JP2000313825A - 水性塗料組成物 - Google Patents

水性塗料組成物

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JP2000313825A
JP2000313825A JP11124009A JP12400999A JP2000313825A JP 2000313825 A JP2000313825 A JP 2000313825A JP 11124009 A JP11124009 A JP 11124009A JP 12400999 A JP12400999 A JP 12400999A JP 2000313825 A JP2000313825 A JP 2000313825A
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Japan
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water
carboxyl group
aqueous
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JP11124009A
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English (en)
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Kazuaki Masuda
一明 枡田
Takeshi Harakawa
健 原川
Teruaki Kuwajima
輝昭 桑島
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Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐水性等の塗膜性能に優れ、かつ、貯蔵安定性
を確保することができる常温乾燥型水性塗料を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】少なくとも1種類のカルボキシル基含有水
性樹脂と、変性ポリカルボジイミド化合物とを含む水性
塗料組成物であって、上記変性ポリカルボジイミド化合
物が、1分子中に少なくとも2個のカルボジイミド基を
有し、炭素数4以上のモノアルコキシ基で片側末端を封
鎖されたポリアルキレンオキサイドユニットを有するも
のであり、上記水性塗料組成物に含まれるカルボキシル
基の総量とカルボジイミド基の総量とのモル比が1:
0.05〜1:1に設定されていることを特徴とする水
性塗料組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水性塗料組成物に関
し、特に常温乾燥型の水性塗料組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】建築・建材用塗料分野等において用いら
れる塗料としては、これまで溶剤型塗料が多かったが、
環境問題等から、近年、有機溶剤の含有量の少ない水性
塗料に置き換わりつつある。その中でも、貯蔵安定性の
良好な常温乾燥型水性塗料の実用化が望まれている。常
温乾燥型水性塗料は、被塗装物に対して水溶性または水
分散性の樹脂を含んでいて、塗装した後、水などの溶剤
成分の揮発によって塗膜を形成するものである。
【0003】この常温乾燥型水性塗料の中で、主樹脂と
して水溶性樹脂を用いたり、外観向上のために水溶性ポ
リウレタン樹脂を添加する場合には、樹脂に水溶性を付
与するための親水性官能基であるカルボキシル基が、形
成した塗膜中にも多量に残存するため、塗膜の耐水性が
低下するという問題があった。
【0004】一方、カルボキシル基がカルボジイミド基
と反応することが知られており、この反応を用いてカル
ボキシル基を消失させることにより、上記耐水性の不具
合を解決できると考えられる。このような例として、特
開平7−330849号公報には、水系で用いることが
できる変性カルボジイミド化合物が開示されており、特
開平9−235508号公報には、これを用いた水性塗
料組成物が開示されている。
【0005】しかしながら、上記変性カルボジイミド化
合物を水性塗料組成物に含有させた場合には、上記変性
カルボジイミド化合物の水分散性が充分でなく、また、
カルボキシル基とカルボジイミド基との反応が塗料状態
で起こり、貯蔵安定性に問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、耐
水性等の塗膜性能に優れ、かつ、貯蔵安定性を確保する
ことができる常温乾燥型の水性塗料を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも1
種類のカルボキシル基含有水性樹脂と、変性ポリカルボ
ジイミド化合物とを含む水性塗料組成物であって、上記
変性ポリカルボジイミド化合物が、1分子中に少なくと
も2個のカルボジイミド基を有し、炭素数4以上のモノ
アルコキシ基で片側末端を封鎖されたポリアルキレンオ
キサイドユニットを有するものであり、上記水性塗料組
成物に含まれるカルボキシル基の総量とカルボジイミド
基の総量とのモル比が1:0.05〜1:1に設定され
ていることを特徴とする水性塗料組成物を提供するもの
である。
【0008】
【発明の詳細な態様】本発明の水性塗料組成物は、少な
くとも1種類のカルボキシル基含有水性樹脂と変性ポリ
カルボジイミド化合物とを含んでいる。
【0009】カルボキシル基含有水性樹脂 本発明の水性塗料組成物に含まれるカルボキシル基含有
水性樹脂は、一般的に水性樹脂のバインダー成分として
用いられるものであり、特に限定されるものではない。
このような樹脂として、例えば、水溶性または水分散性
のカルボキシル基含有アクリル樹脂、カルボキシル基含
有ポリエステル樹脂およびカルボキシル基含有ポリウレ
タン樹脂等を挙げることができる。これらの水性樹脂
は、市販されているものを用いたり、当業者によってよ
く知られた方法により製造することができるものであ
る。
【0010】上記カルボキシル基含有水性樹脂は、その
種類や分子量によって異なるが、一般的に水溶性の場合
には、カルボキシル基に基づく樹脂固形分酸価として3
0〜200、また、水分散性の場合には、カルボキシル
基に基づく樹脂固形分酸価として3〜30を有するもの
を用いることができる。なお、本明細書において、「水
性」とは、水溶性および水分散性の両方を意味するもの
とする。
【0011】変性ポリカルボジイミド化合物 本発明の水性塗料組成物に含まれる変性ポリカルボジイ
ミド化合物は、1分子中に少なくとも2個のカルボジイ
ミド基を有し、炭素数4以上のモノアルコキシ基で片側
末端を封鎖されたポリアルキレンオキサイドユニットを
有している。
【0012】上記カルボジイミド基は、−N=C=N−
で表される官能基である。上記変性ポリカルボジイミド
化合物1分子中に含まれる上記カルボジイミド基の量
は、少なくとも2個であり、反応効率を考慮すれば、実
質的には20個以下であることが好ましい。
【0013】上記ユニットは、具体的には、R1−O−
(CH2−CHR2−O−)m−(但し、式中R1は炭素数
4〜20のアルキル基、R2は水素原子又はメチル基で
あり、mは4〜30の整数である。)で表されるユニッ
トであり、アルコキシ基で末端封鎖されたポリ(エチレ
ンオキサイド)、またはポリ(プロピレンオキサイ
ド)、またはそれらの混合物からなるモノアルコキシポ
リアルキレングリコールから活性水素を除いたものであ
る。上記ユニットにおけるR1は、貯蔵安定性の観点か
ら、炭素数6〜20が好ましく、8〜12がさらに好ま
しい。また、上記R2は、水分散性および水が揮発した
後の反応性の観点から、水素原子であることが好まし
い。さらに、上記mは、水分散性および水が揮発した後
の反応性の観点から、4〜20が好ましく、6〜12が
さらに好ましい。上記ユニットにおけるR 1の炭素数お
よびmは、貯蔵安定性、水分散性および水が揮発した後
の反応性を考慮して、それぞれ上記範囲内において適宜
設定される。
【0014】上記ユニットは、上記変性ポリカルボジイ
ミド化合物の分子両末端にウレタン結合によって結合し
ている。上記ウレタン結合とは、−NHCO−で表され
る結合をいう。
【0015】本発明の水性塗料組成物に含まれる変性ポ
リカルボジイミド化合物は、両末端にイソシアネート基
を有するポリカルボジイミド化合物と上記モノアルコキ
シポリアルキレングリコールとを反応させることによっ
て得られるものである。
【0016】上記両末端にイソシアネート基を有するポ
リカルボジイミド化合物の製造方法としては、当業者に
よってよく知られており、有機ジイソシアネートの脱二
酸化炭素を伴う縮合反応を利用することができる。
【0017】上記有機ジイソシアネートとしては、具体
的には、芳香族ジイソシアネート、脂肪族ジイソシアネ
ート、脂環族ジイソシアネート、およびこれらの混合物
を用いることができ、具体的には1,5−ナフチレンジ
イソシアネート、4,4−ジフェニルメタンジイソシア
ネート、4,4−ジフェニルジメチルメタンジイソシア
ネート、1,3−フェニレンジイソシアネート、1,4
−フェニレンジイソシアネート、2,4−トリレンジイ
ソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、
2,4−トリレンジイソシアネートと2,6−トリレン
ジイソシアネートとの混合物、ヘキサメチレンジイソシ
アネート、シクロヘキサン−1,4−ジイソシアネー
ト、キシリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシ
アネート、ジシクロヘキシルメタン−4,4−ジイソシ
アネート、メチルシクロヘキサンジイソシアネート、テ
トラメチルキシリレンジイソシアネートなどを挙げるこ
とができる。
【0018】上記縮合反応には、通常、カルボジイミド
化触媒が用いられる。上記カルボジイミド化触媒として
は、具体的には、1−フェニル−2−ホスホレン−1−
オキシド、3−メチル−2−ホスホレン−1−オキシ
ド、1−エチル−2−ホスホレン−1−オキシド、3−
メチル−1−フェニル−2−ホスホレン−1−オキシド
や、これらの3−ホスホレン異性体等のホスホレンオキ
シドなどを挙げることができるが、反応性の観点から、
3−メチル−1−フェニル−2−ホスホレン−1−オキ
シドが好ましい。
【0019】このようにして得られた両末端にイソシア
ネート基を有するポリカルボジイミド化合物とモノアル
コキシポリアルキレングリコールとの反応は、モノアル
コキシポリアルキレングリコールの水酸基のモル量がイ
ソシアネート基のモル量以上になるように設定して行う
ことが好ましい。上記モノアルコキシポリアルキレング
リコールは先に述べたものと同じである。反応方法とし
ては、当業者によってよく知られている方法を用いるこ
とができ、具体的には、両者を混合し、例えば60〜1
20℃に加熱して反応させることによって上記変性ポリ
カルボジイミド化合物を得ることができる。
【0020】このようにして得られた上記変性ポリカル
ボジイミド化合物は自己乳化能を持つことから、水に加
えて水分散体や水溶液として用いたり、そのまま水性塗
料に添加して用いることができる。
【0021】水性塗料組成物 本発明の水性塗料組成物は、少なくとも1種類の上記カ
ルボキシル基含有水性樹脂および上記変性ポリカルボジ
イミド化合物とを含んでいる。上記カルボキシル基含有
水性樹脂は、2種以上を組み合わせて用いることができ
る。好ましいものとしては、カルボキシル基含有アクリ
ル樹脂エマルションとカルボキシル基含有水溶性ポリウ
レタン樹脂との組み合わせである。
【0022】本発明の水性塗料組成物中に含まれるカル
ボキシル基の総量と上記変性ポリカルボジイミド化合物
のカルボジイミド基の総量とのモル比が1:0.05〜
1:1、好ましくは1:0.1〜1:0.6である。上
記カルボジイミド基のモル比が0.05より少量である
場合は、カルボキシル基を充分消失させることができな
いために、得られる塗膜の耐水性および耐候性が向上し
ない。また、1より多量である場合は、配合量と比例し
た効果が得られず、逆に、カルボキシル基と反応せずに
残存する変性ポリカルボジイミド化合物の持つ親水性部
分によって、得られる塗膜の耐水性が低下する恐れがあ
る。
【0023】本発明の水性塗料組成物のカルボキシル基
に基づく固形分酸価としては、特に限定されないが、3
〜80であることが好ましい。上記固形分酸価が上記範
囲外である場合には、水性塗料を得ることが困難になる
恐れや貯蔵安定性、得られる塗膜の物性および性能が充
分でない恐れがある。
【0024】本発明の水性塗料組成物は、上記カルボキ
シル基含有水性樹脂および上記変性ポリカルボジイミド
化合物以外に、必要に応じて、顔料、硬化触媒、表面調
整剤、消泡剤、顔料分散剤、可塑剤、造膜助剤、紫外線
吸収剤、酸化防止剤等を含有することができる。上記顔
料としては、酸化チタン、ベンガラ、カーボンブラッ
ク、フタロシアニンブルー等の着色顔料、メタリック顔
料、パール顔料、金属粉末、および炭酸カルシウム、硫
酸バリウム、クレー、タルク、カオリン等の体質顔料等
を挙げることができる。また、表面調整剤、消泡剤およ
び顔料分散剤等としては、水性塗料組成物に含有できる
ものとして当業者によってよく知られているものであれ
ば特に限定されず、分子内にカルボキシル基を持つもの
であってもよい。
【0025】本発明の水性塗料組成物は、上記カルボキ
シル基含有水性樹脂および上記変性ポリカルボジイミド
化合物を必須成分として、必要に応じて任意成分を加
え、ディスパー、ロール型混練機、ボールミル、加圧ニ
ーダー等の塗料分野において周知の混合機を用いて調製
することができる。
【0026】このようにして得られた本発明の水性塗料
組成物は、基材に対して、一般に当業者によってよく知
られた方法、例えば、刷毛塗り、スプレー塗装、ローラ
ー塗装、ロールコーター、カーテンフローコート、スプ
レー塗装、ナイフエッジコート、浸漬塗装等により必要
量を塗布する。塗装後、常温または強制的に乾燥を行う
ことにより塗膜を得ることができる。乾燥時間は、塗装
環境条件などによって異なるが、常温で1日以上行われ
ることが好ましい。
【0027】
【実施例】以下に実施例を示す。各配合量において特記
なき場合は重量部を表す。
【0028】製造例1 カルボキシル基含有水性ポリ
ウレタン樹脂U1の製造 撹拌機、窒素導入管、温度制御装置、コンデンサー、滴
下ロートを備えた反応容器に、ジメチロールプロピオン
酸40.2部、トリエチルアミン30部、N−メチルピ
ロリドン312部を加え90℃に加熱溶融させた。次
に、イソホロンジイソシアネート290部とポリヘキサ
メチレンカーボネートジオール(分子量:1000)7
00部とを加え10分間撹拌後、ジブチル錫ジラウレー
ト1.03部を加えた。次に95℃まで昇温し、1時間
反応させた。同様の備品を備えた反応容器に脱イオン水
1757部、ヒドラジン水和物9.2部を加え撹拌下、
上記で得られたウレタンプレポリマー溶液添加した。そ
の後、30分撹拌を行い、カルボキシル基含有水性ポリ
ウレタン樹脂U1の水溶液を得た。得られた水溶液の樹
脂固形分は33%、樹脂固形分酸価は16.3であっ
た。
【0029】製造例2 カルボキシル基含有水性ポリ
ウレタン樹脂U2の製造 ポリヘキサメチレンカーボネートジオールの代わりにポ
リプロピレングリコール(分子量:1000)690部
とトリメチロールプロパン25部とを加えたこと以外
は、製造例1と同様にして、カルボキシル基含有水性ポ
リウレタン樹脂U2の水溶液を得た。得られた水溶液の
樹脂固形分は33%、樹脂固形分酸価は16.3であっ
た。
【0030】製造例3 カルボキシル基含有水性アク
リル樹脂の製造 撹拌機、窒素導入管、温度制御装置、コンデンサー、滴
下ロートを備えた反応容器に、ブチルジグリコール40
0部を仕込み、120℃に昇温した。滴下ロートにスチ
レン300部、アクリル酸エチル250部、メタクリル
酸2−ヒドロキシエチル150部、アクリル酸2−エチ
ルヘキシル223部、メタクリル酸77部からなるモノ
マー混合物およびカヤエステルO(化薬アクゾ社製パー
オキシド重合開始剤)30部を仕込んだ。温度を120
℃に保持しながら、3時間でモノマー混合物と開始剤を
滴下した。滴下後、さらに120℃で2時間保持した。
ジメチルエタノールアミン80部および脱イオン水18
23部を加え、溶解することにより、カルボキシル基含
有水性アクリル樹脂の水溶液を得た。得られた水溶液の
樹脂固形分は30%、樹脂固形分酸価は51であった。
【0031】製造例4 カルボキシル基含有水性アク
リル樹脂エマルション 撹拌機、窒素導入管、温度制御装置、コンデンサー、滴
下ロートを備えた反応容器に、脱イオン水200部と反
応性乳化剤RA−1022(日本乳化剤社製)1.2部
を仕込み80℃に昇温した。次いで脱イオン水120部
と過硫酸アンモニウム1.2部よりなる開始剤と、脱イ
オン水280部、反応性乳化剤3.2部、スチレン80
部、メチルメタクリレート116部、2−エチルヘキシ
ルアクリレート192部、メタクリル酸12部よりあら
かじめ調整したモノマープレ乳化液とを2時間かけて滴
下した。その後内容物を80℃に1時間保持し、さらに
アンモニア水を加えpH8.0に調整し、カルボキシル
基含有水性アクリル樹脂エマルションを得た。得られた
エマルションの樹脂固形分は38%、樹脂固形分酸価は
20、平均粒子径は130nmであった。
【0032】製造例5 変性カルボジイミド化合物C
1の製造 4,4−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート70
0部をカルボジイミド化触媒(3−メチル−1−フェニ
ル−2−ホスホレン−1−オキシド)14部と共に18
0℃で16時間反応させ、イソシアネート末端4,4−
ジシクロヘキシルメタンカルボジイミド(カルボジイミ
ド基の含有量:4当量)を得た。次いで、得られたカル
ボジイミド113.4部とオキシエチレン単位を8個有
するポリ(オキシエチレン)モノ−2−エチルヘキシル
エーテル96.4部とを100℃で48時間反応させ
た。これにイオン交換水314.7部を50℃で加え、
樹脂固形分40%の変性カルボジイミド化合物C1の水
分散体を得た。
【0033】製造例6 変性カルボジイミド化合物C
2の製造 イソホロンジイソシアネート700部をカルボジイミド
化触媒(3−メチル−1−フェニル−2−ホスホレン−
1−オキシド)14部と共に180℃で14時間反応さ
せ、イソシアネート末端イソホロンカルボジイミド(カ
ルボジイミド基の含有量:10当量)を得た。次いで、
得られたカルボジイミド200.2部とオキシエチレン
単位を20個有するポリ(オキシエチレン)モノラウリ
ルエーテル213.2部とを100℃で48時間反応さ
せた。これにイオン交換水620.1部を50℃で加
え、樹脂固形分40%の変性カルボジイミド化合物C2
の水分散体を得た。
【0034】製造例7 変性カルボジイミド化合物C
3の製造 4,4−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート70
0部をカルボジイミド化触媒(3−メチル−1−フェニ
ル−2−ホスホレン−1−オキシド)14部と共に18
0℃で32時間反応させ、イソシアネート末端4,4−
ジシクロヘキシルメタンカルボジイミド(カルボジイミ
ド基の含有量:10当量)を得た。次いで、得られたカ
ルボジイミド244.2部とオキシエチレン単位を6個
有するポリ(オキシエチレン)モノメチルエーテル5
9.2部とを100℃で48時間反応させた。これにイ
オン交換水455.1部を50℃で加え、樹脂固形分4
0%の変性カルボジイミド化合物C3の水分散体を得
た。
【0035】製造例8 変性カルボジイミド化合物C
4の製造 4,4−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート70
0部をカルボジイミド化触媒(3−メチル−1−フェニ
ル−2−ホスホレン−1−オキシド)14部と共に18
0℃で16時間反応させ、イソシアネート末端4,4−
ジシクロヘキシルメタンカルボジイミド(カルボジイミ
ド基の含有量:4当量)を得た。次いで、得られたカル
ボジイミド113.4部とオキシエチレン単位を8個有
するポリエチレングリコール74.0部とを100℃で
48時間反応させた。これにイオン交換水281.1部
を50℃で加え、樹脂固形分40%の変性カルボジイミ
ド化合物C4の水分散体を得た。
【0036】製造例9 顔料分散体の製造 SMA−1440(カルボキシル基に基づく樹脂固形分
酸価180の顔料分散用樹脂、ATOCHEM社製)を
当量のアンモニアで中和して得られる25%水溶液10
部、二酸化チタン100部、脱イオン水33部から顔料
分散体を得た。
【0037】実施例1 水性塗料組成物1の調製 カルボキシル基含有水性ポリウレタン樹脂U1水溶液を
30.4重量部、変性カルボジイミド化合物C1水分散
体を2.96重量部、製造例9の顔料分散体を15.0
重量部を混合し、カルボキシル基に基づく固形分酸価が
10である水性塗料組成物1を得た。
【0038】実施例2〜8および比較例1〜3 水性
塗料組成物2〜11の調製 表1に示す配合に基づき、実施例1と同様にして水性塗
料組成物2〜11を得た。
【0039】評価試験 実施例1〜8および比較例1〜3で得られた水性塗料組
成物1〜11について、6ミルのドクターブレードを用
いてガラス板上に塗布し、室温で3日間乾燥させて試験
片を得た。得られた各試験片について以下の評価試験を
行った。また、各水性塗料組成物についての貯蔵安定性
の評価を行った。評価結果を表1に示す。
【0040】<耐溶剤性>ガーゼにキシレンを含ませ、
塗装面に押し当てながら10回擦り、塗膜外観の状態を
目視にて観察した。塗膜に剥離、キズ、ツヤびけ等が見
られないものを○、少し見られるものを△、多く見られ
るものを×とした。
【0041】<耐水性>40℃の恒温水槽に塗装板を1
0日間浸漬した後の塗膜の状態を観察した。塗膜にツヤ
びけ、フクレ等が見られないものを○、多く見られるも
のを△、非常に多く見られるものを×とした。
【0042】<貯蔵安定性>水性塗料組成物1〜11を
40℃にて1ヶ月間貯蔵した後、塗料性状および塗装後
の得られた塗膜の状態を観察した。塗料の増粘やゲル化
または、得られた塗膜の性能劣化ないものを○、少し見
られるものを△、非常に多く見られるものを×とした。
【0043】
【表1】
【0044】
【発明の効果】本発明の水性塗料組成物は、貯蔵安定性
を低下させることなく、得られる塗膜の耐水性を向上さ
せることができる。これは、本発明の水性塗料組成物に
含まれている変性ポリカルボジイミド化合物が、水性塗
料中では、ポリアルキレン部分を水相側に、カルボジイ
ミド基を内側に向けてそれぞれ配向することでミセル構
造に似た集合体を形成しており、さらに、上記変性ポリ
カルボジイミド化合物の分子両末端のモノアルコキシ基
が、カルボジイミド基が存在する内側に向けて配向して
いる構造をとっていると考えられる。従って、水分散性
が向上するとともに、官能基であるカルボジイミド基が
モノアルコキシ基で保護されているため、塗料中でカル
ボキシル基との反応が妨げられ、貯蔵安定性を確保する
ことができていると考えられる。
【0045】また、本発明の水性塗料組成物は、塗装し
た後、塗料中から水等の溶剤の揮発によって上記集合体
が崩壊し、カルボジイミド基の保護がなくなり、カルボ
キシル基との反応が進行すると考えられる。従って、塗
膜中に残存していたカルボキシル基が消失して、得られ
る塗膜の耐水性を向上することができると考えられる。
【0046】このことから、本発明の水性塗料組成物で
は、主樹脂としてカルボキシル基含有アクリル樹脂エマ
ルションを用いて、さらに、塗膜外観を向上させるため
にカルボキシル基含有水性ポリウレタン樹脂加えても、
貯蔵安定性を低下させることなく、外観および耐水性が
良好な塗膜を得ることができる。
【0047】本発明の水性塗料組成物は貯蔵安定性に優
れることから、常温乾燥型水性塗料として使用すること
ができる。このような常温乾燥型水性塗料は、有機溶剤
の揮発が少ないことから、環境問題の原因となることな
く、建築・建材塗料分野において好適に用いることがで
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J034 AA05 BA03 DA01 DB01 HA02 HA07 HB06 HC03 HC12 HC13 HC17 HC22 HC46 HC52 HC61 HC64 HC67 HC71 HC73 KA01 KB03 KD14 MA22 QC05 RA07 4J038 CG141 DD001 DG001 GA06 JB18 MA02 MA09 MA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1種類のカルボキシル基含有水
    性樹脂と、変性ポリカルボジイミド化合物とを含む水性
    塗料組成物であって、前記変性ポリカルボジイミド化合
    物が、1分子中に少なくとも2個のカルボジイミド基を
    有し、炭素数4以上のモノアルコキシ基で片側末端を封
    鎖されたポリアルキレンオキサイドユニットを有するも
    のであり、前記水性塗料組成物に含まれるカルボキシル
    基の総量とカルボジイミド基の総量とのモル比が1:
    0.05〜1:1に設定されていることを特徴とする水
    性塗料組成物。
  2. 【請求項2】少なくとも1種類のカルボキシル基含有水
    性樹脂と、変性ポリカルボジイミド化合物とを含む水性
    塗料組成物であって、前記変性ポリカルボジイミド化合
    物が、両末端にイソシアネート基を有するポリカルボジ
    イミド化合物とモノアルコキシポリアルキレングリコー
    ルとを反応させて得られたものであり、前記水性塗料組
    成物に含まれるカルボキシル基の総量とカルボジイミド
    基の総量とのモル比が1:0.05〜1:1に設定され
    ていることを特徴とする水性塗料組成物。
  3. 【請求項3】前記水性塗料組成物のカルボキシル基に基
    づく固形分酸価が、3〜80である請求項1または2記
    載の水性塗料組成物。
  4. 【請求項4】前記カルボキシル基含有水性樹脂が、カル
    ボキシル基含有アクリル樹脂エマルションである請求項
    1ないし3記載の水性塗料組成物。
  5. 【請求項5】前記カルボキシル基含有水性樹脂が、カル
    ボキシル基含有水溶性ポリウレタン樹脂である請求項1
    ないし4記載の水性塗料組成物。
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