JP2000264532A - シート仕分け装置 - Google Patents

シート仕分け装置

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JP2000264532A
JP2000264532A JP7090899A JP7090899A JP2000264532A JP 2000264532 A JP2000264532 A JP 2000264532A JP 7090899 A JP7090899 A JP 7090899A JP 7090899 A JP7090899 A JP 7090899A JP 2000264532 A JP2000264532 A JP 2000264532A
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sheet
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bin
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 整合時のシートの折れや傷の発生を抑制して
良好な揃え性を得ることができるようにし、また、良好
な揃え速度を得ることができるようにする。 【解決手段】 ジョガーフェンス196の移動速度を、
ホームポジションP0からシート進入時の待機位置P1
までの移動速度V1と、待機位置P1からシート規定サ
イズ位置の近傍P2までの移動速度V2と、シート規定
サイズ位置の近傍P2からシート規定サイズ位置P3ま
での移動速度V3との3段階に分け、V1=V3≫V2
の関係を満たすように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷機や複写機等
の画像形成装置に付設して設けられ又は一体に形成され
るシート仕分け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のシート仕分け装置では、印刷機
等の画像形成装置から排出される画像形成済みのシート
を、例えば搬送経路の下流に設けられた単一のシート排
出手段によりビンユニットの複数のビンに分配し、後述
する整合手段によりビン内でのバラツキを整えた後取り
出すようになっている。整合手段による整合後、綴じ処
理等の処理を行うものも知られている。シートの分配時
は、回転しながら上下に移動するビン開閉カム(リード
カム)によって各ビンのシート進入口が次々に拡大され
てシートが収容されるようになっている。最終ビンにシ
ートが収容されると、ビン開閉カムはホームポジション
に回転しながら戻る。
【0003】ビンユニットは、複数のトレイを上下方向
に重ね合わせ状態に設けることにより構成され、トレイ
の数だけのビン(トレイを底面とするシート収容空間)
が形成される。ビンユニットの上記積層構成により、複
数のシートを各ビンに分配するためには、画像形成装置
からのシートの排出毎にシート排出手段とビンユニット
の指定ビンとを対応させる必要がある。その対応方式と
しては、大別して、シート排出手段を位置固定してビン
ユニットを上下方向に移動させるビン移動方式と、ビン
ユニットを位置固定してシート排出手段を上下方向に移
動させるデフレクタ移動方式とがある。
【0004】ビンへ収容されたシートの整合は、図20
に示すように、一般に一つのジョガーフェンス800と
エンドフェンス802によってなされる。ジョガーフェ
ンス800はシート進入方向と略直交するシート幅方向
に移動可能に設けられ、例えばその1方向(矢印N方
向)からシート進入方向に平行な基準面804へ向けて
シート806を押圧し、シート806の押圧側と反対側
を基準面804に突き当てることにより整合を行なう。
エンドフェンス802は、シート進入方向に移動可能に
設けられ、ビン収容時のシート進入方向の所定以上のシ
ート806の移動を制限するとともに、収容後はシート
進入方向と反対側へ向けてシート806を押圧し、シー
ト幅方向に平行なビン基準面808に突き当てることに
より整合を行なう。
【0005】整合時、ジョガーフェンス800は、ホー
ムポジションP0からシート進入時の待機位置P1に移
動し、シート806の進入後、シート806の規定サイ
ズ位置P3まで移動する。ホームポジションP0から待
機位置P1までの移動速度V1と、待機位置P1から規
定サイズ位置P3までの移動速度V3は同じに設定され
ている。エンドフェンス802においても同様で、整合
時、ホームポジションp0からシート進入時の待機位置
p1に移動し、シート806の進入後、シート806の
規定サイズ位置p3まで移動する。ホームポジションP
0から待機位置p1までの移動速度v1と、待機位置p
1から規定サイズ位置p3までの移動速度v3は同じに
設定されている。
【0006】ジョガーフェンス800、エンドフェンス
802による整合動作は、最終ビンへのシート分配後に
なされ、整合動作完了後、ビン開閉カムをホームポジシ
ョンに戻すようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ジョガーフェンス80
0、エンドフェンス802の移動速度が比較的高速に設
定されている場合、シート揃え時間は速くなるが、薄紙
又は腰の弱いシートでは、図20に示すように、シート
が位置ずれしている場合、ジョガーフェンス800又は
エンドフェンス802の片側のみによって局部的に押圧
されるため、折れや傷が発生し、良好な揃え性が得られ
ないという問題があった。一方、ジョガーフェンス80
0、エンドフェンス802の移動速度が比較的低速に設
定されている場合には、揃え性は良好となるものの、整
合時間が長くなるという問題があった。また、ビン開閉
カムを用いる構成では、折角整合されたシートがビン開
閉カムのホームポジション復帰時の回転振動で乱れると
いう問題があった。
【0008】そこで、本発明は、シートの種類に拘ら
ず、またビン開閉カムを有する構成であっても良好な揃
え速度と揃え性を得ることができるシート仕分け装置の
提供を、その目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、画像形成装置から受け取
った画像形成済みのシートを収容するビンが複数重ね合
わせ状態に設けられたビンユニットと、上記ビンに収容
されたシート又はシート束を基準面に押圧してバラツキ
を整える整合手段と、この整合手段を制御する制御手段
を有するシート仕分け装置において、上記制御手段は、
上記整合手段の移動速度を上記シート規定サイズ位置近
傍になってから速くするように制御する、という構成を
採っている。
【0010】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
構成において、上記移動速度を、ホームポジションから
シート進入時の待機位置までの移動速度V1と、待機位
置からシート規定サイズ位置の近傍までの移動速度V2
と、シート規定サイズ位置の近傍からシート規定サイズ
位置までの移動速度V3との3段階に分け、上記制御手
段は、V1=V3≫V2の関係を満たすように制御す
る、という構成を採っている。
【0011】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
構成において、上記移動速度を、ホームポジションから
シート進入時の待機位置までの移動速度V1と、待機位
置からシート規定サイズ位置の近傍までの移動速度V2
と、シート規定サイズ位置の近傍からシート規定サイズ
位置までの移動速度V3との3段階に分け、上記制御手
段は、V3>V1≫V2の関係を満たすように制御す
る、という構成を採っている。
【0012】請求項4記載の発明では、画像形成装置か
ら受け取った画像形成済みのシートを収容するビンが複
数重ね合わせ状態に設けられたビンユニットと、上記ビ
ンに収容されたシート又はシート束を基準面に押圧して
バラツキを整える整合手段と、回転しながら上下に移動
して指定されたビンのシート進入口を拡大させるビン開
閉カムと、このビン開閉カムと上記整合手段を制御する
制御手段を有するシート仕分け装置において、上記制御
手段は、最終ビンへのシート分配が完了した後、上記整
合手段の整合動作の最終段階で上記ビン開閉カムのその
ホームポジションへの復帰を開始させる、という構成を
採っている。
【0013】請求項5記載の発明では、画像形成装置か
ら受け取った画像形成済みのシートを収容するビンが複
数重ね合わせ状態に設けられたビンユニットと、上記ビ
ンに収容されたシート又はシート束を基準面に押圧して
バラツキを整える整合手段と、回転しながら上下に移動
して指定されたビンのシート進入口を拡大させるビン開
閉カムと、このビン開閉カムと上記整合手段を制御する
制御手段を有するシート仕分け装置において、上記制御
手段は、最終ビンへのシート分配が完了した後、上記整
合手段の整合完了と同時かまたはそれよりも前に上記ビ
ン開閉カムのそのホームポジションへの復帰を完了させ
る、という構成を採っている。
【0014】請求項6記載の発明では、請求項5記載の
構成において、上記制御手段は、シートの種類やサイズ
に応じて上記ビン開閉カムのホームポジションへの復帰
開始時期を異ならせる、という構成を採っている。
【0015】請求項7記載の発明では、請求項4,5又
は6記載の構成において、上記制御手段は、上記整合手
段の移動速度を上記シート規定サイズ位置近傍になって
から速くするように制御する、という構成を採ってい
る。
【0016】請求項8記載の発明では、請求項7記載の
構成において、上記移動速度を、ホームポジションから
シート進入時の待機位置までの移動速度V1と、待機位
置からシート規定サイズ位置の近傍までの移動速度V2
と、シート規定サイズ位置の近傍からシート規定サイズ
位置までの移動速度V3との3段階に分け、上記制御手
段は、V1=V3≫V2の関係を満たすように制御す
る、という構成を採っている。
【0017】請求項9記載の発明では、請求項7記載の
構成において、上記移動速度を、ホームポジションから
シート進入時の待機位置までの移動速度V1と、待機位
置からシート規定サイズ位置の近傍までの移動速度V2
と、シート規定サイズ位置の近傍からシート規定サイズ
位置までの移動速度V3との3段階に分け、上記制御手
段は、V3>V1≫V2の関係を満たすように制御す
る、という構成を採っている。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。まず、図1に基づいて本発明の一実施例に係るシー
ト仕分け装置の全体構成を概略的に説明する。本実施例
におけるシート仕分け装置2は、画像形成装置としての
孔版印刷機4に付設されている。孔版印刷機4は、例え
ば特開平7−309520号公報に開示される公知の印
刷構成を有するもので、ここではその構成及び説明を省
略する。
【0019】シート仕分け装置2は、下部フレーム6と
上部フレーム8とから全体の枠組みが構成されており、
下部フレーム6には、孔版印刷機4から搬送手段4aに
よって排出される画像形成済みのシートSを受け取る搬
送手段10と、水平搬送手段12と、偏向部材14と、
非仕分けモード時に使用される、昇降可能で大量排紙可
能な排紙トレイ手段16等が備えられている。搬送手段
10は、水平搬送手段12と排紙トレイ手段16とへ選
択的にシートSを案内する搬送路切り換え機能を有して
いる(後述)。シート仕分け装置2の各動作は、制御手
段102によって制御される。
【0020】上部フレーム8には、複数のトレイ18が
上下方向に重ね合わせ状態に設けられて形成されたビン
ユニット20(本実施例ではビン数20)と、偏向部材
14により搬送方向を切り換えられたシートSを略垂直
方向に搬送する垂直搬送手段22と、この垂直搬送手段
22によって搬送されてくるシートSを指定されたビン
へ排出するシート排出手段24と、後述する整合手段で
整合されたシート束をグリップしてシート搬送方向に移
動させるグリップ手段26と、グリップ手段26により
移動させられたシート束に綴じ処理を行うシート処理手
段としてのステイプラー28等が備えられている。
【0021】シート排出手段24は、指定されたビンの
シート進入口を拡大するビン開閉カム30と、ビン開閉
カム30を回転駆動するカム駆動手段(後述)と、垂直
搬送手段22の搬送面からシートSを掬い上げて拡開さ
れたビンへ導く偏向爪32と、この偏向爪32を駆動す
る偏向爪切り換え手段(後述)等を有しており、上下方
向に昇降可能に設けられている。孔版印刷機4の搬送手
段4a、搬送手段10、水平搬送手段12、垂直搬送手
段22はいずれも、ファンの吸引力でシートSを搬送ベ
ルト上に密着させて搬送する吸着搬送構成を有してい
る。これらの構成についても後で詳細に説明する。
【0022】図2に示すように、ビンの底面を形成する
トレイ18は、シート進入方向後端に固定された非開放
型の後端揃え面18aを一体に有しており、シート積載
面18bには、積載されたシートSをシート進入方向と
略直交するシート幅方向から押圧してバラツキを修正す
る横方向整合手段34の移動用穴18c,18dと、主
にシート進入方向の移動を制限するエンドフェンス36
の移動用穴18eが形成されている。移動用穴18e
は、シートSのサイズに応じて移動する場合又は縦方向
の整合を行う場合の縦移動用穴18fと、この縦移動用
穴18fに連設され、グリップ手段26でシート束を移
動させるときにエンドフェンス36が退避する退避用穴
18gとからなる略L字形に形成されている。図2では
図示しないが、各トレイ18の後端部両側には、ビン開
閉カム30の螺旋状のカム溝30aに係合する軸部材と
してのトラニオン38(図1)が固定されている。トレ
イ18の先端部は、図1に示すように、上部フレーム8
に固定された支持片40に湾曲凸部18hを介して点接
触又は線接触状態に支持されており、ビン開閉時におけ
る摩擦が小さいヒンジ機能が得られるようになってい
る。
【0023】次に、図2に基づいて、グリップ手段26
とステイプラー28をビンユニット20の任意のビンB
に対応させるべく同時昇降させる昇降機構及びこれを駆
動する駆動源等について説明する。なお、以下に示す軸
やプーリ等は上部フレーム8に適宜に支持されており、
これについての説明は省略する。ビンユニット20の3
隅に対応して3つの垂直ベルト42,44,46が配置
されている。ビンBのシート進入方向後端側の一方に位
置する垂直ベルト42は、プーリ48,50間に掛け渡
されており、シート進入方向先端側の一方に位置する垂
直ベルト44は、プーリ52と、水平に延びる駆動軸5
4の一端に固定されたプーリ56間に掛け渡されてい
る。駆動軸54の他端にはプーリ58が固定されてお
り、このプーリ58とプーリ60間に垂直ベルト46が
掛け渡されている。垂直ベルト42の下方に位置するプ
ーリ50と同軸上に固定されたプーリ62と、垂直ベル
ト44の下方に位置するプーリ56と同軸上に固定され
たプーリ64間には水平ベルト66が掛け渡されてお
り、駆動軸54の回転が垂直ベルト42に伝達されるよ
うになっている。
【0024】駆動軸54の延長端にはギヤ68が固定さ
れており、このギヤ68は駆動源としてのステッピング
モータ70の回転軸に固定されたギヤ72に噛み合って
いる。従って、ステッピングモータ70が回転すると、
3つの垂直ベルト42,44,46が同時に同一方向に
回転移動する。グリップ手段26は、垂直ベルト42と
44間に配置された水平軸74に摺動自在に取り付けら
れており、シートSの進入方向及びその反対方向に移動
できるようになっている。水平軸74の一端は垂直ベル
ト42に沿って設けられた垂直軸76に摺動自在に設け
られた円筒状のスライダ78に取り付けられており、ス
ライダ78は垂直ベルト42に結合されている。水平軸
74の他端は、垂直ベルト44に結合されて上下移動可
能な二股ジョイント80に取り付けられている。
【0025】水平軸74と同時に昇降できるように、ス
テッピングモータ82と、プーリ84は設けられてお
り、ステッピングモータ82の回転軸に固定されたプー
リ86とプーリ84間には水平軸74に沿う水平ベルト
88が掛け渡されている。グリップ手段26は水平ベル
ト88に結合されており、これによりグリップ手段26
はステッピングモータ82を駆動源として、その昇降動
作とは独立してシートSの進入方向及びその反対方向へ
の水平移動ができるようになっている。
【0026】ステイプラー28は、垂直ベルト44と4
6間に配置された水平軸90に摺動自在に取り付けられ
ており、シートSの進入方向と略直交するシート幅方向
に水平移動できるようになっている。水平軸90の一端
は垂直ベルト44に結合された二股ジョイント80に取
り付けられており、他端は垂直ベルト46に結合された
ジョイント92に取り付けられている。従って、グリッ
プ手段26とステイプラー28はステッピングモータ7
0の回転により同時に昇降する。本実施例によれば、単
一の駆動源(ステッピングモータ70)でグリップ手段
26とステイプラー28を同時に昇降させることができ
るので、低コスト及び簡易な構成で昇降機構を実現でき
る。
【0027】水平軸90と同時に昇降できるように、ス
テッピングモータ94と、プーリ96は設けられてお
り、ステッピングモータ94の回転軸に固定されたプー
リ98とプーリ96間には水平軸90に沿う水平ベルト
100が掛け渡されている。ステイプラー28は水平ベ
ルト100に連結されており、これによりステイプラー
28はステッピングモータ94を駆動源として、その昇
降動作とは独立してシートSの進入方向と略直交するシ
ート幅方向への水平移動ができるようになっている。
【0028】次に、図3に基づいて、シート仕分け装置
2の動作を制御する制御手段102について説明する。
なお、制御手段102は、CPU、I/Oインターフェ
ース、RAM、ROM等を含めたマイクロコンピュータ
を意味する。制御手段102は、グリップ手段26とス
テイプラー28を同時昇降させる駆動源であるステッピ
ングモータ70、グリップ手段26の水平移動駆動源と
してのステッピングモータ82、ステイプラー28の水
平移動駆動源としてのステッピングモータ94等を制御
する。また、シート仕分け装置2に設けられた操作パネ
ル104や孔版印刷機4の制御手段106との間で信号
の授受を行う。上記操作パネル104はシート仕分け装
置2に一体に設ける必要はなく、孔版印刷機4に設けて
もよく、孔版印刷機4の操作パネルと兼用してもよい。
また、上記制御手段102も孔版印刷機4の制御手段と
兼用してもよい。
【0029】次に、各ビンBに収容されたシートSのバ
ラツキを修正する整合手段としてのエンドフェンス36
や整合手段としての横方向整合手段34等について説明
する。図4に示すように、ビンユニット20のシート進
入方向先端側には、ビンユニット20の周囲をシート進
入方向と略直交するシート幅方向に取り囲む枠体125
が設けられており、枠体125はシート進入方向及びそ
の反対方向に移動可能となっている。枠体125は、上
部横枠126、下部横枠128、右側縦枠130、左側
縦枠132を有しており、シートSの進入方向の移動を
制限する突き当て面としてのエンドフェンス36は、上
部横枠126と下部横枠128間に支持されている。位
置的基準について説明すると、右側は装置の手前側、左
側は装置の奥側である(以下、同じ。) 制御手段102は、孔版印刷機4からシートSのサイズ
情報を受けると、枠体125を移動させ、エンドフェン
ス36をシートSのサイズに対応した位置に位置させ
る。
【0030】本実施例では、ビンユニット20に収容さ
れ又は処理が終了したシートSは、ビンユニット20の
右側面から手前側(矢印N方向)へ引き出されて取り出
される。右側面のシート進入方向後端側には、基準面と
しての基準フェンス134が設けられている。基準フェ
ンス134は、上部フレーム8に支持片136,137
を介して回転自在に支持された垂直軸138に基端を固
定されており、垂直軸138に固定されたギヤ140と
これに噛み合うウォームギヤ142及びステッピングモ
ータ144等からなる駆動構成145によって回動され
る。グリップ手段26が小サイズのシートSをグリップ
するときはグリップ手段26と基準フェンス134が干
渉するため、この場合には実線で示す整合位置から外方
に回動されて二点鎖線で示す退避位置に位置付けられ
る。
【0031】枠体125の右側縦枠130の内面(破線
ハッチングで表示)は、基準面としての移動基準フェン
ス130aであり、この移動基準フェンス130aと整
合位置にある基準フェンス134とは面一となるように
設定されている。従って、横方向整合手段34(図2)
による矢印N方向への押圧動作において、シートSのシ
ート進入方向における後端側は基準フェンス134で揃
えられ、先端側は移動基準フェンス130aで揃えられ
る。シートSの縦方向(シート進入方向)の整合は、ト
レイ18の基準面としての後端揃え面18aに対するエ
ンドフェンス36の押圧動作によってなされる。
【0032】移動基準フェンス130aの幅w(図7)
は、グリップ手段26が小サイズのシートSの略中央部
をグリップしてステイプラー28へ向けて移動させた
際、グリップ手段26と移動基準フェンス130aが干
渉しない大きさ(幅)に設定されており、また、シート
Sの取り出し性、枠体125の円滑な移動を得るための
簡易・軽量構成等を考慮して最小限に設定されている。
シートSが小サイズの場合には基準フェンス134と移
動基準フェンス130a間の距離が短くなるので、相互
の補いによって右側面全体を覆う基準フェンスを設けた
場合と同等の整合機能を得ることができるが、大サイズ
で特に腰の弱い場合には離れすぎて相互補いの効果が得
られず、移動基準フェンス130aが整合基準面として
の機能を発揮できなくなる虞がある。この懸念を解消す
るために、補助基準面手段146(図4)が設けられて
いる。
【0033】補助基準面手段146は、右側縦枠130
に回転自在に支持された垂直軸148と、この垂直軸1
48の上端部に基端を固定された上部水平アーム150
と、垂直軸148の下端に基端を固定された下部水平ア
ーム154と、上部水平アーム150の自由端と下部水
平アーム154の自由端間に略垂直に支持された基準バ
ー156を有している。補助基準面手段146は、グリ
ップ手段26がステイプラー28側に移動する場合や、
シートSを取り出す場合には実線で示す整合位置から二
点鎖線で示す退避位置に前述した基準フェンス134と
同様に、垂直軸148に固定されたギヤ151とこれに
噛み合うウォームギヤ152及びステッピングモータ1
53等からなる駆動構成155によって回動される。な
お、ステイプラー28とグリップ手段26を有しないシ
ート仕分け装置では、この補助基準面手段146は手動
で回動するようにしてもよい。基準バー156は、その
整合位置では、右側縦枠130に対する上部水平アーム
150と下部水平アーム154の摩擦係合等の構成によ
って固定的に位置決めされ、その内方側面は移動基準フ
ェンス130aと面一となる。かかる構成によって、グ
リップ手段26の移動時に干渉することなく、且つ枠体
125の大型・重量化を来すことなく、また、シートS
の取り出し性を低減させることなく大サイズのシートS
の整合を高精度に行うことができる。
【0034】図5に示すように、上部フレーム8の中央
部の上下には、シート進入方向に延びる水平軸158,
160が設けられており、これらにはそれぞれ円筒状の
スライダ162,164が摺動自在に設けられている。
上方のスライダ162は枠体125の上部横枠126に
連結されている。上方の水平軸158に沿って、プーリ
166、167間に掛け渡された水平ベルト168が設
けられており、この水平ベルト168も枠体125の上
部横枠126にスライダ162を介して連結されてい
る。水平ベルト168に略直交する状態に、プーリ16
7と同軸に固定されたプーリ169とプーリ170間に
掛け渡された水平ベルト172が設けられている。プー
リ170は、ベルト174を介して枠体125の移動駆
動源としてのステッピングモータ176により回転駆動
される。
【0035】一方、下方のスライダ164は枠体125
の下部横枠128に連結されている。下方の水平軸16
0に沿って、プーリ178、179間に掛け渡された水
平ベルト180が設けられており、この水平ベルト18
0も枠体125の下部横枠128にスライダ164を介
して連結されている。水平ベルト180と略直交する状
態に、プーリ179と同軸に固定されたプーリ181と
プーリ182間に掛け渡された水平ベルト184が設け
られている。上方の水平ベルト172のプーリ169,
170とこれに対応する下方の水平ベルト184のプー
リ181,182はそれぞれ同軸に固定されている。従
って、上記上方ベルト構成と下方ベルト構成はステッピ
ングモータ176の回転により同時に駆動され、枠体1
25はシート進入方向又はその反対方向に移動する。
【0036】図6に示すように、枠体125の上部横枠
126の左半部内にはシート進入方向と略直交するシー
ト幅方向に延びる水平軸186が設けられており、この
水平軸186にはエンドフェンス36の上端に一体に形
成されたスライダ部36aが摺動自在に嵌合されてい
る。また、水平軸186に沿って水平ベルト188が設
けられており、スライダ部36aは水平ベルト188に
結合され、水平ベルト188はプーリ190と、ステッ
ピングモータ192の回転軸に固定されたプーリ194
間に掛け渡されている。図示しないが下部横枠128に
おいても同様な構成となっている。かかる構成により、
エンドフェンス36のシート進入方向と略直交するシー
ト幅方向の退避移動が可能となっている。なお、図5及
び図6では上部横枠126と下部横枠128の略半分し
か表示していない。また、スライダ162と水平ベルト
168は上述したように結合されているが、図6では見
やすくするために水平方向に離した状態に表示してい
る。
【0037】図5に示すように、横方向整合手段34
は、垂直方向に延びるジョガーフェンス196と、ジョ
ガーフェンス196の上下端から水平に延びるアーム1
98,200と、アーム198,200の自由端間にジ
ョガーフェンス196と略平行に支持された大サイズ対
応の補助ジョガーバー202等から構成されている。ジ
ョガーフェンス196の上端は、シート進入方向と略直
交するシート幅方向に延びる水平軸204に摺動自在に
設けられた円筒状のスライダ206に結合されており、
上方のアーム198の基端部はスライダ206に一体に
設けられた軸208に回動自在に支持されている。水平
軸204に沿って水平ベルト210が設けられており、
スライダ206は水平ベルト210に結合され、この水
平ベルト210はプーリ212とプーリ214間に掛け
渡されている。プーリ214は、ベルト216を介して
横方向整合手段34の駆動源としてのステッピングモー
タ218により回転駆動される。
【0038】一方、ジョガーフェンス196の下端は、
シート進入方向と略直交するシート幅方向に延びる水平
軸220に摺動自在に設けられた円筒状のスライダ22
2に連結されており、下方のアーム200の基端部はス
ライダ222に一体に設けられた軸224に回動自在に
支持されている。水平軸220に沿って水平ベルト22
6が設けられており、スライダ222は水平ベルト22
6に結合され、この水平ベルト226はプーリ228と
プーリ230間に掛け渡されている。上方の水平ベルト
210のプーリ212,214とこれに対応する下方の
水平ベルト226のプーリ228,230はそれぞれ同
軸に固定されている。従って、ステッピングモータ21
8の回転により、ジョガーフェンス196及び補助ジョ
ガーバー202が上下同時に駆動されてシート進入方向
と略直交するシート幅方向に往復移動可能となってい
る。
【0039】図7に示すように、補助ジョガーバー20
2を支持するアーム198(200)は、捩じりコイル
バネ232(234)によってビンBの内方へ回動する
ように付勢されており、スライダ206(222)に一
体に形成された支持部材236(238)によって補助
ジョガーバー202とジョガーフェンス196が面一と
なるように制限されている。なお、捩じりコイルバネ2
32(234)は上方又は下方のいずれか一方に設けて
もよい。
【0040】シートSが小サイズの場合には、ジョガー
フェンス196のみにより横方向の整合がなされる。補
助ジョガーバー202の移動用穴18dのビン内方への
入り込み長さは、エンドフェンス36との干渉を回避す
るためにジョガーフェンス196の移動用穴18cより
短く設定されている。小サイズのシートSを整合すべく
制御手段102によりステッピングモータ218が駆動
されて横方向整合手段34がビン内方へ向けて移動させ
られると、二点鎖線で示すように、補助ジョガーバー2
02はエンドフェンス36の移動用穴18fに達する手
前で移動用穴18dの内方端に当接してそれ以上の移動
を制限される。ジョガーフェンス196は、アーム19
8(200)が捩じりコイルバネ232(234)の付
勢力に抗して回動するため移動を許容され、小サイズの
シート束の側部を押圧する。押圧されたシート束の反対
側は、基準フェンス134、基準バー156、移動基準
フェンス130aによって揃えられる。ジョガーフェン
ス196の移動用穴18cの内方端は、小サイズのシー
トSの領域内に入り込むように形成されており、ジョガ
ーフェンス196のいわゆるオーバーランによる確実な
揃えができるようになっている。
【0041】シートSが大サイズの場合には、ジョガー
フェンス196と補助ジョガーバー202とによってシ
ート束の側部を押圧する。実質的には、幅Hの広さの押
圧面となるので、大サイズのシート束でもトレイ18と
の摩擦による回動モーメントを生じさせることなく、す
なわちバラケを生じることなく基準フェンス側に移動さ
せることができる。本実施例における横方向整合手段3
4によれば、小サイズと大サイズに個別に対応した整合
手段を設ける必要がなく、且つ、駆動源を一つにできる
ため、構成の簡易化及び消費電力の低減を図ることがで
きる。補助ジョガーバー202の移動用穴18dの内方
端は、大サイズのシートSの領域内に入り込むように形
成されており、オーバーランによる確実な揃えができる
ようになっている。押圧されたシート束の反対側は、基
準フェンス134、基準バー156、移動基準フェンス
130aによって揃えられる。この場合、基準フェンス
134と移動基準フェンス130aの間の距離が大きく
なるので、腰の弱いシートSでは基準面不足となって揃
え不良が発生する可能性があるが、基準バー156が存
在するため、移動基準フェンス130aの基準面幅wは
実質的にw1に拡げられた状態となり、上記不具合を抑
制することができる。
【0042】制御手段102は、孔版印刷機4からシー
トSのサイズ信号を受けると、これに対応した枠体12
5のホームポジションMからの移動距離をROMから抽
出し、これに基づいてステッピングモータ176を駆動
して枠体125を移動させ、エンドフェンス36をサイ
ズに対応した位置に位置付ける。この状態でエンドフェ
ンス36はシートSのシート進入方向の移動を制限する
突き当て面として機能するが、シートSがビン内に所定
枚数収容された後は、縦方向の整合手段として機能す
る。
【0043】すなわち、制御手段102はビン内への排
出完了の信号を受けると、枠体125をシート進入方向
と反対方向に移動させる。これによりシート束のシート
進入方向先端はエンドフェンス36でトレイ18の後端
揃え面18aに向けて押圧され、縦方向の整合がなされ
る。縦、横の整合動作が完了すると、制御手段102は
ステッピングモータ176を駆動して枠体125をホー
ムポジションM(p0)に戻し、さらにステッピングモ
ータ192を駆動してエンドフェンス36をシート進入
方向と略直交するシート幅方向に退避させる。すなわ
ち、グリップ手段26によるシート束移動領域からエン
ドフェンス36を退避させる。
【0044】エンドフェンス36の上記動作に伴って、
ステッピングモータ70,82(図2)が駆動されてグ
リップ手段26が所定のグリップ位置に位置付けられ、
シート束の側部がグリップされる。この場合、シートS
が小サイズの場合には、制御手段102はグリップ手段
26の移動に先立って、ステッピングモータ144(図
4)を駆動して基準フェンス134を外方に退避させ
る。同様に、ステッピングモータ153(図4)を駆動
して基準バー156を外方に退避させる。グリップ手段
26がシート束をグリップした状態でステイプラー28
へ向けて移動すると、横方向整合手段34はホームポジ
ションに戻される。
【0045】次に、横方向整合手段34及びエンドフェ
ンス36の移動速度等について説明する。本実施例で
は、図8に示すように、横方向整合手段34の移動速
度、すなわちジョガーフェンス196の移動速度を、ホ
ームポジションP0からシート進入時の待機位置P1ま
での移動速度V1と、待機位置P1からシート規定サイ
ズ位置の近傍P2までの移動速度V2と、シート規定サ
イズ位置の近傍P2からシート規定サイズ位置P3まで
の移動速度V3との3段階に分けている。制御手段10
2は、V1=V3≫V2の関係を満たすように制御す
る。押圧初期の移動速度(V2)が遅いので、局部的な
押圧による折れや傷の発生を抑制することができる。移
動速度V2である程度シートSに平行度が出た段階で移
動速度を速くする(移動速度V3)。シート規定サイズ
位置の近傍P2からシート規定サイズ位置P3までの距
離Kは、高速で整合を行なってもシートSを傷付けず、
揃えも良好な距離であり、実験的に得たものである。本
実施例では約10mmとしている。
【0046】シートSにある程度平行度が出た段階では
局部的な押圧状態とはならず、また、シート束の剛性が
高くなるため、移動速度を速くしても折れや傷の発生の
心配がほとんどなくなる。エンドフェンス36の制御
(V1,V2,V3,P0,P1,P2,P3,Kは、
v1,v2,v3,p0,p1,p2,p3,kに相
当、以下同じ。)においても同様である。
【0047】上記の移動速度の制御では、移動速度V1
を従来と同レベルとした場合、移動速度V2の過程を設
ける分、整合時間が若干長くなるが、この遅れを相殺す
るために、V3>V1≫V2の関係を満たすように制御
することもできる。すなわち、移動速度V2で遅れた分
移動速度V3を速くする。この制御方式とすれば、全体
の整合動作の時間に変化はないので、良好な揃え速度
(整合処理速度)と揃え性を得ることができる。エンド
フェンス36の制御においても同様である。
【0048】次に、横方向整合手段34、エンドフェン
ス36の整合動作と、ビン開閉カム30のホームポジシ
ョンへの復帰タイミングとの関係について説明する。図
9に示すように、最終ビンへのシート分配完了後、横方
向整合手段34の整合動作が開始されるが、本実施例で
は、整合動作の最終段階である、ジョガーフェンス19
6がシート規定サイズ位置の近傍P2に達した時に、制
御手段102はビン開閉カム30を駆動するモータ(後
述)をオンしてビン開閉カム30をホームポジションに
戻すようにしている(タイミング1)。整合動作の最終
段階では全てのシートがジョガーフェンス196の押圧
作用を受けているので、ビン開閉カム30の回転振動に
よるシートの乱れは生じにくい。エンドフェンス36の
制御においても同様である。
【0049】ジョガーフェンス196がシート規定サイ
ズ位置P3に達した時に、制御手段102はビン開閉カ
ム30を駆動するモータ(後述)をオンしてビン開閉カ
ム30をホームポジションに戻すようにしてもよい(タ
イミング2)。エンドフェンス36の制御においても同
様である。また、ジョガーフェンス196がシート規定
サイズ位置P3に達すると同時にビン開閉カム30のホ
ームポジションへの復帰が完了するように、ビン開閉カ
ム30のホームポジションへの復帰開始を設定してもよ
い(タイミング3)。
【0050】また、ジョガーフェンス196がシート規
定サイズ位置P3に達する前にビン開閉カム30のホー
ムポジションへの復帰が完了するように、ビン開閉カム
30のホームポジションへの復帰開始を設定してもよい
(タイミング4)。このように、整合動作内でビン開閉
カム30のホームポジションへの復帰が完了するように
すれば、ビン開閉カム30の回転振動によるシートの乱
れは生じない。エンドフェンス36の制御においても同
様である。タイミング1〜4の制御において、上述のジ
ョガーフェンス196の移動速度を3段階に分けた各制
御をそれぞれ加味した制御とすることもできる。エンド
フェンス36の制御においても同様である。
【0051】薄いシートや腰の弱いシートでは、振動を
与えてトレイ18との接触摩擦を減じながら整合した方
が折れや傷が発生しにくい。かかる観点から、シートの
種類やサイズに応じてビン開閉カム30のホームポジシ
ョンへの復帰開始時期を異ならせるようにし、ビン開閉
カム30の回転振動を整合動作に利用することもでき
る。例えば、薄いシートや腰の弱いシートの場合には、
制御手段102は、ジョガーフェンス196が待機位置
P1に達した直後にビン開閉カム30を駆動するモータ
(後述)をオンしてビン開閉カム30をホームポジショ
ンに戻す。厚いシートや腰の強いシートの場合には、例
えば上記タイミング3で戻す。制御手段102のROM
には、実験等によって得られたシートの種類やサイズと
最適な復帰開始時期との関係データが予め記憶され、制
御手段102はシートの種類やサイズの情報に基づい
て、最適なホームポジションへの復帰開始時期を抽出
し、ビン開閉カム30を駆動する駆動モータ(後述)を
制御する。エンドフェンス36の制御においても同様で
ある。本制御においても上述のジョガーフェンス196
の移動速度を3段階に分けた各制御をそれぞれ加味した
制御とすることもできる。エンドフェンス36の制御に
おいても同様である。
【0052】上記各実施例では、横方向整合手段34の
移動全体を整合動作として捉えたが、待機位置P1から
規定サイズ位置近傍P2までの移動を、初期の乱れを矯
正しながらシートを基準面に向けて移動速度V2で移動
させる寄せ動作(図10で実線で表示)とし、規定サイ
ズ位置近傍P2から規定サイズ位置P3までの移動を、
シートを寄せ動作より大きい移動速度V3で基準面に突
き当てて最終的な整列を行うジョガー動作(図10で破
線で表示)として分けることもできる。この場合、図1
0に示すように、移動速度V3で1回突き当てるだけの
ジョガー動作としてもよく(パターン1、上記各実施例
に相当)、周期の短い複数の突き当て動作からなるよう
にしてもよい(パターン2)。
【0053】また、規定サイズ位置近傍P2とP4(オ
ーバーラン位置)との間でジョガー動作を行なってもよ
い(パターン3)。パターン3におけるP2〜P4まで
のジョガー動作において、その振幅を小さくするように
制御してもよい。オーバーラン量xは例えば積載枚数が
3枚以下の場合にはゼロ、4枚以上の場合には2〜3m
mである。ジョガー動作の最後は、必ず規定サイズ位置
P3になり、その停止させる方向は、例えばパターン2
のように押圧する方向と、例えばパターン3のように逃
げる方向とがある。エンドフェンス36の制御において
も同様である。なお、本実施例では、横方向整合手段3
4の待機位置P1はシートのシート幅方向の端部より約
20mm離れた位置に設定されている。エンドフェンス
36の待機位置p1は、シートのバウンドを考慮し、シ
ート進入方向の規定サイズ位置p3より約70mm離れ
た位置に設定されている。
【0054】次に、孔版印刷機4から受け取ったシート
Sを搬送する構成等について説明する。搬送路切り換え
機能を有する搬送手段10は、図1及び図11に示すよ
うに、下部フレーム6内の一対の側板250,250に
支持された箱状のベース252と、ベース252内に軸
支された駆動プーリ254、従動プーリ255と、これ
らのプーリ間にその一部がベース252上面に露出する
ように掛け渡された複数の搬送ベルト256と、ベース
252の下面に取り付けられた吸引ファン257等を有
している。搬送手段10は、駆動プーリ254の回転軸
を支点として上下方向に回動可能に支持されている。搬
送ベルト256には多数の貫通孔hが形成されており、
孔版印刷機4から受け取ったシートSは、吸引ファン2
57の吸引作用により搬送ベルト256上に密着した状
態で搬送される。
【0055】ベース252のシート出口側下部には、搬
送手段10の位置を水平搬送手段12に対向させる仕分
け位置sp1(図1で実線で示す位置)と、排紙トレイ
手段16に対向させる非仕分け位置sp2(同二点鎖線
で示す位置)とに選択的に切り換える切り換え駆動手段
258が設けられている。切り換え駆動手段258は、
ベース252の下部に設けられたブラケット260と、
ブラケット260に回転自在に支持された軸261と、
この軸261の両端に固定されたピニオン262,26
2と、側板250,250に形成された、ピニオン26
2,262が噛み合うラック部263,263と、軸2
61の中央部に固定されたウォームホイール264と、
このウォームホイール264に噛み合うウォームギヤ2
65と、ウォームギヤ265を駆動するモータ266
(図13参照)を有している。一対のラック部263,
263は、駆動プーリ254の回転軸を支点とした軸2
61の変位軌跡に対応して扇形状に形成されている。
【0056】搬送手段10の仕分け位置sp1及び非仕
分け位置p2への揺動は、制御手段102によって制御
される。制御手段102は、孔版印刷機4からモード信
号を受けると、これに基づいてモータ266を駆動す
る。図1に示すように、仕分け位置sp1を検知するポ
ジションセンサ267と、非仕分け位置sp2を検知す
るポジションセンサ268が設けられており、制御手段
102はこれらのセンサの検知信号に基づいてモータ2
66の駆動、回転方向を制御する。
【0057】水平搬送手段12は、図1、図12に示す
ように、箱状のベース270と、ベース270内に軸支
された駆動プーリ272、従動プーリ273と、これら
のプーリ間にその一部がベース270上面に露出するよ
うに掛け渡された複数の搬送ベルト274と、ベース2
70の下面に取り付けられた吸引ファン275等を有し
ている。ベース270のシート進入口側には、搬送手段
10により搬送される
【0062】図16に示すように、昇降枠310にはビ
ン開閉カム30を回転駆動するカム駆動手段320が設
けられている。昇降枠310の右側部310aにおける
カム駆動手段320の構成は、ビン開閉カム30の上側
にカム軸322を介して一体に結合されるカムプーリ3
24と、右側部310aに支持される駆動モータ314
と、駆動モータ314の回転軸に固定された駆動プーリ
326と、カムプーリ324と駆動プーリ326間に掛
け渡された駆動ベルト328と、駆動プーリ326と同
軸に固定された駆動ギヤ340(傘歯車)と、この駆動
ギヤに噛み合う従動ギヤ342(傘歯車)と、従動ギヤ
342の回転軸としての連結軸344を有している。昇
降枠310の左側部310bにおけるカム駆動手段32
0の構成も駆動モータ314を除いて同様である。符号
345は軸受部を示している。
【0063】ビン開閉カム30の螺旋状のカム溝30a
は、図17に示すように、段付きローラ状のトラニオン
38の小径部が摺動自在に係合できるように形成されて
いる。本実施例では、ビン開閉カム30の1回転で1つ
のトラニオン38はビン開閉カム30の上端縁と下端縁
の距離だけ上下に移動するように設定されている。昇降
枠310の左側部310bにおいても同様の構成となっ
ている。昇降枠310の右側部310aの駆動モータ3
14が回転すると、ビン開閉カム30が回転するが、ギ
ヤ列を介して連結軸344が回転するため、同時に左側
部310bのビン開閉カム30も回転する。
【0064】図17では、下から3番目のビンB3へシ
ートSを排出するための動作を示しており、ビンB3の
トラニオン38がビン開閉カム30によって下方へ案内
されつつある状態を示している。支持フレーム309の
ガイド溝309bの下端にはビンB1のトラニオン38
が当接し、その上にビンB2のトラニオン38が当接し
ているので、ビン開閉カム30の回転が終了すると、ビ
ンB2のトラニオン38の上にビンB3のトラニオン3
8が当接するため、昇降枠310はトラニオン38の1
個の高さ分上昇する。これによって指定されたビンB3
のシート進入口が拡開される。
【0065】昇降枠310には、ビン開閉カム30と共
にシート排出手段24を構成する偏向爪32と偏向爪切
り換え手段346が支持されている。偏向爪32は、爪
先32bの部分に搬送ベルト296が入り込む切欠部3
2cがシート幅方向に複数形成されており(図14参
照)、全体として櫛歯状に形成されている。各爪先32
bは偏向爪32の偏向位置q1において搬送ベルト29
6間に入り込む(図19、図15参照)。偏向爪切り換
え手段346は、図18及び図19に示すように、上述
の連結軸344と、この連結軸344に固定された爪揺
動カム348と、爪揺動カム348を挟む状態に連結軸
344に嵌挿されたH字形状の爪揺動レバー350と、
爪揺動レバー350の下端と偏向爪32との間に配され
たストローク調整スプリング352と、このストローク
調整スプリング352の下端に結合された爪軸354を
有している。
【0066】偏向爪32の係止部32aと昇降枠310
の連結部310cとの間にはスプリング356が設けら
れており、スプリング356によって偏向爪32は常時
垂直搬送手段22の搬送面から離れるように付勢され、
連結部310cのストッパ358に当接して退避位置q
2に保持される。爪揺動レバー350は一対のレバー片
350a,350bと、これらを結合する結合片350
cとからなり、レバー片350a,350bの上部には
長穴360が、下部には溝362が形成されている。ビ
ン開閉カム30の回転がなされると、連結軸344が回
転し、これと同期して爪揺動カム348が回転する。爪
揺動カム348が回転すると、爪揺動レバー350等に
よって偏向爪32が押圧され、偏向爪32は垂直搬送手
段22からシートSを掬い上げる偏向位置q1に位置す
る。この場合、垂直搬送手段22のガイド板295に対
する偏向爪32の接触圧の変動はストローク調整スプリ
ング352によって吸収されるので、耐久性を得ること
ができる。符号364は、シートセンサを示す。
【0067】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、整合手段
の移動速度を段階的に異ならせ、シートを寄せる段階で
は遅くし、規定サイズ位置近傍になってから速くするよ
うにしたので、シートの折れや傷の発生を抑制でき、良
好な揃え性を得ることができる。
【0068】請求項2記載の発明によれば、整合手段の
移動速度を3段階に分け、シート規定サイズ位置近傍に
なってから速くするようにしたので、シートの折れや傷
の発生を抑制でき、良好な揃え性を得ることができる。
【0069】請求項3記載の発明によれば、整合手段の
移動速度を3段階に分け、シート規定サイズ位置近傍に
なってから速くするようにしたので、シートの折れや傷
の発生を抑制でき、良好な揃え性を得ることができる。
また、最終速度はその前の段階より大きくするようにし
たので、途中で遅くした分を取り戻すことができ、全体
として良好な揃え速度を得ることができる。
【0070】請求項4記載の発明によれば、最終ビンへ
のシート分配が完了した後、整合動作の最終段階でビン
開閉カムをホームポジションへの移動させるようにした
ので、ビン開閉カムの回転振動によるシート乱れを抑制
することができる。
【0071】請求項5記載の発明によれば、最終ビンへ
のシート分配が完了した後、整合完了と同時かまたはそ
れよりも前にビン開閉カムのホームポジションへの復帰
を完了させるようにしたので、ビン開閉カムの回転振動
によるシート乱れを無くすことができる。
【0072】請求項6記載の発明によれば、シートの種
類やサイズに応じてビン開閉カムのホームポジションへ
の復帰開始時期を異ならせるようにしたので、ビン開閉
カムの回転振動を利用して整合能力を高めることができ
る。
【0073】請求項7記載の発明によれば、請求項4,
5又は6の効果に加え、シート規定サイズ位置近傍にな
ってから速くするようにしたので、シートの折れや傷の
発生を抑制でき、良好な揃え性を得ることができる。
【0074】請求項8記載の発明によれば、請求項4,
5又は6の効果に加え、整合手段の移動速度を3段階に
分け、シート規定サイズ位置近傍になってから速くする
ようにしたので、シートの折れや傷の発生を抑制でき、
良好な揃え性を得ることができる。
【0075】請求項9記載の発明によれば、請求項4,
5又は6の効果に加え、整合手段の移動速度を3段階に
分け、シート規定サイズ位置近傍になってから速くする
ようにしたので、シートの折れや傷の発生を抑制でき、
良好な揃え性を得ることができる。また、最終速度はそ
の前の段階より大きくするようにしたので、途中で遅く
した分を取り戻すことができ、全体として良好な揃え速
度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るシート仕分け装置の概
要正面図である。
【図2】グリップ手段とシート処理手段としてのステイ
プラーの昇降機構を示す斜視図である。
【図3】制御ブロック図である。
【図4】縦方向と横方向の整合基準面を示す概要斜視図
である。
【図5】エンドフェンスと横方向整合手段の駆動機構を
示す概要斜視図である。
【図6】エンドフェンスの退避駆動機構を示す概要斜視
図である。
【図7】エンドフェンスと横方向整合手段による整合動
作を示す概要平面図である。
【図8】エンドフェンスと横方向整合手段の整合動作と
移動速度との関係を示す概要平面図である。
【図9】ビン開閉カムのホームポジションへの復帰開始
時期を示すタイムチャートである。
【図10】整合動作のパターンを示す図である。
【図11】搬送手段の斜視図である。
【図12】水平搬送手段の斜視図である。
【図13】垂直搬送手段周辺の概要断面図である。
【図14】垂直搬送手段の概要側面図である。
【図15】シート排出手段と垂直搬送手段との関係を示
す概要正面図である。
【図16】カム駆動手段の概要側面図で、ビン開閉カム
を正規の位置からずらした状態の図ある。
【図17】カム駆動手段の概要要部側面図である。
【図18】偏向爪切り換え手段の斜視図である。
【図19】偏向爪切り換え手段の断面図である。
【図20】従来の整合動作を示す概要平面図である。
【符号の説明】
4 画像形成装置としての孔版印刷機 20 ビンユニット 34 整合手段としての横方向整合手段 36 整合手段としてのエンドフェンス 102 制御手段 B ビン S 画像形成済みのシート

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置から受け取った画像形成済み
    のシートを収容するビンが複数重ね合わせ状態に設けら
    れたビンユニットと、上記ビンに収容されたシート又は
    シート束を基準面に押圧してバラツキを整える整合手段
    と、この整合手段を制御する制御手段を有するシート仕
    分け装置において、 上記制御手段は、上記整合手段の移動速度を上記シート
    規定サイズ位置近傍になってから速くするように制御す
    ることを特徴とするシート仕分け装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のシート仕分け装置におい
    て、 上記移動速度を、ホームポジションからシート進入時の
    待機位置までの移動速度V1と、待機位置からシート規
    定サイズ位置の近傍までの移動速度V2と、シート規定
    サイズ位置の近傍からシート規定サイズ位置までの移動
    速度V3との3段階に分け、上記制御手段は、V1=V
    3≫V2の関係を満たすように制御することを特徴とす
    るシート仕分け装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のシート仕分け装置におい
    て、 上記移動速度を、ホームポジションからシート進入時の
    待機位置までの移動速度V1と、待機位置からシート規
    定サイズ位置の近傍までの移動速度V2と、シート規定
    サイズ位置の近傍からシート規定サイズ位置までの移動
    速度V3との3段階に分け、上記制御手段は、V3>V
    1≫V2の関係を満たすように制御することを特徴とす
    るシート仕分け装置。
  4. 【請求項4】画像形成装置から受け取った画像形成済み
    のシートを収容するビンが複数重ね合わせ状態に設けら
    れたビンユニットと、上記ビンに収容されたシート又は
    シート束を基準面に押圧してバラツキを整える整合手段
    と、回転しながら上下に移動して指定されたビンのシー
    ト進入口を拡大させるビン開閉カムと、このビン開閉カ
    ムと上記整合手段を制御する制御手段を有するシート仕
    分け装置において、 上記制御手段は、最終ビンへのシート分配が完了した
    後、上記整合手段の整合動作の最終段階で上記ビン開閉
    カムのそのホームポジションへの復帰を開始させること
    を特徴とするシート仕分け装置。
  5. 【請求項5】画像形成装置から受け取った画像形成済み
    のシートを収容するビンが複数重ね合わせ状態に設けら
    れたビンユニットと、上記ビンに収容されたシート又は
    シート束を基準面に押圧してバラツキを整える整合手段
    と、回転しながら上下に移動して指定されたビンのシー
    ト進入口を拡大させるビン開閉カムと、このビン開閉カ
    ムと上記整合手段を制御する制御手段を有するシート仕
    分け装置において、 上記制御手段は、最終ビンへのシート分配が完了した
    後、上記整合手段の整合完了と同時かまたはそれよりも
    前に上記ビン開閉カムのそのホームポジションへの復帰
    を完了させることを特徴とするシート仕分け装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載のシート仕分け装置におい
    て、 上記制御手段は、シートの種類やサイズに応じて上記ビ
    ン開閉カムのホームポジションへの復帰開始時期を異な
    らせることを特徴とするシート仕分け装置。
  7. 【請求項7】請求項4,5又は6記載のシート仕分け装
    置において、 上記制御手段は、上記整合手段の移動速度を上記シート
    規定サイズ位置近傍になってから速くするように制御す
    ることを特徴とするシート仕分け装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載のシート仕分け装置におい
    て、 上記移動速度を、ホームポジションからシート進入時の
    待機位置までの移動速度V1と、待機位置からシート規
    定サイズ位置の近傍までの移動速度V2と、シート規定
    サイズ位置の近傍からシート規定サイズ位置までの移動
    速度V3との3段階に分け、上記制御手段は、V1=V
    3≫V2の関係を満たすように制御することを特徴とす
    るシート仕分け装置。
  9. 【請求項9】請求項7記載のシート仕分け装置におい
    て、 上記移動速度を、ホームポジションからシート進入時の
    待機位置までの移動速度V1と、待機位置からシート規
    定サイズ位置の近傍までの移動速度V2と、シート規定
    サイズ位置の近傍からシート規定サイズ位置までの移動
    速度V3との3段階に分け、上記制御手段は、V3>V
    1≫V2の関係を満たすように制御することを特徴とす
    るシート仕分け装置。
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