JPH08204418A - 自動車用gpsアンテナ取付部材 - Google Patents
自動車用gpsアンテナ取付部材Info
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- JPH08204418A JPH08204418A JP7014594A JP1459495A JPH08204418A JP H08204418 A JPH08204418 A JP H08204418A JP 7014594 A JP7014594 A JP 7014594A JP 1459495 A JP1459495 A JP 1459495A JP H08204418 A JPH08204418 A JP H08204418A
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Abstract
するとともに、自動車内部への浸水を防止する。 【構成】 自動車36に開穿された穴37,37…に台
座18の車内貫挿部32および円環部(24),25,
(26),(27)を挿入して、台座18を自動車36
上面に載置する。該台座18の凹部19にはブラケット
6と該ブラケット6に螺子止めされたアンテナ部1とが
載置される。また、縦溝30にケーブル4bが収納さ
れ、逆円錐台状のブッシュ5が同じく逆円錐台状のケー
ブル挿通口31に嵌入されることによって、ケーブル4
aが車内に延設される。そして、ブラケット6の脚部
(10),11,(12),(13)に刻設された雌螺
子部(14),15,(16),(17)にホルダー3
8を介してボルト39,(39)…が螺着される。斯く
して、円環状小突起33,33…が押し潰されて台座1
8の底面が自動車36上面に圧着する。
Description
材に関するものであり、特に、カーナビゲーションシス
テムに用いられるGPSアンテナを自動車上面に固定す
る取付部材に関するものである。
ナビゲーションシステムは、車輪の回転数等を積算して
距離を求め、ジャイロ等を用いて方向を測る方式が用い
られていた。しかし、近年人口衛星からの電波を受信し
て自動車の緯度、経度、高度を求め、現在位置を認識す
る所謂GPS方式が普及しつつある。かかるGPS方式
によるカーナビゲーションシステムにおいては、自動車
の上面に人口衛星からの電波を受信するためのGPSア
ンテナを取り付け、更に該GPSアンテナと車内のシス
テム本体とをケーブルで接続する必要がある。そこで、
その主な手段として、GPSアンテナの底面に磁石を取
り付けることによって自動車の屋根等に吸着させて固定
し、ケーブルはフレームとドアとの隙間より自動車内部
へ導入するようにしている。
ンテナを自動車の屋根等に吸着固定すると、磁石が振動
等によって自動車の塗装を剥離したり、傷を付けたりす
るおそれがある。また、磁石は人間の素手による力程度
で取り外すことができるので、安定性が欠けるだけでな
く盗難のおそれもある。また、ケーブルをフレームとド
アとのすき間より自動車内へ導入した場合、ドアを閉め
た時の密閉度が悪くなり、ケーブルを伝わって雨水等が
自動車内部へ浸水するおそれがある。
定的に固定するとともに、自動車内部への浸水を防止す
るために解決されるべき技術的課題が生じてくるのであ
り、本発明は該課題を解決することを目的とする。
するために提案されたものであり、ブラケットに螺子止
めされたアンテナ部を該ブラケットを介して台座に載置
するとともに、該台座には前記アンテナ部に接続された
ケーブルが収納され、且つ、該ケーブルは台座底面に凸
設された車内貫挿部より延設され、更に、前記ブラケッ
トには脚部が設けられ、且つ、該脚部には該脚部を自動
車内側から螺子止めすることによって、ブラケットを介
して前記台座を自動車上面に固定するための雌螺子部が
刻設されている自動車用GPSアンテナ取付部材、及び
前記自動車用GPSアンテナ取付部材において、ケーブ
ルに円錐台状のブッシュを設け、且つ、アンテナ部から
出力されたケーブルは該ブッシュの大径底面近傍の側面
より該ブッシュ内部に入るとともに、小径底面よりブッ
シュ外部へ延出され、一方、車内貫挿部に逆円錐台状の
ケーブル挿通口を開設し、該ケーブル挿通口に前記ブッ
シュが挿入されて嵌着するように形成されている自動車
用GPSアンテナ取付部材、並びに前記自動車用GPS
アンテナ取付部材において、車内貫挿部および脚部近傍
の台座底面に該車内貫挿部および脚部を囲繞する可撓性
材質の円環状小突起を設け、更に、該台座底面の外縁の
全周に沿って可撓性材質の小突起を設けた自動車用GP
Sアンテナ取付部材を提供するものである。
ラケットに固定される。また、該ブラケットの脚部に対
峙する位置における自動車上面が開穿されて、該脚部に
刻設されている雌螺子部に車体を介して自動車内部から
ボルトが緊締されることによって、該ブラケットおよび
アンテナ部は自動車上面に固定される。この時ブラケッ
トと車体との間には台座が介装されており、前記ボルト
を緊締すると該台座が自動車上面に圧着する。斯くし
て、自動車上面にGPSアンテナが安定的に取り付けら
れ、振動等によって車体を傷めるおそれや容易に盗まれ
るおそれもない。
対峙する自動車上面は該車内貫挿部の断面形状に合わせ
て開穿され、該開穿部に車内貫挿部が挿入される。そし
て、該車内貫挿部からケーブルが自動車内部に延設され
てカーナビゲーションシステム本体に接続される。この
時、請求項2記載の如くにケーブルおよび車内貫挿部を
形成すれば、ケーブルに設けられた円錐台状のブッシュ
が大径底面を上方、小径底面を下方にして、車内貫挿部
に開設された逆円錐台状のケーブル挿通口に挿入されて
嵌着するので装着が容易なだけでなく密着性が良くな
り、ケーブルを伝わって車内に雨水等が浸水するのを防
止することができる。また、ケーブル内部の導線は台座
内部においてケーブル挿通口に水平に導入されて該ケー
ブル挿通口内で下方に屈曲し、自動車内部へ取り込まれ
ることになるので、GPSアンテナ全体の高さを低くす
ることができる。
部と脚部近傍の台座底面に該車内貫挿部および脚部を囲
繞する可撓性の円環状小突起を設けると、取付け状態に
おいて該円環状小突起はボルトの緊締力によって押し潰
され、自動車上面と強固に密着するようになるので、外
部から台座底面と自動車上面との隙間を伝わって侵入し
た雨水は該円環状小突起においてせき止められ、ケーブ
ルやボルトを通すために自動車上面に開穿した穴を伝わ
って自動車内部に浸水するおそれを可及的に防止するこ
とができる。
て詳述する。図1において1はアンテナ部であり、セラ
ミック製のアンテナ素子とフロントエンド基板とが外筐
ケースに収納され、底面には後述するブラケットに固定
するために右前方の隅と左後方の隅との二個所に雌螺子
部2,3が刻設されている。該アンテナ部1のフロント
エンド基板にはケーブル4がハンダ付けされて外部へ出
力されており、該ケーブル4の中間には逆円錐台状のブ
ッシュ5が設けられている。そして、アンテナ部1から
出力されたケーブル4は該ブッシュ5の側面の上面近傍
から略水平に該ブッシュ5に入り、該ブッシュ5の下面
から略垂直に引き出されている。従って、ケーブル4内
部の導線はブッシュ5の内部において90度下方に折曲
されている。尚、ケーブル4の外皮とブッシュ5とは合
成樹脂にて一体的に成形されている。
前記アンテナ部1の底面形状に合わせて成型されたプレ
ート7の右前方の隅と左後方の隅とにボルト穴8,9が
開穿されている。そして、プレート7上に前記アンテナ
部1を載置すると、該ボルト穴8,9と前記雌螺子部
2,3とが夫々対峙するようになり、該ボルト穴8,9
を介してプレート7の下方からボルトを雌螺子部2,3
に緊締することによって、アンテナ部1とブラケット6
とが固定される。また、前記プレート7の下面の四隅に
は脚部10,11,12,13が垂設されており、該脚
部10,11,12,13の底面には該ブラケット6と
後述する台座とを自動車上面に固定するための雌螺子部
14,15,16,17が刻設されている。
図3はその平面図、図4はその底面図、図5は図3のA
−A線折曲縦断面図である。該台座18は可撓性、耐熱
性の合成樹脂にて成型加工され、上面には前記アンテナ
部1およびブラケット6を載置するための凹部19が設
けられている。そして、該凹部19の四隅には前記ブラ
ケット6の脚部10,11,12,13を挿通するため
の円孔20,21,22,23が開穿され、該円孔2
0,21,22,23の下端は台座18の底面よりも突
設されて円環部24,25,26,27を形成するとと
もに、円孔21および23の近傍にはブラケット6のボ
ルト穴8,9に挿通されるボルトの頭部を嵌入させるた
めの窪み部28,29が設けられている。
4を収納するための縦溝30が設けられ、該縦溝30は
台座18の略中央に開設されたケーブル挿通口31に通
じている。該ケーブル挿通口31の内周面は、前記ブッ
シュ5の側面の傾斜角度に等しくなるように斜設され
て、逆円錐台状に形成されるとともに、台座18の底面
下方に凸設されることによって車内貫挿部32を形成し
ている。そして、該車内貫挿部32および円環部24,
25,26,27近傍の台座18底面には、該車内貫挿
部32および円環部24,25,26,27を夫々二重
に囲繞する円環状小突起33,33…が台座18と一体
成型され、更に、該台座18の底面外縁の全周に沿って
外縁小突起34が同様に台座18と一体成型されてい
る。
縦断面図において、該台座18にアンテナ部1を固定し
たブラケット6を載置してGPSアンテナ35を自動車
に取り付けた状態を示す折曲縦断面図である。取り付け
の際は、先ず、ケーブル4のブッシュ5の下方に延設さ
れた部分4aをケーブル挿通口31より垂架して、ブッ
シュ5をケーブル挿通口31に挿入する。該ブッシュ5
とケーブル挿通口31とは共に同一の傾斜角度を有する
逆円錐台状に形成されているので容易に嵌合することが
でき、嵌合部の密着性も高いので雨水等がケーブル挿通
口31を通って車内に浸水するおそれを防止することが
できる。また、ブッシュ5とアンテナ部1との間のケー
ブル4bは、ブッシュ5の上面近傍の側面に入るように
形成され、内部の導線はブッシュ5内において予め90
度折曲されているので、ケーブル4を折り曲げるための
スペースが不要となりGPSアンテナ35全体を可及的
に薄く形成することができる。
納する。尚、取付け作業の最後にケーブル挿通口31の
ブッシュ5下方の隙間にシリコーンを充填することによ
り、該ケーブル挿通口31からの浸水を可及的に防止す
ることができる。
12,13を台座18の円孔20,21,22,23に
挿入することにより、該台座18の凹部19内にブラケ
ット6と該ブラケット6に一体となったアンテナ部1と
を載置する。次に、自動車36の屋根やリアウインド等
の所定の位置に前記車内貫挿部32および円環部24,
25,26,27を挿通するための5個の穴37,37
…を開穿しておく。そして、該穴37,37…に前記車
内貫挿部32および円環部24,25,26,27を挿
入することによって台座18を自動車36の上面に載置
する。尚、この時、台座18は底面に凸設された円環状
小突起33,33…および外縁小突起34によって支え
られ、該台座18の底面と自動車35の上面とには隙間
が形成されている。
ホルダー38を介して、円環部24,25,26,27
が挿入されている穴37,(37),(37),(3
7)にボルト39,(39),(39),(39)を差
し込み、ブラケット6の脚部10,11,12,13底
部の雌螺子部14,15,16,17に螺入する。そし
て、該ボルト39,(39),(39),(39)を緊
締すると、前記円環状小突起33,33…および外縁小
突起34を含む台座18は可撓性を有しているので、該
円環状小突起33,33…および外縁小突起34は押し
潰され、台座18の底面が自動車36の上面に当接し、
更に、該台座18は該自動車36とブラケット6とによ
って上下から圧縮された状態になる。従って、前記円環
状小突起33,33…および外縁小突起34の部分にお
いては特に強固に密着することになる。
上面との間に雨水等が入り込んだとしても前記円環状小
突起33,33…によってせき止められ、穴37,37
…から自動車36の内部へ浸水することはない。また、
外縁小突起34は自動車36の上面との密着により、外
観を向上させるものでもある。斯くして、車内貫挿部3
2からホルダー38のケーブル案内溝40を介して自動
車36内に引き入られたケーブル4aは座席前部に設置
されたカーナビゲーションシステム本体に接続され、G
PSアンテナ35の取り付け作業が完了する。そして、
自動車36が走行することにより振動しても、該GPS
アンテナ35はボルト39,39…によって緊締状態に
あり、また可撓性の台座18によって振動が吸収される
ので、該GPSアンテナ35の位置ずれ等による車体損
傷のおそれはない。また、ボルト39,39…は自動車
36の内部から締め込まれているので、該GPSアンテ
ナ35は容易に盗まれることもない。
の内周に沿ってリング状の溝41を設け、該溝41にシ
リコーンを注入した後、ケーブル挿通口31にブッシュ
5を嵌め込むように形成してもよい。かかる場合にはブ
ッシュ5とケーブル挿通口31との密着性がより強固と
なり、車内への浸水を一層防止することができる。
い限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が
該改変されたものに及ぶことは当然である。
く、GPSアンテナを自動車上面に安定的に取り付ける
ことができ、振動によって車体を傷めることがなく、容
易に盗まれることもない。また、請求項2記載の発明の
場合はケーブルを伝わって車内に雨水等が侵入するのを
防止できるだけでなく、GPSアンテナ全体を薄く形成
することができる。更に、請求項3記載の発明の場合は
雨水等が台座底面と自動車上面との隙間を伝わるのをせ
き止め、車内への浸水のおそれを可及的に防止できる
等、正に諸種の効果を奏する発明である。
施例を示す斜視図。
GPSアンテナを自動車に取り付けた状態を示す折曲縦
断面図。
螺子部 4 ケーブル 5 ブッシュ 6 ブラケット 7 プレート 8,9 ボルト穴 10,11,12,13 脚部 14,15,16,17 雌螺子部 18 台座 19 凹部 20,21,22,23 円孔 24,25,26,27 円環部 30 縦溝 31 ケーブル挿通口 32 車内貫挿部 33 円環状小突起 34 外縁小突起 35 GPSアンテナ 36 自動車 37 穴 38 ホルダー 39 ボルト 40 ケーブル案内溝
Claims (3)
- 【請求項1】 ブラケットに螺子止めされたアンテナ部
を該ブラケットを介して台座に載置するとともに、該台
座には前記アンテナ部に接続されたケーブルが収納さ
れ、且つ、該ケーブルは台座底面に凸設された車内貫挿
部より延設され、更に、前記ブラケットには脚部が設け
られ、且つ、該脚部には該脚部を自動車内側から螺子止
めすることによって、ブラケットを介して前記台座を自
動車上面に固定するための雌螺子部が刻設されているこ
とを特徴とする自動車用GPSアンテナ取付部材。 - 【請求項2】 前記自動車用GPSアンテナ取付部材に
おいて、ケーブルに円錐台状のブッシュを設け、且つ、
アンテナ部から出力されたケーブルは該ブッシュの大径
底面近傍の側面より該ブッシュ内部に入るとともに、小
径底面よりブッシュ外部へ延出され、一方、車内貫挿部
に逆円錐台状のケーブル挿通口を開設し、該ケーブル挿
通口に前記ブッシュが挿入されて嵌着するように形成さ
れていることを特徴とする請求項1記載の自動車用GP
Sアンテナ取付部材。 - 【請求項3】 前記自動車用GPSアンテナ取付部材に
おいて、車内貫挿部および脚部近傍の台座底面に該車内
貫挿部および脚部を囲繞する可撓性材質の円環状小突起
を設けたことを特徴とする請求項1記載の自動車用GP
Sアンテナ取付部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7014594A JPH08204418A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 自動車用gpsアンテナ取付部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7014594A JPH08204418A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 自動車用gpsアンテナ取付部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08204418A true JPH08204418A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11865510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7014594A Pending JPH08204418A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 自動車用gpsアンテナ取付部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08204418A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN112455230A (zh) * | 2020-10-30 | 2021-03-09 | 涂斌 | 一种保持平衡且防止震动的导航显示屏支架 |
WO2024048399A1 (ja) * | 2022-09-02 | 2024-03-07 | 株式会社小松製作所 | 作業機械 |
-
1995
- 1995-01-31 JP JP7014594A patent/JPH08204418A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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