JP3472431B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3472431B2
JP3472431B2 JP07102497A JP7102497A JP3472431B2 JP 3472431 B2 JP3472431 B2 JP 3472431B2 JP 07102497 A JP07102497 A JP 07102497A JP 7102497 A JP7102497 A JP 7102497A JP 3472431 B2 JP3472431 B2 JP 3472431B2
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俊宏 堀内
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特に、画像
形成部より画像が形成された記録紙の排紙部への搬送機
構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やプリンタなどの画像形成
装置では、作成した記録紙を、その画像形成面を上方に
向けて排出したり、画像形成面を下方に向けて排出する
装置として、記録紙を裏返す機構として反転手段を画像
形成部から排紙トレイの間に設けて、記録紙を反転手段
を通さずに反転させないまま排紙トレイへ排出したり、
反転手段を通して記録紙を反転させて排出する装置があ
った。しかし、このように画像形成部の側部に反転手段
を設け、さらにその横に排紙トレイを設ける構成では、
反転手段の分だけ装置全体の大きさが大型化してしまう
という問題があった。
【0003】そこで、この問題を解決するために図4に
示すような画像形成装置があった。この画像形成装置は
図4に示すように、装置本体81の下部に反転手段82
を設け、装置本体81の側部に排紙トレイ83を設けて
いる。この画像形成装置は、装置本体81の下方に設け
られた本体排出口84から排出された画像形成済みの記
録紙を切換手段85により排紙トレイ83に向けて排出
ローラ86,87により排出する。
【0004】また、本体排出口84から排出された画像
形成済み記録紙を切換手段85により反転手段82へ向
けて搬送ローラ88及び正逆転可能な反転ローラ89,
90で搬送し、反転手段82に搬送された後端を反転ロ
ーラ89,90で挟持した状態で反転ローラ89,90
を反転させ、記録紙をスイッチバックさせて記録紙の表
裏を反転させて排紙トレイ83に向けて排出ローラ8
6,87で搬送し、排紙トレイ83に排出させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の画像形成装置においては、反転手段において一枚ず
つ記録紙の後端が切換手段から離れた位置まで記録紙を
搬送し、その後スイッチバックさせて排出トレイに記録
紙を排出させているので、反転手段を介して複数枚の記
録紙を連続して反転排出する時に、先行の記録紙が反転
手段にある間、次の記録紙を反転手段に搬入することが
できず、スイッチバックに要する時間が搬送する記録紙
間に必ず必要となる。
【0006】そのため、複数枚の記録紙を連続して画像
形成し排出させるときに、記録紙間にスイッチバックす
るための間隔(時間)をなくすことができず、高速で画
像形成を行った記録紙を排出することができず、画像形
成効率を向上させることができなかった。
【0007】上記の問題を解決するために本発明の画像
形成装置は、記録紙上に画像を形成するための感光体の
下側を通過することにより上記記録紙に画像を形成する
画像形成部と、上記画像形成部により画像形成された複
数枚の記録紙を載置し、上記画像形成部の上方に配置さ
れた載置手段と、上記画像形成部により画像形成された
記録紙が排出される排紙トレイと、上記画像形成部から
略水平方向に搬送される記録紙を略鉛直方向に搬送させ
た後、さらに略水平に搬送させることによって、上記載
置手段に記録紙を搬送する経路であり、かつ、上記画像
形成部から略水平方向に搬送された記録紙を略鉛直方向
に搬送させる際にシートを曲げる方向と、略鉛直方向に
搬送された記録紙を略水平方向に搬送させる際に記録紙
を曲げる方向とが同じ方向となっており、画像形成され
た記録紙を画像形成面を下にして上記画像形成部から上
記載置手段に搬送する第1搬送路と、上記画像形成部か
ら略水平方向に搬送される記録紙を略鉛直方向に搬送さ
せた後、さらに略水平に搬送させることによって、上記
排紙トレイに記録紙を搬送する経路であり、かつ、上記
画像形成部から略水平方向に搬送された記録紙を略鉛直
方向に搬送させる際にシートを曲げる方向と、略鉛直方
向に搬送された記録紙を略水平方向に搬送させる際に記
録紙を曲げる方向とが逆の方向となっており、上記記録
紙の画像形成面を上にして上記排紙トレイに記録紙が載
置されるように、画像形成された記録紙を上記画像形成
部から上記排紙トレイへ搬送する第2搬送路と、記録紙
の搬送路を上記第1搬送路と上記第2搬送路に切り換え
る切換手段と、上記載置手段から上記排紙トレイへ記録
紙を搬送する第3搬送路と、上記画像形成部により画像
形成された複数枚の記録紙を上記載置手段へ載置した
後、全ての記録紙を上記載置手段から上記排紙トレイへ
上記第3搬送路を介して排出する記録紙排出手段と、を
設けている。
【0008】また、上記画像形成装置の記録紙排出手段
は、上記載置手段を上記第3搬送路と平行に移動させる
駆動部と、上記載置手段に載置された記録紙束を当該記
録紙束の後端側から押し出す押出部とから構成されてい
る。
【0009】また、上記画像形成装置は、上記排出トレ
イを装置本体の側面に、さらに上記画像形成部よりも
上方で、かつ上記載置手段の横に設けている。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の画像形成装置の実施形態
を図面とともに説明する。図1は画像形成装置の実施形
態を示す斜視図、図2は画像形成装置の実施形態を示す
断面図である。
【0011】画像形成装置の実施形態を図2とともに説
明すると、装置本体1の上部には露光読取部2が設けら
れている。この露光読取部2の上方に原稿送り装置3が
設けられている。
【0012】上記原稿送り装置3には、原稿束を載置で
きる原稿給紙トレイ4と、原稿給紙トレイ4上の原稿を
一枚ずつ分離して原稿を給送する原稿給紙ローラ5と、
上記露光読取部2に設けられた原稿載置ガラス6に原稿
を搬送しセットする原稿搬送ベルト7と、露光終了した
原稿を配置する原稿排紙トレイ8と、原稿排紙トレイ8
へ露光終了した原稿を排出する原稿排紙ローラ9とが備
えられている。
【0013】上記露光読取部2は、上部に設けられた原
稿載置ガラス6と、原稿載置ガラス6に載置された原稿
に対し往復動可能なCCDセンサ10とを備え、読取ス
タート信号に基づいてCCDセンサ10を走査して原稿
の画像の読み取りを行うものである。
【0014】そして、上記装置本体1の露光読取部2の
下方には、後処理部11が設けられており、この後処理
部11は記録紙の搬入側を下に傾斜した後処理トレイ1
2と、ステープラ13とから構成されている。
【0015】上記装置本体1の左側には、記録紙搬入側
を下に傾斜した昇降可能な排紙トレイ14が設けられて
おり、排紙トレイ14内に設けられたモータ15がギア
16を介して装置本体1の側面に設けられたラック17
により、モータ15の正逆転で昇降可能となっている。
【0016】また、上記後処理部11の下方には、ファ
ックス排紙トレイ18と、プリンタ排紙トレイ19とが
設けられており、後述する各モードにより記録紙が排紙
される排紙トレイ14,18,19を切り換える切換ゲ
ート20,21,22が設けられている。上記装置本体
1の下部には、用紙カセット23,24,25が設けら
れており、画像形成されるべき記録紙が収容される。
【0017】上記装置本体1の中央部には、画像形成部
26が設けられており、この画像形成部26は、感光体
ドラム27と、この感光体ドラム27の周囲に設けられ
た帯電装置28と、現像装置29と、転写装置30と、
クリーニング装置31と、除電装置32と、レーザ発振
素子33と、ポリゴンミラー34と、ミラー35とから
構成されている。
【0018】上記構成による画像形成動作は、用紙カセ
ット23,24,25に収容された記録紙は、給紙ロー
ラ36,37,38により一枚ずつ分離給紙され、給紙
搬送路39,40,41を各搬送ローラにより搬送され
てレジストローラ対42へ搬送される。
【0019】このとき、感光体ドラム27が帯電装置2
8により一様に帯電され、レーザ発振素子33からのレ
ーザ光を高速回転を行うポリゴンミラー34及びミラー
35を通して感光体ドラム27へ照射し、感光体ドラム
27を画像信号に基づいて露光して静電潛像を形成し、
現像装置29からトナーを供給してこの静電潛像をトナ
ー像として顕像化する。そして、レジストローラ42に
搬送された記録紙と感光体ドラム27のトナー像との位
置を合わせるタイミングでレジストローラ42を駆動し
て記録紙を転写装置30と感光体ドラム27との間に搬
入し、この搬入された記録紙上にトナー像を転写する。
【0020】記録紙に転写されずに感光体ドラム27表
面に残った残留トナーをクリーニング装置31で感光体
ドラム27より除去し、その後、感光体ドラム27の表
面電荷を除電装置32により除去する。
【0021】そして、トナー像が転写された記録紙は、
発熱ランプ43を内蔵した上加熱ローラ44と、上加熱
ローラ44に加圧されて従動回転する下加圧ローラ45
のヒートローラ対を通過してトナー像が記録紙上に定着
され、記録紙上への画像形成が完了する。
【0022】画像形成が完了した記録紙は、反転ゲート
46により反転搬送路47へ搬送されるか、後処理部1
1又は排紙トレイ14,ファックス排紙トレイ18,プ
リンタ排紙トレイ19へ搬送する搬送路48へ搬送され
る。
【0023】この反転搬送路47は、用紙カセット25
から給紙される記録紙の搬送路49と合流しており、反
転搬送路47に送り込まれてきた記録紙は、正逆転可能
な反転搬送ローラ対50により、用紙カセット25側へ
一旦搬送される。そして、スイッチバックゲート51が
切り換えられると、反転搬送ローラ対50が記録紙を挟
持した状態で逆転し、記録紙をスイッチバックさせ搬送
路49へ搬送することで記録紙を裏返しにし、そのまま
レジストローラ42へ搬送する。
【0024】画像形成が済んだ記録紙が、反転ゲート4
6により搬送路48へ搬送されたとき、画像形成のモー
ドに応じて、排紙トレイ14へ搬送される第2搬送路5
2、または、後処理部11へ搬送される第1搬送路5
3、ファックス排紙トレイ18へ搬送される第4搬送路
54、プリンタ排紙トレイ19へ搬送される第5搬送路
55のいずれかに切換ゲート20,21,22の切り換
えにより搬送される。
【0025】上記構成の画像形成装置は、ファックス受
信による画像信号、及びホストコンピュータからの画像
信号、又は、画像形成装置が内蔵する露光読取部2によ
る画像信号に基づいて画像形成動作を行う。
【0026】まず、ファックス受信による画像信号に基
づいて画像形成動作を行う場合、画像信号に基づいてレ
ーザ発振素子33からレーザ光を発振させ、感光体ドラ
ム27上に静電潛像を形成するが、画像形成部26にお
いて画像形成される搬送路56上において、記録紙の画
像形成面を上向きにして記録紙上に画像形成される。そ
して、切換ゲート21,22の切り換えによって第4搬
送路54を通りファックス排紙トレイ18へ画像形成面
を下向きにして記録紙を搬送載置させる。
【0027】また、ホストコンピュータからの画像信号
を用いて画像形成動作を行う場合も同様に、切換ゲート
22の切り換えによって第5搬送路55を通りプリンタ
排紙トレイ19へ画像形成面を下向きにして記録紙を搬
送載置させる。
【0028】ファックス受信による画像信号、及び、ホ
ストコンピュータからの画像信号により、N頁の画像形
成動作を行う場合、通常1頁目からN頁目の順に画像信
号が送られてくるのでこの順で画像形成を行うこととな
る。上記のファックス排紙トレイ18、プリンタ排紙ト
レイ19上では1頁目から画像形成面を下にして載置さ
れていくので、正しい頁順に載置される。
【0029】上記構成の画像形成装置では、ファックス
受信やホストコンピュータからの画像形成動作において
記録紙の後処理を行うことが可能であり、上記の場合と
同様に複数枚の記録紙を載置する載置手段である後処理
トレイ12に記録紙を搬送載置し、後処理トレイ12上
に載置された記録紙をそのままステープラ13でステー
プルを行うだけで、正しい頁順にステープルされた記録
紙束を作成することができる。
【0030】この後処理動作後の記録紙束の排紙トレイ
14への排紙動作を行ための構成を図3とともに説明
すると、排紙トレイ14はその記録紙の搬入側と反対側
の端部が後処理トレイ支持軸57により回動可能に支持
され、後処理トレイ14はトレイ回動モータ58により
ギア59を介して後処理トレイ支持軸57を中心に傾斜
状態と水平状態の間で駆動される。
【0031】そして、後処理トレイ14が水平状態に駆
動されたときに、後処理トレイ14に載置されている記
録紙を排紙トレイ14へ排出するための第3搬送路60
が設けられている。また、後処理トレイ14が水平状態
にあるときに後処理トレイ14上に載置された記録紙を
第3搬送路60を介して排紙トレイ14へ押し出すプッ
シャー61が設けられている。プッシャー61は駆動プ
ーリ62とテンションプーリ63とに掛け渡されたベル
ト64に固定されている。
【0032】上記後処理トレイ14の搬入側端部には、
スプリング65により反時計回りに付勢されている記録
紙先端ガイド66が設けられている。
【0033】この後処理動作後の記録紙束の排紙トレイ
14への排紙動作を図3とともに説明すると、まず、後
処理トレイ12へ搬送されてきた記録紙は傾斜した後処
理トレイ12において重力で記録紙先端ガイド66に当
接し、先端が揃えられる。この記録紙先端ガイド66は
回動可能に設けられており、スプリング65の付勢力に
より付勢され後処理トレイ12のトレイ対向面67に当
接しているため、後処理トレイ12の記録紙積載面に対
して垂直方向に起立した状態となっており、記録紙の先
端が揃えられる。
【0034】そして、全ての記録紙が後処理トレイ12
へ搬送積載されステープル完了後に、トレイ回動モータ
58によりギア59を介して後処理トレイ12は作成さ
れた記録紙束ごと後処理トレイ支持軸57を中心に一点
鎖線で示す水平位置まで持ち上げられると、記録紙先端
ガイド66はスプリング65の付勢力により回動され、
後処理トレイ12の記録紙積載面と平行(水平方向)に
位置し、記録紙先端ガイド66は第3搬送路60の搬送
路面60aと当接してこの状態を保持する。
【0035】そして、後処理トレイ12上に積載されて
いた記録紙束は、図中実線で示す右側の退避位置からプ
ッシャー61が左側へ移動し、図中破線で示す排出完了
位置までプッシャー61が移動して記録紙束の後端を押
し、記録紙束を排出口68から排紙トレイ14上へ排出
する。上記プッシャー61は、後処理トレイ12が一点
鎖線で示す水平位置への回動が完了したとき、プッシャ
ーモータ69が駆動しギア70を介して駆動プーリ62
を回転させてベルト64を駆動させることにより、移動
させられている。
【0036】次に、この画像形成装置が内蔵する露光読
取部2の読み取りによる画像信号によって画像形成動作
を行う場合、この画像形成装置は複写機として使用され
る。
【0037】例えば、N頁の原稿を用いて、M部の画像
形成を行いステープルを行わない場合は、上述の原稿送
り装置3の原稿給紙トレイ4にN頁の原稿が載置され、
N頁から1頁目の順に露光読取部2に1枚ずつ原稿が送
られ、露光読取部2にて画像信号に帰られたN頁目から
1頁目までの原稿画像は図示していない大容量記憶装置
(例えば、大容量RAMやハードディスク等)に一旦記
憶される。
【0038】そして、N頁目から1頁目の順に大容量記
憶装置から画像信号をレーザ発振素子33に送り、レー
ザ光で感光体ドラム27上に静電潛像を形成し記録紙へ
転写していく。転写された記録紙は上述の第2搬送路5
2を通って排出ローラ対71から排紙トレイ14上に排
出され、N頁目から1頁目まで順に記録紙の画像形成面
を上にして積載されていく。1部が完了したら、2部目
も同様に大容量記録装置から画像信号をレーザ発振素子
33に送り、形成された画像を記録紙へ転送していき、
1部目を積載している排紙トレイ14にこの1部目の上
に2部目を積載していく。これを繰り返して、M部の排
紙トレイ14へステープルしないで送られる。
【0039】次に、N頁の原稿を用いて、M部の画像形
成を行いステープルする場合、上と同じく原稿送り装置
3にN頁の原稿が積載され、N頁目から1頁目までの原
稿画像を大容量記録装置に一旦記憶する。そして、1頁
目からN頁目の順に記録紙へ形成した画像を転写してい
き、転写された記録紙は、上述の第1搬送路53を通じ
て後処理トレイ11に搬送され、ここに1頁目からN頁
目まで順に記録紙の画像形成面を下にして積載されてい
き、1部が完了したら、ステープラ13でステープルさ
れ、正しい頁順にステープルされた記録紙束を上述の第
3搬送路60を通してプッシャー61により記録紙束を
排紙トレイ14へと押し出し、排紙トレイ14上に積載
される。
【0040】そして、2部目も同様に大容量記録装置か
ら画像信号をレーザ発振素子33に送り、形成された画
像を記録紙へ転写していき、1部目の記録紙が排出され
た後処理トレイ11にこの2部目の記録紙を積載し、ス
テープルして排紙トレイ14へ積載していき、2部目が
完了したら、ステープラ13でステープルされ、正しい
頁順にステープルされた記録紙束を上述の第3搬送路6
0を通してプッシャー61により記録紙束を排紙トレイ
14へと押し出し、排紙トレイ14上に積載される。こ
の上記の動作をM部まで繰り返して行うことでM部の画
像形成動作を完了する。
【0041】上記の動作でも1頁目からN頁目までは、
一枚にスイッチバックさせる必要がなく、次々と画像
形成を連続しても、スイッチバックに要する時間を無駄
にすることなく、画像形成速度を向上させることができ
る。
【0042】ところで、この排紙トレイ14上に記録紙
が排出されるには、第2搬送路52を通じて排出ローラ
対71により排出する方法と、第3搬送路60を通じて
プッシャー61により搬出口68から排出される方法と
の2つの方法がある。この排出ローラ対71は排出口6
8の下方に存在し、それぞれ高さの異なる位置から記録
紙を排出するので、排紙トレイ14がその排出位置に対
向する位置に積載している記録紙の最上面を位置させな
ければ、記録紙が排紙トレイ14上できれいに揃った状
態で積載できなくなり、積載された記録紙が崩れて落下
してしまうことがある。
【0043】そこで、第2搬送路52を通じて排出ロー
ラ対71から排出される際は、図2中の一点鎖線に示す
ように排出ローラ対71に対向する位置へ排紙トレイ1
4を昇降させることにより、第3搬送路60を通じてプ
ッシャー61により排出口68から排出された記録紙が
排出トレイ14上で揃った状態で排出することができ
る。
【0044】特に、この排出トレイ14の昇降位置を上
述の対向位置へ正確に移動させる方法としては、従来よ
り知られている各排出口に応じた位置に積載された記録
紙の上面を検出する検出体(検出アーム)により記録紙
の最上面を検出し、この検出結果により排出トレイの昇
降動作を行うモータの制御を行う。すなわち、モータに
より排出トレイを上昇させ検出アームが記録紙の最上面
を検出した時点でモータへの駆動信号を停止し、モータ
の駆動を停止して排出トレイの位置を排出口に対向する
位置へ停止させるようにすればよい。
【0045】こうすることにより、排出トレイ14は画
像形成装置の装置本体1の上方に設けられた排出口68
と排出ローラ対71に対向する位置で記録紙を受けるの
で、排出された位置も高い位置に位置し、視認し易く取
り出し易くなる。さらに、昇降機能をもった排出トレイ
が上方に位置するということは昇降ストロークが充分に
取れるので、積載枚数も昇降ストロークに応じて非常に
大量に積載することができる。大量に積載できるとうい
ことは、多数の画像形成を連続して行う際、排出トレイ
が満杯になって画像形成装置が停止することがなくな
り、使用者が排出トレイに排出された記録紙の量を確認
する必要がなくなり、使用性が向上する。
【0046】
【発明の効果】本発明の画像形成装置は、載置手段へ載
置された複数枚の記録紙を記録紙排出手段により第3搬
送路を介して排出トレイに排出しているので、画像形成
された記録紙の表裏を反転させて排出トレイに排出させ
るときに、記録紙を一枚ずつ反転させる必要がなく、記
録紙のスイッチバックに要する時間次の記録紙の搬送
を待機させる必要がなく、画像形成動作時間特に記録紙
排出動作時間を短縮することができ、画像形成効率を向
上させることができる。
【0047】また、本発明の画像形成装置は、載置手段
に載置された記録紙をその後端側から押出部により押し
出して排紙トレイに排出するので、記録紙束を乱すこと
なく記録紙束を揃えた状態で排出することができる。
【0048】また、本発明の画像形成装置は、載置手段
を画像形成部の上方へ設け、排紙トレイを装置本体の側
面でかつ画像形成部よりも上方に設けているので、排出
トレイの記録紙積載容量を大幅に増加させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の実施形態を示す斜視図
である。
【図2】図1の断面図である。
【図3】図2の要部拡大断面図である。
【図4】従来の画像形成装置を示す概略断面図である。
【符号の説明】 1 装置本体 2 露光読取部 3 原稿送り装置 11 後処理トレイ 13 ステープラ 14 排紙トレイ 53 第1搬送路 52 第2搬送路 57 後処理トレイ支持軸 58 トレイ回動モータ 59 ギア 60 第3搬送路 61 プッシャー 62 駆動プーリ 63 テンションプーリ 64 ベルト 65 スプリング 66 記録紙先端ガイド 68 排出口 69 プッシャーモータ 70 駆動ギア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙上に画像を形成するための感光体
    の下側を通過することにより上記記録紙に画像を形成す
    る画像形成部と、 上記画像形成部により画像形成された複数枚の記録紙を
    載置し、上記画像形成部の上方に配置された載置手段
    と、 上記画像形成部により画像形成された記録紙が排出され
    る排紙トレイと、 上記画像形成部から略水平方向に搬送される記録紙を略
    鉛直方向に搬送させた後、さらに略水平に搬送させるこ
    とによって、上記載置手段に記録紙を搬送する経路であ
    り、かつ、上記画像形成部から略水平方向に搬送された
    記録紙を略鉛直方向に搬送させる際にシートを曲げる方
    向と、略鉛直方向に搬送された記録紙を略水平方向に搬
    送させる際に記録紙を曲げる方向とが同じ方向となって
    おり、画像形成された記録紙を画像形成面を下にして上
    記画像形成部から上記載置手段に搬送する第1搬送路
    と、 上記画像形成部から略水平方向に搬送される記録紙を略
    鉛直方向に搬送させた後、さらに略水平に搬送させるこ
    とによって、上記排紙トレイに記録紙を搬送する経路で
    あり、かつ、上記画像形成部から略水平方向に搬送され
    た記録紙を略鉛直方向に搬送させる際にシートを曲げる
    方向と、略鉛直方向に搬送された記録紙を略水平方向に
    搬送させる際に記録紙を曲げる方向とが逆の方向となっ
    ており、上記記録紙の画像形成面を上にして上記排紙ト
    レイに記録紙が載置されるように、画像形成された記録
    紙を上記画像形成部から上記排紙トレイへ搬送する第2
    搬送路と、 記録紙の搬送路を上記第1搬送路と上記第2搬送路に切
    り換える切換手段と、 上記載置手段から上記排紙トレイへ記録紙を搬送する第
    3搬送路と、 上記画像形成部により画像形成された複数枚の記録紙を
    上記載置手段へ載置した後、全ての記録紙を上記載置手
    段から上記排紙トレイへ上記第3搬送路を介して排出す
    る記録紙排出手段と、を設けたことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 上記記録紙排出手段は、上記載置手段を
    上記第3搬送路と平行に移動させる駆動部と、上記載置
    手段に載置された記録紙束を当該記録紙束の後端側から
    押し出す押出部とから構成されたことを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記排紙トレイを装置本体の側面に、
    さらに上記画像形成部よりも上方で、かつ上記載置手段
    の横に設けたことを特徴とする請求項1記載の画像形成
    装置。
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