JP2000275889A - 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置 - Google Patents
電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置Info
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- JP2000275889A JP2000275889A JP11077382A JP7738299A JP2000275889A JP 2000275889 A JP2000275889 A JP 2000275889A JP 11077382 A JP11077382 A JP 11077382A JP 7738299 A JP7738299 A JP 7738299A JP 2000275889 A JP2000275889 A JP 2000275889A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】摩擦による表面の摩耗やきずに対しての耐久性
を有し、また、高湿下においても残留電位の上昇が無
く、安定して高品位の画像が形成できる、また、クリー
ニング性に優れる電子写真感光体を提供することであ
る。 【解決手段】導電性支持体上に感光層を有する電子写真
感光体において、該電子写真感光体の表面層が波長22
0〜400nmのUV光による光照射処理したフッ素系
クシ型グラフトポリマー及びフッ素系樹脂粒子を含有す
ることを特徴とする電子写真感光体。
を有し、また、高湿下においても残留電位の上昇が無
く、安定して高品位の画像が形成できる、また、クリー
ニング性に優れる電子写真感光体を提供することであ
る。 【解決手段】導電性支持体上に感光層を有する電子写真
感光体において、該電子写真感光体の表面層が波長22
0〜400nmのUV光による光照射処理したフッ素系
クシ型グラフトポリマー及びフッ素系樹脂粒子を含有す
ることを特徴とする電子写真感光体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真感光体並びに該
電子写真感光体を備えたプロセスカートリッジ及び電子
写真装置に関する。
電子写真感光体を備えたプロセスカートリッジ及び電子
写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真感光体は適用される電子写真プ
ロセスに応じた感度、電気特性及び光学特性を備えてい
ることが要求されるが、更に繰り返し使用される感光体
にあっては、その感光体の表面層には、帯電、トナー現
像、紙への転写、クリーニング等のプロセスにより電気
的及び機械的外力が直接加えられるため、それらに対す
る耐久性が要求される。
ロセスに応じた感度、電気特性及び光学特性を備えてい
ることが要求されるが、更に繰り返し使用される感光体
にあっては、その感光体の表面層には、帯電、トナー現
像、紙への転写、クリーニング等のプロセスにより電気
的及び機械的外力が直接加えられるため、それらに対す
る耐久性が要求される。
【0003】具体的には摩擦による表面の摩耗、キズの
発生、また高湿下における表面の劣化等に対する耐久性
が要求される。
発生、また高湿下における表面の劣化等に対する耐久性
が要求される。
【0004】一方、トナーによる現像及びクリーニング
の繰り返しによる表面層へトナーが付着するという問題
があり、これに対しては表面層のクリーニング性の向上
が求められる。
の繰り返しによる表面層へトナーが付着するという問題
があり、これに対しては表面層のクリーニング性の向上
が求められる。
【0005】上記のような表面層に要求される特性を満
たすため種々の方法が検討されている。その中でもフッ
素系樹脂粒子を表面層中に分散させるという手段は効果
的である。フッ素系樹脂粒子分散により表面層の摩擦係
数が低下し、クリーニング性の向上、摩擦やキズに対す
る耐久性が向上する作用がある。また表面層の溌水性、
離型性も向上するため高湿下での表面劣化の防止に対し
ても有効である。
たすため種々の方法が検討されている。その中でもフッ
素系樹脂粒子を表面層中に分散させるという手段は効果
的である。フッ素系樹脂粒子分散により表面層の摩擦係
数が低下し、クリーニング性の向上、摩擦やキズに対す
る耐久性が向上する作用がある。また表面層の溌水性、
離型性も向上するため高湿下での表面劣化の防止に対し
ても有効である。
【0006】しかしながら、フッ素系樹脂粒子の分散に
おいてはその分散性及び凝集性に問題があり、均一で平
滑な膜を形成することが困難であり、得られた表面層は
画像ムラやピンホール等の画像欠陥を有することが避け
られなかった。
おいてはその分散性及び凝集性に問題があり、均一で平
滑な膜を形成することが困難であり、得られた表面層は
画像ムラやピンホール等の画像欠陥を有することが避け
られなかった。
【0007】また、分散性の良好なバインダー樹脂、分
散助剤等はほとんどの場合、電子写真特性に劣化を生じ
ており、効果的なものは見出せなかった。分散助剤とし
てフッ素系クシ型グラフトポリマーを用いた場合はフッ
素系樹脂粒子の分散性は良好となるが、高湿下における
繰り返し使用による画質劣化が生じるという問題があっ
た。すなわち繰り返し使用により残留電位が上昇し、画
像にかぶりを生じた。
散助剤等はほとんどの場合、電子写真特性に劣化を生じ
ており、効果的なものは見出せなかった。分散助剤とし
てフッ素系クシ型グラフトポリマーを用いた場合はフッ
素系樹脂粒子の分散性は良好となるが、高湿下における
繰り返し使用による画質劣化が生じるという問題があっ
た。すなわち繰り返し使用により残留電位が上昇し、画
像にかぶりを生じた。
【0008】原因としては、フッ素系クシ型グラフトポ
リマーに不純物として含まれる有機塩類が水分と作用し
て残留電位が上昇することにあた。そのため、再沈、洗
浄等の種々の製造方法が試みられある程度は改善された
が十分なものではなかった。
リマーに不純物として含まれる有機塩類が水分と作用し
て残留電位が上昇することにあた。そのため、再沈、洗
浄等の種々の製造方法が試みられある程度は改善された
が十分なものではなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、第1
は摩擦による表面の摩耗やキズの発生などに対して耐久
性を有する、第2は高湿下においても安定で高品質な画
像が得られる、第3はクリーニング性が良好で表面層へ
のトナーの付着のない、第4は繰り返し使用しても、残
留電位の蓄積や感度の低下が起こりにくい安定した電子
写真感光体を提供することである。
は摩擦による表面の摩耗やキズの発生などに対して耐久
性を有する、第2は高湿下においても安定で高品質な画
像が得られる、第3はクリーニング性が良好で表面層へ
のトナーの付着のない、第4は繰り返し使用しても、残
留電位の蓄積や感度の低下が起こりにくい安定した電子
写真感光体を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は導電性支持体上
に感光層を有する電子写真感光体において、該電子写真
感光体の表面層が波長220〜400nmのUV光によ
る光照射処理したフッ素系クシ型グラフトポリマー及び
フッ素系樹脂粒子を含有することを特徴とする電子写真
感光体から構成される。
に感光層を有する電子写真感光体において、該電子写真
感光体の表面層が波長220〜400nmのUV光によ
る光照射処理したフッ素系クシ型グラフトポリマー及び
フッ素系樹脂粒子を含有することを特徴とする電子写真
感光体から構成される。
【0011】また、本発明は前記本発明の電子写真感光
体、及び帯電手段、現像手段及びクリーニング手段から
なる群より選ばれる少なくとも一つの手段を一体に支持
し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴とす
るプロセスカートリッジから構成される。
体、及び帯電手段、現像手段及びクリーニング手段から
なる群より選ばれる少なくとも一つの手段を一体に支持
し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴とす
るプロセスカートリッジから構成される。
【0012】また、本発明は前記本発明の電子写真感光
体、帯電手段、像露光手段、現像手段及び転写手段を有
することを特徴とする電子写真装置から構成される。
体、帯電手段、像露光手段、現像手段及び転写手段を有
することを特徴とする電子写真装置から構成される。
【0013】
【発明の実施の態様】本発明に適用されるフッ素系樹脂
粒子は、4フッ化エチレン樹脂、3フッ化塩化エチレン
樹脂、6フッ化エチレンプロピレン樹脂、フッ化ビニル
樹脂、フッ化ビニリデン樹脂、2フッ化2塩化エチレン
樹脂及びこれらの共重合体の中から1種あるいはそれ以
上が適宜選択されるが、特に4フッ化エチレン樹脂、フ
ッ化ビニリデン樹脂が好ましい。樹脂の分子量や粉体粒
径は市販グレードから適宜選択して用いることができ、
特に低分子量グレードで、かつ一次粒子が1μm以下の
ものが好ましいが特に制限されるものではない。
粒子は、4フッ化エチレン樹脂、3フッ化塩化エチレン
樹脂、6フッ化エチレンプロピレン樹脂、フッ化ビニル
樹脂、フッ化ビニリデン樹脂、2フッ化2塩化エチレン
樹脂及びこれらの共重合体の中から1種あるいはそれ以
上が適宜選択されるが、特に4フッ化エチレン樹脂、フ
ッ化ビニリデン樹脂が好ましい。樹脂の分子量や粉体粒
径は市販グレードから適宜選択して用いることができ、
特に低分子量グレードで、かつ一次粒子が1μm以下の
ものが好ましいが特に制限されるものではない。
【0014】表面層に分散されるフッ素系樹脂粒子の含
有量は表面層固形分重量に基いて1〜50重量%が適当
であり、特に2〜30重量%が好ましい。
有量は表面層固形分重量に基いて1〜50重量%が適当
であり、特に2〜30重量%が好ましい。
【0015】含有量が1重量%未満ではフッ素系樹脂粒
子による表面層改質効果が十分でなく、一方、50重量
%を超えると光透過性が低下し、かつキヤリアの移動性
も低下する。
子による表面層改質効果が十分でなく、一方、50重量
%を超えると光透過性が低下し、かつキヤリアの移動性
も低下する。
【0016】本発明に適用するフッ素系グラフトポリマ
ーは、片末端に重合性官能基を有し、かつ一定の繰り返
し単位を有する分子量が1000〜10000程度のオ
リゴマー(以下、マクロマーと称す)と重合性単量体と
の共重合により得ることができる。即ち、非フッ素系重
合性単量体から合成した非フッ素系マクロマーとフッ素
系重合性単量体の共重合で、幹がフッ素系セグメントで
枝が非フッ素系セグメントである。
ーは、片末端に重合性官能基を有し、かつ一定の繰り返
し単位を有する分子量が1000〜10000程度のオ
リゴマー(以下、マクロマーと称す)と重合性単量体と
の共重合により得ることができる。即ち、非フッ素系重
合性単量体から合成した非フッ素系マクロマーとフッ素
系重合性単量体の共重合で、幹がフッ素系セグメントで
枝が非フッ素系セグメントである。
【0017】フッ素系グラフトポリマーは、上記のよう
にフッ素系セグメントと非フッ素系セグメントがそれぞ
れ局在化しており、フッ素系セグメントがフッ素系樹脂
粉体に、非フッ素系セグメントが添加された樹脂層に、
それぞれ配向した機能分離形態をとっている。特にフッ
素系セグメントが連続して配列しているため、フッ素系
セグメントがフッ素系樹脂粒子に高密度で、かつ効率良
く吸着し、更に非フッ素系セグメントが樹脂層に配向す
るため、従来の分散剤には見られなかったフッ素系樹脂
粒子の分散安定性向上効果が発現されているものであ
る。
にフッ素系セグメントと非フッ素系セグメントがそれぞ
れ局在化しており、フッ素系セグメントがフッ素系樹脂
粉体に、非フッ素系セグメントが添加された樹脂層に、
それぞれ配向した機能分離形態をとっている。特にフッ
素系セグメントが連続して配列しているため、フッ素系
セグメントがフッ素系樹脂粒子に高密度で、かつ効率良
く吸着し、更に非フッ素系セグメントが樹脂層に配向す
るため、従来の分散剤には見られなかったフッ素系樹脂
粒子の分散安定性向上効果が発現されているものであ
る。
【0018】また、一般にフッ素系樹脂粒子は、数μm
オーダーの凝集体で存在しているものであるが、本発明
のフッ素系グラフトポリマーを分散剤として用いること
になり、1μm以下の一次粒子まで均一に分散されるも
のである。
オーダーの凝集体で存在しているものであるが、本発明
のフッ素系グラフトポリマーを分散剤として用いること
になり、1μm以下の一次粒子まで均一に分散されるも
のである。
【0019】このような機能分離効果を最大限に利用す
るためには、マクロマーの分子量を上記のように100
0〜10000程度に調節する必要がある。
るためには、マクロマーの分子量を上記のように100
0〜10000程度に調節する必要がある。
【0020】即ち、分子量が1000未満であるとセグ
メントの長さが短すぎるため、非フッ素系セグメントの
表面層樹脂層への配向が弱まり、フッ素系樹脂粒子の分
散安定性が阻害される。一方、分子量が10000を超
えると添加される表面層樹脂層との相溶性が減少する。
特にフッ素系セグメントにおいてこの現象は顕著であ
り、セグメントが樹脂中で縮まったコイル状形態をとる
ため、フッ素系樹脂粒子に対する吸着活性点数が減少
し、分散安定性が阻害される。
メントの長さが短すぎるため、非フッ素系セグメントの
表面層樹脂層への配向が弱まり、フッ素系樹脂粒子の分
散安定性が阻害される。一方、分子量が10000を超
えると添加される表面層樹脂層との相溶性が減少する。
特にフッ素系セグメントにおいてこの現象は顕著であ
り、セグメントが樹脂中で縮まったコイル状形態をとる
ため、フッ素系樹脂粒子に対する吸着活性点数が減少
し、分散安定性が阻害される。
【0021】また、フッ素系グラフトポリマー自身の分
子量も大きく影響を与え、10000〜100000が
好ましい範囲である。分子量が10000未満であると
分散安定機能の発現が不十分であり、100000を超
えると添加される表面層樹脂との相溶性が減少するた
め、同様に分散安定機能が発現されなくなる。
子量も大きく影響を与え、10000〜100000が
好ましい範囲である。分子量が10000未満であると
分散安定機能の発現が不十分であり、100000を超
えると添加される表面層樹脂との相溶性が減少するた
め、同様に分散安定機能が発現されなくなる。
【0022】ここで、フッ素系グラフトポリマーの分子
量を調整することが必要だが、実際の製造工程で必要な
分子量に調節することは非常に難しい。そこで、本発明
においては、現在の製法である程度まで目的の分子量近
くのものを製造した後UV光を照射することにより部分
的に光分解を行い、必要な分子量に調整することによ
り、分散安定性を十分に発揮させる。
量を調整することが必要だが、実際の製造工程で必要な
分子量に調節することは非常に難しい。そこで、本発明
においては、現在の製法である程度まで目的の分子量近
くのものを製造した後UV光を照射することにより部分
的に光分解を行い、必要な分子量に調整することによ
り、分散安定性を十分に発揮させる。
【0023】更に、部分的に分解させることにより、高
湿下における繰り返し使用により、残留電位が上昇し、
画質劣化が生じる原因の一因である、フッ素系グラフト
ポリマー中に含有される有機塩分がポリマー中より除去
され易くなり、残留電位の上昇を抑え、常に高品位の画
像が得られる電子写真感光体を提供することが可能とな
る。
湿下における繰り返し使用により、残留電位が上昇し、
画質劣化が生じる原因の一因である、フッ素系グラフト
ポリマー中に含有される有機塩分がポリマー中より除去
され易くなり、残留電位の上昇を抑え、常に高品位の画
像が得られる電子写真感光体を提供することが可能とな
る。
【0024】UV光による光照射処理は、具体的には波
長220〜400nm、照射面強度0.1〜10mW/
cm2の光を60〜1000時間照射するのが好まし
く、特には波長220〜300nmの光を120〜60
0時間照射することが好ましい。
長220〜400nm、照射面強度0.1〜10mW/
cm2の光を60〜1000時間照射するのが好まし
く、特には波長220〜300nmの光を120〜60
0時間照射することが好ましい。
【0025】UV光の照射時間が短い場合光分解処理が
不十分であり、長すぎる場合分解処理が進みすぎてしま
い、必要な分子量に調整することが不可能である。
不十分であり、長すぎる場合分解処理が進みすぎてしま
い、必要な分子量に調整することが不可能である。
【0026】フッ素系グラフトポリマー中におけるフッ
素系セグメントの比率は5〜90重量%が好ましく、1
0〜70重量%が更に好ましい。
素系セグメントの比率は5〜90重量%が好ましく、1
0〜70重量%が更に好ましい。
【0027】フッ素系セグメントの比率が5重量%未満
ではフッ素系樹脂粒子の分散安定機能が十分に発揮でき
ず、90重量%を超えると添加される表面層樹脂層との
相溶性が悪くなる。
ではフッ素系樹脂粒子の分散安定機能が十分に発揮でき
ず、90重量%を超えると添加される表面層樹脂層との
相溶性が悪くなる。
【0028】非フッ素系マクロマーには、例えばアクリ
ル酸エステル類、メタクリル酸エステルあるいはスチレ
ン化合物等の重合体や共重合体等が用いられる。
ル酸エステル類、メタクリル酸エステルあるいはスチレ
ン化合物等の重合体や共重合体等が用いられる。
【0029】一方、フッ素系重合性モノマーとしては、
下記一般式(1)〜(6)のような側鎖にフッ素原子を
有する重合性モノマーの1種あるいは2種以上が用いら
れるが、何らこれらに限定されるものではない。
下記一般式(1)〜(6)のような側鎖にフッ素原子を
有する重合性モノマーの1種あるいは2種以上が用いら
れるが、何らこれらに限定されるものではない。
【0030】一般式(1)
【化1】 一般式(2)
【化2】 一般式(3)
【化3】 一般式(4)
【化4】 一般式(5)
【化5】 一般式(6)
【化6】 [式中、R1は水素原子またはメチル基を表わす。R2
は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ
基、ニトリル基を表わし、その数種類の組み合わせでも
よい。nは1以上の整数、mは1〜5の整数、kは1〜
4の整数を表わし、m+k=5である。]
は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ
基、ニトリル基を表わし、その数種類の組み合わせでも
よい。nは1以上の整数、mは1〜5の整数、kは1〜
4の整数を表わし、m+k=5である。]
【0031】フッ素系グラフトポリマーの添加量は、フ
ッ素系樹脂粒子に対して0.1〜30重量%が適当であ
り、特に1〜20重量%が好ましい。
ッ素系樹脂粒子に対して0.1〜30重量%が適当であ
り、特に1〜20重量%が好ましい。
【0032】添加量が0.1重量%未満ではフッ素系樹
脂粒子の分散安定性効果が十分でなく、一方、30重量
%を超えるとフッ素系グラフトポリマーがフッ素系樹脂
粒子に吸着して存在する以外にフリーの状態で表面層樹
脂内部に存在することになり、繰り返し電子写真プロセ
スを行ったときに残留電位の蓄積が生じてくる。
脂粒子の分散安定性効果が十分でなく、一方、30重量
%を超えるとフッ素系グラフトポリマーがフッ素系樹脂
粒子に吸着して存在する以外にフリーの状態で表面層樹
脂内部に存在することになり、繰り返し電子写真プロセ
スを行ったときに残留電位の蓄積が生じてくる。
【0033】樹脂層を形成するためのバインダー樹脂
は、成膜性のある高分子化合物であればよいが、単独で
もある程度の硬さを有すること、キヤリア輸送を妨害し
ないことなどの点から、ポリメタクリル酸エステル、ポ
リカーボネート、ポリアクリレート、ポリエステル、ポ
リスルホン等が好ましい。
は、成膜性のある高分子化合物であればよいが、単独で
もある程度の硬さを有すること、キヤリア輸送を妨害し
ないことなどの点から、ポリメタクリル酸エステル、ポ
リカーボネート、ポリアクリレート、ポリエステル、ポ
リスルホン等が好ましい。
【0034】本発明の電子写真感光体を作成するための
塗布液の調製方法の例としては、バインダー樹脂、電荷
輸送物質等を溶媒と共にヒッ素系樹脂粒子及びフッ素系
クシ型グラフトポリマーを同時に分散する方法が挙げら
れる。また、フッ素系樹脂粒子、フッ素系クシ型グラフ
トポリマー及びバインダー樹脂をあらかじめ分散して分
散液を調製し、あらかじめ分散した塗布液に混合する方
法が挙げられる。本発明において用いる電子写真感光体
用塗布液またはフッ素系樹脂粒子分散液の調製に当たっ
ては単なる攪拌混合でもよいが必要に応じて、ボールミ
ル、ロールミル、サンドミル等の分散手段を用いる。
塗布液の調製方法の例としては、バインダー樹脂、電荷
輸送物質等を溶媒と共にヒッ素系樹脂粒子及びフッ素系
クシ型グラフトポリマーを同時に分散する方法が挙げら
れる。また、フッ素系樹脂粒子、フッ素系クシ型グラフ
トポリマー及びバインダー樹脂をあらかじめ分散して分
散液を調製し、あらかじめ分散した塗布液に混合する方
法が挙げられる。本発明において用いる電子写真感光体
用塗布液またはフッ素系樹脂粒子分散液の調製に当たっ
ては単なる攪拌混合でもよいが必要に応じて、ボールミ
ル、ロールミル、サンドミル等の分散手段を用いる。
【0035】本発明に用いる電子写真感光体用塗布液ま
たはフッ素系樹脂粒子分散液の調製に用いる溶媒として
は塗布液中のバインダー樹脂及び電荷輸送物質に対する
溶解性、顔料に対する分散性及び塗布性に対して良好な
ものを選定する。
たはフッ素系樹脂粒子分散液の調製に用いる溶媒として
は塗布液中のバインダー樹脂及び電荷輸送物質に対する
溶解性、顔料に対する分散性及び塗布性に対して良好な
ものを選定する。
【0036】本発明の電子写真感光体で用いられる導電
性支持体の材料の例としては、アルミニウム、銅、ニッ
ケル、銀等の金属またはこれらの合金、酸化アンチモ
ン、酸化インジウム、酸化スズ等の導電性金属酸化物、
カーボンファイバー、カーボンブラック、グラファイト
粉末と樹脂を混合成型したものなどが挙げられる。
性支持体の材料の例としては、アルミニウム、銅、ニッ
ケル、銀等の金属またはこれらの合金、酸化アンチモ
ン、酸化インジウム、酸化スズ等の導電性金属酸化物、
カーボンファイバー、カーボンブラック、グラファイト
粉末と樹脂を混合成型したものなどが挙げられる。
【0037】更に、支持体上の欠陥被覆、支持体の保護
のため支持体上に導電層を設けることも可能である。例
えば、アルミニウム、銅、ニッケル、銀等の金属粉体、
酸化アンチモン、酸化インジウム、酸化スズ等の導電性
金属酸化物、ポリピローネ、ポリアニリン、高分子電解
質等の高分子導電材、カーボンファイバー、カーボンブ
ラック、グラファイト粉末またはこれら導電性物質で表
面を被覆した導電性粉体等の導電性物質を、アクリル樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリ酢酸ビニ
ル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルブチラール
樹脂等の熱可塑性樹脂、ポリウレタン樹脂、フェノール
樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂等
のバインダー樹脂に分散したもの、更に必要に応じた添
加剤を加えたものを支持体上に塗布したものが挙げられ
る。
のため支持体上に導電層を設けることも可能である。例
えば、アルミニウム、銅、ニッケル、銀等の金属粉体、
酸化アンチモン、酸化インジウム、酸化スズ等の導電性
金属酸化物、ポリピローネ、ポリアニリン、高分子電解
質等の高分子導電材、カーボンファイバー、カーボンブ
ラック、グラファイト粉末またはこれら導電性物質で表
面を被覆した導電性粉体等の導電性物質を、アクリル樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリ酢酸ビニ
ル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルブチラール
樹脂等の熱可塑性樹脂、ポリウレタン樹脂、フェノール
樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂等
のバインダー樹脂に分散したもの、更に必要に応じた添
加剤を加えたものを支持体上に塗布したものが挙げられ
る。
【0038】更に、感光層の接着性向上、支持体からの
電荷注入性の改良のため中間層を設けることも可能であ
る。中間層の材料としては、例えばゼラチン、エチレン
・アクリル酸コポリマー、ニトロセルロース樹脂、ポリ
アミド樹脂、ポリビニルアルコール樹脂等が挙げられ、
これらを適当な溶媒に溶解したものを支持体上に塗布す
る。更に必要に応じて添加剤を加えることも可能であ
る。
電荷注入性の改良のため中間層を設けることも可能であ
る。中間層の材料としては、例えばゼラチン、エチレン
・アクリル酸コポリマー、ニトロセルロース樹脂、ポリ
アミド樹脂、ポリビニルアルコール樹脂等が挙げられ、
これらを適当な溶媒に溶解したものを支持体上に塗布す
る。更に必要に応じて添加剤を加えることも可能であ
る。
【0039】感光層は単一構造でも、電荷発生層と電荷
輸送層に機能分散した積層構造でもよい。
輸送層に機能分散した積層構造でもよい。
【0040】積層構造感光体の電荷発生層用材料として
は、例えばスーダンレッド、クロルダイアンブルー等の
アゾ顔料、銅フタロシアニン、チタニルフタロシアニン
等のフタロシアニン顔料、アントアンスロン等のキノン
顔料、ペリレン顔料、インジゴ顔料等の電荷発生物質を
アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポ
リ酢酸ビニル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニル
ブチラール樹脂、ポリビニルベンザール樹脂等の熱可塑
性樹脂、ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ
樹脂等の熱硬化性樹脂等のバインダー樹脂に分散したも
のが挙げられ、適当な溶媒に分散し塗布することによっ
て電荷発生層を形成する。更に必要に応じた添加剤を加
えることも可能である。
は、例えばスーダンレッド、クロルダイアンブルー等の
アゾ顔料、銅フタロシアニン、チタニルフタロシアニン
等のフタロシアニン顔料、アントアンスロン等のキノン
顔料、ペリレン顔料、インジゴ顔料等の電荷発生物質を
アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポ
リ酢酸ビニル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニル
ブチラール樹脂、ポリビニルベンザール樹脂等の熱可塑
性樹脂、ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ
樹脂等の熱硬化性樹脂等のバインダー樹脂に分散したも
のが挙げられ、適当な溶媒に分散し塗布することによっ
て電荷発生層を形成する。更に必要に応じた添加剤を加
えることも可能である。
【0041】電荷輸送層用材料としては、例えばヒドラ
ゾン系化合物、スチルベン系化合物、ピラゾリン系化合
物、オキサゾール系化合物、チアゾール系化合物、トリ
アリールメタン系化合物等の電荷輸送物質及びアクリル
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリ塩
化ビニル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルブチ
ラール樹脂、ポリメタアクリレート樹脂等の熱可塑性樹
脂、ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂
等の熱硬化性樹脂等のバインダー樹脂をメタノール、エ
タノール、ブタノール、イソプロイルアルコール等のア
ルコール類、メチルエチルケトン、アセトン、メチルイ
ソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、ジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類、酢
酸エチル、酢酸プロピル等のエステル類、モノクロルベ
ンゼン、ジクロロメタン等のハロゲン化炭化水素等、そ
の他適当な溶媒に分散したもの、更に必要に応じた添加
剤を加えたものが挙げられ、塗布することにより電荷輸
送層を形成する。また、導電性ポリマーが挙げられる。
ゾン系化合物、スチルベン系化合物、ピラゾリン系化合
物、オキサゾール系化合物、チアゾール系化合物、トリ
アリールメタン系化合物等の電荷輸送物質及びアクリル
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリ塩
化ビニル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルブチ
ラール樹脂、ポリメタアクリレート樹脂等の熱可塑性樹
脂、ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂
等の熱硬化性樹脂等のバインダー樹脂をメタノール、エ
タノール、ブタノール、イソプロイルアルコール等のア
ルコール類、メチルエチルケトン、アセトン、メチルイ
ソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、ジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類、酢
酸エチル、酢酸プロピル等のエステル類、モノクロルベ
ンゼン、ジクロロメタン等のハロゲン化炭化水素等、そ
の他適当な溶媒に分散したもの、更に必要に応じた添加
剤を加えたものが挙げられ、塗布することにより電荷輸
送層を形成する。また、導電性ポリマーが挙げられる。
【0042】本発明において用いられる塗布方法として
は、浸積塗布法、スプレー塗布法、ロールコータ塗布
法、グラビアコータ塗布法等が挙げられる。
は、浸積塗布法、スプレー塗布法、ロールコータ塗布
法、グラビアコータ塗布法等が挙げられる。
【0043】本発明におけるUV光による光照射処理し
たフッ素系樹脂粒子及びフッ素系クシ型グラフトポリマ
ーを含有させた層としては感光体の表面層(直接トナー
及び現像装置、クリーニング装置などに接触する層)に
適用することが有効である。感光体の層構成の例として
は、単一層構造のものでは感光層に、電荷発生層上に電
荷輸送層を設けた機能分離した積層感光体では電荷輸送
層に、電荷輸送層上に電荷発生層を設け、更にその上に
導電層を設けた積層感光体では導電層に、また、感光層
上に保護層を設けた感光体では保護層に用いることが可
能である。
たフッ素系樹脂粒子及びフッ素系クシ型グラフトポリマ
ーを含有させた層としては感光体の表面層(直接トナー
及び現像装置、クリーニング装置などに接触する層)に
適用することが有効である。感光体の層構成の例として
は、単一層構造のものでは感光層に、電荷発生層上に電
荷輸送層を設けた機能分離した積層感光体では電荷輸送
層に、電荷輸送層上に電荷発生層を設け、更にその上に
導電層を設けた積層感光体では導電層に、また、感光層
上に保護層を設けた感光体では保護層に用いることが可
能である。
【0044】図1に本発明の電子写真感光体を有するプ
ロセスカートリッジを有する電子写真装置の概略構成を
示す。図において、1はドラム状の本発明の電子写真感
光体であり、軸2を中心に矢印方向に所定の周速度で回
転駆動される。感光体1は回転過程において、一次帯電
手段3によりその周面に正または負の所定電位の均一帯
電を受け、次いで、スリット露光やレーザービーム走査
露光等の像露光手段(不図示)からの画像露光光4を受
ける。こうして感光体1の周面に静電潜像が順次形成さ
れていく。
ロセスカートリッジを有する電子写真装置の概略構成を
示す。図において、1はドラム状の本発明の電子写真感
光体であり、軸2を中心に矢印方向に所定の周速度で回
転駆動される。感光体1は回転過程において、一次帯電
手段3によりその周面に正または負の所定電位の均一帯
電を受け、次いで、スリット露光やレーザービーム走査
露光等の像露光手段(不図示)からの画像露光光4を受
ける。こうして感光体1の周面に静電潜像が順次形成さ
れていく。
【0045】形成された静電潜像は、次いで現像手段5
によりトナー現像され、現像されたトナー現像像は、不
図示の給紙部から感光体1と転写手段6との間に感光体
1の回転と同期取りされて給送された転写材7に、転写
手段6により順次転写されていく。像転写を受けた転写
材7は感光体面から分離されて像定着手段8へ導入され
て像定着を受けることにより複写物(コピー)として装
置外へプリントアウトされる。像転写後の感光体1の表
面は、クリーニング手段9によって転写残りトナーの除
去を受けて清浄面化され、更に前露光手段(不図示)か
らの前露光光10により除電処理された後、繰り返し画
像形成にしようされる。なお、一次帯電手段3が帯電ロ
ーラー等を用いた接触帯電手段である場合は、前露光は
必ずしも必要ではない。
によりトナー現像され、現像されたトナー現像像は、不
図示の給紙部から感光体1と転写手段6との間に感光体
1の回転と同期取りされて給送された転写材7に、転写
手段6により順次転写されていく。像転写を受けた転写
材7は感光体面から分離されて像定着手段8へ導入され
て像定着を受けることにより複写物(コピー)として装
置外へプリントアウトされる。像転写後の感光体1の表
面は、クリーニング手段9によって転写残りトナーの除
去を受けて清浄面化され、更に前露光手段(不図示)か
らの前露光光10により除電処理された後、繰り返し画
像形成にしようされる。なお、一次帯電手段3が帯電ロ
ーラー等を用いた接触帯電手段である場合は、前露光は
必ずしも必要ではない。
【0046】本発明においては、上述の感光体1、一次
帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段9等の構
成要素のうち、複数のものをプロセスカートリッジとし
て一体に結合して構成し、このプロセスカートリッジを
複写機やレーザービームプリンター等の電子写真装置保
体に対して着脱可能に構成してもよい。例えば、一次帯
電手段3、現像手段5及びクリーニング手段9の少なく
とも一つを感光体1と共に一体に支持してカートリッジ
化し、装置本体のレール12等の案内手段を用いて装置
本体に着脱可能なプロセスカートリッジ11とすること
ができる。また、画像露光光4は、電子写真装置が複写
機やプリンターである場合には、原稿からの反射光や透
過光を用いる、あるいは、センサーで原稿を読み取り、
信号化し、この信号に従って行われるレーザービームの
走査、LEDアレイの駆動及び液晶シャッターアレイの
駆動等により照射される光である。
帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段9等の構
成要素のうち、複数のものをプロセスカートリッジとし
て一体に結合して構成し、このプロセスカートリッジを
複写機やレーザービームプリンター等の電子写真装置保
体に対して着脱可能に構成してもよい。例えば、一次帯
電手段3、現像手段5及びクリーニング手段9の少なく
とも一つを感光体1と共に一体に支持してカートリッジ
化し、装置本体のレール12等の案内手段を用いて装置
本体に着脱可能なプロセスカートリッジ11とすること
ができる。また、画像露光光4は、電子写真装置が複写
機やプリンターである場合には、原稿からの反射光や透
過光を用いる、あるいは、センサーで原稿を読み取り、
信号化し、この信号に従って行われるレーザービームの
走査、LEDアレイの駆動及び液晶シャッターアレイの
駆動等により照射される光である。
【0047】本発明の電子写真感光体は電子写真複写機
に利用するのみならず、レーザービームプリンター、C
RTプリンター、LEDプリンター、液晶プリンター、
レーザー製版等電子写真応用分野にも広く用いることが
できる。
に利用するのみならず、レーザービームプリンター、C
RTプリンター、LEDプリンター、液晶プリンター、
レーザー製版等電子写真応用分野にも広く用いることが
できる。
【0048】
【実施例】実施例1 導電層塗布工程として、10%の酸化アンチモンを含有
する酸化錫で被覆した導電性酸化チタン2000重量
部、フェノール樹脂2500重量部、メチルセロソルブ
2000重量部及びメタノール500重量部をφ1mm
ガラスビーズを用いたサンドミル装置で2時間分散して
導電層用塗布液を調製した。アルミニウムシリンダー
(φ30mm×360mm、肉厚5mm)上に上記塗布
液を浸漬塗布した後、乾燥装置により160℃で25分
間乾燥した。導電層の膜厚20μmであった。
する酸化錫で被覆した導電性酸化チタン2000重量
部、フェノール樹脂2500重量部、メチルセロソルブ
2000重量部及びメタノール500重量部をφ1mm
ガラスビーズを用いたサンドミル装置で2時間分散して
導電層用塗布液を調製した。アルミニウムシリンダー
(φ30mm×360mm、肉厚5mm)上に上記塗布
液を浸漬塗布した後、乾燥装置により160℃で25分
間乾燥した。導電層の膜厚20μmであった。
【0049】次に中間層塗布工程として、再沈精製した
N−メトキシメチル化ナイロン6を1000重量部及び
6.12.66.610共重合ナイロン250部を、メ
タノール5000重量部に溶解し、中間層用塗布液を調
製した。前述の導電層塗布済アルミニウムシリンダー上
に上記塗布液を浸漬塗布した後、乾燥装置により95℃
で7分間乾燥した。導電層の膜厚0.5μmであった。
N−メトキシメチル化ナイロン6を1000重量部及び
6.12.66.610共重合ナイロン250部を、メ
タノール5000重量部に溶解し、中間層用塗布液を調
製した。前述の導電層塗布済アルミニウムシリンダー上
に上記塗布液を浸漬塗布した後、乾燥装置により95℃
で7分間乾燥した。導電層の膜厚0.5μmであった。
【0050】次に電荷発生層の塗布工程として、下記構
造式のジスアゾ顔料400重量部
造式のジスアゾ顔料400重量部
【化7】 ポリビニルブチラール樹脂(ブチラール化率68%、重
量平均分子量24000)200重量部及びシクロヘキ
サノン5000重量部をφ1mmガラスビーズを用いた
サンドミル装置で24時間分散し、更にテトラヒドロフ
ラン5000重量部を加え電荷発生層用塗布液を調製し
た。更にこの液を遠心分離機(7000rpm、30分
間)でビーズかす、ごみ等を取り除いた。前記中間層塗
布済アルミニウムシリンダー上に上記塗布液を浸漬塗布
し、85℃で7分間乾燥した。電荷発生層の膜厚0.1
5μmであった。
量平均分子量24000)200重量部及びシクロヘキ
サノン5000重量部をφ1mmガラスビーズを用いた
サンドミル装置で24時間分散し、更にテトラヒドロフ
ラン5000重量部を加え電荷発生層用塗布液を調製し
た。更にこの液を遠心分離機(7000rpm、30分
間)でビーズかす、ごみ等を取り除いた。前記中間層塗
布済アルミニウムシリンダー上に上記塗布液を浸漬塗布
し、85℃で7分間乾燥した。電荷発生層の膜厚0.1
5μmであった。
【0051】次に、フッ素系クシ型グラフトポリマーの
UV光による部分的光分解処理工程として、下記構造式
のフッ素系クシ型グラフトポリマー20重量部
UV光による部分的光分解処理工程として、下記構造式
のフッ素系クシ型グラフトポリマー20重量部
【化8】 [式中i、j、p、qは1以上の整数を表わす。]に波
長254nmに中心ピークを持ち、光照射面強度5mW
/cm2であるUV光を600時間照射し処理を行っ
た。
長254nmに中心ピークを持ち、光照射面強度5mW
/cm2であるUV光を600時間照射し処理を行っ
た。
【0052】次に、4フッ化エチレン樹脂粒子分散液の
調製工程として、4フッ化エチレン樹脂粒子100重量
部、ポリカーボネート樹脂100重量部、前記の工程に
より光照射処理されたフッ素系クシ型グラフトポリマー
8重量部及びモノクロロベンゼン600重量部を十分に
混合した後、ガラスビーズを用いたサンドグラインダー
((株)アイメックス製)にて分散し、4フッ化エチレ
ン樹脂粒子分散液を調製した。
調製工程として、4フッ化エチレン樹脂粒子100重量
部、ポリカーボネート樹脂100重量部、前記の工程に
より光照射処理されたフッ素系クシ型グラフトポリマー
8重量部及びモノクロロベンゼン600重量部を十分に
混合した後、ガラスビーズを用いたサンドグラインダー
((株)アイメックス製)にて分散し、4フッ化エチレ
ン樹脂粒子分散液を調製した。
【0053】次に、下記構造式のスチリル化合物120
0重量部
0重量部
【化9】 ポリカーボネート樹脂800重量部及び前記4フッ化エ
チレン樹脂粒子分散液1500重量部をモノクロロベン
ゼン5000重量部及びジクロロメタン3000重量部
に混合し、電荷輸送層用塗布液を調製した。この液を前
記電荷発生層塗布済アルミニウムシリンダー上に浸漬塗
布し、130℃で50分間乾燥し、電荷輸送層を形成
し、電子写真感光体を作成した。なお、電荷輸送層の膜
厚は25μmであった。
チレン樹脂粒子分散液1500重量部をモノクロロベン
ゼン5000重量部及びジクロロメタン3000重量部
に混合し、電荷輸送層用塗布液を調製した。この液を前
記電荷発生層塗布済アルミニウムシリンダー上に浸漬塗
布し、130℃で50分間乾燥し、電荷輸送層を形成
し、電子写真感光体を作成した。なお、電荷輸送層の膜
厚は25μmであった。
【0054】実施例2 フッ素系クシ型グラフトポリマーのUV光による部分的
光分解処理工程として、実施例1で示した構造式のフッ
素系クシ型グラフトポリマー20重量部に波長254n
mに中心ピークを持ち、光照射面強度5mW/cm2で
あるUV光を120時間照射し処理を行った他は、実施
例1と同様にして電子写真感光体を作成した。
光分解処理工程として、実施例1で示した構造式のフッ
素系クシ型グラフトポリマー20重量部に波長254n
mに中心ピークを持ち、光照射面強度5mW/cm2で
あるUV光を120時間照射し処理を行った他は、実施
例1と同様にして電子写真感光体を作成した。
【0055】実施例3 フッ素系クシ型グラフトポリマーのUV光による部分的
光分解処理工程として、実施例1で示した構造式のフッ
素系クシ型グラフトポリマー20重量部に波長366n
mに中心ピークを持ち、光照射面強度5mW/cm2で
あるUV光を600時間照射し処理を行った他は、実施
例1と同様にして電子写真感光体を作成した。
光分解処理工程として、実施例1で示した構造式のフッ
素系クシ型グラフトポリマー20重量部に波長366n
mに中心ピークを持ち、光照射面強度5mW/cm2で
あるUV光を600時間照射し処理を行った他は、実施
例1と同様にして電子写真感光体を作成した。
【0056】実施例4 フッ素系クシ型グラフトポリマーのUV光による部分的
光分解処理工程として、実施例1で示した構造式のフッ
素系クシ型グラフトポリマー20重量部に波長366n
mに中心ピークを持ち、光照射面強度5mW/cm2で
あるUV光を120時間照射し処理を行った他は、実施
例1と同様にして電子写真感光体を作成した。
光分解処理工程として、実施例1で示した構造式のフッ
素系クシ型グラフトポリマー20重量部に波長366n
mに中心ピークを持ち、光照射面強度5mW/cm2で
あるUV光を120時間照射し処理を行った他は、実施
例1と同様にして電子写真感光体を作成した。
【0057】比較例1 UV光による部分的光分解処理を行わない実施例1に示
した構造式のフッ素系クシ型グラフトポリマー8重量部
を使用した他は、実施例1と同様にして電子写真感光体
を作成した。
した構造式のフッ素系クシ型グラフトポリマー8重量部
を使用した他は、実施例1と同様にして電子写真感光体
を作成した。
【0058】比較例2 フッ素系クシ型グラフトポリマーのUV光による部分的
光分解処理工程として、実施例1で示した構造式のフッ
素系クシ型グラフトポリマー20重量部に波長254n
mに中心ピークを持ち、光照射面強度5mW/cm2で
あるUV光を10時間照射し処理を行った他は、実施例
1と同様にして電子写真感光体を作成した。
光分解処理工程として、実施例1で示した構造式のフッ
素系クシ型グラフトポリマー20重量部に波長254n
mに中心ピークを持ち、光照射面強度5mW/cm2で
あるUV光を10時間照射し処理を行った他は、実施例
1と同様にして電子写真感光体を作成した。
【0059】比較例3 フッ素系クシ型グラフトポリマーのUV光による部分的
光分解処理工程として、実施例1で示した構造式のフッ
素系クシ型グラフトポリマー20重量部に波長366n
mに中心ピークを持ち、光照射面強度5mW/cm2で
あるUV光を10時間照射し処理を行った他は、実施例
1と同様にして電子写真感光体を作成した。
光分解処理工程として、実施例1で示した構造式のフッ
素系クシ型グラフトポリマー20重量部に波長366n
mに中心ピークを持ち、光照射面強度5mW/cm2で
あるUV光を10時間照射し処理を行った他は、実施例
1と同様にして電子写真感光体を作成した。
【0060】上記のようにして作成した実施例1〜4、
比較例1〜3の電子写真感光体を、20℃、湿度50%
の常温常湿下において電子写真感光体試験機(川口電機
(株)製)にて帯電、露光及び強露光のプロセスを1.
5秒サイクルで10000回繰り返し残留電位(強露光
の表面電位)の変化を測定した。結果を表1に示す。
比較例1〜3の電子写真感光体を、20℃、湿度50%
の常温常湿下において電子写真感光体試験機(川口電機
(株)製)にて帯電、露光及び強露光のプロセスを1.
5秒サイクルで10000回繰り返し残留電位(強露光
の表面電位)の変化を測定した。結果を表1に示す。
【0061】この電子写真感光体を帯電、−露光−現像
−転写−クリーニングのプロセスを1.5秒サイクルで
繰り返す複写機に取り付け、20℃、湿度50%の常温
常湿下(N/N)において10000回連続して複写を
行った。結果を表1に示す
−転写−クリーニングのプロセスを1.5秒サイクルで
繰り返す複写機に取り付け、20℃、湿度50%の常温
常湿下(N/N)において10000回連続して複写を
行った。結果を表1に示す
【0062】
【表1】
【0063】
【発明の効果】本発明の電子写真感光体及びこれを有す
る電子写真装置は摩擦による表面の摩耗やきずに対して
の耐久性を有し、また、高湿下においても残留電位の上
昇が無く、安定して高品位の画像が形成できる、また、
クリーニング性に優れるという顕著な効果を奏する。
る電子写真装置は摩擦による表面の摩耗やきずに対して
の耐久性を有し、また、高湿下においても残留電位の上
昇が無く、安定して高品位の画像が形成できる、また、
クリーニング性に優れるという顕著な効果を奏する。
【図1】本発明の電子写真感光体を有するプロセスカー
トリッジを有する電子写真装置の概略構成を示す図であ
る。
トリッジを有する電子写真装置の概略構成を示す図であ
る。
1 本発明の電子写真感光体 2 軸 3 一次帯電手段 4 画像露光光 5 現像手段 6 転写手段 7 転写材 8 像定着手段 9 クリーニング手段 10 前露光光 11 プロセスカートリッジ 12 レール
Claims (5)
- 【請求項1】 導電性支持体上に感光層を有する電子写
真感光体において、該電子写真感光体の表面層が波長2
20〜400nmのUV光による光照射処理したフッ素
系クシ型グラフトポリマー及びフッ素系樹脂粒子を含有
することを特徴とする電子写真感光体。 - 【請求項2】 前記フッ素系樹脂が、4フッ化エチレン
樹脂、3フッ化塩化エチレン樹脂、6フッ化エチレンプ
ロピレン樹脂、フッ化ビニル樹脂、フッ化ビニリデン樹
脂、2フッ化2塩化エチレン樹脂及びこれらの共重合体
から選ばれる1種または2種以上の樹脂からなる請求項
1記載の電子写真感光体。 - 【請求項3】 前記電子写真感光体が電荷発生層と電荷
輸送層を有する請求項1記載の電子写真感光体。 - 【請求項4】 請求項1記載の電子写真感光体、及び帯
電手段、現像手段及びクリーニング手段からなる群より
選ばれる少なくとも一つの手段を一体に支持し、電子写
真装置本体に着脱自在であることを特徴とするプロセス
カートリッジ。 - 【請求項5】 請求項1記載の電子写真感光体、帯電手
段、像露光手段、現像手段及び転写手段を有することを
特徴とする電子写真装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11077382A JP2000275889A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11077382A JP2000275889A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000275889A true JP2000275889A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13632352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11077382A Withdrawn JP2000275889A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000275889A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008053904A1 (fr) * | 2006-10-31 | 2008-05-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Corps électrophotographique photosensible, son procédé de fabrication, cartouche de traitement et dispositif électrophotographique |
WO2008053906A1 (fr) * | 2006-10-31 | 2008-05-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Corps photosensible électrophotographique, procédé de production d'un corps photosensible électrophotographique, cartouche de traitement et dispositif électrophotographique |
JP2009237568A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-10-15 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
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JP2015018035A (ja) * | 2013-07-09 | 2015-01-29 | シャープ株式会社 | 電子写真感光体及びそれを用いた画像形成装置 |
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