JP4108898B2 - 少なくとも1つのグラフト化シリコーンポリマーの引き締め剤としての使用 - Google Patents

少なくとも1つのグラフト化シリコーンポリマーの引き締め剤としての使用 Download PDF

Info

Publication number
JP4108898B2
JP4108898B2 JP2000078735A JP2000078735A JP4108898B2 JP 4108898 B2 JP4108898 B2 JP 4108898B2 JP 2000078735 A JP2000078735 A JP 2000078735A JP 2000078735 A JP2000078735 A JP 2000078735A JP 4108898 B2 JP4108898 B2 JP 4108898B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
polymer
grafted
silicone polymer
cosmetic composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000078735A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000297027A (ja
Inventor
ベアトリス・トゥミ
ジャン−クロード・ギャルソン
ナタリー・ムジャン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LOreal SA
Original Assignee
LOreal SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LOreal SA filed Critical LOreal SA
Publication of JP2000297027A publication Critical patent/JP2000297027A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4108898B2 publication Critical patent/JP4108898B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/84Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions otherwise than those involving only carbon-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/89Polysiloxanes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/84Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions otherwise than those involving only carbon-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/89Polysiloxanes
    • A61K8/896Polysiloxanes containing atoms other than silicon, carbon, oxygen and hydrogen, e.g. dimethicone copolyol phosphate
    • A61K8/899Polysiloxanes containing atoms other than silicon, carbon, oxygen and hydrogen, e.g. dimethicone copolyol phosphate containing sulfur, e.g. sodium PG-propyldimethicone thiosulfate copolyol
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • A61Q19/08Anti-ageing preparations

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Gerontology & Geriatric Medicine (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、老化の兆候を減少させるまたは除去すること、特にしわおよび/または細かい筋を減少させるまたは除去することおよび/またはヒトの皮膚を滑らかにすることを意図した組成物の製造においておよび/または製造のための、ポリシロキサン部分と非シリコーン有機鎖からなる部分とを含み、2つの部分のうちの一方はポリマーの主鎖を構成し、他方は上記主鎖にグラフト化されている、少なくとも1つのグラフト化シリコーンポリマーの引き締め剤(tightening agent)としての使用に関する。
【0002】
【従来の技術】
老化プロセスの間、特に皮膚構造と機能の変更を反映した、この老化に非常に特徴的な種々の兆候が、皮膚に現れる。皮膚老化の主な兆候は、特に深いしわと細かい筋の出現であり、これらは年齢と共に増加する。特に、皮膚の”きめ”の破壊が見出され、すなわち微起伏が均一でなくなり、異方性を示す。
老化のこれらの兆候は、α−ヒドロキシ酸、β−ヒドロキシ酸およびレチノイド等の、老化と戦う活性因子を含む化粧または皮膚科組成物の使用により、減少することが知られている。これらの活性因子は、特に死んだ細胞を皮膚から除去することによって、および細胞置換のプロセスを促進することによって、しわに作用する。しかしながら、これらの活性因子は、特定の適用時間の後だけのしわの処理の効果があるという欠点を示す。実際に、用いた活性因子の即効性の効果を得ること、そしてその結果迅速にしわと細かい筋を滑らかにし、疲労の兆候を消失させることの要請が高まっている。
【0003】
したがって、皮膚を迅速に滑らかにすることを可能にするような、引き締め効果を有する種々の組成物が従来より提供されている。
これらの組成物は通常、引き締め剤として、天然由来の物質、例えば植物、卵、乳、または動物の誘導体を含む。こうして、FR-A-2,758,083は、少なくとも1つの天然由来のポリマー、例えば大豆蛋白質抽出物またはキチンまたはケラチン誘導体を含む特定の物理化学的特性を有するポリマー系の引き締め剤としての使用を開示している。さらに、特許出願WO96/19180は、少なくとも1つの植物多糖類と加水分解カゼインを引き締め活性因子として含むフィルム形成剤を含む引き締め(firming)組成物を開示している。しかしながら、天然由来の物質の使用は、ウシ海綿質脳障害のリスクにより制限されている。さらに常には再生可能でない以外に、これらの物質が提供する引き締め効果は、あまり質が高くなく、質的な持続性が低い。
【0004】
引き締め効果を有する従来の他の組成物は、合成ポリマーを使用している。こうして、種々のタイプのポリウレタンから、ポリウレアから、アクリルポリマーまたはコポリマーから、スルホン化イソフタル酸ポリマーから、およびそれらの混合物から選ばれる、少なくとも1つの合成由来のポリマーを含むポリマー系の水性分散物を含む、引き締め効果を有する組成物が、FR-A-2,758,084から知られている。しかしながら、これらの組成物の化粧品の感触は、必ずしも満足できるものではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この結果、消費者に対するリスクがなく、即効性があり、十分で持続性のある引締め効果を提供する組成物の必要性が、依然として存在している。
【0006】
【課題を解決するための手段】
したがって、本発明の主題は、この結果を得ることを可能にするグラフト化シリコーンポリマーの使用である。
より詳しくは、本発明の主題は、ポリシロキサン部分と非シリコーン有機鎖からなる部分とを含み、2つの部分のうちの一方はポリマーの主鎖を構成し、他方は上記主鎖にグラフト化されている、少なくとも1つのグラフト化シリコーンポリマーの、皮膚老化の兆候を減少させるまたは除去すること、特に皮膚のしわおよび/または細かい筋を減少させるまたは除去することおよび/または皮膚を滑らかにすることを意図した化粧組成物における使用である。
本発明の別の主題は、ポリシロキサン部分と非シリコーン有機鎖からなる部分とを含み、2つの部分のうちの一方はポリマーの主鎖を構成し、他方は上記主鎖にグラフト化されている、少なくとも1つのグラフト化シリコーンポリマーの、化粧組成物における、引き締め剤としての使用である。
【0007】
【発明の実施の形態】
この明細書と添付されたクレームの文脈において、"引き締め剤"という用語は明白な引き締め効果を有する、すなわち皮膚を滑らかにして、しわまたは細かい筋を減少させる、本当に消失させることが可能である化合物を意味すると理解される。
本発明のさらなる主題は、皮膚老化の兆候を減少させるまたは除去すること、特にしわおよび/または細かい筋を減少させるまたは除去することおよび/または皮膚を滑らかにすることを意図した化粧組成物の製造において、ポリシロキサン部分と、非シリコーン有機鎖からなる部分を含み、2つの部分のうちの一方はポリマーの主鎖を構成し、他方は上記主鎖にグラフト化されている、少なくとも1つのグラフト化シリコーンポリマーの使用である。
【0008】
本発明で用いられる組成物は、上記グラフト化されたシリコーンポリマーに加えて、生理的に許容される媒体、すなわち皮膚とその表面体成長、粘膜および半粘膜と相容れる媒体を含む。
組成物中に存在するグラフト化シリコーンポリマーの量は、この組成物に望まれる引き締め効果に依存するが、通常、組成物の合計重量に対して、0.03から25%、好ましくは0.3から6%、より好ましくは約2%である。
【0009】
本発明はまた、上記の少なくとも1つのグラフト化シリコーンポリマーの、引き締め効果によるしわの柔軟化に効果的な量での、上記皮膚への適用を含む、老化皮膚、特にしわの皮膚の化粧処理の方法に関する。
上記グラフト化シリコーンポリマーは、当業者にはよく知られている。こうして、エアゾール中の固定材料としての、例えばラッカーとしての、ヘアスタイル形状の形作り(shaping)および/または保持のためのアニオン性グラフト化シリコーン誘導体の使用は、EP848,941から知られている。これらの化合物はまた、例えばEP756,860とWO97/46210に開示されているように、少なくとも1つのカチオン性ポリマーの溶剤ヘア組成物のスタイリング効果を増進させるためにも用いられる。
【0010】
上述のごとく、本発明のグラフト化シリコーンポリマーは、ポリシロキサン、少なくとも1つの非シリコーン有機モノマーでグラフト化されたポリシロキサンバックボーンを有するポリマー、およびそれらの混合物を含む、少なくとも1つのモノマーでグラフト化された非シリコーン有機バックボーンを有するポリマーから選ばれることができる。
【0011】
これらの2つのタイプのグラフト化シリコーンポリマーをここでより詳細に説明する。
前置きとして、以下の定義が与えられる:
1.”シリコーン”または”ポリシロキサン”:この明細書の文脈で、この用語は、それが一般的に受け入れられるものと一致して、
適当に官能化された(functionalized)シランの重合および/または重縮合により得られ、かつ
珪素原子が互いに酸素原子により結合され(シロキサン結合≡Si−O−Si≡)、任意に置換された炭化水素(hydrocarboneous)基が直接炭素原子を介して上記シリコン原子に結合している主単位の繰り返しから本質的に構成された、
種々の分子量の分岐または架橋された、直鎖または環状構造の、いかなる有機シリコーンポリマーまたはオリゴマーを意味すると理解される。
最も一般的な、炭化水素基は、アルキル基、特にC1−C10アルキル基、特にメチル基、フルオロアルキル基、アリール基、特にフェニル基、およびアルケニル基、特にビニル基;直接あるいは炭化水素基を介してシロキサン鎖に結合されることが可能な他のタイプの基は、特に水素、ハロゲン特に塩素、ホウ素、またはフッ素、チオール、アルコキシ基、ポリオキシアルキレン(またはポリエーテル)基特にポリオキシエチレンおよび/またはポリオキシプロピレン基、ヒドロキシルまたはヒドロキシアルキル基、置換されていてもされていなくてもよいアミノ基、アミド基、アシロキシまたはアシロキシアルキル基、ヒドロキシアルキルアミノまたはアミノアルキル基、第4級アンモニウム基、両性またはベタイン基、またはアニオン基、例えば、カルボキシレート、チオグリコレート、スルホサクシネート、チオサルフェート、ホスフェート、およびサルフェート基であるが、このリストはもちろん制限的ではない(いわゆる”有機修飾”シリコーン)。
【0012】
2.”ポリシロキサンマクロマー”:通常受け入れられるものと一致して、この表現は、本明細書では、その構造に、ポリシロキサンタイプのポリマー鎖を含むいかなるモノマーを示す。
【0013】
ポリシロキサンを含む少なくとも1つのモノマーでグラフト化された非シリコーン有機バックボーンを有するポリマー
本発明における、ポリシロキサンを含むモノマーでグラフト化された非シリコーン有機バックボーンを有するポリマーは、シリコーンを含まない有機モノマーから形成される有機主鎖からなり、そこには、上記鎖内および任意に少なくともその端部の一方でに、少なくとも1つのポリシロキサンマクロマーがグラフト化されている。
【0014】
グラフト化シリコーンポリマーの主鎖を構成する非シリコーン有機モノマーは、ラジカル経路で重合可能なエチレン不飽和を有するモノマー、重縮合により重合可能なモノマー、例えばポリアミド、ポリエステルまたはポリウレタンを形成するもの、または開環物(ring opening)を有するモノマー、たとえばオキサゾリンまたはカプロラクトンタイプのもの、から選ばれることができる。アニオン性を有する非シリコーン有機モノマーは有利に選ばれることができる。
【0015】
本発明における、ポリシロキサンを含むモノマーによりグラフト化された非シリコーン有機バックボーンを有するポリマーは、当業者に知られているいかなる方法でも得ることができ、特に(i)ポリシロキサン鎖に正しく官能化された(functionalize)原料ポリシロキサンマクロマーと(ii)官能基または共有結合を形成する上記マクロマーが持つ基との反応が可能な官能基により、正しく官能化される1つまたは複数の非シリコーン有機化合物の間の反応により、得ることができる;そのような反応の古典的な例は、マクロマーの端の一方にあるビニル基と、主鎖のエチレン不飽和を有するモノマーの二重結合との間のラジカル反応である。
【0016】
本発明における、ポリシロキサンを含むモノマーでグラフト化された非シリコーン有機バックボーンを有するポリマーは、好ましくは、エチレン不飽和を有するモノマーから、および端のビニル基を有するシリコーンマクロマーから、ラジカル重合により得られるコポリマー、あるいは官能化された基を含むポリオレフィンの、および上記官能化された基と反応できる端の官能基を有するポリシロキサンマクロマーの反応から得られるコポリマーである。
【0017】
本発明の使用に適するグラフト化されたシリコーンポリマーの特定のファミリーは、
a)ラジカル経路により重合され得るエチレン(ethylenic)不飽和を有する少なくとも1つの親油性モノマー(A);
b)(A)+(B)が99.99重量%から50重量%となるように、(A)型の1つ以上のモノマーで共重合され得るエチレン不飽和を有する少なくとも1つの極性親水性モノマー(B);および
c)0.01から50重量%の、以下の一般式の少なくとも1つのポリシロキサンマクロマー(C)
X(Y)nSi(R)3-mm (I)
(式中、Xはモノマー(A)および(B)で重合され得るエチレン不飽和を有する基を表し;
Yは二価の結合を有する基を表し;
Rは水素、ヒドロキシル基、C1−C6アルキルまたはアルキルアミノまたはアルコキシ基またはC6−C12アリール基を表し;
Zは少なくとも50の数平均分子量を有するポリシロキサン単位を表し;
nは0または1で、mは1から3までの整数であり;
パーセントは、モノマー(A)、(B)、および(C)の合計重量に対して計算されたものである)
を含むグラフト化シリコーンコポリマーからなる。
【0018】
これらのポリマーおよびその調製方法は、米国特許4,693,935号、4,728,571号、および4,972,037号、および欧州特許出願EP-A-0,412,704、EP-A-0,412,707、およびEP-A‐0,640,105に開示されている。それらは数平均分子量が好ましくは10,000から2,000,000の範囲であり、好ましくはガラス転移温度Tgまたは結晶融点温度Tmが少なくとも‐20℃である。
【0019】
親油性モノマー(A)の例としては、C1−C18アルコールを有するアクリル酸またはメタクリル酸のエステル;スチレン;ポリスチレンマクロマー;ビニルアセテート;ビニルプロピオネート;α‐メチルスチレン;tert−ブチルスチレン;ブタジエン;シクロヘキサジエン;エチレン;プロピレン;ビニルトルエン;1,1−ジヒドロパーフルオロアルカノールを有するまたはそのホモローグを有するアクリル酸またはメタクリル酸のエステル;ω‐ヒドリドフルオロアルカノールを有するアクリル酸またはメタクリル酸のエステル;フルオロアルキルスルホンアミドアルコールを有するアクリル酸またはメタクリル酸のエステル;フルオロアルキルアルコールを有するアクリル酸またはメタクリル酸のエステル;アルコールフルオロエーテルを有するアクリル酸またはメタクリル酸のエステル;またはそれらの混合物を挙げることができる。
【0020】
好ましいモノマー(A)は、n−ブチルメタクリレート、イソブチルメタクリレート、tert−ブチルアクリレート、tert−ブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、メチルメタクリレート、2−(N−メチルパーフルオロオクタンスルホンアミド)エチルアクリレート、2−(N−ブチルパーフルオロオクタンスルホンアミド)エチルアクリレート、およびそれらの混合物からなる群より選ばれる。
【0021】
極性モノマー(B)の例としては、アクリル酸、メタクリル酸、N,N−ジメチルアクリルアミド、ジメチルアミノエチルメタクリレート、四量体の(quaternized)ジメチルアミノエチルメタクリレート、(メタ)アクリルアミド、N−t−ブチルアクリルアミド、マレイン酸、無水マレイン酸およびそれらの半エステル、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、塩化ジアリルジメチルアンモニウム、ビニルピロリドン、ビニルエーテル、マレイミド、ビニルピリジン、ビニルイミダゾリン、極性ヘテロ環状ビニル化合物、スチレンスルホネート、アリルアルコール、ビニルアルコール、ビニルカプロラクタム、またはそれらの混合物を挙げることができる。
【0022】
好ましいモノマー(B)は、アクリル酸、N,N−ジメチルアクリルアミド、ジメチルアミノエチルメタクリレート、四量体の(quaternized)ジメチルアミノエチルメタクリレート、ビニルピロリドン、およびそれらの混合物からなる群より選ばれる。
【0023】
式(I)の好ましいポリシロキサンマクロマー(C)は、以下の一般式(II)に対応するものから選ばれる:
【0024】
【化4】
Figure 0004108898
【0025】
(式中、
1は水素またはメチル;
2はC1−C6アルキル、アルコキシまたはアルキルアミノ、C6−C12アリールまたはヒドロキシル;
3はC1−C6アルキル、アルコキシまたはアルキルアミノ、C6−C12アリールまたはヒドロキシル;
4はC1−C6アルキル、アルコキシまたはアルキルアミノ、C6−C12アリールまたはヒドロキシル;
5はC1−C6アルキル、アルコキシまたはアルキルアミノ、C6−C12アリールまたはヒドロキシル;
qは2から6までの整数;
nは0または1の値をとる;
rは0から750までの整数;および
mは1から3までの整数。
特に、以下の式(III)
【0026】
【化5】
Figure 0004108898
【0027】
(nは1から700までの数を表す)
を有するポリシロキサンマクロマーが使用される。
【0028】
本発明の特に好ましい実施態様は、
上記グラフト化シリコーンポリマーとして、
a)60重量%のtert−ブチルアクリレート;
b)20重量%のアクリル酸;
c)20重量%の式(III)のシリコーンマクロマー;
【0029】
【化6】
Figure 0004108898
【0030】
(nは1から700までの数を表し、重量パーセントは、モノマーの全重量に対して計算されたものである)
からなるモノマーの混合物からのラジカル重合により得ることができるものである。
このコポリマーはこの後、”PDMSメタクリレートによりグラフト化されたアクリル酸(acrylic)/アクリル酸塩(acrylate)コポリマー”により示される。
【0031】
少なくとも1つの非シリコーン有機モノマーによりグラフト化されたポリシロキサンバックボーンを有するポリマー
本発明によれば、非シリコーン有機モノマーによりグラフト化されたポリシロキサンバックボーンを有するグラフト化シリコーンポリマーは、鎖内または任意に少なくとも一方の端に、シリコーンを含まない少なくとも1つの有機基がグラフト化されている主シリコーン(またはポリシロキサン(≡Si−O−)n)鎖を含む。
【0032】
本発明における、非シリコーン有機モノマーによりグラフト化されたポリシロキサンバックボーンを有するポリマーは、既存の市販品でもよく、あるいは当業者に周知ないかなる方法でも得ることができる。特に、i)1または複数の珪素原子に正しく官能化された(functionalize)原料シリコーンと(ii)官能基または共有結合を形成する上記シリコーンが持つ基との反応が可能な官能基により、それ自身が正しく官能化される、非シリコーン有機化合物の間の反応により得ることができる;そのような反応の古典的な例は、≡Si-H基とCH2=CH−ビニル基との間の加水シリル化(hydrosilylation)反応、あるいは−SHチオ官能基とそれらの同じビニル基との間の反応である。
【0033】
本発明の実施に適した、非シリコーン有機モノマーによりグラフト化されたポリシロキサンバックボーンを有するポリマーと、それらの調製のための特定の方法の例は、特に特許出願EP−A−0,582,152、WO93/23009およびWO95/03776に開示されており、それらの教示は、本明細書の中に非制限的な参照として完全に取りこまれる。
【0034】
本発明の特に好ましい実施態様によれば、用いられる、非シリコーン有機モノマーでグラフト化されたポリシロキサンバックボーンを有するシリコーンポリマーは、一方は、エチレン不飽和を示す少なくとも1つのアニオン性非シリコーン有機モノマーおよび/またはエチレン不飽和を示す1つの疎水性の非シリコーン有機モノマー、他方は、その鎖の中に、共有結合の形成を伴う上記非シリコーンモノマーの上記エチレン不飽和との反応が可能な少なくとも1つの官能基、特にチオ官能基、を示すシリコーンとの間のラジカル共重合の結果を含む。
【0035】
本発明によれば、エチレン不飽和を有する上記アニオン性モノマーは、任意に一部または完全に塩の形態に中和されている、直鎖または分岐した不飽和カルボン酸から、単独または混合物として好ましくは選ばれ、これまたはこれらの不飽和カルボン酸は、特に、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、フマル酸およびクロトン酸であることができる。特に好ましい塩は、アルカリ金属、アルカリ土類金属およびアンモニウム塩である。なお同様に、最終的なグラフト化シリコーンポリマーで、不飽和カルボン酸タイプの少なくとも1つのアニオン性モノマーのラジカル(ホモ)重合の結果に含まれるアニオン性の有機基は、反応の後、塩の形態に転換するために、塩基(水酸化ナトリウム、アンモニアなど)で後中和(post-neutralized)されることができる。
【0036】
本発明によれば、エチレン不飽和を有する疎水性モノマーは、好ましくは、単独あるいは混合物として、アルカノールアクリル酸エステルおよび/またはアルカノールメタクリル酸エステルから選ばれる。アルカノールは好ましくはC1−C18アルカノール、特に好ましくはC1−C12アルカノールである。好ましいモノマーは、イソオクチル(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、イソペンチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、メチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、およびそれらの混合物からなる群より選ばれる。
【0037】
本発明の実施に特によく適した非シリコーン有機モノマーでグラフト化されたポリシロキサンバックボーンを有するシリコーンポリマーのファミリーは、以下の式(IV)の単位:
【0038】
【化7】
Figure 0004108898
【0039】
(式中、G1基は、同一または異なって、水素またはC1−C10アルキル基または代わりにフェニル基を表し;G2基は、同一または異なって、C1−C10アルキレン基を表し;G3基は、エチレン不飽和を有する少なくとも1つのアニオン性モノマーの(ホモ)重合から得られるポリマー残基を表し;G4はエチレン不飽和を有する少なくとも1つの疎水性モノマーの(ホモ)重合から得られるポリマー残基を表し;mとnは、互いに独立して、0または1であり;aは0から50までの整数であり;bは10から350までとなり得る整数であり、cは0から50までの整数であるが、ただしパラメーターaとcのうちの1つは0ではない)をその構造内に含むシリコーンポリマーからなる。
【0040】
上記式(IV)の単位は、以下の特性:
−G1基は、C1−C10アルキル基を表すこと;
−nは0でなく、G2基は、2価のC1−C3基を表すこと;
−G3基は、エチレン不飽和を有するカルボン酸型の、好ましくはアクリル酸および/またはメタクリル酸の、少なくとも1つのモノマーの(ホモ)重合から得られるポリマー基を表すこと;
−G4は、(C1−C10)アルキル(メタ)アクリレート型の少なくとも1つのモノマーの(ホモ)重合から得られるポリマー基を表すこと
のうち好ましくは少なくとも1つ、より好ましくは全てを示す。
式(IV)に対応するグラフト化シリコーンポリマーの例は、特に、チオプロピレン型の連結結合(connection link)を介して、ポリ((メタ)アクリル酸)型とポリ(アルキル(メタ)アクリル酸)型との混合ポリマー単位がそこにグラフト化されたポリジメチルシロキサン(PDMS)である。
【0041】
これらのポリマーは、CTFA命名法に従って、”ポリシリコーン‐8”として参照される。
それらは、例えば、プロピルチオ(ポリメチルアクリレート)、プロピルチオ(ポリメチルメタクリレート)、およびプロピルチオ(ポリメタクリル酸)グラフト化ポリジメチルシロキサンを含む。あるいは、それらは、(ポリイソブチルメタクリレート)およびプロピルチオ(ポリメタクリル酸)グラフト化ポリジメチルシロキサンを含むこともできる。
【0042】
そのようなグラフト化シリコーンポリマーは、特に3M社により商品名VS70、VS80およびLO21で市販されている。
本発明の非シリコーン有機モノマーによりグラフト化されたポリシロキサンバックボーンを有するシリコーンポリマーの数平均分子量は、好ましくは約10,000から1,000,000の範囲であり、より好ましくは約10,000から100,000の範囲である。
【0043】
本発明の組成物は、皮膚への局所適用のために通常用いられている全ての薬品投与形態で提供されることができ、特に水性、水性/アルコール性、または油性溶液の、水中油型または油中水型または多重(マルチプル)エマルジョンの、水性または油性ゲルの、液体、ペースト状、あるいは固体無水製品の、または小球体の存在する水相中の油の分散液の形態で提供されることができ、これらの小球体(spherules)は、重合性ナノ粒子(nanoparticles)、例えばナノ球体(nanosperes)およびナノカプセル、またはより好ましくはイオン性および/または非イオン性タイプの脂肪ベシクルであることができる。
【0044】
この組成物はほぼ流体であることができ、白または着色クリームの、軟膏の、乳液の、ローションの、漿液(serum)の、ペーストの、またはフォームの外観を呈することができる。任意にエアゾールの形態で、皮膚に適用することができる。それは固体の形態で、例えばスティックの形態で、提供されることもできる。それは、皮膚のケアのための製品として、および/または皮膚のメイクアップのための製品として用いられることもできる。
【0045】
本発明の組成物は、特に、漿液の形態で提供される抗しわ組成物を構成する。周知のとおり、本発明の組成物は、化粧品業界での通常のアジュバント、例えば親水性または親油性ゲル化剤、親水性または親油性活性因子、保存料、抗酸化剤、溶剤、香料、充填剤、スクリーン剤、顔料、吸臭剤、着色材をも含むことができる。これらの種々のアジュバントの量は、従来業界で考慮されて用いられる量であり、例えば、組成物の全重量に対し0.01から20重量%である。これらのアジュバントは、その性質により、脂質相内に、水相内に、脂肪ビシクル内におよび/またはナノ粒子内に導入されることができる。これらのアジュバントとそれらの濃度は、ポリマー系の望まれる引き締め特性を変化させないようにされなければならない。
【0046】
本発明の組成物がエマルジョンのとき、脂質相の割合は、組成物の全重量に対して、5から80重量%の範囲であることができ、好ましくは5から50重量%の範囲であることができる。エマルジョンの形態の組成物で用いられる脂肪物質、乳化剤および共乳化剤は、従来この業界で用いられていたものから考慮して選ばれることができる。乳化剤と共乳化剤は、組成物全重量に対して好ましくは0.3から30重量%、より好ましくは0.5から20重量%存在する。
【0047】
本発明に用いられる脂肪物質として、オイル特に鉱物オイル(液体ワセリン(petrolatum))、植物由来のオイル(アボガドオイル、大豆オイル)、動物由来のオイル(ラノリン)、合成オイル(プレヒドロスクアレン)、シリコーンオイル(シクロメチコン)およびフッ化オイル(パーフルオロポリエーテル)が挙げられる。脂肪物質として、脂肪アルコール(セチルアルコール)、脂肪酸、ワックスおよびゴム(gum)特にシリコーンゴムが挙げられる。
【0048】
本発明に用いられる乳化剤および共乳化剤として、例えば、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、例えばPEG−50ステアレートおよびPEG−40ステアレート、およびポリオール脂肪酸エステル、例えばステアリン酸グリセリルおよびトリステアリン酸ソルビタンが挙げられる。
【0049】
特に、親水性ゲル化剤として、カルボキシビニルポリマー(カルボマー)、アクリル酸コポリマー、例えばアクリレート/アルキルアクリレートコポリマー、ポリアクリルアミド、多糖類、天然ゴムおよび粘土が挙げられ、親油性ゲル化剤として、変性(modified)粘土、例えばベントン(bentones)、脂肪酸の金属塩、疎水性シリカおよびポリエチレンが挙げられる。
【0050】
特に活性因子として、ポリオール(グリセロール、プロピレングリコール)、ビタミン、角化溶解(keratolytic)および/または剥離剤、鎮静(soothing)剤およびそれらの混合物が上げられる。
【0051】
さらに、本発明において用いられる引き締め剤としては、当業者に引き締め剤として知られた、本発明の引き締め剤とは異なる性質を有する他の化合物、特にたんぱく質またはたんぱく質加水分解物を組み合わせて用いられることもできる。このタイプの化合物としては、例えば乳たんぱく質、例えばラクトアルブミン、植物たんぱく質、例えばEleserylの名でLSN社により市販されている大豆たんぱく質、”Reductine”の名でSilab社より市販されている燕麦由来のもの、または核酸、例えばDNAが挙げられる。他の形態として、FR-A-2,758,084に開示された引き締めポリマーと本発明の引き締め剤を組み合わせることも可能である。
【0052】
こうして、本発明の組成物は、好ましくは生理的に受容される媒体中に、上記少なくとも1つのグラフト化されたシリコーンポリマーと、1つ以上の植物たんぱく質を含む。
【0053】
代替的な形態として、あるいは上記に加えて、本発明の組成物は、好ましくは、生理的に許容される媒体中に、少なくとも1つの上記グラフト化されたシリコーンポリマーと、1つ以上の排出(draining)、脂肪分解性、反浸潤(disinfiltrating)、スリミング、引き締め(firming)、抗グリカント(antiglycant)および/または血管保護(vasoprotective)化合物を含む。
【0054】
本発明の組成物において、スリミング活性因子としては、それ自体脂漏性(adiposity)および/または脂肪(cellulite)との戦いにおいてほぼ高い活性を示すことが知られた、および/または顔のためのスリミング剤として知られたいかなる化合物も使用できる。
【0055】
それらは例えば以下のものから選ばれることができる:
1)ホスホジエステラーゼ阻害剤、例えば:
‐キサンチン誘導体、例えばカフェインとその誘導体、特に文献FR-A-2,617,401に開示された1−ヒドロキシアルキルキサンチン、クエン酸カフェイン、テオフィリンおよびその誘導体、テオブロミン、アセフィリン、アミノフィリン、クロロエチルテオフィリン、ジプロフィリン、ジニプロフィリン、エタミフィリンおよびその誘導体、エトフィリンまたはプロキシフィリン;
‐キサインチン誘導体を含む組み合わせ、例えばカフェインとシラノール(カフェインのメチルシラネトリオール誘導体)の組み合わせ、例えば、Exsymol社によりcafeisilane Cの名で市販されている製品;
‐キサンチンベース、特にカフェイン、例えば茶、コーヒー、ガラナ、マテまたはコーラ(Cola nitida)抽出物、特に8から10%のカフェインを含むガラナ(Paulina Sorbilis)果実の乾燥抽出物、の天然由来の化合物;
‐エフェドリンおよびその誘導体、これは特にMa Huang(Ephedra植物)などの植物の天然状態に見出される。
【0056】
2)植物抽出物および海産物由来の抽出物、これは阻害されるレセプター、例えばα2−ブロッカーまたはNPY-ブロッカーに対して活性である、あるいはβ‐レセプターおよびプロテインGを刺激することにおいて活性であり、その結果アデニルシクラーゼの活性化をもたらすもの、あるいはリポたんぱく質リパーゼに作用するもの、グルコース捕捉を阻害するもの、または脂肪分解に好ましいおよび/または脂肪合成に好ましくない他の酵素に対して作用するもの。このタイプの植物抽出物としては、例えば:
‐Garcinia cambogia
‐Bupleurum chinensis抽出物
‐イングリッシュアイビー(Hedera helix)の、アルニカ(Arnica montana L)の、ローズマリー(Rosmarinus officinalis)の、マリーゴールドの(Calendula officinalis)の、サルビア(Salvia Officinalis L)の、ヤクヨウニンジン(Panax ginseng)の、オトギリソウ(Hypericum perforatum)の、ナギイカダ(Ruscus aculeatus L)の、シモツケソウ(Filopendula ulmaria L)の、ネコヒゲ(cat's whiskers)(Orthosiphon stamineus Benth)の、またはカバノキの(Betula alba)の抽出物、
‐Ginkgo biloba 抽出物
‐トクサ抽出物
‐セイヨウトチノキ抽出物
‐cangzhu抽出物
‐Chrysanthellum indicum抽出物
‐Armeniacea、Atractylodis、Platicodon、Sinommenum、PharbitidisまたはFlemingia属の植物からの抽出物
‐Coleus抽出物、例えば、C. forskohlii C. blumei、C. esquirolii、C. scuttellaroides、C. xanthantus、およびC. barbatus抽出物、例えばフォルスコリン(forskolin)60%を含むColeus barbatus根抽出物、
‐Ballota抽出物
‐Guioa、Davallia、Terminalia、Barringtonia、TremaまたはAntirobiaの抽出物
が挙げられる。
【0057】
海産物由来の抽出物としては、
‐藻類抽出物、例えばSecma社から商品名Rhodysterolの名で市販されている紅藻(Gelidium cartilagineum)抽出物またはSecma社からPhycox75の名で市販されているLaminaria digitata抽出物、
‐プロタミンとそれらの誘導体、例えば文献FR-A-2,758,724に開示されているものが挙げられる。
【0058】
3)PPARs(ペロキシソーム増殖体活性化レセプター(Peroxisome Proliferator Activated Receptors))に結合するスリミング活性因子、例えば文献WO-A-97/10813およびWO-96/33724に開示されているもの、または脂肪組織の脂肪細胞の前駆体細胞の分化をブロックする活性因子。
【0059】
スリミング活性因子の量は広い範囲で変えることができ、用いる活性因子の性質による。スリミング活性因子は一般的には、組成物全重量に対して0.05から20重量%の濃度で存在し、好ましくは0.1から10重量%である。
【0060】
スリミング活性因子の作用を相補する活性因子をこれらのスリミング活性因子に加えることができ、特に:
1)微小循環に作用する活性因子(血管保護剤または血管拡張剤)、例えばフラボノイド、ルスコゲニン(ruscogenins)、エスクロシド(esculosides)、セイヨウトチノキ(horse chestnut)からのエスキン(aescine)抽出物、ニコチン酸塩(nicotinates)、ヘスペリジンメチルカルコン、ナギイカダ(butcher's broom)、ラベンダーまたはローズマリーの精油、および他のルチン誘導体、例えば硫酸ルチニルの二ナトリウム塩;
【0061】
2)引き締め活性因子および/または抗グリカント活性因子(糖がコラーゲン繊維に付着するのを防止する)、例えばCentella asiaticaおよびSiegesbeckia抽出物およびSaccharomyces cerevisiaeタイプの酵母抽出物、これはコラーゲンの合成を促進する、およびシリコーンおよびアマドリン、これは抗グリカント剤として作用する。
【0062】
こうして、本発明の組成物は、有利には、生理的に許容される媒体中に、上記の少なくとも1つのグラフト化されたシリコーンポリマーと、以下から選ばれる化合物の1つ以上を含む:セイヨウトチノキ抽出物、アイビー抽出物、ナギイカダ抽出物、Bupleurum chinensis抽出物、藻類抽出物、カフェインおよびルチン誘導体。
【0063】
これらの活性因子の量は、広い範囲で変化し得る。これらの活性因子は、一般的には、組成物の全重量に対して、0.01から15重量%の範囲の濃度、好ましくは0.05から10重量%の濃度で存在する。
不適合の場合は、上記活性因子を、組成物中で互いに隔離させるように、小球体、特にイオン性または非イオン性のベシクルおよび/またはナノ粒子(ナノカプセルおよび/またはナノ球体)に含ませることができる。
【0064】
【実施例】
以下の本発明の組成物の例は、説明のために示すものであってこれに制限されるものではない。以下で示される量は重量パーセントである。
【0065】
実施例1:しわ止め
クリーム
‐水素添加ポリイソブテン 5.5%
‐イソステアリル ネオペンタノエート 3.5%
‐ステアリン酸グリセリルおよびPEG−100ステアレート 2.0%
‐脂肪アルコール 3.5%
‐ステアリン酸 3.0%
‐シクロメチコン 11.0%
‐ポリアクリルアミドおよびC13−C14イソパラフィンおよび
ラウレス‐7(Sepigel 305、Seppic社により市販されている) 1.7%
‐ポリシリコーン‐8(3MからのVS80)、30%水溶液として 7.0%
‐保存料 0.3%
‐中和剤 0.03%
‐脱イオン水 100%となる量
【0066】
実施例2 老化防止漿液
‐ポリアクリルアミドおよびC13−C14イソパラフィンおよび
ラウレス‐7(Sepigel 305、Seppic社により市販されている) 1.0%
‐キサンタンガム 0.2%
‐無水マレイン酸および1,9−デカジエンにより
架橋されたメチルビニルエーテルポリマー 0.2%
‐トリエタノールアミン 0.2%
‐ポリシリコーン‐8(3MからのVS80)、30%水溶液として 7.0%
‐保存料 0.3%
‐脱イオン水 100%となる量
【0069】
実施例5:顔のためのスリミングクリーム
‐水素添加ポリイソブテン 5.0%
‐エスキン(aescine) 0.1%
‐カフェイン 0.3%
‐グリセロールおよびプロピレングリコール 7%
‐シクロメチコンおよびジメチコノール 2.2%
‐大豆たんぱく質 5%
‐二硫酸ルチニルの二ナトリウム塩 0.1%
‐ゲル化剤 1%
‐ポリシリコーン‐8(3MからのVS80)、30%水溶液として 1%
‐Gelidium cartilagineum抽出物(SecmaからRhodysterol) 2.5%
‐Bupleurum chinensis rhizome抽出物およびカフェイン
(SedermaからのPleurimincyl) 2%
‐アルコール 15%
‐充填剤 0.2%
‐中和剤 0.013%
‐保存料 0.25%
‐水 100%となる量
【0070】
実施例6:顔のためのシェーピング漿液
‐ペンタエリスリチル テトラオクタノエート 5.0%
‐イングリッシュアイビー抽出物 0.1%
‐カフェイン 0.5%
‐Terminalia sericea 抽出物 0.1%
‐グリセロール 3%
‐シクロメチコン 2%
‐大豆たんぱく質 10%
‐二硫酸ルチニルの二ナトリウム塩 0.05%
‐ゲル化剤 3%
‐ポリシリコーン‐8(3MからのVS80)、30%水溶液として 1%
‐酵母抽出物 3.5%
‐アルコール 10%
‐中和剤 0.013%
‐保存料 0.25%
‐水 100%となる量
【0071】
実施例7:引き締め効果の感覚評価
上記実施例2の漿液を、眼の外郭にしわと細かい筋が現れている5人の女性のパネルで試験した。右または左眼の外郭に漿液を適用し、他方の眼の外郭は何もつけないという試験を2回実施した。さらに、両目の外郭に異なる量のシーラムを適用するという試験を3回実施した。
しわおよび細かい筋を少し滑らかにする効果から、より著しく目に見える滑らか/引き締め効果まで、適用するシーラムの量によって引き締め効果が変化することが観察された。特に皮膚上でフィルムが乾燥した後、からすの足跡のしわは、眼の下のそれと同様にこうして減少し、やわらかで、つるつるの新鮮な化粧感を提供した。
【0072】
実施例8:ダーモメーター(dermometer)を用いた測定による引き締め効果の評価
実施例1と2の組成物とシーラムをダーモメーターで試験した。この装置は、L.Rasseneurらにより、Influence des Differents Constituants de la Couche Cornee sur la Mesure de son Elasticite (弾力性の測定における角質層の種々の成分の影響)、Internatinal Journal of Cosmetic Science 4, 247-260 (1982)に記載された。
【0073】
方法の原理は、試験組成物の処理の前と後で、外科手術により得られるヒト皮膚から分離された角質層の試験標本の長さを測定することからなる。
これを実施するために、試験標本を、30℃と40%の相対湿度の雰囲気中、装置の、一方は静止しており他方は可動である2つのあごの間に置く。
試験標本に引張力を作用させ、長さ(ミリメーターで)の関数として力(グラムで)の曲線を記録させる。ここで、長さゼロは、装置の2つの挟みあごの間の接触に対応する。
ついでその直線領域のカーブの接線を描く。この接線の横座標軸との交点が、ゼロの力での試験標本の見かけの長さL0に対応する。
試験標本を緩めて、ついで試験組成物2mg/cm2を角質層に適用する。15分の乾燥後、処理後の試験標本の長さL1を測定するために、上記ステージを再び実施する。
【0074】
収縮のパーセントは
%収縮=100×(L1−L0)/L0
により定義される。
引き締め効果とされるためには、このパーセントは負でなければならず、引き締め効果は収縮増加のパーセントの絶対値に比例して増加する。
【0075】
結果
本発明の引き締めポリマーを含む実施例2の漿液は、−1.8±0.4%の収縮のパーセント(平均および7サンプルに対する標準偏差)を示し、引き締めポリマーを含まない同じ漿液は−0.5±0.3%の収縮のパーセントを示す。この結果は、この漿液と実施例1の組成物に用いられるポリマーの引き締め効果を確認するものである。

Claims (7)

  1. 以下の式の単位( IV ):
    Figure 0004108898
    (式中、
    1 基は、同一または異なって、水素またはC 1 −C 10 アルキル基または代わりにフェニル基を表し;
    2 基は、同一または異なって、C 1 −C 10 アルキレン基を表し;
    3 基は、エチレン不飽和を有する少なくとも1つのアニオン性モノマーの(ホモ)重合から得られるポリマー残基を表し;
    4 はエチレン不飽和を有する少なくとも1つの疎水性モノマーの(ホモ)重合から得られるポリマー残基を表し;
    mとnは、互いに独立して、0または1であり;
    aは0から50までの整数であり;
    bは10から350までとなり得る整数であり、
    cは0から50までの整数であるが、
    ただしパラメーターaとcのうちの1つは0ではない)を含むグラフト化シリコーンポリマーを皺除去剤および/または皮膚引き締め剤として含む、皺除去および/または皮膚引締め用化粧品組成物。
  2. 上記式( IV )の単位が以下の特性:
    −G 1 基は、C 1 −C 10 アルキル基を表すこと;
    −nは0でなく、G 2 基は、2価のC 1 −C 3 基を表すこと;
    −G 3 基は、エチレン不飽和を有するカルボン酸型の少なくとも1つのモノマーの(ホモ)重合から得られるポリマー基を表すこと;
    −G 4 は、(C 1 −C 10 )アルキル(メタ)アクリレート型の少なくとも1つのモノマーの(ホモ)重合から得られるポリマー基を表すことのうち少なくとも1つを示すことを特徴とする請求項1記載の化粧品組成物。
  3. 式( IV )に対応する上記グラフト化シリコーンポリマーが、チオプロピレン型の連結結合を介して、ポリ((メタ)アクリル酸)型とポリ(アルキル(メタ)アクリル酸)型との混合ポリマー単位がグラフト化されたポリジメチルシロキサンであることを特徴とする請求項2記載の化粧品組成物。
  4. 上記グラフト化シリコーンポリマーが、上記組成物の全重量に対して、0.03から25%であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の化粧品組成物。
  5. 1つ以上の植物たんぱく質を含むことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の化粧品組成物。
  6. 1つ以上の排出、脂肪分解性、反浸潤、スリミング、引き締め、抗グリカントおよび/または血管保護化合物を含むことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の化粧品組成物。
  7. 上記化合物が、トチノキ抽出物、アイビー抽出物、ナギイカダ抽出物、中国産ミシマサイコ( Bupleurum chinensis )抽出物、藻類抽出物、カフェイン、およびルチン誘導体から選ばれることを特徴とする請求項5または6記載の化粧品組成物。
JP2000078735A 1999-03-22 2000-03-21 少なくとも1つのグラフト化シリコーンポリマーの引き締め剤としての使用 Expired - Fee Related JP4108898B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9903531A FR2791257B1 (fr) 1999-03-22 1999-03-22 Utilisation comme agent tenseur d'au moins un polymere silicone greffe
FR9903531 1999-03-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000297027A JP2000297027A (ja) 2000-10-24
JP4108898B2 true JP4108898B2 (ja) 2008-06-25

Family

ID=9543479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000078735A Expired - Fee Related JP4108898B2 (ja) 1999-03-22 2000-03-21 少なくとも1つのグラフト化シリコーンポリマーの引き締め剤としての使用

Country Status (9)

Country Link
US (1) US20020131948A1 (ja)
EP (1) EP1038519B1 (ja)
JP (1) JP4108898B2 (ja)
KR (1) KR100350916B1 (ja)
AT (1) ATE328579T1 (ja)
BR (1) BR0000714A (ja)
DE (1) DE60028435T2 (ja)
ES (1) ES2265884T3 (ja)
FR (1) FR2791257B1 (ja)

Families Citing this family (62)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4236342B2 (ja) * 1999-07-30 2009-03-11 東レ・ダウコーニング株式会社 カルボシロキサンデンドリマーおよびデンドリマー含有有機重合体
DE10063342A1 (de) * 2000-12-19 2002-06-20 Beiersdorf Ag Selbstschäumende oder schaumförmige Zubereitungen
JP3947668B2 (ja) * 2000-12-22 2007-07-25 株式会社資生堂 水系溶媒用会合性増粘剤、それを含むゲル状組成物及びエマルション組成物
DE10121092A1 (de) * 2001-04-26 2002-10-31 Beiersdorf Ag Kosmetische oder dermatologische Formulierungen mit einem Gehalt an Sericosid und/oder Pflanzenextrakten, dasselbe enthaltend
KR20030024932A (ko) * 2001-08-22 2003-03-28 주식회사 코리아나화장품 병풀 추출물을 함유하는 화장료 조성물
FR2838343B1 (fr) * 2002-04-12 2004-05-28 Oreal Composition cosmetique sous forme d'emulsion multiple comprenant un agent tenseur
FR2846884B1 (fr) * 2002-11-12 2007-06-15 Oreal Composition, notamment cosmetique, comprenant un latex tenseur et un polymere amphiphile ionique
CH693819A5 (it) * 2003-07-21 2004-02-27 Gecomwert Anstalt Preparato contro gli inestetismi cutanei della cellulite.
FR2859627B1 (fr) * 2003-09-12 2006-01-27 Oreal Composition cosmetique sous forme d'emulsion e/h
FR2863491A1 (fr) * 2003-12-12 2005-06-17 Oreal Composition cosmetique comprenant un polymere et un polymere et un plastifiant
WO2005058257A1 (fr) * 2003-12-12 2005-06-30 L'oreal Composition cosmetique comprenant un polymere et un plastifiant
US20050186169A1 (en) * 2004-02-23 2005-08-25 L'oreal Process for treating skin with a tetrapolymer
FR2867681A1 (fr) * 2004-03-19 2005-09-23 Oreal Composition cosmetique comprenant un agent tenseur et une dispersion de particules solides d'un polymere ethylenique greffe
US20060005326A1 (en) * 2004-07-01 2006-01-12 Isabelle Rollat-Corvol Dyeing composition comprising at least one elastomeric film-forming polymer and at least one dyestuff
US20060000485A1 (en) * 2004-07-01 2006-01-05 Henri Samain Pressurized hair composition comprising at least one elastomeric film-forming polymer
US20060002882A1 (en) * 2004-07-01 2006-01-05 Isabelle Rollat-Corvol Rinse-out cosmetic composition comprising elastomeric film-forming polymers, use thereof for conditioning keratin materials
US20060002877A1 (en) * 2004-07-01 2006-01-05 Isabelle Rollat-Corvol Compositions and methods for permanently reshaping hair using elastomeric film-forming polymers
US20060005325A1 (en) * 2004-07-01 2006-01-12 Henri Samain Leave-in cosmetic composition comprising at least one elastomeric film-forming polymer and use thereof for conditioning keratin materials
FR2877568B1 (fr) 2004-11-10 2008-03-21 Oreal Composition cosmetique comprenant un hydrolysat de proteines de riz et un agent augmentant la synthese des glycosaminoglycannes
GB0426255D0 (en) * 2004-11-30 2004-12-29 Younger Skin Ltd Improvements in and relating to products for skin treatment
US7300649B2 (en) 2005-02-11 2007-11-27 Genepharm, Inc. Cosmetic and cosmeceutical compositions for restoration of skin barrier function
FR2883173B1 (fr) * 2005-03-17 2007-06-22 Oreal Utilisation cosmetique d'un copolymere particulier en tant qu'agent tenseur de la peau dans une composition cosmetique
FR2885037B1 (fr) * 2005-05-02 2007-09-28 Oreal Kit de maquillage des matieres keratiniques et procede de mise en oeuvre
FR2885038B1 (fr) * 2005-05-02 2007-09-28 Oreal Kit de maquillage des matieres keratiniques et procede de mise en oeuvre
DE102005021805B3 (de) * 2005-05-04 2006-10-05 Lancaster Group Gmbh Kosmetisches Verfahren zur Körpermodellierung mit Sonnenschutz und Modellierungs-Set
US7871634B2 (en) 2005-08-11 2011-01-18 L'oréal Cosmetic compositions useful for lengthening lashes
FR2889808B1 (fr) 2005-08-17 2011-07-22 Oreal Utilisation de l'acide 8-hexadecene-1,16-dicarboxylique comme agent de soin destine a favoriser la cohesion de la couche cornee
WO2007042679A2 (fr) * 2005-10-14 2007-04-19 L'oreal Composition cosmetique contenant un compose non phosphate a base d'adenosine et un polymere tenseur
US20070092473A1 (en) * 2005-10-21 2007-04-26 L'oreal Cosmetic composition containing a statistical polymer with a linear main chain of ethylenic nature
FR2892304B1 (fr) * 2005-10-21 2008-01-04 Oreal Procede cosmetique utile pour lisser la peau
FR2893501B1 (fr) 2005-11-21 2014-03-14 Oreal Compositions topiques pour favoriser l'homeostasie de la peau
FR2894139A1 (fr) * 2005-12-01 2007-06-08 Oreal Composition cosmetique contenant un polymere statistique a chaine principale lineaire de nature ethylenique
US20070183994A1 (en) * 2006-02-03 2007-08-09 Toma's, L.L.C. Self-tanning product having slimming, firming and toning properties associated therewith
US20100009931A1 (en) * 2006-05-05 2010-01-14 L'oreal Association of a tensor agent or device and a saccharide compound
DE102006058394B3 (de) * 2006-12-07 2008-06-26 Coty Prestige Lancaster Group Gmbh Hautbräunungs-Basisformulierung mit DHA
WO2008077065A2 (en) * 2006-12-18 2008-06-26 Avon Products, Inc. Mascara composition containing shape-memory polymers, gels and fibers
FR2911067B1 (fr) 2007-01-09 2009-02-13 Oreal Composition cosmetique contenant un polymere tenseur et des particules hybrides
US20080233075A1 (en) * 2007-03-22 2008-09-25 Marina Sokolinsky Cosmetic composition for skin tightening
FR2918269B1 (fr) 2007-07-06 2016-11-25 Oreal Composition de protection solaire contenant l'association d'un polymere semi-cristallin et de particules de latex creuses.
FR2918561B1 (fr) 2007-07-09 2009-10-09 Oreal Utilisation pour la coloration de la peau de l'acide dehydroascorbique ou des derives polymeres ; procedes de soin et/ou de maquillage.
FR2918563B1 (fr) 2007-07-12 2009-12-04 Oreal Composition photoprotectrice fluide aqueuse a base d'un polymere polyamide a terminaison amide tertiaire.
FR2918885B1 (fr) 2007-07-17 2009-08-28 Oreal Utilisation d'extrait de bacterie cultivee sur eau thermale pour diminuer les poches et/ou les cernes perioculaires
US9414970B2 (en) * 2007-10-24 2016-08-16 Bio Med Sciences, Inc. Wrinkle reducing skin patch, process of manufacture and useful articles thereof
DE102008014289A1 (de) * 2008-03-11 2009-09-17 Coty Prestige Lancaster Group Gmbh Kosmetikum mit Anti-Alterungswirkung
FR2931064B1 (fr) 2008-05-14 2010-08-13 Oreal Composition cosmetique contenant un derive de dibenzoylmethane et un derive de pyrrolidinone; procede de photostabilisation du derive de dibenzoylmethane
FR2936706B1 (fr) 2008-10-08 2010-12-17 Oreal Composition cosmetique contenant un derive de dibenzoylmethane et un compose dithiolane ; procede de photostabilisation du derive de dibenzoylmethane
FR2939036B1 (fr) 2008-12-01 2010-12-17 Oreal Procede de coloration artificielle de la peau utilisant un melange de carotenoide et de colorant vert lidophile ; nouveau melange de colorants lipophiles ; composition
DE102009009758A1 (de) 2009-02-20 2010-08-26 Beiersdorf Ag Hautpflege-Formulierungen mit einem sofort spürbaren Straffungseffekt
FR2953716B1 (fr) 2009-12-16 2015-03-27 Oreal Kit de formulation d'un produit cosmetique
FR2958154B1 (fr) 2010-04-01 2012-06-08 Oreal Procede de soin et/ou de maquillage des rides
WO2012130690A2 (en) 2011-03-31 2012-10-04 L'oreal Process for treating human perspiration using a tautening hydrophobic film-forming polymer; compositions
WO2012174091A2 (en) 2011-06-13 2012-12-20 The Procter & Gamble Company PERSONAL CARE COMPOSITIONS COMPRISING A pH TUNEABLE GELLANT AND METHODS OF USING
WO2012174096A2 (en) 2011-06-13 2012-12-20 The Procter & Gamble Company Personal care compositions comprising a di-amido gellant and methods of using
WO2012177757A2 (en) 2011-06-20 2012-12-27 The Procter & Gamble Company Personal care compositions comprising shaped abrasive particles
JP6050572B2 (ja) * 2011-08-10 2016-12-21 ロート製薬株式会社 弾性線維形成促進剤
JP6050573B2 (ja) * 2011-08-10 2016-12-21 ロート製薬株式会社 Ltbp−4産生促進剤
WO2013075116A2 (en) 2011-11-17 2013-05-23 Heliae Development, Llc Omega 7 rich compositions and methods of isolating omega 7 fatty acids
US9271912B2 (en) 2012-06-13 2016-03-01 The Procter & Gamble Company Personal care compositions comprising a pH tuneable gellant and methods of using
JP6641227B2 (ja) * 2016-04-28 2020-02-05 信越化学工業株式会社 乳化化粧料
FR3060307B1 (fr) 2016-12-16 2019-01-25 L'oreal Composition cosmetique comprenant des corps gras solides et un polymere gelifiant
FR3061002B1 (fr) 2016-12-23 2019-05-24 L'oreal Composition comprenant de l’acide hydroxyethylpiperazine ethane sulfonique et au moins un alkylpolyglucoside
WO2023192538A1 (en) 2022-03-31 2023-10-05 Galderma Holding SA Personal care compositions for sensitive skin and methods of use

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0582152B1 (en) * 1992-07-28 2003-04-16 Mitsubishi Chemical Corporation A hair cosmetic composition
CA2264766A1 (en) * 1996-09-04 1998-03-12 The Procter & Gamble Company Personal care compositions
US6352699B1 (en) * 1997-04-04 2002-03-05 L'oreal Cosmetic or dermatological composition forming, on a keratin substrate, a film in cross-linked hybrid material

Also Published As

Publication number Publication date
ATE328579T1 (de) 2006-06-15
US20020131948A1 (en) 2002-09-19
BR0000714A (pt) 2001-05-02
JP2000297027A (ja) 2000-10-24
ES2265884T3 (es) 2007-03-01
EP1038519A1 (fr) 2000-09-27
DE60028435D1 (de) 2006-07-20
KR20010006848A (ko) 2001-01-26
KR100350916B1 (ko) 2002-08-28
DE60028435T2 (de) 2007-06-06
FR2791257B1 (fr) 2001-05-11
EP1038519B1 (fr) 2006-06-07
FR2791257A1 (fr) 2000-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4108898B2 (ja) 少なくとも1つのグラフト化シリコーンポリマーの引き締め剤としての使用
JP3053649B2 (ja) 少なくとも1つのグラフトシリコーンポリマーと少なくとも1つの脂肪鎖アミドを含有するケラチン物質のトリートメント用組成物およびその使用
JP4763239B2 (ja) タンパク質−シラン/シロキサンコポリマー、それらの調製、及びそれらの使用
US20070224158A1 (en) Method for the Cosmetic Treatment of Wrinkled Skin Using a Cosmetic Composition Containing a Tightening Agent and a Dispersion of Solid Particles of a Grafted Acrylic polymer
EP2168991B1 (fr) Nouveaux copolymères éthyléniques, compositions les comprenant et procédé de traitement
WO2007128939A2 (fr) Association d'un agent ou dispositif tenseur et d'un compose saccharidique
JP2008169211A (ja) 引き締めポリマー及びハイブリッド粒子を含有する化粧品組成物
JP2007506708A (ja) 引き締め剤と特定のブロックエチレン性ポリマーとを含む化粧品組成物
US6011126A (en) Topical composition comprising the combination of a polymer with a non-silicone skeleton with silicone grafts and of a polymer with a polysiloxane skeleton with non-silicone grafts
JP3488494B2 (ja) カチオン性増粘剤を含有した化粧料
JP3975907B2 (ja) 毛髪用化粧料
RU2152783C2 (ru) Композиция для обработки кератиновых веществ, включающая, по крайней мере, один привитой силиконовый полимер и, по крайней мере, один загущающий полимер или сополимер (мет)акриламида или производного (мет)акриламида, и способ обработки кератиновых веществ
FR2922763A1 (fr) Composition cosmetique contenant un agent tenseur et un polymere acrylique.
JP2006036793A (ja) 反応性官能基を有する非シリコーン骨格のポリマーを含有する、硬質コートを形成する化粧品用組成物
KR100778805B1 (ko) 음이온성 고정 폴리머 및 비이온성 화합물을 포함하는 화장품 조성물을 적용하고, 가열 수단을 이용하여 케라틴 섬유를 성형하는 방법
JP2004346073A (ja) ケラチン物質を強化するための非子実体非光合成糸状細菌抽出物の使用
JPS63150209A (ja) 皮膚化粧料
JP4310008B2 (ja) 化粧料
JP2004359699A (ja) 不溶性ポリマー物質粒子の水性分散液を含む化粧用組成物、使用および方法
JP3626603B2 (ja) 化粧料
JP3626806B2 (ja) α−アルキルフェネチル変性シリコーン含有化粧料
JP2000327543A (ja) 毛髪処理法
FR2892017A1 (fr) Composition cosmetique contenant un compose non phosphate a base d'adenosine et un agent tenseur
JPH08208441A (ja) 毛髪化粧料
JP2000044434A (ja) 毛髪化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20031202

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20040301

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20040304

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040601

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080403

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110411

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees