JP2906046B2 - シート後処理装置 - Google Patents

シート後処理装置

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JP2906046B2
JP2906046B2 JP9029090A JP2909097A JP2906046B2 JP 2906046 B2 JP2906046 B2 JP 2906046B2 JP 9029090 A JP9029090 A JP 9029090A JP 2909097 A JP2909097 A JP 2909097A JP 2906046 B2 JP2906046 B2 JP 2906046B2
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英樹 三村
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー等の画像形成装置から順次排出された一連の画像記録
済みシート等の複数枚葉のシートをトレイ上に受容して
揃えたシート束の2箇所をステープル処理によって綴じ
るシート後処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より上記のようなシート後処理装置
は、複写機、プリンター等の画像形成装置から一連のシ
ートが排出されるものにおいて、この一連のシートを処
理トレイで揃えてシート束とし、その所定位置をステー
プラで綴じることが行われている。
【0003】そして、上記のようなシート束のステープ
ル処理を第1位置と第2位置との2箇所で行うようにす
るために、2つのステープラを設置したシート後処理装
置が、例えば、特開平6−9142号、特開平4−28
8292号に見られるように知られている。また、上記
シート後処理装置では、シートのサイズ変更に対応して
ステープル処理位置が変更できるように、少なくとも一
方のステープラが移動可能に設置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上記のよう
に2箇所のステープル処理を行うについて2つのステー
プラを配設することは移動機構を含めて構造が複雑とな
って、装置の大型化を招く問題がある。
【0005】また、1個のステープラによって2箇所の
ステープル処理を行うようにして、装置の簡素化を図ろ
うとした場合に、第1位置をステープル処理によって綴
じた後に、第2位置をステープル処理によって綴じたと
き、この第1位置と第2位置との間のシート束が変形し
て膨らみが生じる問題がある。
【0006】すなわち、第1位置を綴じた後にシート束
を搬送するについて、第1位置はステープルによってシ
ート束を上下から押圧した状態で綴じているが、その他
の部分ではシートは自由状態であってシート間に隙間が
あると表面側のシートは膨らんでおり、そのまま第2位
置のステープル処理が行われると、上記膨らみが第1位
置と第2位置との間に残ってしまい、不良品となる。ま
た、第1位置を綴じた後に第2位置をステープル処理す
る際に、第1位置と第2位置とが一直線上に保持されて
おらず撓んでいると、シート束の上面と下面とでは第1
位置と第2位置とのシート長さが異なり、そのまま第2
位置のステープル処理が行われると、上記長さの差がシ
ートの膨らみとして残り同様に不良品となる。さらに、
第1位置を綴じたシート束を上下のローラの回転によっ
て搬送した場合には、シート束の厚さ方向の搬送速度が
異なって第1位置が綴じられて固定されていることに応
じて前記と同様な膨らみが発生し、そのまま第2位置の
ステープル処理が行われると不良品となる。
【0007】一方、シートの保持位置から遠い第1位置
をステープル処理した後、保持位置に近い第2位置をス
テープル処理すると、前述のような膨らみが発生しやす
く、これを防止するために保持位置に近い部分から遠い
部分の順にステープル処理を行うように搬送すると、シ
ート束を何回も往復移動させることになって、ステープ
ル処理時間が長く処理能力が低下する問題を有する。
【0008】そこで、本発明は上記事情に鑑みなされた
ものであって、トレイ上で揃えられたシート束の側縁の
第1位置および第2位置の2箇所を両者間に膨らみが生
じることなく効率よくステープル処理が行えるようにし
たシート後処理装置を提供せんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明のシート後処理装置は、印刷機、複写機等の画像形成
装置から排出された画像記録済みシート等の複数枚葉の
シートを順次トレイ上に受容し、該トレイに順次排出さ
れた一連のシート束を揃え、このシート束の側縁の第1
位置および第2位置の2箇所をステープル処理によって
綴じるについて、前記第1位置のステープル処理の後、
第2位置のステープル処理を行う際に、第1位置と第2
位置との間でシート束を押圧する押圧手段を設けたこと
を特徴とするものである。
【0010】一方、本発明の他のシート後処理装置は、
印刷機、複写機等の画像形成装置から排出された画像記
録済みシート等の複数枚葉のシートを順次トレイ上に受
容し、該トレイに順次排出された一連のシート束を揃
え、このシート束の側縁の第1位置および第2位置の2
箇所をステープル処理によって綴じるについて、前記第
1位置のステープル処理の後、第2位置のステープル処
理を行う際に、第1位置を含んで第1位置と第2位置と
の間のシート束を押圧する押圧手段を設けたことを特徴
とするものである。
【0011】また、前記第1位置のステープル処理は、
シート束をトレイに載置した状態で行い、第2位置のス
テープル処理は上記シート束を搬送して行い、第2位置
のステープル処理を行う際に、第1位置と第2位置との
間でシート束を上下から押圧する押圧手段を設けるのが
好適である。
【0012】さらに、前記押圧手段が、シート束を上下
から押圧保持して搬送する把持手段からなり、前記第1
位置のステープル処理後に搬送手段によって搬送された
シート束を、前記把持手段で第1位置と第2位置との間
を把持して第2位置をステープル処理位置に搬送するの
が望ましい。
【0013】また、前記押圧手段としては、シート束の
上面と下面とを平面的に押圧する挟持レバーで構成する
のが望ましい。
【0014】一方、本発明のさらに他のシート後処理装
置は、印刷機、複写機等の画像形成装置から排出された
画像記録済みシートを順次処理トレイ上に受容し、該ト
レイに順次排出された一連のシート束をシート排出方向
と交差する方向へ束搬送すると共に、シート排出方向の
上流側側縁の第1位置および第2位置の2箇所をステー
プル処理して綴じるものにおいて、シート束に第1位置
のステープル処理を行った後、この第1位置の位置を含
んだ第1位置と第2位置の間を押圧すると共に、シート
排出方向と交差する方向に搬送して第2位置をステープ
ル処理位置に向かわせる把持手段を設けたことを特徴と
する。
【0015】
【発明の効果】上記のような本発明によれば、画像形成
装置からトレイ上に排出された一連のシート束を揃え、
このシート束の第1位置のステープル処理の後、第2位
置のステープル処理を行う際に、第1位置と第2位置と
の間でシート束を押圧する押圧手段を設けたことによ
り、両者間のシート束に膨らみが生じていてもこれを押
圧手段によって平坦とした状態で第2のステープル処理
が行え、良好に2箇所を綴じることができるものであ
る。
【0016】一方、本発明の他のシート後処理装置によ
れば、第1位置のステープル処理の後、第2位置のステ
ープル処理を行う際に、第1位置を含んで第1位置と第
2位置との間のシート束を押圧する押圧手段を設けたこ
とにより、既に綴じられている第1位置を第2位置と直
線上に維持することが容易に行え、しかも、この第2位
置のステープル時に第1位置近傍のシート束の下面を保
持するトレイ等を不要とすることができ、より一層機構
の簡素化が図れるものである。
【0017】また、前記第1位置のステープル処理をト
レイに載置した状態で行い、第2位置のステープル処理
を搬送して行う際に、第1位置と第2位置との間でシー
ト束を上下から押圧する押圧手段を設けるようにしたも
のでは、シート束を平坦な状態として第2位置のステー
プル処理が行える。
【0018】さらに、前記シート束を上下から押圧保持
して搬送する把持手段による押圧手段で第1位置と第2
位置との間を把持して第2位置をステープル処理位置に
搬送するようにしたものでは、ローラ駆動搬送等による
シート膨らみの発生がなく、平坦で良好なステープル処
理が行える。
【0019】特に、押圧手段としてシート束の上面と下
面とを平面的に押圧する挟持レバーで構成すると、保持
範囲が広くしかも平坦な保持が簡易に行える。
【0020】本発明のさらに他のシート後処理装置によ
れば、処理トレイ上のシート束をシート排出方向と交差
する方向へ束搬送すると共に、シート側縁の2箇所をス
テープル処理して綴じるについて、第1位置のステープ
ル処理後、この第1位置を含んだ第1位置と第2位置の
間を押圧しつつシート排出方向と交差する方向に搬送し
て第2位置をステープル処理位置に向かわせる把持手段
を設けたことにより、効率の良い搬送およびステープル
処理が行える。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一つの実施の形態
を図面に沿って説明する。図1は一例のシート後処理装
置の一部を破断して内部構造を示す斜視図である。な
お、以下の説明で左右方向、前後方向は、図2および図
3を基準として表記している。
【0022】シート後処理装置1は、印刷機、複写機等
の画像形成装置2から順次排出された画像記録済みシー
トSを第1トレイ3と処理トレイ4とに振り分けつつ排
出方向Aに搬送する前段搬送手段5と、一連のシートS
を受容する処理トレイ4と、この処理トレイ4上に受容
した複数枚のシートSを揃える整列手段6と、整列され
たシート束Sを把持して束搬送する搬送手段7と、上記
搬送手段7に保持されたシート束Sを1箇所または2箇
所綴じるステープラ8と、綴じられた後のシート束Sを
受容して集積する集積トレイ9と、前記搬送手段7で把
持され集積トレイ9の方向に搬送され第1位置のステー
プル処理を行ったシート束Sを受け継いで第1位置と第
2位置との間を上下から押圧把持し、第2位置をステー
プラ8の位置まで搬送すると共に、集積トレイ9上の所
定位置まで搬送する押圧手段10と、集積トレイ9上に
集積されたシート高さを検出するシート高さ検出手段1
1と、集積トレイ9を昇降作動する昇降手段12とを備
えている。
【0023】前記各部の構造を具体的に説明する。
【0024】a.前段搬送手段5および第1トレイ3 図2に示すように、後部側の装置本体20の一側面には
搬入口21が開口し、この搬入口21は前述の画像形成
装置2の排出口に合致されている。上記搬入口21の下
流には、搬入ローラ対22に続いてシートSの搬送経路
を上方の第1トレイ3側と下方の処理トレイ4側とに切
り換えるフラッパ23が配設されている。搬送経路はガ
イド板24と搬送ローラ対25で形成される。
【0025】第1トレイ3は装置本体20の外枠の上部
に斜め凹状に形成され、低くなっている縦壁部3aの上
部に放出用の開口が設けられている。この第1トレイ3
には単にシートSが搬送排出順に積み重ねられる。
【0026】b.処理トレイ4 上記第1トレイ3の下方に平行に傾斜して処理トレイ4
が配設され、この処理トレイ4にはステープラ8で綴じ
るために一連のシートSが前記搬入ローラ対22から略
直線状の経路の終端の排出ローラ対26によって排出方
向Aに順次搬入される。
【0027】この処理トレイ4は、傾斜した下端部がト
レイ面と直交する方向に立ち上がって形成され、その内
面が前記排出方向Aと直交する前後方向に延びるシート
Sの一辺が当接する収納基準面4aとなる。
【0028】c.整列手段6 前記処理トレイ4上に収容した複数枚のシートSを揃え
るについて、その傾斜した下端部の一辺はこの処理トレ
イ4の基準面4aに当接して左右方向の整列が行われ
る。前後方向の整列については、処理トレイ4の奥側に
前後方向に移動可能な整列部材30が設置され、前側に
は昇降移動可能な基準板31(図3、図4参照)が配置
されている。
【0029】上記整列部材30の移動機構は、図2、図
3に示すように、処理トレイ4の下部に前後方向に延び
るレール32が左右に設けられ、このレール32の内側
に円錐ローラ33によって走行可能に前記整列部材30
を支持する保持部材34が配置され、さらに、前後に配
置されたプーリ35にベルト36が掛けられ、このベル
ト36の途中に保持部材34の一部が固着されている。
そして、一方のプーリ35が図示しないモータによって
駆動されて整列部材30が前後移動する。
【0030】基準板31の昇降動については、詳細は図
示しないが、例えば、基準板31に植設したピンが上下
方向のガイドに挿入されて平行に上下動可能に設けら
れ、アクチュエータによって昇降移動するバーの両端に
それぞれ基準板31の一部が係止されて昇降移動するよ
うに設けられる。
【0031】前記シートSが順次排出方向Aに搬入され
ている間は、整列部材30は後退した開いた位置にあ
り、所定枚数のシートSを受容した後に前進して基準板
31に押し付けて整列を行うものである。
【0032】d.搬送手段7 処理トレイ4上に整列されたシート束Sの後端部を上下
方向から挟持して前記排出方向Aと直交する前後方向の
搬送方向Bに搬送する搬送手段7は、図3に示すよう
に、移動枠40に開閉作動する上下の挟持レバー41が
設けられ、詳細機構は示していないが、アクチュエータ
43の作動に伴ってシート束Sの後辺を把持する。
【0033】前後方向の搬送機構については、詳細は示
していないが、例えば、移動枠40を前後方向に案内す
るガイドに保持し、前後にプーリを設けてベルトを掛
け、このベルトの一部に上記移動枠を固着し、一方のプ
ーリをモータで駆動することで前後方向に移動する機構
が採用可能である。その搬送途中で第1位置T1(図1
0参照)のステープル処理を行う e.補助トレイ13 前記処理トレイ4の上方には排出ローラ対26との間
に、図2、図9に示すような平板状の補助トレイ13が
配置されている。この補助トレイ13は、処理トレイ4
より長さが短く、幅も狭く、処理トレイ4の基準位置側
に出没移動可能に設けられている。
【0034】その出没機構は、補助トレイ13の両端部
が上下のガイドローラ45によってスライド可能に支持
され、中央部のラック46にピニオンギヤ47が噛合さ
れ、このピニオンギヤ47の駆動によりスライド駆動さ
れる。なお、図示の状態は補助トレイ13が突出移動し
ている状態である。
【0035】前記補助トレイ13は、一連のシート束S
が処理トレイ4上に搬入された状態で、前述のようなシ
ート束Sの整列が行われる間に、次の一連のシートSが
搬入される際に突出作動して、このシートSを下方の整
列、搬送中のシート束Sと分離するために保持する。
【0036】なお、補助トレイ13上に搬入されたシー
トSは、その直上に位置する放出ローラ対26の下ロー
ラによって軽く触れることが可能で、シートSの端部が
放出ローラ対26より右側に位置するように設けられて
いる。
【0037】下側のシート束Sが集積トレイ9側に搬送
されると、上記補助トレイ13は没入作動され、その上
に乗っているシートSは処理トレイ4上に落下する。
【0038】f.ステープラ8 ステープラ8は、シート束Sの端辺近傍をステープル
(綴じ針)によって綴じるものであり、前記処理トレイ
4の収納基準面4aの集積トレイ9側の前端部近傍に配
設されている。
【0039】上記ステープラ8によって綴じるシート束
Sの前後方向の位置および綴じる箇所数は、前記搬送手
段7および押圧手段10の搬送に伴って行う。すなわ
ち、1カ所で綴じる場合には、搬送手段7で把持し、所
定位置をステープラ8に合わせて搬送した状態で停止し
て綴じる。2箇所綴じる場合には、搬送手段7によって
把持して搬送し、第1位置T1をステープラ8に合わせ
て綴じた後には、押圧手段10で第1位置T1を含む第
2位置T2との間を上下から押圧するように把持して持
ち替えた後に、第2の位置をステープラ8に合わせて綴
じるものである。
【0040】なお、このステープラ8は前記排出方向A
に沿って移動可能に設けて、ステープルによって綴じる
位置が可変となるようにしてもよい。
【0041】g.集積トレイ9および昇降手段12 集積トレイ9は、処理トレイ4の前方すなわち排出方向
Aと直交する方向にずれて並列に配置され、上面は左方
が高くなるように傾斜して支持されている。上面の前端
部分には取り出し用の凹部9aが形成されている。
【0042】この集積トレイ9は、図5および図6に示
すように、前本体部50に昇降作動するように設けら
れ、この前本体部50のカバー面が集積基準面50aと
なっている。この基準面50aの位置は、前記処理トレ
イ4における基準面4aの位置より、前記排出方向Aの
左側に距離d(図3参照)ずれて設定されている。
【0043】前記集積トレイ9の前本体部50側の前後
両端部が、該前本体部50のカバーから突出した昇降枠
52に固着支持され、この昇降枠52は両側のローラ5
3が内枠の縦溝54に沿って上下動可能に案内されてい
る。
【0044】また、前後方向に延びる上下の軸55にそ
れぞれプーリ56が固着され、上下のプーリ56間には
ベルト57が掛けられ、上軸55の端部に固着された従
動ギヤ58が昇降モータ60の駆動ギヤ59と噛合して
上プーリ56が回転駆動される。上記ベルト57の途中
に前記昇降枠52が固定具52aによって固着され、ベ
ルト57の走行に伴って上下動するようになっている。
【0045】また、前記縦溝54には、昇降枠52より
下方に補助昇降枠62のローラ63が係合されて昇降移
動可能に案内され、この補助昇降枠62と上部のピン6
4との間にスプリング65が取り付けられている。この
補助昇降枠62は、集積トレイ9上にシート束Sが順次
積み重ねられて、この処理トレイ4が下降作動された際
に、前記昇降枠52の下端が補助昇降枠62上に当接し
て共に下降作動するようになり、スプリング65の付勢
力によって上方への担持力を得て、処理トレイ4上のシ
ート束Sの重量が昇降モータ60に過大に作用しないよ
うな軽減機構となっている。
【0046】h.押圧手段10 図7、図8に示すように、搬送手段7で保持され処理ト
レイ4から集積トレイ9上に押し出されるように搬送さ
れたシート束Sを受け取る押圧手段10は、シート束S
の上面と下面とを平面的に押圧して挟持する把持手段と
しての上挟持レバー71と下挟持レバー72とを有し、
開閉機構によってシート束Sの把持・解放を行うと共
に、保持したシート束Sを搬送機構によって前記排出方
向Aと直交する搬送方向Bに搬送するもので、放出位置
に搬送する途中で第2位置T2のステープル処理を行
う。さらに傾斜状態で把持したシート束Sの把持部分を
揺動機構によって水平状態に揺動すると同時に、集積ト
レイ9側に若干移動するように構成されている。
【0047】まず、前記上挟持レバー71は、揺動フレ
ーム73に対して基端部が第1軸74によって回動自在
に枢支され、下挟持レバー72は第2軸75によって揺
動フレーム73に回動自在に枢支されている。上記第1
軸74には第1アーム76が部分ギヤ77と一体に回動
するように枢支され、第1アーム76の先端ピン76a
が上挟持レバー71の溝71aに係合して開閉作動す
る。同様に第2軸75には第2アーム78が枢支され、
その先端ピン78aが下挟持レバー72の溝72aに係
合して開閉作動すると共に、第2アーム78の枢支部に
はギヤ部79が設けられ、このギヤ部79が前記第1ア
ーム76の部分ギヤ77に噛合し、両アーム76,78
が連係して回動するのに伴って、上挟持レバー71と下
挟持レバー72を回動するように設けられている。
【0048】上記部分ギヤ77の他部には、揺動フレー
ム73に支持されたピニオンギヤ80が噛合し、このピ
ニオンギヤ80と一体に回転する中間ギヤ81に、揺動
フレーム73に取り付けられた開閉モータ83の駆動ギ
ヤ82が噛合して、開閉駆動機構が構成されている。な
お、上下挟持レバー71,72の開閉状態は、上挟持レ
バー71と一体に回動する作動片84が図示しないセン
サによって検出される。
【0049】押圧手段10の開閉作動時には、上挟持レ
バー71の部分ギヤ77の径が大きく、下挟持レバー7
2のギヤ部79の径が小さいことで両者の開角度が異な
り、上挟持レバー71は30゜程度開くのに対して、下
挟持レバー72は90゜程度下方に開くようになる(図
8参照)。
【0050】前記揺動フレーム73は、下端部が揺動軸
85によって移動フレーム87に揺動自在に枢支されて
いる。移動フレーム87には前記揺動軸85と平行な軸
88に回転ギヤ89が支持され、上記回転ギヤ89の偏
心位置と前記揺動フレーム73の揺動軸85より上方の
後部とがリンク90によって連結され、回転ギヤ89の
回転に伴いリンク90を介して揺動フレーム73が図7
の後退位置と、図8の突出位置とに揺動される。
【0051】前記回転ギヤ89の外周ギヤ部には、前記
移動フレーム87に揺動軸85とは直交する方向に枢支
されたピニオンギヤ91が噛合し、このピニオンギヤ9
1と一体の中間ギヤ92に移動フレーム87に取り付け
られた揺動モータ94の駆動ギヤ93が噛合して揺動機
構が構成されている。
【0052】前記移動フレーム87の搬送機構は、移動
フレーム87の前後に左右に突出する走行部材95が、
本体側に固着されたガイドフレーム100に形成された
前後方向に延びるガイド溝(図示省略)に係合され、移
動フレーム87が前後方向(搬送方向B)に移動可能に
支持されている。
【0053】ガイドフレーム100の内部には前後にプ
ーリ102がプーリ軸101(一方は図示していない)
によって枢支され、ベルト103が掛けられている。ベ
ルト103の一部にクランプ部材104によって前記移
動フレーム87が固着され、一方のプーリ軸101の端
部に従動プーリ105が固着され、ガイドフレーム10
0の下部に取り付けられた搬送モータ108の駆動軸の
駆動プーリ107との間に駆動ベルト106が掛けられ
ている。
【0054】そして、上記搬送モータ108の正転また
は逆転駆動により、移動フレーム87は押圧手段10と
共に搬送方向Bに前進または後退移動する。上記押圧手
段10の初期位置(ホームポジション)は、処理トレイ
4側に寄った受け取り位置で、この受け取り位置とステ
ープラ8で第2位置T2を綴じる中間停止位置と、最前
進した放出位置とに移動される。上記初期位置および放
出位置で押圧手段10の開閉作動が行われ、放出位置で
揺動が行われる。
【0055】また、上記のような搬送機構および前記押
圧手段10の開閉機構、揺動機構が前本体部50のカバ
ー内に配置され、移動範囲が覆われ、カバーの上部にス
リット状の窓部50bが開口され、この開口50bを内
部の押圧手段10に保持されたシート束Sが移動すると
共に、放出端部において揺動した上下挟持レバー71,
72が突出するものである。
【0056】i.シート高さ検出手段11 図5、図6に示すように、固定部分のフレームには、円
弧状の先端部を有する回動検出体110が枢支され、こ
の回動検出体110がアクチュエータ112の作動に伴
ってスプリング111を介して出没回動可能に設けられ
ている(図3参照)。この回動検出体110の先端部は
集積トレイ9上のシート束S上面に接触可能であり、そ
の回動量で処理トレイ4上のシート束S上面位置を検出
し、前記処理トレイ4の昇降移動を制御する。
【0057】前記各機構の作動は、コントロールユニッ
トで連係制御され、その制御パネルにおいてシート数、
セット数、ステープルの有無、ステープル位置等がオペ
レータによって設定され、この設定に基づいて各部の駆
動が制御される。
【0058】次に、シートSの後処理工程を説明すれ
ば、まず、画像形成装置2から処理トレイ4上に順次排
出され、一連の複数枚のシートSが重ねられ、その傾斜
下方の一辺が収納端面の基準面4aに当接して左右方向
が揃えられ、続いて、整列部材30が移動してシートS
の後辺を押して前辺を基準板31に押し付けてシート束
Sの前後方向を整列させる。
【0059】上記整列状態でシート束Sの後辺を搬送手
段7によって把持し、前記基準板31を上昇させてシー
ト束Sを搬送方向Bに移動可能にした後、搬送手段7を
前進駆動させて所定量前方に移動させて、シート束Sを
排出方向Aに直交する集積トレイ9の方向に移動させ、
図10(A)のように第1位置T1をステープラ8によ
って綴じる。続いて、さらに前方に移動させて図10
(B)のように第1位置T1が押圧手段10の押圧位置
となったときに停止する。
【0060】続いて、この図10(B)の停止状態にお
いて、処理トレイ4側の初期位置に停止して、図7の後
退位置に揺動している押圧手段10によって、傾斜状態
のシート束Sを第1位置T1を含んでステープルの上か
ら第2位置T2側の部分を把持する。この押圧手段10
による把持を行った後に、搬送手段7による把持は解放
される。
【0061】続いて、押圧手段10を搬送方向Bに移動
し、図10(C)のように、シート束Sを集積トレイ9
側に第2ステープル位置まで移動し、第2位置T2のス
テープル処理を行う。その後、さらに押圧手段10が前
方の放出位置(図3、図4の鎖線位置)にまで移動し、
搬送方向Bへの搬送を終了して停止する。この放出位置
で押圧手段10は、図7の後退揺動位置から図8の突出
位置に揺動され、押圧手段10による把持状態は水平と
なると共に、搬送方向Bと直交方向に移動される。この
状態で上下挟持レバー71,72が鎖線で示すように開
作動されて、把持されていたシート束Sはそのまま下方
に落下放出され、集積トレイ9上に既に集積されたシー
ト束S上に積み重なる。
【0062】その際、シート束Sの端部は下方に集積さ
れているシート束Sの端部から大きくずれることなく、
落下するシート束Sの端部が下方のシート束Sのステー
プルに係止することなく積み重なる。
【0063】押圧手段10は開作動したまま揺動フレー
ム73が後退作動し、続いて初期状態に戻るように後方
に搬送方向Bに移動される。その際、次のシート束Sが
送り出されていても挟持レバー71,72が開いている
ことで干渉せず、初期位置において、閉作動して次のシ
ート束Sを把持する。
【0064】シート束Sが集積された集積トレイ9は、
前記シート高さ検出手段11の作動により、そのシート
高さを検出し、所定位置より高い場合には、昇降手段1
2の作動で所定レベルまで下降作動する。また、途中で
集積したシート束Sがオペレータにより取り出されたと
きには、その検出に伴い上昇作動される。
【0065】前記押圧手段10は前後方向への搬送時に
は、その移動はカバー内で行われ、この押圧手段10お
よびその搬送機構が集積トレイ9上のシート束Sを取り
出そうとするオペレータと干渉することがない。また、
把持した状態での搬送であることで搬送中に揃っている
シート束Sの整列状態が乱れることがない。
【0066】上記実施の形態では、押圧手段10によっ
て第1位置T1をステープルの上から押圧保持すること
で、下方にトレイ等による支持部材がなくてもシート束
Sを平坦な状態に保持できると共に、搬送手段7による
後端の把持が解放されていることで、この部分が自由端
となって第2位置T2のステープル処理における撓みが
発生しにくくなっている。
【0067】図11には他の実施の形態を示し、押圧手
段10による押圧位置が第1位置T1と第2位置T2の
中間である。この場合には、押圧手段10によってシー
ト束Sを保持するときには、このシート束Sの第1部分
は下方からトレイ状のもので水平状態に保持する必要が
ある。
【0068】図12にはさらに他の実施の形態を示し、
押圧手段10は搬送機構を有さず、単にステープラ8の
近傍でシート束Sの第1位置T1と第2位置T2との間
を押圧するようにした例である。
【0069】なお、上記実施の形態では、搬送手段7お
よび押圧手段10は、平面状に押圧保持する挟持レバー
で構成しているが、ローラ状その他のもので上下から押
圧して保持するようにしてもよい。各部の搬送機構は変
更可能であり、アクチュエータも公知の機構に変更可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態におけるシート後処
理装置の一部を破断して内部構造を示した斜視図
【図2】処理トレイの部分の要部機構を示す断面正面図
【図3】シート後処理装置の概略平面図
【図4】同概略側面図
【図5】集積トレイの部分の概略断面正面図
【図6】処理トレイの昇降機構を示す要部斜視図
【図7】押圧手段が初期位置でシート束を保持する状態
を示す要部断面正面図
【図8】押圧手段が放出位置で突出方向に揺動した状態
を示す要部断面正面図
【図9】補助トレイの作動状態を示す要部斜視図
【図10】ステープル処理を工程順に示す説明図
【図11】他の実施の形態におけるステープラと押圧手
段との関係を示す配置図
【図12】さらに他の実施の形態におけるステープラと
押圧手段との関係を示す配置図
【符号の説明】
1 シート後処理装置 2 画像形成装置 S シート束 4 処理トレイ 6 整列手段 7 搬送手段 8 ステープラ 9 集積トレイ 10 押圧手段(把持手段) 20 装置本体 4a 収納基準面 30 整列部材 31 基準板 41 挟持レバー 71 上挟持レバー 72 下挟持レバー 73 揺動フレーム 83 開閉モータ 87 移動フレーム 94 揺動モータ 108 搬送モータ T1 第1位置 T2 第2位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 37/04 G03G 15/00 534 B41J 29/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷機、複写機等の画像形成装置から排
    出された画像記録済みシート等の複数枚葉のシートを順
    次トレイ上に受容し、該トレイに順次排出された一連の
    シート束を揃え、このシート束の側縁の第1位置および
    第2位置の2箇所をステープル処理によって綴じるシー
    ト後処理装置において、 前記第1位置のステープル処理の後、第2位置のステー
    プル処理を行う際に、第1位置と第2位置との間でシー
    ト束を押圧する押圧手段を設けたことを特徴とするシー
    ト後処理装置。
  2. 【請求項2】 印刷機、複写機等の画像形成装置から排
    出された画像記録済みシート等の複数枚葉のシートを順
    次トレイ上に受容し、該トレイに順次排出された一連の
    シート束を揃え、このシート束の側縁の第1位置および
    第2位置の2箇所をステープル処理によって綴じるシー
    ト後処理装置において、 前記第1位置のステープル処理の後、第2位置のステー
    プル処理を行う際に、第1位置を含んで第1位置と第2
    位置との間のシート束を押圧する押圧手段を設けたこと
    を特徴とするシート後処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1位置のステープル処理は、シー
    ト束をトレイに載置した状態で行い、第2位置のステー
    プル処理は上記シート束を搬送して行うもので、第2位
    置のステープル処理を行う際に、第1位置と第2位置と
    の間でシート束を上下から押圧する押圧手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載のシート後処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記押圧手段が、シート束を上下から押
    圧保持して搬送する把持手段からなり、前記第1位置の
    ステープル処理後に搬送手段によって搬送されたシート
    束を、前記把持手段で第1位置と第2位置との間を把持
    して第2位置をステープル処理位置に搬送することを特
    徴とする請求項1または2に記載のシート後処理装置。
  5. 【請求項5】 前記押圧手段が、シート束の上面と下面
    とを平面的に押圧する挟持レバーからなることを特徴と
    する請求項1または2に記載のシート後処理装置。
  6. 【請求項6】 印刷機、複写機等の画像形成装置から排
    出された画像記録済みシートを順次処理トレイ上に受容
    し、該トレイに順次排出された一連のシート束をシート
    排出方向と交差する方向へ束搬送すると共に、シート排
    出方向の上流側側縁の第1位置および第2位置の2箇所
    をステープル処理して綴じるシート後処理装置におい
    て、 シート束に第1位置のステープル処理を行った後、この
    第1位置の位置を含んだ第1位置と第2位置の間を押圧
    すると共に、シート排出方向と交差する方向に搬送して
    第2位置をステープル処理位置に向かわせる把持手段を
    設けたことを特徴とするシート後処理装置。
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