JPS6019633A - 記録装置の用紙集積装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、記録紙の両面に複写することの出来る電子写
真複写機の両面記録装置における用紙の集積装置に関す
るものである。

従来技術 原稿の表裏両面あるいは２枚の原稿面を、１枚の記録紙
の表裏に複写可能とする記録装置は、昨今の事務作業量
の増大と省資源、省力化の要請によってますますその必
要性が高まり１種々の要求に対処出来る機能の開発が進
められつ〜ある。

この両面記録装置に関しては、特開昭５２−１３７３４
１号公報、特公昭５４−４３７４２号公報さらに特公昭
５６−４１１０７号公報尋による提案もなされているが
、何れも構造が複雑で用紙の搬送過程等で故障し易すく
、また装置も大型化する欠点を有している。

また、記録紙の表裏に複写された原稿面の位置が不揃い
で綴込みに不都合を来たすことも多く、実用上多くの問
題点が認められている。

発明の目的 本発明は、両面記録装置において、極めて簡単な構成に
よって記録紙搬送時の事故を防止し、かつ記録紙裏面の
所定位置に正確に複写することを可能とした用紙集積装
置の提供を目的としたものである。

発明の構成 本発明は、表面が転写定着された記録紙を反転して裏面
に再記録を行うに先立って、一旦記録紙を集積するため
の集積装置において、前記の目的を達成するために記録
紙給紙部より給紙され、記録装置により記録された後、
次の記録紙集積部に記録紙を集積する装置において、次
の記録紙集積部に記録紙を案内する搬送手段として上下
に移動可能の複数の案内手段と前記複数の記録紙案内手
段に対向して記録紙の上面に接触して搬送する記録紙搬
送手段を有することを特徴とする記録装置の用紙集積装
置を提供するものである。丁なわち、本発明は、記録紙
を給送するための搬送部材に、記録紙を案内する複数の
独立した案内部材を設け、該記録紙の長さに応じた数量
だけ上記案内部材を上下に作用させ記録紙を用紙集積装
置内に円滑に導くように構成したものである。

実施例 第１図は本発明が適用される両面記録装置を備えた複写
機における記録紙の搬送経路を示す構成図。第２図（ａ
）　（ｂ）は本発明による記録紙の集積装置の詳細図、
第３、第４図はその要部図である。

Ｍ１図において、複写機本体１のプラテンガラスーヒに
載置された原稿２は、移動光学系３および３＆　により
感光体ドラム４上に像露光される。該感光体ドラム４０
周縁には公知の像形成手段として帯電ｅ現像等の各プロ
セス装置が配置されている。

記録紙カセット５からは最上位にある記録紙が、給紙ロ
ーラ、分離ベルト、さばきローラかも成る給紙部６によ
り１枚毎給紙され、レジストローラ６ａ　によって一時
停止した後、前記感光体ドラム４上の像先端とタイミン
グな合せた後再び給送が行われる。

給送された記録紙は、転写極７において感光体ドラム４
上のトナー像がトナー転写され定着部８を経て複写が完
成されると排紙ローラ９によって機外に排出される。

１２および１３は本複写機本体１Ｋ−ｚｓける両面記録
装置１１１の一部ｔ！ｔ＃ＩＩ成する用紙搬送ローラで
あるが、記録紙の一面のみの通常のコピーの場合には、
該用紙搬送用ローラ１２および１３は伺れも順送方向に
回転しているので、機外に排出された前記記録紙を例え
ば公知のソータ１０などに搬送することが出来る。

一方、両面コピーを行う場合には、複写機本体１の操作
を両面コピーモードに切換えると、前記用紙搬送ロー２
１３が逆転するが、その搬送力は前記用紙搬送ローラ１
２の搬送力に比して弱いので記録紙は前記用紙搬送に−
２１３面をスリ、プして順送される。しかしながら記録
紙の後端が前記用紙搬送ローラ１２を離れると記録紙Ｐ
は排紙方向への搬送力を完全に失い、同時に前記用紙搬
送ローラ１３によって通常の排紙とは逆方向に搬送力を
受ける。従って記録紙の後端は、順転する前記用紙搬送
ローラ１２とガイド板によって下方に導かれるので、バ
ックアップローラ１４によって下方に搬送され、その転
写面を上向とした状態で、本発明の用紙集積装置の主体
部である両面コピー用のトレイ１５に収容、順次集積さ
れる。

前記トレイ１５の構成についてその細部を第２図（ａ）
によって説明する。

　５− 前記バックアップローラ１４によって下方に搬送された
記録紙Ｐは、前記トレイ１５に備えた一対の圧着・給送
するローラ２１を経て、本発明による記録紙搬送手段に
入る。すなわち、第５図の斜視図はこの搬送部を示した
もので、記録紙Ｐは案内板部に沿って進み、駆動軸ｎと
従動軸２２ａおよびｚ２ｂＫ＃けられた記録紙搬送手段
である搬送ベルト久と、これに弾性手段（図示せず）に
よって圧接する案内手段である複数の圧着四−ラ６に挾
持されつ〜右方に搬送される。前記案内板がと圧着ロー
ラ５は、固定点２４ｃおよび２４ｄを支点として起伏可
能の平行四節リンク列の上部にそれぞれ取付あるいは回
転自在に支持されている。なお記録紙Ｐが短い場合には
前記平行四節リンク列と同様に構成された平行四節リン
ク２４ｍさらには２４ｂも起立して、それぞれの弾性手
段によって圧着ローラ２５ｍ　、　２５ｂを前記従動軸
２２ｍ　、　２２ｂの位置で搬送ベル）２３を介して圧
接させると共に平行四節り／り２４ｍと２４ｂに設けら
れた案内板２８ａ　、　２６ｂにより記録紙Ｐを前記ト
レイ１５の右端近くまで搬送６− することが出来る。さらに記録紙受部材ｎは、記録紙Ｐ
の搬送方向に対してはｒｌＯ度傾斜しているので、前記
搬送ベル）２３と前記圧着ローラ５の当接から離脱した
記録紙Ｐは前記記録紙Ｐの受部材ｎ上を滑ってさらに搬
送方向に移動し、該受部材ｎの端部付近に固定して設け
られた前方突き当て板部によって停止される。後続して
搬送される記録紙Ｐも同様にして前記前方突き当て板部
に当接して停止するので、図示の如く記録紙Ｐの各端面
ば一致して揃えられ整合して集積されること〜なる。

即ち本発明にあっては記録紙Ｐの紙長に応じて起立して
作動する圧着ローラ５の数を変更するようにしたもので
、搬送ベル）２３と圧着ローラ５とに挾持搬送された記
録紙Ｐはその挟着状態から離脱すると記録紙Ｐの紙長に
関係なく、記録紙Ｐの先端は前方突き当て板あによって
停止し、規制される。

さらに記録紙Ｐの搬送方向に送風するよう設置されたプ
ロア四によって、記録紙の整合はより確実に行われる。

記録紙Ｐの受部材ｎは、記録紙Ｐの集積時において、該
受部材ａの端面２７ｃが軸間に固着したカム３０ａに対
して引張バネ２７ｂによって追従し、矢示Ａ方向の要部
を示す第３図の如く右側に約５度傾斜しているので、前
述の前方突き当て販路に記録紙先端を整合し７り前記記
録紙Ｐはさらにその側面が前記受部材ご上に配設された
右側ガイド支持板３１のガイド部３１ａに揃えられ、結
局、該記録紙Ｐはその直角ななす２辺が所定の位置に正
しく整合されることとなり、従って裏面複写に当って、
その原稿面を、既にコピーされた表面に正確に対応して
行うことが可能となる。

一方、本実施例は記録紙Ｐの中心を基準として搬送、画
像形成がなされているので前記受部材ｎ上に配設される
右側ガイド部３１ｃおよび左側ガイド部３２ａは、第４
図の平面要部図に示す如く、該ガイド板３１．３２にそ
れぞれ取付られたラック板３１ｍ　、　３２ａ上のピン
３１ｂ、　３２ｂがそれぞれ受部材４に設けられた長孔
２７ｄに嵌入しているので記録紙の中心線Ｃに対向して
対称的に平行移動が出来るよう構成されている。従って
記録紙Ｐのサイズを検知したセンサーからの信号によっ
て歯車Ｇを回転するモータ（図示せず）を制御すること
により前記う、り板３１ｍ　、　３２ｍのそれぞれのう
、りＲ１゜Ｒ２を所定量移動し、記録紙Ｐのサイズに適
合して前記ガイド支持板３１．３２のそれぞれのガイド
部３１ｇ１，３２６の間隔を設定することが出来る。こ
の場合、右側ガイド支持板３１は、前述した如く整合の
基準となるので、中心線Ｃに対して記録紙Ｐの規定寸法
の２分の１の距離に正しく配置し、一方弁側ガイド支持
板ｎは、記録紙Ｐの寸法のバラツキを考慮してそれより
若干外方に離れた位置に配置されるものとする。

また前記左側ガイド支持板３２のガイド部３２ａは、搬
入される記録紙Ｐを受け入れ易（するため側面および上
面にそれぞれ勾配部３２ｄおよび３２・を備先ている。

さらに前記ガイド部３２ａには、複数の弾性部材（図示
せず）を介在せしめ集積された記録紙を前記右側ガイド
支持板３１に押圧してより整　９− 合を助長することも出来る。ただし該弾性部材による押
圧力は、記録紙Ｐの搬送に支障を与えない程度の強さと
する。

記録紙Ｐが前記受部材ｎに整合して集積を終えた時点に
おいて、給送開始の信号によりシャフト加が時計方向に
１８０度回転して停止すると第２図（ｂ）の状態となる
。すなわち、第３図において軸２７ｍを支点として右側
に約５度傾斜していた前記受部材γは、その右端な引張
バネ２７ｂによって圧接し支持していたカム３０ｍと一
体のシャフト（資）の時計方向への％回転によって、実
線にて示す傾斜した位置から破線にて示す水平の位置に
移行する。

この動作に若干遅延して同じく前記シャフト（９）と一
体の切欠板あの時計方向へのイ回転により、該切欠板お
によって時計方向の回動を規制されていたベルクランク
あが、前記切欠板３３の切欠部３３ｍによってその端部
３５ａが解放されることにより引張バネ３５ｂの作用に
て軸あを中心として時計方向に回動する。従って前記ベ
ルクランクあと共通の軸３４の延長上で一体の圧着板％
に設けた圧接ロー１０− ２３８ｍが、前記受部材ｎにその一端を支持された中板
３７を反時計方向に押し上げ、該中板３７上の記録紙Ｐ
を給紙ローラあに押圧する。なお前記中板３７は第４図
に示す如く前記ガイド板３１．３２が最も記録紙Ｐの中
心線Ｃに近寄った状態にても、鋏ガイド板３１、羽によ
る干渉を受けない寸法につくられているものとする。

かくして前記受部材ｎ上の記録紙Ｐは裏面複写のため再
び給送する体勢を整えたこと〜なる。なお前記偏心カム
３０ｍの回転軸を前記シャツ）３０と別個に設けた上、
該シャフト（資）より増速した回転を行うよう接続すれ
ば、記録紙Ｐは前記給紙ローラ北に押圧される前に傾斜
した状態から水平になる動作を反復して繰返されること
〜なり、前述した記録紙Ｐの所定位置への整合がさらに
確実に行われること〜なる。

次いで給紙ローラあに押圧された前記中板３７上の記録
紙Ｐは、給紙部１６における軸３８ａと一体の該給紙ロ
ーラ測の反時計方向の回転によって給送が始められるが
、前記給紙ローラ謔と軸３８ｍによって一体のベルト駆
動ローラ３９と独立して設けた従動ローラ４０に掛けら
れたベルト４１０反時計方向の回転と、該ベルト４１に
当接し同じく反時計方向に駆動回転される重送防止部材
すなわちさばきロー２４２とによって最上位の記録紙の
１枚だけが給送を継続して行われる。

また、前述した前方突き当て坂路は、記録紙Ｐの積載高
よりも高いことが望ましいが、前記給紙部１６の構成上
から制約を受けて積載面と一致１．　”Ｃ設定された場
合、記録紙Ｐのカーリングや浮き上りによって整合が損
れないよう前記突き当て板あの付近で記録紙Ｐの中央部
に浮き上り防止用の脚先部材４３を設ける。紋押え部材
４３は記録紙Ｐの積載が高くなった場合、記録紙Ｐの上
面を適確にかつ充分強（押圧出来るよう弾性部材等によ
って作られる。

また前記ベルト駆動ローラ３９、従動ローラ４０および
さばきローラ４２を単一の基板上に配設しであるため精
度が高く保たれ、安定したさばき機能が得られる。

かくして前記給紙部１６を通過した記録紙Ｐは案内板４
４に沿って中間搬送ローラ１７に達する。

ＩＩＩ図において前記中間搬送ローラ１７に達した記録
紙Ｐは複写機本体ｌの給紙部に入り、前述した最初の転
写の場合と同様に前記レジストローラ６ａ　によって一
時停止した後、前記感光体ドラム４上の像先端とタイミ
ングを合せた後、再び給送が行われ新たに画像の転写を
受けること又なる。

この場合、記録紙Ｐは表裏反転した上で前記感光体ドラ
ム４の転写極７に進入するので、記録紙Ｐは表裏両面に
画像を記録することが出来る。

また前記中間搬送ローラ１７は、前記両面記録装置１１
内のオプショナル記録紙カセッ）　５ｂ、５ｃからの記
録紙Ｐを受入れをも兼ねるため両側からの記録紙搬送に
対応出来るように構成されている。

さらに前述のベルト４１とさばきローラ４２による記録
紙のはさみ込みが強いので、記録紙Ｐの先端が、前記中
間搬送ローラ１７を通過しレジストローラ６ａに到達し
て一時停止し後再び給送し始める場合、記録紙Ｐの後端
が前記ベルト４１とさばきロー１３− ラ４２にはさみ込まれていると搬送し得ないことも予想
される。従って前記さばきローラ４２と前記レジストロ
ーラ６ａの間隔は最大の記録紙Ｐより若干長くとること
が望ましい。

発明の効果 本発明によれば、表面に複写を終了した記録紙を反転し
て裏面に再び画像の転写を行うに当り、記録紙の紙サイ
ズの大小に関係なく記録装置内において自動的に高精度
な縦横位置の整合が確実且つ正確に行われるため、表裏
共に記録紙の所定位置に正しく原稿面を記録することが
可能となり事務能率の向上と省資源の面で頗る有用な記
録装置の用紙集積装置が提供されることとなった。又本
発明は多種サイズの記録紙を記録紙集積装置に集積する
ため、下部に起立可能の複数の案内板とそれに対向して
上部に搬送部材を設けたので上部の搬送部材に対向した
下部の案内板を記録紙サイズにより適当に上昇又は下降
させることにより上部の搬送部材のみで記録紙Ｉ・力５
確実に搬送され再給紙出来る所定の位置に確実に給紙さ
れるので、上１４− 下に搬送用ローラを設ける必要がなく搬送機構は極めて
簡単になる。又記録紙のサイズが異っても前記複数の案
内板を設けることで記録紙の先端部は集積装置の先端位
置迄確実に搬送され、次の給紙操作に必要な給紙装置に
先端が接触出来るように構成されているので再給紙を確
実にした効果がある。

なお本実施例は記録用紙の中心を基準として搬送自画儂
形成を行なうものについて述べたが、本発明は之に限定
されるものではな（記録用紙の片側を基準とする場合に
も、基準とする側を下側となるよう斜けることにより、
同様の効果を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は両面記録装置の記録紙搬送経路を示す構成図。 ｊｉＩ２図（１）、（′ｂ）は本発明による記録紙の集
積装置においてそれぞれ集積時と集積終了時の各状態を
示す側断面図。第３、第４図は第２図（１）の各要部図
。第５図は記録紙搬送部の一部を示す斜視図である。 １１・・・両面記録装置　１５・・・両面コピー用トレ
イ１６・・・給紙部　る・・・搬送ベルト２４　、２４
ｍ　、　２４ｂ・・・平行四節リンク２５　ｍ　２５ａ
　ａ　２５ｂ　”・圧着ローラＩ・・・受部材　路・・
・前方突き当て飯器・・・プロア　３０ｍ・・・カム ３１・・・右側ガイド支持板　３２・・・左側ガイド支
持板３３・・・切欠板　３３ｍ・・・切欠部あ・・・ベ
ルクツンク　３６ｍ・・・圧接ローラ３７・・・中板　
羽・・・給紙ローラ ４１・・・ベルト　４２・・・さばきローラ４３・・・
押え部材 代理人　＃！　原　義　美

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録紙給紙部より給紙され、記録装置により記録された
   後、次の記録紙集積部に記録紙を集積する装置において
   、次の記録紙集積部に記録紙な案内する案内手段として
   上下に移動可能の複数の案内手段と前記複数の記録紙案
   内手段に対向して記録紙の上面に接触して搬送する記録
   紙搬送手段を有することを特徴とする記録装置の用紙集
   積装置。