JP2000297027A - 少なくとも1つのグラフト化シリコーンポリマーの引き締め剤としての使用 - Google Patents
少なくとも1つのグラフト化シリコーンポリマーの引き締め剤としての使用Info
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Abstract
り、十分で持続性のある引締め効果を発揮する組成物を
提供する。 【解決手段】 ポリシロキサン部分と非シリコーン有機
鎖からなる部分とを含み、2つの部分のうちの一方はポ
リマーの主鎖を構成し、他方は上記主鎖にグラフト化さ
れている、少なくとも1つのグラフト化シリコーンポリ
マーの、皮膚老化の兆候を減少させるまたは除去するこ
と、特に皮膚のしわおよび/または細かい筋を減少させ
るまたは除去すること、および/または皮膚を滑らかに
することを意図した化粧組成物またはその製造における
使用。
Description
させるまたは除去すること、特にしわおよび/または細
かい筋を減少させるまたは除去することおよび/または
ヒトの皮膚を滑らかにすることを意図した組成物の製造
においておよび/または製造のための、ポリシロキサン
部分と非シリコーン有機鎖からなる部分とを含み、2つ
の部分のうちの一方はポリマーの主鎖を構成し、他方は
上記主鎖にグラフト化されている、少なくとも1つのグ
ラフト化シリコーンポリマーの引き締め剤(tightening
agent)としての使用に関する。
の変更を反映した、この老化に非常に特徴的な種々の兆
候が、皮膚に現れる。皮膚老化の主な兆候は、特に深い
しわと細かい筋の出現であり、これらは年齢と共に増加
する。特に、皮膚の”きめ”の破壊が見出され、すなわ
ち微起伏が均一でなくなり、異方性を示す。老化のこれ
らの兆候は、α−ヒドロキシ酸、β−ヒドロキシ酸およ
びレチノイド等の、老化と戦う活性因子を含む化粧また
は皮膚科組成物の使用により、減少することが知られて
いる。これらの活性因子は、特に死んだ細胞を皮膚から
除去することによって、および細胞置換のプロセスを促
進することによって、しわに作用する。しかしながら、
これらの活性因子は、特定の適用時間の後だけのしわの
処理の効果があるという欠点を示す。実際に、用いた活
性因子の即効性の効果を得ること、そしてその結果迅速
にしわと細かい筋を滑らかにし、疲労の兆候を消失させ
ることの要請が高まっている。
とを可能にするような、引き締め効果を有する種々の組
成物が従来より提供されている。これらの組成物は通
常、引き締め剤として、天然由来の物質、例えば植物、
卵、乳、または動物の誘導体を含む。こうして、FR-A-
2,758,083は、少なくとも1つの天然由来のポリマー、
例えば大豆蛋白質抽出物またはキチンまたはケラチン誘
導体を含む特定の物理化学的特性を有するポリマー系の
引き締め剤としての使用を開示している。さらに、特許
出願WO96/19180は、少なくとも1つの植物多糖類と加水
分解カゼインを引き締め活性因子として含むフィルム形
成剤を含む引き締め(firming)組成物を開示してい
る。しかしながら、天然由来の物質の使用は、ウシ海綿
質脳障害のリスクにより制限されている。さらに常には
再生可能でない以外に、これらの物質が提供する引き締
め効果は、あまり質が高くなく、質的な持続性が低い。
は、合成ポリマーを使用している。こうして、種々のタ
イプのポリウレタンから、ポリウレアから、アクリルポ
リマーまたはコポリマーから、スルホン化イソフタル酸
ポリマーから、およびそれらの混合物から選ばれる、少
なくとも1つの合成由来のポリマーを含むポリマー系の
水性分散物を含む、引き締め効果を有する組成物が、FR
-A-2,758,084から知られている。しかしながら、これら
の組成物の化粧品の感触は、必ずしも満足できるもので
はない。
するリスクがなく、即効性があり、十分で持続性のある
引締め効果を提供する組成物の必要性が、依然として存
在している。
題は、この結果を得ることを可能にするグラフト化シリ
コーンポリマーの使用である。より詳しくは、本発明の
主題は、ポリシロキサン部分と非シリコーン有機鎖から
なる部分とを含み、2つの部分のうちの一方はポリマー
の主鎖を構成し、他方は上記主鎖にグラフト化されてい
る、少なくとも1つのグラフト化シリコーンポリマー
の、皮膚老化の兆候を減少させるまたは除去すること、
特に皮膚のしわおよび/または細かい筋を減少させるま
たは除去することおよび/または皮膚を滑らかにするこ
とを意図した化粧組成物における使用である。本発明の
別の主題は、ポリシロキサン部分と非シリコーン有機鎖
からなる部分とを含み、2つの部分のうちの一方はポリ
マーの主鎖を構成し、他方は上記主鎖にグラフト化され
ている、少なくとも1つのグラフト化シリコーンポリマ
ーの、化粧組成物における、引き締め剤としての使用で
ある。
の文脈において、"引き締め剤"という用語は明白な引き
締め効果を有する、すなわち皮膚を滑らかにして、しわ
または細かい筋を減少させる、本当に消失させることが
可能である化合物を意味すると理解される。本発明のさ
らなる主題は、皮膚老化の兆候を減少させるまたは除去
すること、特にしわおよび/または細かい筋を減少させ
るまたは除去することおよび/または皮膚を滑らかにす
ることを意図した化粧組成物の製造において、ポリシロ
キサン部分と、非シリコーン有機鎖からなる部分を含
み、2つの部分のうちの一方はポリマーの主鎖を構成
し、他方は上記主鎖にグラフト化されている、少なくと
も1つのグラフト化シリコーンポリマーの使用である。
ト化されたシリコーンポリマーに加えて、生理的に許容
される媒体、すなわち皮膚とその表面体成長、粘膜およ
び半粘膜と相容れる媒体を含む。組成物中に存在するグ
ラフト化シリコーンポリマーの量は、この組成物に望ま
れる引き締め効果に依存するが、通常、組成物の合計重
量に対して、0.03から25%、好ましくは0.3か
ら6%、より好ましくは約2%である。
ラフト化シリコーンポリマーの、引き締め効果によるし
わの柔軟化に効果的な量での、上記皮膚への適用を含
む、老化皮膚、特にしわの皮膚の化粧処理の方法に関す
る。上記グラフト化シリコーンポリマーは、当業者には
よく知られている。こうして、エアゾール中の固定材料
としての、例えばラッカーとしての、ヘアスタイル形状
の形作り(shaping)および/または保持のためのアニ
オン性グラフト化シリコーン誘導体の使用は、EP848,94
1から知られている。これらの化合物はまた、例えばEP7
56,860とWO97/46210に開示されているように、少なくと
も1つのカチオン性ポリマーの溶剤ヘア組成物のスタイ
リング効果を増進させるためにも用いられる。
化シリコーンポリマーは、ポリシロキサン、少なくとも
1つの非シリコーン有機モノマーでグラフト化されたポ
リシロキサンバックボーンを有するポリマー、およびそ
れらの混合物を含む、少なくとも1つのモノマーでグラ
フト化された非シリコーン有機バックボーンを有するポ
リマーから選ばれることができる。
ーンポリマーをここでより詳細に説明する。前置きとし
て、以下の定義が与えられる: 1.”シリコーン”または”ポリシロキサン”:この明
細書の文脈で、この用語は、それが一般的に受け入れら
れるものと一致して、適当に官能化された(functional
ized)シランの重合および/または重縮合により得ら
れ、かつ珪素原子が互いに酸素原子により結合され(シ
ロキサン結合≡Si−O−Si≡)、任意に置換された炭化
水素(hydrocarboneous)基が直接炭素原子を介して上
記シリコン原子に結合している主単位の繰り返しから本
質的に構成された、種々の分子量の分岐または架橋され
た、直鎖または環状構造の、いかなる有機シリコーンポ
リマーまたはオリゴマーを意味すると理解される。最も
一般的な、炭化水素基は、アルキル基、特にC1−C10
アルキル基、特にメチル基、フルオロアルキル基、アリ
ール基、特にフェニル基、およびアルケニル基、特にビ
ニル基;直接あるいは炭化水素基を介してシロキサン鎖
に結合されることが可能な他のタイプの基は、特に水
素、ハロゲン特に塩素、ホウ素、またはフッ素、チオー
ル、アルコキシ基、ポリオキシアルキレン(またはポリ
エーテル)基特にポリオキシエチレンおよび/またはポ
リオキシプロピレン基、ヒドロキシルまたはヒドロキシ
アルキル基、置換されていてもされていなくてもよいア
ミノ基、アミド基、アシロキシまたはアシロキシアルキ
ル基、ヒドロキシアルキルアミノまたはアミノアルキル
基、第4級アンモニウム基、両性またはベタイン基、ま
たはアニオン基、例えば、カルボキシレート、チオグリ
コレート、スルホサクシネート、チオサルフェート、ホ
スフェート、およびサルフェート基であるが、このリス
トはもちろん制限的ではない(いわゆる”有機修飾”シ
リコーン)。
受け入れられるものと一致して、この表現は、本明細書
では、その構造に、ポリシロキサンタイプのポリマー鎖
を含むいかなるモノマーを示す。
ノマーでグラフト化された非シリコーン有機バックボー
ンを有するポリマー本発明における、ポリシロキサンを
含むモノマーでグラフト化された非シリコーン有機バッ
クボーンを有するポリマーは、シリコーンを含まない有
機モノマーから形成される有機主鎖からなり、そこに
は、上記鎖内および任意に少なくともその端部の一方で
に、少なくとも1つのポリシロキサンマクロマーがグラ
フト化されている。
成する非シリコーン有機モノマーは、ラジカル経路で重
合可能なエチレン不飽和を有するモノマー、重縮合によ
り重合可能なモノマー、例えばポリアミド、ポリエステ
ルまたはポリウレタンを形成するもの、または開環物
(ring opening)を有するモノマー、たとえばオキサゾ
リンまたはカプロラクトンタイプのもの、から選ばれる
ことができる。アニオン性を有する非シリコーン有機モ
ノマーは有利に選ばれることができる。
ノマーによりグラフト化された非シリコーン有機バック
ボーンを有するポリマーは、当業者に知られているいか
なる方法でも得ることができ、特に(i)ポリシロキサ
ン鎖に正しく官能化された(functionalize)原料ポリ
シロキサンマクロマーと(ii)官能基または共有結合を
形成する上記マクロマーが持つ基との反応が可能な官能
基により、正しく官能化される1つまたは複数の非シリ
コーン有機化合物の間の反応により、得ることができ
る;そのような反応の古典的な例は、マクロマーの端の
一方にあるビニル基と、主鎖のエチレン不飽和を有する
モノマーの二重結合との間のラジカル反応である。
ノマーでグラフト化された非シリコーン有機バックボー
ンを有するポリマーは、好ましくは、エチレン不飽和を
有するモノマーから、および端のビニル基を有するシリ
コーンマクロマーから、ラジカル重合により得られるコ
ポリマー、あるいは官能化された基を含むポリオレフィ
ンの、および上記官能化された基と反応できる端の官能
基を有するポリシロキサンマクロマーの反応から得られ
るコポリマーである。
リコーンポリマーの特定のファミリーは、 a)ラジカル経路により重合され得るエチレン(ethyle
nic)不飽和を有する少なくとも1つの親油性モノマー
(A); b)(A)+(B)が99.99重量%から50重量%
となるように、(A)型の1つ以上のモノマーで共重合
され得るエチレン不飽和を有する少なくとも1つの極性
親水性モノマー(B);および c)0.01から50重量%の、以下の一般式の少なく
とも1つのポリシロキサンマクロマー(C) X(Y)nSi(R)3-mZm (I) (式中、Xはモノマー(A)および(B)で重合され得
るエチレン不飽和を有する基を表し;Yは二価の結合を
有する基を表し;Rは水素、ヒドロキシル基、C1−C6
アルキルまたはアルキルアミノまたはアルコキシ基また
はC6−C12アリール基を表し;Zは少なくとも50の
数平均分子量を有するポリシロキサン単位を表し;nは
0または1で、mは1から3までの整数であり;パーセ
ントは、モノマー(A)、(B)、および(C)の合計
重量に対して計算されたものである)を含むグラフト化
シリコーンコポリマーからなる。
米国特許4,693,935号、4,728,571
号、および4,972,037号、および欧州特許出願
EP-A-0,412,704、EP-A-0,412,707、およびEP-A‐0,640,
105に開示されている。それらは数平均分子量が好まし
くは10,000から2,000,000の範囲であ
り、好ましくはガラス転移温度Tgまたは結晶融点温度Tm
が少なくとも‐20℃である。
C18アルコールを有するアクリル酸またはメタクリル酸
のエステル;スチレン;ポリスチレンマクロマー;ビニ
ルアセテート;ビニルプロピオネート;α‐メチルスチ
レン;tert−ブチルスチレン;ブタジエン;シクロ
ヘキサジエン;エチレン;プロピレン;ビニルトルエ
ン;1,1−ジヒドロパーフルオロアルカノールを有す
るまたはそのホモローグを有するアクリル酸またはメタ
クリル酸のエステル;ω‐ヒドリドフルオロアルカノー
ルを有するアクリル酸またはメタクリル酸のエステル;
フルオロアルキルスルホンアミドアルコールを有するア
クリル酸またはメタクリル酸のエステル;フルオロアル
キルアルコールを有するアクリル酸またはメタクリル酸
のエステル;アルコールフルオロエーテルを有するアク
リル酸またはメタクリル酸のエステル;またはそれらの
混合物を挙げることができる。
タクリレート、イソブチルメタクリレート、tert−
ブチルアクリレート、tert−ブチルメタクリレー
ト、2−エチルヘキシルメタクリレート、メチルメタク
リレート、2−(N−メチルパーフルオロオクタンスル
ホンアミド)エチルアクリレート、2−(N−ブチルパ
ーフルオロオクタンスルホンアミド)エチルアクリレー
ト、およびそれらの混合物からなる群より選ばれる。
ル酸、メタクリル酸、N,N−ジメチルアクリルアミ
ド、ジメチルアミノエチルメタクリレート、四量体の
(quaternized)ジメチルアミノエチルメタクリレー
ト、(メタ)アクリルアミド、N−t−ブチルアクリル
アミド、マレイン酸、無水マレイン酸およびそれらの半
エステル、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、
塩化ジアリルジメチルアンモニウム、ビニルピロリド
ン、ビニルエーテル、マレイミド、ビニルピリジン、ビ
ニルイミダゾリン、極性ヘテロ環状ビニル化合物、スチ
レンスルホネート、アリルアルコール、ビニルアルコー
ル、ビニルカプロラクタム、またはそれらの混合物を挙
げることができる。
N,N−ジメチルアクリルアミド、ジメチルアミノエチ
ルメタクリレート、四量体の(quaternized)ジメチル
アミノエチルメタクリレート、ビニルピロリドン、およ
びそれらの混合物からなる群より選ばれる。
マー(C)は、以下の一般式(II)に対応するものから
選ばれる:
1−C6アルキル、アルコキシまたはアルキルアミノ、C
6−C12アリールまたはヒドロキシル;R3はC1−C6ア
ルキル、アルコキシまたはアルキルアミノ、C6−C12
アリールまたはヒドロキシル;R4はC1−C6アルキ
ル、アルコキシまたはアルキルアミノ、C6−C12アリ
ールまたはヒドロキシル;R5はC1−C6アルキル、ア
ルコキシまたはアルキルアミノ、C6−C12アリールま
たはヒドロキシル;qは2から6までの整数;nは0ま
たは1の値をとる;rは0から750までの整数;およ
びmは1から3までの整数。特に、以下の式(III)
するポリシロキサンマクロマーが使用される。
ラフト化シリコーンポリマーとして、 a)60重量%のtert−ブチルアクリレート; b)20重量%のアクリル酸; c)20重量%の式(III)のシリコーンマクロマー;
パーセントは、モノマーの全重量に対して計算されたも
のである)からなるモノマーの混合物からのラジカル重
合により得ることができるものである。このコポリマー
はこの後、”PDMSメタクリレートによりグラフト化
されたアクリル酸(acrylic)/アクリル酸塩(acrylat
e)コポリマー”により示される。
ーによりグラフト化されたポリシロキサンバックボーン
を有するポリマー 本発明によれば、非シリコーン有機モノマーによりグラ
フト化されたポリシロキサンバックボーンを有するグラ
フト化シリコーンポリマーは、鎖内または任意に少なく
とも一方の端に、シリコーンを含まない少なくとも1つ
の有機基がグラフト化されている主シリコーン(または
ポリシロキサン(≡Si−O−)n)鎖を含む。
ーによりグラフト化されたポリシロキサンバックボーン
を有するポリマーは、既存の市販品でもよく、あるいは
当業者に周知ないかなる方法でも得ることができる。特
に、i)1または複数の珪素原子に正しく官能化された
(functionalize)原料シリコーンと(ii)官能基または
共有結合を形成する上記シリコーンが持つ基との反応が
可能な官能基により、それ自身が正しく官能化される、
非シリコーン有機化合物の間の反応により得ることがで
きる;そのような反応の古典的な例は、≡Si-H基とC
H2=CH−ビニル基との間の加水シリル化(hydrosily
lation)反応、あるいは−SHチオ官能基とそれらの同
じビニル基との間の反応である。
モノマーによりグラフト化されたポリシロキサンバック
ボーンを有するポリマーと、それらの調製のための特定
の方法の例は、特に特許出願EP−A−0,582,1
52、WO93/23009およびWO95/03776
に開示されており、それらの教示は、本明細書の中に非
制限的な参照として完全に取りこまれる。
用いられる、非シリコーン有機モノマーでグラフト化さ
れたポリシロキサンバックボーンを有するシリコーンポ
リマーは、一方は、エチレン不飽和を示す少なくとも1
つのアニオン性非シリコーン有機モノマーおよび/また
はエチレン不飽和を示す1つの疎水性の非シリコーン有
機モノマー、他方は、その鎖の中に、共有結合の形成を
伴う上記非シリコーンモノマーの上記エチレン不飽和と
の反応が可能な少なくとも1つの官能基、特にチオ官能
基、を示すシリコーンとの間のラジカル共重合の結果を
含む。
上記アニオン性モノマーは、任意に一部または完全に塩
の形態に中和されている、直鎖または分岐した不飽和カ
ルボン酸から、単独または混合物として好ましくは選ば
れ、これまたはこれらの不飽和カルボン酸は、特に、ア
クリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン
酸、イタコン酸、フマル酸およびクロトン酸であること
ができる。特に好ましい塩は、アルカリ金属、アルカリ
土類金属およびアンモニウム塩である。なお同様に、最
終的なグラフト化シリコーンポリマーで、不飽和カルボ
ン酸タイプの少なくとも1つのアニオン性モノマーのラ
ジカル(ホモ)重合の結果に含まれるアニオン性の有機
基は、反応の後、塩の形態に転換するために、塩基(水
酸化ナトリウム、アンモニアなど)で後中和(post-neu
tralized)されることができる。
疎水性モノマーは、好ましくは、単独あるいは混合物と
して、アルカノールアクリル酸エステルおよび/または
アルカノールメタクリル酸エステルから選ばれる。アル
カノールは好ましくはC1−C18アルカノール、特に好
ましくはC1−C12アルカノールである。好ましいモノ
マーは、イソオクチル(メタ)アクリレート、イソノニ
ル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)
アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、イソペ
ンチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アク
リレート、イソブチル(メタ)アクリレート、メチル
(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)アク
リレート、トリデシル(メタ)アクリレート、ステアリ
ル(メタ)アクリレート、およびそれらの混合物からな
る群より選ばれる。
ン有機モノマーでグラフト化されたポリシロキサンバッ
クボーンを有するシリコーンポリマーのファミリーは、
以下の式(IV)の単位:
水素またはC1−C10アルキル基または代わりにフェニ
ル基を表し;G2基は、同一または異なって、C1−C10
アルキレン基を表し;G3基は、エチレン不飽和を有す
る少なくとも1つのアニオン性モノマーの(ホモ)重合
から得られるポリマー残基を表し;G4はエチレン不飽
和を有する少なくとも1つの疎水性モノマーの(ホモ)
重合から得られるポリマー残基を表し;mとnは、互い
に独立して、0または1であり;aは0から50までの
整数であり;bは10から350までとなり得る整数で
あり、cは0から50までの整数であるが、ただしパラ
メーターaとcのうちの1つは0ではない)をその構造
内に含むシリコーンポリマーからなる。
と; −G3基は、エチレン不飽和を有するカルボン酸型の、
好ましくはアクリル酸および/またはメタクリル酸の、
少なくとも1つのモノマーの(ホモ)重合から得られる
ポリマー基を表すこと; −G4は、(C1−C10)アルキル(メタ)アクリレート
型の少なくとも1つのモノマーの(ホモ)重合から得ら
れるポリマー基を表すことのうち好ましくは少なくとも
1つ、より好ましくは全てを示す。式(IV)に対応する
グラフト化シリコーンポリマーの例は、特に、チオプロ
ピレン型の連結結合(connection link)を介して、ポ
リ((メタ)アクリル酸)型とポリ(アルキル(メタ)
アクリル酸)型との混合ポリマー単位がそこにグラフト
化されたポリジメチルシロキサン(PDMS)である。
って、”ポリシリコーン‐8”として参照される。それ
らは、例えば、プロピルチオ(ポリメチルアクリレー
ト)、プロピルチオ(ポリメチルメタクリレート)、お
よびプロピルチオ(ポリメタクリル酸)グラフト化ポリ
ジメチルシロキサンを含む。あるいは、それらは、(ポ
リイソブチルメタクリレート)およびプロピルチオ(ポ
リメタクリル酸)グラフト化ポリジメチルシロキサンを
含むこともできる。
は、特に3M社により商品名VS70、VS80および
LO21で市販されている。本発明の非シリコーン有機
モノマーによりグラフト化されたポリシロキサンバック
ボーンを有するシリコーンポリマーの数平均分子量は、
好ましくは約10,000から1,000,000の範
囲であり、より好ましくは約10,000から100,
000の範囲である。
めに通常用いられている全ての薬品投与形態で提供され
ることができ、特に水性、水性/アルコール性、または
油性溶液の、水中油型または油中水型または多重(マル
チプル)エマルジョンの、水性または油性ゲルの、液
体、ペースト状、あるいは固体無水製品の、または小球
体の存在する水相中の油の分散液の形態で提供されるこ
とができ、これらの小球体(spherules)は、重合性ナ
ノ粒子(nanoparticles)、例えばナノ球体(nanosperes)
およびナノカプセル、またはより好ましくはイオン性お
よび/または非イオン性タイプの脂肪ベシクルであるこ
とができる。
白または着色クリームの、軟膏の、乳液の、ローション
の、漿液(serum)の、ペーストの、またはフォームの
外観を呈することができる。任意にエアゾールの形態
で、皮膚に適用することができる。それは固体の形態
で、例えばスティックの形態で、提供されることもでき
る。それは、皮膚のケアのための製品として、および/
または皮膚のメイクアップのための製品として用いられ
ることもできる。
供される抗しわ組成物を構成する。周知のとおり、本発
明の組成物は、化粧品業界での通常のアジュバント、例
えば親水性または親油性ゲル化剤、親水性または親油性
活性因子、保存料、抗酸化剤、溶剤、香料、充填剤、ス
クリーン剤、顔料、吸臭剤、着色材をも含むことができ
る。これらの種々のアジュバントの量は、従来業界で考
慮されて用いられる量であり、例えば、組成物の全重量
に対し0.01から20重量%である。これらのアジュ
バントは、その性質により、脂質相内に、水相内に、脂
肪ビシクル内におよび/またはナノ粒子内に導入される
ことができる。これらのアジュバントとそれらの濃度
は、ポリマー系の望まれる引き締め特性を変化させない
ようにされなければならない。
質相の割合は、組成物の全重量に対して、5から80重
量%の範囲であることができ、好ましくは5から50重
量%の範囲であることができる。エマルジョンの形態の
組成物で用いられる脂肪物質、乳化剤および共乳化剤
は、従来この業界で用いられていたものから考慮して選
ばれることができる。乳化剤と共乳化剤は、組成物全重
量に対して好ましくは0.3から30重量%、より好ま
しくは0.5から20重量%存在する。
ル特に鉱物オイル(液体ワセリン(petrolatum))、植
物由来のオイル(アボガドオイル、大豆オイル)、動物
由来のオイル(ラノリン)、合成オイル(プレヒドロス
クアレン)、シリコーンオイル(シクロメチコン)およ
びフッ化オイル(パーフルオロポリエーテル)が挙げら
れる。脂肪物質として、脂肪アルコール(セチルアルコ
ール)、脂肪酸、ワックスおよびゴム(gum)特にシリ
コーンゴムが挙げられる。
として、例えば、ポリエチレングリコール脂肪酸エステ
ル、例えばPEG−50ステアレートおよびPEG−4
0ステアレート、およびポリオール脂肪酸エステル、例
えばステアリン酸グリセリルおよびトリステアリン酸ソ
ルビタンが挙げられる。
ビニルポリマー(カルボマー)、アクリル酸コポリマ
ー、例えばアクリレート/アルキルアクリレートコポリ
マー、ポリアクリルアミド、多糖類、天然ゴムおよび粘
土が挙げられ、親油性ゲル化剤として、変性(modifie
d)粘土、例えばベントン(bentones)、脂肪酸の金属
塩、疎水性シリカおよびポリエチレンが挙げられる。
ロール、プロピレングリコール)、ビタミン、角化溶解
(keratolytic)および/または剥離剤、鎮静(soothing)
剤およびそれらの混合物が上げられる。
め剤としては、当業者に引き締め剤として知られた、本
発明の引き締め剤とは異なる性質を有する他の化合物、
特にたんぱく質またはたんぱく質加水分解物を組み合わ
せて用いられることもできる。このタイプの化合物とし
ては、例えば乳たんぱく質、例えばラクトアルブミン、
植物たんぱく質、例えばEleserylの名でLSN社により市
販されている大豆たんぱく質、”Reductine”の名でSil
ab社より市販されている燕麦由来のもの、または核酸、
例えばDNAが挙げられる。他の形態として、FR-A-2,758,
084に開示された引き締めポリマーと本発明の引き締め
剤を組み合わせることも可能である。
生理的に受容される媒体中に、上記少なくとも1つのグ
ラフト化されたシリコーンポリマーと、1つ以上の植物
たんぱく質を含む。
て、本発明の組成物は、好ましくは、生理的に許容され
る媒体中に、少なくとも1つの上記グラフト化されたシ
リコーンポリマーと、1つ以上の排出(draining)、脂
肪分解性、反浸潤(disinfiltrating)、スリミング、
引き締め(firming)、抗グリカント(antiglycant)お
よび/または血管保護(vasoprotective)化合物を含
む。
因子としては、それ自体脂漏性(adiposity)および/ま
たは脂肪(cellulite)との戦いにおいてほぼ高い活性
を示すことが知られた、および/または顔のためのスリ
ミング剤として知られたいかなる化合物も使用できる。
とができる: 1)ホスホジエステラーゼ阻害剤、例えば: ‐キサンチン誘導体、例えばカフェインとその誘導体、
特に文献FR-A-2,617,401に開示された1−ヒドロキシア
ルキルキサンチン、クエン酸カフェイン、テオフィリン
およびその誘導体、テオブロミン、アセフィリン、アミ
ノフィリン、クロロエチルテオフィリン、ジプロフィリ
ン、ジニプロフィリン、エタミフィリンおよびその誘導
体、エトフィリンまたはプロキシフィリン; ‐キサインチン誘導体を含む組み合わせ、例えばカフェ
インとシラノール(カフェインのメチルシラネトリオー
ル誘導体)の組み合わせ、例えば、Exsymol社によりcaf
eisilane Cの名で市販されている製品; ‐キサンチンベース、特にカフェイン、例えば茶、コー
ヒー、ガラナ、マテまたはコーラ(Cola nitida)抽出
物、特に8から10%のカフェインを含むガラナ(Paul
ina Sorbilis)果実の乾燥抽出物、の天然由来の化合
物; ‐エフェドリンおよびその誘導体、これは特にMa Huang
(Ephedra植物)などの植物の天然状態に見出される。
物、これは阻害されるレセプター、例えばα2−ブロッ
カーまたはNPY-ブロッカーに対して活性である、あるい
はβ‐レセプターおよびプロテインGを刺激することに
おいて活性であり、その結果アデニルシクラーゼの活性
化をもたらすもの、あるいはリポたんぱく質リパーゼに
作用するもの、グルコース捕捉を阻害するもの、または
脂肪分解に好ましいおよび/または脂肪合成に好ましく
ない他の酵素に対して作用するもの。このタイプの植物
抽出物としては、例えば: ‐Garcinia cambogia ‐Bupleurum chinensis抽出物 ‐イングリッシュアイビー(Hedera helix)の、アルニ
カ(Arnica montana L)の、ローズマリー(Rosmarinus
officinalis)の、マリーゴールドの(Calendula offi
cinalis)の、サルビア(Salvia Officinalis L)の、
ヤクヨウニンジン(Panax ginseng)の、オトギリソウ
(Hypericum perforatum)の、ナギイカダ(Ruscus acu
leatus L)の、シモツケソウ(Filopendula ulmaria
L)の、ネコヒゲ(cat's whiskers)(Orthosiphon sta
mineus Benth)の、またはカバノキの(Betula alba)
の抽出物、 ‐Ginkgo biloba 抽出物 ‐トクサ抽出物 ‐セイヨウトチノキ抽出物 ‐cangzhu抽出物 ‐Chrysanthellum indicum抽出物 ‐Armeniacea、Atractylodis、Platicodon、Sinommenu
m、PharbitidisまたはFlemingia属の植物からの抽出物 ‐Coleus抽出物、例えば、C. forskohlii C. blumei、
C. esquirolii、C. scuttellaroides、C. xanthantus、
およびC. barbatus抽出物、例えばフォルスコリン(for
skolin)60%を含むColeus barbatus根抽出物、 ‐Ballota抽出物 ‐Guioa、Davallia、Terminalia、Barringtonia、Trema
またはAntirobiaの抽出物 が挙げられる。
名で市販されている紅藻(Gelidium cartilagineum)抽
出物またはSecma社からPhycox75の名で市販されているL
aminaria digitata抽出物、 ‐プロタミンとそれらの誘導体、例えば文献FR-A-2,75
8,724に開示されているものが挙げられる。
レセプター(Peroxisome ProliferatorActivated Recep
tors))に結合するスリミング活性因子、例えば文献WO
-A-97/10813およびWO-96/33724に開示されているもの、
または脂肪組織の脂肪細胞の前駆体細胞の分化をブロッ
クする活性因子。
ることができ、用いる活性因子の性質による。スリミン
グ活性因子は一般的には、組成物全重量に対して0.0
5から20重量%の濃度で存在し、好ましくは0.1か
ら10重量%である。
因子をこれらのスリミング活性因子に加えることがで
き、特に: 1)微小循環に作用する活性因子(血管保護剤または血
管拡張剤)、例えばフラボノイド、ルスコゲニン(rusc
ogenins)、エスクロシド(esculosides)、セイヨウト
チノキ(horse chestnut)からのエスキン(aescine)
抽出物、ニコチン酸塩(nicotinates)、ヘスペリジン
メチルカルコン、ナギイカダ(butcher's broom)、ラ
ベンダーまたはローズマリーの精油、および他のルチン
誘導体、例えば硫酸ルチニルの二ナトリウム塩;
リカント活性因子(糖がコラーゲン繊維に付着するのを
防止する)、例えばCentella asiaticaおよびSiegesbec
kia抽出物およびSaccharomyces cerevisiaeタイプの酵
母抽出物、これはコラーゲンの合成を促進する、および
シリコーンおよびアマドリン、これは抗グリカント剤と
して作用する。
生理的に許容される媒体中に、上記の少なくとも1つの
グラフト化されたシリコーンポリマーと、以下から選ば
れる化合物の1つ以上を含む:セイヨウトチノキ抽出
物、アイビー抽出物、ナギイカダ抽出物、Bupleurum ch
inensis抽出物、藻類抽出物、カフェインおよびルチン
誘導体。
し得る。これらの活性因子は、一般的には、組成物の全
重量に対して、0.01から15重量%の範囲の濃度、
好ましくは0.05から10重量%の濃度で存在する。
不適合の場合は、上記活性因子を、組成物中で互いに隔
離させるように、小球体、特にイオン性または非イオン
性のベシクルおよび/またはナノ粒子(ナノカプセルお
よび/またはナノ球体)に含ませることができる。
示すものであってこれに制限されるものではない。以下
で示される量は重量パーセントである。
れている5人の女性のパネルで試験した。右または左眼
の外郭に漿液を適用し、他方の眼の外郭は何もつけない
という試験を2回実施した。さらに、両目の外郭に異な
る量のシーラムを適用するという試験を3回実施した。
しわおよび細かい筋を少し滑らかにする効果から、より
著しく目に見える滑らか/引き締め効果まで、適用する
シーラムの量によって引き締め効果が変化することが観
察された。特に皮膚上でフィルムが乾燥した後、からす
の足跡のしわは、眼の下のそれと同様にこうして減少
し、やわらかで、つるつるの新鮮な化粧感を提供した。
を用いた測定による引き締め効果の評価 実施例1と2の組成物とシーラムをダーモメーターで試
験した。この装置は、L.Rasseneurらにより、Influence
des Differents Constituants de la CoucheCornee su
r la Mesure de son Elasticite (弾力性の測定におけ
る角質層の種々の成分の影響)、Internatinal Journal
of Cosmetic Science 4, 247-260 (1982)に記載され
た。
で、外科手術により得られるヒト皮膚から分離された角
質層の試験標本の長さを測定することからなる。これを
実施するために、試験標本を、30℃と40%の相対湿
度の雰囲気中、装置の、一方は静止しており他方は可動
である2つのあごの間に置く。試験標本に引張力を作用
させ、長さ(ミリメーターで)の関数として力(グラム
で)の曲線を記録させる。ここで、長さゼロは、装置の
2つの挟みあごの間の接触に対応する。ついでその直線
領域のカーブの接線を描く。この接線の横座標軸との交
点が、ゼロの力での試験標本の見かけの長さL0に対応
する。試験標本を緩めて、ついで試験組成物2mg/c
m2を角質層に適用する。15分の乾燥後、処理後の試
験標本の長さL1を測定するために、上記ステージを再
び実施する。
のパーセントは負でなければならず、引き締め効果は収
縮増加のパーセントの絶対値に比例して増加する。
1.8±0.4%の収縮のパーセント(平均および7サ
ンプルに対する標準偏差)を示し、引き締めポリマーを
含まない同じ漿液は−0.5±0.3%の収縮のパーセ
ントを示す。この結果は、この漿液と実施例1の組成物
に用いられるポリマーの引き締め効果を確認するもので
ある。それに関し、実施例3と4の組成物に用いられた
ポリマー(エタノール中12%で試験された)は、−
1.4±0.4%の収縮のパーセント(平均および7サ
ンプルに対する標準偏差)を示す。
Claims (23)
- 【請求項1】 ポリシロキサン部分と非シリコーン有機
鎖からなる部分とを含み、2つの部分のうちの一方はポ
リマーの主鎖を構成し、他方は上記主鎖にグラフト化さ
れている、少なくとも1つのグラフト化シリコーンポリ
マーの、皮膚老化の兆候を減少させるまたは除去するこ
と、特に皮膚のしわおよび/または細かい筋を減少させ
るまたは除去すること、および/または皮膚を滑らかに
することを意図した化粧組成物における使用。 - 【請求項2】 ポリシロキサン部分と非シリコーン有機
鎖からなる部分とを含み、2つの部分のうちの一方はポ
リマーの主鎖を構成し、他方は上記主鎖にグラフト化さ
れている、少なくとも1つのグラフト化シリコーンポリ
マーの、化粧組成物における引き締め剤としての使用。 - 【請求項3】 ポリシロキサン部分と非シリコーン有機
鎖からなる部分を含み、2つの部分のうちの一方はポリ
マーの主鎖を構成し、他方は上記主鎖にグラフト化され
ている、少なくとも1つのグラフト化シリコーンポリマ
ーの、皮膚老化の兆候を減少させるまたは除去するこ
と、特に皮膚のしわおよび/または細かい筋を減少させ
るまたは除去すること、および/または皮膚を滑らかに
することを意図した化粧組成物の製造における使用。 - 【請求項4】 上記ポリマーが、ポリシロキサンを含む
少なくとも1つのモノマーによりグラフト化された、非
シリコーン有機バックボーンを有するポリマーであるこ
とを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の
使用。 - 【請求項5】 ポリシロキサンを含む少なくとも1つの
モノマーによりグラフト化された、非シリコーン有機バ
ックボーンを有する上記ポリマーが、 a)ラジカル経路により重合され得るエチレン不飽和を
有する少なくとも1つの親油性モノマー(A); b)(A)+(B)が99.99重量%から50重量%
まで変化するように、(A)型の1つ以上のモノマーで
共重合され得るエチレン不飽和を有する少なくとも1つ
の極性親水性モノマー(B);および c)0.01から50重量%の、以下の一般式の少なく
とも1つのポリシロキサンマクロマー(C) X(Y)nSi(R)3-mZm (I) (式中、Xはモノマー(A)および(B)で重合され得
るエチレン不飽和を有する基を表し;Yは二価の結合を
有する基を表し;Rは水素、ヒドロキシル基、C1−C6
アルキルまたはアルキルアミノまたはアルコキシ基また
はC6−C12アリール基を表し;Zは少なくとも50の
数平均分子量を有するポリシロキサン単位を表し;nは
0または1で、mは1から3までの整数であり;パーセ
ントは、モノマー(A)、(B)、および(C)の合計
重量に対して計算されたものである)を含むグラフト化
シリコーンコポリマーであることを特徴とする請求項4
記載の使用。 - 【請求項6】 モノマー(A)が、n−ブチルメタクリ
レート、イソブチルメタクリレート、tert−ブチル
アクリレート、tert−ブチルメタクリレート、2−
エチルヘキシルメタクリレート、メチルメタクリレー
ト、2−(N−メチルパーフルオロオクタンスルホンア
ミド)エチルアクリレート、2−(N−ブチルパーフル
オロオクタンスルホンアミド)エチルアクリレート、お
よびそれらの混合物からなる群より選ばれることを特徴
とする請求項5記載の使用。 - 【請求項7】 モノマー(B)が、アクリル酸、N,N
−ジメチルアクリルアミド、ジメチルアミノエチルメタ
クリレート、四量体のジメチルアミノエチルメタクリレ
ート、ビニルピロリドン、およびそれらの混合物からな
る群より選ばれることを特徴とする請求項5または6記
載の使用。 - 【請求項8】 ポリシロキサンマクロマー(C)が、以
下の式 【化1】 (nは1から700までの数を表す)を有することを特
徴とする請求項5ないし7のいずれか1項記載の使用。 - 【請求項9】 上記グラフト化シリコーンポリマーが、 a)60重量%のtert−ブチルアクリレート; b)20重量%のアクリル酸; c)20重量%の式(III)のシリコーンマクロマー; 【化2】 (nは1から700までの数を表し、重量パーセント
は、モノマーの合計重量に対して計算されたものであ
る)からなるモノマーの混合物からのラジカル重合によ
り得ることができるものであることを特徴とする請求項
4ないし8のいずれか1項記載の使用。 - 【請求項10】 上記ポリマーが、少なくとも1つの非
シリコーン有機モノマーでグラフト化されたポリシロキ
サンバックボーンを有するポリマーであることを特徴と
する請求項1ないし3のいずれか1項記載の使用。 - 【請求項11】 上記ポリマーが、一方は、エチレン不
飽和を示す少なくとも1つのアニオン性非シリコーン有
機モノマーおよび/またはエチレン不飽和を示す1つの
疎水性の非シリコーン有機モノマーと、他方は、共有結
合の形成を伴う上記非シリコーンモノマーの上記エチレ
ン不飽和との反応が可能な少なくとも1つの官能基を鎖
の中に示すシリコーンとの間のラジカル共重合の結果を
含むことを特徴とする請求項10記載の使用。 - 【請求項12】 エチレン不飽和を有する上記アニオン
性モノマーが、任意に部分的または完全に塩の形態に中
和された、直鎖または分岐した不飽和カルボン酸、およ
びそれらの混合物から選ばれることを特徴とする請求項
11記載の使用。 - 【請求項13】 上記不飽和カルボン酸が、アクリル
酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタ
コン酸、フマル酸およびクロトン酸から選ばれることを
特徴とする請求項12記載の使用。 - 【請求項14】 エチレン不飽和を有する上記疎水性モ
ノマーが、アルカノールアクリル酸エステルおよび/ま
たはアルカノールメタクリル酸エステルから選ばれるこ
とを特徴とする請求項11ないし13のいずれか1項記
載の使用。 - 【請求項15】 上記エチレン不飽和を有する疎水性モ
ノマーが、イソオクチル(メタ)アクリレート、イソノ
ニル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、イ
ソペンチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)
アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、メチ
ル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)ア
クリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、ステア
リル(メタ)アクリレート、およびそれらの混合物から
なる群より選ばれることを特徴とする請求項14記載の
使用。 - 【請求項16】 上記シリコーンポリマーが、その構造
内に、以下の式の単位(IV): 【化3】 (式中、G1基は、同一または異なって、水素またはC1
−C10アルキル基または代わりにフェニル基を表し;G
2基は、同一または異なって、C1−C10アルキレン基を
表し;G3基は、エチレン不飽和を有する少なくとも1
つのアニオン性モノマーの(ホモ)重合から得られるポ
リマー残基を表し;G4はエチレン不飽和を有する少な
くとも1つの疎水性モノマーの(ホモ)重合から得られ
るポリマー残基を表し;mとnは、互いに独立して、0
または1であり;aは0から50までの整数であり;b
は10から350までとなり得る整数であり、cは0か
ら50までの整数であるが、ただしパラメーターaとc
のうちの1つは0ではない)を含むことを特徴とする請
求項10ないし15のいずれか1項記載の使用。 - 【請求項17】 上記式(IV)の単位が以下の特性: −G1基は、C1−C10アルキル基を表すこと; −nは0でなく、G2基は、2価のC1−C3基を表すこ
と; −G3基は、エチレン不飽和を有するカルボン酸型の少
なくとも1つのモノマーの(ホモ)重合から得られるポ
リマー基を表すこと; −G4は、(C1−C10)アルキル(メタ)アクリレート
型の少なくとも1つのモノマーの(ホモ)重合から得ら
れるポリマー基を表すことのうち少なくとも1つ、好ま
しくは全てを示すことを特徴とする請求項16記載の使
用。 - 【請求項18】 式(IV)に対応する上記グラフト化シ
リコーンポリマーが、チオプロピレン型の連結結合を介
して、ポリ((メタ)アクリル酸)型とポリ(アルキル
(メタ)アクリル酸)型との混合ポリマー単位がグラフ
ト化されたポリジメチルシロキサンであることを特徴と
する請求項17記載の使用。 - 【請求項19】 上記グラフト化シリコーンポリマー
が、上記組成物の全重量に対して、0.03から25
%、好ましくは0.3から6%、より好ましくは約2%
であることを特徴とする請求項1ないし18のいずれか
1項記載の使用。 - 【請求項20】 生理的に許容される媒体中に、請求項
1ないし18のいずれか1項記載の,少なくとも1つの
グラフト化されたシリコーンポリマーと、1つ以上の植
物たんぱく質を含むことを特徴とする組成物。 - 【請求項21】 生理的に許容される媒体中に、請求項
1ないし18のいずれか1項記載の,少なくとも1つの
グラフト化されたシリコーンポリマーと、1つ以上の排
出、脂肪分解性、反浸潤、スリミング、引き締め、抗グ
リカントおよび/または血管保護化合物を含むことを特
徴とする組成物。 - 【請求項22】 上記化合物が、トチノキ抽出物、アイ
ビー抽出物、ナギイカダ抽出物、Bupleurum chinensis
抽出物、藻類抽出物、カフェイン、およびルチン誘導体
から選ばれることを特徴とする請求項20または21記
載の組成物。 - 【請求項23】 請求項1ないし18のいずれか1項記
載の少なくとも1つのグラフト化シリコーンポリマー
の、引き締め効果によるしわの柔軟化に効果的な量での
上記皮膚への適用を含む、老化皮膚、特にしわの皮膚の
化粧処理の方法。
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