JP2613912B2 - シート搬送装置 - Google Patents

シート搬送装置

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JP2613912B2 JP63100035A JP10003588A JP2613912B2 JP 2613912 B2 JP2613912 B2 JP 2613912B2 JP 63100035 A JP63100035 A JP 63100035A JP 10003588 A JP10003588 A JP 10003588A JP 2613912 B2 JP2613912 B2 JP 2613912B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はシート搬送装置に関するものであり、特に、
これに限定するものではないが、複写機におけるコピー
シートの給送に有用である。本装置はシートフィード用
ニップを構成する一組のローラーを有し、また該ニップ
から連続的にフィードされるシートを受け入れるための
シート受入手段と同時に使用すればより有益である種類
のものである。
(従来の技術) このようなシート搬送装置はゼログラフィー複写機に
おいて、ほぼ水平方向に給送されてくるコピーシートを
受入れるためのトレイを有するスタック受入手段ととも
に、通常用いられており、該トレイはシートの給送の方
向の上方または下方のいずれかに傾斜していることが多
い。この傾斜の角度は通常45゜以下である。一般的に
は、コピーシートは表面を上にして複写機の処理工程か
ら給送され、仮に複写する文書のインプットの順序を1
からnとし、その順番で複写されるものとすれば、コピ
ーシートは1からnの順番で表面に像を形成し処理工程
から排出される。各コピーを連続的に、表面を上にして
受入れるようにつくられている簡単なキャッチトレイ
は、このようにしてシート1をトレイに最初に受入れ、
さらにシートnまで連続的にシートを前シートの上に受
入れ、こうしてシート1は最下部に、シートnが最上部
に位置するスタックが形成される。トレイから取り出さ
れたスタックは、必然的に、インプットの順序(1から
n)とは逆の順序、即ちnから1になっている。これか
ら述べるように、シートの上からの順番が1からnにな
っているスタックを得る一つの方法は、各シートが表面
を下にしてキャッチトレイに納まるよう各シートを裏返
すことである。排出トレイ内にできあがったスタックは
各シートの表面が下向きになっており、スタック全体を
裏返し、各シートの表面が上になったスタックとするこ
とにより、最初のスタックと同様の1からnまでの順番
になっているスタックを得る。
nから1の順番になっているスタックの不便利さか
ら、この問題を解決し、1からnの順番になっているス
タックを提供するための様々な方法が試みられており、
上述のシートを裏返しにする方法即ち、シートを連続的
にスタックの底部に送り込む工程を含む方法もその一つ
である。
複写機から排出されるコピーシート用のシート反転機
の一例が米国特許第4,300,757号に記載されており、こ
の例においては、複写機の排出部にある固定軸給送ロー
ラーから水平に排出されるシートは固定そらせ板により
下方にたわませられる。下方にたわんだシートの前縁が
キャッチトレイ上に落下し、続いてシートの給送の方向
にシートの後縁が落下し、キャッチトレイ上ではシート
が反転した状態となる。
複写機用のシート反転機のもう一つの例は英国特許第
1,475,094号に記載されている。この例においては、一
組の給送ローラーがフレームに取り付けられており、ニ
ップを介してすべてのローラーペアを軸のまわりに回転
させられることができるようになっている。シートがニ
ップに進入すると、ローラーは給送を取り止め、フレー
ムが180゜回転し、ローラー(この段階では逆方向に回
転している)が裏返しになったシートを通常の給送の方
向に給送して排出する。
(発明が解決しようとする課題) これらのシート反転技術はともに信頼性に欠け、また
やや複雑な機構を有する。そのうえ、様々なサイズのコ
ピーシートが使用される複写機に使用するには不向きで
ある。
トレイ内にシートを集めるようになっているシート搬
送装置のもう一つの問題は長さの異なるシートをトレイ
に給送することの困難さである。仮にシートをトレイに
給送するシート搬送装置が、最も長いシートに適合する
ようトレイの端部から十分離れていれば、それより短い
シートは途中で落下し、端部まで到達できず、または一
つ前にスタックされたシートの後縁に衝突することもあ
る。これは、通常そうであるようにキャッチトレイがシ
ートの入口部から下方に傾斜している場合でもあてはま
る。逆に、シート搬送装置が端部に十分近ければ、比較
的短いシートは正しくスタックされるが、ある一定の長
さ以上のシートをスタックすることが不可能となる。通
常、使用される範囲のシートのサイズに適合させるた
め、二またはそれ以上のシート搬送装置を該装置の間に
そらせ板を配置して使用する。シートはすべて第一組の
給送ローラーにより給送され、比較的短いシートはさら
に第二組の給送−ローラーにより給送される。比較的長
いシートは第一組のローラーを通過した後、そらせ板に
よりたわませられて、第二組のローラーを通過する。こ
の装置の問題は、二組のローラーの位置によって決まる
二つの長さを有するシートには該装置はよく適合する
が、その中間の長さのシートには信頼性を欠くことであ
る。このため、通常な数組の給送ローラーとそらせ板と
が多様なシートサイズに適合させるため追加的に使用さ
れる。このため装置はより複雑、より高価になるが、信
頼性は低下する。通常の範囲のシートサイズに適合させ
るよう一つの方法は上り勾配を利用したスタック方法、
即ち上り勾配を有するトレイ上をシートを給送させる方
法である。しかしながら、この上り勾配を利用したスタ
ック方法も、スタックしたシートの前縁を揃えなければ
ならない場合、例えばその後に再び複写する場合あるい
はステープルで留める場合には不適当である。実際に
は、シートをほぼ水平なトレイに給送する従来のシート
搬送装置と比較して、これら双方の方法はより多くの部
品と空間とを必要とする。
本発明は、比較的簡単ではあるが信頼性を有するスタ
ック形成手段、即ち1乃至nの順番でインプットされた
シートから1乃至nの順番のスタックを形成する手段と
ともにある範囲のサイズのシートを従来のトレイに確実
にスタックさせる手段を提供することを意図している。
(課題を解決するための手段) 本発明は、給送されてくるシートの前縁を受け取るよ
うにシート搬送ニップを形成する第1ローラー及び第2
ローラーと、前記第2ローラーを、前記第1ローラーの
まわりに、シートを前記ニップを通して前進させつつ該
シートの進行方向を徐々に変更するように、軌道運動を
行わせる手段とを備えたことを特徴とするシート搬送装
置を提供する。
また、本発明によれば、前記第2ローラーが、前記第
1ローラーの軸心のまわりに前記軌道運動を行うように
構成されるシート搬送装置が提供され、更に、前記両ロ
ーラーは、該両ローラーの軸心が固定である動作モード
においては、シートを搬送するように構成されるシート
搬送装置が提供される。
本発明に係る装置は簡単であり、信頼性を有し、また
コンパクトである。そして広範囲にわたる重量やサイズ
の紙に適合する。
(実施例) 本発明に係るシート搬送装置を図面を参照して実施例
により説明する。
第1a図乃至第1d図を参照すると、ゼログラフィー複写
機のような複写機10からコピーシート11が1組の給送ロ
ーラー13、14から成るシート給送ニップ12を介して収集
トレイ15に給送される。下部ローラー13は被動ローラー
であり、上部ローラー14はアイドルローラーである。コ
ピーシート11は表面を上にして連続してニップ12に向か
ってほぼ水平方向に給送される。マイクロスイッチまた
は電子オプティックセンサーのようなセンサー(第1a
図)がシート11の前縁17を検知し、カムにより作動させ
る軌道ローラー機構または以下に述べるベルト駆動のよ
うな他の適当な駆動機構を始動させる。この機構により
上部ローラー14は下部ローラー13のまわりに時計回りの
方向に軌道を描く運動を行う。この軌道運動はローラー
によりシートが給送されている間は行われ、第1b図に示
すように、シートの前縁がローラー間を通過するときに
はシート11はニップ12によりほぼ平行に給送される。上
部ローラー14の囲い板18は該ローラーとともに移動す
る。
第1c図に示すように上部ローラー14はニップ12がほぼ
鉛直方向に達するまでその軌道運動を続け、この間給送
ローラーはシート11を給送し続ける。ニップ12がほぼ鉛
直方向に達した地点でシート11はほぼ鉛直下方に給送さ
れる。上部ローラー14はシート11の前縁17がトレイ15の
底部19に接触するまでのこの位置にとどまる(カム機構
の作用による)(第1d図)。この時点から上部ローラー
14(及び囲い板18)の軌道運動は逆向きになり、上部ロ
ーラー14の軸は下部ローラーのまわりに反時計方向に動
き始める。この間、下部ローラー13はシートを給送させ
る方向に回転し続けているので、第1d図に示すようにシ
ート11にたわみを生じる。シート11の後縁20は、上部ロ
ーラー14がその始動位置に向かって戻っているときにニ
ップ12を介して給送され、これによってシートの後縁は
トレイ上部に対してほぼ水平に向くことになり、効果的
にシート11をトレイ15に収納することができる。
シートの前縁が確実にトレイ15に給送されトレイ外に
落ちないこと及びシートの後縁がトレイにシートを収納
させやすい収納運動により給送されることの双方の事実
によりトレイ内でのシートのスタックは確実なものとな
る。また、広範囲のサイズのシートや広範囲の重さの紙
を不揃いや紙づまりの危険なしに処理することができ
る。
トレイ15内のスタックを垂直方向に維持することを補
助するためにスタック押さえ21がトレイ15の底部19に隣
接して枢軸的に取り付けられており、上部ローラー14の
軌道運動をなす機構と連動している駆動装置によって、
トレイ15内のシートを押さえるよう内外に動く。上部ロ
ーラー14が始動位置にあるときは(第1a図)スタック押
さえ21はトレイ15内のシートをトレイの後方に向かって
押さえつけ、トレイとスタック押さえとはシートが垂直
方向を向くような配置を成す。これにより、スタックは
はりのように剛性を増し、スタックをその縁で立たせる
ことができる。上部ローラー14の軌道運動が始まると
(第1b図)スタック押さえ21はトレイから離れ、ニップ
12がほぼ鉛直方向を向いたときにトレイから最も遠く離
れる(第1c図)。このため給送されてきたシート11は妨
げられることなくトレイに収納される。上部ローラー14
がその始動位置に向かって戻り始めると(第1d図)スタ
ック押さえ21は再びスタックを押さえつけ、新しく給送
されてきたシート11をたわませる。
上部ローラーの軌道運動をなす機構は、また縁揃えア
ーム22(第3、4図)をも駆動しており、該アームはシ
ートがニップ12から排出された後であって、かつスタッ
ク押さえ21がスタックに接触する前に動き出す。この動
作によりトレイ15内のスタックの垂直方向の両縁が正確
に揃うこととなる。
第2、3、4図はゼログラフィー複写機10の仕上げス
テーション30にシートスタック装置を組み込んだもので
ある。ここでは、第1図の収納トレイ15は、一組の支持
アーム15a、15bから構成され、折り重ねた形の部分的な
二つのトレイとして表わされている。スタック押さえ21
がつくりだすたわみは一組の支持アーム15a、15bの間の
空間へ該スタック押さえを動かすことにより形成され
る。収納された束ができあがると支持アーム15a、15bが
下方へ折りたたまれ、その束はより大きな容量を有する
キャッチトレイ31に落下する。数組のコピーシートの収
納束のうち一束を縁揃えアームによって他の束よりも遠
くに動かすことによりオフセット機能をも発揮させるこ
とができる。
第4図は参照すると、縁を揃えて送られてきたシート
は位置1に達し、縁揃えアーム22によって位置2に送ら
れる。収納束は排出される前に、オフセット位置3と位
置4とに交互に送られる。
仕上げステーションの一部として、コピーシートが縁
を揃えて収納される収納トレイの下方の角に隣接して、
ステープラー32が取り付けられている。コピーシートの
一束をステープルで止めることが必要であるときは、一
束が収納されるごとにステープラーが作動し、その後、
縁揃えアームが動き、ステープルで止められた束をステ
ープラーののど部から二つあるオフセット位置3または
4のうちの一方に押し出す。第3図に示すようにステー
プラーは、そのアンピル33が収納トレイの機械部分があ
る側面にあるように設けられており、可動部品と駆動機
構34とはハウジング35の内部に位置する(第2図)。
ローラーに軌道運動を行わせる駆動装置の一例を第5
図に示す。被動ローラー13とアイドルローラー14とはそ
れぞれ駆動軸40とアイドル軸41とに取り付けられてい
る。軸40は回転可能なように支持枠44の端面42、43に軸
支されており、駆動ピニオン45により駆動される。この
駆動ピニオン45は、例えば駆動ベルト46により駆動され
る。このように、駆動ベルト46が作動すると駆動ローラ
ー13が回転し、さらに接触面の摩擦によりアイドルロー
ラー14が回転する。アイドルローラー14は回転可能なよ
うにアイドル軸41に軸支されているか、または支持枠44
の端面42及び43に回転可能なよように軸支されている軸
41に固定されている。アイドルローラー14が被動ローラ
ー13の中心軸のまわりに軌道運動を行うことができるよ
うにするために、枠44は駆動軸40の中心軸のまわりに旋
回運動を行う。この枠44の旋回運動は端面42に固着され
た駆動ピニオン47により引き起こされ、駆動軸40は駆動
ピニオン47に対して回転可能なように軸支されている。
駆動ベルト48はピニオン47にかけられており、該駆動ベ
ルトが作動するとピニオン47、したがって枠44が旋回運
動を始める。
ここで第6図を参照すると、これは両面複写機能を備
えたゼログラフィー複写機であって、本発明に係るシー
ト搬送装置を使用した緩衝トレイを用いたものの図であ
る。第6図は該搬送装置を介してのコピーシートの移動
に係る部分のみを(図式的に)示す。コピーシートは昇
降可能なスタックキャリア52上に置かれているシートス
タック51から給送ローラー50により給送される。シート
は、矢印Aで示したように一組の第一搬送ローラー53に
導かれ、さらに、矢印Bで示したように一組の第二搬送
ローラー54に導かれる。搬送ローラー54はシートをゼロ
グラフィー転写ステーション55へ運び(矢印Cの方
向)、該ステーションにおいて、現象された静電潜像が
感光体ベルト56からコピーシート表面に転写される。シ
ートは矢印Dで示した方向に転写された像を伴って進
み、加熱ローラーとバックアップローラーとから成る定
着機構57を通過する。該定着機構57によってコピーシー
ト表面上の現像された像は固定され、それからコピーシ
ートは矢印Eで示したように排出ローラー58に導かれ
る。
像がコピーシートの片面にのみ形成されているときは
(すなわち、片面複写のときは)、シートは矢印Fで示
したように、排出ローラー58を介して適当な排出トレイ
(図示せず)へ送られる。これに対して、像をコピーシ
ートの両面に形成するときは(すなわち、両面複写のと
きは)、シートはもう一方の面にも像を転写されるべく
循環されるが、これについては以下に述べる。
両面複写の場合は、シートを排出ローラー58を介して
すべて通過させずに、シートの後縁が排出ローラー間の
ニップに到達する直前に排出ローラーを静止させる。そ
の後、排出ローラーを反転させ、矢印Gで示すようにシ
ートを排出ローラーを介して逆戻りさせる。排出ローラ
ーとそれをとり囲むシート案内板とは、排出ローラーが
反転すると、矢印Hで示したようにシートが定着機構57
の方向ではなく下部ガイドスロート59へフィードバック
されるように配置されている。それからシートは、本発
明に係るシート搬送装置を構成する一組の搬送ローラー
60がつくりだすニップを通過する(矢印I)。
原稿から一枚の両面複写を行う場合は、搬送ローラー
60を静止したままとなり、ゲート61によってシートガイ
ド62に沿って(矢印J)第一搬送ローラー53の方向へ
(矢印K)導かれる。シートがローラー53に近づくとき
には、像が形成されている面は上向きであるので、ゼロ
グラフィー機構を2回目に通過する(矢印B、C、D、
E)ときは像が形成されている面は下向きになり、この
ため像が形成されていない空白の面に像を写すことがで
きる。2回目の通過後、両面に像を形成したシートは排
出ローラー58により本装置から運び出され(矢印F)、
排出トレイに納められる。
多数のコピーシートの両面に像を形成させる場合、一
組のコピーシートの最初の面にまず像を形成させ、続い
てもう一方の面に像を形成させる方式においては、シー
トは両面用緩衝トレイ63内において最初の面の像形成を
行っていく。これを達成するため破線で示すようにゲー
ト61は上げられており、このため所定の長さより短いシ
ートは緩衝トレイ内に給送され(矢印L)、ローラー60
の軸はシートが緩衝トレイ63内に給送されている間は静
止した状態を続ける。シートスタックは緩衝トレイ63内
で形成され、該トレイの底部が上昇することによってス
タックの最上にあるシートが緩衝トレイ用給送ローラー
64に送られる。該ローラー64により給送されたシートは
第一搬送ローラー53に導かれ(矢印Q)両面複写の場合
と同じ方式で二度目の循環を行う。
最後に、所定の長さよりも長いシートの場合は搬送ロ
ーラー60の軸を、シートの給送の間、静止させておく代
わりに、ローラーをまず静止させておき、それから前述
したように軌道運動を行わせる。アイドルローラー(第
6図のローラー60の上の方のローラー)の軸が駆動ロー
ラー(ローラー60の下の方のローラー)のまわりに時計
方向の軌道運動を行うと、これによって矢印M、Nまた
はPに示すようにシートはトレイ上に送られる。ここで
矢印Pは最も長いシートの場合の軌跡を表わす。このよ
う広範囲の長さのシートを緩衝トレイに収納することが
でき、またシートは給送ローラー64に最も近い緩衝トレ
イの端部とローラー60のニップとの間の距離よりも長い
ものも使用できる。このため、長いシートがローラー60
を介して給送されてくると、シートの前縁は最初に、給
送ローラー64の直下にある緩衝トレイ63の端部に接触す
る。ほぼ同時に、ローラー60が軌道運動を始まるとシー
トの後縁はまずトレイ63に向かってほぼ下方に導かれ、
最後に、軌道運動を行っているローラーが破線で示す位
置に来ると矢印Pで示すように、トレイ63の遠い方の端
部から離れる方向に導かれる。この収納運動の結果、シ
ートはトレイに収納される。トレイよりもかなり長いシ
ートも、シートの軌跡をそれほど長くはせずに、またそ
らせ板や給送ローラーを新設することなく、トレイに収
納することができる。シート収納後、ローラー60の軌道
運動は反転し、次のシートの前縁が到達するまでにロー
ラー60のニップはその始動位置に戻ることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1a図乃至第1d図は本発明を使用した反転シートスタッ
ク装置の動作を示す概略的な断面図である。 第2図は本発明を使用した反転シートスタック装置の斜
視図である。 第3図は第2図の装置を横から見たときの概略的な断面
図である。 第4図は第2図の装置の概略的な平面図である。 第5図は本発明に係る装置に使用するのに適したローラ
ー軌道運動装置の部分的な斜視図である。 第6図は、本発明を使用した両面用緩衝トレイを用い、
両面複写機能を有するゼログラフィー複写機のうちの一
部の概略図である。 (符号の説明) 10……複写機、11……コピーシート 12……ニップ、13、14……給送ローラー 15……トレイ、15a、15b……支持アーム 16……センサー、17……シート前縁 18……囲い板、19……トレイ底部 20……シート後縁、21……スタック押さえ 22……縁揃えアーム 30……仕上げステーション 31……キャッチトレイ、32……ステープラー 34……駆動機構、35……ハウジング 40……駆動軸、41……アイドル軸 42、43……端面、44……支持枠 45、47……駆動ピニオン 46、48……駆動ベルト 50……給送ローラー、51……スタック 52……スタックキャリアー 53、54……搬送ローラー 55……転写ステーション、56……感光体ベルト 57……定着機構、58……排出ローラー 59……ガイドスロート、60……搬送ローラー 61……ゲート、62……シートガイド 63……緩衝トレイ 64……緩衝トレイ用給送ローラー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給送されてくるシートの前縁を受け取るよ
    うにシート搬送ニップを形成する第1ローラー及び第2
    ローラーと、 前記第2ローラーを、前記第1ローラーのまわりに、シ
    ートを前記ニップを通して前進させつつ該シートの進行
    方向を徐々に変更するように、軌道運動を行わせる手段
    と を備えたことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のシート搬送装置におい
    て、前記第2ローラーは、前記第1ローラーの軸心のま
    わりに前記軌道運動を行うように構成されたことを特徴
    とするシート搬送装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のシート搬送装置
    において、前記両ローラーは、該両ローラーの軸心が固
    定である動作モードにおいては、シートを搬送するよう
    に構成されていることを特徴とするシート搬送装置。
JP63100035A 1987-04-23 1988-04-22 シート搬送装置 Expired - Fee Related JP2613912B2 (ja)

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GB8709616 1987-04-23
GB878709616A GB8709616D0 (en) 1987-04-23 1987-04-23 Sheet transporting apparatus

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JPS63288858A JPS63288858A (ja) 1988-11-25
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EP (1) EP0289217B1 (ja)
JP (1) JP2613912B2 (ja)
DE (1) DE3868681D1 (ja)
GB (1) GB8709616D0 (ja)

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