JP2000289528A - ２重壁化キャリア・プレート - Google Patents
２重壁化キャリア・プレートInfo
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- JP2000289528A JP2000289528A JP2000081296A JP2000081296A JP2000289528A JP 2000289528 A JP2000289528 A JP 2000289528A JP 2000081296 A JP2000081296 A JP 2000081296A JP 2000081296 A JP2000081296 A JP 2000081296A JP 2000289528 A JP2000289528 A JP 2000289528A
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R1/00—Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
- B60R1/02—Rear-view mirror arrangements
- B60R1/06—Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior
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- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】外部ミラーの構造的強度を低下させることな
く、組込み装置のための更に広い設置空間をミラー・ハ
ウジング内に有する外部ミラーを提供すること。 【解決手段】前壁３６及び後壁３８と、これらの壁３
６，３８の間に設けられた自由空間４２及びウェブ４４
とを有する２重壁キャリア・プレート８を含む外部ミラ
ーを提供する。任意の装置を挿入するために、ウェブ４
４間の自由空間４２を使用できる。更に、前壁３６及び
後壁３８の間に挿入して固定した連結部材４８，５２に
よって、キャリア・プレート８をホルダ１６に固定でき
る。従来のデザインと比べ、前壁３６及び後壁３８と、
これらの壁３６，３８の間に延びる内部ウェブ４４とを
薄い材料から形成できる。２重壁キャリア・プレート８
は金属から形成し得る。また、２重壁キャリア・プレー
ト８は高い構造的強度を有するので、プラスチックから
形成してもよい。
く、組込み装置のための更に広い設置空間をミラー・ハ
ウジング内に有する外部ミラーを提供すること。 【解決手段】前壁３６及び後壁３８と、これらの壁３
６，３８の間に設けられた自由空間４２及びウェブ４４
とを有する２重壁キャリア・プレート８を含む外部ミラ
ーを提供する。任意の装置を挿入するために、ウェブ４
４間の自由空間４２を使用できる。更に、前壁３６及び
後壁３８の間に挿入して固定した連結部材４８，５２に
よって、キャリア・プレート８をホルダ１６に固定でき
る。従来のデザインと比べ、前壁３６及び後壁３８と、
これらの壁３６，３８の間に延びる内部ウェブ４４とを
薄い材料から形成できる。２重壁キャリア・プレート８
は金属から形成し得る。また、２重壁キャリア・プレー
ト８は高い構造的強度を有するので、プラスチックから
形成してもよい。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミラーを自動車に
固定するためのミラー・ホルダと、ミラー・ホルダに固
定されたミラー・ハウジング内のキャリア・プレート
と、キャリア・プレートに固定され、かつ、鏡板を含む
少なくとも１つのミラー組立体とを有する自動車の外部
ミラーに関する。
固定するためのミラー・ホルダと、ミラー・ホルダに固
定されたミラー・ハウジング内のキャリア・プレート
と、キャリア・プレートに固定され、かつ、鏡板を含む
少なくとも１つのミラー組立体とを有する自動車の外部
ミラーに関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ドイツ
特許出願公開第４３３９２７９号は自動車の外部ミラー
を開示している。この外部ミラーのハウジング内には、
ホルダによって自動車の側部に固定されたキャリア・プ
レートが配置されている。キャリア・プレートには、ミ
ラー組立体が取り付けられており、場合によっては、こ
のミラー組立体は調整装置を有する。ドイツ特許出願公
開第４４２９６０４号は、この種の外部ミラーを開示し
ている。キャリア・プレートがその支持機能及び保持機
能を適当に果たすように、現在の技術水準では、キャリ
ア・プレートは比較的高い強度を有する必要がある。さ
もなければ、保持手段との間の連結部が損壊し得ること
になる。この構造的強度は、対応する塊状構造物、即
ち、適切な高い強度を有する材料によって達成される。
この塊状特性は、電動調整装置、グローバル・ポジショ
ニング・システム・モジュール、ディスプレイ装置、距
離センサ及び道路標識検出センサなどの組み込み装置を
配置するためのミラー・ハウジング内の空間を実質的に
制限する。コスト的な要因により、高い強度を有する材
料の使用は常に可能とはいえない。
特許出願公開第４３３９２７９号は自動車の外部ミラー
を開示している。この外部ミラーのハウジング内には、
ホルダによって自動車の側部に固定されたキャリア・プ
レートが配置されている。キャリア・プレートには、ミ
ラー組立体が取り付けられており、場合によっては、こ
のミラー組立体は調整装置を有する。ドイツ特許出願公
開第４４２９６０４号は、この種の外部ミラーを開示し
ている。キャリア・プレートがその支持機能及び保持機
能を適当に果たすように、現在の技術水準では、キャリ
ア・プレートは比較的高い強度を有する必要がある。さ
もなければ、保持手段との間の連結部が損壊し得ること
になる。この構造的強度は、対応する塊状構造物、即
ち、適切な高い強度を有する材料によって達成される。
この塊状特性は、電動調整装置、グローバル・ポジショ
ニング・システム・モジュール、ディスプレイ装置、距
離センサ及び道路標識検出センサなどの組み込み装置を
配置するためのミラー・ハウジング内の空間を実質的に
制限する。コスト的な要因により、高い強度を有する材
料の使用は常に可能とはいえない。
【０００３】したがって、本発明の目的は、前記の文献
に開示されている外部ミラーの構造的強度を低下させる
ことなく、組み込み装置のための更に広い設置空間をミ
ラー・ハウジング内に提供するように、外部ミラーを改
良することにある。
に開示されている外部ミラーの構造的強度を低下させる
ことなく、組み込み装置のための更に広い設置空間をミ
ラー・ハウジング内に提供するように、外部ミラーを改
良することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記の目的を達成するために、本発明は、自動車用の外部
ミラーであって、前記ミラーを前記自動車に固定するた
めのミラー・ホルダと、前記ミラー・ホルダに固定され
たミラー・ハウジング内のキャリア・プレートと、前記
キャリア・プレートに固定され、かつ、鏡板を含む少な
くとも１つのミラー組立体とを有する外部ミラーにおい
て、前記キャリア・プレート（８）は、その間に自由空
間（４２）を有する前壁（３６）及び後壁（３８）によ
って２重壁化されており、前記自由空間（４２）内には
前記前壁（３６）及び後壁（３８）を結合するクロス・
ウェブ（４４）が設けられていることを特徴とする外部
ミラーを提供する。
記の目的を達成するために、本発明は、自動車用の外部
ミラーであって、前記ミラーを前記自動車に固定するた
めのミラー・ホルダと、前記ミラー・ホルダに固定され
たミラー・ハウジング内のキャリア・プレートと、前記
キャリア・プレートに固定され、かつ、鏡板を含む少な
くとも１つのミラー組立体とを有する外部ミラーにおい
て、前記キャリア・プレート（８）は、その間に自由空
間（４２）を有する前壁（３６）及び後壁（３８）によ
って２重壁化されており、前記自由空間（４２）内には
前記前壁（３６）及び後壁（３８）を結合するクロス・
ウェブ（４４）が設けられていることを特徴とする外部
ミラーを提供する。
【０００５】自由空間を備える２重壁化されたキャリア
・プレートと、２重壁の間の複数の強化ウェブとによっ
て、第１に高い強度が達成されるとともに、第２に任意
の組み込み装置を設置するために、複数の強化ウェブ間
の自由空間を使用することができる。
・プレートと、２重壁の間の複数の強化ウェブとによっ
て、第１に高い強度が達成されるとともに、第２に任意
の組み込み装置を設置するために、複数の強化ウェブ間
の自由空間を使用することができる。
【０００６】更に、前壁及び後壁の間の自由空間内に挿
入して固定した連結部材によって、キャリア・プレート
をホルダに固定する。内部強化ウェブを有する２重壁キ
ャリア・プレートにより、高い強度を維持しながら前
壁、後壁及びウェブを比較的薄く形成できる。２重壁キ
ャリア・プレートは金属から形成し得る。また、２重壁
キャリア・プレートは高い強度を備えた構造を有するの
で、プラスチックから形成してもよい。
入して固定した連結部材によって、キャリア・プレート
をホルダに固定する。内部強化ウェブを有する２重壁キ
ャリア・プレートにより、高い強度を維持しながら前
壁、後壁及びウェブを比較的薄く形成できる。２重壁キ
ャリア・プレートは金属から形成し得る。また、２重壁
キャリア・プレートは高い強度を備えた構造を有するの
で、プラスチックから形成してもよい。
【０００７】本発明の好ましい実施形態では、２重壁キ
ャリア・プレートはループを自動車に対して近接する端
に有する。電動折りたたみ装置または複数歯を有するイ
ンデクサを、このループ内に設置できる。ホルダ及びキ
ャリア・プレートを圧力ばめで互いに結合することを、
このループは可能にする。
ャリア・プレートはループを自動車に対して近接する端
に有する。電動折りたたみ装置または複数歯を有するイ
ンデクサを、このループ内に設置できる。ホルダ及びキ
ャリア・プレートを圧力ばめで互いに結合することを、
このループは可能にする。
【０００８】本発明の別の好ましい実施形態では、前壁
及び後壁はキャリア・プレートのうちの自動車に対して
遠隔の端に向かって楔形に延びている。これにより、非
常に簡単な方法で、電動折りたたみ装置のための更に大
きな設置空間をキャリア・プレートのうちの自動車に対
する近接端に形成し、これと同時に、キャリア・プレー
トのうちの自動車に対する遠隔端における不必要に大き
い容積の形成を防止する。
及び後壁はキャリア・プレートのうちの自動車に対して
遠隔の端に向かって楔形に延びている。これにより、非
常に簡単な方法で、電動折りたたみ装置のための更に大
きな設置空間をキャリア・プレートのうちの自動車に対
する近接端に形成し、これと同時に、キャリア・プレー
トのうちの自動車に対する遠隔端における不必要に大き
い容積の形成を防止する。
【０００９】本発明の別の好ましい実施形態では、２重
壁キャリア・プレートの両端の間の領域の高さよりも両
端の高さのほうが低くなるように、２重壁キャリア・プ
レートは形成されている。これにより、外部ミラーの所
望の形状に適合するように、キャリア・プレートを形成
できる。しかし、キャリア・プレートの形状、即ち、キ
ャリア・プレートの前壁及び後壁の形状は任意であり、
特に、前壁及び後壁は互いに異なる表面形状を有し得る
ことに注意する必要がある。
壁キャリア・プレートの両端の間の領域の高さよりも両
端の高さのほうが低くなるように、２重壁キャリア・プ
レートは形成されている。これにより、外部ミラーの所
望の形状に適合するように、キャリア・プレートを形成
できる。しかし、キャリア・プレートの形状、即ち、キ
ャリア・プレートの前壁及び後壁の形状は任意であり、
特に、前壁及び後壁は互いに異なる表面形状を有し得る
ことに注意する必要がある。
【００１０】本発明の別の実施形態では、ミラー組立体
を手動調整装置または電動調整装置によってキャリア・
プレートへ連結する。予め装填しておいたスプリング差
込ロックによって、手動調整装置はキャリア・プレート
へ連結されている。この差込ロックを２重壁キャリア・
プレート内へ効果的な方法で組み込み得る。
を手動調整装置または電動調整装置によってキャリア・
プレートへ連結する。予め装填しておいたスプリング差
込ロックによって、手動調整装置はキャリア・プレート
へ連結されている。この差込ロックを２重壁キャリア・
プレート内へ効果的な方法で組み込み得る。
【００１１】本発明の更に別の実施形態では、様々な機
能装置を２重壁キャリア・プレートの前壁及び後壁の間
の自由空間内に挿入できる。特に、この機能装置は、道
路へ向かって下方へ配向された道路標識センサを含む。
能装置を２重壁キャリア・プレートの前壁及び後壁の間
の自由空間内に挿入できる。特に、この機能装置は、道
路へ向かって下方へ配向された道路標識センサを含む。
【００１２】残りの従属クレームは本発明の更に別の効
果的な実施形態に関連する。本発明の更なる詳細、特徴
及び効果は添付図面に基づく以下の本発明の好ましい実
施形態の説明から理解できる。
果的な実施形態に関連する。本発明の更なる詳細、特徴
及び効果は添付図面に基づく以下の本発明の好ましい実
施形態の説明から理解できる。
【００１３】
【発明の実施の形態】図１は本発明の実施形態に基づく
外部ミラーの概略図であり、ミラー・ハウジング２と、
ラスター・プレート６と呼ばれる部材に取り付けられた
鏡板４とを示す。この種のミラー組立体（以下、符号７
で示す）は欧州特許出願公開第０６０９５０８号に開示
されている。組立体７の詳細は図６に基づいて以下に詳
述する。
外部ミラーの概略図であり、ミラー・ハウジング２と、
ラスター・プレート６と呼ばれる部材に取り付けられた
鏡板４とを示す。この種のミラー組立体（以下、符号７
で示す）は欧州特許出願公開第０６０９５０８号に開示
されている。組立体７の詳細は図６に基づいて以下に詳
述する。
【００１４】ミラー・ハウジング２内には、２重壁キャ
リア・プレートが配置されている。外部ミラーは自動車
（車体）に対して近接する近接端１０と、自動車に対し
て遠隔に位置する遠隔端１２とを有する。自動車に対す
る近接端１０には、ミラー・ホルダ１６に対する連結を
形成するヒンジのための開口１４が設けられている。ミ
ラー・ホルダ１６は実質的にＬ字形に形成され、かつ、
長翼１８及び短翼２０を有する。ホルダ１６を自動車へ
ネジ止めするためのボルト孔２２を、長翼１８は有す
る。短翼１６は自動車から離間する方向へ延び、かつ、
ヒンジ２４のための孔を有する。渦巻バネ２８によって
付勢された固定ボルト２６が短翼１６のヒンジ孔と、前
記のヒンジ開口１４とを貫通して延びている。電流及び
信号の供給はケーブル３０を通じて行われる。
リア・プレートが配置されている。外部ミラーは自動車
（車体）に対して近接する近接端１０と、自動車に対し
て遠隔に位置する遠隔端１２とを有する。自動車に対す
る近接端１０には、ミラー・ホルダ１６に対する連結を
形成するヒンジのための開口１４が設けられている。ミ
ラー・ホルダ１６は実質的にＬ字形に形成され、かつ、
長翼１８及び短翼２０を有する。ホルダ１６を自動車へ
ネジ止めするためのボルト孔２２を、長翼１８は有す
る。短翼１６は自動車から離間する方向へ延び、かつ、
ヒンジ２４のための孔を有する。渦巻バネ２８によって
付勢された固定ボルト２６が短翼１６のヒンジ孔と、前
記のヒンジ開口１４とを貫通して延びている。電流及び
信号の供給はケーブル３０を通じて行われる。
【００１５】図２は図１の外部ミラーを斜め上から見た
斜視図であり、ホルダがない状態の外部ミラーを示す。
図３は外部ミラーの残りの部品を取り除いた状態のホル
ダを示す。
斜視図であり、ホルダがない状態の外部ミラーを示す。
図３は外部ミラーの残りの部品を取り除いた状態のホル
ダを示す。
【００１６】図４は２重壁キャリア・プレート８の２つ
の例を示す。紙面手前側のキャリア・プレート８は、同
キャリア・プレート８へ取り付けられた図８に示す電動
装置３２によってミラー組立体７を調整する例を示す。
更に、図４の紙面後側のキャリア・プレート８は、同キ
ャリア・プレート８へ同様に取り付けられた手動調整装
置を備えたミラー組立体７を有する例を示す。
の例を示す。紙面手前側のキャリア・プレート８は、同
キャリア・プレート８へ取り付けられた図８に示す電動
装置３２によってミラー組立体７を調整する例を示す。
更に、図４の紙面後側のキャリア・プレート８は、同キ
ャリア・プレート８へ同様に取り付けられた手動調整装
置を備えたミラー組立体７を有する例を示す。
【００１７】ベース・プレート４０をＵ字形に曲げ加工
することによって形成された前壁３６及び後壁３８を、
２重壁キャリア・プレート８は有する。前壁３６及び後
壁３８の間には、補強のためのクロス・ウェブ４４を配
置した自由空間４２が設けられている。これらのクロス
・ウェブ４４によって、２重壁キャリア・プレート８の
高い強度が達成される。Ｕ字形に曲げ加工されたベース
・プレート４０の自由端、即ち、前壁３６及び後壁３８
の端１２は互いに結合して楔形をなしている。図５は、
この構造の平断面を示す。ベース・プレート４０をＵ字
形に曲げ加工することによって、自動車に対して近位の
端１０には、ループ４６が形成されている。図４に示す
ように、電動折りたたみ装置４８がキャリア・プレート
８に沿ってループ４６内に挿入され、かつ、前壁３６及
び後壁３８の間で固定されている。
することによって形成された前壁３６及び後壁３８を、
２重壁キャリア・プレート８は有する。前壁３６及び後
壁３８の間には、補強のためのクロス・ウェブ４４を配
置した自由空間４２が設けられている。これらのクロス
・ウェブ４４によって、２重壁キャリア・プレート８の
高い強度が達成される。Ｕ字形に曲げ加工されたベース
・プレート４０の自由端、即ち、前壁３６及び後壁３８
の端１２は互いに結合して楔形をなしている。図５は、
この構造の平断面を示す。ベース・プレート４０をＵ字
形に曲げ加工することによって、自動車に対して近位の
端１０には、ループ４６が形成されている。図４に示す
ように、電動折りたたみ装置４８がキャリア・プレート
８に沿ってループ４６内に挿入され、かつ、前壁３６及
び後壁３８の間で固定されている。
【００１８】折りたたみ装置４８は電動式であり、か
つ、必要時に、外部ミラーを電動で折りたたむために使
用される。電動折りたたみ装置４８はホルダ孔５０を有
する。キャリア・プレート８のループ４６はヒンジ開口
１４に整列している。そして、電動折りたたみ装置４８
をループ４６内へ挿入した際、ホルダ孔５０はホルダ１
６のショート・ウィング２０内のヒンジ孔２４に整列す
る。組立状態では、固定ボルト２６はヒンジ孔２４及び
ホルダ孔５０を貫通して延び、かつ、ミラー・ホルダ１
６を外部ミラーの残りの部品に連結している。
つ、必要時に、外部ミラーを電動で折りたたむために使
用される。電動折りたたみ装置４８はホルダ孔５０を有
する。キャリア・プレート８のループ４６はヒンジ開口
１４に整列している。そして、電動折りたたみ装置４８
をループ４６内へ挿入した際、ホルダ孔５０はホルダ１
６のショート・ウィング２０内のヒンジ孔２４に整列す
る。組立状態では、固定ボルト２６はヒンジ孔２４及び
ホルダ孔５０を貫通して延び、かつ、ミラー・ホルダ１
６を外部ミラーの残りの部品に連結している。
【００１９】複数歯を有するインデクサ５２が図４に示
されている。インデクサ５２は外部ミラーをホルダに対
して特定の角度にセットできる。インデクサ５２は上側
インデクサ部分５４と、これに対応する下側インデクサ
部分５６とを有する。上側インデクサ部分５４は電動折
りたたみ装置４８の下側に位置する。そして、組立状態
では、上側インデクサ部分５４はループ４６の下側に位
置する。これに対応する下側インデクサ部分５６はミラ
ー・ホルダ１６のショート・ウィング２０に設けられた
ヒンジ孔２４の周りに配置される。
されている。インデクサ５２は外部ミラーをホルダに対
して特定の角度にセットできる。インデクサ５２は上側
インデクサ部分５４と、これに対応する下側インデクサ
部分５６とを有する。上側インデクサ部分５４は電動折
りたたみ装置４８の下側に位置する。そして、組立状態
では、上側インデクサ部分５４はループ４６の下側に位
置する。これに対応する下側インデクサ部分５６はミラ
ー・ホルダ１６のショート・ウィング２０に設けられた
ヒンジ孔２４の周りに配置される。
【００２０】図６はラスター・プレート６の表面に接着
された鏡板４を有するミラー組立体７の断面図である。
ミラー組立体７の構造は欧州特許出願公開第０６０９５
０８号に開示されている。ラスター・プレート６は半球
プレート５８へ取り付けられており、この半球プレート
５８は別の半球６０及びフランジ６２を有する。半球部
分６０は内側保持シェル６４及び外側保持シェル６６の
間で把持されている。半球部分６０、内側保持シェル６
４及び外側保持シェル６６は中心孔６８を有し、取り付
けボルト７０がこの中心孔６８を貫通して延びている。
取り付けボルト７０はバヨネット・エレメント７２を取
り囲んでいる。そして、差込エレメント７２は図４に示
す２重壁キャリア・プレート８に設けられた対応する差
込ロックインに係合している。更に、取り付けボルト７
０はコイル・バネ７６内を通って延びている。これによ
って、半球プレート５８へ取り付けられた鏡板４を有す
るミラー組立体７は、手動での調整、即ち、傾動が可能
である。
された鏡板４を有するミラー組立体７の断面図である。
ミラー組立体７の構造は欧州特許出願公開第０６０９５
０８号に開示されている。ラスター・プレート６は半球
プレート５８へ取り付けられており、この半球プレート
５８は別の半球６０及びフランジ６２を有する。半球部
分６０は内側保持シェル６４及び外側保持シェル６６の
間で把持されている。半球部分６０、内側保持シェル６
４及び外側保持シェル６６は中心孔６８を有し、取り付
けボルト７０がこの中心孔６８を貫通して延びている。
取り付けボルト７０はバヨネット・エレメント７２を取
り囲んでいる。そして、差込エレメント７２は図４に示
す２重壁キャリア・プレート８に設けられた対応する差
込ロックインに係合している。更に、取り付けボルト７
０はコイル・バネ７６内を通って延びている。これによ
って、半球プレート５８へ取り付けられた鏡板４を有す
るミラー組立体７は、手動での調整、即ち、傾動が可能
である。
【００２１】図５に示す２重壁キャリア・プレート８の
平断面図は、前壁３６及び後壁３８の間の自由空間４２
内に設けられた道路標識検出センサ７８を示す。道路標
識検出センサ７８は赤外線送信器８０及び赤外線受信器
８２を有する。組立状態では、センサ７８、即ち、送信
器８０／受信器８２は道路舗装面へ向けて下方に配向さ
れている。反射率の違いによって、道路標識を認識す
る。例えば、この種のセンサ７８はドイツ連邦共和国の
リンダウに所在する企業であるADC GmbHから入手可能で
ある。
平断面図は、前壁３６及び後壁３８の間の自由空間４２
内に設けられた道路標識検出センサ７８を示す。道路標
識検出センサ７８は赤外線送信器８０及び赤外線受信器
８２を有する。組立状態では、センサ７８、即ち、送信
器８０／受信器８２は道路舗装面へ向けて下方に配向さ
れている。反射率の違いによって、道路標識を認識す
る。例えば、この種のセンサ７８はドイツ連邦共和国の
リンダウに所在する企業であるADC GmbHから入手可能で
ある。
【００２２】複数のクロス・ウェブ４４間の自由空間は
ＧＰＳ受信ユニットなどの他の機能装置を組み込むため
にも使用できる。
ＧＰＳ受信ユニットなどの他の機能装置を組み込むため
にも使用できる。
【図１】本発明の実施形態に基づく外部ミラーの一部を
破断して示す部分概略図である。
破断して示す部分概略図である。
【図２】ホルダを取り除いた状態の図１の外部ミラーの
斜視図である。
斜視図である。
【図３】図１の外部ミラーのためのホルダの断面図であ
る。
る。
【図４】２重壁キャリア・プレートの第１例及び第２例
と、電動折りたたみ装置とを示す斜視図である。
と、電動折りたたみ装置とを示す斜視図である。
【図５】２重壁キャリア・プレートの平断面図である。
【図６】ミラーを配置するための手動調整装置の断面図
である。
である。
【図７】図６の手動調整装置の詳細を示す図である。
【図８】ミラーの位置を調整するための電動調整装置を
示す図である。
示す図である。
２…ミラー・ハウジング ４…鏡板 ７…ミラー組立体 ８…キャリア・プレート １０…キャリアプレートのうちの自動車に対して近接の
端 １２…キャリアプレートのうちの自動車に対して遠隔の
端 １６…ミラー・ホルダ １８…ロング・ウィング ２０…ショート・ウィング ３２，３４…位置調整装置 ３６…キャリア・プレートの前壁 ３８…キャリア・プレートの後壁 ４０…ベース・プレート ４２…自由空間 ４４…クロス・ウェブ ４６…ループ ４８…電動折りたたみ装置 ５２…複数歯を有するインデクサ ５８…半球プレート ６４…内側保持シェル ６６…外側保持シェル ７０…取り付けボルト ７２，７４…一体型差込ロックイン ７６…コイル・バネ
端 １２…キャリアプレートのうちの自動車に対して遠隔の
端 １６…ミラー・ホルダ １８…ロング・ウィング ２０…ショート・ウィング ３２，３４…位置調整装置 ３６…キャリア・プレートの前壁 ３８…キャリア・プレートの後壁 ４０…ベース・プレート ４２…自由空間 ４４…クロス・ウェブ ４６…ループ ４８…電動折りたたみ装置 ５２…複数歯を有するインデクサ ５８…半球プレート ６４…内側保持シェル ６６…外側保持シェル ７０…取り付けボルト ７２，７４…一体型差込ロックイン ７６…コイル・バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウォルフガング・ザイボトゥ ドイツ連邦共和国 91438 バート・ヴィ ンズハイム，ズュートティローラ・シュト ラーセ，10
Claims (15)
- 【請求項１】 自動車用の外部ミラーであって、 前記ミラーを前記自動車に固定するためのミラー・ホル
ダ（１６）と、 前記ミラー・ホルダ（１６）に固定されたミラー・ハウ
ジング（２）内のキャリア・プレート（８）と、 前記キャリア・プレート（８）に固定され、かつ、鏡板
（４）を含む少なくとも１つのミラー組立体（７）とを
有する外部ミラーにおいて、 前記キャリア・プレート（８）は、その間に自由空間
（４２）を有する前壁（３６）及び後壁（３８）によっ
て２重壁化されており、 前記自由空間（４２）内には前記前壁（３６）及び後壁
（３８）を結合するクロス・ウェブ（４４）が設けられ
ていることを特徴とする外部ミラー。 - 【請求項２】 請求項１に記載の外部ミラーにおいて、
前記２重壁キャリア・プレート（８）は、前記自動車に
対して近接の端（１０）及び前記自動車に対して遠隔の
端（１２）を有し、前記２重壁キャリア・プレート
（８）は、前記ミラー・ホルダ（１６）に対する前記近
接端（１０）で着脱可能に固定され、かつ、異なる複数
の角度に調整できることを特徴とする外部ミラー。 - 【請求項３】 請求項２に記載の外部ミラーにおいて、
前記２重壁キャリア・プレート（８）及びミラー・ホル
ダ（１６）は電動折りたたみ装置（４８）によって互い
に連結されていることを特徴とする外部ミラー。 - 【請求項４】 請求項２に記載の外部ミラーにおいて、
前記２重壁キャリア・プレート（８）及びミラー・ホル
ダ（１６）は、複数歯を有するインデクサ（５２）によ
って互いに連結されていることを特徴とする外部ミラ
ー。 - 【請求項５】 請求項１ないし請求項４のいずれか一の
請求項に記載の外部ミラーにおいて、前記前壁（３６）
及び後壁（３８）はベース・プレート（４０）をＵ字形
に曲げ加工することによって形成され、これにより、前
記キャリア・プレート（８）の前記近接端（１０）はル
ープ（４６）を形成し、前記キャリア・プレート（８）
の前記遠隔端（１２）は解放Ｕ字翼を形成することを特
徴とする外部ミラー。 - 【請求項６】 請求項５に記載の外部ミラーにおいて、
前記前壁（３６）及び後壁（３８）は前記遠隔端（１
２）に向かって互いに接近する方向へ楔形に傾斜してい
ることを特徴とする外部ミラー。 - 【請求項７】 請求項５または請求項６に記載の外部ミ
ラーにおいて、前記電動折りたたみ装置（４８）は前記
キャリア・プレート（８）の前記近接端（１０）に位置
する前記ループ（４６）内に挿入されていることを特徴
とする外部ミラー。 - 【請求項８】 請求項１ないし請求項７のいずれか一の
請求項に記載の外部ミラーにおいて、前記２重壁キャリ
ア・プレート（８）は、前記近接端（１０）及び遠隔端
（１２）の間の領域の高さよりも前記近接端（１０）及
び遠隔端（１２）の高さの方が低くなっていることを特
徴とする外部ミラー。 - 【請求項９】 請求項１ないし請求項８のいずれか一の
請求項に記載の外部ミラーにおいて、前記ミラー組立体
（７）は位置調整装置（３２，３４）を有し、これによ
って、前記鏡板（４）を前記キャリア・プレート（８）
に対して調整可能に傾動できるようにしたことを特徴と
する外部ミラー。 - 【請求項１０】 請求項９に記載の外部ミラーにおい
て、前記位置調整装置（３４）は手動位置調整装置であ
ることを特徴とする外部ミラー。 - 【請求項１１】 請求項９に記載の外部ミラーにおい
て、前記手動位置調整装置（３４）は前記鏡板（４）を
取り付けた半球プレート（５８）を有し、前記鏡板
（４）は内側保持シェル（６４）及び外側保持シェル
（６６）の間に傾動可能に配置され、コイル・バネ（７
６）を備えた取り付けボルト（７０）が前記半球プレー
ト（５８）及び前記２つの保持シェル（６４，６６）を
それぞれ貫通して延びていることを特徴とする外部ミラ
ー。 - 【請求項１２】 請求項１１に記載の外部ミラーにおい
て、前記取り付けボルト（７０）は、前記キャリア・プ
レート（８）の前壁（３６）内の一体型差込ロックイン
（７２，７４）によって、前記キャリア・プレート
（８）に固定されていることを特徴とする外部ミラー。 - 【請求項１３】 請求項９に記載の外部ミラーにおい
て、前記位置調整装置は電動位置調整装置（３４）であ
ることを特徴とする外部ミラー。 - 【請求項１４】 請求項１ないし請求項１３のいずれか
一の請求項に記載の外部ミラーにおいて、前記ミラー・
ホルダ（１６）はＬ字形をなし、かつ、長翼（１８）及
び短翼（２０）を有し、前記長翼（１８）は前記自動車
へ取り付け可能であり、前記短翼（２０）は前記２重壁
キャリア・プレート（１８）に固定されていることを特
徴とする外部ミラー。 - 【請求項１５】 請求項１ないし請求項１４のいずれか
一の請求項に記載の外部ミラーにおいて、道路標識検出
センサが前記前壁（３６）及び後壁（３８）と、前記ク
ロス・ウェブ（４４）とによって囲まれた前記キャリア
・プレートの自由空間（４２）内に挿入されていること
を特徴とする外部ミラー。
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