JP2000318817A - 野菜収穫機の搬送装置 - Google Patents

野菜収穫機の搬送装置

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JP2000318817A
JP2000318817A JP11128923A JP12892399A JP2000318817A JP 2000318817 A JP2000318817 A JP 2000318817A JP 11128923 A JP11128923 A JP 11128923A JP 12892399 A JP12892399 A JP 12892399A JP 2000318817 A JP2000318817 A JP 2000318817A
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tube
vegetables
frame
harvesting machine
transport
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Yukihiro Fukuda
幸広 福田
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Yanmar Agribusiness Co Ltd
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Seirei Industry Co Ltd
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  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来野菜収穫供給の搬送ベルトをスポンジゴ
ムとしていると、耐久性が劣た、土が付着し易く、傷付
き易かった。 【解決手段】 左右一対の無端帯を前後方向に配置し
て、互いに逆方向に回転させて、両無端帯の間を搬送面
とした野菜収穫機の搬送装置において、前記搬送ベルト
の外周にチューブ10を配置し、前記チューブ10を上
下に複数段配置し、前記チューブにバルブ15を設けて
チューブ内の圧力を変更可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はほうれん草や春菊や
ネギ等の軟弱野菜を収穫する野菜収穫機の搬送装置の構
成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ほうれん草や春菊等の軟弱葉
野菜を収穫する野菜収穫機は公知となっている。例え
ば、特開平9−262021号の技術である。上記技術
は、左右一対の走行駆動輪をそれぞれ左右の支持フレー
ムに支持し、該走行駆動輪を左右独立して駆動可能と
し、前記左右一側の支持フレームの前部にゲージ輪を配
置し、該左右の支持フレーム間を伸縮可能な支持ビーム
で支持し、該支持ビーム上に収穫部を左右スライド可能
に配置していた。前記収穫部は掘取装置によって野菜を
根から掘り上げ、搬送装置によって葉部を挟持して後方
へ搬送し、後部の収納容器に収納するようにしていた。
前記搬送装置は左右一対のベルトを前後方向に巻回し、
該ベルトはスポンジまたはゴムにより構成され、或いは
ベルト上にスポンジを貼設していた。また、搬送ベルト
の外周にゴム帯を貼設する技術も公知となっており、実
登3033522号や実登3034561号の技術であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記ベルトが
スポンジで構成されていると、水分を吸収し易いために
弾力性が低下し、また、スポンジは多数の気泡状の細孔
を有しているために、その孔内に土が詰まり易く、搬送
する葉部を傷めることがあり、清掃もし難いものであっ
た。また、劣化が激しく、耐久性が劣るために、水洗い
すると崩れてボロボロになり易く、交換回数も多くな
り、コストアップになるばかりか交換にかかる手間も多
くなっていたのである。また、ベルトがゴムにより構成
されていると、厚みを増加すると挟持部が硬く葉部を傷
め易く、薄くするとボリュームのある葉野菜を軟らかく
挟持しても挟持力が弱く引き抜き搬送することができな
かった。このような搬送装置で搬送して収穫すると、軟
弱野菜の葉部を傷めてしまうことになり、商品価値が極
端に低下してしまうので、耐久性が高く、ソフトに挟持
搬送できる搬送装置が望まれていたのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。即ち、請求項1においては、左右
一対の無端帯を前後方向に配置して、互いに逆方向に回
転させて、両無端帯の間を搬送面とした野菜収穫機の搬
送装置において、前記無端帯を弾性を有するチューブと
したものである。
【0005】また、請求項2においては、左右一対の搬
送ベルトを前後方向に配置して、互いに逆方向に回転さ
せて、両搬送ベルトの間を搬送面とした野菜収穫機の搬
送装置において、前記搬送ベルトの外周に また、請求
項3においては、前記チューブを上下に複数段配置し
た。また、請求項4においては、前記チューブにバルブ
を設け、該該バルブにてチューブ内の圧力を変更可能と
したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
の図面を用いて説明する。図1は本発明の野菜収穫機の
全体側面図、図2は同じく野菜収穫機の全体平面図、図
3は搬送装置の側面断面図、図4は搬送ベルトにチュー
ブを貼設した断面図、図5はチューブのみで無端帯を構
成した断面図、図6は搬送装置の取り込み部の平面図、
図7は野菜を挟持した状態のチューブの断面図である。
【0007】まず、本発明の野菜収穫機の全体構成を図
1、図2を用いて説明する。野菜収穫機1は、走行部2
と収穫部3と操作部6からなり、該走行部2上に収穫部
3を左右位置調整可能に配置して、野菜の条に合わせら
れるようにし、走行部2は走行輪11の位置を左右位置
調整可能として、畝幅に合わせられるようにしている。
前記走行部2は、左右の走行輪11・11を左右両側に
配置した伝動ケース17・17の下部に軸支し、該伝動
ケース17・17は側部フレーム16・16の下部に固
設している。この進行方向左側の側部フレーム16から
内方向にレールフレーム13・14が水平方向に平行に
突設され、右側の側部フレーム16からも内方向に摺動
フレーム18・19が前記レールフレーム13・14の
位置に合わせて突設され、該レールフレーム13・14
はパイプ状に構成されて摺動フレーム18・19をそれ
ぞれ挿入して摺動可能としている。
【0008】また、前記レールフレーム13・14の右
側部にピン孔が開口され、該ピン孔の位置に合わせて複
数個のピン孔が前記摺動フレーム18・19上に左右適
宜間隔を開けて開口され、摺動フレーム18・19を畝
幅に合わせて摺動させて、両ピン孔を一致させてピン若
しくはボルト等を挿入することで、レールフレーム13
・14と摺動フレーム18・19を固定して、走行輪1
1・11のトレッドを調整して固定することができるよ
うにしている。
【0009】また、後述するベースフレーム4の後部に
は、駆動モーター12と駆動ケース37が配設され、該
駆動ケース37の下部には走行駆動用の伝動軸21が左
右に摺動自在に嵌挿され、該伝動軸21は多角形状の筒
軸に形成され、該伝動軸21の左側を前記伝動ケース1
7内に挿入して左側の走行輪11に動力を伝達して駆動
できるようにすると共に、該伝動軸21の内部に多角形
状に構成した摺動伝動軸22を摺動自在、かつ、相対回
転不能に挿入し、該摺動伝動軸22の右側を右側の伝動
ケース17に挿入して、右側の走行輪11を駆動できる
ようにしている。なお、前記伝動軸21の左右の長さは
前記レールフレーム13・14と略同じ長さとし、摺動
伝動軸22の長さは摺動フレーム18・19の長さと略
同じとしている。
【0010】このようにして、左右の走行輪11の間隔
を調整したときに、前記レールフレーム13・14内を
摺動フレーム18・19が摺動すると同時に、伝動軸2
1内を摺動伝動軸22が摺動し、常時左右の走行輪11
・11に動力を伝達できるようにしている。
【0011】また、前記伝動ケース17・17下部より
前方にアーム63・63を突設し、該アーム63・63
前部にディバイダー64・64が固設され、該ディバイ
ダー64・64は前記走行輪11・11の前方に位置さ
れて、作業走行時に走行輪11・11に野菜や雑草等が
絡み付かないように分草している。
【0012】また、右側(摺動される側)の側部フレー
ム16前下部から前方に支持フレーム23が突設され、
該支持フレーム23前端部に、上下に回動自在に回動フ
レーム24の後端が枢支され、該回動フレーム24の前
端部にゲージ輪25が回転自在に軸支されている。一
方、前記支持フレーム23と回動フレーム24の間にネ
ジロッド28やハンドル29等よりなる高さ調節機構が
配置されている。従って、前記ハンドル29を回動する
ことによって、回動フレーム24が上下に回動され、ゲ
ージ輪25が昇降されて、前記ディバイダー64・64
の高さを調整できるようにしている。
【0013】また、前記支持フレーム23上にはバッテ
リー31・32が載置され、前記駆動モーター12や後
述する左右摺動モーター34や電動シリンダー47に電
力を供給して、搬送装置5や走行輪11等を駆動し、左
右位置調節できるようにしている。
【0014】前記レールフレーム13・14上にはベー
スフレーム4が左右摺動自在に貫通支持され、該ベース
フレーム4上に収穫部3及び操作部6を取り付けてい
る。前記ベースフレーム4には図示しないボスネジが固
設され、該ボスネジにネジ軸33が螺入され、該ネジ軸
33の一端が前記左側の側部フレーム16上に配置した
左右摺動モーター34と連結され、該左右摺動モーター
34を正回転若しくは逆回転駆動させることによって、
ベースフレーム4をレールフレーム13・14上で左右
に摺動可能としている。
【0015】そして、前記ベースフレーム4の左右側部
より後上方に、ハンドルフレーム56が突設され、該ハ
ンドルフレーム56は平面視でループ状に形成されてい
る。該ハンドルフレーム56の後側部に操向用のサイド
クラッチレバー57・57が配設され、ハンドルフレー
ム56後部に操作パネル58が配置されて、操作部6を
構成している。該操作パネル58には、メインスイッチ
や速度調整ダイヤル、左右スライド調整ダイヤル、変速
レバー等が配置され、さらにハンドルフレーム56右側
部に引き抜き高さを調整する昇降レバー55が配置され
ている。また、前記ハンドルフレーム56の内側には、
着脱自在にコンテナ60が配置され、収穫した野菜を収
容できるようにしている。
【0016】次に、収穫部3について説明する。前記ベ
ースフレーム4の側部にチェーンケース69とブラケッ
ト81が固設され、該チェーンケース69とブラケット
81の間に搬送駆動軸40を左右方向に軸支し、該搬送
駆動軸40によって収穫部3を回動自在に支持してい
る。該駆動軸40の一端はチェーンケース69内に挿入
して、チェーンやスプロケットを介して前記伝動軸21
と連動連結され、前記駆動モーター12からの動力を収
穫部3に伝えるようにしている。
【0017】前記搬送駆動軸40にはギアケース41が
回動自在に支持され、該ギアケース41より前下方に伝
動フレーム45が突設され、該伝動フレーム45の途中
部より上方にステー46を突設して後述する搬送装置5
の搬送フレーム44途中部を支持している。該伝動フレ
ーム45の途中部とベースフレーム4前部との間には、
アクチュエータとして電動シリンダー47が介装され、
該電動シリンダー47を駆動することによって、ベース
フレーム4に対する搬送装置5の傾斜角度を調整可能と
して、野菜の引き抜き高さも調節できるようにしてい
る。
【0018】更に、前記伝動フレーム45の前端にはギ
ヤケース75が固設され、該ギヤケース75の前部にク
ランク軸76が軸支され、伝動フレーム45内に配置し
た伝動軸を介してクランク軸76を駆動できるようにし
ている。一方、搬送フレーム44の前下部に前後揺動可
能にアーム70上部が枢支され、該アーム70の枢支位
置より後部位置により下方にブラケット74が突設さ
れ、ブラケット74下部に側面視L状の回動アーム72
の屈曲部が枢支されている。該回動アーム72の上端に
逆「へ」字状に構成した揺動アーム73の後部が枢支さ
れ、該揺動アーム73の中途部が前記アーム70下部に
枢支され、該揺動アーム73前部に平面視「コ」字状に
形成された掘り起こし用ブレード体71の両側が固設さ
れている。該掘り起こし用ブレード体71前部の閉塞面
は、水平状に形成されて、鍬部71aが形成されてい
る。前記回動アーム72他端は、前記クランク軸76上
に軸着した連動アーム77の先端に枢支されている。
【0019】よって、前記クランク軸76のクランク運
動が連動アーム77を介して回動アーム72に伝達さ
れ、さらに、揺動アーム73と掘り起こし用ブレード体
71とを揺動させて、畝中の葉菜を根元より掘り起こす
ように振動する構成としている。
【0020】また、前記搬送フレーム44前側部より前
方に、側面視三角形状の分草体67を突設し、該分草体
67下部には畝高さを検出する検出手段としての接地セ
ンサー8が配設され、畝の上面と分草体67下面との距
離(即ち、畝の高さ)を検出している。前記接地センサ
ー8はポテンショメーターまたはスイッチ等より構成さ
れ、該接地センサー8のセンシングアーム8aの下端部
を畝表面に当接させて、高さを検知する構成としてい
る。
【0021】次に、搬送装置5について説明する。搬送
装置5は左右一対の無端帯で構成した搬送ベルトを前後
方向に配置して、その対向面を搬送面とし、両搬送ベル
トを互いに逆方向に回動させて野菜を挟持して後上方へ
搬送するものであり、搬送ベルトを収納するベルトケー
スは平面視「く」字状に曲げて、操作部6の左側方へ搬
送するようにしている。また、搬送ベルトを上下二段配
置し、上搬送ベルト52は葉部を挟持してコンテナ60
まで搬送するようにし、下搬送ベルト53は根部近傍を
挟持して、屈曲部の途中まで搬送する構成としている。
66はコンテナ60側へ野菜を取り込み易いようにする
ガイド板である。
【0022】前記ギアケース41後部より後斜め上方に
支持フレーム51が突設され、該支持フレーム51上端
に搬送フレーム44の後部が固設され、該搬送フレーム
44の前端に左右それぞれ従動プーリー61・62を回
転自在に支持している。また、前記ギアケース41両側
より前斜め上方に筒状の伝動フレーム42・42が立設
され、該伝動フレーム42・42内には垂直伝動軸43
・43を軸支して、該垂直伝動軸43・43の途中部に
駆動プーリー48・48が固設され、該駆動プーリー4
8と前記従動プーリー61との間に前記下搬送ベルト5
3が巻回され、左右の下搬送ベルト53・53の間に葉
菜の根元側を挟持して後上方に搬送するようにしてい
る。
【0023】更に、前記垂直伝動軸43の上部にプーリ
ー49が固設され、上端に駆動スプロケット78が固設
され、該駆動スプロケット78は動力伝達ケース68内
に収納され、該動力伝達ケース68の駆動軸54が軸支
され、該駆動軸54上に従動スプロケット79が固設さ
れ、該従動スプロケット79と駆動スプロケット78と
の間にチェーン80を巻回して、動力を伝達できるよう
にしている。そして、前記従動軸54の下部に駆動プー
リー50が固設され、該駆動プーリー50と前記プーリ
ー49と従動プーリー62の間に上搬送ベルト52が巻
回されている。
【0024】このような搬送装置5の構成において、本
発明は図4〜図7に示すように、前記上搬送ベルト52
及び下搬送ベルト53の外周表面(搬送面)または搬送
ベルト自体をゴム等の弾性を有する材料で構成されたチ
ューブとするものである。即ち、図4の実施例は、平ベ
ルトまたはVベルト9の外周にチューブ10を貼設し、
該チューブ10には野菜の搬送に邪魔にならず、プーリ
ーと干渉しない位置にバルブ15を設けている。ただ
し、図5に示すように、プーリー48(61・62・4
9・50)の凹部48a内にバルブ15が突出するよう
に構成することもできる。前記チューブ10は天然ゴム
や合成ゴム等より構成され、野菜の葉部を傷めない程度
の柔軟性を有し、自転車のタイヤ内に収納されるチュー
ブの如く構成したものが使用され、該チューブ10の表
面には滑らないように適当な摩擦抵抗を有する凹凸を設
けている。そして、前記バルブ15からチューブ10内
に空気を入れたり、出したりできるものであり、自転車
用の空気入れ等で容易に空気を入れて加圧したり、空気
を抜いて減圧できるものである。但し、本実施例では搬
送ベルトは上搬送ベルト52と下搬送ベルト53の二段
構成しているが、三段以上に構成することも可能であ
り、また、一段に構成することもできる。
【0025】こうして前記チューブ10をプーリー間に
巻回すると、搬送装置5の前部に位置する従動プーリー
61・61(または62・62)に巻回されるチューブ
10・10は、図6に示すように、急角度で曲げられる
ことによって変形し、さそい口(チューブ10・10の
前端とその前部で接触するまでの間の空間))の面積A
は、従来のスポンジベルト等によって構成した搬送ベル
トのさそい口の面積Bよりも大きくなり(A>B)、野
菜を取り込む入口の面積が広くなり、多くの野菜を取り
込むことが可能となり、取り込み易くなるのである。
【0026】また、収穫作業時において、チューブ10
・10の間に野菜を挟持して搬送するとき、図7に示す
ように、外方向に向かう圧力(内部圧力)は搬送面にお
いて全て均一となるため、一部に集中した圧力が加わっ
て作物を傷つけることがないのである。
【0027】また、前記バルブ15において、空気を入
れたり、抜くことによって空気圧を変更し、野菜の種
類、収穫時期等で葉部の柔らかさに合わせて空気圧を調
整し、最も良い条件で挟持搬送できるようにすることが
できる。また、上下に複数段のチューブ10を配置して
搬送する場合において、葉部と根部の挟持部分で圧力を
調整することによっても最も適した挟持圧で挟持して、
野菜を傷めることなく搬送できるのである。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
次のような効果を奏するものである。即ち、請求項1記
載のように、左右一対の無端帯を前後方向に配置して、
互いに逆方向に回転させて、両無端帯の間を搬送面とし
た野菜収穫機の搬送装置において、前記無端帯をもに、
従来のスポンジベルトよりも耐久性が向上し、寿命が伸
びて交換する回数チューブとしたので、野菜を傷つけず
挟持して搬送できるととを減少することができたのであ
る。また、土や泥等が隙間に入り込むことがなく、搬送
時に野菜を傷めることがなく、メンテナンスもやり易く
なったのである。また、前端部分におけるプーリーの巻
回部分において、チューブとすることで変形してつぶれ
るようになり、さそい口部分の面積が大きくなり、野菜
を取り込み易くなったのである。
【0029】また、請求項2記載のように、左右一対の
搬送ベルトを前後方向に配置して、互いに逆方向に回転
させて、両搬送ベルトの間を搬送面とした野菜収穫機の
搬送装置において、前記搬送ベルトの外周に様に、野菜
を傷つけず搬送でき、耐久性も向上し、メンテナンスも
やり易くなりチューブを配置したので、請求項1と同、
取り込み入口の幅を広げることができると共に、搬送ベ
ルトにチューブを貼設するので、搬送ベルトにより伸び
量が小さくなり、搬送の確実性が増し、ズレ等も防止で
きるのである。
【0030】また、請求項3記載のように、前記チュー
ブを上下に複数段配置したので、挟持位置毎にその硬さ
に合うチューブを用いることで、確実に野菜を挟持し
て、搬送姿勢を崩すことなく正確に搬送することができ
る。
【0031】また、請求項4記載のように、前記チュー
ブにバルブを設け、該チューブ内の圧力を変更可能とし
たので、収穫する作物の種類や硬さや部位等に合わせて
圧力を変更することができ、最適な硬さで挟持して確実
に収穫して搬送することが可能となったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の野菜収穫機の全体側面図である。
【図2】同じく野菜収穫機の全体平面図である。
【図3】搬送装置の側面断面図である。
【図4】搬送ベルトにチューブを貼設した断面図であ
る。
【図5】チューブのみで無端帯を構成した断面図であ
る。
【図6】搬送装置の取り込み部の平面図である。
【図7】野菜を挟持した状態のチューブの断面図であ
る。
【符号の説明】
5 搬送装置 10 チューブ 15 バルブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の無端帯を前後方向に配置し
    て、互いに逆方向に回転させて、両無端帯の間を搬送面
    とした野菜収穫機の搬送装置において、前記無端帯を弾
    性を有するチューブとしたことを特徴とする野菜収穫機
    の搬送装置。
  2. 【請求項2】 左右一対の搬送ベルトを前後方向に配置
    して、互いに逆方向に回転させて、両搬送ベルトの間を
    搬送面とした野菜収穫機の搬送装置において、前記搬送
    ベルトの外周に弾性を有するチューブを配置したことを
    特徴とする野菜収穫機の搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記チューブを上下に複数段配置したこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の野菜収穫
    機の搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記チューブにバルブを設け、該バルブ
    にてチューブ内の圧力を変更可能としたことを特徴とす
    る請求項1または請求項2または請求項3記載の野菜収
    穫機の搬送装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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