JP2000159419A - 整合装置及び画像形成装置 - Google Patents
整合装置及び画像形成装置Info
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- JP2000159419A JP2000159419A JP10338771A JP33877198A JP2000159419A JP 2000159419 A JP2000159419 A JP 2000159419A JP 10338771 A JP10338771 A JP 10338771A JP 33877198 A JP33877198 A JP 33877198A JP 2000159419 A JP2000159419 A JP 2000159419A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、シートの搬送方向及び直行方向の
整合を同時に、且つ大きな衝撃を与えずに行うよう構成
することにより、高い整合性を得ることのできる整合装
置を提供することを目的としている。 【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明にか
かる整合装置及び画像形成装置の代表的な構成は、シー
トに当接する整合ローラと、前記整合ローラを回転自在
に支持し前記シートの搬送方向と略直行する方向に移動
させるアーム部材と、搬送方向の整合基準である先端基
準部材と、搬送方向と直行する方向のサイド基準部材
と、前記シートを積載する積載トレイとからなり、前記
整合ローラは二つ以上の状態を有し、該二つ以上の状態
とは前記シートの整合位置から退避した待機状態と、前
記シートの端面に当接し搬送方向と略直行する方向に所
定の力で付勢された整合動作状態とを含むことを特徴と
する。
整合を同時に、且つ大きな衝撃を与えずに行うよう構成
することにより、高い整合性を得ることのできる整合装
置を提供することを目的としている。 【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明にか
かる整合装置及び画像形成装置の代表的な構成は、シー
トに当接する整合ローラと、前記整合ローラを回転自在
に支持し前記シートの搬送方向と略直行する方向に移動
させるアーム部材と、搬送方向の整合基準である先端基
準部材と、搬送方向と直行する方向のサイド基準部材
と、前記シートを積載する積載トレイとからなり、前記
整合ローラは二つ以上の状態を有し、該二つ以上の状態
とは前記シートの整合位置から退避した待機状態と、前
記シートの端面に当接し搬送方向と略直行する方向に所
定の力で付勢された整合動作状態とを含むことを特徴と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリン
タ、FAX等の画像形成装置の、搬送装置や排出オプシ
ョンにおけるシート整合装置に関するものである。
タ、FAX等の画像形成装置の、搬送装置や排出オプシ
ョンにおけるシート整合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタなどの画像形成装置に接続、ま
たは内蔵されるオプションやユニットには、画像形成が
終了されたシートを積載する積載装置や、両面記録を行
うために反転再搬送する両面ユニットなどがある。これ
らのオプションやユニットはシートの搬送距離が長く、
また積載や再搬送にあたって、シートの位置を所定の基
準位置に揃える必要がある。このため、積載したシート
の位置を揃える整合装置が用いられている。
たは内蔵されるオプションやユニットには、画像形成が
終了されたシートを積載する積載装置や、両面記録を行
うために反転再搬送する両面ユニットなどがある。これ
らのオプションやユニットはシートの搬送距離が長く、
また積載や再搬送にあたって、シートの位置を所定の基
準位置に揃える必要がある。このため、積載したシート
の位置を揃える整合装置が用いられている。
【0003】従来の整合装置における構成の例を図を用
いて説明する。図12は従来例に係る整合装置の概略構成
図、図13は整合装置の動作を説明する図である。図に示
す整合装置100 は積載トレイ101 上に図示しない排出手
段によりシートSを排出、積載するものである。積載ト
レイ101 の先端には端部規定手段である先端基準部材10
2 、積載トレイ101 側辺にはサイド規定手段103 が設け
られている。
いて説明する。図12は従来例に係る整合装置の概略構成
図、図13は整合装置の動作を説明する図である。図に示
す整合装置100 は積載トレイ101 上に図示しない排出手
段によりシートSを排出、積載するものである。積載ト
レイ101 の先端には端部規定手段である先端基準部材10
2 、積載トレイ101 側辺にはサイド規定手段103 が設け
られている。
【0004】積載トレイ101 のサイド規定手段103 と対
向する側には横整合押し当て板104が設けられており、
シート搬送方向と直行方向に駆動して、積載されたシー
ト束をサイド規定手段103 に押圧するよう構成されてい
る。また積載トレイ101 上方には上面搬送ローラ105 が
上下移動(矢印p方向)可能に構成されており、積載し
たシートSの上面に当接してこれにシート搬送方向(矢
印q方向)の搬送力を与えるよう構成されている。
向する側には横整合押し当て板104が設けられており、
シート搬送方向と直行方向に駆動して、積載されたシー
ト束をサイド規定手段103 に押圧するよう構成されてい
る。また積載トレイ101 上方には上面搬送ローラ105 が
上下移動(矢印p方向)可能に構成されており、積載し
たシートSの上面に当接してこれにシート搬送方向(矢
印q方向)の搬送力を与えるよう構成されている。
【0005】整合装置に排出されたシートSは、上面搬
送ローラ105 と、これに対応する図示しない下面搬送ロ
ーラによって挟持搬送され、先端基準部材102 に突き当
てられてシート先端の整合が取られる。続いて図13(a)
に示すように、まず上面搬送ローラ105 と下面搬送ロー
ラをシート束から離間し、シート束上下面の拘束を無く
したところで横整合押し当て板104 によってシート束を
サイド規定手段103 に押圧し、シート搬送方向に対し直
行する方向(矢印r方向)の整合を行っている。
送ローラ105 と、これに対応する図示しない下面搬送ロ
ーラによって挟持搬送され、先端基準部材102 に突き当
てられてシート先端の整合が取られる。続いて図13(a)
に示すように、まず上面搬送ローラ105 と下面搬送ロー
ラをシート束から離間し、シート束上下面の拘束を無く
したところで横整合押し当て板104 によってシート束を
サイド規定手段103 に押圧し、シート搬送方向に対し直
行する方向(矢印r方向)の整合を行っている。
【0006】そして次のシートSが排出される際には、
図13(b) に示すように横整合押し当て板104 がシート束
から離間し、排出を阻害しないよう待機する。上記動作
を繰り返すことによって、順次整合を行いながら排出し
たシートSの積載が行われる。
図13(b) に示すように横整合押し当て板104 がシート束
から離間し、排出を阻害しないよう待機する。上記動作
を繰り返すことによって、順次整合を行いながら排出し
たシートSの積載が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記説明した如く、従
来の整合装置に於いては搬送方向の整合動作と、搬送方
向に直行する方向の整合動作を別途行っている。このた
め、搬送方向の整合動作を行う場合には直行方向の、直
行方向の整合動作を行うときには搬送方向の整合を乱す
おそれがあった。
来の整合装置に於いては搬送方向の整合動作と、搬送方
向に直行する方向の整合動作を別途行っている。このた
め、搬送方向の整合動作を行う場合には直行方向の、直
行方向の整合動作を行うときには搬送方向の整合を乱す
おそれがあった。
【0008】また複数枚のシートを搬送路の中間に設け
た整合トレイ上で一旦積載しその状態に於いて整合され
る、例えばステープル機能を有する排出スタッカーや、
複写機の両面ユニットなどに於いては、複数回整合動作
が実施されることがある。その整合動作に於いて複数回
シートを押しつけると、いったんは所定の位置に寄せら
れたシートが、整合動作の反動により結果として整合性
を乱してしまう場合もあった。
た整合トレイ上で一旦積載しその状態に於いて整合され
る、例えばステープル機能を有する排出スタッカーや、
複写機の両面ユニットなどに於いては、複数回整合動作
が実施されることがある。その整合動作に於いて複数回
シートを押しつけると、いったんは所定の位置に寄せら
れたシートが、整合動作の反動により結果として整合性
を乱してしまう場合もあった。
【0009】上記課題を鑑みて、本発明は、シートの搬
送方向及び直行方向の整合を同時に、且つ大きな衝撃を
与えずに行うよう構成することにより、高い整合性を得
ることのできる整合装置を提供することを目的としてい
る。
送方向及び直行方向の整合を同時に、且つ大きな衝撃を
与えずに行うよう構成することにより、高い整合性を得
ることのできる整合装置を提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明にかかる整合装置及び画像形成装置の代表的
な構成は、シートに当接する整合ローラと、前記整合ロ
ーラを回転自在に支持し前記シートの搬送方向と略直行
する方向に移動させるアーム部材と、搬送方向の整合基
準である端部規定手段と、搬送方向と直行する方向のサ
イド規定手段と、前記シートを積載する積載トレイとか
らなり、前記整合ローラは二つ以上の状態を有し、該二
つ以上の状態とは前記シートの整合位置から退避した待
機状態と、前記シートの端面に当接し搬送方向と略直行
する方向に所定の力で付勢された整合状態とを含むこと
を特徴とする。
に、本発明にかかる整合装置及び画像形成装置の代表的
な構成は、シートに当接する整合ローラと、前記整合ロ
ーラを回転自在に支持し前記シートの搬送方向と略直行
する方向に移動させるアーム部材と、搬送方向の整合基
準である端部規定手段と、搬送方向と直行する方向のサ
イド規定手段と、前記シートを積載する積載トレイとか
らなり、前記整合ローラは二つ以上の状態を有し、該二
つ以上の状態とは前記シートの整合位置から退避した待
機状態と、前記シートの端面に当接し搬送方向と略直行
する方向に所定の力で付勢された整合状態とを含むこと
を特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】[第一実施形態]本発明にかかる
整合装置及び画像形成装置の第一の実施形態について、
図を用いて説明する。図1は本実施形態に係る画像形成
装置の全体構成図、図2は整合装置を説明する斜視図、
図3は整合装置の動作を説明する平面図であって、シー
トの搬送及び整合を行っている状態を示している。
整合装置及び画像形成装置の第一の実施形態について、
図を用いて説明する。図1は本実施形態に係る画像形成
装置の全体構成図、図2は整合装置を説明する斜視図、
図3は整合装置の動作を説明する平面図であって、シー
トの搬送及び整合を行っている状態を示している。
【0012】(全体構成)図1に示す画像形成装置1は
電子写真方式の複写機であって、上部に画像形成部2を
有し、略中央部にシートを積載する給送部3を有してい
る。また装置下部には一度画像形成部2を通過したシー
トを反転して再給送する両面ユニット4が設けられてい
る。
電子写真方式の複写機であって、上部に画像形成部2を
有し、略中央部にシートを積載する給送部3を有してい
る。また装置下部には一度画像形成部2を通過したシー
トを反転して再給送する両面ユニット4が設けられてい
る。
【0013】像担持体である感光体ドラム5の表面を帯
電手段6によって一様に帯電され、光学手段7から光線
を照射することによって静電潜像を形成し、これを現像
手段8によって顕像化してトナー像を形成する。このト
ナー像は転写手段9によって給送部3から搬送されるシ
ートSに転写される。感光体ドラム5上に残留したトナ
ーはクリーニング装置10によって除去され、次の画像形
成が行われる。
電手段6によって一様に帯電され、光学手段7から光線
を照射することによって静電潜像を形成し、これを現像
手段8によって顕像化してトナー像を形成する。このト
ナー像は転写手段9によって給送部3から搬送されるシ
ートSに転写される。感光体ドラム5上に残留したトナ
ーはクリーニング装置10によって除去され、次の画像形
成が行われる。
【0014】給送部3のカセット11には複数枚のシート
Sが積載されており、ピックアップローラ12にて送出し
たシートを給送ローラ13及び分離ローラ14によって一枚
ずつ分離給送し、画像形成部2へと搬送する。そして感
光体ドラム5の上流側のレジストローラ対15において一
旦搬送を停止し、斜行を矯正すると共に感光体ドラム5
と同期させて再び搬送する。転写手段9により画像を転
写された後は搬送手段16によって定着器17に搬送され、
熱と圧力を加えられることによりトナー像が定着され、
すなわち画像が形成される。
Sが積載されており、ピックアップローラ12にて送出し
たシートを給送ローラ13及び分離ローラ14によって一枚
ずつ分離給送し、画像形成部2へと搬送する。そして感
光体ドラム5の上流側のレジストローラ対15において一
旦搬送を停止し、斜行を矯正すると共に感光体ドラム5
と同期させて再び搬送する。転写手段9により画像を転
写された後は搬送手段16によって定着器17に搬送され、
熱と圧力を加えられることによりトナー像が定着され、
すなわち画像が形成される。
【0015】画像を形成されたシートSはフラッパ18に
よって進路を切り換えられ、片面記録の場合には装置上
部の排出ローラ35から排出トレイ19に排出され、両面記
録の場合には両面ユニット4へと送られる。両面ユニッ
ト4に搬送されたシートSは反転ローラ20によって搬送
方向を切り換えつつ積載トレイである中間トレイ21に積
載され、後述する整合装置によって整合しつつ蓄えられ
る。そして画像形成部2へと再給送され、裏面に画像を
形成されてから排出トレイ19へと排出される。
よって進路を切り換えられ、片面記録の場合には装置上
部の排出ローラ35から排出トレイ19に排出され、両面記
録の場合には両面ユニット4へと送られる。両面ユニッ
ト4に搬送されたシートSは反転ローラ20によって搬送
方向を切り換えつつ積載トレイである中間トレイ21に積
載され、後述する整合装置によって整合しつつ蓄えられ
る。そして画像形成部2へと再給送され、裏面に画像を
形成されてから排出トレイ19へと排出される。
【0016】(整合装置)次に整合装置について説明す
る。図2に示すように、中間トレイ21の搬送方向側端部
には端部規定手段である先端基準部材22、搬送方向と直
行する方向にはサイド規定手段であるサイド基準部材23
が設けられており、それぞれ積載したシートSの端部を
規定するよう構成されている。また中間トレイ21は屈曲
部21aを有し、これに従って積載されたシートSも屈曲
部Saを有している。
る。図2に示すように、中間トレイ21の搬送方向側端部
には端部規定手段である先端基準部材22、搬送方向と直
行する方向にはサイド規定手段であるサイド基準部材23
が設けられており、それぞれ積載したシートSの端部を
規定するよう構成されている。また中間トレイ21は屈曲
部21aを有し、これに従って積載されたシートSも屈曲
部Saを有している。
【0017】また中間トレイ21近傍には整合ローラ24、
アーム部材25からなる整合搬送ユニット26が配置されて
いる。整合ローラ24はアーム部材25の先端に支持される
と共に、図示しない駆動伝達手段によりシート搬送方向
(矢印b方向)に回転駆動可能に構成している。アーム
部材25は整合ローラ24をシートの搬送方向と略直行する
方向(矢印a方向)に移動させ、シート束側面の屈曲部
Sa近傍に当接させることができる。また整合ローラ24
の表面は発泡性ゴムやスポンジなどの柔軟性を有する材
質で5mm程度被覆しており、シート端部を傷つけたり折
ったりすることの内容に搬送、押圧し得るよう構成して
いる。
アーム部材25からなる整合搬送ユニット26が配置されて
いる。整合ローラ24はアーム部材25の先端に支持される
と共に、図示しない駆動伝達手段によりシート搬送方向
(矢印b方向)に回転駆動可能に構成している。アーム
部材25は整合ローラ24をシートの搬送方向と略直行する
方向(矢印a方向)に移動させ、シート束側面の屈曲部
Sa近傍に当接させることができる。また整合ローラ24
の表面は発泡性ゴムやスポンジなどの柔軟性を有する材
質で5mm程度被覆しており、シート端部を傷つけたり折
ったりすることの内容に搬送、押圧し得るよう構成して
いる。
【0018】まず図3(a) に示すようにシートが中間ト
レイ21に搬送されてくる際には、アーム部材25は整合ロ
ーラ24をシート束から退避させて待機状態としている。
そしてシート先端が屈曲部Saを通過した所定のタイミ
ングでアーム部材25を駆動し、整合ローラ24を回転駆動
させつつ矢印a方向に移動させてシート束に押圧させ、
整合状態とする。なお所定のタイミングとは、両面ユニ
ット4に設けた図示しないシート端検知センサをシート
が通過してから所定時間経過したことにより判断してい
る。
レイ21に搬送されてくる際には、アーム部材25は整合ロ
ーラ24をシート束から退避させて待機状態としている。
そしてシート先端が屈曲部Saを通過した所定のタイミ
ングでアーム部材25を駆動し、整合ローラ24を回転駆動
させつつ矢印a方向に移動させてシート束に押圧させ、
整合状態とする。なお所定のタイミングとは、両面ユニ
ット4に設けた図示しないシート端検知センサをシート
が通過してから所定時間経過したことにより判断してい
る。
【0019】整合ローラ24を矢印a方向に移動させてシ
ート側面に押圧する事により、シートを搬送方向と直行
方向に移動させ、その側面をサイド基準部材23に規定し
整合を取ることができる。ここで数十枚積載されたシー
トの整合を取るためには通常50g〜100 gの力を必要と
するため、単に水平に積載されたシートの端部を押すだ
けでは、シート端部が押圧力に負けて挫屈する可能性が
高い。しかし本実施形態にあっては整合ローラ24の当接
する部位がシートの屈曲部Sa、すなわち最も腰の強い
部分であるため、シート端部を損なうことなくサイド基
準部材23まで移動させることができる。
ート側面に押圧する事により、シートを搬送方向と直行
方向に移動させ、その側面をサイド基準部材23に規定し
整合を取ることができる。ここで数十枚積載されたシー
トの整合を取るためには通常50g〜100 gの力を必要と
するため、単に水平に積載されたシートの端部を押すだ
けでは、シート端部が押圧力に負けて挫屈する可能性が
高い。しかし本実施形態にあっては整合ローラ24の当接
する部位がシートの屈曲部Sa、すなわち最も腰の強い
部分であるため、シート端部を損なうことなくサイド基
準部材23まで移動させることができる。
【0020】更にこのとき整合ローラ24がシート搬送方
向に回転駆動していることから、シートSを搬送方向
(矢印c方向)に更に移動させることができ、先端基準
部材22まで確実に移動させることができ、これらのこと
によってシートSの縦横の整合を取ることができる。そ
して整合動作が完了すると、整合ローラ24は速やかに停
止、或いはアーム部材25によりシート束から退避し、次
に搬送されるシートに備えると共に、シート端面の削れ
等を回避している。
向に回転駆動していることから、シートSを搬送方向
(矢印c方向)に更に移動させることができ、先端基準
部材22まで確実に移動させることができ、これらのこと
によってシートSの縦横の整合を取ることができる。そ
して整合動作が完了すると、整合ローラ24は速やかに停
止、或いはアーム部材25によりシート束から退避し、次
に搬送されるシートに備えると共に、シート端面の削れ
等を回避している。
【0021】上記説明した如く、本実施形態に係る整合
装置は、シート側面を規定しながらシート先端を規定す
るため、縦横同時に且つ衝撃を与えることなく整合を行
うこととなる。従って従来の如く一方の整合を取る際に
他方の整合を乱すおそれがなく、精度の高い整合を行う
ことが可能となる。
装置は、シート側面を規定しながらシート先端を規定す
るため、縦横同時に且つ衝撃を与えることなく整合を行
うこととなる。従って従来の如く一方の整合を取る際に
他方の整合を乱すおそれがなく、精度の高い整合を行う
ことが可能となる。
【0022】また、上記構成を中間トレイでなくステイ
プラユニットに適用した場合には、整合ローラ24及びア
ーム部材25を用いて、すべての整合動作が終了した後に
シート束を排出させる束搬送用の搬送手段として利用す
ることもできる。
プラユニットに適用した場合には、整合ローラ24及びア
ーム部材25を用いて、すべての整合動作が終了した後に
シート束を排出させる束搬送用の搬送手段として利用す
ることもできる。
【0023】また、トレイに屈曲部21aを設けたことに
より、シートSが中間トレイ21に搬入される際に、この
傾斜を利用して既に積載されたシートとの摩擦を軽減す
ることができ、搬送性能の向上、積載シートの整列性の
安定化にも効果を有している。
より、シートSが中間トレイ21に搬入される際に、この
傾斜を利用して既に積載されたシートとの摩擦を軽減す
ることができ、搬送性能の向上、積載シートの整列性の
安定化にも効果を有している。
【0024】[第二実施形態]次に、本発明にかかる整
合装置及び画像形成装置の第二実施形態について説明す
る。図4は本実施形態に係る整合装置を説明する斜視
図、図5は整合装置の動作を説明する平面図であって、
上記第一実施形態と説明の重複する部分については同一
の符号を付して説明を省略する。
合装置及び画像形成装置の第二実施形態について説明す
る。図4は本実施形態に係る整合装置を説明する斜視
図、図5は整合装置の動作を説明する平面図であって、
上記第一実施形態と説明の重複する部分については同一
の符号を付して説明を省略する。
【0025】図4に示すように、本実施形態に於いては
整合搬送ユニット26と同様の構成の整合搬送ユニット27
を搬送方向下流側に追加して設置しており、これら二つ
のユニットによって整合動作を行うものである。
整合搬送ユニット26と同様の構成の整合搬送ユニット27
を搬送方向下流側に追加して設置しており、これら二つ
のユニットによって整合動作を行うものである。
【0026】まず図5(a) に示す如くシートが斜行して
搬送されてきた場合、上記第一実施形態と同様に整合搬
送ユニット26のみを待機状態から整合状態に変化、すな
わち整合ローラ24をシート側面に押圧し、整合及び搬送
動作を行う。
搬送されてきた場合、上記第一実施形態と同様に整合搬
送ユニット26のみを待機状態から整合状態に変化、すな
わち整合ローラ24をシート側面に押圧し、整合及び搬送
動作を行う。
【0027】このときシートのサイズが大型である場合
やその重量によっては、、図5(b)に示すように斜行が
発生し、これを取り除けないような場合も考えられる。
また搬送されてきた時点で既に斜行が発生していた場合
にも、これを矯正できない傾向にある。
やその重量によっては、、図5(b)に示すように斜行が
発生し、これを取り除けないような場合も考えられる。
また搬送されてきた時点で既に斜行が発生していた場合
にも、これを矯正できない傾向にある。
【0028】そこで本実施形態に於いてはシートが先端
基準部材22に突き当たる所定のタイミングで、図5(c)
に示す如く第二の整合搬送ユニット27をシート束に押圧
し、整合状態とする。このように二点で整合、搬送を行
うことにより、大型のシートに対しても確実に斜行を矯
正して整合させることができると共に、搬送性能も増加
させることができる。
基準部材22に突き当たる所定のタイミングで、図5(c)
に示す如く第二の整合搬送ユニット27をシート束に押圧
し、整合状態とする。このように二点で整合、搬送を行
うことにより、大型のシートに対しても確実に斜行を矯
正して整合させることができると共に、搬送性能も増加
させることができる。
【0029】[第三実施形態]次に、本発明にかかる整
合装置及び画像形成装置の第三実施形態について説明す
る。図6は本実施形態に係る整合装置を説明する斜視
図、図7は整合装置の動作を説明する平面図であって、
上記第一実施形態と説明の重複する部分については同一
の符号を付して説明を省略する。
合装置及び画像形成装置の第三実施形態について説明す
る。図6は本実施形態に係る整合装置を説明する斜視
図、図7は整合装置の動作を説明する平面図であって、
上記第一実施形態と説明の重複する部分については同一
の符号を付して説明を省略する。
【0030】図6に示す如く、本実施形態に係る整合搬
送ユニット28は上記整合ローラ24、アーム部材25に加え
て、ブロック状の横整合用可動枠29を有している。この
横整合用可動枠29は整合ローラ24を囲う如く配置された
枠体であって、シート側面に対し平行に配置されると共
に、シートの搬送方向と直行方向に駆動可能に構成され
ている。また横整合用可動枠29はアーム部材25とは独立
して動作し、シートの整合位置から退避した待機状態
と、シート端面に当接し搬送方向と略直行する方向に所
定の力で付勢された整合状態との二つの状態を有してい
る。
送ユニット28は上記整合ローラ24、アーム部材25に加え
て、ブロック状の横整合用可動枠29を有している。この
横整合用可動枠29は整合ローラ24を囲う如く配置された
枠体であって、シート側面に対し平行に配置されると共
に、シートの搬送方向と直行方向に駆動可能に構成され
ている。また横整合用可動枠29はアーム部材25とは独立
して動作し、シートの整合位置から退避した待機状態
と、シート端面に当接し搬送方向と略直行する方向に所
定の力で付勢された整合状態との二つの状態を有してい
る。
【0031】まず図7(a) に示す如くシートSが搬送さ
れてくる際には、整合ローラ24、アーム部材25及び横整
合用可動枠29はシート束から退避した待機状態であり、
シートの搬送を妨げないようにしている。そして横整合
用可動枠29はシート先端が通過する所定のタイミングに
於いて図7(b) に示す如くシート束に向かって矢印a方
向に移動し、所定の圧力で押圧して整合状態となる。し
かる後に、整合ローラ24が矢印a方向に移動して整合状
態となる。
れてくる際には、整合ローラ24、アーム部材25及び横整
合用可動枠29はシート束から退避した待機状態であり、
シートの搬送を妨げないようにしている。そして横整合
用可動枠29はシート先端が通過する所定のタイミングに
於いて図7(b) に示す如くシート束に向かって矢印a方
向に移動し、所定の圧力で押圧して整合状態となる。し
かる後に、整合ローラ24が矢印a方向に移動して整合状
態となる。
【0032】ここで横整合用可動枠29の整合位置は屈曲
部Sa近傍となっており、整合ローラ24の整合位置より
も1〜2mm退避した位置に設定し、補助的な働きとして
使用している。そして横整合用可動枠29及び整合ローラ
24は一体としてシート端面を所定の力で一回乃至数回押
圧し、シートが斜行あるいはサイド基準部材23から大き
く離れている場合であっても、確実に整合を図るよう構
成している。
部Sa近傍となっており、整合ローラ24の整合位置より
も1〜2mm退避した位置に設定し、補助的な働きとして
使用している。そして横整合用可動枠29及び整合ローラ
24は一体としてシート端面を所定の力で一回乃至数回押
圧し、シートが斜行あるいはサイド基準部材23から大き
く離れている場合であっても、確実に整合を図るよう構
成している。
【0033】そして図7(c) に示す如く、整合ローラ24
を搬送方向に回転させることによりシートを先端基準部
材22まで搬送し、あわせて縦横の整合をとっている。こ
のように整合ローラ24の周囲に横整合用可動枠29の如き
押圧部材を設けたことにより、第二実施形態の如く第二
の整合搬送ユニット27を設けずとも斜行搬送や偏り搬送
に対する整合性能を向上させることができる。
を搬送方向に回転させることによりシートを先端基準部
材22まで搬送し、あわせて縦横の整合をとっている。こ
のように整合ローラ24の周囲に横整合用可動枠29の如き
押圧部材を設けたことにより、第二実施形態の如く第二
の整合搬送ユニット27を設けずとも斜行搬送や偏り搬送
に対する整合性能を向上させることができる。
【0034】[第四実施形態]次に、本発明にかかる整
合装置及び画像形成装置の第四実施形態について説明す
る。図8は本実施形態に係る整合装置を説明する斜視
図、図9は整合装置の動作を説明する平面図であって、
上記第一実施形態と説明の重複する部分については同一
の符号を付して説明を省略する。
合装置及び画像形成装置の第四実施形態について説明す
る。図8は本実施形態に係る整合装置を説明する斜視
図、図9は整合装置の動作を説明する平面図であって、
上記第一実施形態と説明の重複する部分については同一
の符号を付して説明を省略する。
【0035】本実施形態にかかる整合搬送ユニット30に
は、上記整合ローラ24、アーム部材25に加えて、シート
上面に当接して搬送及び整合を行う斜走ローラ31と、斜
走ローラ31を支持する支柱ユニット32を有している。支
柱ユニット32は斜走ローラ31の上流側及び下流側に配置
された二本の支柱32aから構成されており、該支柱32a
はそれぞれ一端をアーム部材25に回転自在に接続すると
共に、シート搬送方向に対し直角を維持するようリンク
機構を構成している。
は、上記整合ローラ24、アーム部材25に加えて、シート
上面に当接して搬送及び整合を行う斜走ローラ31と、斜
走ローラ31を支持する支柱ユニット32を有している。支
柱ユニット32は斜走ローラ31の上流側及び下流側に配置
された二本の支柱32aから構成されており、該支柱32a
はそれぞれ一端をアーム部材25に回転自在に接続すると
共に、シート搬送方向に対し直角を維持するようリンク
機構を構成している。
【0036】上記構成にあって、図9(a) に示す如くシ
ートSが搬送されてくる際には、整合ローラ24はシート
束から退避しており、このとき斜走ローラ31はシート搬
送方向(矢印c方向)に沿っており、シート上面に当接
して搬送ローラとして機能している。その後シートSの
先端が斜走ローラ31に係り始める所定のタイミングで、
図9(b) に示す如くアーム部材25を回動させて整合ロー
ラ24をシート束に当接させると、上記リンク機構により
支柱ユニット32も一体的に移動する。
ートSが搬送されてくる際には、整合ローラ24はシート
束から退避しており、このとき斜走ローラ31はシート搬
送方向(矢印c方向)に沿っており、シート上面に当接
して搬送ローラとして機能している。その後シートSの
先端が斜走ローラ31に係り始める所定のタイミングで、
図9(b) に示す如くアーム部材25を回動させて整合ロー
ラ24をシート束に当接させると、上記リンク機構により
支柱ユニット32も一体的に移動する。
【0037】このときアーム部材25の回動により、二本
の支柱32aは下流側の方が上流側よりもサイド基準部材
23に近づくこととなり、これに伴って斜走ローラ31がサ
イド基準部材23側に傾斜する。従って斜走ローラ31はシ
ートSを先端基準部材22及びサイド基準部材23の両方に
当接するよう搬送することとなり、シートの縦(搬送方
向)横(側面方向)同時に整合を取るよう機能する。本
実施形態に示す如く斜走ローラ31を設けることにより、
整合性能をより向上させることができる。
の支柱32aは下流側の方が上流側よりもサイド基準部材
23に近づくこととなり、これに伴って斜走ローラ31がサ
イド基準部材23側に傾斜する。従って斜走ローラ31はシ
ートSを先端基準部材22及びサイド基準部材23の両方に
当接するよう搬送することとなり、シートの縦(搬送方
向)横(側面方向)同時に整合を取るよう機能する。本
実施形態に示す如く斜走ローラ31を設けることにより、
整合性能をより向上させることができる。
【0038】[第五実施形態]次に、本発明にかかる整
合装置及び画像形成装置の第五実施形態について説明す
る。図10は本実施形態に係る整合装置を説明する上面
図、図11は本実施形態に係る整合装置を説明する側面断
面図であって、上記第一実施形態と説明の重複する部分
については同一の符号を付して説明を省略する。
合装置及び画像形成装置の第五実施形態について説明す
る。図10は本実施形態に係る整合装置を説明する上面
図、図11は本実施形態に係る整合装置を説明する側面断
面図であって、上記第一実施形態と説明の重複する部分
については同一の符号を付して説明を省略する。
【0039】図11に示す如く排出トレイ19は排出ローラ
35下方に垂直面を有して下降しており、排出方向に向か
って上昇する傾斜面としており、前記垂直面が端部規定
手段である後端基準部19aを形成している。また排出ト
レイ19の整合装置34と対向する側の側面には複数の積載
基準リブ36が設けられており、シートSに対してサイド
規定手段である積載基準線36aを形成している。また排
出ローラ35の下流側にはシート検知センサ37が配置され
ており、排出ローラ35から排出されるシートを検知する
ことができる。
35下方に垂直面を有して下降しており、排出方向に向か
って上昇する傾斜面としており、前記垂直面が端部規定
手段である後端基準部19aを形成している。また排出ト
レイ19の整合装置34と対向する側の側面には複数の積載
基準リブ36が設けられており、シートSに対してサイド
規定手段である積載基準線36aを形成している。また排
出ローラ35の下流側にはシート検知センサ37が配置され
ており、排出ローラ35から排出されるシートを検知する
ことができる。
【0040】排出ローラ35から排出されたシートは排出
トレイ19上に落下、積載されるが、落下する間に搬送方
向や斜め方向に位置がずれる場合がる。また搬送方向に
於いては排出トレイ19に積載されるまでに傾斜面の作用
によって排出方向と反対方向に移動して後端基準部19a
に後端を規制されて停止する場合と、排出トレイ19又は
シート間の摩擦抵抗によって落下した位置で停止する場
合とがある。この公社の現象はシートの表面性状やカー
ルの状態によって変動するため、排出された後に確実に
シートの後端を後端基準部19aに規定する、すなわち搬
送方向にシートを整合させることは難しい問題であっ
た。
トレイ19上に落下、積載されるが、落下する間に搬送方
向や斜め方向に位置がずれる場合がる。また搬送方向に
於いては排出トレイ19に積載されるまでに傾斜面の作用
によって排出方向と反対方向に移動して後端基準部19a
に後端を規制されて停止する場合と、排出トレイ19又は
シート間の摩擦抵抗によって落下した位置で停止する場
合とがある。この公社の現象はシートの表面性状やカー
ルの状態によって変動するため、排出された後に確実に
シートの後端を後端基準部19aに規定する、すなわち搬
送方向にシートを整合させることは難しい問題であっ
た。
【0041】そこで本実施形態に置いては図10に示すよ
うに、排出トレイ19近傍に整合ローラ24及びアーム部材
25からなる整合装置34を設けている。上記各実施形態と
同様にアーム部材25は回動して整合ローラ24を搬送方向
と直行方向(矢印a方向)に移動させ、シート側面に当
接させることができる。また整合ローラ24は図示しない
駆動伝達手段により排出方向と逆方向(矢印b方向)に
回転駆動可能に構成されている。
うに、排出トレイ19近傍に整合ローラ24及びアーム部材
25からなる整合装置34を設けている。上記各実施形態と
同様にアーム部材25は回動して整合ローラ24を搬送方向
と直行方向(矢印a方向)に移動させ、シート側面に当
接させることができる。また整合ローラ24は図示しない
駆動伝達手段により排出方向と逆方向(矢印b方向)に
回転駆動可能に構成されている。
【0042】まずシートSが排出される際には整合ロー
ラ24は図11に破線にて示す位置に退避しており、回転動
作も行っていない。ここで排出ローラ35によりシートが
排出されるとシート検知センサ37がこれを検知し、シー
トが排出ローラ35のニップに挟持されていることを認識
することができる。更にシートが排出されてシート検知
センサ37がシートを検出しなくなると、シートが排出ロ
ーラ35のニップを通過し既に挟持されていないことを認
識することができる。
ラ24は図11に破線にて示す位置に退避しており、回転動
作も行っていない。ここで排出ローラ35によりシートが
排出されるとシート検知センサ37がこれを検知し、シー
トが排出ローラ35のニップに挟持されていることを認識
することができる。更にシートが排出されてシート検知
センサ37がシートを検出しなくなると、シートが排出ロ
ーラ35のニップを通過し既に挟持されていないことを認
識することができる。
【0043】そこで整合動作を開始し、整合ローラ24を
回転駆動しながらアーム部材25により実線にて示す位置
まで移動させ、シート側面に押圧させる。この押圧によ
り排出されたシートは側面を積載基準線36aに規定され
ると共に、整合ローラ24の回転により排出方向と反対方
向に戻されて、後端基準部19aに後端を規定される。こ
れによりシートの縦(搬送方向)横(側面方向)同時に
整合を取ることができる。
回転駆動しながらアーム部材25により実線にて示す位置
まで移動させ、シート側面に押圧させる。この押圧によ
り排出されたシートは側面を積載基準線36aに規定され
ると共に、整合ローラ24の回転により排出方向と反対方
向に戻されて、後端基準部19aに後端を規定される。こ
れによりシートの縦(搬送方向)横(側面方向)同時に
整合を取ることができる。
【0044】そしてシート検知センサ37により次のシー
ト搬送が開始されたことを認識すると、シート先端が整
合ローラ24の位置に到達するよりも前の所定のタイミン
グで整合装置34が退避し、シートSの排出を阻害しない
よう動作する。これを繰り返すことにより、排出トレイ
19上にシートSを整合しながら積載することができる。
ト搬送が開始されたことを認識すると、シート先端が整
合ローラ24の位置に到達するよりも前の所定のタイミン
グで整合装置34が退避し、シートSの排出を阻害しない
よう動作する。これを繰り返すことにより、排出トレイ
19上にシートSを整合しながら積載することができる。
【0045】上記説明した如く整合装置34の整合ローラ
24によってシートSを後端基準部19aまで移動させるよ
う構成したことにより、シートの位置ずれ状態や表面性
状、発生したカール等に関わらず、排出したシートを確
実且つ良好に整合させることができる。
24によってシートSを後端基準部19aまで移動させるよ
う構成したことにより、シートの位置ずれ状態や表面性
状、発生したカール等に関わらず、排出したシートを確
実且つ良好に整合させることができる。
【0046】なお、本実施形態に於いてはシートが排出
される度に整合装置34が動作するよう説明したが、所定
の枚数または一連の連続した画像形成が終了した後に動
作するよう構成しても、同様の効果を得ることができ
る。また本実施形態に於いては排出トレイ19の平面部分
(傾斜部分)にて整合動作を行っているが、排出トレイ
19の途中に傾斜角度を変化させた屈曲部19b又は湾曲部
を形成し、この屈曲部19bにおいて整合ローラ24がシー
ト側面に当接するよう構成することにより、上記第一実
施形態と同様に当接部分のシートの剛性を増加させるこ
とができ、押圧力を高めることができるため、より確実
に整合を行うことができる。
される度に整合装置34が動作するよう説明したが、所定
の枚数または一連の連続した画像形成が終了した後に動
作するよう構成しても、同様の効果を得ることができ
る。また本実施形態に於いては排出トレイ19の平面部分
(傾斜部分)にて整合動作を行っているが、排出トレイ
19の途中に傾斜角度を変化させた屈曲部19b又は湾曲部
を形成し、この屈曲部19bにおいて整合ローラ24がシー
ト側面に当接するよう構成することにより、上記第一実
施形態と同様に当接部分のシートの剛性を増加させるこ
とができ、押圧力を高めることができるため、より確実
に整合を行うことができる。
【0047】
【発明の効果】上記説明した如く、本発明にかかる整合
装置及び画像形成装置にあっては、シート側面に整合ロ
ーラを当接させると共に回転駆動させることにより、短
時間で、且つ単純な機構にて、搬送方向及びこれと直行
する方向の整合を同時に行うことが可能となる。また整
合ローラを複数設けることにより、サイズ若しくは重量
の大きなシートに対しても確実に斜行を矯正し整合を行
うことが可能となる。
装置及び画像形成装置にあっては、シート側面に整合ロ
ーラを当接させると共に回転駆動させることにより、短
時間で、且つ単純な機構にて、搬送方向及びこれと直行
する方向の整合を同時に行うことが可能となる。また整
合ローラを複数設けることにより、サイズ若しくは重量
の大きなシートに対しても確実に斜行を矯正し整合を行
うことが可能となる。
【0048】また積載トレイに屈曲部または湾曲部を設
け、該屈曲部等にて整合ローラがシート側面に当接する
よう構成したことにより、シートの剛性を増加させるこ
とができ、シートの挫屈を防止すると共に押圧力を増加
させることができる。
け、該屈曲部等にて整合ローラがシート側面に当接する
よう構成したことにより、シートの剛性を増加させるこ
とができ、シートの挫屈を防止すると共に押圧力を増加
させることができる。
【0049】また従来の如くシート端面に繰り返し突き
当てるのでなく、ローラの回転力により整合を行うよう
構成したことにより、シートに衝撃を与えないため、確
実且つ高精度の整合を行うことができる。従って特に高
精度の整合性が要求されるシート綴じ手段、いわゆるス
テープル機能を有する排出積載装置に於いて有効であ
る。
当てるのでなく、ローラの回転力により整合を行うよう
構成したことにより、シートに衝撃を与えないため、確
実且つ高精度の整合を行うことができる。従って特に高
精度の整合性が要求されるシート綴じ手段、いわゆるス
テープル機能を有する排出積載装置に於いて有効であ
る。
【0050】また整合ローラ近傍に概略の整合動作を行
う横整合手段を設けたことにより、整合ローラにては整
えにくい大きな乱れをあらかじめ解消することができ、
確実に整合ローラによる整合動作を機能させることが可
能となる。
う横整合手段を設けたことにより、整合ローラにては整
えにくい大きな乱れをあらかじめ解消することができ、
確実に整合ローラによる整合動作を機能させることが可
能となる。
【0051】またシートの整合のために搬送方向に対し
斜め方向の力を加えているため、シートが積載トレイ上
に斜めに位置している場合であっても、確実に整合させ
ることができる。
斜め方向の力を加えているため、シートが積載トレイ上
に斜めに位置している場合であっても、確実に整合させ
ることができる。
【図1】第一実施形態に係る画像形成装置の全体構成図
である。
である。
【図2】整合装置を説明する斜視図である。
【図3】整合装置の動作を説明する平面図である。
【図4】第二実施形態に係る整合装置を説明する斜視図
である。
である。
【図5】整合装置の動作を説明する平面図である。
【図6】第三実施形態に係る整合装置を説明する斜視図
である。
である。
【図7】整合装置の動作を説明する平面図である。
【図8】第四実施形態に係る整合装置を説明する斜視図
である。
である。
【図9】整合装置の動作を説明する平面図である。
【図10】第五実施形態に係る整合装置を説明する上面
図である。
図である。
【図11】整合装置を説明する側面断面図である。
【図12】従来例に係る整合装置の概略構成図である。
【図13】整合装置の動作を説明する図である。
S …シート Sa …屈曲部 1 …画像形成装置 2 …画像形成部 3 …給送部 4 …両面ユニット 5 …感光体ドラム 6 …帯電手段 7 …光学手段 8 …現像手段 9 …転写手段 10 …クリーニング装置 11 …カセット 12 …ピックアップローラ 13 …給送ローラ 14 …分離ローラ 15 …レジストローラ対 16 …搬送手段 17 …定着器 18 …フラッパ 19 …排出トレイ 19a …後端基準部 19b …屈曲部 20 …反転ローラ 21 …中間トレイ 21a …屈曲部 22 …先端基準部材 23 …サイド基準部材 24 …整合ローラ 25 …アーム部材 26 …整合搬送ユニット 27 …整合搬送ユニット 28 …整合搬送ユニット 29 …横整合用可動枠 30 …整合搬送ユニット 31 …斜走ローラ 32 …支柱ユニット 32a …支柱 34 …整合装置 35 …排出ローラ 36 …積載基準リブ 36a …積載基準線 37 …シート検知センサ 100 …整合装置 101 …積載トレイ 102 …先端基準部材 103 …サイド基準部材 104 …横整合押し当て板 105 …上面搬送ローラ
Claims (5)
- 【請求項1】 シート側面に当接する整合ローラと、前
記整合ローラを回転可能に支持し前記シートの搬送方向
と略直行する方向に移動させるアーム部材と、搬送方向
の整合基準である端部規定手段と、搬送方向と直行する
方向のサイド規定手段と、前記シートを積載する積載ト
レイとからなり、 前記整合ローラは駆動回転可能であって、少なくとも前
記シートの整合位置から退避した待機状態と、前記シー
トの端面に当接し搬送方向と略直行する方向に所定の力
で付勢された整合状態との二つの状態を有することを特
徴とする整合装置。 - 【請求項2】 前記積載トレイとは、少なくとも一つの
屈曲部あるいは湾曲部を有し、該屈曲部あるいは湾曲部
の近傍に於いて前記整合ローラが前記シートに当接する
よう構成したことを特徴とする請求項1記載の整合装
置。 - 【請求項3】 前記整合装置は、シート上面に当接する
斜送ローラと、前記斜送ローラの搬送方向を変更する斜
送アームとを有し、 前記斜送ローラは少なくとも二つの搬送方向の選択が可
能であり、該二つの搬送方向とは、シート搬送方向と、
前記端部規定手段及びサイド規定手段へ向けて斜送する
斜送方向であることを特徴とする請求項1又は2記載の
整合装置。 - 【請求項4】 前記斜送ローラの二つの搬送方向は前記
整合ローラの二つの状態と連動し、 前記整合ローラが待機状態の場合には斜送ローラはシー
ト搬送方向に、前記整合ローラが整合状態の場合には斜
送方向にシートを搬送することを特徴とする請求項1乃
至3のいずれか1項記載の整合装置。 - 【請求項5】 シートに画像を形成する画像形成手段
と、前記請求項1乃至4のいずれか1項記載の整合装置
と、前記積載トレイに画像を形成した前記シートを排出
する排出ローラ対と、該排出ローラ対に前記シートが挟
持されていることを検知する検知手段とを有する画像形
成装置であって、 前記整合ローラは、前記シートが前記排出ローラ対に挟
持されている場合には待機状態であり、挟持されていな
い場合には整合状態であることを特徴とする画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10338771A JP2000159419A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 整合装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10338771A JP2000159419A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 整合装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000159419A true JP2000159419A (ja) | 2000-06-13 |
Family
ID=18321321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10338771A Pending JP2000159419A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 整合装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000159419A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006248771A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Canon Inc | 処理トレイ、シート処理装置、及び画像形成装置 |
JP2006248767A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 両面画像形成装置 |
JP2010001111A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Ricoh Elemex Corp | 用紙後処理装置 |
JP2010054596A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Canon Inc | シート処理装置、及び画像形成装置 |
JP2012180215A (ja) * | 2011-03-03 | 2012-09-20 | Ricoh Co Ltd | 用紙整合装置、用紙後処理装置及び画像形成システム |
JP2013086880A (ja) * | 2011-10-13 | 2013-05-13 | Ricoh Co Ltd | 用紙処理装置及び画像形成装置 |
-
1998
- 1998-11-30 JP JP10338771A patent/JP2000159419A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006248771A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Canon Inc | 処理トレイ、シート処理装置、及び画像形成装置 |
JP2006248767A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 両面画像形成装置 |
JP4541938B2 (ja) * | 2005-03-14 | 2010-09-08 | キヤノン株式会社 | シート処理装置及び画像形成装置 |
JP2010001111A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Ricoh Elemex Corp | 用紙後処理装置 |
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JP2013086880A (ja) * | 2011-10-13 | 2013-05-13 | Ricoh Co Ltd | 用紙処理装置及び画像形成装置 |
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