JPS6015349A - 両面記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、記録紙の両面に複写することの出来る電子写
真複写機の両面記録装置における用紙の集積装置に関す
るものである。

従来技術 原稿の表裏両面あるいは２枚の原稿面を、１枚の記録紙
の表裏に被写可能とする記録装置は、昨今の事務作業量
の増大と省資源、省力化の要請によってますますその必
要性が高まり、種々の要求に対処出来る機能の開発が進
められっ〜ある。

この両面記録装置に関しては特開昭５２−１３７３４１
号公報、特公昭５４−４３７４２号公報さらに特公昭５
６−４１１０７号公報等による提案もなされているが、
何れも構造が複雑で用紙の搬送過程等で故障し易（、ま
た装置も大型化する欠点を有し℃いる。

また、記録紙の表裏に複写された原稿面の位置が不揃い
で綴込みに不都合を来たすことも多く、実用上多くの問
題点が認められている。

発明の目的 本発明は、両面記録装置において、極めて簡単な構成に
よって記録紙搬送時の事故を防止し、かつ記録紙裏面の
所定位置に正確に複写することな可能とした用紙集積装
置の提供を目的としたものである。

発明の構成 本発明は、表面が転写定着された記録紙を反転して裏面
に再記録を行うに先立って、一旦記Ｑ紙を集積するため
の用紙集積装置において、前記の目的を達成するために
なされ１こもので、本発明は記録紙給紙部より給紙され
、記録装置により記録された後、次の記録紙集積部に記
録紙を’％ｓ９する装置において、集積される記録紙を
受ける受部材と、前記受部材を傾斜して記録紙の側方ガ
イド部材にて整合する装置と、記録紙の整合が完了後、
前記受部材が水平状態に復帰する作用で整合された記録
紙の一端を給紙部材に圧接するよ５Ｋしたことを特徴と
する記録装置の用紙集積装置な提供するものである。す
なわち本発明は、搬送と垂直の方向に傾斜した記録紙受
部材を、例えばカム部材の回転によって水平状態に復帰
した後、該カム部材と一体の切欠部材によって解放され
た弾性部材により、前記受部材に集積した記録紙を給紙
部材に圧接するよう構成したものである。

実施例 第１図は本発明が適用される両面記録装置を備えた複写
機における記録紙の搬送経路を示す構成図。第２図（ａ
）　（ｂ）は本発明による記録紙の集積装置の詳細図、
第３、第４図はその要部図である。

第１図において、複写機本体１のプラテンガラス上に載
置された原稿２は、移動光学系３および３ａ　により感
う゛Ｃ体ドラム４上に偉鮨光される。該感光体ドラム４
の周縁には公知の像形成手段として帯電拳現像等の各プ
ロセス装置が配置されている。

記録紙カセット５からは最上位にある記Ｑ紙が、給紙ロ
ーラ、分離ベルト、さばきローラから成る給紙部６によ
り１枚毎給紙され、レジストローラ６ａ　によって一時
停止した後、前記感光体ドラム４上のは先端とタイミン
グを合せた後、再び給送が行われる。

給送された記録紙は、転写極７において感光体ドラム４
上のトナー像がトナー転写され定着部８を経て複写が完
成されると排紙ローラ９によって機外に排出される。

１２および１３は本複写機本体１における両面記録装置
１１の一部を構成する用紙搬送ローラであるが、記録紙
の一面のみの通常のコピーの場合には、該用紙搬送用ロ
ーラ１２および】３は伺れも順送方向に回転しているの
で、機外に排出された前記記録紙を例えば公知のソータ
ｌＯなどに搬送することが出来る。

一方、両面コピーを行う場合には、複写機本体１の操作
を両面コピーモードに切換えると、前記用紙搬送ローラ
１３が逆転するが、その搬送力は前記用紙搬送ローラ１
２の搬送力に比して弱いので記録紙は前記用紙搬送ロー
ラ１３面をスリ、７プして順送される。しかしながら記
録紙の後端が前記用紙搬送ローラ稔を離れると記録紙Ｐ
は排紙方向への搬送力を完全に失い、同時に前記用紙搬
送ローラ１３によって通常の排紙とは逆方向に搬送力を
受ける。従って記録紙の後端は、順転する前記用紙搬送
ローラ１２とガイド板によって下方に導かれるので、バ
ックアップローラ１４によって下方に搬送され、その転
写面を上向とした状態で、本発明の用紙集積装置の主体
部である両面コピー用のトレイ１５に収容され順次集積
される。

前記トレー１５の構成についてその細部を第２図（ａ）
によって説明する。

前記バックアップローラ１４によって下方に搬送された
記録紙Ｐは、前記トレイ１５に備えた一対の田Ｍ−給送
するローラ２１を経て、案内板かに沿って進み、ぶ動軸
ｎと従動軸２２ｍおよび２２ｂに掛けられた搬送ベルト
路と、これに弾性手段（図示せず）によって圧接する圧
着ローラ５に挾持されつつ右方に搬送される。前記案内
板２６と圧着ローラ５は、固定点２４ｃおよび２４ｄを
支点として起伏可能の平行四節リンク冴の上部にそれぞ
れ取付あるいは回転自在に支持されている。１よお記録
紙Ｐが短い場合には前記平行四節リンクあと同様に初成
された平行四節リンク２４ｍさらには２４ｂも起立して
、それぞれの弾性手段（図示せず）によって圧着ローラ
２５＆、２５ｂを前記従動軸２２ａ　、２２ｂの位階で
搬送ベルト２３を介して圧接させると共に平行四節リン
ク２４ｍと２４ｂに設けられた案内板２６ａ、２６ｂに
より記録紙Ｐを前記トレイ１５の右端近く′まで搬送す
ることが出来る。さらに記録紙受部材２７は、記録紙Ｐ
の搬送方向に対してはｘｌＯ度傾斜しているので、前記
搬送ベルト２３と前記圧着ローラδの当接から離脱した
記録紙Ｐは前記記録紙Ｐの受部材ｎ上を滑ってさらに搬
送方向に啓動し、該受部材４の端部付近に固定して設け
られた前方突き当て板部によって停止される。後続して
搬送される記録紙Ｐも同様にして前記前方突き当て坂路
に当接して停止するので、図示の如く記録紙Ｐの各端面
は一致して揃えられ整合して桑禎されることへなる。

さらに記録紙Ｐの搬送方向に送風するよう設はされたプ
ロア２９によって、記録紙Ｐの整合はより確実に行われ
る。

また本発明による記録紙Ｐの受部材２７は、記録紙Ｐの
集積時において、該受部打釘の端面２７ｃが軸加に固着
したカム３０ａに対して引張バネ２７ｂによって追従し
、矢示Ａ方向の要部を示す第３図の如く右側に約５度傾
斜しているので前述の前方突き当て坂路に記録紙先端を
整合した前記記録！Ｐはさらにその側面が前記受部材ｎ
上に配設された右側ガイド支持板３１のガイド部３１ａ
に揃えられ、位置に正しく整合されること又ＩＬす、従
って裏面複写に当って、その原稍面を、既にコピーされ
た表面に正確に対応して行うことが可能となる。

一方、本実施例は記録紙Ｐの中心な基準として搬送、画
像形成がなされているので前記受部材２７上に配設され
る右側ガイド部３１ｃおよび左側ガイド部３２ｃは、第
４図の平面要部図に示す如く、該ガイド板３１．３２に
それぞれ取付られたラック板３１ａ　、　３２ａ上のビ
ン３１ｂ、　３２ｂがそれぞれ受部材２７に設けられた
長孔２７ｄに嵌入しているので記録紙の中心線Ｃに対向
して千行啓動出来るよ５ｍ成されている。従って記録紙
Ｐのサイズを検知したセンサーからの信号によって歯車
Ｇを回転するモータ（図示せず）を制御することにより
前記ラック板３１ａ　、　３２ａのそれぞれのラックＲ
１，１１２を所定量移動し、記録紙Ｐのサイズに適合し
て前記ガイド支持板３１，３２０それぞれのガイド部３
１ｃ、３２ｃの間隔を設定することが出来る。この場合
、右側ガイド支持板３１は、前述した如く読合の基準と
なるので、中心線Ｃに対して記録紙Ｐの規定寸法の２分
の１の距離に正しく配儂し、一方左側ガイド支持板３２
は、記録紙Ｐの寸法のバラツキを考慮してそれより若干
外方に離れた位置に配設されるものとする。

また前記左側ガ・ｆド支持板３２のガイド部３２ｃは、
搬入される記録紙Ｐを受け入れ易くするため側面および
上面にそれぞれ勾配部３２ｄおよび３２ｅを備えている
。さらに前記ガイド部３２ｃには、複数の弾性部材（図
示せず）を介在せ１−め桑〃ｔされた記録紙を前記右側
ガイド支持板３１に押圧してより整合を助長することも
出来る。たｙし該弾性部材による押圧力は、記録紙Ｐの
搬送に支障を与えない程度の強さとする。

記録紙Ｐが本発明による前記受部材４に整合して集積を
長丸た時点において、給送開始の信号によりシャフト３
０が時計方向に１８０度回転して停止すると第２図（ｂ
）の状態となる。すなわち、＠３図において１ｌｌｊ２
７ａを支点として右側に約５度傾斜していた前記受部打
釘は、その右端な引張バネ２７ｂによって圧接し支持し
ていたカム３０ａと一体のシャフト３００時計方向への
％回転によって、実Ｖにて示す傾斜した位置から破線に
て示す水平の位置に容性する。この動作に若干遅延して
同じく前記シャフト３０と一体の切欠板あの時計方向へ
の％回転により、該切欠板３３によって時計方向の回動
を規制されていたベルクランク３５が、前記切欠板３３
の切欠部３３ａによってその端部３５ａが解放されるこ
とにより引張バネ３５ｂの作用にて軸３４を中心とた圧
接ローラ３６ａが、前記受部材２７にその一端を支持さ
れた記Ｑ紙の前端部の受部材である中板３７を反時計方
向に押し上げ、該中板３７上の記ｆ？、　Ｍ　Ｐを給紙
ローラ謔に押圧する。なお前記中板３７は第４図に示す
如く前記ガイド板３１．３２が最も記θ紙Ｐの中心線Ｃ
に近寄った状態にても、該ガイド板３１．３２による干
渉を受けない寸法につくられているものとする。

かくして前記受部材ｎ上の記録紙Ｐは裏面苔写のため再
び給送する体勢を整えたこと匁なる。なお前記偏心カム
３０ａの回転軸を前晶シャフ）　３０と別個に設けた上
、該シャツ）　３０より増速した回転を行うよう接続す
れば、記録紙Ｐは前記給紙ローラ３８に押圧される前に
傾斜した状態から水平になる動作を反復して繰返される
こと瓦なり、前述した記録紙Ｐの所定位置への整合がさ
らに確実に行われることＮなる。

次いで給紙ローラ３８に押圧された前記中板３７上の記
録紙Ｐは、給紙部１６における軸３８ａと一体の該給紙
ローラ関の反時計方向の回転によって給送が始められる
が、前記給紙ローラ３８と軸３８ａによって一体のベル
ト駆動ローラ３９と独立して設けた従動ローラ４０に掛
けられたベルト４１の反時計方向の回転と、該ベルト４
１に当接し同じ（反時計方向に駆動回転される重送防止
部材すなわちさばきローラ４２とによって最上位の記録
紙の１枚だけが給送を継続して行われる。

また前述した前方突き当て板部は、記録紙Ｐの積載高よ
りも高いことが望ましいが、前記給紙部１６の構成上か
ら制約を受けて積載面と一致して設定された場合、記録
紙Ｐのカーリングや浮き上りによって整合が損れないよ
う前記突き当て板部の付近で記録紙Ｐの中央部に浮き上
り防止用の押え部材４３を設ける。該押え部材４３は記
録紙の積載が高くなった場合、記録紙Ｐの上面を適確に
かつ充分強く抑圧出来るよう弾性部材等によって作られ
る。

また前記ベル！・駆動ローラ３９、従Ｎｂローラ４０お
よびさばきローラ４２を単一の基板上に配設し℃あるた
め積圧が筒く保たれ、安定したさばき機能が得られる。

かくして前記給紙部１６を通過した記録紙Ｐは案内板４
４に沿って中間抱込ローラ１７に達する。

第１図において前記中間搬送ローラ１７に達した記録紙
Ｐは後方機本体１の給紙部に入り、前述した最初の転写
の場合と同様に前記レジストローラ６ａ　によって一時
停止した後、前記感光体ドラム４上の像先端とタイミン
グを合ぜた後、再び給送が行われ新たに画像の転写を受
けること瓦なる。

この場合、記録紙Ｐは表裏反転した上で前記感光体ドラ
ム４の転写極７に進入するので、記録紙Ｐは表裏両面に
画像を記録することが出来る。

また前記中間搬送ローラ１７は、前記両面記録製散１１
内のオプショナル記録紙カセット５ｂ、５ｃからの記録
紙Ｐを受入れをも兼ねるため両側からの記録紙敬送に対
応出来るように宿成されている。

さらに前述の÷Ｂ、ベルト４１とさばきローラ４２によ
る記録紙のはさみ込みが強いので、記録紙Ｐの先端が、
前記中間抱込ローラ１７を通過しレジストローラ６ａに
到達して一時停止し後再び給送し始める場合記録紙Ｐの
後端が前記ベルト４１とさばきローラ４２にはさみ込ま
れていると搬送し得ないことも予想される。従って前記
さばきローラ４２と前記レジストローラ６ａの間隔は最
大の記録紙Ｐより若干長くとることが望ましい。

発明の効果 本発明によれば、表面に複写を終了した記録紙Ｐを反転
して裏面に再び画像の転写な行うに当り、記録装信内に
おいて自動的に高精度な縦横位ｆＦｊの整合が確実且つ
正確に行われ、記録紙の整合がなされると、記録紙の前
端部の受部材である中板３７が水平状態に復帰し、中板
３７が水平に復帰することにより中板３７上にある記ρ
紙の先端部を給紙部材１６の給紙ローラ３８に押圧し頁
送されることとなるため、表裏共に記録紙の所定位置に
正しく原着面を記録することが可能となりＪＴ″１３能
率の向上と省資源の面で頗る有用な記録装置の用瓶年＃
装置ユが提供されること〜なった。

なお本実施例は記録用紙の中心を基準として投送争画像
形成を行なうものについて述べたが、本発明は之に限定
されるものではなく記録用艇の片側を基準とする場合に
も、基準とする側を下側となるよう斜けることにより同
様の効果を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は両面記録装ａの記録厭抱込経路を示す構成図。 第２図（ａ）、（ｂ）は本発明による記録紙の桑積装置
においてそれぞれ祭積時と県費終了時の各状態を示す側
断面図。第３、第４図は第２巳１（ａ）の各要部図。 １１・・・両面記録装置　１５・・・両面コピー用トレ
イ１６・・・給紙部　る・・・倣送ベルト”　ｙ２４ａ
、２４ｂ・・・平行四節リンク２５．２５ａ、２５ｂ　
”’圧着ローラ２７・・・受部材　路・・・前方突き当
て板酋・・・プロア　３０ａ・・・カム ３１・・・右側ガイド支持板　３２・・・左側ガイド支
持板３３・・・切欠板　３３ａ・・・切欠部あ・・・ベ
ルクランク　３６ａ・・・圧接ローラ３７・・・中板　
３８・・・給紙ローラ４１・・・ベルト　４２・・・さ
ばきローラ４３・・・押え部材 代理人　桑　原　義　美

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録紙給紙部より給紙され、記録装置により記録された
   後、次の記録紙集積部に記録紙を集積する装置において
   、集積される記録紙を受ける受部材と、前記受部材を傾
   斜して記録紙の側方ガイド部材にて整合する装置と、記
   録紙の整合が完了後、前記受部材が水平状態に復帰する
   作用で整合された記録紙の一端を給紙部材に圧接するよ
   うにしたことを特徴とする記録装置の用紙集積装置。