JP2000317161A - ミシンの制御装置 - Google Patents

ミシンの制御装置

Info

Publication number
JP2000317161A
JP2000317161A JP11126311A JP12631199A JP2000317161A JP 2000317161 A JP2000317161 A JP 2000317161A JP 11126311 A JP11126311 A JP 11126311A JP 12631199 A JP12631199 A JP 12631199A JP 2000317161 A JP2000317161 A JP 2000317161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
sewing
knife
control data
sewing machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11126311A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4286964B2 (ja
Inventor
Tsugutoshi Kubota
次勇 窪田
Osamu Tachikawa
修 立川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP12631199A priority Critical patent/JP4286964B2/ja
Priority to KR1020000021818A priority patent/KR100643416B1/ko
Priority to CZ20001672A priority patent/CZ20001672A3/cs
Priority to TW089108614A priority patent/TW490525B/zh
Priority to DE10022238A priority patent/DE10022238B4/de
Publication of JP2000317161A publication Critical patent/JP2000317161A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4286964B2 publication Critical patent/JP4286964B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/04Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
    • D05B19/10Arrangements for selecting combinations of stitch or pattern data from memory ; Handling data in order to control stitch format, e.g. size, direction, mirror image
    • D05B19/105Physical layout of switches or displays; Switches co-operating with the display
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B3/00Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing
    • D05B3/06Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing for sewing buttonholes
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/04Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
    • D05B19/10Arrangements for selecting combinations of stitch or pattern data from memory ; Handling data in order to control stitch format, e.g. size, direction, mirror image
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/12Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by control of operation of machine

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鳩目穴かがり縫いを行なうミシンにおいて、
縫いのパターンのデータの設定と、先メスか後メスかの
設定とを容易にする。 【解決手段】 ミシンの制御装置8において、予めRA
M33に、制御データとして、かがり縫いのパターンを
示すデータが記憶されている。また、制御データには、
パターンのデータに加えて、かがり縫いより先に鳩目穴
を形成するか、後に鳩目穴を形成するかを示す先メス/
後メスのデータが記憶されている。そして、RAM33
には、互いに異なる複数の制御データが記憶されてい
る。これらの制御データから一つの制御データを選択す
ることにより、かがり縫いのパターンのデータと、先メ
ス/後メスのデータとが同時に設定される。従って、デ
ータの設定を容易にできる。また、制御データは、変更
が可能で、状況に応じてデータを最適化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メス機構等の穴開
け手段により被縫製物に穴(切り込み)の形成を行うと
共に、上記縫製物の上記穴の周縁部にかがり縫いを実行
するミシンの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、被縫製物である布に滴状の穴で
ある穴部とこれに連続する直線状の切込みとからなるボ
タン穴(以下鳩目穴という)を形成すると共に、布の鳩
目穴の周囲に対し、一連のかがり縫いを自動的に実行し
て縫い目を形成する鳩目穴かがりミシンが供されてい
る。該ミシンは、図示しないが、アーム部に駆動機構に
より上下動及び左右動させられる針棒と、ベッド部の針
棒の下側に備えられてこの針棒と同期駆動させられるル
ーパーと、ベッド部上に備えられ、かつ、被縫製物がセ
ットされるとともに、送り機構により移動させられる送
り台と、布を送り台に押え付ける押えとを有するもので
ある。
【0003】また、ベッド部には、鳩目穴の形状に対応
したメスと、該メスに対向して配置されたメス受部とを
備えるとともに、メスとメス受部との間に布を配置した
状態で、メスとメス受部とのうちの一方を他方に向かっ
て移動させることにより、布に鳩目穴を形成するメス機
構が備えられている。そして、上記ミシンにおいては、
マイコンからなる制御装置により上記各機構が制御さ
れ、送り台上に固定的にセットされた布に対しメス機構
により鳩目穴を形成し、針棒が布の鳩目穴の周囲に沿っ
て移動するように送り台(布)を移動させつつ、駆動機
構により針棒及びルーパーを駆動させてかがり縫いを実
行するようになっている。また、鳩目穴の鳩目部(滴状
の穴部の円弧状の部分)にかがり縫いを行なうときに
は、縫い目を放射状とするように、ルーパー及び針棒を
垂直な回転軸回りに回転させるようになっている。ま
た、これにより、鳩目穴の切り込みの左右に形成される
縫い目は、切込みの一方の側縁側と他方の側縁側とで左
右が逆転するようになっている。
【0004】そして、このような穴かがり縫いを行うに
あたっては、基本的に、まず、穴開け手段であるメス機
構により鳩目穴を形成し、この後、針棒及びルーパーと
これらを駆動する駆動手段とからなる縫い手段により縫
い目を形成するようになっている。このように先に鳩目
穴を開ければ、布の鳩目穴の周縁に沿って縫い目が形成
されることになる。そして、かがり縫いの前に鳩目穴を
あけることを先メスと称している。
【0005】しかし、布の種類によっては(例えば、ニ
ットなど)、先に鳩目穴を開けるとうまくかがり縫いが
できないものがあり、このような布においては、かがり
縫いを行なってから布に鳩目穴をあけるようになってい
る。この際には、鳩目穴を開ける際にかがり縫いの縫い
目の糸を切ってしまわないように、布の鳩目穴の周縁の
部分と、かがり縫いの縫い目の部分との間に間隔を開け
るように、かがり縫いを行なっている。このようにする
と、布の鳩目穴の周縁から縫い目が少し離れた状態とな
ってしまうが、ニット等の布においても鳩目穴かがり縫
いを行なうことができるようになる。そして、かがり縫
いの後に鳩目穴をあけることを後メスと称している。
【0006】従来、このような鳩目穴かがり縫いミシン
においては、鳩目穴の長さ等の形状や縫い目の数(針
数)等の縫い目のパターンを示すための各種設定を行な
うとともに、後メスにするか先メスにするかを設定する
ようになっていた。また、先メスの場合には、鳩目穴と
縫い目との距離を近くするように設定し、後メスの場合
には、鳩目穴と縫い目との距離を遠くするように設定し
ていた。
【0007】そして、近年のミシンにおいては、例え
ば、鳩目穴の長さ等の一連の縫い目のパターンを示す設
定が予め複数種類記憶されており、これらの中から一種
類の縫い目のパターンを選択することで、一度に複数の
設定ができるようになっていた。また、先メス及び後メ
スの設定については、先メス及び後メスを選択する選択
スイッチが設けられ、この選択スイッチを操作するだけ
で、先メス、後メスを選択できるようになっていた。ま
た、選択スイッチにより先メス及び後メスを決定した際
に、先メスの場合は、布の鳩目穴の周縁と縫い目との距
離を近づけるよにする設定を自動的に行い、後メスの場
合は、布の鳩目穴の周縁と縫い目との距離を遠ざけるよ
うにする設定を自動的に行なうようになっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のミシ
ンでは、予め、複数記憶された縫いパターンのデータか
ら一つのデータを選択する操作を行なうとともに、先メ
スと後メスとを選択する選択スイッチの操作を行なう必
要があり、操作が煩雑なものとなっていた。また、ミシ
ンの制御においても、単に縫いパターンのデータを選択
しただけでは、布の鳩目穴の周縁と縫い目との距離が決
まらないので、送り台による布の移動経路を確定するに
は、縫いパターンの選択と、後メス及び先メスの選択と
の両方のデータが入力される必要があり、処理を煩雑な
ものとしていた。
【0009】また、鳩目穴の直線部の周縁と縫い目との
距離は、選択スイッチにより先メスか後メスかを選択す
ることにより決められる二種類の距離をそれぞれ個別に
設定できるようになっていたが、鳩目部の周縁部と縫い
目との距離は、2種類のみであり個別に設定することは
できなかった。従って、布(被縫製物)や糸等の素材の
違いに対応して、布の鳩目穴の鳩目部の周縁と縫い目と
の距離を適切な距離に設定することができなかった。す
なわち、布や糸等の素材の変更に対応して、布の鳩目穴
の鳩目部の周縁と縫い目との距離を適切なものとしてい
ないので、最適な縫い形状を形成することができないと
いった問題があった。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、先メス、後メスの選択を含む縫いパターンの選択
を容易なものとすることができるとともに、縫いパター
ンに基づく制御の処理を簡便なものとすることができる
ミシンの制御装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
ミシンの制御装置(8)は、被縫製物(例えば、布1
5)に対してボタン穴等の穴(例えば、鳩目穴16)の
かがり縫いを行なう縫い手段(例えば、針6、針棒1
0、ルーパー部11a、ルーパー土台11等)と、上記
被縫製物に上記穴を開ける穴開け手段(例えば、可動メ
ス26等)とを備えたミシンの制御装置であって、上記
穴開け手段により被縫製物に穴開けを行なわせるに際
し、上記縫い手段によるかがり縫いより先に穴を開ける
のかもしくはかがり縫いより後に穴を開けるのかを示す
後先データ及び、かがり縫いの縫いパターンを示すパタ
ーンデータをそれぞれ含む複数種類の制御データを記憶
した記憶手段(例えば、RAM33)と、該記憶手段に
記憶された複数種類の制御データから一つの制御データ
を選択させるための選択手段(例えば、操作パネル7)
と、上記選択手段で選択された制御データに基づいて、
かがり縫いと穴開けのどちらを先に行なうかを決定し、
この決定に基づいて上記縫い手段による被縫製物へのか
がり縫いと上記穴開け手段による被縫製物への穴開けを
行なわせる制御手段(例えば、CPU32)とを備えた
ことを特徴とする。
【0012】上記構成によれば、複数種類の制御データ
から一つの制御データを選択することにより、制御デー
タに含まれる先メスか後メスかを示す後先データと、縫
いパターンを示すパターンデータとに基づいて、先メス
か、後メスかが決定されるとともに、縫い目のパターン
が決定されることになり、ミシンの操作を容易なものと
することができる。また、制御データに含まれる縫い目
のパターンを示すパターンデータは、同じ制御データに
含まれる後先データにより、先メスか後メスかが決まっ
ているので、被縫製物の穴の周縁とかがり縫いの縫い目
との距離を先メス用もしくは後メス用のどちかに決めて
しまうことができる。従って、制御データを選択しただ
けで、縫い目のパターンが決定されてしまうことにな
り、制御の処理を容易なものとすることができる。
【0013】さらに、被縫製物の穴の周縁とかがり縫い
の縫い目との距離以外のデータ(後先データを含む)が
同じ制御データ(例えば、後メスで、鳩目穴の形状が同
じもの)を複数記憶するものとし、これらの制御データ
において、被縫製物の穴の周縁とかがり縫いの縫い目と
の距離が異なるようにすれば、被縫製物や糸等の素材の
性状(厚みや太さ等のサイズや、柔らかさ等の特性)の
違いに対応して、被縫製物の穴の周縁とかがり縫いの縫
い目との距離を適切なものとすることも可能である。
【0014】本発明の請求項2記載のミシンの制御装置
は、請求項1記載のミシンの制御装置において、上記選
択手段で選択された制御データの内容を変更させるため
の変更手段(例えば、操作パネル7)を備え、上記制御
データには、上記穴開け手段に開けられる穴の縁と縫い
目との距離を示す距離データが含まれるとともに、該距
離データが上記変更手段により変更可能とされ、上記制
御手段は、上記変更手段により制御データが変更された
場合に、変更された制御データに基づいて上記縫い手段
と、上記穴開け手段とを制御することを特徴とする。
【0015】上記構成によれば、制御データの内容を変
更手段により変更可能となっており、特に、穴開け手段
に開けられる穴の縁と縫い目との距離を示す距離データ
を変更可能なので、制御データにおいて、被縫製物や糸
等の素材に対応して上記距離データが異なる設定となっ
ていなくとも、変更手段により上記距離データを変更す
ることで、被縫製物や糸等の素材の性状(厚みや太さ等
のサイズや、柔らかさ等の特性)の違いに対応して、被
縫製物の穴の周縁とかがり縫いの縫い目との距離を適切
なものとすることが可能である。
【0016】本発明の請求項3記載のミシンの制御装置
は、請求項1または2記載のミシンの制御装置におい
て、上記選択手段において選択された制御データの後先
データに基づいて、ミシンに設けられた表示手段(例え
ば、先メス後メス表示部44)に、穴開けがかがり縫い
の先に行なわれるのか後に行なわれるのかを示す表示を
行なわせる表示制御手段(例えば、CPU32)を備え
ていることを特徴とする。上記構成によれば、請求項1
または2記載のミシンの制御装置のように、制御データ
を選択することにより、後メスか先メスかが決定されて
しまい、後メスか先メスかを選択する選択スイッチがな
い場合に、作業者がミシンの外観を見ただけで、現在の
設定が後メスか先メスかを判断することができないが、
表示制御手段が選択されている制御データに基づいて、
ミシンの表示手段に現在の設定が先メスか後メスかを表
示するようになっているので、作業者がミシンの表示手
段を見るだけで、現在の設定が先メスか後メスかを判断
することができる。
【0017】すなわち、後メスか先メスかを選択する選
択スイッチがあれば、選択スイッチを見ることにより、
現在の設定が先メスか後メスかを判断することができる
が、本発明のミシンにおいては、制御データを選択する
だけで先メスか後メスかが決定されてしまうので、上記
選択スイッチを設ける必要がなく、現在の設定が先メス
か後メスかを判断することができないが、このようなミ
シンに現在の設定が後メスか先メスかを表示する表示手
段を設けることにより、現在の設定を容易に認識するこ
とができる。
【0018】また、このように表示手段に現在の設定が
先メスか後メスかを表示することにより、制御データの
選択時に、後メスと先メスとの設定を間違える選択ミス
の防止を計ることができるとともに、縫製作業中におい
て、後メスの設定で作業中か先メスの設定で作業中かを
勘違いするのを防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態の一
例のミシンの制御装置を図面を参照して説明する。図1
は、この一例のミシンの制御装置を備えた鳩目穴かがり
縫いミシンを示すものであり、図2は、この一例のミシ
ンの制御装置とミシンの各部との関係を示すブロック図
である。
【0020】図1及び図2に示すように、この一例の制
御装置が備えられたミシン1は、鳩目穴かがり縫いを行
なうミシンとしての基本構成を備えているものである。
そして、ミシン1は、略矩形箱状をなすベッド部2と、
該ベッド部2の後部に設けられた縦胴部3と、該縦胴部
から前方に延出して設けられたアーム部4とを備えたミ
シン本体5と、該ミシン本体5が載置されるミシンテー
ブルとを備えたものである。そして、ミシン1には、後
述する操作パネル7、制御装置8を備えるものである
が、これらをミシン本体5側に設けるものとしても、ミ
シンテーブル側に設けるものとしても良い。
【0021】そして、ミシンテーブルには、例えば、足
踏み式のスタートスイッチ9(図2に図示)などが設け
られている。前記アーム部4の先端部には、下方に延出
するように、下端部に縫い針6を備えた針棒10が上下
動及び左右への振れ移動が可能に設けられている。ま
た、前記ベッド部2には、この針棒10に対向してルー
パー(図示略と該ルーパーを補助するスプレッダーとを
有するルーパー部11aを上部に備えたルーパー土台1
1が設けられている。そして、ミシン本体5内には、そ
れら針棒10を上下動及び左右動させると共に、それと
同期してルーパー及びスプレッダーを駆動させるための
各駆動機構が次のようにして設けられている。
【0022】すなわち、ベッド部2内において、ルーパ
ー及びスプレッダーを駆動するための下軸(図示略)
に、主軸サーボモータ12が接続され、下軸が回転駆動
されるようになっている。なお、ルーパー及びスプレッ
ダーは、図示しないルーパー駆動機構、スプレッダ駆動
機構を介して下軸に接続されている。また、下軸はアー
ム部4内の上軸にタイミングベルトを備えた伝動機構を
介して接続され、下軸から伝動して上軸を駆動するよう
になっている。そして、上軸は、図示しない針棒上下駆
動機構及び針棒振り機構を介して針棒10に接続され、
針棒10を上下に駆動するとともに左右に振るようにな
っている。
【0023】また、針棒10及びルーパー土台11は、
Z軸パルスモータ14(図2に図示)とタイミングベル
トを備えた伝動手段とを有する回動機構に接続されてお
り、針棒10とルーパー土台11が同期して垂直な回転
軸回りを回転するようになっている。これは、図5に示
すように、後述する布15の鳩目穴16の鳩目部17
(鳩目穴16の滴状の穴16aの半円状の部分、すなわ
ち、滴状の穴16aの直線状の切込み16bの反対側の
周縁部)の周囲をかがり縫いする際に縫い目を放射状と
するための機構である。また、上述のように回動機構に
より回転させられる針棒10及びルーパー土台11は、
Z軸原点センサ24(図2に図示)により、原点位置に
あるか否かが検知されるようになっている。
【0024】そして、ベッド部2の上面部には布15が
セットされる送り台18(図1に断面で図示)が設けら
れていると共に、この送り台18の上面部分には布15
を押えるための一対の布押え19(上げた状態で図示)
が設けられている。この送り台18は、全体として下面
が開放した薄形の矩形箱状をなし、その上面には、前記
一対の布押え19間に位置して前後方向に長い開口部が
設けられている。そして、この送り台18は、ベッド部
2内に設けられたX軸パルスモータ20(図2に図示)
及びY軸パルスモータ21(図2に図示)などからなる
送り機構により、X方向(左右方向)及びY方向(前後
方向)に水平移動されるようになっている。また、上述
のように送り機構により移動させられる送り台18は、
X軸原点センサ22(図2に図示)及びY軸原点センサ
23(図2に図示)により、原点位置にあるか否かが検
知されるようになっている。
【0025】また、ミシン1には、布15に鳩目穴16
をあける穴開け手段であるメス機構が設けられている。
メス機構は、ベッド部2側に設けられたメス受台(図示
略)と、メス受台(図示略)の上方側に上下動自在に設
けられた可動メス26と、該可動メス26を上下動させ
るための布切りシリンダ27(図2に図示、エアシリン
ダ)を備えたメス駆動機構とを備えたものである。な
お、この例のメス機構においては、可動メス26が円弧
に沿って上下動するのではなく、直線状に上下動するよ
うになっている。また、布切りシリンダ27には、布切
りシリンダ27を作動させるためのシリンダ駆動電磁弁
28が接続されている。そして、メス機構は、メス受台
と可動メス26との間に布15をセットした状態で、可
動メス26をメス受台に向かって降ろすことで、布15
を押し切りするようになっている。
【0026】なお、ミシン1には、説明及び図示を省略
するが、布押え19を駆動するアクチュエータや、糸切
りや、該糸切りを駆動するアクチュエータ等や、これら
のアクチュエータ等の動作を検知するセンサ等が備えら
れている。また、上記ミシン1においては、送り台の移
動がX方向とY方向との移動からなるものとしたが、送
り台の移動を半径方向(r方向)と、角度によって決め
られる円弧方向(θ方向)とにしても良い。また、上述
したミシン1の構成において、針6を備えた針棒10
と、これを駆動する機構と、ルーパー及びスプレッダー
と、これをを支持及び駆動する機構と、送り台18と、
これを駆動する機構と、布押え19と、その他のこれら
に付随する機構とが、かがり縫いを行なうための縫い手
段となる。また、上記メス機構が鳩目穴16を開ける穴
開け手段となる。
【0027】次に、図2のブロック図を参照してミシン
の制御装置の構成と機能を説明する。まず、制御装置8
は、その基本構成として、予めミシンを制御するための
プログラムや、該プログラムで使用されるデータが記憶
されたROM31と、ROM31から読み出したデー
タ、操作パネル7から入力もしくは設定されたデータ、
プログラムに基づいて後述するCPU32により算出さ
れたデータ等が記憶されるRAM33と、プログラムに
基づく各種処理を行なう上記CPU32とを備えるもの
である。上記ROM31には、後述する縫いパターンの
設定から穴開け及びかがり縫いまでのCPU32での処
理をCPU32に行なわせるためのプログラムが記憶さ
れるている。上記RAM33には、図3の図表1に示さ
れる六つのデータからなる制御データが、図4の図表2
に示されるようにパターンNo.1からNo.9までの9種類
記憶されている。
【0028】なお、上記制御データは、鳩目穴かがり縫
いの基本的なパターンを示す図5を参照して説明する
と、矢印aで示される部分に対応する穴かがり長さ(鳩
目穴16の長さ)と、矢印bで示される部分に対応する
鳩目穴の直線部の針数と、矢印cで示される部分に対応
する鳩目部17の針数と、先メスか後メスかを示す後先
データと、矢印bで示される直線部における布15の鳩
目穴16の周縁からかがり縫いの位置までの距離を示す
直線部メススペースdと、矢印cで示される部分に対応
する鳩目部17における布15の鳩目穴16の周縁から
かがり縫いの位置までの距離を示す鳩目部メススペース
eとからなる。すなわち、これらの6項目のデータを一
組としたものが一つの制御データとなっている。なお、
上記直線部とは、鳩目穴の周縁のうちの滴状の穴の半円
状の部分を除く部分であり、この部分の周縁は、複数の
直線からほぼ形成されている(実際には、鳩目部17の
近傍が円弧となっている)。また、上記制御データのう
ちの後先データを除くデータはかがり縫いのパターンの
パラメータであり、かがり縫いのパターンを示すパター
ンデータである。そして、各データには、データ項目N
o.が付けられており、1が穴かがり長さ、2が直線部針
数、3が鳩目部針数、4が後先データ(先メス/後メ
ス)、5が直線部メススペース、6が鳩目部メススペー
スとなっている。そして、これらのデータの少なくとも
一部異なる制御データがRAM33に記憶されるととも
に、各制御データには、パターンNo.1〜パターンNo.9
までの番号が付けられている。
【0029】上記RAM33に記憶された制御データの
うちの後述するように選択された制御データが後述する
ように変更された場合に、変更された制御データを再度
記憶するようになっている。また、RAM33には、上
記制御データから後述するように算出された針落ち点の
座標等のデータからなる縫い目データが記憶されるよう
になっている。また、RAM33に、ROM31に記憶
されたプログラムデータを読み出して実行するものとし
ても良い。
【0030】CPU32は、鳩目穴16のかがり縫いに
際し、操作パネル7からの入力に基づき、RAM33に
記憶された制御データから一つの制御データを読み出
し、操作パネル7から制御データを変更するデータの入
力があった場合に、RAM33に記憶された制御データ
を書き換える処理を行なう。次に、RAM33に記憶さ
れた制御データから縫い目データの作成処理を行なう。
そして、CPU32にインターフェース35を介して接
続されたスタートスイッチ9から縫製の開始を指示する
信号が入力された場合に、針棒10、ルーパー、スプレ
ッダ等に上下、左右、回転等の駆動を行なわせる各種駆
動機構を制御してかがり縫いを行なわせる処理を行な
う。なお、上記処理において、CPU32は、詳細には
記載しないが、ミシンに備えられた各種センサによる各
種部材の動作の確認処理や、かがり縫いに付随する押え
の駆動や糸切りの駆動やその他の部材の駆動を制御する
処理を行なう。
【0031】そして、上述のような処理を行なう制御装
置8のCPU32は、図2に示すようにインターフェー
ス35を介して、操作パネル7に接続され、操作パネル
7から入力されるデータに基づき制御データの選択及び
変更を行なう。また、CPU32は、インターフェース
35を介して、主軸サーボモータ12を駆動するサーボ
モータドライブ回路36に接続され、主軸サーボモータ
12の回転を制御することにより、上軸や下軸を含む針
棒、ルーパー及びスプレッダの駆動機構を介して、針棒
10、ルーパー及びスプレッダの動作を制御する。
【0032】また、CPU32は、インターフェース3
5を介して、送り台18の送り機構に備えられるX軸パ
ルスモータ20及びY軸パルスモータ21をそれぞれ駆
動するパルスモータドライブ回路37,38に接続さ
れ、送り台18のX軸方向及びY軸方向の動作を制御す
る。また、CPU32は、インターフェース35を介し
て、鳩目部17において縫い目を放射状とするために針
棒10とルーパー土台11とを回転させるZ軸パルスモ
ータ14を駆動するパルスモータドライブ回路39に接
続され、針棒10とルーパー土台11の回転を制御す
る。また、CPU32は、インターフェース35を介し
て、送り台18の原点位置を検知するためのX軸原点セ
ンサ22及びY軸原点センサ23に接続され、送り台1
8が原点位置に戻っているか否かを示す信号を入力され
て、該信号に基づく制御を行なう。
【0033】また、CPU32は、インターフェース3
5を介して、針棒10及びルーパー土台11の回転角度
が原点位置となっているか否かを検知するZ軸原点セン
サ24に接続され、針棒10及びルーパー土台11の回
転角度が元に戻っているか否かを示す信号を入力され
て、該信号に基づく制御を行なう。また、CPU32
は、インターフェース35を介して、メス機構の可動メ
スを駆動させる布切りシリンダ27を駆動させるための
シリンダ駆動電磁弁28に接続され、メス機構による鳩
目穴16の形成を制御する。
【0034】次に、オペレータが制御データの選択及び
変更を行なうための操作パネル7について図6の操作パ
ネル7を示す図面を参照して説明する。操作パネル7に
は、複数ある制御データから一つの制御データを選択す
るための制御データ選択部41と、選択された制御デー
タの各項目のデータを変更するための制御データ変更部
42と、制御データが設定された際に、設定された制御
データに基づいて上述の縫い目データの算出を行なわせ
る場合、すなわち、縫製の準備となる作業をCPU32
に行なわせる場合に操作する準備スイッチ43と、一つ
の制御データが選択された際に、該制御データの後先デ
ータが先メスとなっているか後メスとなっているかを表
示する先メス後メス表示部44とが備えられている。
【0035】そして、制御データ選択部41は、現在選
択されている制御データを上述のパターンNo.で示す制
御データ表示部41aと、押される度に制御データ表示
部41aに表示されている制御データNo.に1を加算し
て選択される制御データを変更するパターンプラススイ
ッチ41bと、押される度に制御データ表示部に表示さ
れている制御データNo.に1を減算して選択される制御
データを変更するパターンマイナススイッチ41cとを
備えている。
【0036】また、制御データ変更部42は、制御デー
タ内にある複数のデータ項目のうちのどのデータ項目を
変更するかをデータ項目No.で示すデータ項目表示部4
2aと、押される度にデータ項目表示部42aに表示さ
れているデータ項目No.に1を加算して選択されるデー
タ項目を変更するデータ項目プラススイッチ42bと、
押される度にデータ項目表示部42aに表示されている
データ項目No.に1を減算して選択されるデータ項目を
変更するデータ項目マイナススイッチ42cとを備えて
いる。
【0037】さらに、制御データ変更部42は、制御デ
ータ表示部41aに表示されたパターンNo.の制御デー
タのうちのデータ項目表示部42aに表示されたデータ
項目No.に対応するデータ項目のデータを表示するデー
タ表示部42dと、押される度にデータ表示部42dに
表示されているデータの最も下の桁に1を加算してデー
タの値を変更するデータプラススイッチ42eと、押さ
れる度にデータ表示部42dに表示されているデータの
最も下の桁に1を減算してデータの値を変更するデータ
マイナススイッチ42fと、選択された制御データの変
更及び更新を指示するデータ設定スイッチ42gとを備
えている。
【0038】次に、図7のフローチャートを参照して、
制御データの設定から鳩目穴の切断及びかがり縫いまで
のCPU32における処理を説明する。まず、操作パネ
ル7のパターンプラススイッチ41b及びパターンマイ
ナススイッチ41cが押されることを示す信号が入力さ
れたか否かを判断し(ステップA1)、信号が入力され
た場合には、パターンプラススイッチ41b及びパター
ンマイナススイッチ41cの操作に対応してパターンN
o.を更新するとともに、制御データ表示部41aに更新
されたパターンNo.を表示する(ステップA2)。な
お、パターンNo.が更新される前とパターンNo.が更新さ
れなかった場合には、制御データ表示部41aには、前
回のかがり縫いにおいて選択されていたパターンNo.も
しくはデフォルトのパターンNo.が表示されている。ま
た、変更されたパターンNo.もしくは変更されなかった
パターンNo.はRAM33に記憶された状態となる。
【0039】次に、パターンプラススイッチ41b及び
パターンマイナススイッチ41cが押されない状態もし
くは上述のようにパターンNo.が更新された際に、デー
タ設定スイッチ42gが押されたか否かを判断し(ステ
ップA3)、データ設定スイッチ42gが押された場合
には、後述するデータ設定処理(データ変更処理)を行
なう(ステップA4)。すなわち、RAM33に記憶さ
れた複数の制御データから選択された一つの制御データ
に含まれる複数のデータ項目のうちの一つもしくは複数
のデータ項目のデータを変更する処理を行なう。次に、
データ設定スイッチ42gが押されない状態もしくはデ
ータ設定処理が終了した際に、準備スイッチ43が押さ
れたか否かが判断され(ステップA5)、準備スイッチ
43が押された場合には、次の処理に進み、押されなか
った場合には、ステップA1に戻る。
【0040】すなわち、準備スイッチ43が押されるま
では、パターンプラススイッチ41b及びパターンマイ
ナススイッチ41cを押して、パターンNo.の変更がい
つでも可能であるとともに、データ設定スイッチを押す
ことにより、パターンNo.で示される一つの制御データ
中の任意のデータ項目のデータの変更が可能である。そ
して、準備スイッチ43を押すことにより、予め記憶さ
れた複数の制御データから一つの制御データを選択する
処理と、選択された制御データ内のデータを変更する処
理とが終了することになる。
【0041】そして、上述のように準備スイッチ43が
押された場合には、制御データが確定され、確定された
制御データがRAM33に記憶された状態となる。
【0042】そして、確定された制御データに基づい
て、縫い目データが作成される(ステップA6)。この
際には、図8に示される鳩目穴16の実線で示される予
め登録されたメス形状に対して、直線部メススペース、
及び鳩目部メススペースのデータ設定値分だけオフセッ
トされた破線部で示される縫い目形状を算出する。な
お、図8において、O点はXY座標の原点位置であり、
A点は鳩目穴16の直線状の切込み16b部分の縫い目
の経路の始点であり、B点は上記切込み16b部分の縫
い目の終点、すなわち、鳩目穴16の周囲の縫い目にお
いて直線状の切込み16bと滴状の穴16aとの境とな
る点であり、C点は滴状の穴16aの外側の縫い目の円
弧状の部分と直線状の部分との境となる点であり、D点
及びE点は、上述の鳩目部17に対応する縫い目の始点
と終点を示すものである。なお、上記C点は、鳩目部1
7の外側の半円状の縫い目を含む円のB点を通る接線を
求め、該接線と上記円との交点を求めることにより求め
られる。また、E点からH点(縫い目の終点)の間のC
点に対応するF点も同様に求められる。従って、A点、
B点、G点、H点は、メス形状に対して直線部メススペ
ースだけオフセットされ、C点、D点、E点、F点は、
メス形状に対して鳩目部メススペースだけオフセットさ
れた点となる。さらに、B点からC点の間のメススペー
スは、B点とC点を結んだ直線状にある縫い目線によっ
て決定され、同様にF点からG点の間のメススペース
は、F点とG点とを結んだ直線上にある縫い目線によっ
て決定されることになる。
【0043】そして、破線部で示されるような縫い目の
経路に対して、最初にA点からD点までのY方向の移動
量が求められる。ここで、A点からD点までのY軸方向
の移動量に対して直線部針数により均等分割して各針落
ち点のY座標(原点OからのY軸方向の位置)を求め、
求められたY座標に対して、A点からB点及びB点から
C点までの破線で示される直線状の縫い目上のX座標
(原点OからX軸方向の位置)を算出する。また、上述
のように求められたY座標に対してC点からD点までの
破線で示される円弧状の縫い目上のX座標を算出する。
また、鳩目部17に対応する半円状の縫い目上のDから
Eにおいては、鳩目部針数により、半円状の縫い目を均
等に分割して、XY座標を算出する。
【0044】また、E点からF点までは、上述のA点か
らD点までの場合と同様(逆方向で)に、XY座標を求
める。また、針棒10及びルーパー土台11の各位置に
おける回転角度(Z回動量)は、A点からD点を0度と
し、E点からH点までを180度とし、鳩目部17に対
応するD点からE点においては、180度を鳩目部針数
により均等に分割した角度を回転角度とする。このよに
求められた各針落ち点のXY座標と、針棒10及びルー
パー土台11の回転角度により、各針落ち点のXY座標
と、Z回転角度の差分を算出することによって、各針落
ち点間のXY移動量及びZ回動量が求められ、これが、
図9に示すように、X移動量、Y移動量、Z回動量とし
て、データテーブルTにまとめられてRAM33に記憶
される。
【0045】次に、送り台18が原点位置に移動される
とともに、針棒10及びルーパー土台11が原点位置
(原点角度)に回転移動される(ステップA7)。そし
て、スタートスイッチ9がONにされるか否かを判断す
る(ステップA8)。すなわち、スタートスイッチ9が
押されるまで待機状態となる。そして、スタートスイッ
チ9が押された場合には、設定された制御データの後先
データが先メスになっているか否かが判定される(ステ
ップA9)。そして、後先データが先メスとなっている
場合には、メス機構を駆動させてかがり縫いの前に、鳩
目穴16を形成する(ステップA10)。
【0046】そして、後先データが後メスの場合もしく
は鳩目穴16の形成が終わった場合に、送り台18を縫
いはじめ位置に移動する(ステップA11)。そして、
針棒10、ルーパー、スプレッダ及び送り台18等を駆
動して鳩目穴かがり縫いの動作を行なう(ステップA1
2)。次に、かがり縫いが終了した後に、送り台18を
原点位置に戻すとともに、針棒10及びルーパー土台1
1の回転角度を原点位置に戻す(ステップA13)。
【0047】次に、設定された制御データの後先データ
が後メスになっているか否かが判定される(ステップA
14)。そして、後先データが後メスとなっている場合
には、メス機構を駆動させてかがり縫いの後に、鳩目穴
16を形成する(ステップA15)。そして、後先デー
タが先メスの場合もしくは鳩目穴16の形成が終わった
場合に、ステップA8に戻り、スタートスイッチ9が押
されるまで待機状態となり、スタートスイッチ9が押さ
れた場合には、上述の動作を繰り返して次の鳩目穴かが
り縫いが行なわれる。
【0048】次に、図10のフローチャートを参照し
て、上述のデータ設定処理を説明する。図7のフローチ
ャートのステップA3において、データ設定スイッチ4
2gが押された段階で、その際に制御データ表示部41
aに表示されているパターンNo.に対応する制御データ
がROM31からRAM33に読み出された状態となっ
ている。そして、データ設定処理においては、デフォル
トの値としてデータ項目No.が1とされ(ステップB
1)、このデータ項目No.がデータ項目表示部42aに
表示される。そして、データ項目No.1のデータが読み
出されて、データ表示部42dに表示される。
【0049】この状態で、データプラススイッチ42e
もしくはデータマイナススイッチ42fが操作されるか
否かが判定され(ステップB2)、操作された場合に
は、上記スイッチの操作に基づいてRAM33に記憶さ
れたデータが書き換えられる(ステップB3)。この際
には、データ表示部42dの表示も変更される。また、
データの書き換えにおいては、上述のように、データプ
ラススイッチ42eもしくはデータマイナススイッチ4
2fを押す度に、データの下一桁を1ずつ加算もしくは
減算することになる。また、先メス、後メスの変更にお
いては、例えば、先メスを1とし、後メスを2として、
1を加算するか減算することにより、1と2を切り替え
るものとする。次に、データプラススイッチ42eもし
くはデータマイナススイッチ42fが操作されない状態
か、データが書き換えらた際に、データ項目プラススイ
ッチ42bもしくはデータ項目マイナススイッチ42c
が操作されるか否かが判定され(ステップB4)、操作
された場合には、データ項目番号を更新する(ステップ
B5)。
【0050】そして、データ項目プラススイッチ42b
もしくはデータ項目マイナススイッチ42cが操作され
ない状態、もしくはデータ項目番号が変更された後に、
データ設定スイッチ42gが押されたか否かが判定され
(ステップB6)、データ設定スイッチ42gが押され
た場合には、データの更新を終了してデータを確定した
状態とし(ステップB7)、上述の処理のステップA5
の処理に進む。また、データ設定スイッチ42gが押さ
れない場合には、ステップB2に戻り、データ項目No.
が更新されていれば、更新されたデータ項目No.のデー
タの変更が可能な状態となり、データ項目No.が更新さ
れていなければ、前と同じデータ項目No.のデータが変
更可能な状態となる。
【0051】すなわち、データ設定処理においては、再
び、データ設定スイッチ42gが押されるまで、任意に
データ項目No.を変更して、任意のデータ項目No.のデー
タを変更することができる。以上のようなミシンの制御
装置によれば、予め、記憶された複数の制御データから
一つの制御データを選択するだけで、かがり縫いのパタ
ーンと、鳩目穴16の形成をかがり縫いの前にするか後
にするかが決定されることになる。従って、ミシンの操
作を容易なものとすることができるとともに、制御装置
における制御データの設定処理を容易なものとすること
ができる。
【0052】また、この例のミシンの制御装置によれ
ば、上述のようにそれぞれ個別に設定可能な直線部のメ
ススペースと鳩目部のメススペースデータを含めて、制
御データに含まれるデータを全て変更できるので、布や
糸等の素材の種類(材質の違いの他に厚み、太さ等の違
いも含まれる)に、対応してよりきめ細かな制御データ
の設定を行なうことも可能となっており、メススペース
等の設定を最適化することにより、より好ましい縫製形
状で鳩目穴かがり縫いを行なうことができる。
【0053】また、この例では、複数の制御データから
一つの制御データを選択することにより、後メスか先メ
スかを決めることができるので、先メスと後メスを切り
替える切り替えスイッチがなく、作業者が切り替えスイ
ッチの状態を見て、データ設定が先メスで行なわれてい
るのか、後メスで行なわれているのか、もしくは現在先
メスの状態でミシンが動作しているのか、後メスの状態
でミシンが動作しているのかを判断できない。しかし、
この例においては、先メス後メス表示部44があるの
で、これを見ることにより、現在の設定が後メスか先メ
スを判断することができる。
【0054】従って、複数種類の制御データから一種類
の制御データを選択することで、先メスか後メスかが決
められるものとなっていても、データ設定時に先メスと
後メスを間違えて設定したり、ミシンの動作中に先メス
と後メスとを勘違いして作業ミスをしたりするのを防止
することができる。なお、図6において、先メス後メス
表示部44は、「先メス」と固定的に表示された部分の
下と、「後メス」と固定的に表示された部分の下とに、
それぞれLED等の発光体44a、44bを配置したも
のとしている。そして、設定が先メスの場合は、「先メ
ス」の下の発光体を発光させ、設定が後メスの場合は、
「後メス」の下の発光体を発光させるものとしている。
しかし、先メス後メス表示部44の表示は、これに限定
されるものではなく、例えば、先メス後メス表示部44
をLCDディスプレイとして、直接文字で、「後メス」
もしくは「先メス」等と表示させるものであっても良
い。
【0055】また、上記例の縫い目データの作成におい
ては、送り台18の移動をX軸方向とY軸方向との移動
で行なうものとして説明したが、送り台18の移動を半
径方向(r方向)の直線移動と、角度θによる円弧方向
の移動を組み合わせたものとしても、ほぼ同様に縫い目
データの作成を行なうことができる。
【0056】また、制御データの任意のデータ項目のデ
ータを変更する際に、データプラススイッチ42e及び
データマイナススイッチ42fを押す度にデータとなる
数値の下一桁を1ずつ加算もしくは減算するものとした
が、例えば、予め設定できるデータを複数個決めるとと
もに、各データに順番を付け、データプラススイッチ4
2eを押した場合には、上述の順番に従って、一つずつ
データを変更し、データマイナススイッチ42fを押し
た場合には、上述の順番の逆順に従って、一つずつデー
タを変更するものとしても良い。
【0057】例えば、メススペースのデータを以下のよ
うにしても良い 先メスの場合 −2 −1 0 1 2 直線部メススペース −0.2 −0.1 0.0 0.1 0.2 鳩目部メススペース −0.4 −0.3 −0.2 −0.1 0.0 後メスの場合 直線部メススペース 0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 鳩目部めすスペース 0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 なお、真ん中のデータが標準のデータ、すなわち、予
め、記憶された制御データにおけるデータであり、その
左側及び右側は、それぞれ変更可能なデータの候補であ
る。従って、データ変更前は、左側から三つ目の標準の
データが設定されている。そして、データプラススイッ
チ42e及びデータマイナススイッチ42fを操作する
ことにより、ここでは、五つのデータからひとつのデー
タを選択できるようになっている。また、メススペース
のデータとしてマイナスの数値があるが、これは、予め
決められた縫い目の基準位置に対して鳩目穴16に近づ
く方向にオフセットするものであり、プラスのデータ
は、鳩目穴16から遠ざかる方向にオフセットするもの
である。
【0058】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のミシンの制御装
置によれば、複数種類の制御データから一つの制御デー
タを選択することにより、制御データに含まれる先メス
か後メスかを示す後先データと、縫いパターンを示すパ
ターンデータとに基づいて、先メスか、後メスかが決定
されるとともに、縫い目のパターンが決定されることに
なり、ミシンの操作を容易なものとすることができる。
また、制御データに含まれる縫い目のパターンを示すパ
ターンデータは、同じ制御データに含まれる後先データ
により、先メスか後メスかが決まっているので、被縫製
物の穴の周縁とかがり縫いの縫い目との距離を先メス用
もしくは後メス用のどちかに決めてしまうことができ
る。従って、制御データを選択しただけで、縫い目のパ
ターンが決定されてしまうことになり、制御の処理を容
易なものとすることができる。
【0059】本発明の請求項2記載のミシンの制御装置
によれば、制御データの内容を変更手段により変更可能
となっており、特に、穴開け手段に開けられる穴の縁と
縫い目との距離を示す距離データを変更可能なので、制
御データにおいて、被縫製物や糸等の素材に対応して上
記距離データが異なる設定となっていなくとも、変更手
段により上記距離データを変更することで、被縫製物や
糸等の素材の性状(厚みや太さ等のサイズや、柔らかさ
等の特性)の違いに対応して、被縫製物の穴の周縁とか
がり縫いの縫い目との距離を適切なものとすることが可
能である。
【0060】本発明の請求項3記載のミシンの制御装置
によれば、請求項1または2記載のミシンの制御装置の
ように、制御データを選択することにより、後メスか先
メスかが決定されてしまい、後メスか先メスかを選択す
る選択スイッチがない場合には、作業者がミシンの外観
を見ただけで、現在の設定が後メスか先メスかを判断す
ることができないが、表示制御手段が選択されている制
御データに基づいて、ミシンの表示手段に現在の設定が
先メスか後メスかを表示するようになっているので、作
業者がミシンの表示手段を見るだけで、現在の設定が先
メスか後メスかを判断することができる。
【0061】また、このように表示手段に現在の設定が
先メスか後メスかを表示することにより、制御データの
選択時に、後メスと先メスとの設定を間違える選択ミス
の防止を計ることができるとともに、作業中において、
後メスの設定で作業中か先メスの設定で作業中かを誤解
するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例のミシンの制御装置を備
えたミシンを示す一部を破断した側面図である。
【図2】上記例のミシンの制御装置を説明するためのブ
ロック図である。
【図3】上記例のミシンの制御装置で用いられる制御デ
ータの内容を示す図表である。
【図4】上記例のミシンの制御装置のROMに記憶され
ている制御データのメモリ領域を示す図面である。
【図5】上記例のミシンの制御装置の制御データを説明
するための鳩目穴かがり縫いの図面である。
【図6】上記例のミシンの操作パネルを示す正面図であ
る。
【図7】上記例のミシンの制御装置の処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図8】上記例のミシンの制御装置における縫い目デー
タの作成を説明するための鳩目穴かがり縫いの図面であ
る。
【図9】上記例のミシンの制御装置のおける縫い目デー
タのデータテーブルを示す図面である。
【図10】上記例のミシンの制御装置のデータ設定処理
を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
6 針(縫い手段の一部) 7 操作パネル(選択手段、変更手段) 8 制御装置 10 針棒(縫い手段の一部) 11 ルーパー土台(縫い手段の一部) 11a ルーパー部(縫い手段の一部) 15 布(被縫製物) 16 鳩目穴(穴) 18 送り台(縫い手段の一部) 19 布押え(縫い手段の一部) 26 可動メス(穴開け手段の一部) 31 ROM(記憶手段) 32 CPU(制御手段、表示制御手段) 33 RAM(記憶手段) 44 先メス後メス表示部(表示手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B150 AA24 BA06 CB03 CE03 CE09 CE24 EE03 EE08 EE13 GD21 GF02 GF03 GG10 JA07 JA08 JA13 KA04 LA68 LA76 MA03 MA05 NA05 NA64 NA76 NB02 NB03 NB12 NB18 NC06 NC07 NC18 QA06 QA07 QA08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被縫製物に対してボタン穴等の穴のかが
    り縫いを行なう縫い手段と、 上記被縫製物に上記穴を開ける穴開け手段とを備えたミ
    シンの制御装置であって、 上記穴開け手段により被縫製物に穴開けを行なわせるに
    際し、上記縫い手段によるかがり縫いより先に穴を開け
    るのかもしくはかがり縫いより後に穴を開けるのかを示
    す後先データ及び、かがり縫いの縫いパターンを示すパ
    ターンデータをそれぞれ含む複数種類の制御データを記
    憶した記憶手段と、 該記憶手段に記憶された複数種類の制御データから一つ
    の制御データを選択させるための選択手段と、 上記選択手段で選択された制御データに基づいて、かが
    り縫いと穴開けのどちらを先に行なうかを決定し、この
    決定に基づいて上記縫い手段による被縫製物へのかがり
    縫いと上記穴開け手段による被縫製物への穴開けを行な
    わせる制御手段とを備えたことを特徴とするミシンの制
    御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のミシンの制御装置におい
    て、 上記選択手段で選択された制御データの内容を変更させ
    るための変更手段を備え、 上記制御データには、上記穴開け手段に開けられる穴の
    縁と縫い目との距離を示す距離データが含まれるととも
    に、該距離データが上記変更手段により変更可能とさ
    れ、 上記制御手段は、上記変更手段により制御データが変更
    された場合に、変更された制御データに基づいて上記縫
    い手段と、上記穴開け手段とを制御することを特徴とす
    るミシンの制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のミシンの制御装
    置において、 上記選択手段において選択された制御データの後先デー
    タに基づいて、ミシンに設けられた表示手段に、穴開け
    が、かがり縫いの先に行なわれるのか後に行なわれるの
    かを示す表示を行なわせる表示制御手段を備えているこ
    とを特徴とするミシンの制御装置。
JP12631199A 1999-05-06 1999-05-06 ミシンの制御装置 Expired - Fee Related JP4286964B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12631199A JP4286964B2 (ja) 1999-05-06 1999-05-06 ミシンの制御装置
KR1020000021818A KR100643416B1 (ko) 1999-05-06 2000-04-25 단추구멍 솔기재봉 미싱의 제어장치
CZ20001672A CZ20001672A3 (cs) 1999-05-06 2000-05-05 Řídicí ústrojí ąicího stroje na knoflíkové dírky
TW089108614A TW490525B (en) 1999-05-06 2000-05-05 Control device of buttonhole sewing machine
DE10022238A DE10022238B4 (de) 1999-05-06 2000-05-08 Steuervorrichtung für eine Knopflochnähmaschine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12631199A JP4286964B2 (ja) 1999-05-06 1999-05-06 ミシンの制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000317161A true JP2000317161A (ja) 2000-11-21
JP4286964B2 JP4286964B2 (ja) 2009-07-01

Family

ID=14932054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12631199A Expired - Fee Related JP4286964B2 (ja) 1999-05-06 1999-05-06 ミシンの制御装置

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JP4286964B2 (ja)
KR (1) KR100643416B1 (ja)
CZ (1) CZ20001672A3 (ja)
DE (1) DE10022238B4 (ja)
TW (1) TW490525B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002200377A (ja) * 2000-12-28 2002-07-16 Juki Corp ボタン穴かがりミシン
JP2002233676A (ja) * 2001-02-08 2002-08-20 Juki Corp ボタン穴かがりミシン
JP2002233675A (ja) * 2001-02-08 2002-08-20 Juki Corp ボタン穴かがりミシン
CN103469494A (zh) * 2012-06-05 2013-12-25 Juki株式会社 纽扣孔锁边缝纫机

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3276891B2 (ja) * 1997-06-27 2002-04-22 ジューキ株式会社 ボタン穴かがりミシン
JP3942469B2 (ja) * 2001-07-12 2007-07-11 Juki株式会社 ミシンの布切断装置
JP2003079981A (ja) * 2001-09-14 2003-03-18 Juki Corp ボタン穴かがり縫いミシン
DE10216808C2 (de) * 2001-12-21 2003-11-13 Duerkopp Adler Ag CNC-gesteuerte Knopfloch-Nähmaschine
EP1321555B1 (de) 2001-12-21 2006-03-29 Dürkopp Adler Aktiengesellschaft CNC-gesteuerte Knopfloch-Nähmaschine
DE10216810A1 (de) 2002-04-16 2003-11-06 Duerkopp Adler Ag Knopfloch-Nähmaschine
JP4075044B2 (ja) * 2002-05-10 2008-04-16 ブラザー工業株式会社 穴かがりミシン
JP2008295742A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Juki Corp ボタン穴かがりミシン
JP5318507B2 (ja) * 2008-09-10 2013-10-16 Juki株式会社 穴かがりミシン

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58112287U (ja) * 1982-01-26 1983-08-01 三菱電機株式会社 穴かがりミシン
JP2734769B2 (ja) * 1990-10-08 1998-04-02 ブラザー工業株式会社 穴かがりミシン
JP3167457B2 (ja) * 1992-10-22 2001-05-21 株式会社東芝 半導体装置
JP3276891B2 (ja) * 1997-06-27 2002-04-22 ジューキ株式会社 ボタン穴かがりミシン
DE19807771C1 (de) * 1998-02-24 1999-04-15 Duerkopp Adler Ag Augenknopfloch-Nähmaschine

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002200377A (ja) * 2000-12-28 2002-07-16 Juki Corp ボタン穴かがりミシン
CN1317440C (zh) * 2000-12-28 2007-05-23 重机株式会社 扣眼锁眼机
JP4526701B2 (ja) * 2000-12-28 2010-08-18 Juki株式会社 ボタン穴かがりミシン
JP2002233676A (ja) * 2001-02-08 2002-08-20 Juki Corp ボタン穴かがりミシン
JP2002233675A (ja) * 2001-02-08 2002-08-20 Juki Corp ボタン穴かがりミシン
JP4564185B2 (ja) * 2001-02-08 2010-10-20 Juki株式会社 ボタン穴かがりミシン
CN103469494A (zh) * 2012-06-05 2013-12-25 Juki株式会社 纽扣孔锁边缝纫机

Also Published As

Publication number Publication date
DE10022238B4 (de) 2006-02-02
KR100643416B1 (ko) 2006-11-13
CZ20001672A3 (cs) 2001-12-12
DE10022238A1 (de) 2000-11-09
TW490525B (en) 2002-06-11
JP4286964B2 (ja) 2009-07-01
KR20010049286A (ko) 2001-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2734769B2 (ja) 穴かがりミシン
JP4286964B2 (ja) ミシンの制御装置
JPH11123293A (ja) ミシンの制御装置
KR100402537B1 (ko) 단추구멍 재봉기
JP2000300873A (ja) ボタン孔かがり縫いミシン
JP2003093773A (ja) ボタン穴かがり縫いミシン
JP3940635B2 (ja) ボタン穴かがりミシン及び穴かがり縫い目の形成方法
JP4240714B2 (ja) 千鳥縫いミシン
JP4750954B2 (ja) サイクルミシン
JP4522540B2 (ja) 穴かがりミシンの制御装置
JP2001327779A (ja) ミシンの制御装置
JP2800440B2 (ja) 鳩目穴かがりミシン
JPH04146792A (ja) 穴かがりミシン
JP2001327776A (ja) ミシンの制御装置、および縫い方法
JP2002239275A (ja) ボタン穴かがりミシン
JP4059477B2 (ja) ボタン穴かがり縫いミシン
JP4739594B2 (ja) 鳩目穴かがりミシン、及び鳩目穴かがり縫目形成方法
JP2007244596A (ja) 玉縁縫いミシン
JP2001334084A (ja) ミシンの制御装置
JP2008295734A (ja) パターン縫いミシン
JP2003019376A (ja) 鳩目ボタン穴かがりミシン
JP2002320787A (ja) ボタン穴かがり縫いミシン
JP4692184B2 (ja) 鳩目穴かがりミシン
JP2003053074A (ja) ミシンのプログラム作成装置
JP2005218753A (ja) 穴かがりミシン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060501

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080603

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090224

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090326

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4286964

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130403

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees