JP3480623B2 - 結球野菜収穫機 - Google Patents

結球野菜収穫機

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JP3480623B2 JP16170095A JP16170095A JP3480623B2 JP 3480623 B2 JP3480623 B2 JP 3480623B2 JP 16170095 A JP16170095 A JP 16170095A JP 16170095 A JP16170095 A JP 16170095A JP 3480623 B2 JP3480623 B2 JP 3480623B2
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俊郎 和田
得雄 田村
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、結球野菜収穫機の搬送
装置の構成に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、図6に示すように、2本のス
クリューロールから成る、結球野菜収穫機の主搬送装置
14・14に結球野菜Kの根部を挟持して搬送し、後方
の側面搬送ベルトに受け継ぐ方法は公知となっており、
該主搬送装置14・14は結球野菜Kが、該スクリュー
から外れ落ちないように、その回転方向を該結球野菜K
を下方に引き込む方向にしていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来技術においては、主搬送装置14・14の回転方向
を結球野菜Kを引き込む方向に回転していたため、該主
搬送装置14・14の間に石等の異物をカミ込んだり、
外葉を巻き込んだりして、詰まり等の原因となるという
不具合があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。即ち、結球野菜を根から掘り取
り、搬送、回収しながら走行可能な結球野菜収穫機にお
いて、2本のスクリューロールから成る主搬送装置の下
部に、根部を挟扼して搬送する根部搬送装置を設け、該
根部搬送装置を後方になるほど該主搬送装置との間の距
離が大きくなるように配設し、該主搬送装置を結球野菜
を上方に押し上げる方向に回転させて搬送するよう構成
したものである。 【0005】 【作用】次に、作用を説明すると、根部搬送装置で根部
を挟扼し、根部搬送装置が後方になるほど、主搬送装置
との距離が大きくなるように配設し、主搬送装置が結球
野菜を押し上げる方向に回転する構成としたので、該主
搬送装置への石等の異物のカミ込みもなく、根部を挟持
した状態で結球野菜を持ち上げながら後方へ搬送でき
る。 【0006】 【実施例】次に、実施例を説明する。図1は、本発明の
結球野菜収穫機の側面図、図2は、搬送部の平面図、図
3は、ガイド板と根部搬送装置の平面図、図4は、主搬
送装置と根部搬送装置の側面図、図5は、本発明の結球
野菜収穫機による結球野菜の搬送状態を示す正面略図、
図6は、従来の結球野菜収穫機による結球野菜の搬送状
態を示す正面略図である。 【0007】まず、図1において、結球野菜収穫機でキ
ャベツKを収穫する場合の全体構成について説明する。
本実施例の結球野菜収穫機はクローラー式走行装置1上
に機体フレーム2を載置し、該機体フレーム2上に収納
部3を設け、機体フレーム2前部にキャベツKの掘取部
Aと搬送部Bを設けている。該搬送部Bの後部にはキャ
ベツKの選別を行い、良品を収納部3へ搬送する選別搬
送装置4を配置している。 【0008】前記搬送部Bの中央下部は機体フレーム2
に回動自在に支持され、該搬送部Bと機体フレーム2の
間には油圧シリンダー5が介装されて昇降回動可能とし
ている。そして、図2に示すように、左右平行に搬送フ
レーム9L・9Rが前後方向に配置され、該搬送フレー
ム9L・9Rに掘取部Aと上面押さえ搬送装置10と側
面搬送装置12と根部搬送装置13と主搬送装置14・
14を構成し、前記掘取部Aの掻込装置6はスターホイ
ールまたはタインを突出したものを互いに逆方向に回転
させてキャベツKをその間へ掻き込むようにしている。
主搬送装置14・14は前低後高に平行に配置されて、
互いに逆方向に回転されており、この主搬送装置14・
14の前搬送部14a・14aがキャベツKの茎を挟持
して後上方へ引き抜くように搬送して掘取部Aの一部を
形成している。 【0009】前記主搬送装置14・14は側面視「く」
字状に構成されて、前搬送部14aを掘取部Aに位置さ
せ、後搬送部14bを搬送部Bに位置させ、該主搬送装
置14・14は弾性体よりスクリュー型に構成して、受
け継ぎ部Cで折り曲げて構成している。そして、両側の
主搬送装置14・14を構成する羽根部と羽根部の間に
キャベツKの茎部を挟持して、そのスクリューの回転に
よって後方へ搬送するようにしている。また、前記受け
継ぎ部Cの上方には上面押さえ搬送装置10が配設さ
れ、該上面押さえ搬送装置10は前記搬送フレーム9前
部より立設した支持フレーム15の上部にリンク16と
駆動ケース17を平行に枢支して平行リンクを構成し、
該リンク16と駆動ケース17下部に上面搬送ベルト1
9を平行に昇降可能に配置して、キャベツKの大小に関
係なく搬送できるようにしている。 【0010】前記主搬送装置14・14の上方の上面押
さえ搬送装置10後部には、主搬送装置14と平行に、
側面搬送装置12が配設されている。該側面搬送装置1
2は、ゴム等の弾性材よりなる平ベルトが左右前後方向
に巻回されており、該主搬送装置14・14によってキ
ャベツKが搬送されてくると、該キャベツKの両側が平
ベルトによって挟持されて後上方へ搬送される。この
間、茎部は、該主搬送装置14・14に挟持されて搬送
される。 【0011】また、前記主搬送装置14・14の後搬送
部14b・14bの下方には、主搬送装置14・14と
平行に根部搬送装置13が配設され、図3、図5に示す
ように、根部搬送装置13は搬送チェーン20と挟扼杆
21からなり、搬送チェーン20は搬送フレーム9L前
部に回転自在にアイドラ22を配置し、後部に駆動スプ
ロケット23を設け、搬送チェーン20の搬送面が主搬
送装置14・14の中間位置となるようにガイド杆24
をアイドラ22と駆動スプロケット23の間に前後方向
に配置している。但し、搬送チェーン20はチェーンの
代わりにベルトを巻回してもよい。 【0012】そして、前記挟扼杆21は右側の搬送フレ
ーム9R上に前後方向に支持杆25を固設し、該支持杆
25は前端を「へ」字状に屈曲させて、キャベツKの根
部が中央側へ入り易いようにしている。該支持杆25よ
り中央側へ支持ロッド26・26・・・が左右摺動自在
に突出され、該支持ロッド26・26・・・の先端に挟
扼杆21が固定され、該支持ロッド26・26・・・に
はスプリング27・27・・・がそれぞれ外嵌されて、
挟扼杆21を搬送チェーン20側へ付勢して、キャベツ
Kの根部を挟持するようにしている。 【0013】次に、本発明の要部である搬送部Bについ
て説明する。図4に示すように、本実施例での、根部搬
送装置13は、主搬送装置14との間隔が前部Lより後
部L1のほうが広くなるように配設されており、キャベ
ツKを搬送するときに、根部を後方へ搬送するに従って
下方へ引き込むようにしている。そして、図2、図5に
示すように、主搬送装置14はキャベツKの茎を上方に
押し上げる方向に回転するよう構成している。なお、本
実施例の主搬送装置14の羽根は、この茎を上方に押し
上げる方向に回転すると該キャベツKの茎が後方へ搬送
されるように形成されている。 【0014】このように構成することにより、主搬送装
置14・14を回転させて搬送するときに、掘取部Aに
おいてはキャベツKを引き上げるように回転し、搬送部
Bまで搬送されると、キャベツKの根部が根部搬送装置
13によって挟持されて後方へ搬送される。そして、該
主搬送装置14・14の茎を上方に押し上げる方向の回
転でキャベツKが不安定な状態で搬送されることなく、
茎部に付着した土等はその回転で吐き出され、根部は根
部搬送装置13の後部が主搬送装置14・14より離れ
る方向に配置されているので、下方へ引っ張られながら
搬送されて、後部で仕上カッター29によって茎の根元
が切断されて、外葉も切除される。そして、選別搬送装
置4によって選別後に収納部3に収納される。 【0015】 【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
次のような効果を奏するものである。即ち、根部搬送装
置13を主搬送装置14の下部に、該主搬送装置14と
の距離を後方ほど広くなるように配設して、主搬送装置
14・14の回転方向をキャベツKを押し上げる方向に
回転するので、キャベツKの結球部が持ち上げられるの
に対して根部は下方に引き下げられて、安定した搬送が
行われ、従来、キャベツKを下方に引き込む方向に回転
していたために生じていた、石や土や外葉等が主搬送装
置14・14の間へのカミ込み、巻き込みを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の結球野菜収穫機の側面図である。 【図2】搬送部の平面図である。 【図3】ガイド板と根部搬送装置の平面図である。 【図4】主搬送装置と根部搬送装置の側面図である。 【図5】本発明の結球野菜収穫機による結球野菜の搬送
状態を示す正面略図である。 【図6】従来の結球野菜収穫機による結球野菜の搬送状
態を示す正面略図である。 【符号の説明】 A 掘取部 K 結球野菜(キャベツ) L・L1 間隔 13 根部搬送装置 14 主搬送装置 20 搬送チェーン 21 挟扼杆 27 スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 45/26

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 結球野菜を根から掘り取り、搬送、回収
    しながら走行可能な結球野菜収穫機において、2本のス
    クリューロールから成る主搬送装置の下部に、根部を挟
    扼して搬送する根部搬送装置を設け、該根部搬送装置を
    後方になるほど該主搬送装置との間の距離が大きくなる
    ように配設し、該主搬送装置を結球野菜を上方に押し上
    げる方向に回転させたことを特徴とする結球野菜収穫
    機。
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