。
【0031】カードリーダ・レシートプリンタユニット
15はカード挿入・レシート発行口4に挿入されるカー
ド、例えば磁気カードを受け入れて、その磁気情報を読
み取るとともに、取引内容に応じたレシートを発行し、
それをカード挿入・レシート発行口4から外へ送出す
る。
【0032】通帳プリンタユニット16は通帳挿入口3
に挿入される通帳を受け入れて、その通帳上の磁気情報
を読み取るとともに、取引データを通帳に印字により記
録し、印字済みの通帳を通帳挿入口3から外へ送出す
る。
【0033】紙幣入出金ユニット17および硬貨入出金
ユニット18はそれぞれの入出金口5、6に投入された
紙幣および硬貨を判別・計数して収納するとともに、必
要に応じて、予め収納された紙幣および硬貨を所定枚数
だけ取り出して、入出金口5、6から一括して払い出
す。また、取り忘れた紙幣の入金返却、取り忘れ回収、
装填および精査機能を備えている。
【0034】音声案内ユニット19は利用者に対する案
内情報を音声により出力する。内部モニタ20は装置の
運用に係わる係員用として設けられており、障害が発生
したとき、障害の内容や障害の発生に伴う係員への注意
事項などを表示する。
【0035】上記運用管理装置21は、例えば汎用のパ
ーソナルコンピュータなどであり、図4に示すように、
CPU40、ROM41、RAM42、磁気ディスク装
置43、出力部44、キーボード45、通信インターフ
ェイス46、外部印刷インターフェイス47などから構
成されいてる。ROM41には、CPU40が実行する
制御プログラムが格納されている。RAM42はROM
41の制御プログラムを展開してCPU40が各種処理
を実行するためのデータ記憶領域である。出力部44は
例えば上記制御プログラムにて作成される表示画面を表
示するモニタなどの表示装置やスピーカ、圧電ブザーな
どの警告発生部などである。
【0036】運用管理装置21の制御プログラムは、H
UB31、LAN32を通じて上記複数の自動取引装置
1の在高や稼働状態などを監視し、必要に応じて自身の
出力部44のモニタの画面表示やスピーカなどによる警
告音の発生によって係員に処理内容を知らせる機能など
を有している。なお、ここでは本発明に関係のある機器
のみを示し、他の機器についてはその説明は省略する。
【0037】続いて、図5〜図8を参照してこの現金運
用管理システムの動作例について説明する。
【0038】この現金運用管理システムでは、自動取引
装置1の電源部14の電源スイッチを係員がONして自
動取引装置1を起動すると、主制御部8が記憶部9のR
OMから制御プログラムのブートを開始して記憶部9の
RAMに展開し以下の処理を実行するようになる。制御
プログラムの機能としては、カスタマーセンサ13の監
視機能、第1〜第3のタイマー機能、モード切り替え判
定機能、通常の動作モードと省電力状態での動作モード
A(以下省力モードと称す)などがある。第1のタイマ
ー機能は省力モードへの切り替え時間としてタイマー値
T1をRAMに設定し、カスタマーセンサ13がOFF
してからタイマー値T1になるまでの時間を計時する機
能である。第2のタイマー機能は、取引間隔T2の計時
機能である。第3のタイマー機能は、取引時間T3,T
4などの計時機能である。
【0039】まず、図5を参照して第1の動作例につい
て説明する。
【0040】この場合、図5に示すように、例えば顧客
Aが自動取引装置1の操作パネルの前に立つと、カスタ
マーセンサ13がONする。これを主制御部8が検出す
ると、取引時間T3の計時を開始し、顧客Aが自動取引
装置1での取引を終了し、操作パネルの前から退くと、
カスタマーセンサ13がOFFして取引時間T3の計時
を終了する。
【0041】また、カスタマーセンサ13がOFFする
と、主制御部8は取引間隔T2の計時を開始し、次の顧
客Bが自動取引装置1の操作パネルの前に立つと、カス
タマーセンサ13がONするので、これを主制御部8が
検出すると、取引間隔T2の計時を終了する。
【0042】一方、記憶部9のRAMには、タイマー値
T1の初期値が設定されると共に、計時された上記カス
タマーセンサ13のOFF時間、取引間隔T2および取
引時間T3などが逐次記憶される。
【0043】主制御部8は、RAMに設定されたタイマ
ー値T1と、逐次記憶されるカスタマーセンサ13のO
FF時間とを比較して、OFF時間がタイマー値T1を
越えると、主制御部8は装置全体の動作モードを通常の
動作モードから省力モードに切り替える。省力モードの
場合、ディスプレイ7の表示画面の消し込み処理などが
行われる。
【0044】そして、次の顧客Bが自動取引装置1の操
作パネルの前に立ち、カスタマーセンサ13がONした
時点で、主制御部8は省力モードを解除して、元の通常
の動作モードに切り替える。ここまでの動作は従来から
の処理と同じである。
【0045】一方、この自動取引装置1の場合、カスタ
マーセンサ13のOFF時間以外に取引間隔T2や取引
時間T3なども計時し、これらのデータをRAMに記憶
している。
【0046】そこで、この自動取引装置1では、第1の
タイマ機能によってRAMに設定されたタイマー値T1
と第2のタイマ機能によって計時されている取引間隔T
2とを主制御部8が比較する。
【0047】そして、T2>T1、つまりタイマー値T
1に対して取引間隔T2が長い場合、主制御部8は顧客
の利用頻度が少ない閑散期と判断して、RAMに設定さ
れたタイマー値T1の値を小さくする。
【0048】逆に、T2≦T1、つまりタイマー値T1
に対して取引間隔T2が短い場合、主制御部8は顧客の
利用頻度が多い混雑期と判断して、RAMに設定された
タイマー値T1の値を大きくする。
【0049】このようにこの第1の動作例によれば、省
力モードへ切り替えるためのカスタマーセンサ13のO
FF時間以外に顧客Aと顧客Bとの取引間隔T2を計時
して、この取引間隔T2とタイマー値T1とを比較した
結果に応じて省力モードへ切り替えるタイマー値T1の
設定を可変するので、より細かな省力制御を行うことが
できる。
【0050】続いて、図6を参照して第2の動作例につ
いて説明する。
【0051】この第2の動作例は閑散期の場合にモード
切り替え時間を変更する例である。なお、RAMに設定
される初期設定としては、タイマー値T1が30sec 、
タイマー値T1の変更幅が5sec とする。
【0052】この場合、図6に示すように、顧客Aが自
動取引装置1に近付くと、カスタマーセンサ13が顧客
Aを検出して、主制御部8は第3の計時機能によって取
引時間T3の計時を開始する。
【0053】その後、顧客Aが自動取引装置1の取引を
終えて自動取引装置1から離れると、主制御部8は第3
の計時機能による取引時間T3の計時を終了すると共
に、第1の時計機能によるカスタマーセンサ13のOF
F時間の計時と第2の計時機能による取引間隔T2の計
時とを開始する。
【0054】そして、次の顧客Bが現れる前に、第1の
時計機能によるカスタマーセンサ13のOFF時間がR
AMに設定されているタイマー値T1、つまり30sec
になると、主制御部8は動作モードを省力モードに切り
替える。
【0055】それから、例えば20sec 後に、次の顧客
Bが自動取引装置1の前に現れると、カスタマーセンサ
13がONし、主制御部8は第2の計時機能による取引
間隔T2の計時を終了すると共に第3の計時機能による
取引時間T4の計時を開始する。 この時点で、主制御
部8はRAMに記憶された取引間隔T2とタイマー値T
1とを比較する。この場合、T2>T1であるため、主
制御部8は閑散期と判断して、第1の計時機能によりタ
イマー値T1を5秒減らして新たなタイマー値T1、つ
まり25sec をRAMに設定する。
【0056】その後、顧客Bが自動取引装置1の取引を
終えて自動取引装置1から離れると、主制御部8は第3
の計時機能による取引時間T4の計時を終了すると共
に、第1の時計機能によるカスタマーセンサ13のOF
F時間の計時と第2の計時機能による取引間隔T4の計
時とを開始する。
【0057】そして、次の顧客Cが現れる前に、第1の
時計機能によるカスタマーセンサ13のOFF時間がR
AMに設定されているタイマー値T1、つまり25sec
になると、主制御部8は動作モードを省力モードに切り
替える。
【0058】それから、例えば35sec 後に、次の顧客
Cが自動取引装置1の前に現れると、カスタマーセンサ
13がONし、主制御部8は第2の計時機能による取引
間隔T4の計時を終了すると共に第3の計時機能による
次の取引時間の計時を開始する。 この時点で、主制御
部8はRAMに記憶された取引間隔T2とタイマー値T
1とを比較する。この場合、上記同様にT2>T1であ
るため、主制御部8は閑散期と判断して、第1の計時機
能によりタイマー値T1をさらに5秒減らして新たなタ
イマー値T1、つまり20sec をRAMに設定する。
【0059】このようにこの第2の動作例によれば、カ
スタマーセンサ13がOFFしてからの時間を第1およ
び第2の計時機能が計時する中で、カスタマーセンサ1
3がONする前にカスタマーセンサ13のOFF時間が
タイマー値T1になると、主制御部8は動作モードを省
力モードにするが、ここで、第2の計時機能により計時
された取引間隔T2とタイマー値T1とを比較して取引
間隔T2が長い場合、主制御部8は顧客の利用頻度が比
較的少ない閑散期と判断して現在RAMに設定されてい
るタイマー値T1を減らして新たなタイマー値T1を再
設定するので、閑散期には動作モードが省力モードにな
る時間が早まり、自動取引装置1を省力化することがで
きる。
【0060】最後に、図7を参照して第3の動作例につ
いて説明する。
【0061】この第3の動作例は混雑期の場合にモード
切り替え時間を変更する例である。なお、RAMに設定
される初期設定としては、タイマー値T1が30sec 、
タイマー値T1の変更幅が5sec とする。
【0062】この場合、図7に示すように、顧客Aが自
動取引装置1に近付くと、カスタマーセンサ13が顧客
Aを検出して、主制御部8は第3の計時機能によって取
引時間T3の計時を開始する。
【0063】その後、顧客Aが自動取引装置1の取引を
終えて自動取引装置1から離れると、主制御部8は第3
の計時機能による取引時間T3の計時を終了すると共
に、第1の時計機能によるカスタマーセンサ13のOF
F時間の計時と第2の計時機能による取引間隔T2の計
時とを開始する。
【0064】そして、カスタマーセンサ13のOFF時
間が第1の時計機能により計時されて、RAMに設定さ
れているタイマー値T1、つまり30sec になる前、例
えば10sec 後などに、次の顧客Bが現れると、カスタ
マーセンサ13がONして、第2の計時機能による取引
間隔T2の計時を終了すると共に、第3の計時機能によ
る取引時間T4の計時を開始する。
【0065】この時点で、主制御部8はRAMに記憶さ
れた取引間隔T2とタイマー値T1とを比較する。この
場合、T2<T1であるため、主制御部8は混雑期と判
断して、第1の計時機能によりタイマー値T1を5秒増
やして新たなタイマー値T1、つまり35sec をRAM
に設定する。
【0066】その後、顧客Bが自動取引装置1の取引を
終えて自動取引装置1から離れると、主制御部8は第3
の計時機能による取引時間T4の計時を終了すると共
に、第1の時計機能によるカスタマーセンサ13のOF
F時間の計時と第2の計時機能による取引間隔T4の計
時とを開始する。
【0067】それから、例えば15sec 後などに、次の
顧客Cが現れると、カスタマーセンサ13がONして、
第2の計時機能による取引間隔T4の計時を終了すると
共に、第3の計時機能により次の取引時間の計時が開始
される。
【0068】この時点で、主制御部8はRAMに記憶さ
れた取引間隔T2とタイマー値T1とを比較する。この
場合、T2<T1であるため、主制御部8はまだ混雑期
が続いていると判断して、第1の計時機能によりタイマ
ー値T1を5秒増やして新たなタイマー値T1、つまり
40sec をRAMに設定する。
【0069】このようにこの第3の動作例によれば、カ
スタマーセンサ13がOFFしてからの時間を第1およ
び第2の計時機能が計時する中で、RAMに設定したタ
イマー値T1になる前に新たな顧客がカスタマーセンサ
13によって検知されると、主制御部8は第2の計時機
能により計時された取引間隔T2とタイマー値T1とを
比較して取引間隔T2が短い場合、主制御部8は顧客の
利用頻度が比較的多い混雑期と判断して現在RAMに設
定されているタイマー値T1を増やして新たなタイマー
値T1を再設定するので、混雑期には動作モードが省力
モードになる時間が遅くなり、常に表示画面に案内が表
示された状態が続くので顧客に不信感や不安感を与える
ことがなくなる。
【0070】ところで、上記第2および第3の動作例で
は、タイマー値T1を減少および増加させて再設定する
だけであるため、極端な場合、タイマー値T1が「0」
または「無限大」になる可能性がある。例えばタイマー
値T1が「0」になると、ある顧客が取引を終えたのと
同時に表示されている画面が消えてしまう。こうなった
場合、その顧客に「取引が正常に終了していないのでは
?」というような不安感や不信感を与えることになる。
また、この逆にタイマー値T1が「無限大」に設定され
ると、省力モードにならなくなる。
【0071】そこで、主制御部8が実行する制御プログ
ラムには、タイマー値T1の限度を設定している。タイ
マー値T1の下限値としては、例えば5sec などが設定
されており、上限値としては120sec などが設定され
ている。
【0072】また、上記第3の動作例では、混雑期に省
力モードになるまでの時間T1を1回の取引で判断し変
更したが、複数回の計測値をRAMに記憶しておき、こ
のRAMの内容を平均したり予測計算したりするなどの
演算を行って判断しても良い。 続いて、図8,図9を
参照して他の実施例について説明する。この実施例はこ
の現金運用管理システムにおいて上記処理を運用管理装
置21に実行させる場合の例である。
【0073】例えば、図1の構成において、支店の営業
時間帯により動作モードの切り替え時間を変更する場合
について説明する。
【0074】この現金運用管理システムにおいて、運用
管理装置21は、通常、LAN32を通じて複数の自動
取引装置1から各種情報を受け取り、内部のCPU40
が必要に応じて通信インターフェース46を通じて制御
コマンドの通信を行っている。 銀行などの各支店で
は、営業時間帯によって自動取引装置1の利用状況が大
きく異なる。
【0075】このため、運用管理装置21は、支店にお
ける各自動取引装置1の利用状況を把握し、一日のうち
で、特定の時間帯に入った際には、個々の自動取引装置
1に対して省力モードまでのタイマー値の変更指示をコ
マンドでLAN32に送出する。各自動取引装置1で
は、通信制御部9がLAN32からコマンドを受け取る
と、主制御部8がタイマー値T1の変更を行う。
【0076】この場合、運用管理装置21の出力部44
のモニタには、例えば図8に示すようなタイマー値変更
画面90が表示される。
【0077】このタイマー値変更画面90には、営業時
間に対して複数の自動取引装置1の号機番号、例えば1
号機、2号機…などが並べられ、それぞれについてのタ
イマー値T1が1時間単位で表示されている。またこの
タイマー値変更画面90には、戻るキー91と終了キー
92の他、3つの変更ボタン93,94,95が用意さ
れている。
【0078】このタイマー値変更画面90では、3つの
用意された変更ボタン93,94,95のうち、変更ボ
タン93により各自動取引装置1に対して営業時間を1
時間単位に区分して各号機ごとに10秒毎に細かなタイ
マー値T1の設定変更を行うことができる。また、変更
ボタン94によりタイマー値T1の時間を一括して変更
することができる。さらに、変更ボタン95により自動
取引装置1単位にタイマー値T1を一括して変更するこ
とができる。
【0079】このときのタイマー値T1の設定変更の動
作の一例を図9に例示して説明する。 図9に示すよう
に、1日のうちで顧客が比較的込み合う開店時、つまり
営業時間が午前9時(9:00)のときに運用管理装置
21から各自動取引装置1へタイマー値変更指示(20
sec )のコマンドを送る。このコマンドを各自動取引装
置1は受信すると、タイマー値T1を20sec に変更す
る。
【0080】また、顧客が比較的空いてくる時間帯、つ
まり営業時間が午前11時(11:00)のときに運用
管理装置21から各自動取引装置1へタイマー値変更指
示(40sec )のコマンドを送る。このコマンドを各自
動取引装置1は受信すると、タイマー値T1を40sec
に変更する。
【0081】そして、顧客が比較的込み合う閉店間際の
時、つまり営業時間が午後3時(15:00)のときに
運用管理装置21から各自動取引装置1へタイマー値変
更指示(30sec )のコマンドを送る。このコマンドを
各自動取引装置1は受信すると、タイマー値T1を30
sec に変更する。
【0082】但し、変更したタイマー値T1はカスタマ
ーセンサ13が次にOFFの状態になった時点から有効
とされる。
【0083】このようにこの実施例によれば、自動取引
装置1単独でなく、複数の自動取引装置1の動作モード
(省力モードと通常の動作モード)をLAN32を介し
て運用管理装置21が制御することができるので、シス
テム全体としての総合的な省電力化を図ることができ
る。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、顧
客検知手段により顧客が検知されなくなってから新たな
顧客が検知されるまでの時間を計時し、この計時された
時間と予め設定された省電力モードへの切り替え時間と
を比較して、顧客が込み合う混雑時期と顧客が空く閑散
時期とを判断し、この判断時期に応じて自動取引装置の
省電力モードへの切り替え時間を再設定するので、自動
取引装置を省電力化することができると共に、自動取引
装置を利用する顧客に対して不安感や不信感を与えるこ
とをなくすることができる。
【0085】この結果、自動取引装置の省電力化と顧客
へのサービス向上とを両立することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施形態の現金運用管理システ
ムの構成を示す図である。
【図2】この現金運用管理システムの自動取引装置の外
観構成を示す図である。
【図3】この現金運用管理システムの自動取引装置の内
部構成を示す図である。
【図4】この現金運用管理システムの運用管理装置の内
部構成を示す図である。
【図5】この現金運用管理システムの第1の動作例を示
す図である。
【図6】この現金運用管理システムの第2の動作例を示
す図である。
【図7】この現金運用管理システムの第3の動作例を示
す図である。
【図8】この現金運用管理システムにおいて、運用管理
装置のタイマー値変更画面を示す図である。
【図9】支店の営業時間帯毎にタイマー値の設定変更を
行う場合を説明するための図である。
【符号の説明】
1…自動取引装置、8…主制御部、11…記憶部、12
…補助記憶装置、13…カスタマーセンサ、14…電源
部、15…カードリーダ・レシートプリンタユニット、
16…通帳プリンタユニット、17…紙幣入出金ユニッ
ト、18…硬貨入出金ユニット、19…音声案内ユニッ
ト、20…内部モニタ、21…運用管理装置、31…H
UB、32…LAN、40…CPU、41…ROM、4
2…RAM、43…磁気ディスク装置、44…出力部、
45…キーボード、46…通信インターフェース、47
…プリンタインターフェース。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客が現金の入出金を行う自動取引装置
    とこの自動取引装置を監視する運用管理装置とを通信網
    を介して接続してなる現金運用管理システムにおいて、 前記自動取引装置は、 顧客を検知する顧客検知手段と、 通常の動作モードと省電力モードとの動作モードを有
    し、少なくとも前記顧客検知手段により顧客が検知され
    ている間は通常の動作モードで動作し、予め設定された
    省電力モードへの切り替え時間に基づいて前記省電力モ
    ードで動作する取引実行手段と、 前記顧客検知手段により顧客が検知されなくなってから
    新たな顧客が検知されるまでの時間を計時する計時手段
    と、 前記計時手段により計時された時間と予め設定された前
    記省電力モードへの切り替え時間とを比較して、顧客が
    込み合う混雑時期と顧客が空く閑散時期とを判断する判
    断手段と、 前記判断手段により判断されたいずれか一方の時期に応
    じて前記取引実行手段の前記省電力モードへの切り替え
    時間を再設定する切り替え時間変更手段とを具備したこ
    とを特徴とする現金運用管理システム。
  2. 【請求項2】 顧客検知器を備え、通常の動作モードと
    省電力モードとの動作モードを有し、少なくとも前記顧
    客検知手段により顧客が検知されている間は通常の動作
    モードで動作し、予め設定された省電力モードへの切り
    替え時間に基づいて前記省電力モードで動作する自動取
    引装置とこの自動取引装置を監視する運用管理装置とを
    通信網を介して接続してなる現金運用管理システムにお
    いて、 前記運用管理装置は、 前記通信網を通じて前記自動取引装置に対して前記省電
    力モードへの切り替え時間の変更を指示する変更指示手
    段を具備したことを特徴とする現金運用管理システム。
  3. 【請求項3】 顧客を検知する顧客検知手段と、 通常の動作モードと省電力モードとの動作モードを有
    し、少なくとも前記顧客検知手段により顧客が検知され
    ている間は通常の動作モードで動作し、予め設定された
    省電力モードへの切り替え時間に基づいて前記省電力モ
    ードで動作する取引実行手段と、 前記顧客検知手段により顧客が検知されなくなってから
    新たな顧客が検知されるまでの時間を計時する計時手段
    と、 前記計時手段により計時された時間と予め設定された前
    記省電力モードへの切り替え時間とを比較して、顧客が
    込み合う混雑時期と顧客が空く閑散時期とを判断する判
    断手段と、 前記判断手段により判断されたいずれか一方の時期に応
    じて前記取引実行手段の前記省電力モードへの切り替え
    時間を再設定する切り替え時間変更手段とを具備したこ
    とを特徴とする自動取引装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の自動取引装置において、 前記切り替え時間変更手段は、 前記判断手段により混雑時期と判断された場合、前記取
    引実行手段の前記省電力モードへの切り替え時間を長く
    する方向に再設定することを特徴とする自動取引装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の自動取引装置において、 前記切り替え時間変更手段は、 前記判断手段により閑散時期と判断された場合、前記取
    引実行手段の前記省電力モードへの切り替え時間を短く
    する方向に再設定することを特徴とする自動取引装置。
  6. 【請求項6】 自動取引装置を利用する顧客を検出する
    工程と、 前記顧客が検知されている間は前記自動取引装置を通常
    の動作モードで動作させ、予め設定された省電力モード
    への切り替え時間に基づいて前記自動取引装置を省電力
    モードに切り替える工程と、 前記顧客が検知されなくなってから新たな顧客が検知さ
    れるまでの時間を計時する工程と、 前記計時された時間と前記省電力モードへの切り替え時
    間とを比較して、顧客が込み合う混雑時期と顧客が空く
    閑散時期とを判断する工程と、 前記判断されたいずれか一方の時期に応じて前記自動取
    引装置の前記省電力モードへの切り替え時間を再設定す
    る工程とを有することを特徴とする自動取引装置の省力
    方法。
JP10063140A 1998-03-13 1998-03-13 現金運用管理システム、自動取引装置、自動取引装置の省力方法 Abandoned JPH11259729A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009265723A (ja) * 2008-04-22 2009-11-12 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 現金自動取引装置
JP2012190168A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Pfu Ltd 情報処理装置、方法およびプログラム
JP2013084234A (ja) * 2011-09-27 2013-05-09 Oki Electric Ind Co Ltd 情報設定システム、管理サーバ及び管理プログラム、自動取引装置及び設定プログラム、並びに、保守管理装置及び保守管理プログラム

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